JP2001141610A - ワイパの払拭性能試験装置およびワイパの払拭性能試験方法 - Google Patents

ワイパの払拭性能試験装置およびワイパの払拭性能試験方法

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JP2001141610A
JP2001141610A JP32235999A JP32235999A JP2001141610A JP 2001141610 A JP2001141610 A JP 2001141610A JP 32235999 A JP32235999 A JP 32235999A JP 32235999 A JP32235999 A JP 32235999A JP 2001141610 A JP2001141610 A JP 2001141610A
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wiping
wiper
image
wiping surface
wiper blade
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JP32235999A
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English (en)
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Mineo Sakakibara
原 峰 夫 榊
Masaaki Shinba
葉 正 昭 榛
Hideaki Doi
井 秀 明 土
Toshihiko Nakada
田 俊 彦 中
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Jidosha Denki Kogyo KK
Hitachi Ltd
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 性能試験の安定化が図れるワイパの払拭性能
試験装置およびワイパの払拭性能試験方法を提供する。 【解決手段】 払拭面50上に紫外光を照射する紫外線
ランプ4、払拭面50上に蛍光液を散布する噴霧器6、
ワイパブレード9により払拭面50を拭った後に紫外線
ランプ4の紫外光により蛍光液が発する蛍光を画像信号
化する撮像器5、撮像器5で得られた画像信号を記憶す
るメモリ12、メモリ12に記憶された画像信号を信号
処理する信号処理器13、信号処理器13で処理された
信号を出力する出力器14を備えたワイパの払拭性能試
験装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、払拭面を拭うワ
イパブレードの払拭性能を試験するワイパの払拭性能試
験装置およびワイパの払拭性能試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイパの払拭性能の評価試験をする場
合、通常、試験台に取付けられた防風ガラスに水滴が吹
き付けられ、ワイパブレードによりその防風ガラスを拭
い、防風ガラスの払拭面でのワイパブレードの拭き残し
が目視で評価されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のワイパの払拭性
能の評価試験では、試験者の目視による評価が主体であ
るため、拭き残しの評価に個人差が生ずることがあるの
で、一定の評価基準を定め難く、ばらつきが生ずること
があるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるワイパの払拭性能試験
装置およびワイパの払拭性能試験方法は、性能試験の安
定化が図れるワイパの払拭性能試験装置およびワイパの
払拭性能試験方法を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるワイパの払拭性能試験装置では、払拭面上を往復揺
動するワイパアームと、このワイパアームに装着されて
いて払拭面を拭うワイパブレードとをもつワイパの払拭
性能試験装置であって、払拭面上に紫外光を照射する紫
外線ランプと、払拭面上に蛍光液を散布する噴霧器と、
ワイパブレードにより払拭面を拭った後に紫外線ランプ
の紫外光により蛍光液が発する蛍光を受光し、画像信号
に変換する撮像器と、撮像器で得られた画像信号を記憶
するメモリと、メモリに記憶された画像信号を信号処理
してワイパブレードによる蛍光液の拭き残し状態の評価
を得る信号処理器と、信号処理器で処理された信号を出
力する出力器を備えている構成としたことを特徴として
いる。
【0007】この発明の請求項2に係わるワイパの払拭
性能試験装置では、請求項1の構成に加え、撮像器は、
蛍光液が発する蛍光を通過させるバンドパスフィルタを
