JPH07196039A - 車両およびその製作方法 - Google Patents
車両およびその製作方法Info
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- JPH07196039A JPH07196039A JP21845794A JP21845794A JPH07196039A JP H07196039 A JPH07196039 A JP H07196039A JP 21845794 A JP21845794 A JP 21845794A JP 21845794 A JP21845794 A JP 21845794A JP H07196039 A JPH07196039 A JP H07196039A
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- gutter
- roof
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Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄道車両等において、側ブロックと屋根ブロッ
クとの結合部の見栄えを良くすることにある。 【構成】側ブロック200と屋根ブロック400との結
合は樋415の位置で行なう。樋415を構成する外板
410の裏面には側ブロック200の縦梁201が接し
ている。内装部材(例、内装板230)を取付けた側ブ
ロック200と内装部材(例、内装板420)を取付け
た屋根ブロック400とを樋415の部分で溶接等によ
って結合する。この結合手段は外方からのみ行なえる溶
接方法を用いる。室内側においては側ブロック200に
固定した縦梁201及び継手201を屋根ブロック40
0の横梁402にリベット500で結合する。その後、
内装板510を取り付ける。樋415の部分で結合して
いるので、外方から容易に、かつ見栄え良く、結合でき
る。
クとの結合部の見栄えを良くすることにある。 【構成】側ブロック200と屋根ブロック400との結
合は樋415の位置で行なう。樋415を構成する外板
410の裏面には側ブロック200の縦梁201が接し
ている。内装部材(例、内装板230)を取付けた側ブ
ロック200と内装部材(例、内装板420)を取付け
た屋根ブロック400とを樋415の部分で溶接等によ
って結合する。この結合手段は外方からのみ行なえる溶
接方法を用いる。室内側においては側ブロック200に
固定した縦梁201及び継手201を屋根ブロック40
0の横梁402にリベット500で結合する。その後、
内装板510を取り付ける。樋415の部分で結合して
いるので、外方から容易に、かつ見栄え良く、結合でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両、ガイドウエ
イを走行する車両、跨座形モノレールカー、バス等の車
両の車体の構成に関する。
イを走行する車両、跨座形モノレールカー、バス等の車
両の車体の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両の車体は、床、屋根、車両
の幅方向の壁(側という)、および車両の長手方向の壁
(妻という)の六面体である。
の幅方向の壁(側という)、および車両の長手方向の壁
(妻という)の六面体である。
【0003】この車両の一般的な製作手順を説明する
と、先ず、面体を構成する各面をブロックとして構成す
る。このブロックは骨組と外面となる外板とからなる。
次に、この六つのブロックを溶接やボルトによって結合
する。この結合は一般に室内側と室外側の2ヶ所で行
う。次に、側ブロックおよび妻ブロックの出入口や窓の
開口から配管、配線および内装部材(床のシート、壁や
天井の内装板、腰掛、窓部材、照明器具等)等の諸部材
を搬入し、取付ける。このような車両は特開昭55−3
1694号公報(USP4222335)に示されてい
る。
と、先ず、面体を構成する各面をブロックとして構成す
る。このブロックは骨組と外面となる外板とからなる。
次に、この六つのブロックを溶接やボルトによって結合
する。この結合は一般に室内側と室外側の2ヶ所で行
う。次に、側ブロックおよび妻ブロックの出入口や窓の
開口から配管、配線および内装部材(床のシート、壁や
天井の内装板、腰掛、窓部材、照明器具等)等の諸部材
を搬入し、取付ける。このような車両は特開昭55−3
1694号公報(USP4222335)に示されてい
る。
【0004】上記では室内側の諸部材の取付け作業を狭
い室内で行っているので、作業性が悪く、また作業に多
大な時間を要している。
い室内で行っているので、作業性が悪く、また作業に多
大な時間を要している。
【0005】このため、前記六つの各ブロックの内側に
諸部材を取付けた後、六つのブロックの結合を行う方式
が提案されている。それぞれの結合はリベットやボルト
・ナットで行っている。
諸部材を取付けた後、六つのブロックの結合を行う方式
が提案されている。それぞれの結合はリベットやボルト
・ナットで行っている。
【0006】そして、側ブロックと屋根ブロックとの結
合位置は、実質的に屋根の位置において、室外側および
室内側の2点である。室外側の結合は側ブロック、屋根
ブロックのそれぞれの端部を外方に突出させてリベット
等で締結している。そしてこの突出部をカバーで覆って
漏水を防止している。カバーの材料はステンレス等であ
る。この突出部は雨樋を兼用している。また、この部分
の内側の結合もリベットで行っている。
合位置は、実質的に屋根の位置において、室外側および
室内側の2点である。室外側の結合は側ブロック、屋根
