JPH0719945Y2 - 吊り下げ搬送装置のレール吊り下げ具 - Google Patents
吊り下げ搬送装置のレール吊り下げ具Info
- Publication number
- JPH0719945Y2 JPH0719945Y2 JP1987189499U JP18949987U JPH0719945Y2 JP H0719945 Y2 JPH0719945 Y2 JP H0719945Y2 JP 1987189499 U JP1987189499 U JP 1987189499U JP 18949987 U JP18949987 U JP 18949987U JP H0719945 Y2 JPH0719945 Y2 JP H0719945Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- suspension
- flange portion
- tool
- flat plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、モノレール式搬送装置のような吊り下げ搬送
装置が走行するレールを構造材に吊り下げる吊り下げ具
に関するものである。
装置が走行するレールを構造材に吊り下げる吊り下げ具
に関するものである。
従来技術及びその問題点 従来、吊り下げ搬送装置、例えば、モノレール式搬送装
置のレールを梁のような構造材から吊り下げる吊り下げ
具(以下、「ヨーク」とも称す。)は、第4図に示すよ
うに、U字状の溶断厚板鉄板10の両先端11,12にフラン
ジとなる鉄板13,14を直角に溶接(15,16で示す。)した
ものである。
置のレールを梁のような構造材から吊り下げる吊り下げ
具(以下、「ヨーク」とも称す。)は、第4図に示すよ
うに、U字状の溶断厚板鉄板10の両先端11,12にフラン
ジとなる鉄板13,14を直角に溶接(15,16で示す。)した
ものである。
ところが、このようなヨーク17であると、厚板13,14の
平行度を出すことが難しいばかりでなく、2種類の部材
を用意してそれを溶接するという手間のかかる工程を必
要とし、結果的に製造コストが高くなるという問題があ
った。
平行度を出すことが難しいばかりでなく、2種類の部材
を用意してそれを溶接するという手間のかかる工程を必
要とし、結果的に製造コストが高くなるという問題があ
った。
問題点を解決するための手段 本考案は、着脱可能に同形に合体した2枚のU字状平板
の両端部を該平板の側面に対して夫々互いに離反する方
向へ直角に折曲してフランジ部を形成し、一方の端部の
フランジ部に梁部材を、他方の端部のフランジ部にモノ
レールを夫々着脱可能に取付けたレール吊り下げ具によ
り、前記の問題点を解決したものである。
の両端部を該平板の側面に対して夫々互いに離反する方
向へ直角に折曲してフランジ部を形成し、一方の端部の
フランジ部に梁部材を、他方の端部のフランジ部にモノ
レールを夫々着脱可能に取付けたレール吊り下げ具によ
り、前記の問題点を解決したものである。
作用 着脱可能に同形に合体した2枚のU字状平板の両端部を
該平板の側面に対して夫々互いに離反する方向へ直角に
折曲してフランジ部を形成してあるので、一方の端部の
フランジ部を梁部材に、他方の端部のフランジ部をモノ
レールに夫々着脱可能に取付けることができる。
該平板の側面に対して夫々互いに離反する方向へ直角に
折曲してフランジ部を形成してあるので、一方の端部の
フランジ部を梁部材に、他方の端部のフランジ部をモノ
レールに夫々着脱可能に取付けることができる。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説
明する。
明する。
ヨーク20は、第1、第2の板21a,21bを背中合わせにし
て構成されるものである。
て構成されるものである。
第1の板21aは、1枚の鉄板をプレスによりU字状に打
ち抜くと同時に、ボルト貫通穴22を複数打ち抜いた後、
先端を両方向に直角に折り曲げたものである。
ち抜くと同時に、ボルト貫通穴22を複数打ち抜いた後、
先端を両方向に直角に折り曲げたものである。
第2の板21bは、前記の板21aと先端の折り曲げ方向が逆
である他は同一形状である。
である他は同一形状である。
この、第1、第2の板21a,21bの折り曲げていない平面
部がボルト貫通穴22を貫通する複数のボルト23により固
定一体化されてヨーク本体24を形成している。
部がボルト貫通穴22を貫通する複数のボルト23により固
定一体化されてヨーク本体24を形成している。
この重ね合わせにより、折り曲げ部25aと25b、及び26a
と26bが夫々面一になり、天井(高所)に敷設した構造
材である補助梁27への取り付け用のフランジ25と、懸垂
形モノレール(図示省略)が走行するレール28の取り付
け用のフランジ26になる。
と26bが夫々面一になり、天井(高所)に敷設した構造
材である補助梁27への取り付け用のフランジ25と、懸垂
形モノレール(図示省略)が走行するレール28の取り付
け用のフランジ26になる。
そして、フランジ25,26は、ボルト貫通穴22を貫通する
ボルト29によってそれぞれ梁27とレール28に取り付けら
れ、かくしてレール28が天井から吊り下げられる。
ボルト29によってそれぞれ梁27とレール28に取り付けら
れ、かくしてレール28が天井から吊り下げられる。
以上の実施例によると、次の利点を有している。
(1)従来の溶断、溶接、シャーリング、ドリル穴加工
等が不要となり、プレス打ち抜き加工、プレス折り曲げ
加工の2工程に削減でき、生産性が向上する。
等が不要となり、プレス打ち抜き加工、プレス折り曲げ
加工の2工程に削減でき、生産性が向上する。
(2)従来は、材料が2種類以上必要であったが、これ
を1種類に統一でき、材料管理が容易になる。
を1種類に統一でき、材料管理が容易になる。
(3)溶接加工をプレス加工に変更したため、フランジ
部の加工精度が向上し、レールの吊り下げ位置が正確に
なる。
部の加工精度が向上し、レールの吊り下げ位置が正確に
