JPH07197991A - 構造物の制振装置 - Google Patents

構造物の制振装置

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JPH07197991A
JPH07197991A JP7624494A JP7624494A JPH07197991A JP H07197991 A JPH07197991 A JP H07197991A JP 7624494 A JP7624494 A JP 7624494A JP 7624494 A JP7624494 A JP 7624494A JP H07197991 A JPH07197991 A JP H07197991A
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義孝 小川
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高 川端
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富成 岩井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造物の振動を高振動数から低振動数まで広
範囲にわたって減衰させること。 【構成】 構造物に取り付けられる機枠16に重錘17
が水平移動自在に配設され、上端部が前記機枠16に枢
支軸26を介して枢支されると共に、その二股状下端部
の長溝27が重錘17の側面に設けたローラ28に係合
することにより該重錘17の水平移動に連動して前記枢
支軸26を中心に揺動される揺動レバー18が設けら
れ、該揺動レバー18と機枠16との間にばね34を内
蔵したばね装置20とダンパー19とが上下方向位置変
更可能に配設され、ラック23及びピニオン24を介し
て重錘17を水平移動させるためのクラッチ付き駆動装
置が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、橋梁主塔やビ
ル、タワー等の構造物の風圧や地震などによる水平方向
の振動を減衰させる制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図6に示すように、斜張橋を架
設する場合には、所定間隔をおいて橋梁主塔1を立設し
た後、該橋梁主塔1から橋桁2を水平方向に漸次延設す
ると共に、該橋桁2と橋梁主塔1との間にケーブル3を
張設して、その橋桁2の水平状態を保持し、最終的に
は、隣接する橋梁主塔1,1間で橋桁2,2どうしを互
いに一体連結することが行われるが、その架設作業中
に、橋桁2がその上を移動する作業機械や風圧などによ
って振動されやすく、その振動状態を放置しておくと、
共振現象を起こす虞れがあり、非常に危険であるため、
橋梁主塔1に制振装置4が配置され、また、図7に示す
ような高層ビル5やタワー等の構造物にも同様の理由で
制振装置4が配置されている。
【0003】従来、上記制振装置4として、図8に示す
ように、振り子式のものがある。これは、機枠6の上桁
6aに枢支軸7を介して振り子8が枢支され、該振り子
8の振り子棒8aと機枠6の縦桁6b,6bとにそれぞ
れ長手方向所定間隔をおいて形成した係合孔14間にば
ね9とダンパー10とが上下方向位置変更可能に配設さ
れ、振り子本体8bの下端縁に形成した歯部11に噛合
する歯車12を回転駆動するクラッチ付駆動モーター1
3が機枠6の下桁6c上に設けられたものである。
【0004】上記構成において、制振装置4が設置され
る橋梁主塔1や高層ビル5等の構造物の固有振動数を設
計段階での計算または現場での加速度計や歪みゲージな
どの振動計測装置による実測によって割り出し、その割
り出した設定値または測定値に基づいて、ばね9及びダ
ンパー10の位置を上下方向に適宜変更して、振り子8
の固有振動数を構造物の固有振動数に一致させる。
【0005】この状態で、制振装置4をアクティブ型と
して使用する場合には、ダンパー10を非作動状態に
し、構造物の振動に応じて駆動モータ13を駆動する。
これによって、構造物が振動することにより振り子8が
該構造物と同一振動数で振動され、その振り子8の振動
がばね9の伸縮作用により持続されると共に、駆動モー
タ13の駆動力により構造物の振動と位相がずらされ
て、その構造物の振動が減衰される。
【0006】駆動モーター13の故障などにより、制振
装置4をパッシブ型として使用する場合には、駆動モー
ター13のクラッチを切り、ダンパー10を作動状態に
する。これによって、構造物が振動することにより振り
子8が該構造物と同一振動数で振動され、その振り子8
の振動がばね9の伸縮作用により持続されると共に、ダ
ンパー10の減衰作用により構造物の振動と位相がずら
されて、その構造物の振動が減衰される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の振り子式制
振装置4では、ばね9及びダンパー10の位置を上下方
向に変更するだけで、振り子8の固有振動数を変更する
ことができ、また、アクティブ型として使用する場合、
ばね9の伸縮作用を利用できるため、駆動モーター13
