JPH071995A - 車両用自動制動装置 - Google Patents

車両用自動制動装置

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Publication number
JPH071995A
JPH071995A JP5146547A JP14654793A JPH071995A JP H071995 A JPH071995 A JP H071995A JP 5146547 A JP5146547 A JP 5146547A JP 14654793 A JP14654793 A JP 14654793A JP H071995 A JPH071995 A JP H071995A
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JP
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braking
braking force
engine
vehicle
automatic
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Application number
JP5146547A
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English (en)
Inventor
Eiichi Miyahiro
栄一 宮広
Toshifumi Ikeda
利文 池田
Hiroshi Somai
浩史 仙井
Yumiko Nakagami
由美子 中上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンブレーキ特性の変化に対応して制動
力を調整でき、自動制動制御の精度の向上が図れる、よ
り安全性の高い車両用自動制動装置を提供する。 【構成】 各種センサ類により車間距離L,車速,相対
速度V及び前後G、シフトポジション,エンジン回転数
Ne,スロットル開度及びエンジン水温が検出される。
自動制動コントロールユニット45により、検出された
各種パラメータ基づいて目標減速度G0および基準ブレ
ーキ圧が設定されて目標減速度G0に収束するようにブ
レーキ圧フィードバック制御を行う。自動制動コントロ
ールユニット45により、前記各種パラメータに基づい
て減速燃料カットが解除されるエンジン回転数N1が算
出されるとともに減速燃料カット解除が予測される。減
速燃料カットの解除が行われると予測された場合には、
自動制動コントロールユニット45によりブレーキ圧を
一時増大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自車両と前方障害物と
の距離や相対速度等の車両の運行状態に応じて、自車両
の制動力を自動制御する車両用自動制動装置に係わり、
特に自車両のエンジンブレーキ特性に対応した自動制動
を行う車両用自動制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の車両用自動制動装置
は、例えば特開昭52−121238号公報等に開示さ
れているように、自車両と障害物となる先行車両または
停車中の車両等との距離や相対速度をレーダセンサで測
定し、コントロールユニットにより上記測定結果が所定
の条件下にあると判断された時に、制動信号を制動手段
に発して自車両の減速度が所定の値に収束するようにフ
ィードバック制御し、自車両を自動的に制動させ前方障
害物との衝突を回避するようにしている。
【0003】このような車両用自動制動装置のシステム
構成を、図15のシステムブロック図,図16の油圧回
路図及び図17の制御ブロック図を用いてより具体的に
説明する。図15及び図16において、1は運転者によ
るブレーキペダル2の踏込み力を増大させるマスタバッ
ク、3はマスタバック1により増大された踏込み力に応
じた制動圧を発生するマスタシリンダであって、このマ
スタシリンダ3で発生した制動圧はまず自動制動バルブ
ユニット4に供給された後にABS(アンチスキッドブ
レーキ装置)バルブユニット5を介して各車輪のブレー
キ装置6に供給されるようになっている。
【0004】前記自動制動バルブユニット4は、手動制
動と自動制動とを切り換えるもので、マスタシリンダ3
とブレーキ装置6側とを結ぶ手動制動油圧経路の連通を
自動制動時に遮断するシャッタバルブ11と、この自動
制動時にブレーキ装置6側を自動制動油圧経路の増圧側
に連通させる増圧バルブ12及び減圧側に連通させる減
圧バルブ13とを有しており、これら3つのバルブ11
〜13はいずれも電磁式の2ポート/2位置切り替えバ
ルブからなる。また、前記増圧バルブ12とマスタシリ
ンダ3との間にはモータ駆動式の油圧ポンプ14とこの
油圧ポンプ14から吐出される圧油を貯留して一定圧に
