JP2000304202A - ボイラ本体の制振構造体及び制振方法 - Google Patents

ボイラ本体の制振構造体及び制振方法

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JP2000304202A
JP2000304202A JP11108312A JP10831299A JP2000304202A JP 2000304202 A JP2000304202 A JP 2000304202A JP 11108312 A JP11108312 A JP 11108312A JP 10831299 A JP10831299 A JP 10831299A JP 2000304202 A JP2000304202 A JP 2000304202A
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Yasuyuki Owa
泰行 応和
Kotaro Kawamura
幸太郎 河村
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラ本体のベースシェアを低減させ且つ制
振装置の反力を低減させることによって、ボイラ本体の
耐圧部を地震から保護すること。 【解決手段】 ボイラ支持鉄構2に吊り下げ支持された
ボイラ本体1の水平方向の揺れを、ボイラ本体とボイラ
支持鉄構間で各高さ位置に配置した制振装置6を介し
て、ボイラ支持鉄構2に伝達するボイラの制振構造体で
あって、最下段の制振装置6より下層にある支持鉄構同
士間に制振装置7を取り付けて支持鉄構の下部を柔構造
化することにより、上層にあるボイラ本体への地震エネ
ルギーを低減させること。支持鉄構2は、柱3、梁4及
びブレース5を備えており、制振装置7は柱3とブレー
ス5との間に設けられるボイラの制振構造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ支持鉄構に
より支持されたボイラ本体を地震から保護する制振構造
体に係り、特に、複数の制振装置の配置構成について改
善した制振技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラプラントは継続運転及び電力の安
定供給の観点から、地震被害の影響を最小限に留める必
要があり、ボイラ本体の制振技術はボイラの耐振設計の
上で非常に重要である。ボイラ本体の制振に当たって
は、ボイラ本体とボイラ支持鉄構との間に任意の振れ幅
を設定してその振れ幅以上ではストッパなどにより物理
的に拘束するように設けた振れ止め装置にエネルギー吸
収機能を持たせた制振型振れ止め装置(以下、「制振装
置」と称する)が使われている(図4を参照)。
【0003】図4はボイラ本体の制振装置に関する従来
技術を示すものであり、図4の(1)は制振装置6の全
体配置を示し、(2)は制振装置6の具体的構造例を示
している。ここで、支持鉄構2は柱3、梁4及びブレー
ス5の組み合わせによって構成されている。また、ボイ
ラ本体1は、その上部を、支持鉄構2のうち大梁から複
数の吊りボルト10で吊り下げられている。ボイラ本体
1の下部は地面と接していないため、吊りボルト10を
支点として振り子のように振れる状態にある。
【0004】この振れを防止するために、支持鉄構2と
ボイラ本体1の間には複数の制振装置6が設置されてい
て、地震の際にはボイラ本体1に作用する水平方向の力
は制振装置6を介して支持鉄構2側に伝えられ、制振さ
れる。
【0005】図4の(2)は、制振装置6自体及びその
周辺構造を示しており、1はボイラ本体、2は支持鉄
構、12はリンク式制振装置、14はボイラ本体の周り
を囲んで補強するためのもので主に型鋼からなるバック
ステー、15はボイラ本体側アンカー、16は支持鉄構
側アンカー、をそれぞれ表している。
【0006】また、ボイラ本体と支持鉄構には、高さ方
向の各位置で配管やダクト等がボイラ本体やその付属物
とに連結されており、これらを地震時に保護するため、
各位置での制振装置の特性や配置を決定する必要があ
り、特に、その配置の決定にあたっては、非線形領域で
の複雑な地震応答解析が不可欠になっており、計算その
ものの煩雑さのみならず、計算のための解析技術、モデ
ル化技術及び結果の妥当性の検討評価に多大の時間と細
心の注意が要求される。
【0007】図5に、図4に図示されたボイラ本体の地
震時動解析用の数値モデルと層せん断力の概念図を示
す。図5で、斜線部はボイラ本体が受け持つせん断力Q
Biと支持鉄構が受け持つせん断力QSiであり、各層
の層せん断力は支持鉄構のせん断力QSiとボイラが負
担するせん断力QBiの合計QTiになる。図5が示す
ように、ボイラ本体と支持鉄構間の最下段の制振装置よ
り下層部(ボイラ本体がホッパ部となる)は、支持鉄構
のみで層せん断力を負担することになり、この部分の層