の消費エネルギーが極めて小さくなるという利点がある
が、振り子8の振動数が該振り子8の長さにより制限さ
れ、振り子8単独の固有振動数よりも低い振動数には設
定できない。
【0008】そこで、駆動モーター13により振り子8
を強制的に振動させることが考えられるが、これでは、
該駆動モーター13の消費エネルギーが極めて大きくな
り、ランニングコストが高くなる。また、振り子8の長
さを長くすることも考えられるが、これでは、制振装置
4が大型化し、広い設置スペースが必要であって、製作
費が高くなる。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み、構造物の振
動を高振動数から低振動数まで広範囲にわたって確実に
減衰させることができる制振装置を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、構造物に取り付けられる機枠に重錘が水
平移動自在に配設され、上端部が前記機枠に枢支軸を介
して枢支されると共に、その下端部が上記重錘に連結さ
れて該重錘の水平移動に連動して前記枢支軸を中心に揺
動される揺動レバーが設けられ、該揺動レバーと機枠と
の間にばねとダンパーとが上下方向位置変更可能に配設
され、前記重錘を水平移動させるためのクラッチ付き駆
動装置が設けられていることを特徴としている。
【0011】また、上記構成に加えて、機枠に設けられ
たガイドレール上にリニアガイドを介して重錘が配設さ
れるとともに、受圧端が前記リニアガイドに対向する緩
衝器が機枠に設けられているものである。
【0012】
【作用】上記構成に基づいて制振原理を説明すると、制
振装置が設置される橋梁主塔や高層ビル等の構造物の固
有振動数を設計段階での計算または現場での加速度計や
歪みゲージなどの振動計測装置による実測によって割り
出し、その割り出した設定値または測定値に基づいて、
ダンパー及びばねの位置を上下方向に適宜変更して、重
錘の固有振動数を構造物の固有振動数に一致させる。
【0013】この状態で、制振装置をアクティブ型とし
て使用する場合には、ダンパーを非作動状態にすると同
時に、クラッチを入れ、構造物の振動に応じて駆動装置
を駆動する。これによって、構造物が振動することによ
り重錘が該構造物と同一振動数で振動され、その重錘の
振動がばねの伸縮作用により持続されると共に、駆動装
置の駆動力により構造物の振動と位相がずらされて、そ
の構造物の振動が減衰される。
【0014】この場合、ばね及びダンパーの位置を上下
方向に変更するだけで、重錘の固有振動数を変更するこ
とができ、また、アクティブ型として使用する場合、ば
ねの伸縮作用を利用できるため、駆動装置の消費エネル
ギーを極めて小さくできると共に、揺動レバーと重錘と
がその揺動及び水平移動を制限されない縁切り状態で連
結されているため、重錘の固有振動数を揺動レバーの長
さに関係なく広範囲にわたって容易に変更することでき
るものであって、振り子式制振装置の利点を有し、その
欠点を解消するものである。
【0015】また、重錘の振動数が構造物の振動数と一
致しない場合には、駆動装置により重錘を強制的に水平
移動させて、その重錘の振動数を構造物の振動数と位相
をずらして一致させることにより、その構造物の振動を
減衰させることができる。
【0016】駆動装置の故障などにより、制振装置をパ
ッシブ型として使用する場合には、クラッチを切ると同
時に、ダンパーを作動状態にする。これによって、構造
物が振動することにより重錘が該構造物と同一振動数で
振動され、その重錘の振動がばねの伸縮作用により持続
されると共に、ダンパーの減衰作用により構造物の振動
と位相がずらされて、その構造物の振動が減衰される。
【0017】また、このような制振装置では、構造物の
振動が大きくなったり、停電等による電器系統の故障ま
たは異常により、重錘の変位が振動限を越えることがあ
り、この時に重錘と機枠との衝突を防止するために、重
錘を緩衝器の受圧端に当接させて緩衝するものがある。
本発明は、前記従来構成に比べて、この緩衝器の大部分
を重錘の振動限の内側に配設することができ、緩衝器の
スペース分、重錘振動方向の機枠のスパン長を小さくす
ることができ小型化が図れる。また従来構成では、衝突
時に機枠の構造物への取付け部から上方に離れた重錘対
向位置で緩衝することから、大きいモーメントが構造物
への取付け部に作用するのに比べて、本発明では衝突時
の重錘の衝撃を、構造物への取付け部に接近した重錘の
下部で受けるため、構造物への取付け部に作用するモー
メントを大幅に低減することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。図1及び図2は本発明の一実施例である制
振装置4を示し、これは、図6に示す橋梁主塔1や図7
に示す高層ビル5等の構造物に取り付けられる機枠16
に水平移動自在に配設された重錘17と、機枠16に揺
動自在に枢支された揺動レバー18と、該揺動レバー1
8と機枠16との間に配設されたダンパー19及びばね
装置20と、重錘17を水平移動させるための電磁クラ
ッチ21a付き駆動モーター(駆動装置)21とを備え
ている。