保持するためのアキュムレータ15とが介設されてい
る。そして、手動制動時には前記シャッタバルブ11が
開位置にされるとともに増圧バルブ12と減圧バルブ1
3とが閉位置にされ、ブレーキペダル2の踏込み力に応
じた制動圧がマスタシリンダ3から各々のブレーキ装置
6に供給され各車輪は制動される。一方、自動制動時に
はシャッタバルブ11が閉位置にされるとともに、増圧
バルブ12と減圧バルブ13のいずれか一方が開位置
に、他方が閉位置にされる。すなわち、増圧バルブ12
を開位置に、減圧バルブ13を閉位置にそれぞれ切換え
ると、前記アキュムレータ15からの圧油が各車輪のブ
レーキ装置6に供給されて制動がかかり、増圧バルブ1
2を閉位置に、減圧バルブ13を開位置にそれぞれ切換
えると、前記ブレーキ装置6から圧油が戻されて制動が
弱められるようになっている。前記3つのバルブ11〜
13の切り替えは、それらに対しそれぞれ電圧を印加す
るスイッチングユニット16によって行われ、また、こ
のスイッチングユニット16の作動はコントロールボッ
クス17に納められた自動制動コントロールユニット4
5からの信号を受けて統御される。
【0005】図17において、33及び34は車体前部
の左右にそれぞれ設けられる一対のレーダヘッド部であ
って、各部33,34はパルスレーザ光を発振部から自
車両前方に向けて送信するとともに、前方障害物に当た
って反射してくる反射光を受信部で受信する構成になっ
ている。32は車間距離・相対速度演算部であり、信号
処理部35を介してレーダヘッド部33,34からの信
号を受けて、パルスレーザ光を送信してからその反射波
を受信するまでに要した時間から前方障害物と自車両と
の距離及び相対速度を演算するようになっている。
【0006】2つのレーダヘッド部33,34によるパ
ルスレーザ光の送受信方向はモータ37の作動により制
御される。38は前記モータ37の回転角からパルスレ
ーザ光の送受信方向を検出する角度センサであって、該
角度センサ38の検出信号は前記演算部32に入力さ
れ、該演算部32におけるレーダヘッド部33,34の
系統による距離及び相対速度の演算にパルスレーザ光の
送受信方向が加味されるようになっている。
【0007】また、42は自車速を検出する車速セン
サ、43は自車両の前後加速度(前後G)を検出する前
後Gセンサである。これら各種センサの検出信号はスイ
ッチングユニット16を制御する自動制動コントロール
ユニット45に入力される。この自動制動コントロール
ユニット45はコントロールボックス17内に納めら
れ、前記演算部32で求められた自車両と前方障害物と
の距離R及び相対速度Vの信号も入力される。46は車
室内のインスツルメントパネルに設けられた警報部であ
って、警報部46には自動制動コントロールユニット4
5からそれぞれ信号を受ける警報ブザー47及び警報ラ
ンプ49が設けられている。
【0008】そして、自動制動コントロールユニット4
5は、前述した各種入力信号をパラメータとしてこれら
が予め規定された所定の条件を満たすと、目標減速度を
演算して自車両の減速度が目標値に収束するように適宜
スイッチングユニット16の作動をフィードバック補正
制御して、制動力を自動制御するとともに警報部46の
作動を制御するようになっている。
【0009】一方、周知のように車両の制動時には、各
車輪のブレーキ装置6による制動力の他、エンジンブレ
ーキ力による制動力も作用し、このエンジンブレーキ力
の特性は、変速機のシフトポジション,減速時の燃料カ
ット制御の有無等の要因により変動する。例えば、シフ
トポジションが高い程、エンジンブレーキ力は低く、ま
た、減速時の燃料カットが解除された場合には、その燃
料供給の復帰によってエンジンブレーキ力は低下する。
【0010】ここで、減速時の燃料カット及びその解除
は、一般に図18及び図19に示すようにエンジン回転
数、スロットル開度及びエンジン温度により定まり、エ
ンジンの状態が図18の斜線部に示す燃料カットゾーン
にあるとき減速燃料カットが行われるが、自動制動が行
われると減速燃料カットが行われて燃料噴射がカットさ
れる。そして、エンジン回転数が所定の回転数まで低下
していくと、エンストを防止するため燃料カットが解除
されエンジンに再び燃料が噴射供給される。
【0011】その燃料カット解除時のエンジン回転数N
1は、図19のグラフに示すように、エンジン温度が低
いときほどエンストが起きやすいことから、エンジン温
度が低いときほど燃料カット解除時のエンジン回転数を
大きく設定しており、この燃料カット及びその解除の制
御は、図17において、EGI(エレクトロニック・ガ
ス・インジェクション)60が、スロットルポジション
センサ62からのスロットル開度、ディストリビュータ
63からのエンジン回転数及び水温センサ61からのエ
ンジン水温等に基づいて、インジェクタ68を制御する
