JPH06213775A - ワイパーブレードの払拭性能分析方法 - Google Patents
ワイパーブレードの払拭性能分析方法Info
- Publication number
- JPH06213775A JPH06213775A JP5238225A JP23822593A JPH06213775A JP H06213775 A JPH06213775 A JP H06213775A JP 5238225 A JP5238225 A JP 5238225A JP 23822593 A JP23822593 A JP 23822593A JP H06213775 A JPH06213775 A JP H06213775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiping
- windshield
- blade
- performance
- analyzing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ワイパーブレードの払拭性能を客観的に分析
出来る装置及び方法を提供する。 【構成】 1つ又はそれ以上のワイパーブレード60の
性能を分析する方法は風防ガラス10の所定面を濡らす
ことを含む。ワイパーブレードは該所定面及びビデオカ
メラCによって視角的に走査される面を横切って通過す
る。イメージデータがビデオカメラによって記録され、
データプロセッサ−へ供給される。例えば、マイクロコ
ンピュータから成るこのデータプロセッサ−はそのイメ
ージデータを分析する。グレースケール分析及び風防ガ
ラスの所定の部分に焦点を合わすようにイメージを分割
することはワイパーブレードの払拭品質の客観的基準を
提供する。テスト結果の図的な表示を含むレポートが得
られる。
出来る装置及び方法を提供する。 【構成】 1つ又はそれ以上のワイパーブレード60の
性能を分析する方法は風防ガラス10の所定面を濡らす
ことを含む。ワイパーブレードは該所定面及びビデオカ
メラCによって視角的に走査される面を横切って通過す
る。イメージデータがビデオカメラによって記録され、
データプロセッサ−へ供給される。例えば、マイクロコ
ンピュータから成るこのデータプロセッサ−はそのイメ
ージデータを分析する。グレースケール分析及び風防ガ
ラスの所定の部分に焦点を合わすようにイメージを分割
することはワイパーブレードの払拭品質の客観的基準を
提供する。テスト結果の図的な表示を含むレポートが得
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用の風防ガラスワイ
パーに関し、より詳細には風防ガラスワイパーブレード
の払拭性能を分析するための装置及び方法に関する。こ
の装置及び方法は、特に、風防ガラスの所定のテスト面
を払拭し、払拭作業の結果を記録し、払拭品質の評価を
提供するために該記録した情報を分析するものである。
しかしながら、この発明はより広い用途を有しており、
類似の状況及び用途にも使用され得るのである。
パーに関し、より詳細には風防ガラスワイパーブレード
の払拭性能を分析するための装置及び方法に関する。こ
の装置及び方法は、特に、風防ガラスの所定のテスト面
を払拭し、払拭作業の結果を記録し、払拭品質の評価を
提供するために該記録した情報を分析するものである。
しかしながら、この発明はより広い用途を有しており、
類似の状況及び用途にも使用され得るのである。
【0002】
【従来の技術】ブレードゴムの払拭性能の市場における
テスト結果は非常に主観的なものであると思われる。例
えば、公知の装置は風防ガラスを取り付けるテスト台を
備えている。スプレーノズルがその風防ガラスの付近に
位置付けられておりテスト表面上に毎分例えば25立方
インチの水のスプレーを連続的に供給している。通常、
ブレードゴムの全払拭面即ち払拭通路はスプレーノズル
によって濡らされ、ワイパーブレードが往復運動すると
きに、払拭面が人間のテストモニターによって分析され
ている。
テスト結果は非常に主観的なものであると思われる。例
えば、公知の装置は風防ガラスを取り付けるテスト台を
備えている。スプレーノズルがその風防ガラスの付近に
位置付けられておりテスト表面上に毎分例えば25立方
インチの水のスプレーを連続的に供給している。通常、
ブレードゴムの全払拭面即ち払拭通路はスプレーノズル
によって濡らされ、ワイパーブレードが往復運動すると
きに、払拭面が人間のテストモニターによって分析され
ている。
【0003】モータ駆動のワイパーアームがテストされ
るブレードゴムを受け入れている。このアームは、風防
ガラスに対置しているブレードに所定の力即ち荷重を付
与している。この力は所望により変動できる。また温度
及び相対湿度がモニターされ、望ましくはこれらは選択
された変数内に維持される。また、例えば、温度は70
°F±3°Fに維持され、相対湿度は45%±5%に維
持されている。
るブレードゴムを受け入れている。このアームは、風防
ガラスに対置しているブレードに所定の力即ち荷重を付
与している。この力は所望により変動できる。また温度
及び相対湿度がモニターされ、望ましくはこれらは選択
された変数内に維持される。また、例えば、温度は70
°F±3°Fに維持され、相対湿度は45%±5%に維
持されている。
【0004】風防ガラスはテスト開始前に中程度の研磨
クリーナで清掃される。現行の方法によれば所定数のワ
イパーブレードテストの後に風防ガラスは再び清掃され
