JP3732314B2 - 制振装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は地震や風による建造物の振動を減衰する制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建造物の制振装置としては、従来、例えば特開平4−16680号公報、実開平4−108756号公報、特開平7−286640号公報などによって提案されているものがある。
【0003】
このうち、第1の制振装置は、液柱管ダンパを吊り構造によって支持し、吊り構造による振動系と液柱管の振動系とにより、液柱管だけの固有周期よりも長い固有周期を実現し、長周期の揺れに対応するものである。
【0004】
また、第2の制振装置では、先端に重りをつけた振り子の支持部を積層ゴムなどバネ機構で支持し、振り子だけの場合よりも長い固有周期となるようにしている。
【0005】
これらはいずれも、高いビルなどの長周期の揺れに対し、制振用の振り子などが短いストロークであっても対応可能として、構造の小型化をねらっている。
【0006】
これに対して、第3の制振装置は振り子の上にもうひとつの振り子を載せ、これにより低次と高次の2つの振動モードに対する制振効果を生じさせている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの制振装置にあっては、いずれもが、構造物の固有周期に関して、構造物の形状などに起因しての振動方向による固有周期の相違については論じていない。
【0008】
ビルなどの構造物は、正方形(平面的に見て)などを除くと、二次元方向(水平面)の異なる方向からの揺れに関し、いずれについても等価な固有周期をもっているわけではない。すなわち、構造物の断面形状が縦横方向で異なったり、また構造物の内部構造が縦横方向に対称でないこと等によって、構造物は異なる方向には異なる値の固有周期を持つことがある。
【0009】
制振装置はそのビルの固有周期に合わせた制振モードをもつように設計されるが、このように縦横で固有周期の異なる場合には、一つの制振装置によっていずれの方向の振動をも効果的に減衰することはできない。
【0010】
本発明はこのような問題点を解決することを目的とする。すなわち、縦横方向で振動の固有周期の異なる建造物に対して、いずれの方向の振動についても効率よく減衰でき、かつ、コンパクトな制振構造とした制振装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、構造物に対してほぼ水平に二次元方向に移動自由に第1のマスを吊り下げる吊り下げ部材と、構造物の固有周期の長い方向と短い方向とに対応して第1のマスについて互いに直交する方向にそれぞれ配置した減衰要素と、第1のマスに対して前記長周期方向にのみ移動する第2のマスと、この第2のマスの移動方向に配置した減衰要素とバネ要素とを備え、前記吊り下げ部材の有効長が前記固有周期のうち短周期に対応して設定される。
【0013】
第2の発明は、前記第2のマスの減衰要素が第1のマスと第2のマスとの間に介装される。
【0014】
第3の発明は、前記第2のマスの減衰要素が第2のマスと構造物との間に介装される。
【0015】
第4の発明は、前記第1のマスの減衰要素がダンパである。
【0016】
第5の発明は、前記第1のマスの減衰要素のうち少なくとも一つが振動に対応して伸縮作動するアクチュエータである。
【0017】
第6の発明は、前記第2のマスの減衰要素が振動に対応して伸縮作動するアクチュエータである。
【0018】
第7の発明は、前記吊り下げ部材が複数の吊り下げロッドまたはワイヤであり、第1のマスがこれら吊り下げロッドまたはワイヤによりほぼ水平に吊り下げられるフレームで構成され、このフレームの上面には第2のマスとして一方向にのみ往復移動し得るよう可動マスが案内手段を介して支持されている。
【0019】
第8の発明は、前記案内手段がフレームに設けたレールで、このレールにより可動マスが車輪を介して移動自在に設けられる。
【0021】
【発明の作用および効果】第1の発明においては、建造物の短周期の振動に対応して吊り下げ部材の長さを設定し、長周期の振動に対しては、第1のマスに対して相対的に移動する第2のマスおよび減衰要素とバネ要素とにより対応する。
【0022】
