JPH1010283A - 燃料交換機 - Google Patents

燃料交換機

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JPH1010283A
JPH1010283A JP8165600A JP16560096A JPH1010283A JP H1010283 A JPH1010283 A JP H1010283A JP 8165600 A JP8165600 A JP 8165600A JP 16560096 A JP16560096 A JP 16560096A JP H1010283 A JPH1010283 A JP H1010283A
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JP
Japan
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bridge
truss
refueling machine
response amplitude
variable
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Pending
Application number
JP8165600A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Goto
光宏 後藤
Osamu Suzuki
修 鈴木
Toshiaki Sato
俊朗 佐藤
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Engineering Corp, Toshiba Corp filed Critical Toshiba Engineering Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】地震が発生した場合に燃料交換機におけるブリ
ッジのトラスを可変剛性トラスとし、燃料交換機の固有
周期を変化させて応答振幅の増幅が抑制される燃料交換
機を提供する。 【解決手段】請求項1記載の発明に係る燃料交換機は、
原子炉建屋に設置する燃料交換機において、燃料交換機
7のトロリ4を搭載して走行レール2上に走行自在に配
置したブリッジ8のトラス9を可変剛性構造とすると共
に、加速度計10と制御装置11を設置して加速度計10が感
知した応答値が一定以上の時に前記トラス9の剛性を変
化させて応答振幅の増幅を抑制することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所の燃
料交換機に係り、特に地震時における応答振幅の増幅が
抑制される燃料交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の原子炉建屋内に設置され
て、原子炉に対する燃料の交換等に使用される燃料交換
機は、図8の側面図及び図9の正面図に示すように、燃
料交換機1は図示しない原子炉建屋の上部に設置されて
いて、燃料プールや深部に原子炉を配置した原子炉ウエ
ル、及び機器プールを跨ぐようにして走行レール2上を
走行する。
【0003】燃料交換機1の本体はブリッジ3とトロリ
4とからなり、トロリ4を横行自在に搭載するブリッジ
3は、上下構造材の間に設けたトラス5により剛性を増
した箱型フレーム構造で、台車6により原子炉建屋に敷
設された走行レール2の上を走行する。
【0004】この燃料交換機1は、一般に水平方向及び
鉛直方向の地震を考慮した耐震設計を行っているが、両
端が台車6を介して走行レール2により支持され、横長
のブリッジ3を備えた燃料交換機1は、その構造上から
地震が発生した場合に、特に上下動地震に対して応答振
幅が増幅する傾向にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】燃料交換機1が上下動
地震による応答振幅が増幅されると、原子炉建屋を含む
構造強度の信頼性と共に、原子炉等に対する燃料交換等
の作業に支障を来すことになる。従って、横長構造のブ
リッジ3で構成された燃料交換機1では、上下動地震に
よる応答振幅の増幅傾向を抑制するためには、燃料交換
機1の各部で、特にブリッジ3について構造材を太くす
る等して構造を強化し、これにより剛性を増すことで上
下動地震に対して応答振幅が増幅することを防止してい
た。