る。しかし、この連続したクリーニングは通常、クレン
ザーを使用せず、単にあらかじめ選択された硬度の水の
みを使用している。勿論、この目的は、出来る限り多く
のテストパラメータを制御した状態に維持することであ
り、こうして払拭品質テストを受けている種々のワイパ
ーブレード間に均質性を提供しているのである。
クリーナで清掃される。現行の方法によれば所定数のワ
イパーブレードテストの後に風防ガラスは再び清掃され
る。しかし、この連続したクリーニングは通常、クレン
ザーを使用せず、単にあらかじめ選択された硬度の水の
みを使用している。勿論、この目的は、出来る限り多く
のテストパラメータを制御した状態に維持することであ
り、こうして払拭品質テストを受けている種々のワイパ
ーブレード間に均質性を提供しているのである。
【0005】ワイパーブレードは、ノズルからの連続し
た水のスプレーのもとで、風防ガラスのテスト面を横切
って前後に往復運動を繰り返している。前述のように、
今日の方法では、人間のテストモニターによる風防ガラ
ステスト面の視覚的検査によって払拭品質を分析してい
る。特に主観的評価が視覚的検査の基づいて記録されて
いる。6回のワイパーストローク即ち3回の完全サイク
ルが、通常、視覚的に評価されている。テストの数又は
文字がこの観察に基づいて付されかつ記録されている。
た水のスプレーのもとで、風防ガラスのテスト面を横切
って前後に往復運動を繰り返している。前述のように、
今日の方法では、人間のテストモニターによる風防ガラ
ステスト面の視覚的検査によって払拭品質を分析してい
る。特に主観的評価が視覚的検査の基づいて記録されて
いる。6回のワイパーストローク即ち3回の完全サイク
ルが、通常、視覚的に評価されている。テストの数又は
文字がこの観察に基づいて付されかつ記録されている。
【0006】例えば、ワイパーブレードは、ワイパーア
ームがピボット軸回りをピボット運動するときに、風防
ガラスを横切る実施的に半円形バンドを介して移動す
る。この弓状の半円形払拭面は、一般に、内方、中央、
外方の各ゾーンとして呼ばれる半径方向に隣接した3つ
のゾーンに再分割される。即ち、異なるゾーンが予め選
択された重要な等級に基づいて異なる相対的数値を付さ
れるのである。中央ゾーンは風防ガラスを介する視角性
の最も厳格なゾーンであると思われる。このため、該中
央ゾーンは最も厳重な払拭品質標準を満たさねばならな
い。評価システムは、払拭品質が完全にクリアである
か、1又はそれ以上の細い線が検出されるか、1又はそ
れ以上の中程度の線が検出されるか、1又はそれ以上の
太い線が所定の領域に検出されるか、によって判断され
ている。
ームがピボット軸回りをピボット運動するときに、風防
ガラスを横切る実施的に半円形バンドを介して移動す
る。この弓状の半円形払拭面は、一般に、内方、中央、
外方の各ゾーンとして呼ばれる半径方向に隣接した3つ
のゾーンに再分割される。即ち、異なるゾーンが予め選
択された重要な等級に基づいて異なる相対的数値を付さ
れるのである。中央ゾーンは風防ガラスを介する視角性
の最も厳格なゾーンであると思われる。このため、該中
央ゾーンは最も厳重な払拭品質標準を満たさねばならな
い。評価システムは、払拭品質が完全にクリアである
か、1又はそれ以上の細い線が検出されるか、1又はそ
れ以上の中程度の線が検出されるか、1又はそれ以上の
太い線が所定の領域に検出されるか、によって判断され
ている。
【0007】これまでの装置においては、中央ゾーン及
び内方及び外方ゾーンが完全にクリアなら10点が与え
られている。中央ゾーンが完全にクリアで1本の細い線
が内方及び外方ゾーンに見られるときには9点が与えら
れている。これから分かるように、同様の他の評価シス
テムも同じような方法にて用いられている。
び内方及び外方ゾーンが完全にクリアなら10点が与え
られている。中央ゾーンが完全にクリアで1本の細い線
が内方及び外方ゾーンに見られるときには9点が与えら
れている。これから分かるように、同様の他の評価シス
テムも同じような方法にて用いられている。
【0008】観察者によって付与される数値に加え、観
察した状態を評価するために別の評価システムもしばし
ば使用されている。例えばモニターした状態を評価する
ために文字が使用される。例えば、「H」はかすんだ
(haze)状態を指し、「C」はキーキーする(ch
atter)状態を指し、「LR」は戻り不良(laz
y reversal)状態を指し、「NR」は戻らな
い(no reversal)状態を指し、「PR」は
部分的戻り(partial reversal)状態
を意味し、「HL」は太い線あり(heavy lin
es)を意味し、「FL」は多くの細い線あり(man
y fine lines)を意味し、さらに、「B」
は帯状の払拭不良(band misses)を意味し
ている。またその他の略語、接頭語、または評価システ
ムも使用され、上記のリストは単に一つの好ましいシス
テムの例である。全体的に組み合わせたアルファニュー
メリック評価が視角観察及びテスト値の主観的付与に基
づいて各ワイパーブレードのテストに対して与えられ
る。本来の装置製造者はブレードが顧客へ渡される前に
ワイパーブレードのバッチにこの種のテストを行うかも
しれない。顧客はテスト結果をもたらされ、通常のよう
に、顧客は品質に関し更にチェックをする場合、同様の
形式のテスト基本的に行う。これらの同様のパラメータ
が顧客のテスト装置へセットアップされ、同様の主観的