ブロックのそれぞれの端部を外方に突出させてリベット
等で締結している。そしてこの突出部をカバーで覆って
漏水を防止している。カバーの材料はステンレス等であ
る。この突出部は雨樋を兼用している。また、この部分
の内側の結合もリベットで行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】実開昭48−6491
0号公報に示す方式においては、見栄えや防水処理が考
慮されていないと考えられる。
0号公報に示す方式においては、見栄えや防水処理が考
慮されていないと考えられる。
【0008】本発明の目的は、側ブロックと屋根ブロッ
クとの結合部の見栄えを良くすることにある。
クとの結合部の見栄えを良くすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ほぼ垂直な側
ブロックの上部の樋を屋根ブロックの端部の外板によっ
て構成し、前記樋の部分の前記外板又は前記樋の近傍の
前記外板と前記側ブロックとを車両の室外側からのみの
作業で結合できる結合手段で結合していること、を特徴
とする。
ブロックの上部の樋を屋根ブロックの端部の外板によっ
て構成し、前記樋の部分の前記外板又は前記樋の近傍の
前記外板と前記側ブロックとを車両の室外側からのみの
作業で結合できる結合手段で結合していること、を特徴
とする。
【0010】
【作用】側ブロックと屋根ブロックとの結合位置として
側ブロックの上部に設けた樋の部分で行っているので、
結合作業を外部のみから行なえ、内装を行なった後の結
合を行えるものである。見栄えを考慮しても外方から容
易に結合作業を行えるものである。
側ブロックの上部に設けた樋の部分で行っているので、
結合作業を外部のみから行なえ、内装を行なった後の結
合を行えるものである。見栄えを考慮しても外方から容
易に結合作業を行えるものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図2によっ
て説明する。
て説明する。
【0012】先ず、図2によって全体構成を説明する。
100は床ブロック、200は側ブロック、300は妻
ブロック、400は屋根ブロックである。床ブロック1
00、側ブロック200、および屋根ブロック400は
車両と同一長さを有する。これらの六つのブロックは各
ブロックを結合して六面体を構成する以前に内装部材を
取付けている。内装部材を取付けた後、各ブロックを結
合する。
100は床ブロック、200は側ブロック、300は妻
ブロック、400は屋根ブロックである。床ブロック1
00、側ブロック200、および屋根ブロック400は
車両と同一長さを有する。これらの六つのブロックは各
ブロックを結合して六面体を構成する以前に内装部材を
取付けている。内装部材を取付けた後、各ブロックを結
合する。
【0013】床ブロックの下面には、空気配管、電気配
線管、各種の電機機器や空気機器(いずれも図示せず)
が取付けられている。これら機器、特に重量の大の機器
は各ブロックを結合した後、取付ける。
線管、各種の電機機器や空気機器(いずれも図示せず)
が取付けられている。これら機器、特に重量の大の機器
は各ブロックを結合した後、取付ける。
【0014】床ブロック100は、車体の長手方向に沿
って配置した2本の縦梁101、左右の2本の縦梁10
1,101を連結する複数の横梁103、これらの上面
に設置されるものであって、金属製の平板、又は軽合金
製の型材、あるいはハニカムパネル等からなる床板10
5、床板103の上面に設置した樹脂製の敷物107等
からなる。床下には台車や車両同士の連結に用いる連結
部材(図示せず)を設置している。敷物107を除く強
度部材101,103,105等は相互にスポット溶接
等で結合している。縦梁101、横梁103はステンレ
ス製である。
って配置した2本の縦梁101、左右の2本の縦梁10
1,101を連結する複数の横梁103、これらの上面
に設置されるものであって、金属製の平板、又は軽合金
製の型材、あるいはハニカムパネル等からなる床板10
5、床板103の上面に設置した樹脂製の敷物107等
からなる。床下には台車や車両同士の連結に用いる連結
部材(図示せず)を設置している。敷物107を除く強
度部材101,103,105等は相互にスポット溶接
等で結合している。縦梁101、横梁103はステンレ
ス製である。
【0015】腰掛260はその背面部で前記骨組に固定
している。この固定手段は種々ある。腰掛260はL状
の架台と、クッションとなる座部、同じく背部との3つ
に分けて構成している。先ず、L状の架台を前記骨組に
固定する。例えば、その上部に逆L状の引掛け部材を設
けておき、これを骨組の穴に引掛け、次に架台の下部を
ボルト等で前記骨組に固定する。また、上下の2ヶ所と
も引掛けて固定してもよいし、上下の2ヶ所ともボルト
等で固定してもよい。次に、クッションの背部を架台に
取付ける。この固定は、上部の引掛け部材を架台の穴に
挿入した後、下部をボルト等で架台に固定する。最後に
クッションの座部を取付ける。この固定はクッションの
下面の凸部を架台の凹部に挿入することによって行う。
している。この固定手段は種々ある。腰掛260はL状
の架台と、クッションとなる座部、同じく背部との3つ
に分けて構成している。先ず、L状の架台を前記骨組に
固定する。例えば、その上部に逆L状の引掛け部材を設
けておき、これを骨組の穴に引掛け、次に架台の下部を
ボルト等で前記骨組に固定する。また、上下の2ヶ所と
も引掛けて固定してもよいし、上下の2ヶ所ともボルト
等で固定してもよい。次に、クッションの背部を架台に
取付ける。この固定は、上部の引掛け部材を架台の穴に