ことにより行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の自動制動装置にあっては、その制動制御の入力
信号は自車両と障害物となる先行車両または停車中の車
両等との距離、相対速度及び前後Gだけであり、制動特
性に影響を与えるエンジンブレーキ特性に係わる要素
(減速燃料カット及びその解除、シフトポジション、エ
ンジン水温等)を考慮して自動制動制御を行っていなか
った。
【0013】このため、前記エンジンブレーキ特性に係
わる要素は自動制動制御の外乱要素となり、自動制動制
御特性を悪化させる原因となっていた。すなわち、自動
制動中の減速度が所定の目標値に収束するように制動装
置の制動力をフィードバック補正制御をしていても、エ
ンジンブレーキ力は燃料カット解除等により急変するた
め、このエンジンブレーキ力の変動にフィードバック補
正制御が追従しきれず、その結果として、目標とする停
止距離で停止することができずに前方障害物との距離が
詰まる等、好ましくない運行状態となる虞があった。
【0014】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、エンジンブレーキ特性の変
化に対応して制動力を調整でき、自動制動制御の精度の
向上が図れる、より安全性の高い車両用自動制動装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の車両用自動制動装置は、車両の運行状態を検
出する運行状態検出手段と、該運行状態検出手段からの
出力に基づき制動装置による車両の制動の要否を判断す
るとともにその制動目標値を算出する制動判断手段と、
該制動判断手段からの出力に基づき車両の制動状態が該
制動目標値に一致するように自動的に制動装置の制動力
を制御する制動力制御手段と、エンジンブレーキ力を検
出するエンジンブレーキ力検出手段と、該エンジンブレ
ーキ力に応じて前記制動力を補正する制動力補正手段
と、を備えることを特徴とする。
【0016】ここで、前記制動力補正手段は、少なくと
も前記エンジンブレーキ力検出手段がエンジンブレーキ
力の低下を検出したときには前記制動力を増大させるこ
とが望ましい。
【0017】さらに、前記制動力補正手段は、前記エン
ジンブレーキ力検出手段がエンジンブレーキ力の低下を
検出したときには前記制動力を増大させる一方、エンジ
ンブレーキ力の増大を検出したときには前記制動力を低
下させることが望ましい。
【0018】また、該エンジンブレーキ力検出手段は、
エンジンブレーキ力の低下を減速燃料カットの解除で検
知する減速燃料カット解除検知手段とすることができ
る。
【0019】さらに、該エンジンブレーキ力検出手段
は、該エンジンブレーキ力の低下を変速機のシフトアッ
プで検出する一方、エンジンブレーキ力の増大を変速機
のシフトダウンで検出するシフトポジション変更検出手
段とすることができる。
【0020】さらにまた、前記運行状態検出手段は、自
車両と前方障害物との距離並びにその相対速度を検出す
る前方障害物検出手段とすることができる。
【0021】そして、前記制動目標値は減速度であるこ
とが望ましい。
【0022】
【作用】前記構成の本発明によれば、制動判断手段は、
車両の運行状態(例えば、前方障害物までの距離や相対
速度等)を検出する運行状態検出手段からの出力に基づ
き制動装置による車両の制動の要否を判断するとともに
その制動目標値(減速度)を算出し、制動力制御手段は
制動判断手段からの出力に基づき車両の制動状態が制動
目標値に一致するように自動的に制動装置の制動力を制
御する。そして、制動力補正手段はエンジンブレーキ力
検出手段により検出されたエンジンブレーキ力に応じて
制動力を補正するので、自動制動の制御遅れが可及的に
防止され、エンジンブレーキ力の変動による制動不足や
過剰制動の発生が可及的に抑制される。 そして、少な
くとも前記エンジンブレーキ力検出手段がエンジンブレ
ーキ力の低下を検出したときに、前記制動力補正手段が
前記制動力を増大させる場合には、エンジンブレーキ力
の低下による制動不足及び遅れが防止される。
【0023】さらに、エンジンブレーキ検出手段にエン
ジンブレーキ力の低下を減速燃料カットの解除で検知す
る減速燃料カット解除検知手段を採用した場合には、減
速燃料カットの解除によって発生する制動不足が防止さ
れる。
【0024】また、前記制動力補正手段は、前記エンジ
ンブレーキ検出手段がエンジンブレーキ力低下を検出し
たときには前記制動力を増大させる一方、エンジンブレ
ーキ力の増大を検出したときには前記制動力を低下させ
るので、エンジンブレーキ力の変動によって制動力が変
動して制動制御に偏差が発生することが防止される。
【0025】さらに、エンジンブレーキ力検出手段に、
該エンジンブレーキ力の低下を変速機のシフトアップで
検出する一方、エンジンブレーキ力の増大を変速機のシ