なテスト及び分析が行われるのである。
察した状態を評価するために別の評価システムもしばし
ば使用されている。例えばモニターした状態を評価する
ために文字が使用される。例えば、「H」はかすんだ
(haze)状態を指し、「C」はキーキーする(ch
atter)状態を指し、「LR」は戻り不良(laz
y reversal)状態を指し、「NR」は戻らな
い(no reversal)状態を指し、「PR」は
部分的戻り(partial reversal)状態
を意味し、「HL」は太い線あり(heavy lin
es)を意味し、「FL」は多くの細い線あり(man
y fine lines)を意味し、さらに、「B」
は帯状の払拭不良(band misses)を意味し
ている。またその他の略語、接頭語、または評価システ
ムも使用され、上記のリストは単に一つの好ましいシス
テムの例である。全体的に組み合わせたアルファニュー
メリック評価が視角観察及びテスト値の主観的付与に基
づいて各ワイパーブレードのテストに対して与えられ
る。本来の装置製造者はブレードが顧客へ渡される前に
ワイパーブレードのバッチにこの種のテストを行うかも
しれない。顧客はテスト結果をもたらされ、通常のよう
に、顧客は品質に関し更にチェックをする場合、同様の
形式のテスト基本的に行う。これらの同様のパラメータ
が顧客のテスト装置へセットアップされ、同様の主観的
なテスト及び分析が行われるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】実質的に同一の状態
で、テスト場所が異なった場合、同一のブレードに異な
る点数がつくことは、主観的な評価の観察及び指定のた
め、異常なことではない。明らかに、分析を標準化し、
観察者の主観的な決定よりもより一層客観的な基準を基
にした結果を基礎とする必要が存在するのである。
で、テスト場所が異なった場合、同一のブレードに異な
る点数がつくことは、主観的な評価の観察及び指定のた
め、異常なことではない。明らかに、分析を標準化し、
観察者の主観的な決定よりもより一層客観的な基準を基
にした結果を基礎とする必要が存在するのである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は払拭品質をを評
価するための新しい改良された装置及び方法に関し、上
述の問題点その他を解決している。ここに開示する装置
及び方法は、ワイパーブレードの性能を分析するための
単純で経済的で客観的基準を提供する。
価するための新しい改良された装置及び方法に関し、上
述の問題点その他を解決している。ここに開示する装置
及び方法は、ワイパーブレードの性能を分析するための
単純で経済的で客観的基準を提供する。
【0011】この発明によれば、風防ガラスはワイパー
ブレードの性能をテストしかつ分析するためテスト台へ
取り付けられる。ブレードはアームへ固定されており、
きれいな風防ガラスの所定面を横切って往復運動するよ
うになっている。ガラス面は適切に位置付けられた光源
によって照射され、高解像度カメラが所定の面の方に向
けられ、きれいにされたテスト面の高解像度イメージ
(画像)を捕らえている。スプレー状の水が風防ガラス
の表面にかけられ、その表面がスプレーされかつブレー
ドによって払拭される。第2の高解像度イメージが捕ら
えられかつメモリー装置へ格納される。次いでこの格納
された情報の分析が行われる。
ブレードの性能をテストしかつ分析するためテスト台へ
取り付けられる。ブレードはアームへ固定されており、
きれいな風防ガラスの所定面を横切って往復運動するよ
うになっている。ガラス面は適切に位置付けられた光源
によって照射され、高解像度カメラが所定の面の方に向
けられ、きれいにされたテスト面の高解像度イメージ
(画像)を捕らえている。スプレー状の水が風防ガラス
の表面にかけられ、その表面がスプレーされかつブレー
ドによって払拭される。第2の高解像度イメージが捕ら
えられかつメモリー装置へ格納される。次いでこの格納
された情報の分析が行われる。
【0012】本発明の別の観点によれば、光源は、ガラ
ス面を均一に照射するため風防ガラスの表面に分散され
かつ反射される。
ス面を均一に照射するため風防ガラスの表面に分散され
かつ反射される。
【0013】本発明の更に別の観点によれば、格納され
た情報のハードコピーが作成される。
た情報のハードコピーが作成される。
【0014】更に別の本発明の観点によれば、温度及び
相対湿度の条件が制御されている。
相対湿度の条件が制御されている。
【0015】又、本発明によれば、イメージがグレース
ケール値を付したイメージのゾーン及びセクション部分
に分解され、格納された情報が異なる領域で別個に重み
づけされる。
ケール値を付したイメージのゾーン及びセクション部分
に分解され、格納された情報が異なる領域で別個に重み
づけされる。
【0016】本発明の主要な利点は、ワイパーブレード
の性能を客観的に分析出来ることである。
の性能を客観的に分析出来ることである。
【0017】本発明の別の利点は、参照目的のために格
納された情報のハードコピーを作成することが出来るこ
とである。
納された情報のハードコピーを作成することが出来るこ
とである。
【0018】又、本発明の別の利点は、所望によりワイ
パーブレードの性能を評価するため情報を順次操作しか
つ分析することが出来ることである。
パーブレードの性能を評価するため情報を順次操作しか