挿入した後、下部をボルト等で架台に固定する。最後に
クッションの座部を取付ける。この固定はクッションの
下面の凸部を架台の凹部に挿入することによって行う。
【0016】側ブロック200は、車両の長手方向に沿
って配置した2本の縦梁201,202、複数の柱20
5、複数の横材207、入口の枠209等からなる骨
組、骨組の外面に固定した外板220、骨組の内側に固
定した内装板230、ガラスを備えた窓装置235、出
入口の扉装置240、荷棚250、車両の長手方向に沿
って設けた腰掛260等からなる。
って配置した2本の縦梁201,202、複数の柱20
5、複数の横材207、入口の枠209等からなる骨
組、骨組の外面に固定した外板220、骨組の内側に固
定した内装板230、ガラスを備えた窓装置235、出
入口の扉装置240、荷棚250、車両の長手方向に沿
って設けた腰掛260等からなる。
【0017】242は扉装置240の扉の駆動装置の点
検蓋である。扉装置240を側ブロック200に設けて
いるので、点検蓋242を側ブロック200に設けてい
る。荷棚250および腰掛260は内装板230の内側
にある。
検蓋である。扉装置240を側ブロック200に設けて
いるので、点検蓋242を側ブロック200に設けてい
る。荷棚250および腰掛260は内装板230の内側
にある。
【0018】骨組を構成する部材201,202,20
5,207,209等は相互にスポット溶接で結合され
ており、そして外板220もスポット溶接で結合してい
る。内装板230接着材やビス等で固定する。骨組およ
び外板220はステンレス製である。
5,207,209等は相互にスポット溶接で結合され
ており、そして外板220もスポット溶接で結合してい
る。内装板230接着材やビス等で固定する。骨組およ
び外板220はステンレス製である。
【0019】妻ブロック300は、その外板を他のブロ
ックに結合した後、内装板310を取り付ける。
ックに結合した後、内装板310を取り付ける。
【0020】屋根ブロック400は、複数の円弧状の横
梁402、車両の長手方向に沿って設けられ、横梁40
2を結合する複数の縦梁403,404、複数の横梁4
02に固定した外板410、樋415、縦梁403,4
04に結合した内装板420,421、照明装置43
0、空調ダクト440等からなる。
梁402、車両の長手方向に沿って設けられ、横梁40
2を結合する複数の縦梁403,404、複数の横梁4
02に固定した外板410、樋415、縦梁403,4
04に結合した内装板420,421、照明装置43
0、空調ダクト440等からなる。
【0021】縦梁404は空調ダクトを兼ねており、途
中を空調装置(図示せず)に連結している。縦材404
の下面は空調空気の吐出口になっている。照明装置43
0の反射板431が空調空気の吹出口のデイフューザに
なっている。
中を空調装置(図示せず)に連結している。縦材404
の下面は空調空気の吐出口になっている。照明装置43
0の反射板431が空調空気の吹出口のデイフューザに
なっている。
【0022】横梁402、縦梁403,404の結合、
この骨組への外板410、内装板420,421の結合
手段は側ブロックの結合手段と同様である。横梁40
2、縦梁403,404、外板410はステンレス製で
ある。
この骨組への外板410、内装板420,421の結合
手段は側ブロックの結合手段と同様である。横梁40
2、縦梁403,404、外板410はステンレス製で
ある。
【0023】このように構成された各ブロックを結合す
る。即ち、側ブロック200は、内装板230、窓装置
235、扉装置240、荷棚250、腰掛260等を取
り付けている。ここで、窓装置235は実質的に開閉で
きないものとする。屋根ブロック400は、内装板42
0,421、照明装置430、空調ダクト440等を取
り付けている。
る。即ち、側ブロック200は、内装板230、窓装置
235、扉装置240、荷棚250、腰掛260等を取
り付けている。ここで、窓装置235は実質的に開閉で
きないものとする。屋根ブロック400は、内装板42
0,421、照明装置430、空調ダクト440等を取
り付けている。
【0024】床ブロック100と側ブロック200の下
部とは、縦梁202と外板207との組立体を床ブロッ
クの垂直面に外方から結合する。この結合は外方のみか
ら結合作業を行うことのできる方式を採用する。例え
ば、インダイレクト方式のスポット溶接、栓溶接、リベ
ット等がある。インダイレクト方式のスポット溶接法に
よれば外方のみから作業ができる。この溶接部の床ブロ
ック100は強固に製作されているので、インダイレク
ト方式のスポット溶接を採用できる。この溶接方法は外
方から床ブロック100に向けて電極を強く押すので、
他方の電極となる部材(床ブロック100)は強固であ
る必要がある。前記リベットとしては後述するリベット
500がある。
部とは、縦梁202と外板207との組立体を床ブロッ
クの垂直面に外方から結合する。この結合は外方のみか
ら結合作業を行うことのできる方式を採用する。例え
ば、インダイレクト方式のスポット溶接、栓溶接、リベ
ット等がある。インダイレクト方式のスポット溶接法に
よれば外方のみから作業ができる。この溶接部の床ブロ
ック100は強固に製作されているので、インダイレク
ト方式のスポット溶接を採用できる。この溶接方法は外
方から床ブロック100に向けて電極を強く押すので、
他方の電極となる部材(床ブロック100)は強固であ
る必要がある。前記リベットとしては後述するリベット
500がある。
【0025】妻ブロック300の外板と床ブロック10