せん断力を下げることは、上部のボイラ本体と支持鉄構
間の制振装置による制振効果の結果としてであり、制振
装置の適正化のみで前記下層部の層せん断力を直接低減
させるには限界がある。
【0008】また、この下層部は、上部で制振装置を介
して、ボイラ本体と支持鉄構の間を行き来していたせん
断力QBiとQSiとがボイラ本体と支持鉄構間の最下
段の制振装置を介して全て支持鉄構側に移ってくるこ
と、およびこのような吊りボルトにより吊り下げ支持さ
れた振り子型のボイラ本体では図6に概念図で示すよう
な典型的な変形性状となるために(吊り下げ型のボイラ
本体1においては、その上部よりも下部の方が相対変位
量が大きくなる)、制振装置のせん断力が最下段の制振
装置に集中して非常に大きくなる傾向がある。
【0009】制振装置のせん断力が大きいと、これを取
り付ける図4に示すボイラ本体1側および支持鉄構2側
のリンク式制振装置12のアンカー15及び16の設計
が困難となるばかりでなく、ボイラ本体1に損傷を与え
る可能性がある。
【0010】他方、建物に作用する地震エネルギーを小
さくする方法として、図7に示すような基礎部分に各種
の制振ゴム18を敷いて建物と地面を絶縁する、いわゆ
る免震工法があるが、この方法では地面との相対変位が
30cm程度と非常に大きくなる。ボイラ構造物の場合
は図7に示すように、支持鉄構から地面やタービン建屋
17等に配管19やダクト等が接続されており、この変
形量に追従させるのは困難であるためこの方法はボイラ
に適さない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来では、ボイラ本体
とボイラ支持鉄構間を連絡する制振装置は、ボイラが吊
り下げ構造であり、支持鉄構の下層部にはボイラ本体が
ないかホッパ部となり取り付けが困難であるため、その
下層部には設けられていなかった。このため、上記制振
装置による制振では、特にボイラ本体と支持鉄構間の最
下段の制振装置へのせん断力が大きくなり、これを取り
付けるボイラ本体1および支持鉄構側のアンカーの設計
が困難となる。そして、ボイラ本体側のアンカー部15
は熱応力を低減すべく取り付けプレートを出来るだけ小
さくする必要があり、許容できる最大荷重に限界があ
る。
【0012】また、支持鉄構側に於いても制振装置への
せん断力が大きくなると必然的に制振装置自体12が大
きくなり、廻りの配管機器等の配置に支障を来す。
【0013】一方、基礎部分で地震力を絶縁する方法
(図7参照)は、ボイラ構造物の場合、支持鉄構から地
面やタービン建屋等に配管やダクト等が接続されてお
り、この地盤との相対変形量を配管やダクトのフレキシ
ビィリーで追従させることは困難である。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は主として次のような構成を採用する。
【0015】ボイラ支持鉄構に吊り下げ支持されたボイ
ラ本体の水平方向の揺れを、前記ボイラ本体と前記ボイ
ラ支持鉄構間で各高さ位置に設けた制振装置を介して、
前記ボイラ支持鉄構に伝達するボイラ本体の制振構造体
であって、前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構間に設
けた最下段の制振装置より下層にある支持鉄構同士間に
制振装置を取り付けて前記ボイラ支持鉄構の下部を柔構
造化することにより、上層にあるボイラ本体への地震エ
ネルギーを低減させるボイラ本体の制振構造体。
【0016】また、前記ボイラ本体の制振構造体におい
て、前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構間に設けた最
下段の制振装置より下層にある支持鉄構同士間に制振装
置を取り付けることに加えて、前記ボイラ支持鉄機構同
士間の制振装置を前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構
間の制振装置と高さ方向においてオーバーラップさせて
前記ボイラ支持鉄構同士間に取り付けるボイラ本体の制
振構造体。
【0017】また、ボイラ支持鉄構に吊り下げ支持され
たボイラ本体の水平方向の揺れを、前記ボイラ本体と前
記ボイラ支持鉄構間で各高さ位置に設けた制振装置を介
して、前記ボイラ支持鉄構に伝達するボイラ本体の制振
方法であって、前記ボイラ本体は前記制振装置によって
地震エネルギーの吸収が図られ、前記ボイラ支持鉄構
は、前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構間に設けた最
下段の制振装置より下層において前記ボイラ支持鉄構同
士間に取り付けられた制振装置によって前記ボイラ支持
鉄構の下部を柔構造化することにより、上層にあるボイ
ラ本体部分への地震エネルギーを低減させるボイラ本体
の制振方法。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るボイラ本
体の制振構造体について図面を用いて以下説明する。図
1は、本実施形態に係る制振構造体における各制振装置
の取付を示す図である。ここにおいて、1はボイラ本
体、2は支持鉄構、3は柱、4は梁、5はブレース、6
は制振装置、7は1層目の支持鉄構側に設けた制振装置
(以下、「最下層制振装置」と称する)、8はボイラ本
体と支持鉄構間制振装置取付範囲、9は支持鉄構同士間
制振装置取付範囲、10は吊りボルト、をそれぞれ表
す。
【0019】ボイラ支持鉄構2は、一般のビルなどの鉄
構と同様な階層構造となっており、その例えば1階にか
かるせん断荷重(ベースシェア)を低減させるために、
支持鉄構2の最下層のブレース5に、例えばプレート型
の制振装置7を取り付ける。地震力或いは地震による揺
れはこの最下層制振装置7で吸収され上部に伝わり難く
なり、制振装置6へのせん断力を低減させるとともに、
ボイラ本体の地震応答量が低減される。
【0020】図2と図3に数値解析例を示す。計算例で
は、図4に示す従来型の制振装置により制振した場合
(図2(1)及び図3(1))と、本発明に係る支持鉄
構の最下層制振装置に制振装置を配した場合(図2
(2)及び図3(2))の比較を示す。計算ではこの支
持鉄構の最下層部の支持鉄構の水平剛性を約60%とし
た弾塑性履歴特性を持たせた。
【0021】図2は層せん断力の比較を示すが、本発明
の実施形態(図2の(2))ではベースシェアで従来
(図2の(1))に対し約50%の低減が認められた。
変位性状についての具体的数値の比較を図3に示し、図
3の(1)は従来技術、図3の(2)は本発明の実施形
態におけるそれぞれの変形性状を示している。本発明の
実施形態では最下層部の制振装置までの間で変形、変位
が吸収され、それより上層ではボイラ・支持鉄構ともほ
ぼ水平に平行移動しており、最下層部は支持鉄構同士に
取り付けた制振装置で揺れを吸収、上層部はボイラ本体
と支持鉄構の各位置に取り付けた制振装置でエネルギー
吸収が行われていることが分かる。
【0022】次に、本発明の他の実施形態を説明する。
支持鉄構の最下層部に取り付ける制振装置は、一般に使
用されている各種の装置が適用でき、またそれらを組み
合わせても良い。図8の(2)には、低降伏力鋼20を
用いた実施形態を示す。また、図9にはブレース自体が
制振機能を奏する制振型ブレース23を適用した場合の
実施形態を示す。さらに、図8(3)には、一般のオイ
ルダンパ21または鉛ダンパ22を用いた場合の実施形
態を示す。また、図8(1)には、ダンパ21または2
2と従来の図4(2)の12のようなリンク式あるいは
はさみこみ式制振装置を組み合わせた例を示す。その
他、ダンパには、まだ実用化されていないが、電磁式や
摩耗式のものも考えられる。
【0023】図10には、支持鉄構同士間の制振装置7
とボイラ本体と支持鉄構間の制振装置6を高さ方向にお
いてオーバーラップして配置した場合を示す。支持鉄構
同士間の制振装置は最上まで配置しても良い。図10で
24はボイラ本体の上下方向地震力を低減させる目的で
取り付けた制振装置である。
【0024】以上説明したように、本発明の実施形態に
よれば、次のような構成と機能並びに作用を奏するもの
を含むものである。
【0025】上部のボイラ本体と支持鉄構間は制振装置
でエネルギー吸収を図る制振を行い、最下部などの支持
鉄構同士間に制振装置をとりつけ、柔構造化することで
上部のボイラ部へ入力する地震エネルギーを低減させ
る。すなわちボイラ本体と支持鉄構間と支持鉄構同士間
で役割分担を持たせた制振装置を組み合わせ配置する。
【0026】この際、地面により入力される地震動すな
わち地震エネルギーは、基礎部から支持鉄構に伝わるが
最下層部に設置されている制振装置によりこの部分で地
震力をカットするため、これより上層の地震応答、すな
わち層せん断力及びボイラー本体と支持鉄構の相対変位
すなわち振れ止め装置の容量および反力を小さくでき
る。
【0027】一方、最下層の制振装置より上には、振り
子状に吊り下げ支持したボイラ本体があるため、この部
分はボイラ本体と支持鉄構間による制振装置による制振
を行う。即ち、ボイラ本体の特色を生かし、役割分担さ
せた制振装置を組み合わせ配置することによりボイラ本
体に適した制振方法となる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、以下に記載されるよう
な効果を奏する。 (1)地震力を支持鉄構同士間で最下層部に設けた制振
装置でまず吸収し、更にボイラ本体と支持鉄構間に設け
た制振装置でボイラ本体の揺れを吸収するため、これよ
り上部の制振装置の地震時の反力が著しく低減すること
により、容量および大きさの小さい制振装置に出来る。
【0029】(2)上記(1)により、ボイラ本体及び
支持鉄構の相対変形量が著しく低減するため 接続配
管、ダクト等の耐振安全性が向上する。