つ分析することが出来ることである。
【0019】本発明の更にその他の利点及び特徴は下記
の詳細な記載を読みかつ理解することによって当業者に
より明白によって明白になろう。
の詳細な記載を読みかつ理解することによって当業者に
より明白によって明白になろう。
【0020】
【実施例】単に本発明の好ましい実施例及び方法を図示
する目的の図であって制限的な目的のない添付図面を参
照すると、これらの図は取付組立体Bがテスト分析のた
め風防ガラスを内部に固定しているテスト装置Aを示し
ている。テストの間に情報を記録し処理手段Dへデータ
を送るためにスキャナ即ちカメラCが位置付けてある。
する目的の図であって制限的な目的のない添付図面を参
照すると、これらの図は取付組立体Bがテスト分析のた
め風防ガラスを内部に固定しているテスト装置Aを示し
ている。テストの間に情報を記録し処理手段Dへデータ
を送るためにスキャナ即ちカメラCが位置付けてある。
【0021】より詳細には図1を参照すると、風防ガラ
ス10は予かじめ決められた半円形の払拭面12を有し
ており、この払拭面12は該風防ガラス面を移動するワ
イパブレードの移動通路と一致している。上述したよう
にこの半円形の払拭面12は3つの半径方向に隣接した
部分、即ち内側域16と、中間域18と、外側域20と
に分割される。更に、図1に示すように、この払拭面は
隣接した円周方向区分に再分割され、これらの区分は上
述の評価システムを示している。換言すれば、このテス
トのための払拭面12は円周方向に再分割されることが
望ましいのであるが現実には円周方向に再分割されては
いない。図1にはその左側部から右側部の方へ時計方向
に伸長するように、この分析の公知の方法において付与
された標準値が示してある。これらの値は(i)周辺区
分24にあって水分の視覚による知覚可能な線が無い区
分、即ち、内側域16、中間域18、外側域20の全て
が清浄である区分から(ii)中間区分30であって中間
域が一本の中程度の線と内側域及び外側域が一本の中程
度の線と一本の細い線とを区分36即ち中間域18が二
本の太い線を有し、内側域16と外側域20とが一本又
はそれ以上の帯状の線を有している区分36まで、分類
している。
ス10は予かじめ決められた半円形の払拭面12を有し
ており、この払拭面12は該風防ガラス面を移動するワ
イパブレードの移動通路と一致している。上述したよう
にこの半円形の払拭面12は3つの半径方向に隣接した
部分、即ち内側域16と、中間域18と、外側域20と
に分割される。更に、図1に示すように、この払拭面は
隣接した円周方向区分に再分割され、これらの区分は上
述の評価システムを示している。換言すれば、このテス
トのための払拭面12は円周方向に再分割されることが
望ましいのであるが現実には円周方向に再分割されては
いない。図1にはその左側部から右側部の方へ時計方向
に伸長するように、この分析の公知の方法において付与
された標準値が示してある。これらの値は(i)周辺区
分24にあって水分の視覚による知覚可能な線が無い区
分、即ち、内側域16、中間域18、外側域20の全て
が清浄である区分から(ii)中間区分30であって中間
域が一本の中程度の線と内側域及び外側域が一本の中程
度の線と一本の細い線とを区分36即ち中間域18が二
本の太い線を有し、内側域16と外側域20とが一本又
はそれ以上の帯状の線を有している区分36まで、分類
している。
【0022】ここで細い線とは幅が約1/64インチの
寸法を、中程度の線とは幅が約1/32インチの寸法
を、太い線とは幅が約1/16インチの寸法を、帯状の
線とは幅が約1/8インチの寸法を有する線を言う。よ
って、図1において、この評価は、区分24が“最優
良”で、区分26が“優良”で、区分28、30が
“良”で、区分32が“可”で、区分34、36が“不
良”である。前述のようにこれまでの評価方法はあまり
に主観的であり判断にばらつきがあり、反復性に欠ける
ものであった。
寸法を、中程度の線とは幅が約1/32インチの寸法
を、太い線とは幅が約1/16インチの寸法を、帯状の
線とは幅が約1/8インチの寸法を有する線を言う。よ
って、図1において、この評価は、区分24が“最優
良”で、区分26が“優良”で、区分28、30が
“良”で、区分32が“可”で、区分34、36が“不
良”である。前述のようにこれまでの評価方法はあまり
に主観的であり判断にばらつきがあり、反復性に欠ける
ものであった。
【0023】図2及び図3に関して、本発明の装置及び
方法について、より詳細に述べる。特に取付け組立体B
は支持枠体50を含んでおり、この枠体50は立ち上っ
ているテーブル表面を形成しており、このテーブル表面
上にテスト用スタンド52が固定されている。風防ガラ
ス10はこのテスト用スタンド52へ固定され、風防ガ
ラス表面がほぼ垂直方向に位置付けられている。この目
的を達成するためにある適当な公知の取り付け装置が使
用され得る。この部分については本発明の範囲外であ
る。
方法について、より詳細に述べる。特に取付け組立体B
は支持枠体50を含んでおり、この枠体50は立ち上っ
ているテーブル表面を形成しており、このテーブル表面
上にテスト用スタンド52が固定されている。風防ガラ
ス10はこのテスト用スタンド52へ固定され、風防ガ
ラス表面がほぼ垂直方向に位置付けられている。この目
的を達成するためにある適当な公知の取り付け装置が使
用され得る。この部分については本発明の範囲外であ
る。
【0024】風防ガラス10の付近の支持枠体50には
モータ54が支持されている。このモータ54からは駆
動軸56が伸びており、この駆動軸56の一端にはワイ
パーアーム58が作動係合している。ここでこの駆動軸
とワイパーアームとの相互結合に関する詳細は当業者に
おいて公知であり、ここでこれらについて詳細に述べる
ことは不要であろう。ワイパーアーム58にはブレード
ゴム60が取り外し可能に固定されている。ワイパーア
ームの支持構造体即ちハーネス(詳細は省略)は種々の
タイプのワイパーブレードを収納するように変動出来る
ようにしてある。この目的は制限された時間即ちテスト
期間中にアームの端部へワイパーブレードを装着出来、
次いで、該テストが完了すれば、新しいブレードを装着
するためそのブレードを取り外せるようにするためであ
る。
モータ54が支持されている。このモータ54からは駆
動軸56が伸びており、この駆動軸56の一端にはワイ
パーアーム58が作動係合している。ここでこの駆動軸
とワイパーアームとの相互結合に関する詳細は当業者に
おいて公知であり、ここでこれらについて詳細に述べる
ことは不要であろう。ワイパーアーム58にはブレード
ゴム60が取り外し可能に固定されている。ワイパーア
ームの支持構造体即ちハーネス(詳細は省略)は種々の
タイプのワイパーブレードを収納するように変動出来る
ようにしてある。この目的は制限された時間即ちテスト
期間中にアームの端部へワイパーブレードを装着出来、
次いで、該テストが完了すれば、新しいブレードを装着
するためそのブレードを取り外せるようにするためであ
る。
【0025】テスト用スタンド即ちテスト用台52の付
近には別の支持枠体70が配置されている。この別の支
持枠体70は、風防ガラス10の上方の部分で該風防ガ
ラス10の両側部分(図3)に二組の光源72、74を
備えている。これらの光源72、74は風防ガラス10
から離れかつそれぞれの光源と協働する分光器76を介
して光を照射するように位置付けてある。図3により良
く示してあるように、これらの分光器76は一対のアウ
トリガーのように支持枠体70から突出している分光器
ホールダ78へ取り付けてある。このように、分光器7
6は支持枠体70の周辺部外側に位置付けてあるが、光
線の移送通路内に配置されている。この分光器76は、
光線が反射スクリーン80の方へ向かって発進する前に
その光線を均一に広げかつ分散する。このスクリーン8
0は、又、支持枠体70の光源72、74から離れた位
置にて、光源と対向して中間に分光器76を挟んだ状態
で設けてある(図2参照)。分光器76を通り分散され
た後、光線は風防ガラス10の方向へ折り返され、完全
にかつ均一にその風防ガラスの表面を照射する。勿論、
風防ガラスの特にテスト面を形成している払拭面が完全
にかつ均一に照射されることは特に重要なことである。
更にこのような基準を満たす限りその他の装置も同様の
満足度をもって使用され得るものである。
近には別の支持枠体70が配置されている。この別の支
持枠体70は、風防ガラス10の上方の部分で該風防ガ
ラス10の両側部分(図3)に二組の光源72、74を
備えている。これらの光源72、74は風防ガラス10
から離れかつそれぞれの光源と協働する分光器76を介
して光を照射するように位置付けてある。図3により良
く示してあるように、これらの分光器76は一対のアウ
トリガーのように支持枠体70から突出している分光器
ホールダ78へ取り付けてある。このように、分光器7
6は支持枠体70の周辺部外側に位置付けてあるが、光
線の移送通路内に配置されている。この分光器76は、
光線が反射スクリーン80の方へ向かって発進する前に
その光線を均一に広げかつ分散する。このスクリーン8
0は、又、支持枠体70の光源72、74から離れた位
置にて、光源と対向して中間に分光器76を挟んだ状態
で設けてある(図2参照)。分光器76を通り分散され
た後、光線は風防ガラス10の方向へ折り返され、完全
にかつ均一にその風防ガラスの表面を照射する。勿論、
風防ガラスの特にテスト面を形成している払拭面が完全
にかつ均一に照射されることは特に重要なことである。
更にこのような基準を満たす限りその他の装置も同様の
満足度をもって使用され得るものである。
【0026】このように、光源72、74、分光器7
6、反射スクリーン80等はすべて公知の方法にて支持
され得る。図2及び図3に示すように、分光器76から
反射スクリーン及び風防ガラス10までの光の移動通路
を邪魔するものはない。こうして光は初めに一度分光さ
れると、風防ガラス表面を照射するまで何にも邪魔され
ずに進行する。好ましい実施例では市販のブラケットが
使用されているが、本発明の範囲及び趣旨から外れるこ
となくこれ以外の構造のものも使用され得るのである。
6、反射スクリーン80等はすべて公知の方法にて支持
され得る。図2及び図3に示すように、分光器76から
反射スクリーン及び風防ガラス10までの光の移動通路
を邪魔するものはない。こうして光は初めに一度分光さ
れると、風防ガラス表面を照射するまで何にも邪魔され
ずに進行する。好ましい実施例では市販のブラケットが
使用されているが、本発明の範囲及び趣旨から外れるこ
となくこれ以外の構造のものも使用され得るのである。
【0027】テスト装置AにはカメラCも搭載されてい
る。図示するように更にこれに限定されるものではない
が、カメラCは支持枠体70の風防ガラス10から離れ
た側に位置付けてある(図2参照)。このカメラのレン
ズは風防ガラス10の表面の方を向けられ、風防ガラス
10の下方位置に位置ずけてあり、風防ガラス10の表
面からの光の反射特性を有効に使用するようになってい
る。光の使用を最大限にするため所望の位置にカメラC
を位置付けることが出来るように適当なテーブル84が
使用されている。
る。図示するように更にこれに限定されるものではない
が、カメラCは支持枠体70の風防ガラス10から離れ
た側に位置付けてある(図2参照)。このカメラのレン
ズは風防ガラス10の表面の方を向けられ、風防ガラス
10の下方位置に位置ずけてあり、風防ガラス10の表
面からの光の反射特性を有効に使用するようになってい
る。光の使用を最大限にするため所望の位置にカメラC
を位置付けることが出来るように適当なテーブル84が
使用されている。
【0028】図3に示すように、カメラCは支持枠体7
0の両側間の中心付近に位置付けてあり、これにより、
カメラCと風防ガラス10との間の空間には邪魔物は存
在していない。またこのようなカメラ以外の物理的装置
も、風防ガラス表面への分散光が有効に考慮される限
り、期待されよう。テーブル84は適当な処理手段Dを
収容するためにも使用され得る。例えば、このテーブル
84は、カメラCに近接した位置にコンピュータD,キ
ーボード/マウス88、プリンター90、一つ又はそれ
以上のモニター92、94、センサー96等(図5)の
ような処理手段を支持するキャビネットと交換すること
も出来る。また、この処理手段はそこから離れた場所に
配置され、ケーブル又はデータ伝達ラインを介してそこ
からのデータを受け取るために、カメラと作動的に連携
した状態に保持されるということも出来る。風防ガラス
からの反射光は、イメージデータを得るために公知の電
荷結合素子(CCD)であるビデオカメラによって光学
的にスキャンされる。勿論、風防ガラス10は、本発明
の範囲及び精神からはみ出ることなしで、他の手段、例
えば、電気的に走査されることも出来る。好ましい装置
におけるイメージデータは1280H×1024Vピク
セルアレーである。この高解像度アレーは水平及び垂直
の両方向において実質的に等しい間隔を提供している。
各ピクセルはグレーの256レベルの一つを割り当てて
いる。このイメージデータは、その後、データ処理手段
Dへ伝達される。データ処理手段Dはイメージデータを
格納するメモリー装置を含んでいる。例えば、このイメ
ージデータは一度に一つのラインを垂直転送に、その後
の水平出力シフトレジスタと共に伝達される(図4)。
とにかくビデオカメラから得られたデータは例えばイメ
ージデータの適当なグレースケール分析を行うことによ
って処理される。この処理手段と協働する適当なソフト
ウエアは所望のイメージデータの分析と計算とを行う。
これについては後に図9に関して述べる。各ピクセルが
グレーの256レベルと協働するような高解像度である
ため、テスト中の風防ガラス表面即ち払拭面上の線は非
常に精密な状態で分析出来る。
0の両側間の中心付近に位置付けてあり、これにより、
カメラCと風防ガラス10との間の空間には邪魔物は存
在していない。またこのようなカメラ以外の物理的装置
も、風防ガラス表面への分散光が有効に考慮される限
り、期待されよう。テーブル84は適当な処理手段Dを
収容するためにも使用され得る。例えば、このテーブル
84は、カメラCに近接した位置にコンピュータD,キ
ーボード/マウス88、プリンター90、一つ又はそれ
以上のモニター92、94、センサー96等(図5)の
ような処理手段を支持するキャビネットと交換すること
も出来る。また、この処理手段はそこから離れた場所に
配置され、ケーブル又はデータ伝達ラインを介してそこ
からのデータを受け取るために、カメラと作動的に連携
した状態に保持されるということも出来る。風防ガラス
からの反射光は、イメージデータを得るために公知の電
荷結合素子(CCD)であるビデオカメラによって光学
的にスキャンされる。勿論、風防ガラス10は、本発明
の範囲及び精神からはみ出ることなしで、他の手段、例
えば、電気的に走査されることも出来る。好ましい装置
におけるイメージデータは1280H×1024Vピク
セルアレーである。この高解像度アレーは水平及び垂直
の両方向において実質的に等しい間隔を提供している。
各ピクセルはグレーの256レベルの一つを割り当てて
いる。このイメージデータは、その後、データ処理手段
Dへ伝達される。データ処理手段Dはイメージデータを
格納するメモリー装置を含んでいる。例えば、このイメ
ージデータは一度に一つのラインを垂直転送に、その後
の水平出力シフトレジスタと共に伝達される(図4)。
とにかくビデオカメラから得られたデータは例えばイメ
ージデータの適当なグレースケール分析を行うことによ
って処理される。この処理手段と協働する適当なソフト
ウエアは所望のイメージデータの分析と計算とを行う。
これについては後に図9に関して述べる。各ピクセルが
グレーの256レベルと協働するような高解像度である
ため、テスト中の風防ガラス表面即ち払拭面上の線は非
常に精密な状態で分析出来る。
【0029】また、市販されているある種のカメラでも
って、0.4〜0.7ミリメータのオーダーの解像度が
得られることも分かっている。これよりもより一層高解
像度のカメラも使用出来るが、その高品質及び必要なシ
ステムは費用的に過剰になり過ぎるように思える。一般
には、ここに述べたと同一の構造及び作動方法が同様に
高い解像度システムに適用出来ると思われる。
って、0.4〜0.7ミリメータのオーダーの解像度が
得られることも分かっている。これよりもより一層高解
像度のカメラも使用出来るが、その高品質及び必要なシ
ステムは費用的に過剰になり過ぎるように思える。一般
には、ここに述べたと同一の構造及び作動方法が同様に
高い解像度システムに適用出来ると思われる。
【0030】更に、この払拭テスト面を代表するイメー
ジデータは、所望の付加的払拭品質評価を提供するため
に幾つかの部分(ゾーン及びセクション)に細分割され
る。例えば、図6、図7、図8、図9、図10、図1
1、図12は、弓状払拭面を分析する一つの好ましい方
法を示している。勿論これと同様の原理はこれ以外の払
拭面例えばほぼ矩形の払拭面にも同じように適用される
ものと思われる。風防ガラスが払拭された後直ちに、そ
の風防ガラスのイメージ即ち画像は高解像度カメラによ
ってメモリー装置へストアされる。次いで風防ガラスに
は水がスプレーされブレードが払拭面12を画定するた
め風防ガラスを横切って移動する。こうして風防ガラス
の第2画像(イメージ)が取られ、この第2画像は第1
画像から減算され、こうして二値画像(図6)が風防ガ
ラス上の水を示す代表として残ることになる。
ジデータは、所望の付加的払拭品質評価を提供するため
に幾つかの部分(ゾーン及びセクション)に細分割され
る。例えば、図6、図7、図8、図9、図10、図1
1、図12は、弓状払拭面を分析する一つの好ましい方
法を示している。勿論これと同様の原理はこれ以外の払
拭面例えばほぼ矩形の払拭面にも同じように適用される
ものと思われる。風防ガラスが払拭された後直ちに、そ
の風防ガラスのイメージ即ち画像は高解像度カメラによ
ってメモリー装置へストアされる。次いで風防ガラスに
は水がスプレーされブレードが払拭面12を画定するた
め風防ガラスを横切って移動する。こうして風防ガラス
の第2画像(イメージ)が取られ、この第2画像は第1
画像から減算され、こうして二値画像(図6)が風防ガ
ラス上の水を示す代表として残ることになる。
【0031】払拭面12のアウトラインは、イメージデ
ータの分析を促進するマスク100(図7)を構成する
ためオペレータによって画定される。より詳細にはこの
マスクは当初、半径方向に隣接する第1、第2、及び第
3の半円形ゾーン102、104、106(図8)に分
断される。更に、この払拭面はほぼ垂直な線110によ
ってそれぞれのゾーン102、104、106を半分に
分けられる(図9)。側方周辺部は一般に垂直な線11
2、114、116によって画定され、これらの線は前
記線110に平行で、図10に示すようにそれぞれ内
方、中央、外方のゾーン102、104、106の左側
面を構成している。これらの周辺部分はセクションM
2、M6,M10を形成している。同様に、一般に垂直
な線122、124、126は各ゾーンの右側の側方周
辺を描いており、セクションM3,M7,M11を画定
している。垂直な線112、114、116、122、
124、126は各ゾーンの底部弓状線(アーク)の端
部と交差しており、これらの各セクションのアーク長さ
は各ゾーンの下側アークの長さの1/2に等しい。
ータの分析を促進するマスク100(図7)を構成する
ためオペレータによって画定される。より詳細にはこの
マスクは当初、半径方向に隣接する第1、第2、及び第
3の半円形ゾーン102、104、106(図8)に分
断される。更に、この払拭面はほぼ垂直な線110によ
ってそれぞれのゾーン102、104、106を半分に
分けられる(図9)。側方周辺部は一般に垂直な線11
2、114、116によって画定され、これらの線は前
記線110に平行で、図10に示すようにそれぞれ内
方、中央、外方のゾーン102、104、106の左側
面を構成している。これらの周辺部分はセクションM
2、M6,M10を形成している。同様に、一般に垂直
な線122、124、126は各ゾーンの右側の側方周
辺を描いており、セクションM3,M7,M11を画定
している。垂直な線112、114、116、122、
124、126は各ゾーンの底部弓状線(アーク)の端
部と交差しており、これらの各セクションのアーク長さ
は各ゾーンの下側アークの長さの1/2に等しい。
【0032】図11を参照すると、3つのゾーンが更に
6つのセクションに分割されている。これらのセクショ
ンの側方周辺部は払拭面の傾斜縁部に基づいており、よ
り詳細にはマスクの縁部に基づいている。こうしてこれ
らの傾斜線132、134、136は左側縁部に平行に
延びており、垂直線110にて各ゾーンの下方周辺アー
クに交差し、それぞれセクションM1,M5,M9を画
定している。同様に、傾斜線142、144、146が
垂直線110と各ゾーンの下方周辺アークとの交叉部か
ら払拭面/マスク100の右側縁部に対してほぼ平行な
関係に延び、セクションM4,M8,M12を画定して
いる。
6つのセクションに分割されている。これらのセクショ
ンの側方周辺部は払拭面の傾斜縁部に基づいており、よ
り詳細にはマスクの縁部に基づいている。こうしてこれ
らの傾斜線132、134、136は左側縁部に平行に
延びており、垂直線110にて各ゾーンの下方周辺アー
クに交差し、それぞれセクションM1,M5,M9を画
定している。同様に、傾斜線142、144、146が
垂直線110と各ゾーンの下方周辺アークとの交叉部か
ら払拭面/マスク100の右側縁部に対してほぼ平行な
関係に延び、セクションM4,M8,M12を画定して
いる。
【0033】図12に示すように、これらのセクション