備えている構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わるワイパの払拭
性能試験装置では、請求項2の構成に加え、撮像器は、
紫外線カットフィルタを備えている構成としたことを特
徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わるワイパの払拭
性能試験装置では、請求項1、2または3の構成に加
え、メモリに記憶された画像信号に基づいて画像を表示
するモニタを備えている構成としたことを特徴としてい
る。
【0010】この発明の請求項5に係わるワイパの払拭
性能試験装置では、請求項1の構成に加え、撮像器は、
ワイパブレードが払拭面上を払拭する前、および、噴霧
器より払拭面に蛍光液が散布されてから、ワイパブレー
ドが払拭面の面上を払拭した後に受光した蛍光を画像信
号に変換する構成としたことを特徴としている。
【0011】この発明の請求項6に係わるワイパの払拭
性能試験装置では、請求項1の構成に加え、撮像器は、
ワイパブレードが払拭面の面上を払拭する前、および、
噴霧器により払拭面に蛍光液が散布されてから、ワイパ
ブレードが払拭面の面上の復帰位置から反転位置まで払
拭往動し、さらに反転位置から復帰位置まで払拭復動し
た後に受光した蛍光を画像信号に変換する構成としたこ
とを特徴としている。
【0012】この発明の請求項7に係わるワイパの払拭
性能試験方法では、試験台の払拭面の面上の復帰位置に
ワイパブレードをセットする第1行程、紫外線ランプを
点灯し、その紫外光を払拭面に照射する第2行程、第2
行程で紫外光が照射された払拭面の映像を撮像器により
画像信号に変換し、この画像信号を第1の画像データと
してメモリに記憶する第3行程、噴霧器により払拭面に
蛍光液を散布する第4行程、ワイパモータを作動させて
ワイパブレードを復帰位置から反転位置まで払拭往動さ
せ、払拭面の面上を払拭する第5行程、第5行程でワイ
パブレードが払拭往動した後の払拭面の映像データを撮
像器により画像信号に変換し、この画像信号を第2の画
像データとしてメモリに記憶する第6行程、第3行程で
得られた第1の画像データと、第6行程で得られた第2
の画像データとを信号処理器により比較処理して評価結
果を得る第7行程からなる構成としたことを特徴として
いる。
【0013】この発明の請求項8に係わるワイパの払拭
性能試験方法では、試験台の払拭面の面上の復帰位置に
ワイパブレードをセットする第1行程、紫外線ランプを
点灯し、その紫外光を払拭面に照射する第2行程、第2
行程で紫外線が照射された払拭面の映像を撮像器により
画像信号に変換し、この画像信号を第1の画像データと
してメモリに記憶する第3行程、噴霧器により払拭面に
蛍光液を散布する第4行程、ワイパモータを作動させて
ワイパブレードを復帰位置から反転位置まで払拭往動さ
せ、さらに、反転位置から復帰位置まで払拭復動させ、
払拭面の面上を払拭する第5行程、第5行程でワイパブ
レードが払拭復動した後の払拭面の映像データを撮像器
により画像信号に変換し、この画像信号を第2の画像デ
ータとしてメモリに記憶する第6行程、第3行程で得ら
れた第1の画像データと、第6行程で得られた第2の画
像データとを信号処理器により比較処理して評価結果を
得る第7行程からなる構成としたことを特徴としてい
る。
【0014】この発明の請求項9に係わるワイパの払拭
性能試験方法では、請求項7または8の構成に加え、第
7行程の後に、第7行程で比較して得られた評価結果を
モニタにより画像として表示する第8行程を実行する構
成としたことを特徴としている。
【0015】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるワイパの払
拭性能試験装置において、蛍光液が散布される前の払拭
面の状態と、ワイパブレードにより払拭した後の払拭面
の状態との2つの状態の映像が撮像器によりそれぞれ画
像信号に変換されてメモリに記憶される。そして、信号
処理器によりメモリに記録された画像データが信号処理
されることによりワイパブレードの拭き残し状態の評価
が得られ、その評価が出力器により出力される。それ
故、試験者の目視による評価と比べて、2つの状態での
画像信号の確実な比較が行われることにより評価基準が
一定になる。
【0016】この発明の請求項2に係わるワイパの払拭
性能試験装置において、撮像器は、蛍光液が発する蛍光
を通過させるバンドパスフィルタを通して払拭面に散布
された蛍光液が発する蛍光を画像信号に変換する。それ
故、請求項1の作用に加え、バンドパスフィルタにより
蛍光液が発する波長の光のみが取込まれる。
【0017】この発明の請求項3に係わるワイパの払拭
性能試験装置において、撮像器は紫外線カットフィルタ
を備えている。それ故、請求項2の作用に加え、紫外線
カットフィルタにより紫外線がカットされるので、紫外
線ランプが発生し、払拭面の面上で反射された紫外線に
