JPH07197985A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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Publication number
JPH07197985A
JPH07197985A JP35235093A JP35235093A JPH07197985A JP H07197985 A JPH07197985 A JP H07197985A JP 35235093 A JP35235093 A JP 35235093A JP 35235093 A JP35235093 A JP 35235093A JP H07197985 A JPH07197985 A JP H07197985A
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JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
liquid chamber
air chamber
forming member
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP35235093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kojima
宏 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立時においてダイヤフラムにしわを残さ
ず、減衰特性の低下を防止する。 【構成】 外筒14内に中間ブロック22、制限通路形
成部材24、及び制限通路形成部材24空気室形成部材
25が挿入される。中間ブロック22の内側に本体ゴム
26を介して内筒12が配設され、本体ゴム26と制限
通路構成部材24との間に受圧液室28が形成される。
制限通路構成部材24に円柱穴38が形成される。円柱
穴38の直下の位置に副液室40となる空間を形成する
凹部24Bが設けられ、凹部24Bと対向する空気室形
成部材25の部分に内壁面25Aが設けられる。制限通
路構成部材24の凹部24Bと空気室形成部材25の内
壁面25Aとの間で形成される空間内にダイヤフラム4
2が配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動発生部からの振動
を吸収する防振装置に関し、特に制御式エンジンマウン
ト等の制御式防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両には、エンジンマウン
ト、キャブマウント、ボデーマウントとして防振装置が
用いられている。自動車等の車両の振動には低周波の振
動や高周波の振動が存在する。これら高低両方の振動を
吸収する防振装置として制御式防振装置が知られてい
る。
【0003】このような防振装置は、防振装置の外枠を
構成する外筒内に、低周波用副液室及び高周波用副液室
からなる一対の副液室と受圧液室とを備えていると共
に、これら一対の副液室と受圧液室との間をそれぞれオ
リフィスで連結する構造とされている。
【0004】また、これら一対の副液室はそれぞれダイ
ヤフラムを備えており、この内の高周波用副液室側のダ
イヤフラムの背面側に、エンジンの吸入負圧を必要に応
じて送り込めるような構造になっている。
【0005】つまり、低周波振動入力時には、このダイ
ヤフラムの背面側の気体が抜かれて高周波用副液室側が
拡縮しないようになり、受圧液室と低周波用副液室との
間のみで液体が行き来するようになっている。また、高
周波振動入力時には、受圧液室と低周波用副液室との間
のオリフィスが目詰まりをするので、ダイヤフラムの背
面側に気体が送られて受圧液室と高周波用副液室との間
のオリフィスによって液体が行き来するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の防振装
置は、ダイヤフラムが外筒に加硫接着される構造となっ
ているので、防振装置の組立時における外筒のしぼり加
工に伴って、ダイヤフラムにしわが発生する虞があっ
た。そして、ダイヤフラムにしわを有していると、エン
ジンの吸入負圧でダイヤフラムを外筒に引きつけた際に
しわが残って、空気が混入した時と同じ原理で減衰特性
が低下する。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、組立時におい
てダイヤフラムにしわを残さず、減衰特性を低下させる
ことのない防振装置を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防振装置
は、振動発生部及び振動受部の一方へ連結される外筒
と、振動発生部及び振動受部の他方へ連結される内筒
と、前記外筒と前記内筒との間に設けられ振動発生時に
変形する弾性体と、前記弾性体を少なくとも隔壁の一部
として形成され且つ液体が充填された受圧液室と、前記
受圧液室に隣り合って配置される副液室と、前記受圧液
室と前記副液室との間を区画すると共にこれら液室間を
連通する制限通路を有した隔壁部材と、前記隔壁部材に
外周部分が取り付けられ且つ前記副液室の隔壁の一部を
構成するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムを挟んで前