【0019】重錘17は、機枠16の下桁16a上に配
設した一対のガイドレール22にリニアベアリングなど
を介して水平移動自在に配設され、その下面に固着した
ラック23には駆動モーター21により正逆回転される
ピニオン24が噛合されており、クラッチ21aを入れ
て駆動モーター21を駆動することにより、この制振装
置4をアクティブ型として使用でき、クラッチ21aを
切って重錘17をフリーに水平移動可能とすることによ
り、この制振装置4をパッシブ型として使用できる。
【0020】揺動レバー18は、機枠16の上桁16b
に架設された枢支軸26に上端部が枢支され、その二股
状下端部に形成した長溝27が重錘17の側面に配設し
たローラ28に係合する一対のレバー本体18aと、該
両レバー本体18a間に配設しいた連結枠18bとから
なり、重錘17の水平移動に連動して枢支軸26を中心
に揺動される。
【0021】ダンパー19は、図3に示すように、シリ
ンダー19aと、該シリンダー19a内に摺動自在に配
設されたピストン19bとからなり、制振装置4をパッ
シブ型として使用する場合に、その減衰作用により重錘
17の振動を構造物の振動と位相をずらすものであり、
制振装置4をアクティブ型として使用する場合には、制
御器30からの制御信号により、電磁クラッチ21aを
入れると同時に、電磁切換弁31を作動させて、シリン
ダー19a内のピストン19bで仕切られた前後2室2
9a,29bを油路29cを介して連通させ、該ダンパ
ー19を非作動状態にする。
【0022】ばね装置20は、図1に示すように、シリ
ンダー32と、該シリンダー32内に摺動自在に配設さ
れたピストン33と、該ピストン33とシリンダー32
の前後両端板部との間に配設された一対のばね34とか
らなり、該ばね34の伸縮作用により、重錘17の振動
を持続させるものである。
【0023】図1及び図2に示すように、揺動レバー1
8の連結枠18b及びそれに対向する機枠16の縦桁に
設けた側板16cとに、それぞれ上下方向に沿って所定
間隔をおいて多数の貫通孔35を貫設してあり、ダンパ
ー19及びばね装置20のピストンロッド19c,33
a及びシリンダーロッド19d,32aにそれぞれ回動
自在に連結したブラケット36,37を適当な貫通孔3
5にボルト・ナット38,39止めすることにより、上
記ダンパー19及びばね装置20の位置を上下方向に変
更可能とし、これによって、重錘17の固有振動数を構
造物の固有振動数に一致させることができるようになっ
ている。なお、図1中、40は重錘17の前後面に対向
して機枠16に固定された安全ストッパーである。
【0024】上記構成に基づいて制振原理を説明する
と、制振装置4が設置される橋梁主塔1や高層ビル5等
の構造物の固有振動数を設計段階での計算または現場で
の加速度計や歪みゲージなどの振動計測装置による実測
によって割り出し、その割り出した設定値または測定値
に基づいて、ダンパー19及びばね装置20の位置を上
下方向に適宜変更して、重錘17の固有振動数を構造物
の固有振動数に一致させる。
【0025】この状態で、制振装置4をアクティブ型と
して使用する場合には、制御器30の制御信号によりダ
ンパー19を非作動状態にすると同時に、クラッチ21
aを入れ、構造物の振動に応じて駆動モーター21を駆
動する。これによって、構造物が振動することにより重
錘17が該構造物と同一振動数で振動され、その重錘1
7の振動がばね34の伸縮作用により持続されると共
に、駆動モーター21の駆動力により構造物の振動と位
相がずらされて、その構造物の振動が減衰される。
【0026】この場合、ばね34及びダンパー19の位
置を上下方向に変更するだけで、重錘17の固有振動数
を変更することができ、また、アクティブ型として使用
する場合、ばね34の伸縮作用を利用できるため、駆動
モーター21の消費エネルギーを極めて小さくできると
共に、揺動レバー18と重錘17とがその揺動及び水平
移動を制限されない縁切り状態で連結されているため、
重錘17の固有振動数を揺動レバー18の長さに関係な
く広範囲にわたって容易に変更することできるものであ
って、振り子式制振装置の利点を有し、その欠点を解消
するものである。
【0027】また、重錘17の振動数が構造物の振動数
と一致しない場合には、駆動モーター21により重錘1
7を強制的に水平移動させて、その重錘17の振動数を
構造物の振動数と位相をずらして一致させることによ
り、その構造物の振動を減衰させることができる。
【0028】駆動モーター21の故障などにより、制振
装置4をパッシブ型として使用する場合には、制御器3
0の制御信号によりクラッチ21aを切ると同時に、ダ
ンパー19を図3に示す作動状態にする。これによっ
て、構造物が振動することにより重錘17が該構造物と
同一振動数で振動され、その重錘17の振動がばね34
の伸縮作用により持続されると共に、ダンパー19の減
衰作用により構造物の振動と位相がずらされて、その構
造物の振動が減衰される。
【0029】次に他の実施例を図4および図5に基づい
て説明する。なお、先の実施例と同一の部材は同一符号
を付し、説明は省略する。この実施例は、構造物の振動
が大きくなったり、停電等による電器系統の故障または