0との結合も前記と同様である。
0との結合も前記と同様である。
【0026】側ブロック200と屋根ブロック400と
の結合部を図1によって説明する。屋根ブロック400
の幅方向の端部には樋415がある。この樋415は外
板410の端部を上方に折曲げて構成したものである。
樋415の底面415bは幅方向においてほぼ水平であ
る。樋415の垂直部415cの上端415dは内側に
折曲げている。樋415はほぼ垂直な側ブロック200
の上端にある。
の結合部を図1によって説明する。屋根ブロック400
の幅方向の端部には樋415がある。この樋415は外
板410の端部を上方に折曲げて構成したものである。
樋415の底面415bは幅方向においてほぼ水平であ
る。樋415の垂直部415cの上端415dは内側に
折曲げている。樋415はほぼ垂直な側ブロック200
の上端にある。
【0027】側ブロック200の上端の構成を説明す
る。縦梁201は屋根ブロック400の横梁402の下
面、樋415の屋根側の垂直部415a、底部415
b、外板220の各面に接するように折曲げて形成して
いる。柱205の断面形状はチャンネル状の端部にフラ
ンジ205cを設けたものである。フランジ205cが
外板220にスポット溶接で固定してある。縦梁201
の下端は柱205のフランジ205cと外板220の間
にあって、この3部材をスポット溶接している。
る。縦梁201は屋根ブロック400の横梁402の下
面、樋415の屋根側の垂直部415a、底部415
b、外板220の各面に接するように折曲げて形成して
いる。柱205の断面形状はチャンネル状の端部にフラ
ンジ205cを設けたものである。フランジ205cが
外板220にスポット溶接で固定してある。縦梁201
の下端は柱205のフランジ205cと外板220の間
にあって、この3部材をスポット溶接している。
【0028】外板220は樋415の下方に位置してる
ので、外板220の上端部220aを外方に拡げて樋4
15の垂直部415cに接するように折り曲げている。
垂直部415cに接する部分220aとその下方の外板
220との間は斜めに設けられ、底部415bには接し
ていない。
ので、外板220の上端部220aを外方に拡げて樋4
15の垂直部415cに接するように折り曲げている。
垂直部415cに接する部分220aとその下方の外板
220との間は斜めに設けられ、底部415bには接し
ていない。
【0029】室内側の柱205の上部には屋根ブロック
400との連結用の継手211をスポット溶接で固定し
ている。上端は縦梁201の上端部201bの下面側に
スポット溶接している。継手211はステンレス製であ
る。
400との連結用の継手211をスポット溶接で固定し
ている。上端は縦梁201の上端部201bの下面側に
スポット溶接している。継手211はステンレス製であ
る。
【0030】215は内装板230の取付け座であり、
柱205にスポット溶接で取付けている。取付け座21
5は車両の長手方向に沿って長く設けている。内装板2
30は取付け座215に接着剤やビス等によって取付け
ている。
柱205にスポット溶接で取付けている。取付け座21
5は車両の長手方向に沿って長く設けている。内装板2
30は取付け座215に接着剤やビス等によって取付け
ている。
【0031】側ブロック200と屋根ブロック400の
結合手順を説明する。床ブロック100に側ブロック2
00、妻ブロック300の外板を結合し、側ブロック2
00と妻ブロック300を結合した後、屋根ブロック4
00を下降させて側ブロック200に載せる。樋415
の各部415a,415c,415dが側ブロック20
0の縦梁201c,201d、外板220aに接する。
外板220の上端220aは樋415側に傾斜している
が、樋415の底部415bと垂直部415cとの間に
R部が入るので、上端220aは拡がって樋415を側
ブロック200に挿入することができる。垂直な外板2
20と上部220aとの間に傾斜部220eがあるの
で、上端220aが傾斜し、また復元しやすい。上端2
20aは垂直部415cに接する。
結合手順を説明する。床ブロック100に側ブロック2
00、妻ブロック300の外板を結合し、側ブロック2
00と妻ブロック300を結合した後、屋根ブロック4
00を下降させて側ブロック200に載せる。樋415
の各部415a,415c,415dが側ブロック20
0の縦梁201c,201d、外板220aに接する。
外板220の上端220aは樋415側に傾斜している
が、樋415の底部415bと垂直部415cとの間に
R部が入るので、上端220aは拡がって樋415を側
ブロック200に挿入することができる。垂直な外板2
20と上部220aとの間に傾斜部220eがあるの
で、上端220aが傾斜し、また復元しやすい。上端2
20aは垂直部415cに接する。
【0032】側ブロック200と屋根ブロックとの結合
は次の3ヶ所で行う。
は次の3ヶ所で行う。
【0033】外板220aと樋415の垂直部415c
とをスポット溶接W1で結合する。樋415の幅方向の
大きさは一方の電極が入る大きさであるので、外板22
0aと垂直部415cを狭んでスポット溶接できる。
とをスポット溶接W1で結合する。樋415の幅方向の
大きさは一方の電極が入る大きさであるので、外板22
0aと垂直部415cを狭んでスポット溶接できる。
【0034】また、樋415の底部415bと縦梁20
1の平面部201dとを外方のみから溶接作業を行なえ
る溶接方法で溶接W2する。例えば、アーク・スポット
溶接法、並列に配置した2つの電極を有するシリーズ・
スポット溶接法、栓溶接法がある。いずれも外方に電極