よる映像は撮像器に取り込まれない。
【0018】この発明の請求項4に係わるワイパの払拭
性能試験装置において、モニタはメモリに記憶された画
像信号を画像として表示する。それ故、請求項1、2お
よび3の作用に加え、モニタ上で払拭面の状態の確認が
行われる。
【0019】この発明の請求項5に係わるワイパの払拭
性能試験装置において、撮像器は、ワイパブレードによ
り払拭される前の払拭面の状態と、蛍光液が散布されて
から、ワイパブレードにより払拭された後の払拭面の状
態との2つの状態の映像を画像信号に変換する。それ
故、請求項1の作用に加え、ワイパブレードの払拭前後
のデータにより払拭性能の相対的な評価が可能になる。
【0020】この発明の請求項6に係わるワイパの払拭
性能試験装置において、撮像器は、ワイパブレードによ
り払拭される前の払拭面の状態と、蛍光液が散布されて
から、ワイパブレードが払拭往動し、さらに払拭復動し
た1往復後の払拭面の状態との2つの状態の払拭面の映
像を画像信号に変換する。それ故、請求項1の作用に加
え、ワイパブレードの1回の往復動での払拭性能が評価
される。
【0021】この発明の請求項7に係わるワイパの払拭
性能試験方法において、第1行程で、試験台の払拭面の
面上での復帰位置にワイパブレードがセットされ、第2
行程で、紫外線ランプが点灯されて、その紫外光が払拭
面に照射され、第3行程で、紫外光が照射された払拭面
の映像が撮像器により画像信号に変換されて第1の画像
データとしてメモリに記憶され、第4行程で、噴霧器に
より払拭面に蛍光液が散布され、第5行程で、ワイパモ
ータが作動されてワイパブレードが復帰位置から反転位
置まで払拭往動され払拭面が払拭され、第6行程で、ワ
イパブレードが払拭往動した後の払拭面の映像が撮像器
により画像信号に変換されて第2の画像データとしてメ
モリに記憶され、第7行程で、第3行程で得られた第1
の画像データと、第6行程で得られた第2の画像データ
とが比較されて評価結果が得られる。それ故、試験者の
目視による評価と比べて、ワイパブレードが往動した際
の性能が2つの状態での画像信号の確実な比較により行
われることによって評価基準が一定になる。
【0022】この発明の請求項8に係わるワイパの払拭
性能試験方法において、第1行程で、試験台の払拭面の
面上での復帰位置にワイパブレードがセットされ、第2
行程で、紫外線ランプが点灯されて、その紫外光が払拭
面に照射され、第3行程で、紫外光が照射された払拭面
の映像が撮像器により画像信号に変換されて第1の画像
データとしてメモリに記憶され、第4行程で、噴霧器に
より払拭面に蛍光液が散布され、第5行程で、ワイパモ
ータが作動されてワイパブレードが復帰位置から反転位
置まで払拭往動され、さらに、反転位置から復帰位置ま
で払拭復動され払拭面の面上が払拭され、第6行程で、
ワイパブレードが払拭往動した後の払拭面の映像が撮像
器により画像信号に変換されて第2の画像データとして
メモリに記憶され、第7行程で、第3行程で得られた第
1の画像データと、第6行程で得られた第2の画像デー
タとが比較されて評価結果が得られる。それ故、試験者
の目視による評価と比べて、ワイパブレードが往復動し
た際の性能が2つの状態での画像信号の確実な比較によ
り行われることによって評価基準が一定になる。
【0023】この発明の請求項9に係わるワイパの払拭
性能試験方法において、請求項7または8の第7行程の
後に実行される第8行程で、第7行程で比較して得られ
た評価結果がモニタにより画像表示される。それ故、請
求項7および8の作用に加え、モニタ上での状態確認が
行われる。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】図1ないし図3には、この発明に係わるワイ
パの払拭性能試験装置およびワイパの払拭性能試験方法
の一実施例が示されている。
【0026】図示するワイパの払拭性能試験装置1は、
主として、試験台2、防風ガラス3、紫外線ランプ4、
撮像器5、噴霧器6、ワイパモータ7、ワイパアーム
8、ワイパブレード9、コントローラ10から構成され
ており、コントローラ10に、制御部11、メモリ1
2、信号処理器13、出力器14、モニタ15が備えら
れている。
【0027】試験台2の前面には、ガラス取付部2aが
形成されており、このガラス取付部2aに車への搭載状
態と同じように傾斜されて防風ガラス3が取付けられて
いる。防風ガラス3は、車種毎に異なる形状や傾斜角度
をもっているから、試験台2のガラス取付部2aも異な
る防風ガラス3に対応してその取付けが可能になってい
る。
【0028】試験台2には、ガラス取付部2aの下方側
に、防風ガラス3に散布された蛍光液を集めるための集
液部2bが形成されており、この集液部2bは床面16
上に配置された液戻し配管17に連通接続されている。
液戻し配管17は図示しない蛍光液タンクに連通接続さ
れている。
【0029】試験台2の防風ガラス3の下側には、ワイ
パアーム8のピボットシャフト(図示しない)が図示し
ないピボットホルダにより試験台2に回動可能にして取
付けられている。ピボットシャフトの先端部には、ワイ
パアーム8の基端部がねじ8aにより固定されており、
このワイパアーム8の先端部にワイパブレード9が装着
されている。ワイパブレード9はワイパアーム8に内蔵
されたアームスプリングにより防風ガラス3に圧接され
る。ワイパブレード8およびワイパアーム9からなる組
体はピボットシャフトにねじ8aにより固定するだけで
容易に取換えが行われる。
【0030】試験台2の内部には、ワイパモータ7が取
付けられており、このワイパモータ7に備えられた出力
軸7aがワイパリンク18を介してピボットシャフトに
連結されている。ワイパモータ7の第1、第2の端子7
b、7cはコントローラ10に電気的に接続されている
ため、ワイパモータ7は、コントローラ10に備えられ
たワイパスイッチ10aがオンされることにより与えら
れた電流によって、ワイパリンク18を介してピボット
シャフトを往復で回動させ、ピボットシャフトの往復回
動により、ワイパブレード9が防風ガラス3上の復帰位
置Aと反転位置Bとのあいだの払拭面50上を往復移動
し、払拭面50上を払拭する。
【0031】紫外線ランプ4は、試験台2の前方に置か
れたランプスタンド18によって防風ガラス3の前方上
部に配置されている。この紫外線ランプ4は、コントロ
ーラ10に電気的に接続されているため、コントローラ
10に備えられたランプスイッチ10bがオンされるこ
とにより点灯して防風ガラス3に波長320nm ないし400n
m の紫外光を照射する。
【0032】撮像器5は、CCD(Charge Coupled Dev
ice )の撮像デバイスを用いたカメラであって、この撮
像器5は、試験台2の前方に置かれたカメラスタンド1
9によって防風ガラス3の前方上方に配置されている。
【0033】撮像器5には、第1のフィルタ20、第2
のフィルタ21がレンズに装着されている。
【0034】第1のフィルタ20は、中心周波数が 525
nmのバンドパスフィルタ(クリスチャンセンフィルタ)
であって、蛍光波長 (500nm ないし550nm)の蛍光のみを
撮像器5に取込むのに用いられる。
【0035】第2のフィルタ21は、紫外線(UV)カ
ットフィルタであって、紫外線波長400nm 以下をカット
し、紫外線が撮像器5に取り込まれるのを防止する。
【0036】撮像器5は、作動用の電源ケーブルと、画
像信号転送用のケーブルとがコントローラ10に接続さ
れており、コントローラ10に備えられたカメラスイッ
チ10cがオンされることにより、防風ガラス3の映像
を画像信号に変換してコントローラ10に転送する。具
体的には、撮像器5は、ワイパブレード9により払拭面
50が払拭される以前の状態と、防風ガラス3に噴霧器
6より蛍光液が散布されてからワイパブレード9により
払拭面50が払拭された状態の防風ガラス3の映像を画
像信号に変換する。
【0037】噴霧器6は、試験台2の前方に置かれた噴
霧器スタンド22によって防風ガラス3の前方上方に配
置されている。
【0038】噴霧器6は、図示しない蛍光液タンクに連
通して接続されており、蛍光液タンクには蛍光液が貯蔵
されている。蛍光液は水溶性の蛍光液である。そして、
蛍光液タンクに備えられたポンプがコントローラ10に
電気的に接続されているため、コントローラ10に備え
られたポンプスイッチ10dがオンされることにより、
ポンプが作動して蛍光液タンクに貯蔵された蛍光液が噴
霧器6から防風ガラス3上に散布される。噴霧器6は、
ワイパブレード9が払拭面50の復帰位置Aにあって、
払拭動作を行う前に防風ガラス3への蛍光液の散布を行
う。
【0039】制御部11は、ワイパスイッチ10a、ラ
ンプスイッチ10b、カメラスイッチ10c、ポンプス
イッチ10dを備え、ワイパモータ7、紫外線ランプ
4、撮像器5、ポンプのそれぞれに電源60よりの電流
を供給する総括的な制御を行う制御回路である。
【0040】メモリ12は、図示しない処理用プロセッ
サを通して転送された画像信号(入力信号)を記憶する
画像メモリであり、このメモリ12に記憶された画像信
号は信号処理器13に転送される。メモリ12は、ワイ
パブレード9により払拭面50が払拭される以前の状態
の第1の画像データと、防風ガラス3に噴霧器6より蛍
光液が散布されてからワイパブレード9により払拭面5
0が払拭された後の状態の第2の画像データとの2つの
画像データを記憶する。
【0041】信号処理器13は、メモリ12に記憶され
た画像信号をコンピュータによるプログラム処理をする
ことによって信号処理を行い、信号処理した画像信号を
出力器14に転送する。信号処理器13は、ワイパブレ
ード9により払拭面50が払拭される以前の状態でメモ
リ12に記憶されている第1の画像データと、防風ガラ
ス3に噴霧器6より蛍光液が散布されてからワイパブレ
ード9により払拭面50が払拭された状態でメモリ12
に記憶されている第2の画像データとを比較処理する。
【0042】信号処理器13は、払拭面50上を複数の
領域に分け、第1の画像データと第2の画像データとを
払拭面50上での各領域毎に演算処理して、ワイパブレ
ード9の拭き残し面積の評価点を得る。
【0043】また、信号処理器13は、画像信号の明る
さのピーク値を算出し、払拭面50上での各領域毎に演
算処理を行い、ワイパブレード9の拭き残し量の評価点
を得る。
【0044】出力器14は、信号処理器13から転送さ
れた第1、第2の画像データに基づいた評価結果をハー
ドウェア上に表示するハードコピー器であって、この場
合、その評価結果は、コントローラ10に備えられた図
2に示されるプリンタスイッチ10eがオンされること
によりプリンタ23より紙面で出力される一方、モニタ
15上で映像表示される。
【0045】モニタ15は、出力器14から転送された
評価結果を映像表示する。また、モニタ15は、信号処
理器13から転送された画像信号を映像表示する。
【0046】上述したワイパの払拭性能試験装置1で
は、撮像器5に第1、第2のフィルタ20、21がそれ
ぞれ装着されているため、噴霧器6より蛍光液が散布さ
れていない状態の払拭面50に、紫外線ランプ4の紫外
光が照射されていても、第1の画像データに顕著な信号
が現れない。しかし、紫外線ランプ4の紫外光が照射さ
れていて、噴霧器6により蛍光液が防風ガラス3に散布
されてから、ワイパブレード9が払拭面50を拭った後
の払拭面50では、第2の画像データに、払拭面50上
に残されている、いわゆるワイパブレード9の拭き残し
に該当する蛍光液の映像が顕著に現れる。それ故、拭き
残しに相当する蛍光液の映像に基づいて信号処理器13
が評価を行う。
【0047】このようなワイパの払拭性能試験装置1
は、図3に示されるワイパの払拭性能試験方法の手順に
基づいて性能試験が行われる。図示する手順において、
ステップ101ないしステップ104は初期状態設定ル
ーチンであり、ステップ201ないしステップ206は
払拭性評価ルーチンである。
【0048】最初に『初期状態設定ルーチン』が実行さ
れ、ステップ101において『防風ガラス3を清掃す
る』が実行されてステップ102に移行する。ステップ
101での防風ガラス3の清掃により、防風ガラス3上
の油脂等が除去される。
【0049】ステップ101から移行したステップ10
2において第1行程が実行され『ワイパブレード9を復
帰位置Aにセットする』が実行されてステップ103に
移行する。ステップ102により、性能試験を行うワイ
パブレード9が最初の復帰位置Aに配置される。
【0050】ステップ102から移行したステップ10
3において第2行程が実行され『紫外線ランプ4を点灯
し、紫外光を防風ガラス3に照射する』が実行されてス
テップ104に移行する。ステップ103により、コン
トローラ10のランプスイッチ10aがオン切換えされ
ることによって、ワイパブレード9により払拭面50が
払拭される以前の状態の防風ガラス3に紫外線ランプ4
の紫外光が照射される。
【0051】ステップ103から移行したステップ10
4において第3行程が実行され『防風ガラス3の映像デ
ータを記憶する』が実行されて初期状態設定ルーチンが
終了する。ステップ104により、コントローラ10の
カメラスイッチ10cがオン切換えされることにより撮
像器5が作動される。このとき、撮像器5には、第1、
第2のフィルタ20、21が取付けられているから、紫
外線による映像はカットされるとともに、500nm ないし
550nm の波長の光からなる第1の画像データが撮像器5
に取込まれてメモリ12に記憶される。
【0052】初期状態設定ルーチンが終了すると、払拭
性評価ルーチンに移行し、ステップ201において第4
行程が実行され『蛍光液を防風ガラス3に散布する』が
実行されてステップ202に移行する。このステップ2
01により、コントローラ10のポンプスイッチ19d
がオンされることによってポンプが作動されて噴霧器6
から蛍光液が防風ガラス3に散布される。このとき、ワ
イパブレード9が復帰位置Aに停止している。
【0053】ステップ201から移行したステップ20
2において第5行程が実行され『ワイパブレード9を反
転位置まで作動する』が実行されてステップ203に移
行する。ステップ202により、コントローラ10のワ
イパスイッチ10aがオンされることによってワイパモ
ータ7が作動され、ワイパブレード9が復帰位置Aから
反転位置Bまで往動し、ワイパブレード9の往動分で防
風ガラス3の払拭面50を拭う。
【0054】ステップ202から移行したステップ20
3において第6行程が実行され『払拭後の防風ガラス3
の映像データを記憶する』が実行されてステップ204
に移行する。ステップ203により、コントローラ10
のカメラスイッチ10cがオンされることにより撮像器
5が作動され、第2の画像データが撮像器5に取込まれ
てメモリ12に記憶される。
【0055】ステップ203から移行したステップ20
4において第7行程が実行され『初期状態と払拭後の状
態を比較する』が実行されてステップ205に移行す
る。ステップ204により、信号処理器13が、ワイパ
ブレード9により払拭面50が払拭される以前の状態で
メモリ12に記憶されている第1の画像データと、防風
ガラス3に噴霧器6より蛍光液が散布されてからワイパ
ブレード9により払拭面50が払拭された後にメモリ1
2に記憶されている第2の画像データとを比較処理す
る。
【0056】ステップ204から移行したステップ20
5において『蛍光液の残存状態でワイパブレード9の払
拭性を評価する』が実行されてステップ206に移行す
る。ステップ205により、信号処理器13が、第1の
画像データと第2の画像データとを払拭面50上での各
領域毎に演算処理を行い、評価点を得るとともに、払拭
面50上での各領域毎に画像データの明るさのピーク値
の算出処理を行った結果、評価点を得る。
【0057】ステップ205から移行したステップ20
6において『評価結果を出力する』が実行されて払拭性
評価ルーチンが終了する。ステップ206により、出力
器14が、信号処理器13から転送された第1、第2の
画像信号の評価結果を出力する。このステップ206で
は、評価結果がプリンタ23に出力される一方、モニタ
15上で映像表示される。
【0058】なお、この払拭性評価ルーチンのステップ
202では、ワイパブレード9を復帰位置Aから反転位
置Bまで払拭往動させた際の払拭面50の映像データを
用いたが、これは、ワイパブレード9の特性が往動時と
復動時とで異なる場合に適したものであり、ワイパブレ
ード9の特性が往動時と復動時とで同一の場合、第5行
程のステップ202において、ワイパブレード9を復帰
位置Aから反転位置Bまで払拭往動させ、さらに、反転
位置Bから復帰位置Aまで払拭復動させることにより、
ワイパブレード9の往復動での払拭性能の評価をしても
よい。また、ステップ206の後に、ステップ101、
102、103、104、201を実行し、ステップ2
02においてワイパブレード9を反転位置Bから復帰位
置Aを払拭復動させ、次いで、同様にステップ203、
204、205、206を実行し、ワイパブレード9の
復動での払拭性能の評価を行ってもよい。
【0059】なお、上記の実施例においては、第1の画
像データが、ステップ104においてメモリ12に記憶
されたが、ステップ201とステップ202の間におい
て、メモリ12に記憶されてもよい。この場合、第1の
画像データは、蛍光液が払拭面50の面上に散布された
映像のデータとなる。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるワイパの払拭性能試験装置によれば、蛍
光液が散布される前の払拭面の状態と、ワイパブレード
により払拭した後の払拭面の状態との2つの状態の映像
が撮像器によりそれぞれ画像信号に変換されてメモリに
記憶される。そして、信号処理器によりメモリに記録さ
れた画像データが信号処理されることによりワイパブレ
ードの拭き残し状態の評価が得られ、その評価が出力器
により出力される。それ故、試験者の目視による評価と
比べて、2つの状態での画像信号の確実な比較が行われ
ることにより評価基準が一定になる。よって、性能試験
の安定化が図れるという優れた効果を奏する。
【0061】この発明の請求項2に係わるワイパの払拭
性能試験装置によれば、撮像器は、蛍光液が発する蛍光
を通過させるバンドパスフィルタを通して払拭面に散布
された蛍光液が発する蛍光を画像信号に変換する。それ
故、請求項1の作用に加え、バンドパスフィルタにより
蛍光液が発する波長の光のみが取込まれる。よって、ワ
イパブレードの払拭性の評価が明確に行われるという優
れた効果を奏する。
【0062】この発明の請求項3に係わるワイパの払拭
性能試験装置によれば、撮像器は紫外線カットフィルタ
を備えている。それ故、請求項2の作用に加え、紫外線
カットフィルタにより紫外線がカットされるので、紫外
線ランプが発生し、払拭面の面上で反射された紫外線に
よる映像は撮像器に取り込まれない。よって、ワイパブ
レードの払拭性の評価が明確に行われるという優れた効
果を奏する。
【0063】この発明の請求項4に係わるワイパの払拭
性能試験装置によれば、モニタはメモリに記憶された画
像信号を画像として表示する。それ故、請求項1、2お
よび3の作用に加え、モニタ上で払拭面の状態の確認が
行われる。それ故、請求項1、2および3の効果に加
え、モニタ上での状態確認を行うことができるという優
れた効果を奏する。
【0064】この発明の請求項5に係わるワイパの払拭
性能試験装置によれば、撮像器は、ワイパブレードによ
り払拭される前の払拭面の状態と、蛍光液が散布されて
から、ワイパブレードにより払拭された後の払拭面の状
態との2つの状態の映像を画像信号に変換する。それ
故、請求項1の作用に加え、ワイパブレードの払拭前後
のデータにより払拭性能の相対的な評価が可能になる。
それ故、請求項1の効果に加え、往動時と復動時とで特
性の異なるワイパブレードの性能試験を簡単に行うこと
ができるという優れた効果を奏する。
【0065】この発明の請求項6に係わるワイパの払拭
性能試験装置によれば、撮像器は、ワイパブレードによ
り払拭される前の払拭面の状態と、蛍光液が散布されて
から、ワイパブレードが払拭往動し、さらに払拭復動し
た1往復後の払拭面の状態との2つの状態の払拭面の映
像を画像信号に変換する。それ故、請求項1の効果に加
え、ワイパブレードの1回の往復動での払拭性能が評価
されるという優れた効果を奏する。
【0066】この発明の請求項7に係わるワイパの払拭
性能試験方法によれば、第1行程で、試験台の払拭面の
面上での復帰位置にワイパブレードがセットされ、第2
行程で、紫外線ランプが点灯されて、その紫外光が払拭
面に照射され、第3行程で、紫外光が照射された払拭面
の映像が撮像器により画像信号に変換されて第1の画像
データとしてメモリに記憶され、第4行程で、噴霧器に
より払拭面に蛍光液が散布され、第5行程で、ワイパモ
ータが作動されてワイパブレードが復帰位置から反転位
置まで払拭往動され払拭面が払拭され、第6行程で、ワ
イパブレードが払拭往動した後の払拭面の映像が撮像器
により画像信号に変換されて第2の画像データとしてメ
モリに記憶され、第7行程で、第3行程で得られた第1
の画像データと、第6行程で得られた第2の画像データ
とが比較されて評価結果が得られる。それ故、試験者の
目視による評価と比べて、ワイパブレードが往動した際
の性能が2つの状態での画像信号の確実な比較により行
われることによって評価基準が一定になる。よって、性
能試験の安定化が図れるという優れた効果を奏する。
【0067】この発明の請求項8に係わるワイパの払拭
性能試験方法によれば、第1行程で、試験台の払拭面の
面上での復帰位置にワイパブレードがセットされ、第2
行程で、紫外線ランプが点灯されて、その紫外光が払拭
面に照射され、第3行程で、紫外光が照射された払拭面
の映像が撮像器により画像信号に変換されて第1の画像
データとしてメモリに記憶され、第4行程で、噴霧器に
より払拭面に蛍光液が散布され、第5行程で、ワイパモ
ータが作動されてワイパブレードが復帰位置から反転位
置まで払拭往動され、さらに、反転位置から復帰位置ま
で払拭復動され払拭面の面上が払拭され、第6行程で、
ワイパブレードが払拭往動した後の払拭面の映像が撮像
器により画像信号に変換されて第2の画像データとして
メモリに記憶され、第7行程で、第3行程で得られた第
1の画像データと、第6行程で得られた第2の画像デー
タとが比較されて評価結果が得られる。それ故、試験者
の目視による評価と比べて、ワイパブレードが往復動し
た際の性能が2つの状態での画像信号の確実な比較によ
り行われることによって評価基準が一定になる。よっ
て、性能試験の安定化が図れるという優れた効果を奏す
る。
【0068】この発明の請求項9に係わるワイパの払拭
性能試験方法によれば、請求項7または8の第7行程の
後に実行される第8行程で、第7行程で比較して得られ
た評価結果がモニタにより画像表示される。それ故、請
求項7および8の作用に加え、モニタ上での状態確認を
行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるワイパの払拭性能試験装置の
一実施例のブロック構成図である。
【図2】図1に示したワイパの払拭性能試験装置の外観
斜視図である。
【図3】この発明に係わるワイパの払拭性能試験方法の
一実施例においての手順を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ワイパの払拭性能試験装置 2 試験台 4 紫外線ランプ 5 撮像器 6 噴霧器 8 ワイパアーム 9 ワイパブレード 12 メモリ 13 信号処理器 14 出力器 15 モニタ 20 (バンドパスフィルタ)第1のフィルタ 21 (紫外線カットフィルタ)第2のフィルタ 50 払拭面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土 井 秀 明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 中 田 俊 彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 2G024 AA30 BA11 CA22 DA22 DA23 FA01 FA06 3D025 AA01 AB00 AC01 AC02 AD01 AE10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 払拭面上を往復揺動するワイパアーム