異常により、重錘17の変位が移動限を越えることがあ
り、この時に機枠16との衝突を防止するために、重錘
に対向する機枠16に安全ストッパー40を設けたのに
対して、この安全ストッパー40に代わるショックアブ
ソーバ(緩衝器)51を重錘17の下部に設けたもので
ある。
【0030】すなわち重錘17は、機枠16の下桁16
a上に配設した一対のガイドレール52に、たとえば前
後一対4個のスライドガイド(リニアベアリング)53
を介して水平移動自在に配設されている。そして、機枠
16の側部下桁16d,16eには、受圧端51aがス
ライドガイド53に対向するショックアブソーバ51が
それぞれ設けられ、仮想線で示す重錘17の移動限を越
えた時に、スライドガイド53がショックアブソーバ5
1の受圧端51aに衝突して緩衝し、機枠に加わる衝撃
を効果的に減衰させるように構成されている。
【0031】上記実施例によれば、これらショックアブ
ソーバ51は、大部分が重錘17の最大振動ストローク
L内に配置されるため、重錘17の振動方向に沿う機枠
16の幅Wを小さくすることができる。また、機枠16
の下部で衝撃を吸収することができるので、機枠16の
橋梁主塔1や高層ビル5等の構造物への取付け部に負荷
される衝突時のモーメントを大幅に低減することができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ばね及びダンパーの位
置を上下方向に変更するだけで、重錘の固有振動数を変
更することができ、また、アクティブ型として使用する
場合、ばねの伸縮作用を利用できるため、駆動装置の消
費エネルギーを極めて小さくできると共に、揺動レバー
と重錘とがその揺動及び水平移動を制限されない縁切り
状態で連結されているため、重錘の固有振動数を揺動レ
バーの長さに関係なく広範囲にわたって容易に変更する
ことできるものであって、振り子式制振装置の利点を有
し、その欠点を解消するものである。従って、構造物の
振動を高振動数から低振動数まで広範囲にわたって確実
に減衰させることができる。
【0033】また、重錘の過振動時に重錘を緩衝器の受
圧端に当接させて緩衝する従来構成に比べて、本発明で
はこの緩衝器を重錘の振動限の内側に大部分を配設でき
ることから、緩衝器のスペース分、重錘振動方向の機枠
のスパン長を小さくすることができ、小型化が図れる。
また従来構成では、衝突時に機枠の構造物への取付け部
から上方に離れた重錘取付位置で緩衝することから、大
きいモーメントが構造物への取付け部に作用するのに比
べて、本発明では衝突時の重錘の衝撃を、構造物への取
付け部に接近した重錘の下部で受けるため、構造物への
取付け部に作用するモーメントを大幅に低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である制振装置の縦断面図で
ある。
【図2】同横断面図である。
【図3】同要部の制御回路図である。
【図4】他の実施例を示す制振装置の縦断面図である。
【図5】同横断面図である。
【図6】同制振装置の設置状態の一例を示す概略図であ
る。
【図7】同制振装置の設置状態の他の例を示す概略図で
ある。
【図8】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
16 機枠 17 重錘 18 揺動レバー 19 ダンパー 21 駆動モーター 21a クラッチ 26 枢支軸 27 長溝 28 ローラ 34 ばね 51 ショックアブソーバ(緩衝器) 51a 受圧端 52 ガイドレール 53 スライドガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 富成 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 田中 洋 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物に取り付けられる機枠に重錘が水
    平移動自在に配設され、上端部が前記機枠に枢支軸を介
    して枢支されると共に、その下端部が上記重錘に連結さ
    れて該重錘の水平移動に連動して前記枢支軸を中心に揺
    動される揺動レバーが設けられ、該揺動レバーと機枠と
    の間にばねとダンパーとが上下方向位置変更可能に配設
    され、前記重錘を水平移動させるためのクラッチ付き駆
    動装置が設けられていることを特徴とする構造物の制振
    装置。
  2. 【請求項2】 機枠に設けられたガイドレール上にリニ
    アガイドを介して重錘が配設されるとともに、受圧端が
    前記リニアガイドに対向する緩衝器が機枠に設けられて
    いることを特徴とする請求項2記載の構造物の制振装
    置。
JP6076244A 1993-11-29 1994-04-15 構造物の制振装置 Expired - Lifetime JP2991610B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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