フトダウンで検出するシフトポジション変更検出手段を
採用した場合には、シフト変更によってエンジンブレー
キ力が変動して制動制御に偏差が発生することが防止さ
れる。
【0026】
【実施例】以下に、本発明の好適な一実施例を添付図面
に基づき詳述する。
【0027】本発明の車両用自動制動装置の基本構成
は、前述した従来の図15,図16及び図17に示す自
動制動装置と共通するものであるため、その共通する部
分には同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
【0028】まず、本実施例の車両用自動制動装置につ
いて、図1の自動制動制御装置の制御回路図に基づいて
詳述する。運行状態検出手段は、水温センサ61,ディ
ストリビュータ63,エアフローメータ69及びインヒ
ビタスイッチ70であり、運行状態検出手段としての前
方障害物検出手段は、車速センサ42,前後Gセンサ4
3,スロットルポジションセンサ62,磁気センサ81
及び車間距離・相対速度演算部32である。また、制動
判断手段,制動力制御手段及び制動力補正手段は自動制
動コントロールユニット45である。さらに、エンジン
ブレーキ力検出手段としての減速燃料カット解除検知手
段はEGI(電子式燃料噴射)コントロールユニット4
5及び自動制動コントロールユニット45であり、エン
ジンブレーキ力検出手段としてのシフトポジション変更
手段はシフトポジションセンサ71である。
【0029】自動制動コントロールユニット45には、
前述した各種の運行状態検出手段及びエンジンブレーキ
力検出手段から、それぞれ車間距離,相対速度,車速,
前後G,シフトポジション,路面磁気検出信号,エンジ
ン水温,スロットル開度,エンジン回転数及び燃料カッ
ト解除予測信号等各種信号が入力される。そして、自動
制動コントロールユニット45は、これら入力パラメー
タに基づいて、自動制動バルブユニット4及びスロット
ルバルブ57を駆動する制御信号をスイッチングユニッ
ト16及びスロットルコントロールユニット55に出力
する。
【0030】また、EGI60には、運行状態検出手段
たる上記各種センサ類からエンジン水温,スロットル開
度,エンジン回転数及び吸入空気量等の信号が入力され
ていて、これらの信号に基づいてインジェクタ68を制
御するとともに燃料カット解除を予測してその予測信号
を自動制動コントロールユニット45へ出力する。
【0031】まず、本願発明に係る車両用自動制動装置
の第1実施例について説明する。図2は第1実施例の制
御内容を示すフローチャートである。図2において、シ
ステムが起動されるとまず、レーダヘッド部33,34
等及び運行状態検出手段としての前後Gセンサ43によ
り車間距離L,車速,相対速度V及び前後Gがそれぞれ
検出される(SA10)。
【0032】次に、各種センサ類により、シフトポジシ
ョン,エンジン回転数Ne,スロットル開度及びエンジ
ン水温がそれぞれ検出される(SA20)。
【0033】そして、自動制動コントロールユニット4
5により、自動制動を行うか否かがSA10で検出され
たパラメータに基づいて、所定の関係式(例えば、L<
V×V/2×G1,G1は定数)を参照して判定され
(SA30)、自動制動を行うと判定された場合には、
SA10で検出された車間距離L,車速,相対速度V及
び前後Gに基づいて、制動目標値である目標減速度G0
が算出される(SA40)。
【0034】次に、自動制動コントロールユニット45
により、SA20で検出されたシフトポジションに基づ
いて基準ブレーキ圧が設定される(SA50)。図4の
制御マップに示すように、ブレーキ圧はシフトアップす
るにつれて増大されるようにし、シフトアップによって
エンジンブレーキ力が低下しても、車両が一定の制動力
を受けるようにしている。
【0035】そして、自動制動コントロールユニット4
5により、SA40で算出された目標減速度G0に収束
するように、SA50で設定された基準ブレーキ圧を基
準にしてブレーキ圧がフィードバック制御される(SA
60)。
【0036】次に、SA20で検出されたエンジン水
温,スロットル開度及びエンジン回転数に基づいて、減
速燃料カットが解除されるエンジン回転数N1が算出さ
れる(SA70)。
【0037】そして、減速燃料カットの解除が行われる
か否かの予測判定を、減速燃料カット解除予測条件を参
照にしてEGI60により行う(SA80)。この予測
は、図5及び図6の燃料カット制御マップを参照にし
て、所定の関係式(例えばNe−N1<N0,N0は定
数)に基づいて行われる。減速燃料カットの解除が行わ
れると判定された場合には、自動制動コントロールユニ
ット45によりブレーキ圧を一時増大させる(SA9
0)。
【0038】図3のグラフにおいて、従来は曲線aに示
されるように、減速燃料カット解除時の燃料復帰(図中
時刻C)によりエンジンブレーキ力が低下し、制御遅れ