【0006】しかしながら、燃料交換機1の各部で特に
大型構造部分であるブリッジ3の構造を強化するため
に、大量の鋼材を必要とすることから、燃料交換機1の
重量が増加する傾向となり、鋼材使用量と共に燃料交換
機1の重量全体を支持する走行レール2を含む原子炉建
屋が大型化する支障があった。
【0007】本発明の目的とするところは、地震が発生
した場合に燃料交換機におけるブリッジのトラスを可変
剛性トラスとし、燃料交換機の固有周期を変化させて応
答振幅の増幅が抑制される燃料交換機を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係る燃料交換機は、原子炉建屋に
設置する燃料交換機において、燃料交換機のトロリを搭
載して走行レール上に走行自在に配置したブリッジのト
ラスを可変剛性構造とすると共に、加速度計と制御装置
を設置して加速度計が感知した応答値が一定以上の時に
前記トラスの剛性を変化させて応答振幅の増幅を抑制す
ることを特徴とする。
【0009】地震により燃料交換機における応答振幅が
増加傾向となった際に、トラスと共にブリッジの剛性を
変化させることで、燃料交換機の固有周期を変化させて
応答振幅の増幅は抑制される。さらに、これを繰り返す
ことにより振幅を一定の値以下に抑制する。
【0010】請求項2記載の発明に係る燃料交換機は、
ブリッジにおける可変剛性トラスが、取付け角度可変の
油圧シリンダであることを特徴とする。地震により燃料
交換機の応答振幅が増加傾向となった際に、油圧シリン
ダを伸縮させてトラス角度を変化させ、トラスと共にブ
リッジの剛性を変化させる。これにより、燃料交換機の
固有周期が変化して応答振幅の増幅を抑制し、これを繰
り返すことで、振幅を一定の振幅以下に抑制する。
【0011】請求項3記載の発明に係る燃料交換機は、
ブリッジにおける可変剛性トラスが油圧シリンダである
ことを特徴とする。地震により燃料交換機における応答
振幅が増加傾向となった際に、油圧シリンダの油圧を変
化させることで、トラスと共にブリッジの剛性を変化さ
せる。これにより、燃料交換機の固有周期が変化して応
答振幅の増幅を抑制し、この繰り返しで振幅の増幅を一
定の振幅以下に抑制する。
【0012】請求項4記載の発明に係る燃料交換機は、
ブリッジにおける可変剛性トラスが、空気シリンダであ
ることを特徴とする。地震により燃料交換機における応
答振幅が増加傾向となった際に、空気シリンダの空圧を
変化させることで、トラスと共にブリッジの剛性を変化
させる。これにより、燃料交換機の固有周期が変化して
応答振幅の増幅を抑制し、この繰り返しで振幅の増幅を
一定の振幅以下に抑制する。
【0013】請求項5記載の発明に係る燃料交換機は、
ブリッジにおける可変剛性トラスが、取付け角度可変の
メカニカルシリンダであることを特徴とする。地震によ
り燃料交換機の応答振幅が増幅傾向に進んだ場合に、メ
カニカルシリンダを伸縮させてトラス角度を変化させる
ことで、トラスと共にブリッジの剛性を変化させる。
【0014】これにより、燃料交換機の固有周期が変化
して応答振幅の増幅を抑制し、この繰り返しで振幅の増
幅を一定の振幅以下に抑制する。
【0015】請求項6記載の発明に係る燃料交換機は、
原子炉建屋に設置する燃料交換機において、燃料交換機
のトロリを搭載して走行レール上に走行自在に配置した
ブリッジが、トラス型で上下の構造材に弾塑性ダンパ材
の鉛板を張付けたことを特徴とする。地震により燃料交
換機の応答振幅の増幅傾向が進んだ場合に、ブリッジの
上下構造材に張付けられた鉛板が曲がることにより弾塑
性ダンパとして働き、ブリッジの応答振幅が増幅するこ
とを抑制する。
【0016】請求項7記載の発明に係る燃料交換機は、
原子炉建屋に配置される燃料交換機において、走行レー
ル上に走行自在に配置したブリッジの脚部と台車との間
に下端にバネ材を設けると共に側面を免震ゴムにて支持
したことを特徴とする。上下動地震の振動と燃料交換機
の応答振幅は、ブリッジ脚部のバネ部材と免震ゴムによ
り吸収して、ブリッジの応答振幅の増幅を抑制する。
【0017】
【発明の実施の形態】第1実施の形態は請求項1に係
り、図1の要部拡大正面図は上記図9のA部詳細を示
し、燃料交換機7においてトラスにより剛性を増した箱
型フレーム構造のブリッジ8は、上下構造材の間を結合
するトラスを可変剛性トラス9として構成する。
【0018】また、ブリッジ8には加速度計10を設置す