これにより、建造物に作用する縦横方向の振動、つまり短周期と長周期の振動に対しても、効果的に減衰できる。しかも、吊り下げ部材は短周期の振動に対応させることで、長周期の振動に対応させる場合に比べて有効長を短縮でき、全体の小型化が可能となる。
【0023】
第2の発明では、第1と第2のマスの間に減衰要素が介装され、減衰要素を小型にできる。
【0024】
第3の発明では、第2のマスと構造物との間に減衰要素が介装され、第2のマスの重量と減衰特性とにより、振動周波数の低減範囲が調整できる。
【0025】
第4の発明では、減衰要素がダンパのため、構造が簡単で低コストに設備することができる。
【0026】
第5、第6の発明においては、減衰要素を入力振動に対応して伸縮作動するアクチュエータとすることで、アクティブな制振動作が得られ、振動の減衰特性が向上する。
【0027】
第7〜第8の発明では、吊り下げロッドまたはワイヤによって支持したフレームに、可動マスが一方向に相対移動するように載置され、これにより簡単な構成でもって、建造物に作用する縦横方向の振動を効率よく減衰できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0029】
図1、図2に示すように、第1のマスとしての板状のフレーム3は、建造物1から垂下する4本の吊り下げロッド2の下端に四隅を支持され、ほぼ水平に吊り下げられるとともに、ほぼ水平のいずれの方向にも移動自在となっている。さらに、このフレーム3は、互いに直交する方向にほぼ水平に配置した第1のダンパ5と第2のダンパ4により、側方から建造物1に対して支持される。なお、これらのダンパ4、5の両端部は、それぞれ自在型継ぎ手12、13を介して連結される。
【0030】
ここで、吊り下げロッド2の長さLは、建造物1に作用する互いに直交する方向(X方向およびY方向)からの揺れに対して、短周期の揺れ(Y方向の揺れ)を吸収するのに必要な有効長となるように設定される。つまり、第1のマスとしてのフレーム3を吊り下げた吊り下げロッド2の長さLが、建造物1の短周期の振動と共振する長さに決められる。
【0031】
このように、図1、図2に示す制振装置では、吊り下げロッド2とフレーム3とこれをY方向から支持する第1のダンパ5とで第1の振動系が構成され、この第1の振動系によって建造物1の短周期の振動が吸収される。しかしながら、建造物1は縦横方向の長さが異なり、縦方向と横方向にそれぞれ直角な方向からの振動に対して、それぞれ異なる固有周期をもって振動する。したがって、第1の振動系(吊り下げロッド2およびフレーム3とダンパ5)は、建造物1の短周期の振動を吸収するには適当であっても、これと直交する方向(X方向)からの長周期の振動を吸収するには、ロッド2の長さが足りない。
【0032】
そこで、フレーム3には長周期の振動方向に延びる一対のレール6が設けられ、このレール6には第2のマスとしての可動マス7が車輪8を介して移動自在に載置される。すなわち、可動マス7は長周期の振動方向(X方向)には相対移動するが、これと直交する短周期の振動方向(Y方向)には移動不能となっている。また、この可動マス7の移動方向には、互いに並列に配置されたバネ9と第3のダンパ10とが、一端を可動マス7に、他端をフレーム3に設けたステー11に、それぞれ連結して設けられる。なお、ダンパ10の両端部の連結は自在型継ぎ手14を介してなされる。
【0033】
これらの可動マス7と、バネ9と、ダンパ10とはダイナミックダンパを構成し、このダイナミックダンパとフレーム3をX方向から支持する第2のダンパ4とで第2の振動系が構成される。この第2の振動系によって上記した吊り下げロッド2とフレーム3により適応しきれない長周期の振動を吸収されるように、必要な諸元、すなわち可動マス7の質量m2、バネ9のバネ定数k2、ダンパ10の減衰特性c2が設定される。
【0034】
以下、これらの諸元の設定方法について簡単に説明する。フレーム3を吊り下げロッド2で吊した振り子は、吊り下げロッド2の振れ角θが微小であるときには、バネ定数k1の等価バネに置き換えて考えることができる。このバネ定数k1は、
k1=(m1+m2)g/L …(1)
となる。ここで、m1はフレーム3の重さ、m2は可動マス7の重さ、gは重力定数、Lは吊り下げロッド2の長さである。
【0035】
この等価バネ定数k1を用い、フレーム3と可動マス7の絶対変位をそれぞれx1、x2とすると、制振装置のX方向(長周期の振動方向)での運動方程式は、
【0036】
【数1】
【0037】
【数2】
【0038】