が発生して制動不足が生じていたが、本実施例では曲線
bに示されるように、このブレーキ圧の一時増大によっ
て、エンジンブレーキ力の低下による制動力の低下を補
償し車両に作用する制動力を増大させ、制動不足の発生
を防止する。
【0039】次に、本願発明に係る車両用自動制動装置
の第2実施例について説明する。図5は第2実施例の制
御内容を示すフローチャートである。図5において、シ
ステムが起動されるとまず、各種センサ類により車間距
離L,車速,相対速度V及び前後Gがそれぞれ検出され
る(SB10)。
【0040】次に、各種センサ類により、シフトポジシ
ョン,エンジン回転数Ne,スロットル開度及びエンジ
ン水温がそれぞれ検出される(SB20)。
【0041】そして、自動制動コントロールユニット4
5により、自動制動を行うか否かがSB10で検出され
たパラメータに基づいて、所定の関係式(例えば、L<
V×V/2×G1,G1は定数)を参照にして判定され
(SB30)、自動制動を行うと判定した場合には、S
B10で検出された車間距離L,車速,相対速度V及び
前後Gに基づいて、制動目標値である目標減速度G0
が、所定の関係式を参照にして算出される(SB4
0)。
【0042】次に、自動制動コントロールユニット45
により、SB20で検出されたシフトポジションに基づ
いて図4の制御マップを参照にして基準ブレーキ圧が設
定される(SB50)。
【0043】そして、自動制動コントロールユニット4
5により、SB20で検出されたエンジン水温,スロッ
トル開度及びエンジン回転数に基づいて、減速燃料カッ
ト解除時のエンジン回転数N1が算出され(SB6
0)、エンジン回転数NeがSB60で算出されたエン
ジン回転数N1より大きいか否かが判定される(SB7
0)。
【0044】次に、エンジン回転数NeがSB60で算
出されたエンジン回転数N1より大きい場合、すなわ
ち、自動制動中に減速燃料カットが解除される場合に
は、制動力補正手段としての自動制動コントロールユニ
ット45により、SB40で算出された目標減速度G0
に所定量x1を加えて、減速度を大きくする(SB8
0)。 そして、エンジン回転数NeがSB60で算出
されたエンジン回転数N1より小さい場合には、すなわ
ち、自動制動中に減速燃料カットが解除されない場合に
は、減速度の補正は行われない(SB90)。
【0045】次に、自動制動コントロールユニット45
により、SB80及びSB90で決定した減速度に収束
するように、SB40で設定された基準ブレーキ圧を基
準にしてブレーキ圧のフィードバック制御を行う(SB
100)。図6のグラフにおいて、従来は曲線aに示さ
れるように、減速燃料カット解除時の燃料復帰(図中時
刻C)によりエンジンブレーキ力が低下し、制御遅れが
発生して制動不足が生じていたが、本実施例では曲線b
に示されるように、減速度の補正によって、エンジンブ
レーキ力の低下による制動力の低下を補償し、制動不足
の発生を防止する。
【0046】次に、本願発明に係る車両用自動制動装置
の第3実施例について説明する。図7は本第3実施例の
制御内容を示すフローチャートである。図7において、
システムが起動されるとまず、各種センサ類により車間
距離L,車速,相対速度V及び前後Gがそれぞれ検出さ
れる(SC10)。
【0047】次に、各種センサ類により、シフトポジシ
ョン,エンジン回転数Ne,スロットル開度及びエンジ
ン水温がそれぞれ検出される(SC20)。
【0048】そして、制動判断手段としての自動制動コ
ントロールユニット45により、自動制動を行うか否か
がSC10で検出されたパラメータに基づいて、所定の
関係式(例えば、L<V×V/2×G1,G1は定数)
を参照にして判定され(SC30)、自動制動を行うと
判定された場合には、SC10で検出された車間距離
L,車速,相対速度V及び前後Gに基づいて、制動目標
値である目標減速度G0が所定の関係式を参照にして算
出される(SC40)。
【0049】次に、自動制動コントロールユニット45
により、SC20で検出されたシフトポジションに基づ
いて図4の制御マップを参照にして基準ブレーキ圧が設
定される(SC50)。
【0050】そして、自動制動コントロールユニット4
5により、SC20で検出されたエンジン水温,スロッ
トル開度及びエンジン回転数に基づいて、減速燃料カッ
ト解除時のエンジン回転数N1が算出される(SC6
0)。
【0051】そして、エンジン回転数NeがSC60で
算出されたエンジン回転数N1の周辺付近(N1+a>
N>N1−b)に含まれるか否かが判定される(SC7
0)。 次に、エンジン回転数NeがSC60で算出さ
れたエンジン回転数N1の周辺付近(N1+a>N>N
1−b)に含まれる場合には、制動力補正手段としての
自動制動コントロールユニット45により、SC40で
算出された目標減速度G0に補正量x2を加えて、減速