ると共に、この加速度計10が感知する上下動地震の応答
振幅による応答振幅信号を入力して、前記ブリッジ8に
おける応答振幅の増幅を抑制するように、前記燃料交換
機7における固有周期を変化させる制御装置11を備えて
構成している。
【0019】次に、上記構成による作用について説明す
る。地震が発生した場合に地震による震動は原子炉建屋
を伝達して燃料交換機7に到達する。燃料交換機7のブ
リッジ8では、特に上下動地震による応答振幅は加速度
計10により感知されると共に、ある一定の応答値を越え
ると応答振幅信号が制御装置11に出力される。
【0020】制御装置11においては、加速度計10からの
応答振幅信号に応じて可変剛性トラス9の剛性を変化さ
せることから、ブリッジ8を介して燃料交換機7におけ
る固有周期が変化するので、ブリッジ8の応答振幅の増
幅が抑制される。この可変剛性トラス9の剛性変化制御
を繰り返すことにより、ブリッジ8における応答振幅の
増幅がある一定の値を超えないよう抑制される。また、
地震の終了に伴い急速に収束する。
【0021】従って、地震に伴う燃料交換機7の上下動
により、燃料交換機7による原子炉等に対する燃料交換
作業等への支障は効果的に緩和することができる。ま
た、燃料交換機における耐震対策として過剰な構造強化
を図る必要がなく、原子炉建屋を含めた強度の向上と資
材削減の効果が得られる。
【0022】第2実施の形態は請求項2に係り、図2の
要部拡大正面図に示すように、燃料交換機12のブリッジ
13における可変剛性トラス9aとして油圧シリンダ14を
用いて、その一端をピン15aにより回動自在に下部構造
材に係止する。
【0023】また他の一端は、ピン15bにより上部構造
材の摺動溝16に摺動自在に取付けて、油圧シリンダ14の
伸縮により可変剛性トラス9aの角度を可変自在に構成
している。さらに、ブリッジ13には加速度計10を設置
し、この加速度計10と前記油圧シリンダ14とを油圧シリ
ンダ14を伸縮駆動させる制御装置11で接続して構成す
る。
【0024】上記構成による作用としては、地震が発生
した場合に、この上下動地震により燃料交換機12のブリ
ッジ13における応答振幅を前記加速度計10が感知する。
この加速度計10が感知した応答振幅が一定の応答値を越
えると、応答振幅信号が制御装置11に出力され、制御装
置11では入力した応答振幅信号に対応して、可変剛性ト
ラス9aである油圧シリンダ14を伸縮駆動させる。
【0025】すなわち、油圧シリンダ14が伸びると、油
圧シリンダ14はピン15aを支点として摺動溝16における
ピン15bを外側に押し出すことにより、可変剛性トラス
9aの内角を鈍角に変化させてブリッジ13の剛性は弱ま
る。また、油圧シリンダ14が縮むと油圧シリンダ14は、
ピン15aを支点として摺動溝16におけるピン15bを内側
に引き寄せることから、可変剛性トラス9aの内角を鋭
角に変化させてブリッジ13の剛性は強まる。
【0026】この可変剛性トラス9aの剛性変化によ
り、ブリッジ13の剛性が変化して燃料交換機12における
固有周期が変化するために応答振幅の増幅が抑制され
る。さらに、これを繰り返すことで、ブリッジ13におけ
る応答振幅の増幅が一定の値を超えないよう抑制され
る。なお、上記作用による効果は、上記第1実施の形態
と同様のものが得られる。
【0027】第3実施の形態は請求項3に係り、図3の
要部拡大正面図に示すように、燃料交換機17のブリッジ
18に設けた可変剛性トラス9bを油圧シリンダ14とする
と共に、この油圧シリンダ14における油圧を変化可能な
構成とする。また、ブリッジ18には加速度計10を設置
し、この加速度計10と前記油圧シリンダ14との間を油圧
シリンダ14の油圧を制御する制御装置11で接続して構成
している。
【0028】上記構成による作用としては、地震が発生
した場合に、燃料交換機17では上下動地震によりブリッ
ジ18で応答振幅が生じる。この応答振幅は前記加速度計
10が感知し、応答振幅が一定の応答値を越えると、応答
振幅信号を制御装置11に出力する。
【0029】制御装置11では入力した応答振幅信号に対
応して、可変剛性トラス9bである油圧シリンダ14の油
圧の増減制御を行う。
【0030】すなわち、油圧シリンダ14の油圧を上昇さ
せると、可変剛性トラス9bと共にブリッジ18の剛性が
強くなり、油圧シリンダ14の油圧を低下させると剛性は
弱まる。