で表される。ここで、Fは建造物1が地震や風などの外力を受けて運動することにより、ダンパ5や吊り下げロッド2を介してフレーム3に作用する力である。この式(2)、(3)の運動方程式を、ラプラス変換して解くと、
x1/(F/k1)=n(s)/d(s)=G1(s) …(4)
が、第2の振動系のX方向の周波数特性を示す式として得られる。ここで、
n(s)=m2k1s2+c2k1s+k1k2 …(5)
d(s)=m1m2s4+[m1c1+m2(c1+c2)]s3+[m1k2+m2(k1+k2)+c1c2]s2+(c1k1+c2k2)s+k1k2 …(6)
である。
【0039】
この式(4)が、望ましい周波数特性となるように、フレーム3の重さm1、可動マス7の重さm2、吊り下げロッド2の長さL(したがって等価バネ定数k2)が決まっているものとして、可動マス7の質量m2、バネ9のバネ定数k2、ダンパ10の減衰特性c2を決めて行けばよい。
【0040】
つぎに作用を説明する。
【0041】
地震または風などで建造物1に外力が加わると、建造物1はその入力方向に振動するが、本発明は、建造物1が最も大きく振動する建造物1の固有振動数の周期(固有周期)の振動を抑制する。具体的には、建造物1は縦横方向(X方向、Y方向)に、それぞれ長周期と短周期の固有振動数の周期(固有周期)を持つので、この長周期と短周期の両方を抑制する必要がある。
【0042】
この場合、吊り下げロッド2を介して建造物1に吊り下げられたフレーム3とこれをY方向(短周期の方向)に支持するダンパ5からなる第1の振動系の固有周期は、建造物1のY方向の固有周期と一致している。したがって、フレーム3は建造物1のY方向の振動に共振して揺られ、この振動エネルギーをダンパ5で吸収することにより、建造物1の振動が有効に吸収される。
【0043】
一方、本発明では、フレーム3の上には建造物1の長周期の方向(X方向)に移動可能に可動マス7が設けられ、この可動マス7と、バネ9と、ダンパ10と、フレーム3と、フレーム3をX方向から支持するダンパ4と、吊りロッド2とで構成される振動系の固有周期が、建造物1の長周期の固有周期(X方向の固有周期)と一致している。したがって、本発明によれば、建造物1の長周期の振動についても、この建造物1のX方向の長周期の振動に共振する第2の振動系により、振動のエネルギーがダンパ4およびダンパ10により有効に吸収される。
【0044】
図8、図9には、地震による地面の変位に対する建造物1の変位の周波数特性を示すグラフを示す。図8は本発明の制振装置を適用した場合であり、図9に示す制振装置を用いない場合に比べて、共振点Aでの振動が抑制できていることが分かる。
【0045】
このように本発明によれば、建造物1が縦方向と横方向で対称な形状をしておらず、縦横方向で異なる固有周期をもっている場合でも、制振装置に長周期の方向と短周期の方向のそれぞれに対応して固有周期を設定できるので、建造物1の振動はいずれの方向についても有効に吸収できる。
【0046】
また、本発明では、吊り下げロッド2は短周期の振動に対応した長さLとされ、長周期の振動にはフレーム3とこのフレーム3上に設けられた可動マス7、バネ9およびダンパ10の合成の振動系で対応するようになっているので、吊り下げロッド2の有効長は長周期に対応させた場合に比べて短縮でき、制振装置全体の小型化を図ることができる。
【0047】
図3には、本発明の他の実施の形態を示す。
【0048】
図示されるように、この実施の形態では、可動マス7の振動を減衰するダンパ10を、可動マス7と建造物1との間に設けるようにしており、これ以外の構成は、図1、図2に示した実施の形態と共通の構成となっている。これによっても、図1、図2に示した実施の形態と同様に、建造物1の長周期と短周期の振動をいずれも有効に減衰できるとともに、制振装置をコンパクトに構成でき、さらに、ダンパ10の設置位置を可動マス7とステー11の間に限定した場合に比べて、振動周波数の低減範囲の調整の自由度が高められる。
【0049】
図4、図5には、本発明のさらに他の実施の形態を示す。
【0050】
図示されるように、この実施の形態では、図1、図2に示した実施の形態に比較して、ダンパ4およびダンパ10の代わりに、アクチュエータ15およびアクチュエータ16が備えられている。すなわち、この実施の形態では、図1、図2に示した実施の形態のようにパッシブタイプとは異なり、制振装置はアクチュエータ15およびアクチュエータ16によりアクティブな制振、すなわち、振動の入力波を検出し、この検出された入力波に対応して振動を打ち消す方向にアクチュエータ15、16を駆動することができ、建造物1の振動の減衰特性が向上する。また、この場合も、制振装置は、建造物1の長周期と短周期のいずれにも対応することができ、また、装置全体の小型化を図ることができる。