度が大きくされる(SC80)。
【0052】そして、エンジン回転数NeがSC60で
算出されたエンジン回転数N1の周辺付近(N1+c>
N>N1−d)に含まれない場合には、減速度の補正は
行われない(SC90)。
【0053】次に、SC80及びSC90で決定した減
速度に収束するように、制動力制御手段としての自動制
動コントロールユニット45により、SC50で設定さ
れた基準ブレーキ圧を基準にしてブレーキ圧のフィード
バック制御が行なわれる(SC100)。図9(a)及
び(b)において、減速燃料カット解除時のエンジン回
転数N1の周辺付近(N1+c>Ne>N1−d)にエ
ンジン回転数Neが含まれるとき、目標減速度G0は補
正量x2を加えられて増大し、より減速するように制御
される。これは、減速燃料カット解除時の燃料復帰によ
り生ずるエンジンブレーキ力の低下を補償するもので、
予め減速燃料カット解除時付近で減速度を増大させるこ
とにより、制動不足の発生を防止する。図8(a)にお
いて、補正量x2は一定値とし、図8(b)において補
正量x2は減速燃料カット解除時で最大となるような山
形としている。なお、エンジン回転数Neの変化が大き
い場合には、このcからdまでの範囲を広げてエンジン
ブレーキ力の低下の補償を精度良く行うこともできる。
【0054】また、減速燃料カット解除時のエンジン回
転数N1が大きくて自車速が大きい場合には、補正量x
2を大きくしてエンジンブレーキ力の低下の補償を精度
良く行うこともできる。図9(a)及び(b)のグラフ
において、従来は曲線aに示されるように、減速燃料カ
ット解除時の燃料復帰(図中時刻C)によりエンジンブ
レーキ力が低下し、制御遅れが発生して制動不足が生じ
ていたが、本実施例では曲線bに示されるように、減速
度の補正によって、エンジンブレーキ力の低下による制
動力の低下を補償し、制動不足の発生を防止する。図9
(a)は図8(a)及び図9(b)は図8(b)に対応
しており、図9中、時刻Cは減速燃料カット解除時のエ
ンジン回転数N1,c´及びd´はそれぞれ図8中c及
びdに対応する。
【0055】次に、本願発明に係る車両用自動制動装置
の第4実施例について説明する。図10は第4実施例の
制御内容を示すフローチャートである。図10におい
て、システムが起動されるとまず、各種センサ類によ
り、シフトポジション,エンジン回転数Ne,スロット
ル開度及びエンジン水温がそれぞれ検出される(SD1
0)。
【0056】次に、自動制動コントロールユニット45
により、SD10で検出されたエンジン水温,スロット
ル開度及びエンジン回転数に基づいて、減速燃料カット
解除時のエンジン回転数N1が算出される(SD2
0)。
【0057】そして、エンジン回転数NeがSB20で
算出されたエンジン回転数N1より大きいか否かが判定
される(SD30)。次に、エンジン回転数NeがN1
より大きい場合、すなわち、自動制動中に減速燃料カッ
トが解除される場合には、自動制動コントロールユニッ
ト45により、予め設定された自動制動を開始する目標
となる車間距離L0にN1に係数Kを掛けた数値を加え
てものを、制動目標値としての自動制動開始距離L1と
する(SD40)。
【0058】そして、車間距離L,車速,相対速度V及
び前後Gがそれぞれ検出され(SD50)、自動制動コ
ントロールユニット45により、自動制動を行うか否か
がSD50で検出されたパラメータに基づいて、所定の
関係式(例えば、L=L1かつL<V×V/2×G1)
を参照にして判定される(SD60)。
【0059】次に、自動制動を行うと判定された場合に
は、自動制動コントロールユニット45により、制動目
標値である目標減速度G0が、SD10で検出された車
間距離L,車速,相対速度V及び前後Gに基づいて、所
定の関係式を参照にして算出される(SD70)。
【0060】そして、自動制動コントロールユニット4
5により、SD10で検出されたシフトポジションに基
づいて図4の制御マップを参照にして基準ブレーキ圧を
設定する(SD80)。
【0061】次に、自動制動コントロールユニット45
により、SD70で算出された減速度G0に収束するよ
うにブレーキ圧フィードバック制御を行う(SD9
0)。図11のグラフにおいて、従来は曲線aに示され
るように、減速燃料カット解除時の燃料復帰(図中時刻
C)によりエンジンブレーキ力が低下し、これに伴いフ
ィードバック制御の制御遅れが発生して制動不足が生
じ、オーバランを来たしていたが、本実施例では曲線b
に示されるように、目標自動制動開始距離を補正するこ
とによってエンジンブレーキ力の低下に起因するオーバ
ランの発生を防止する。 次に本願発明に係る車両用自
動制動装置の第5実施例について説明する。図12及び
図13に示すように、前方カーヴの入り口から距離L2
手前の路面に磁場Mを発生する磁気マーカ80が埋め込
まれていて、車両は磁気マーカ80上を通過したことを