を配置して行なう。アーク・スポット溶接法やシリーズ
・スポット溶接法が望ましく、特にシリーズ・スポット
溶接法が見栄えの点で好ましい。
1の平面部201dとを外方のみから溶接作業を行なえ
る溶接方法で溶接W2する。例えば、アーク・スポット
溶接法、並列に配置した2つの電極を有するシリーズ・
スポット溶接法、栓溶接法がある。いずれも外方に電極
を配置して行なう。アーク・スポット溶接法やシリーズ
・スポット溶接法が望ましく、特にシリーズ・スポット
溶接法が見栄えの点で好ましい。
【0035】継手201の上端、縦梁201の上部20
1b、および横梁402の3者を室内側からリベット5
00によって結合する。リベット500は、例えば、
筒、筒内を貫通させたピン、留め金具とからなる。2つ
の被結合板の穴に筒を挿入し、手前に留め金具を配置し
て、留め金具を基準としてピンを引張って、筒の先端を
拡大させ、ピンを留め金具に固定する。これによって2
つの被結合部材は強固に結合される。このリベット50
0は公知である。
1b、および横梁402の3者を室内側からリベット5
00によって結合する。リベット500は、例えば、
筒、筒内を貫通させたピン、留め金具とからなる。2つ
の被結合板の穴に筒を挿入し、手前に留め金具を配置し
て、留め金具を基準としてピンを引張って、筒の先端を
拡大させ、ピンを留め金具に固定する。これによって2
つの被結合部材は強固に結合される。このリベット50
0は公知である。
【0036】これらの結合を行った後、取付け座215
と縦梁403とに一つの内装板510を取付ける。内装
板510の固定は接着剤やビス等を用いて行なう。ま
た、外板220aの上端と樋415の垂直部415cと
の間をシール剤S1でシールする。
と縦梁403とに一つの内装板510を取付ける。内装
板510の固定は接着剤やビス等を用いて行なう。ま
た、外板220aの上端と樋415の垂直部415cと
の間をシール剤S1でシールする。
【0037】以上のように、側ブロック100と屋根ブ
ロックとは外板220,410側で固定され、また、骨
組の内側同士も固定される。このように2ヶ所で固定さ
れるので、強固に結合できる。
ロックとは外板220,410側で固定され、また、骨
組の内側同士も固定される。このように2ヶ所で固定さ
れるので、強固に結合できる。
【0038】樋415の部分における2つの結合手段の
うち、樋415の外側の垂直部415cと上部の外板2
20aとはスポット溶接で結合している。スポット溶接
によって変色が生ずるが、この変色の除去作業法は既に
確立しており、比較的容易である。このため、外板22
0aと樋415の垂直部415cとのスポット溶接部は
利用者によって見える部分であるが、見栄えの低下はな
い。一方、底部415bの溶接部は利用者から見えない
ので、溶接部の仕上り状態は見栄えに影響を与えない。
このため、外部から溶接を行っても見栄えの良い車両を
製作することができる。また、溶接であるので、リベッ
トに比べて安価にできるとともに、防水処理も不要であ
る。
うち、樋415の外側の垂直部415cと上部の外板2
20aとはスポット溶接で結合している。スポット溶接
によって変色が生ずるが、この変色の除去作業法は既に
確立しており、比較的容易である。このため、外板22
0aと樋415の垂直部415cとのスポット溶接部は
利用者によって見える部分であるが、見栄えの低下はな
い。一方、底部415bの溶接部は利用者から見えない
ので、溶接部の仕上り状態は見栄えに影響を与えない。
このため、外部から溶接を行っても見栄えの良い車両を
製作することができる。また、溶接であるので、リベッ
トに比べて安価にできるとともに、防水処理も不要であ
る。
【0039】また、樋415の外側の垂直部415cと
上部の外板220aとの結合はスポット溶接であるの
で、溶接作業が容易であり、車両の長手方向に沿って小
間隔で溶接できる。このため、この部分で強固に結合で
きる。このため、底部415bの溶接の間隔を大きくで
き、溶接を容易に行うことができる。従って、全体とし
て安価にできるものである。スポット溶接W1のみで強
度を確保できる場合は底部415bの溶接を不要にでき
る。
上部の外板220aとの結合はスポット溶接であるの
で、溶接作業が容易であり、車両の長手方向に沿って小
間隔で溶接できる。このため、この部分で強固に結合で
きる。このため、底部415bの溶接の間隔を大きくで
き、溶接を容易に行うことができる。従って、全体とし
て安価にできるものである。スポット溶接W1のみで強
度を確保できる場合は底部415bの溶接を不要にでき
る。
【0040】側ブロック200には折り曲げた縦梁20
1を固定しているので、側ブロック200を単体で搬送
する際に曲がることがなく、取扱が容易である。そし
て、垂直部415c,220aは屋根ブロック400を
側ブロック200に向けて下降させる際の位置決め部材
となる。
1を固定しているので、側ブロック200を単体で搬送
する際に曲がることがなく、取扱が容易である。そし
て、垂直部415c,220aは屋根ブロック400を
側ブロック200に向けて下降させる際の位置決め部材
となる。
【0041】樋415の底部415bの結合のみで不十
分な場合または底部415bの溶接を不要にしたい場合
は、樋415の垂直部415aの上部(樋415と屋根
部分との境界部分)と縦桁201の垂直部201cとを
前記と同様な溶接法で溶接W3する。この溶接W3の位
置はできるだけ下方とする。この部分は利用者から見え
にくく、また、鉄道車両の場合、絶縁塗装や絶縁シート
の取付けを行うので、見栄えに影響を与えない。
分な場合または底部415bの溶接を不要にしたい場合
