JPH07197921A - 軽量ｃ形鋼リップ止め金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】横軽量Ｃ形鋼７と、ネコピース４を、固定する
ための、金具である。 【構成】リップ部８に、リップ止金め具１が入れやすい
ように、鋼板の両側を４５°の角度に曲げ加工をし、又
ボルトの共回りを防ぐためにボルトの頭下部を四角にし
て、金具に固定したものである。立て軽量Ｃ形鋼６のネ
コピースに、リップ止め金具を、ナットにて、仮に、取
り付けて置き、横Ｃ形鋼７を、ネコピースに接触させ
て、特殊ボルト２のツマミを浮かせながら平行方向に回
転させて入れ込み、リップ部８を押さえ付けて固定す
る。 【効果】横軽量Ｃ形鋼７のリップ８側に、平鋼、鋼板の
加工、溶接等が、不要となる、又必要寸法の切断加工の
みで取り付けが簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】鉄骨建築物の胴ブチには、通常軽
量Ｃ形鋼が多く用いられ、それらの窓回り及びパラペッ
ト等の横胴ブチの固定にリップ止め金具を使う事は、作
業性便利性の上からである。

【０００２】

【従来の技術】従来は平鋼、又は鋼板を適当な寸法に加
工したものを、軽量Ｃ形鋼のリップ部に溶接を施しボル
トでネコピースに固定した、又ボルトが共回りし易いの
で作業性が悪かった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】軽量Ｃ形鋼のリップ部
に、平鋼、又は鋼板の溶接等を不要にして、ボルトの共
回りを無くし、作業性、便利性の向上を重視する事であ
る。

【０００４】

【課題が解決する手段】リップ止め金具は、リップ部の
押える所を４５°の角度に曲げ加工する事により、スム
ーズに入れ易くするのが目的である。又リップ止め金具
に特殊ボルトを固定する事により共回りを防ぐ事が出来
る。

【０００５】

【作用】以上の構成により軽量Ｃ形鋼のリップ部をネコ
ピースに固定する事が出来る。

【０００６】

【実施例１】以下、本発明の第一の実施例を、図２に基
づいて説明すると、軽量Ｃ形鋼リップ止め金具に、調整
用のツマミを付けた金具である。

【０００７】調整用の（３）ボルトツマミを付ける事に
より（１）リップ止め金貝が軽量Ｃ形鋼のリップ部へ、
入れ込む事がスムーズに出来るようにした。

【０００８】

【実施例２】図３の実施例を、説明すると、リップ止め
金具と特殊ボルトを、分離した金具である。

【０００９】リップ止め金具を（７）横軽量Ｃ形鋼の必
要寸法上に先に点付溶接で固定し取付の段階に、特殊ボ
ルトを差し込んでネコピースに固定する事が出来る。

【００１０】

【実施例３】図４の実施例を説明すると、リップ止め金
具にボルト２本で取り付けた金具である。

【００１１】軽量Ｃ形鋼を、柱等に固定してあるネコピ
ースに取付ける場合にボルト２本で固定する事が多い。

【００１２】

【発明の効果】平鉄又は鋼板等に加工又は溶接を施さな
くてもよい、又はボルトをリップ止め金具に固定する事
により、ボルトの共回りを防ぐ事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の取合いを表した斜視図

【図２】本発明の第１の実施例を示す斜視図

【図３】本発明の第２の実施例を示す斜視図

【図４】本発明の第３の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１ リップ止め金具 ５ ナット ２ ボルトの頭 ６ 立軽量Ｃ形鋼 ３ ボルトのつまみ ７ 横軽量Ｃ形鋼 ４ ネコピース ８ リップ部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】軽量Ｃ形鋼のリップ部を、ネコピースに、
   接続固定する金具。