なる。
考案の効果 以上のように、本考案のレール吊り下げ具は、加工工程
が簡略化できるとともに、フランジの平行度を容易に正
確に出すことができるので、レールの取り付けをより正
確に行うことができる。
が簡略化できるとともに、フランジの平行度を容易に正
確に出すことができるので、レールの取り付けをより正
確に行うことができる。
さらに、本考案の吊り下げ具は、着脱可能に同形に合体
した2枚のU字状平板の両端部を該平板の側面に対して
夫々互いに離反する方向へ直角に折曲してフランジ部を
形成した構造になっているため、材料を1種類に統一す
ることができ、在庫管理、材料管理が容易になる。
した2枚のU字状平板の両端部を該平板の側面に対して
夫々互いに離反する方向へ直角に折曲してフランジ部を
形成した構造になっているため、材料を1種類に統一す
ることができ、在庫管理、材料管理が容易になる。
第1図乃至第3図は本考案の実施例で、第1図はレール
の長手方向から見た(一部断面)正面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図は第1図の3−3矢視断面図、第
4図は従来例の斜視図である。 20……レール吊り下げ具(ヨーク) 21a……第1の板 21b……第2の板 25,26……フランジ 27……構造材(梁) 28……レール
の長手方向から見た(一部断面)正面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図は第1図の3−3矢視断面図、第
4図は従来例の斜視図である。 20……レール吊り下げ具(ヨーク) 21a……第1の板 21b……第2の板 25,26……フランジ 27……構造材(梁) 28……レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新家 博 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番88号 株式会社椿本チエイン内 (72)考案者 柴山 春男 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番88号 株式会社椿本チエイン内 (72)考案者 弘中 喜寿 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番88号 株式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 特開 昭57−51301(JP,A) 特公 昭55−39488(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】着脱可能に同形に合体した2枚のU字状平
板の両端部を該平板の側面に対して夫々互いに離反する
方向へ直角に折曲してフランジ部を形成し、一方の端部
のフランジ部に梁部材を、他方の端部のフランジ部にモ
ノレールを夫々着脱可能に取付けたことを特徴とする、
吊り下げ搬送装置のレール吊り下げ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987189499U JPH0719945Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 吊り下げ搬送装置のレール吊り下げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987189499U JPH0719945Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 吊り下げ搬送装置のレール吊り下げ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0194169U JPH0194169U (ja) | 1989-06-21 |
JPH0719945Y2 true JPH0719945Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31480525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987189499U Expired - Lifetime JPH0719945Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 吊り下げ搬送装置のレール吊り下げ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719945Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5539488A (en) * | 1978-11-29 | 1980-03-19 | Sony Corp | Receiving device |
DE3019301C2 (de) * | 1980-05-21 | 1982-06-24 | R. Stahl Gmbh & Co, 7000 Stuttgart | Freitragende Laufschiene für Einschienen-Hängebahnen |
LU85923A1 (de) * | 1985-05-31 | 1986-01-14 | Cleveland Tramrail Int | Aufhaengevorrichtung fuer eine laufschiene einer haengebahn |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP1987189499U patent/JPH0719945Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0194169U (ja) | 1989-06-21 |
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