車体下部に設けられた磁気センサ81で検出して自動制
動を開始し、前方カーブの入り口まで距離L2を走行す
る間に、通過時の車速V0を目標車速V1まで低下させ
るようにしている。図14のグラフに示すように、カー
ヴの入り口から手前へ距離Lの路上に埋め込まれた磁気
マーカ80の磁気を検知すると、自動制動が作動してカ
ーヴの入り口までの距離L2を走行する間に、所定車速
V1に車速を落とすようにして、カーヴへの侵入が安全
な速度で行われる。
【0062】なお、磁気マーカ80としては、所定の磁
界Mを発生する磁粉等の磁性材料の他、磁気信号を発生
する発信コイル等の電子部品等を用いても良く、磁気セ
ンサ60としては、ピックアップコイルの他、汚れに強
くて機械的強度が高く磁気信号検出精度の高いMR素子
やホール素子を使用しても良い。
【0063】また、本実施例では、カーヴを検知するた
めに磁気検出法を用いているが、これに限らず、CCD
カメラ等を用いてカーヴの画像認識を行うことによりカ
ーヴの検知を行うようにしても良い。
【0064】なお、制動目標値として、制動距離,制動
時間,速度,減速度及び前方障害物が存在する場合には
相対速度及び相対距離等を、運行状態に応じて適宜選択
するようにする。
【0065】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明によれば、制動判断手段は、車両の運行状態を検
出する運行状態検出手段からの出力に基づき制動装置に
よる車両の制動の要否を判断するとともにその制動目標
値(減速度)を算出し、制動力制御手段は制動判断手段
からの出力に基づき車両の制動状態が制動目標値に一致
するように自動的に制動装置の制動力を制御する。そし
て、制動力補正手段はエンジンブレーキ力検出手段によ
り検出されたエンジンブレーキ力に応じて制動力を補正
するので、エンジンブレーキ力の変動による自動制動制
御の偏差の発生が防止される。したがって、エンジンブ
レーキ力の変動の影響による制御偏差の発生を防止で
き、自動制動制御の精度が向上して安全性の向上を可及
的に図ることができる。
【0066】そして、少なくとも前記エンジンブレーキ
力検出手段がエンジンブレーキ力の低下を検出したとき
に、前記制動力補正手段が前記制動力を増大させるよう
にすれば、エンジンブレーキ力の低下による制動不足及
び遅れを確実に防止でき、自動制動制御の精度が向上し
て安全性の向上を可及的に図ることができる。
【0067】さらに、エンジンブレーキ検出手段にエン
ジンブレーキ力の低下を減速燃料カットの解除で検知す
る減速燃料カット解除検知手段を採用した場合には、減
速燃料カットの解除によって発生する制動力の低下を確
実に防止でき、自動制動制御の精度が向上して安全性の
向上を可及的に図ることができる。
【0068】また、前記制動力補正手段は、前記エンジ
ンブレーキ検出手段がエンジンブレーキ力低下を検出し
たときには前記制動力を増大させる一方、エンジンブレ
ーキ力の増大を検出したときには前記制動力を低下させ
るので、エンジンブレーキ力の変動によって制動力が変
動して制動制御に偏差が発生することを確実に防止する
ことができ、自動制動制御の精度が向上して安全性の向
上を可及的に図ることができる。
【0069】さらに、エンジンブレーキ力検出手段に、
該エンジンブレーキ力の低下を変速機のシフトアップで
検出する一方、エンジンブレーキ力の増大を変速機のシ
フトダウンで検出するシフトポジション変更検出手段を
採用した場合には、シフト変更によってエンジンブレー
キ力が変動し制動制御に遅れが発生することを防止で
き、自動制動制御の精度が向上して安全性の向上を可及
的に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用自動制動装置の制御ブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る車両用自動制動装置の第1実施例
の制御内容を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る車両用自動制動装置の第1実施例
の制動特性を示すグラフである。
【図4】本発明に係る車両用自動制動装置のシフトポジ
ションに対するブレーキ圧を示すグラフである。
【図5】本発明に係る車両用自動制動装置の第2実施例
の制御内容を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る車両用自動制動装置の第2実施例
の制動特性を示すグラフである。
【図7】本発明に係る車両用自動制動装置の第3実施例
の制御内容を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る車両用自動制動装置の第3実施例
のエンジン回転数に対する目標減速Gの補正量を示す図
で、(a)は一定の補正量,(b)は変化する補正量に