は、樋415の垂直部415aの上部(樋415と屋根
部分との境界部分)と縦桁201の垂直部201cとを
前記と同様な溶接法で溶接W3する。この溶接W3の位
置はできるだけ下方とする。この部分は利用者から見え
にくく、また、鉄道車両の場合、絶縁塗装や絶縁シート
の取付けを行うので、見栄えに影響を与えない。
【0042】樋415の底部415bと縦梁201dと
の結合手段としてリベット500を用いても良い。この
場合は防水シールを十分に行う。
の結合手段としてリベット500を用いても良い。この
場合は防水シールを十分に行う。
【0043】尚、樋415の垂直部415cに接する外
板220aは外板220とは別部材でもよい。この別部
材は屋根ブロック400と側ブロック200との結合以
前に、柱205の部分の外板220にスポット溶接で固
定しておく。上記のような作業工程による車体の組立て
は樋を有しない車体にも適用できるものである。
板220aは外板220とは別部材でもよい。この別部
材は屋根ブロック400と側ブロック200との結合以
前に、柱205の部分の外板220にスポット溶接で固
定しておく。上記のような作業工程による車体の組立て
は樋を有しない車体にも適用できるものである。
【0044】図3〜図6によって、側ブロック200と
屋根ブロック400との結合手段の他の実施例を説明す
る。これらの図においては内装材230,420,51
0を示していない。また、樋415やその周囲において
2つの板の接続部は防水のため、シール剤を塗るが、説
明を省略している。
屋根ブロック400との結合手段の他の実施例を説明す
る。これらの図においては内装材230,420,51
0を示していない。また、樋415やその周囲において
2つの板の接続部は防水のため、シール剤を塗るが、説
明を省略している。
【0045】図3の実施例は縦梁201の下端部201
eを外板220の外側に位置させた例である。下端部2
01eは外板220にスポット溶接している。
eを外板220の外側に位置させた例である。下端部2
01eは外板220にスポット溶接している。
【0046】図4の実施例は樋415が柱205よりも
外側に位置している例である。外板220の上端部22
0b,220aは樋415の底部415b、垂直部41
5cに接している。垂直部415c、底部415bの部
分をそれぞれスポット溶接W1,W4する。これによれ
ばより安価にできる。縦梁201には201dの部分が
ない。下端201eを外板220にスポット溶接してい
る。尚、上端部220b,220aは別の板を外板22
0にスポット溶接したものでも良い。
外側に位置している例である。外板220の上端部22
0b,220aは樋415の底部415b、垂直部41
5cに接している。垂直部415c、底部415bの部
分をそれぞれスポット溶接W1,W4する。これによれ
ばより安価にできる。縦梁201には201dの部分が
ない。下端201eを外板220にスポット溶接してい
る。尚、上端部220b,220aは別の板を外板22
0にスポット溶接したものでも良い。
【0047】図5の実施例を説明する。樋415を構成
する外板410の外側の垂直部415cは無い。縦梁2
01の外側は上方に立上げて樋415の垂直部201g
としている。縦梁201は底部201d、内側の垂直部
201cの部分において外板410にスポット溶接W
5,W6で固定している。縦梁201の上部201b、
継手211の上端は横梁201bに溶接している。縦梁
201は屋根ブロック400の外板となる。これによれ
ば樋415の部分における側ブロック200と屋根ブロ
ック400との結合を容易にできる。底部415bの部
分を除いてもよい。
する外板410の外側の垂直部415cは無い。縦梁2
01の外側は上方に立上げて樋415の垂直部201g
としている。縦梁201は底部201d、内側の垂直部
201cの部分において外板410にスポット溶接W
5,W6で固定している。縦梁201の上部201b、
継手211の上端は横梁201bに溶接している。縦梁
201は屋根ブロック400の外板となる。これによれ
ば樋415の部分における側ブロック200と屋根ブロ
ック400との結合を容易にできる。底部415bの部
分を除いてもよい。
【0048】また、この実施例では、継手211の結合
として側ブロック200と屋根ブロック400との組合
せ後、継手211の下部と柱205とをリベット500
で結合している。この場合、屋根ブロック400の下降
を容易にするため、継手211の下端211cを内側に
曲げている。継手211は車両の長手方向に沿って長
く、側ブロック200の曲がりを防止するようにしてい
る。
として側ブロック200と屋根ブロック400との組合
せ後、継手211の下部と柱205とをリベット500
で結合している。この場合、屋根ブロック400の下降
を容易にするため、継手211の下端211cを内側に
曲げている。継手211は車両の長手方向に沿って長
く、側ブロック200の曲がりを防止するようにしてい
る。
【0049】尚、継手211は図1〜図4の実施例のよ
うに、側ブロック200に固定しておき、側ブロック2
00と屋根ブロック400との組合せ後、横梁402の
部分においてリベット500で結合するようにできる。
うに、側ブロック200に固定しておき、側ブロック2
00と屋根ブロック400との組合せ後、横梁402の
部分においてリベット500で結合するようにできる。
【0050】図6の実施例について説明する。側ブロッ
ク200の外板220の上端にL状の縦梁290を設け
ている。縦梁290は外板220及び柱205に固定し
ている。屋根ブロック400の端部を縦梁290の水平