【0051】
なお、図6に示すように、図4のアクチュエータ16を建造物1と可動マス7との間に設けた実施の形態を採用することもできる。これによっても、図4、図5の実施の形態と同様な作用および効果が得られ、さらに、アクチュエータ16の設置位置を可動マス7とステー11の間に限定した場合に比べて、振動周波数の低減範囲の調整の自由度を高めることができる。
【0052】
図7には、本発明のさらに他の実施の形態を示す。
【0053】
図示されるように、この実施の形態では、図1、図2に示した実施の形態に比較して、ダンパ4およびダンパ5の代わりに、アクチュエータ17およびアクチュエータ16が備えられる。なお、この実施の形態の正面図は、図5と同様であるので省略する。この実施の形態においても、図4、図5に示した実施の形態と同様に、アクティブな制振を行うことが可能となる。
【0054】
なお、上記の図1〜図7の実施の形態では、可動マス7は、レール6および車輪8を介してフレーム3上に設置されたが、多段積層ゴムによりフレームに対して相対変位可能に支持するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく他の実施の形態を示す側面図である。
【図4】同じくさらに他の実施の形態を示す側面図である。
【図5】同じく正面図である。
【図6】同じくさらに他の実施の形態を示す側面図である。
【図7】同じくさらに他の実施の形態を示す側面図である。
【図8】同じく地面の変位に対する建造物の変位の周波数特性を示す特性図である。
【図9】従来の制振装置における地面の変位に対する建造物の変位の周波数特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 建造物
2 吊り下げロッド
3 フレーム
4 ダンパ
5 ダンパ
6 レール
7 可動マス
8 車輪
9 バネ
10 ダンパ
11 ステー
15 アクチュエータ
16 アクチュエータ
17 アクチュエータ
Claims (8)
- 構造物に対してほぼ水平に二次元方向に移動自由に第1のマスを吊り下げる吊り下げ部材と、構造物の固有周期の長い方向と短い方向とに対応して第1のマスについて互いに直交する方向にそれぞれ配置した減衰要素と、第1のマスに対して前記長周期方向にのみ移動する第2のマスと、この第2のマスの移動方向に配置した減衰要素とバネ要素とを備え、前記吊り下げ部材の有効長が前記固有周期のうち短周期に対応して設定されることを特徴とする制振装置。
- 前記第2のマスの減衰要素が第1のマスと第2のマスとの間に介装されることを特徴とする請求項1に記載の制振装置。
- 前記第2のマスの減衰要素が第2のマスと構造物との間に介装されることを特徴とする請求項1に記載の制振装置。
- 前記第1のマスの減衰要素がダンパであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の制振装置。
- 前記第1のマスの減衰要素のうち少なくとも一つが振動に対応して伸縮作動するアクチュエータであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の制振装置。
- 前記第2のマスの減衰要素が振動に対応して伸縮作動するアクチュエータであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の制振装置。
- 前記吊り下げ部材が複数の吊り下げロッドまたはワイヤであり、第1のマスがこれら吊り下げロッドまたはワイヤによりほぼ水平に吊り下げられるフレームで構成され、このフレームの上面には第2のマスとして一方向にのみ往復移動し得るよう可動マスが案内手段を介して支持されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の制振装置。
- 前記案内手段がフレームに設けたレールで、このレールにより可動マスが車輪を介して移動自在に設けられることを特徴とする請求項7に記載の制振装置。
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