関するものである。
【図9】本発明に係る車両用自動制動装置の第3実施例
の制動特性を示すグラフで、(a)は一定の補正量,
(b)は変動する補正量に関するものである。
【図10】本発明に係る車両用自動制動装置の別の実施
例の制御内容を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る車両用自動制動装置の第4実施
例の制動特性を示すグラフである。
【図12】本発明に係る車両用自動制動装置の第4実施
例の走行状態を示す図である。
【図13】本発明に係る車両用自動制動装置の第5実施
例の磁気検出を示す図である。
【図14】本発明に係る車両用自動制動装置の第5実施
例の制動特性を示すグラフである。
【図15】従来及び本発明に係る車両用自動制動装置の
システムブロック図である。
【図16】従来及び本発明に係る車両用自動制動装置の
油圧回路図である。
【図17】従来の車両用自動制動装置の制御ブロック図
である。
【図18】従来及び本発明に係る車両用自動制動装置の
燃料カットゾーンを示すグラフである。
【図19】従来及び本発明に係る車両用自動制動装置の
エンジン温度に対する燃料カット解除時のエンジン回転
数特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 マスタバック 2 ブレーキペダル 3 マスタシリンダ 6 ブレーキ装置 16 スイッチングユニット 42 運行状態検出手段としての車速センサ 43 運行状態検出手段としての前後Gセンサ 45 制動判断手段,制動力補正手段及び制動力補正手
段としての自動制動コントロールユニット 55 スロットルコントロールユニット 57 スロットルバルブ 60 減速燃料カット解除検知手段としてのEGI(電
子式燃料噴射)コントロールユニット 61 運行状態検出手段としての水温センサ 62 運行状態検出手段としてのスロットルポジション
センサ 64 EC−ATコントロールユニット 65 ミッション 67 マニュアルスイッチ 68 インジェクタ 80 磁気マーカ 81 運行状態検出手段としての磁気センサ
フロントページの続き (72)発明者 中上 由美子 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運行状態を検出する運行状態検出
    手段と、 該運行状態検出手段からの出力に基づき制動装置による
    車両の制動の要否を判断するとともにその制動目標値を
    算出する制動判断手段と、 該制動判断手段からの出力に基づき車両の制動状態が該
    制動目標値に一致するように自動的に制動装置の制動力
    を制御する制動力制御手段と、 エンジンブレーキ力を検出するエンジンブレーキ力検出
    手段と、 該エンジンブレーキ力に応じて前記制動力を補正する制
    動力補正手段と、 を備えたことを特徴とする車両用自動制動装置。
  2. 【請求項2】 前記制動力補正手段は、少なくとも前記
    エンジンブレーキ力検出手段がエンジンブレーキ力の低
    下を検出したときには前記制動力を増大させることを特
    徴とする請求項1記載の車両用自動制動装置。
  3. 【請求項3】 前記制動力補正手段は、前記エンジンブ
    レーキ力検出手段がエンジンブレーキ力の低下を検出し
    たときには前記制動力を増大させる一方、エンジンブレ
    ーキ力の増大を検出したときには前記制動力を低下させ
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用自動制動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記エンジンブレーキ力検出手段がエン
    ジンブレーキ力の低下を減速燃料カットの解除で検知す
    る減速燃料カット解除検知手段であることを特徴とする
    請求項2記載の車両用自動制動装置。
  5. 【請求項5】 前記エンジンブレーキ力検出手段が、前
    記エンジンブレーキ力の低下を変速機のシフトアップで
    検出する一方、エンジンブレーキ力の増大を変速機のシ
    フトダウンで検出するシフトポジション変更検出手段で
    あることを特徴とする請求項3記載の車両用自動制動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記運行状態検出手段が、自車両と前方
    障害物との距離並びにその相対速度を検出する前方障害
    物検出手段であることを特徴とする請求項1〜5記載の
    車両用自動制動装置。
  7. 【請求項7】 前記制動目標値が減速度であることを特
    徴とする請求項1〜6記載の車両用自動制動装置。
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