部にのせることによって1つの樋415を構成してい
る。前記水平部をリベット500で結合している。
ク200の外板220の上端にL状の縦梁290を設け
ている。縦梁290は外板220及び柱205に固定し
ている。屋根ブロック400の端部を縦梁290の水平
部にのせることによって1つの樋415を構成してい
る。前記水平部をリベット500で結合している。
【0051】図7の実施例について説明する。縦梁20
1は図3と同様である。樋415は縦梁201の下辺2
01eに重なっている。樋415の上部の外板415a
の部分において外方からリベット500で側ブロック2
00に結合している。継手211Bは継手211の機能
と取付け座215の機能とを有する。
1は図3と同様である。樋415は縦梁201の下辺2
01eに重なっている。樋415の上部の外板415a
の部分において外方からリベット500で側ブロック2
00に結合している。継手211Bは継手211の機能
と取付け座215の機能とを有する。
【0052】
【発明の効果】側ブロックと屋根ブロックとの結合位置
として側ブロックの上部に設けた樋の部分で行っている
ので、結合作業を外部のみから行なえ、内装を行なった
後の結合を行えるものである。見栄えを考慮しても外方
から容易に結合作業を行えるものである。
として側ブロックの上部に設けた樋の部分で行っている
ので、結合作業を外部のみから行なえ、内装を行なった
後の結合を行えるものである。見栄えを考慮しても外方
から容易に結合作業を行えるものである。
【図1】本発明の一実施例の側ブロックと屋根ブロック
との結合部の断面図である。
との結合部の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の車両の分解斜視図図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例の側ブロックと屋根ブロッ
クとの結合部の断面図である。
クとの結合部の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の側ブロックと屋根ブロッ
クとの結合部の断面図である。
クとの結合部の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の側ブロックと屋根ブロッ
クとの結合部の断面図である。
クとの結合部の断面図である。
【図6】本発明の他の実施例の側ブロックと屋根ブロッ
クとの結合部の断面図である。
クとの結合部の断面図である。
【図7】本発明の他の実施例の側ブロックと屋根ブロッ
クとの結合部の断面図である。
クとの結合部の断面図である。
100…床ブロック、200…側ブロック、205…
柱、201…縦梁、211,211B…継手、220…
外板、230…内装板、400…屋根ブロック、402
…横梁、403…縦梁、415…樋、420,510…
内装板、500…リベット。
柱、201…縦梁、211,211B…継手、220…
外板、230…内装板、400…屋根ブロック、402
…横梁、403…縦梁、415…樋、420,510…
内装板、500…リベット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 領一 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 小林 伸次 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 大村 慶次 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】車両の幅方向の壁を構成するほぼ垂直な側
ブロックと、一対の前記側ブロックの間の車両の屋根を
構成する屋根ブロックと、車両の長手方向に沿って設け
ており、前記屋根ブロックの端部の外板によって少くと
も一部を構成した樋と、からなる車両において、 前記樋の部分の前記外板又は前記樋の近傍の前記外板と
前記側ブロックとを車両の室外側からのみの作業で結合
できる結合手段で結合しており、 前記屋根ブロックの内装板と前記側ブロックの内装板と
の間に第3の内装板を配置していること、を特徴とする
車両。 - 【請求項2】車両の幅方向の壁を構成する側ブロック、
および車両の屋根を構成する屋根ブロックの両者をそれ
ぞれ製作する第1のステップと、 前記ステップで製作した前記側ブロックと前記屋根ブロ
ックとを組合せる第2のステップと、 垂直な側ブロックの外板の上端部と屋根ブロックの幅方
向の端部の外板との重なり部において外方からのみの作
業で結合できる手段で両者を結合する第3のステップ
と、からなる車両の製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21845794A JP3248817B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 車 両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21845794A JP3248817B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 車 両 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3304519A Division JP2692459B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-11-20 | 車両の製作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07196039A true JPH07196039A (ja) | 1995-08-01 |