記副液室と対向して配置される空気室と、前記空気室に
接続され且つ前記空気室内に気体を給配して前記ダイヤ
フラムを前記空気室の内壁面に密着する密着状態と前記
ダイヤフラムを前記副液室と前記空気室との間で変形可
能とする変形可能状態との間で前記ダイヤフラムを変位
させる気体給配手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の防振装置によれば、例えば、内筒をエ
ンジン等の振動発生部へ連結し外筒を車体等の振動受部
へ連結することにより、エンジン等は内筒、弾性体及び
外筒を介して車体等の振動受部へ支持される。エンジン
等が発生する振動は、弾性体の内部摩擦に基づく抵抗で
吸収される他、受圧液室と副液室との間を区画する隔壁
部材の制限通路内で生じる液体の通過抵抗及び液柱共振
によって、吸収される。
【0010】一方、この防振装置では、副液室を複数形
成すると共にこれに繋がる複数の制限通路を夫々大きさ
を異なるものに設定し、所定の副液室以外の副液室を振
動の周波数に対応して拡縮不可能とすることによって、
所定の制限通路内での液体の液柱共振により所定の周波
数の振動を吸収することができる。
【0011】また、隔壁部材に外周部分が取り付けられ
るダイヤフラムが、副液室の隔壁の一部を構成し、この
ダイヤフラムを挟んで副液室と対向して空気室が配置さ
れる。さらに、空気室に接続される気体給配手段が空気
室内に気体を給配して、ダイヤフラムを空気室の内壁面
に密着する密着状態と、ダイヤフラムを副液室と空気室
との間で変形可能とする変形可能状態との間で、ダイヤ
フラムを変位させる。
【0012】従って、ダイヤフラムが外筒に加硫接着さ
れない構造となっているので、防振装置の組立時におけ
る外筒のしぼり加工に際しても、ダイヤフラムにしわが
発生することがない。この為、エンジンの吸入負圧でダ
イヤフラムを空気室の内壁面に引きつけた際にしわが残
らず、減衰特性が低下することがない。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図5にしたがっ
て説明する。
【0014】図1及び図3に示すように、本実施例の防
振装置10は、外筒14を備えており、外筒14は図示
しない振動受部である車体に取り付けるためのブラケッ
ト15へ挿入されている。
【0015】外筒14の内側には薄肉ゴム層16が加硫
接着されている。図1及び図3に示すように、この薄肉
ゴム層16の一部は外筒14の内周面から離れたダイヤ
フラム18とされている。ダイヤフラム18と外筒14
との間は第1の空気室20とされて必要に応じて外部と
連通される。
【0016】外筒14内には、中間ブロック22、隔壁
部材である制限通路形成部材24、及び制限通路形成部
材24の下部に取り付けられる空気室形成部材25が挿
入されている。制限通路構成部材24及び空気室形成部
材25は、一体となった状態で外筒14の軸方向から見
て略半円形のブロック形状とされており、外周面が薄肉
ゴム層16の内周面へ密着している。
【0017】一方、中間ブロック22の軸方向両端部に
一対のフランジ部22Aがそれぞれ形成されており、フ
ランジ部22Aの間に制限通路構成部材24が配設され
ている。また、中間ブロック22の外周面は、薄肉ゴム
層16へ密着している。
【0018】この中間ブロック22には、軸方向に貫通
する大径貫通孔22Bが形成されており、この大径貫通
孔22Bの内側に内筒12が中間ブロック22とほぼ平
行に配設されている。そして、この内筒12は図示しな
い振動発生部であるエンジンに連結されている。また、
中間ブロック22の一対のフランジ部22A間は、小径
に形成されており、小径部分の下側に切欠22Cが形成
されている。
【0019】内筒12と中間ブロック22との間には弾
性体としての本体ゴム26が掛け渡されており、本体ゴ
ム26の一部は、フランジ部22Aの間の小径部分の外
周にも薄肉状に延設されている。
【0020】図1に示すように、本体ゴム26には、制
限通路構成部材24側に凹部26Aが形成されており、
この凹部26Aは、制限通路構成部材24との間に受圧
液室28を形成している。
【0021】一方、中間ブロック22と外筒14との間
には、フランジ部22A、中間ブロック22の小径部
分、薄肉ゴム層16、ダイヤフラム18及び制限通路構
成部材24の端部によって囲まれて副液室30が形成さ
れている。
【0022】これら受圧液室28、副液室30には、
水、オイル等の液体が充填されている。
【0023】図1、図3及び図4に示すように、制限通
路構成部材24の外周面には、細溝32が形成されてい
る。細溝32は外筒14によって囲まれてシェイク用オ
リフィス34の一部を構成している。この細溝32の一
端部は副液室30と連通しており、他端部が、制限通路
構成部材24内にL字形に穿設されてシェイク用オリフ
ィス34の他の一部を構成する貫通孔36に、接続され
ている。この為、細溝32及び貫通孔36を介して副液
室30と受圧液室28とが連通されている。
【0024】制限通路構成部材24の軸方向中央部であ
って平面部24A側の中央部には、アイドルオリフィス
48を構成する円柱穴38が形成されている。なお、こ
のアイドルオリフィス48の通路断面積は、シェイク用
オリフィス34の通路断面積よりも小さくされており、