【0031】この可変剛性トラス9bの剛性変化によ
り、ブリッジ18の剛性が変化して、燃料交換機17におけ
る固有周期が変化するので、ブリッジ18における応答振
幅の増幅が抑制される。また、これを繰り返すことによ
り、ブリッジ18の応答振幅の増幅が一定値を超えないよ
う抑制される。なお、上記作用による効果は、上記第1
実施の形態と同様のものが得られる。
【0032】第4実施の形態は請求項4に係り、図4の
要部拡大正面図に示すように燃料交換機19のブリッジ20
における可変剛性トラス9cを空気シリンダ21として、
この空気シリンダ21の空圧を変化可能な構造とする。ま
た、ブリッジ20には加速度計10を設置し、この加速度計
10と前記空気シリンダ21との間を空気シリンダ21の空圧
を制御する制御装置11で接続して構成している。
【0033】上記構成による作用としては、地震が発生
した場合に、燃料交換機19のブリッジ20では上下動地震
による応答振幅が生じる。このブリッジ20における応答
振幅は前記加速度計10が感知し、応答振幅が一定の応答
値を越えると応答振幅信号を制御装置11に出力する。
【0034】制御装置11では加速度計10から入力した応
答振幅信号に対応して、可変剛性トラス9cである空気
シリンダ21の空圧の増減制御を行う。空気シリンダ21の
空圧を上昇させると、可変剛性トラス9cと共にブリッ
ジ20の剛性が強くなり、空気シリンダ21の空圧を低下さ
せると剛性は弱まる。
【0035】この可変剛性トラス9cの剛性変化によ
り、ブリッジ20の剛性が変化して燃料交換機19の固有周
期が変化するので、ブリッジ20において応答振幅の増幅
抑制が行われる。また、これを繰り返すことにより、燃
料交換機19における応答振幅の増幅が一定値を超えない
よう抑制される。なお、上記作用による効果は、上記第
1実施の形態と同様のものが得られる。
【0036】第5実施の形態は請求項5に係り、図5の
要部拡大正面図に示すように燃料交換機22のブリッジ23
における可変剛性トラス9dを、例えば電動機を駆動す
ることにより長さを可変するメカニカルシリンダ24とす
る。なお、前記メカニカルシリンダ24は、上記第2実施
の形態と同様にトラス角度を可変自在にブリッジ23に設
置して構成する。
【0037】また、ブリッジ23への加速度計10の取付け
と、メカニカルシリンダ24の伸縮駆動をする制御装置11
の接続も上記第2実施の形態と同様の構成としている。
【0038】上記構成による作用としては、制御装置11
の駆動制御によりメカニカルシリンダ24を伸縮する点が
異なる外は、上記した第2実施の形態の場合の作用と共
に効果が得られる。
【0039】第6実施の形態は請求項6に係り、図6の
要部拡大正面図に示すように、燃料交換機25におけるブ
リッジ26は、トラス型で上下構造材に弾塑性ダンパ材と
しての鉛板27を貼付けて構成している。
【0040】上記構成による作用としては、地震が発生
した場合に、燃料交換機25のブリッジ26では上下動地震
による応答振幅が生じる。しかしながら、ブリッジ26に
おける応答振幅は、ブリッジ26の上下構造材に貼付けら
れた鉛板27が弾塑性ダンパとして働くことから、応答振
幅の振幅及び周波数に応じた鉛板27の曲げ変形及び繰返
しにより減衰させて、応答振幅の増幅は抑制される。こ
の結果から、上記第1実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0041】第7実施の形態は請求項7に係り、図7の
拡大側面図は上記図8におけるB部を示したもので、燃
料交換機28はブリッジ脚部3aの下端と台車6との間に
バネ材29を取付けると共に、ブリッジ脚部3aの側部を
免震ゴム30で支持した構成としている。
【0042】上記構成による作用としては、地震が発生
した場合に燃料交換機28への上下動地震は、原子炉建屋
に敷設した走行レール2から、台車6を経由してブリッ
ジ脚部3aからブリッジ3に伝達される。
【0043】しかし、この際の上下動地震は、台車6と
ブリッジ脚部3aの間にバネ材29及び免震ゴム30が介在
しているために、このバネ材29及び免震ゴム30において
吸収される。また、ブリッジ3における応答振幅もバネ
材29及び免震ゴム30において吸収されることからことか
ら、応答振幅の増幅は抑制され、従って、上記第1実施
の形態と同様の効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】以上本発明によれば、地震が発生した際