JP3248817B2 JP3248817B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=16720211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21845794A Expired - Fee Related JP3248817B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 車 両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001163217A (ja) * | 1999-12-06 | 2001-06-19 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 鉄道車両用構体 |
JP2006027366A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両用構体 |
JP2007118690A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Tokyu Car Corp | 連節型の鉄道車両の構体 |
JP2009143447A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Kinki Sharyo Co Ltd | 鉄道車両の雨どい構造 |
JP2009179318A (ja) * | 2009-05-18 | 2009-08-13 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両用構体 |
CN102303621A (zh) * | 2011-08-05 | 2012-01-04 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 车载悬挂式承载架 |
WO2012022206A1 (zh) * | 2010-08-19 | 2012-02-23 | 长春轨道客车股份有限公司 | 不锈钢车顶边梁组合式定位装置 |
US8124908B2 (en) | 2004-05-18 | 2012-02-28 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Laser welding method, laser-welded joint, outside sheathing panel, and body structure for rolling stock |
CN104129396A (zh) * | 2014-07-15 | 2014-11-05 | 南车南京浦镇车辆有限公司 | 轨道车辆车顶生产工艺 |
JP2015223923A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 近畿車輌株式会社 | 鉄道車両構体用外板 |
JP2017154556A (ja) * | 2016-02-29 | 2017-09-07 | 近畿車輌株式会社 | 鉄道車両の屋根構体構造及び鉄道車両の製造方法 |
FR3074765A1 (fr) * | 2017-12-08 | 2019-06-14 | Alstom Transport Technologies | Caisse pour un vehicule ferroviaire. |
CN113306585A (zh) * | 2021-07-02 | 2021-08-27 | 中车株洲电力机车有限公司 | 一种车体结构及轨道车辆 |
EP4129799A1 (de) * | 2021-08-04 | 2023-02-08 | Siemens Mobility GmbH | Dachkonstruktion für einen wagenkasten für ein schienenfahrzeug |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP21845794A patent/JP3248817B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8530782B2 (en) | 2004-05-18 | 2013-09-10 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Laser welding method, laser-welded joint, outside sheathing panel, and body structure for rolling stock |
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US9073181B2 (en) | 2010-08-19 | 2015-07-07 | Changchun Railway Vehicles Co. Ltd | Combined positioning device for side beam of stainless steel car roof |
CN102303621A (zh) * | 2011-08-05 | 2012-01-04 | 唐山轨道客车有限责任公司 | 车载悬挂式承载架 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |