JPH07194556A - 非接触型眼圧計 - Google Patents

非接触型眼圧計

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JPH07194556A
JPH07194556A JP5351808A JP35180893A JPH07194556A JP H07194556 A JPH07194556 A JP H07194556A JP 5351808 A JP5351808 A JP 5351808A JP 35180893 A JP35180893 A JP 35180893A JP H07194556 A JPH07194556 A JP H07194556A
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JP
Japan
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cornea
light
pressure
chamber
transmitting member
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Pending
Application number
JP5351808A
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English (en)
Inventor
Satoshi Shimashita
聡 嶋下
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 眼圧計の光学部材に付着した涙や埃り等の汚
れを取り除く。 【構成】 光源12による角膜Ecでの反射光束が受光素
子10上で結像すると、制御回路26はロータリソレノ
イド23を回転させる。すると、ピストン21が上方に
移動し、ノズル2から圧縮空気が被検眼Eの角膜Ecに吹
き付けられて角膜Ecを圧平する。この間、圧力検出回路
28は圧力センサ15からの信号に基づきチャンバ4の
内部の圧力を求めている。角膜Ecが所定の形状に変形さ
れると、光源12による角膜反射光束は、光分割部材9
で反射されて受光素子13に受光される。この時のチャ
ンバ3の内部の圧力値から眼圧値を求める。測定後に、
噴射装置14は洗浄液を光透過部材5に向けて噴射し、
ワイパ17は光透過部材5の表面を拭く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼の角膜に空気を
吹き付けて角膜を変形させ、角膜の変形状態を検出して
眼圧値を求める非接触型眼圧計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触型眼圧計においては、ピス
トンを駆動してチャンバの内部の空気を圧縮し、この圧
縮空気をノズルから被検眼の角膜に吹き付けて角膜を変
形させ、この角膜の変形状態を検知して眼圧を測定し、
その後にピストンを元の位置に戻す。このとき、チャン
バの内圧が大気圧以下になるために、ノズルからチャバ
内部に涙や睫毛或いは埃り等を吸い込む虞れがある。
【0003】涙や埃りが内部の光学部材に付着すると測
定値の信頼性が低下したり、それ以後の眼圧測定を行う
ことができなくなったりする。このため、実開平3−9
8807公報等には、ノズル又はチャンバ等に弁を設け
て涙や睫毛や埃り等の侵入を防止する装置が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでに、チャンバ
内部に涙や埃り等が侵入しないようにノズルやチャンバ
等に弁を備えた装置が上述の公報以外にも開示されてい
るが、何れの装置においても、測定をするためにチャン
バに空気を吸入しなければならず、涙や埃り等の侵入を
完全に防ぐことはできない。
【0005】また従来の眼圧計において、被検眼の近傍
の光学部材又はチャンバの内部の光学部材等に異物が付
着した場合には、何らかの部品を取り外して装置を分解
し、光学部材の表面を直接拭かなければならないことに
なる。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
光学部材に付着した涙や埃り等の異物による測定値の信
頼性の低下を抑え、安定した測定を継続的に行い得る非
接触型眼圧計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る非接触型眼圧計は、ノズルから圧縮した
測定空気を被検眼の角膜に向けて吹き付ける手段を備え
た非接触型眼圧計において、光学部材の表面の異物を除
去する除去手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する非接触型眼圧計は、光学部
材の表面に付着した涙や埃り等を除去する。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図であり、測定部1は
図示しない摺動台に載置され、被検眼Eと対向している
ノズル2は、光透過部材3によりチャンバ4に保持され
ている。光透過部材3の反対側のチャンバ4の外壁には
光透過部材5が取り付けられ、光透過部材5の背後の光
路上には、レンズ6、光分割部材7、レンズ8、光分割
部材9、二次元の受光素子10が配置されている。ま
た、光分割部材7の入射方向の光路上には、レンズ1
1、光源12が配置され、光分割部材9の反射方向の光
路上には受光素子13が配置されている。
【0010】チャンバ4の内部には、光透過部材5と対
向して光透過部材5に洗浄液を吹き付けるための噴射装
置14、チャンバ4内の圧力を検出するための圧力セン
サ15、光透過部材5付近をA方向から見た図2に示す
ように光透過部材5の表面を摺接するワイパ17が設け
られ、ワイパ17はアーム18を介してロータリソレノ
イド19に連結されている。更に、チャンバ4の下方は
シリンダ20とされ、シリンダ20内には上下に移動す