の原子炉建屋内に設置された燃料交換機において、特に
上下動地震によるブリッジの振幅が抑制できるので耐震
性と共に、燃料交換等の作業性が向上する。さらに、燃
料交換機における耐震対策として過剰な構造強化を図る
必要がなくなり、原子炉建屋を含めた強度の向上と資材
削減等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態の燃料交換機の要
部拡大正面図。
【図2】本発明に係る第2実施の形態の燃料交換機の要
部拡大正面図。
【図3】本発明に係る第3実施の形態の燃料交換機の要
部拡大正面図。
【図4】本発明に係る第4実施の形態の燃料交換機の要
部拡大正面図。
【図5】本発明に係る第5実施の形態の燃料交換機の要
部拡大正面図。
【図6】本発明に係る第6実施の形態の燃料交換機の要
部拡大正面図。
【図7】本発明に係る第7実施の形態の燃料交換機の要
部拡大正面図。
【図8】従来の燃料交換機の側面図。
【図9】従来の燃料交換機の正面図。
【符号の説明】
1,7,12,17,19,22,25,28…燃料交換機、2…走
行レール、3,8,13,18,20,23,26…ブリッジ、3
a…ブリッジ脚部、4…トロリ、5…トラス、6…走行
台車、9,9a〜9d…可変剛性トラス、10…加速度
計、11…制御装置、14…油圧シリンダ、15a,15b…ピ
ン、16…摺動溝、21…空気シリンダ、24…メカニカルシ
リンダ、27…鉛板、29…バネ材、30…免震ゴム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 俊朗 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉建屋に設置する燃料交換機におい
    て、燃料交換機のトロリを搭載して走行レール上に走行
    自在に配置したブリッジのトラスを可変剛性構造とする
    と共に、加速度計と制御装置を設置して加速度計が感知
    した応答値が一定以上の時に前記トラスの剛性を変化さ
    せて応答振幅の増幅を抑制することを特徴とする燃料交
    換機。
  2. 【請求項2】 前記ブリッジにおける可変剛性トラス
    が、取付け角度可変の油圧シリンダであることを特徴と
    する請求項1記載の燃料交換機。
  3. 【請求項3】 前記ブリッジにおける可変剛性トラス
    が、油圧シリンダであることを特徴とする請求項1記載
    の燃料交換機。
  4. 【請求項4】 前記ブリッジにおける可変剛性トラス
    が、空気シリンダであることを特徴とする請求項1記載
    の燃料交換機。
  5. 【請求項5】 前記ブリッジにおける可変剛性トラス
    が、取付け角度可変のメカニカルシリンダであることを
    特徴とする請求項1記載の燃料交換機。
  6. 【請求項6】 原子炉建屋に設置する燃料交換機におい
    て、燃料交換機のトロリを搭載して走行レール上に走行
    自在に配置したブリッジが、トラス型で上下の構造材に
    弾塑性ダンパ材の鉛板を張付けたことを特徴とする燃料
    交換機。
  7. 【請求項7】 原子炉建屋に配置される燃料交換機にお
    いて、走行レール上に走行自在に配置したブリッジの脚
    部と台車との間に下端にバネ材を設けると共に側面を免
    震ゴムにて支持したことを特徴とする燃料交換機。
JP8165600A 1996-06-26 1996-06-26 燃料交換機 Pending JPH1010283A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043400A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 台車又は燃料取替機の免震構造およびその運転方法
JP2013117448A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Toshiba Corp 燃料取替機制御システム
JP2016161424A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 燃料取扱装置及びその運転方法

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