【0030】(3)上記(1)により、ボイラ側の反力
が著しく低減するため、ボイラー側及び鉄骨側アンカー
部の反力が小さくなり、ボイラ本体耐圧部の耐震信頼性
が向上する。
【0031】(4)ベースシェアそのものも低減され、
支持鉄構の経済設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る制振装置及び下層部支
持鉄構側制振装置の取付構造を示す図である。
【図2】本発明の実施形態と従来例(ボイラ本体と支持
鉄構間の制振装置のみによるもの)との結果比較(応答
層せん断力の比較)を示す図である。
【図3】本発明の実施形態と従来例(ボイラ本体と支持
鉄構間の制振装置のみによるもの)との結果比較(比較
応答変位の比較)を示す図である。
【図4】従来型制振装置を示す図である。
【図5】従来型制振装置におけるボイラおよび支持鉄構
の各層の層せん断力を示す図である。
【図6】ボイラ構造物の一般的な地震応答変形性状を示
す図である。
【図7】基礎免震例を示す図である。
【図8】支持鉄構の制振装置の他の構成例を示す図であ
る。
【図9】制振装置として制振型ブレースを適用した構成
例を示す図である。
【図10】支持鉄構側制振装置の取り付けにおける他の
構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 ボイラ本体 2 支持鉄構 3 柱 4 梁 5 ブレース 6 ボイラ部振れ止め装置 7 支持鉄構部制振装置 8 ボイラ側制振範囲 9 支持鉄構側制振範囲 10 吊りボルト 12 リンク式振れ止め装置 13 ボイラ本体水壁 14 ボイラバックステー 15 ボイラ側アンカ 16 支持鉄構側アンカ 17 タービン建屋 18 基礎免震ゴム 19 接続配管 20 低降伏力鋼 21 オイルダンパ 22 鉛ダンパ 23 アンボンドブレース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラ支持鉄構に吊り下げ支持されたボ
    イラ本体の水平方向の揺れを、前記ボイラ本体と前記ボ
    イラ支持鉄構間で各高さ位置に設けた制振装置を介し
    て、前記ボイラ支持鉄構に伝達するボイラ本体の制振構
    造体であって、 前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構間に設けた最下段
    の制振装置より下層にある支持鉄構同士間に制振装置を
    取り付けたことを特徴とするボイラ本体の制振構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のボイラ本体の制振構造
    体において、 前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構間に設けた最下段
    の制振装置より下層にある支持鉄構同士間に制振装置を
    取り付けることに加えて、前記ボイラ支持鉄構同士間の
    制振装置を前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構間の制
    振装置と高さ方向においてオーバーラップさせて前記ボ
    イラ支持鉄構同士間に取り付けることを特徴とするボイ
    ラ本体の制振構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のボイラ本体の制
    振構造体において、 前記ボイラ本体と前記ボイラ支持鉄構を上下方向に取り
    付けた制振装置により連結したことを特徴とするボイラ
    本体の制振構造体。
  4. 【請求項4】 ボイラ支持鉄構に吊り下げ支持されたボ
    イラ本体の水平方向の揺れを、前記ボイラ本体と前記ボ
    イラ支持鉄構間で各高さ位置に設けた制振装置を介し
    て、前記ボイラ支持鉄構に伝達するボイラ本体の制振方
    法であって、 前記ボイラ本体は前記制振装置によって地震エネルギー
    の吸収が図られ、 前記ボイラ支持鉄構は、前記ボイラ本体と前記ボイラ支
    持鉄構間に設けた最下段の制振装置より下層において前
    記ボイラ支持鉄構同士間に取り付けられた制振装置によ
    って前記ボイラ支持鉄構の下部を柔構造化することによ
    り、上層にあるボイラ本体部分への地震エネルギーを低
    減させることを特徴とするボイラ本体の制振方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のボイラ本体の制振構造
    体において、 前記ボイラ支持鉄構は、柱、梁及びブレースを備えてお
    り、前記ボイラ支持鉄構間の制振装置は前記柱と前記ブ
    レースとの間に設けられることを特徴とするボイラ本体
    の制振構造体。
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