るピストン21が設けられ、ピストン21は連結ロッド
22に接続され、ロータリソレノイド23と接続されて
いるアーム24と連結されている。
【0011】受光素子10の出力はアライメント検出回
路25を介して制御回路26に接続され、受光素子13
の出力は圧平検出回路27を介して制御回路26に接続
され、圧力センサ15の出力は圧力検出回路28を介し
て制御回路26に接続されている。更に、制御回路26
の3つの出力のうちの第1の出力は駆動回路29を介し
てロータリソレノイド19に接続され、第2の出力は駆
動回路30を介してロータリソレノイド23に接続さ
れ、第3の出力は駆動回路31を介して噴射装置14に
接続されている。
【0012】光源12からの光束は、レンズ11を通っ
て光分割部材7で反射され、レンズ6、光透過部材5、
ノズル2の内部を経て被検眼Eの角膜Ecを照射する。こ
こでの反射光束は光透過部材3、5、レンズ6、光分割
部材7、レンズ8、光分割部材9を通って受光素子10
に受光され、この受光信号に基づいてアライメント検出
回路25はアライメントの状態を監視している。検者は
図示しない摺動台を調節して眼圧計の位置合わせをす
る。
【0013】この間、アライメント検出回路25は受光
素子10の角膜反射像の位置を逐次に解析し、角膜反射
光束が受光素子10の中央部で結像していると、アライ
メントが合っていると判断して、制御回路26にアライ
メント検知信号を出力する。制御回路26はアライメン
ト検出信号を取り込むと、駆動指令信号を駆動回路30
に出力する。駆動回路30はロータリソレノイド23に
電流を供給し、ロータリソレノイド23を反時計廻りに
回転させる。この回転運動はアーム24、連結ロッド2
2により、ピストン21をシリンダ20の内部を上方に
移動する直線運動に変換する。ピストン21が上方に移
動するに伴ってチャンバ4の内部圧力が上昇し、圧縮空
気がノズル2から角膜Ecに吹き付けられ、角膜Ecを圧平
する。
【0014】角膜Ecが所定の形状になると、光源12に
よる角膜反射光束は、光分割部材9で反射されて受光素
子13に受光され、この受光信号は圧平検出回路27を
介して圧平検出信号として制御回路26に取り込まれ
る。この間、圧力センサ15はチャンバ4内の圧力を逐
次に検知し、圧力値に対応した信号を圧力検出回路28
に出力する。圧力検出回路28はこの信号に基づいてチ
ャンバ4の内部の圧力を求めて圧力検出信号を生成す
る。
【0015】制御回路26は圧平検出回路27からの圧
力検出信号を取り込み、チャンバ4内の圧力に基づいて
眼圧値を計算すると同時に、駆動回路30を制御してロ
ータリソレノイド23への電流の供給を中止し、ロータ
リソレノイド23を停止する。すると、ピストン21は
ロータリソレノイド23の内部に設けられている復帰ば
ねの復元力や重力により、眼圧測定開始以前の元の位置
に戻りチャンバ4内は負圧となるので、空気がノズル2
からチャンバ4内に吸い込まれる。このとき、空気に混
入して涙や埃も吸い込まれて光透過部材5に付着するこ
とがある。
【0016】従って、この光透過部材5の汚れを噴射装
置14、ワイパ17により取り除く必要が生ずる。即
ち、ピストン21を元の位置に戻した後に、制御回路2
6が作動信号を駆動回路31に出力すると、駆動回路3
1は噴射装置14を作動して洗浄液を光透過部材5の表
面に向けて噴射する。その後に、制御回路26は駆動回
路29に駆動信号を出力すると、駆動回路29はロータ
リソレノイド19に電流を供給しロータリソレノイド1
9を回転させる。この回転に伴ってアーム18はワイパ
17を左又は右方向に移動し、光透過部材5の表面の汚
れを洗浄液と共に拭き取る。そして、制御回路26は再
び駆動回路29を制御し、ロータリソレノイド19への
電流を絶ってロータリソレノイド19を停止する。する
と、ワイパ17はロータリソレノイド19の内部の復帰
ばねの復元力により作動以前の元の位置に戻る。
【0017】光透過部材5の汚れを除去するタイミング
は、眼圧測定の終了後に限られることではなく、予めそ
の間隔を決めておき或いは後から入力することにより、
所定の測定回数の間隔ごとに汚れを除去することもでき
る。更には、眼圧測定の開始前に汚れを除去したり、眼
圧計の電源を入れた直後又は電源を断にした後の任意の
タイミングで行うようにすることもできる。
【0018】本実施例では、ロータリソレノイド19に
よりワイパ17を駆動しているが、代りにモータを用い
ることもできる。通常、モータは左右両方向に駆動トル
クを有するので、ワイパ17を図2に示す光透過部材5
上で左右方向に移動させることができる。この場合に
は、光透過部材5の左右両端に電磁石で構成したストッ
パを設け、ワイパ17が片道分だけ動くとストッパに電
流を供給し、電磁石の作用でワイパ17を固定するよう
にしてもよい。
【0019】図3は第2の実施例の構成図であり、図1
と同一の符号は同一の部材を示し、図4は光透過部材5
の付近をB方向から見た構成図である。図1又は図2に
示すワイパ17及びこの駆動部であるアーム18、ロー
タリソレノイド19、駆動回路29が取り去られ、代り
に測定部1及びチャンバ4の上部の孔から上端に把手4
1を設けた棒状の支持部材42が挿入されている。支持
部材42は巻き付けられている復元ばね43により上下
方向に移動できるように、測定部1とチャンバ4の間で
支持されている。支持部材42の下端には、ダスタ44
が光透過部材5に摺接するように取り付けられている。
更に、図1に示す噴射装置14の駆動駆動回路31は、
制御回路26の出力から切り離され、測定部1の外部に
設けられたスイッチ釦45の出力と接続されている。
【0020】検者がスイッチ釦45を押すと、駆動指令
信号が駆動回路31に出力されて噴射装置14に電流が
供給される。噴射装置14は光透過部材5に向けて洗浄
液を噴射する。そして、検者が支持部材42の把手41
を押し込むと、ダスタ44は光透過部材5の表面を下方
向に摺動し、この表面の涙や埃等の汚れを洗浄液と共に