アイドルオリフィス48の長手寸法は、シェイク用オリ
フィス34の長手寸法よりも短くされている。
【0025】さらに、制限通路構成部材24の円柱穴3
8の直下の位置には、副液室40となる空間を形成する
凹部24Bが設けられていて、この凹部24Bと対向す
る空気室形成部材25の部分には、半球面状に形成され
た内壁面25Aが設けられている。
【0026】そして、これら制限通路構成部材24の凹
部24Bと空気室形成部材25の内壁面25Aとの間で
形成される空間内には、この空間を二部分するようにダ
イヤフラム42が配置されており、制限通路構成部材2
4と空気室形成部材25との間にダイヤフラム42の外
周部が挟持されて、制限通路構成部材24にダイヤフラ
ム42が取り付けられている。
【0027】従って、ダイヤフラム42の上側の空間が
副液室40となると共に、ダイヤフラム42の下側の空
間が第2の空気室44となり、内壁面25Aが第2の空
気室44の内壁面を構成することになる。
【0028】図1及び図4に示すように、空気室形成部
材25には、空気室形成部材25の内壁面25Aから空
気室形成部材25の外周へ貫通する貫通孔50が円柱穴
38と同軸状に形成されており、この貫通孔50に同軸
状に孔部48が位置するように、この孔部48を有した
連結材46がブラケット15にねじ止められている。
【0029】この連結材46にはパイプ82の一端側が
接続されており、このパイプ82の他端側が気体給配手
段である例えば3ポート2位置切換弁84に連結されて
いる。従って、第2の空気室44は、貫通孔50、連結
材46及びパイプ82を介して3ポート2位置切換弁8
4に連結されることになる。そして、図1及び図5に示
すように、3ポート2位置切換弁84は図示しないエン
ジンのインテークマニホールド86と連通する接続パイ
プ87と外気連通パイプ88とに接続されている。
【0030】また、3ポート2位置切換弁84はいわゆ
る電磁弁となっており、車両の運転状況を判断する制御
装置90によって第2の空気室44内への気体の給配の
切り換えが制御される。なお、制御装置90には車両の
運転状況を判断するセンサとして、少なくともエンジン
回転センサ92と車速検出センサ94とが接続されてい
る。
【0031】以上より、制御装置90により、3ポート
2位置切替弁84への通電及び通電の停止が制御され
て、制限通路構成部材24の凹部24Bと空気室形成部
材25の内壁面25Aとの間の空間の中間の位置と、空
気室形成部材25の内壁面25Aに密着された位置との
間で、ダイヤフラム42の位置が切り換えられ、アイド
ルオリフィス48が実質的に開閉されることになる。
【0032】つまり、3ポート2位置切替弁84へ通電
されている状態では、インテークマニホールド86によ
る負圧が遮断されることになる。これにより、第2の空
気室44内は、大気側に連通されて大気圧となるため、
ダイヤフラム42が押し上げられることになる。
【0033】この結果、図1に示すように、ダイヤフラ
ム42がこの空間の中間に位置し、副液室40と第2の
空気室44との間でダイヤフラム42を変形可能とする
変形可能状態となって、副液室40が拡縮可能となり、
アイドルオリフィス48が受圧液室28と副液室40と
を連通することになる。
【0034】また、3ポート2位置切替弁84への通電
が停止されている状態では、大気側との連通が遮断され
ることになる。これにより、第2の空気室44は、イン
テークマニホールド86と連通し、第2の空気室44内
は、インテークマニホールド86によって負圧とされ
る。このため、図2に示すように、ダイヤフラム42が
内壁面25A側に移動し、ダイヤフラム42が空気室形
成部材25の内壁面25Aに密着する密着状態となっ
て、副液室40が拡縮不可能となり、アイドルオリフィ
ス48が実質的に閉止される。
【0035】次に、本実施例に係る防振装置10の製造
について説明する。まず、図3に示すように、外筒14
の内側に薄肉ゴム層16を加硫接着する。また、制限通
路構成部材24及び空気室形成部材25をダイキャスト
加工等により製造し、制限通路構成部材24と空気室形
成部材25との間に、ダイヤフラム42を挟み付けて、
液中で中間ブロック22等と共に外筒14に挿入して、
外筒12をかしめ加工する。
【0036】以上のような組み立てに伴って、制限通路
構成部材24とダイヤフラム42とで囲まれる副液室4
0が形成されると共に、本体ゴム26と制限通路構成部
材24とで囲まれる受圧液室28が形成されるだけでな
く、副液室40とダイヤフラム42を介して対向する第
2の空気室44が3ポート2位置切替弁84と繋がれ
て、第2の空気室44内の気圧を変えることができるよ
うになる。
【0037】次に、本実施例の作用を説明する。図示し
ない車両のエンジンを始動すると、インテークマニホー
ルド86内が負圧となる。
【0038】車両が、例えば70〜80Km/h以上の速度
で走行すると、シェイク振動が生じる。制御装置90が
振動はシェイク振動であると判断すると、3ポート2位
置切換弁84を切り換えて第2の空気室44内を負圧に
する。これによって、図2に示すように、ダイヤフラム
42が空気室形成部材25の内壁面25Aに密着する密
着状態となって副液室40が拡縮不可能となり、アイド
ルオリフィス48が閉止され、シェイク用オリフィス3
4内を液体が行き来して通過抵抗を受け、または液柱共