    と、このワイパアームに装着されていて払拭面を拭うワ
    イパブレードとをもつワイパの払拭性能試験装置であっ
    て、 上記払拭面上に紫外光を照射する紫外線ランプと、 上記払拭面上に蛍光液を散布する噴霧器と、 上記ワイパブレードにより払拭面を拭った後に上記紫外
    線ランプの紫外光により蛍光液が発する蛍光を受光し、
    画像信号に変換する撮像器と、 上記撮像器で得られた画像信号を記憶するメモリと、 上記メモリに記憶された画像信号を信号処理して上記ワ
    イパブレードによる蛍光液の拭き残し状態の評価を得る
    信号処理器と、 上記信号処理器で処理された信号を出力する出力器を備
    えていることを特徴とするワイパの払拭性能試験装置。
  2. 【請求項2】 撮像器は、蛍光液が発する蛍光を通過さ
    せるバンドパスフィルタを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載のワイパの払拭性能試験装置。
  3. 【請求項3】 撮像器は、紫外線カットフィルタを備え
    ていることを特徴とする請求項2に記載のワイパの払拭
    性能試験装置。
  4. 【請求項4】 メモリに記憶された画像信号に基づいて
    画像を表示するモニタを備えていることを特徴とする請
    求項1、2または3のいずれかに記載のワイパの払拭性
    能試験装置。
  5. 【請求項5】 撮像器は、ワイパブレードが払拭面上を
    払拭する前、および、噴霧器より払拭面に蛍光液が散布
    されてから、ワイパブレードが払拭面の面上を払拭した
    後に受光した蛍光を画像信号に変換することを特徴とす
    る請求項1に記載のワイパの払拭性能試験装置。
  6. 【請求項6】 撮像器は、ワイパブレードが払拭面の面
    上を払拭する前、および、噴霧器により払拭面に蛍光液
    が散布されてから、ワイパブレードが払拭面の面上の復
    帰位置から反転位置まで払拭往動し、さらに反転位置か
    ら復帰位置まで払拭復動した後に受光した蛍光を画像信
    号に変換することを特徴とする請求項1に記載のワイパ
    の払拭性能試験装置。
  7. 【請求項7】 試験台の払拭面の面上の復帰位置にワイ
    パブレードをセットする第1行程、 紫外線ランプを点灯し、その紫外光を上記払拭面に照射
    する第2行程、 第2行程で紫外光が照射された払拭面の映像を撮像器に
    より画像信号に変換し、この画像信号を第1の画像デー
    タとしてメモリに記憶する第3行程、 噴霧器により払拭面に蛍光液を散布する第4行程、 ワイパモータを作動させてワイパブレードを復帰位置か
    ら反転位置まで払拭往動させ、払拭面の面上を払拭する
    第5行程、 第5行程でワイパブレードが払拭往動した後の払拭面の
    映像データを撮像器により画像信号に変換し、この画像
    信号を第2の画像データとしてメモリに記憶する第6行
    程、 第3行程で得られた第1の画像データと、第6行程で得
    られた第2の画像データとを信号処理器により比較処理
    して評価結果を得る第7行程からなることを特徴とする
    ワイパの払拭性能試験方法。
  8. 【請求項8】 試験台の払拭面の面上の復帰位置にワイ
    パブレードをセットする第1行程、 紫外線ランプを点灯し、その紫外光を上記払拭面に照射
    する第2行程、 第2行程で紫外線が照射された払拭面の映像を撮像器に
    より画像信号に変換し、この画像信号を第1の画像デー
    タとしてメモリに記憶する第3行程、 噴霧器により払拭面に蛍光液を散布する第4行程、ワイ
    パモータを作動させてワイパブレードを復帰位置から反
    転位置まで払拭往動させ、さらに、反転位置から復帰位
    置まで払拭復動させ、払拭面の面上を払拭する第5行
    程、 第5行程でワイパブレードが払拭復動した後の払拭面の
    映像データを撮像器により画像信号に変換し、この画像
    信号を第2の画像データとしてメモリに記憶する第6行
    程、 第3行程で得られた第1の画像データと、第6行程で得
    られた第2の画像データとを信号処理器により比較処理
    して評価結果を得る第7行程からなることを特徴とする
    ワイパの払拭性能試験方法。
  9. 【請求項9】 第7行程の後に、第7行程で比較して得
    られた評価結果をモニタにより画像として表示する第8
    行程を実行することを特徴とする請求項7または8のい
    ずれかに記載のワイパの払拭性能試験方法。
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