除去する。検者が把手41から手を離すと、ダスタ44
は復帰ばね43の復元力により元の位置に戻る。
【0021】図5は第3の実施例の構成図であり、ワイ
パ17、アーム18、ロータリソレノイド19、駆動回
路29、噴射装置14、駆動回路31が取り去られ、新
たに吸引装置51がチャンバ4の外壁の光透過部材5の
上部に設置されている。吸引装置51には光透過部材5
の表面に向くノズル52が接続され、吸引装置51には
駆動回路53を介して制御回路26の出力が接続されて
いる。
【0022】ピストン21を測定開始時の元の位置に戻
した後に、制御回路26は作動信号を駆動回路53に出
力する。駆動回路53は吸引装置51に電流を供給し、
吸引装置51はノズル52から空気を吸引し、光透過部
材5の表面の埃を吸い込むことにより光透過部材5を清
掃する。
【0023】図6は第4の実施例の構成図であり、また
図7は光透過部材3の付近をC方向から見た構成図であ
る。図5に示す吸引装置51と駆動回路53を取り去
り、測定部1の外側前面に、ワイパ61が光透過部材3
の表面に摺接するように設けられている。このワイパ6
1は測定部1の内部に設けられたロータリソレノイド6
2の軸63に連結され、ロータリソレノイド62には駆
動回路64を介して制御回路26の出力が接続されてい
る。
【0024】測定後に、ピストン21が下方に動くとチ
ャンバ4内が負圧になり、ノズル2からチャンバ4に空
気が流入する際、光透過部材3に沿って空気の流れが生
じ、光透過部材3の表面にも汚れが付着することがあ
る。そこで、ピストン21を元の位置に戻した後に、制
御回路26は駆動回路64を制御してロータリソレノイ
ド62に電流を供給する。すると、ロータリソレノイド
62が回転され、この回転に伴ってワイパ61が摺動し
て光透過部材3の表面に付着した涙や埃を拭き取る。
【0025】なお、この第4の実施例は前述した第1〜
第3の実施例と共用することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る非接触
型眼圧計は、光学部材の表面に付着した涙や埃などの異
物を除去する手段を組み込んでいるため、装置を分解せ
ずに付着した涙や埃等を除去することができるので、測
定値の信頼性を向上することが可能となり、かつ継続的
に安定した測定が行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】A方向から見た光透過部材付近の構成図であ
る。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】B方向から見た光透過部材付近の構成図であ
る。
【図5】第3の実施例の構成図である。
【図6】第4の実施例の構成図である。
【図7】C方向から見た光透過部材付近の構成図であ
る。
【符号の説明】
2 ノズル 3、5 光透過部材 4 チャンバ 10、13 受光素子 12 光源 14 噴射装置 15 圧力センサ 17、61 ワイパ 19、23、62 ロータリソレノイド 21 ピストン 42 支持部材 44 ダスタ 45 スイッチ釦 51 吸引装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルから圧縮した測定空気を被検眼の
    角膜に向けて吹き付ける手段を備えた非接触型眼圧計に
    おいて、光学部材の表面の異物を除去する除去手段を設
    けたことを特徴とする非接触型眼圧計。
  2. 【請求項2】 予め決められた操作時間やタイミング等
    により前記除去手段を操作させるようにした請求項1に
    記載の非接触型眼圧計。
JP5351808A 1993-12-30 1993-12-30 非接触型眼圧計 Pending JPH07194556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351808A JPH07194556A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 非接触型眼圧計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351808A JPH07194556A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 非接触型眼圧計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07194556A true JPH07194556A (ja) 1995-08-01

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ID=18419747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5351808A Pending JPH07194556A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 非接触型眼圧計

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JP (1) JPH07194556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08140942A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Topcon Corp 非接触式眼圧計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08140942A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Topcon Corp 非接触式眼圧計

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