振することによってシェイク振動が吸収される。
【0039】一方、振動の周波数が高い場合には(例え
ば、アイドル振動やこもり音の原因となる高周波振
動)、シェイク用オリフィス34が目詰まり状態とな
る。このときには、制御装置90は3ポート2位置切換
弁84を切り換えて第2の空気室44内を大気と連通さ
せる。
【0040】これによって、第2の空気室44内が大気
圧と同圧となり、図1に示すように、ダイヤフラム42
が空気室形成部材25の内壁面25Aから離間して、副
液室40が拡縮可能な変形可能状態となり、液体がアイ
ドルオリフィス48を行き来することができる。これに
よって、アイドルオリフィス48内で液体が液柱共振し
て防振装置10の動ばね定数が低減され、高周波数の振
動が吸収される。
【0041】また、ダイヤフラム42が外筒14に加硫
接着されない構造となっているので、防振装置10の組
立時における外筒14のしぼり加工に際しても、ダイヤ
フラム42にしわが発生することがなくなる。この為、
エンジンの吸入負圧でダイヤフラム42を内壁面25A
に引きつけた際にしわが残こらず、減衰特性が低下する
ことがない。
【0042】なお、本実施例では、主としてシェイク振
動とアイドル振動を効果的に吸収するようにオリフィス
がチューニングされているが、各オリフィスのチューニ
ングはこれらに限らず、例えばアイドル振動とこもり音
の原因となる高周波振動とを吸収するように各オリフィ
スをチューニングしてもよいのは勿論である。
【0043】また、実施例において、車体に外筒14側
を連結し、エンジンに内筒12側を連結するような構成
としたがこの逆の構成としてもよい。
【0044】他方、実施例において、車両に搭載される
エンジンの防振を目的としたが、本発明の防振装置は例
えば車両のボディマウント等、あるいは車両以外の他の
用途にも用いられることはいうまでもなく、また、弾性
体等の形状、寸法及びオリフィスの数なども実施例のも
のに限定されるものではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の防振装置は上
記構成としたので、組立時においてダイヤフラムにしわ
が残らず、減衰特性が低下することがないという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る防振装置の軸線に直角
な断面図であって、アイドル振動時を表す図である。
【図2】本発明の一実施例に係る防振装置の軸線に直角
な断面図であって、シェイク振動時を表す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る防振装置の分解斜視図
である。
【図4】本発明の一実施例に係る防振装置に採用される
制限通路形成部材及び制限通路形成部材を表す図であっ
て、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る防振装置に採用される
3ポート2位置切換弁の詳細を表す図である。
【符号の説明】
10 防振装置 12 内筒 14 外筒 24 制限通路構成部材(隔壁部材) 26 本体ゴム(弾性体) 28 受圧液室 30 副液室 42 ダイヤフラム 44 第2の空気室 84 3ポート2位置切換弁(気体給配手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生部及び振動受部の一方へ連結さ
    れる外筒と、 振動発生部及び振動受部の他方へ連結される内筒と、 前記外筒と前記内筒との間に設けられ振動発生時に変形
    する弾性体と、 前記弾性体を少なくとも隔壁の一部として形成され且つ
    液体が充填された受圧液室と、 前記受圧液室に隣り合って配置される副液室と、 前記受圧液室と前記副液室との間を区画すると共にこれ
    ら液室間を連通する制限通路を有した隔壁部材と、 前記隔壁部材に外周部分が取り付けられ且つ前記副液室
    の隔壁の一部を構成するダイヤフラムと、 前記ダイヤフラムを挟んで前記副液室と対向して配置さ
    れる空気室と、 前記空気室に接続され且つ前記空気室内に気体を給配し
    て前記ダイヤフラムを前記空気室の内壁面に密着する密
    着状態と前記ダイヤフラムを前記副液室と前記空気室と
    の間で変形可能とする変形可能状態との間で前記ダイヤ
    フラムを変位させる気体給配手段と、 を備えたことを特徴とする防振装置。
JP35235093A 1993-12-29 1993-12-29 防振装置 Pending JPH07197985A (ja)

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JP35235093A JPH07197985A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 防振装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111219440A (zh) * 2019-11-11 2020-06-02 浙江零跑科技有限公司 发动机悬置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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