は広範囲にわたって重なり合っているが、払拭面を示し
ているマスク面を完全に覆うようになっている。更に、
このテスト装置は、引き戻し即ちドローバック(dra
w back)又は反転不良即ちレージーリバーサル
(lazy reversal)として知られている状
態をモニタする。もしワイパーブレードが反転位置即ち
払拭面の末端縁にて該ワイパーブレードの反対側に弾け
ることを嫌う場合には、このテスト装置は、水の厚みが
面D1(反時計方向)、D2(時計方向)に存在するか
を検知する。もし水の厚みが所定の量を越える場合に
は、「引き戻し及び/又は払拭品質不良」、又はこれと
同様のメッセージが表示される。
は広範囲にわたって重なり合っているが、払拭面を示し
ているマスク面を完全に覆うようになっている。更に、
このテスト装置は、引き戻し即ちドローバック(dra
w back)又は反転不良即ちレージーリバーサル
(lazy reversal)として知られている状
態をモニタする。もしワイパーブレードが反転位置即ち
払拭面の末端縁にて該ワイパーブレードの反対側に弾け
ることを嫌う場合には、このテスト装置は、水の厚みが
面D1(反時計方向)、D2(時計方向)に存在するか
を検知する。もし水の厚みが所定の量を越える場合に
は、「引き戻し及び/又は払拭品質不良」、又はこれと
同様のメッセージが表示される。
【0034】各セクションM1〜M12,D1,D2に
おける水の最大幅は二値画像から決定される。好ましい
方法によれば、水の測定量に基づく評価は下記の方法に
て算出される:払拭品質評価は1から10までの値で示
され(10が最良)、これらの値は各ゾーン次いで各セ
クションにおける水の幅に次の方法にて変形されてい
る:ここで; X=水の相当幅=[0.0>=X>=49.0]=A+
C+1.2×B Y=払拭品質インデックス A=内方ゾーン102の4つのセクションの中の各セク
ション当たりの水の最大幅 B=中央ゾーン104の4つのセクションの中の各セク
ション当たりの水の最大幅 C=外方ゾーン106の4つのセクションの中の各セク
ション当たりの水の最大幅 そこで: 単に例示的に、1から10までの値はこの式をもとにし
て割り当てられるであろう。ここで10は最良の評価を
示している。下記の表は、払拭品質評価と、仕上げる前
のこの計算の下限値と、ミリメートル(±0.01)で
表した水の相当幅と、を比較したものである。
おける水の最大幅は二値画像から決定される。好ましい
方法によれば、水の測定量に基づく評価は下記の方法に
て算出される:払拭品質評価は1から10までの値で示
され(10が最良)、これらの値は各ゾーン次いで各セ
クションにおける水の幅に次の方法にて変形されてい
る:ここで; X=水の相当幅=[0.0>=X>=49.0]=A+
C+1.2×B Y=払拭品質インデックス A=内方ゾーン102の4つのセクションの中の各セク
ション当たりの水の最大幅 B=中央ゾーン104の4つのセクションの中の各セク
ション当たりの水の最大幅 C=外方ゾーン106の4つのセクションの中の各セク
ション当たりの水の最大幅 そこで: 単に例示的に、1から10までの値はこの式をもとにし
て割り当てられるであろう。ここで10は最良の評価を
示している。下記の表は、払拭品質評価と、仕上げる前
のこの計算の下限値と、ミリメートル(±0.01)で
表した水の相当幅と、を比較したものである。
【0035】 払拭品 仕上げる前のこ ミリメートルで表 質評価 の計算の下限値 した水の相当幅 10 9.510676 0.24 9 8.504276 0.79 8 7.509275 1.46 7 6.502267 2.48 6 5.500335 9.85 5 4.501998 15.36 4 3.500346 20.3 3 2.501092 26.11 2 1.500380 35.59 1 1.006191 49.0及びそれ以上 また、図12に示すように、別の適切な情報がプリント
され二値画像と組合わされることも出来る。図示したプ
リントアウトは、マスクのゾーンとセクションの幾分フ
ェードしたアウトライン即ち輪郭によって重ね合わせた
図6の二値画像から構成されている。更に、払拭品質評
価、各セクションの水の平均幅、テストの時間、テスト
の日付、ブレード番号、ワイパー速度、払拭した風防ガ
ラスの写真を取るまでの時間、払拭方向、払拭面の内側
の乾燥した面の湿度パーセント等がプリントされてい
る。勿論、それ以外の情報も所望によりプリントされる
ことが出来る。高速フレームグラバー(frame g
rabber)、適切な画像処理用ソフトウエア、コン
ピュータD,レーザープリンタ90(図5)を使用する
ことによって、高解像度及びグレースケーリングを含む
有用な画像分析がレーザープリンタ上でのハードコピー
を作成する選択によって達成され得るのである。更に、
ワイパーブレードの往復能力はインターフェースボック
ス98の使用によってカメラと同期され得るのである。
され二値画像と組合わされることも出来る。図示したプ
リントアウトは、マスクのゾーンとセクションの幾分フ
ェードしたアウトライン即ち輪郭によって重ね合わせた
図6の二値画像から構成されている。更に、払拭品質評
価、各セクションの水の平均幅、テストの時間、テスト
の日付、ブレード番号、ワイパー速度、払拭した風防ガ
ラスの写真を取るまでの時間、払拭方向、払拭面の内側
の乾燥した面の湿度パーセント等がプリントされてい
る。勿論、それ以外の情報も所望によりプリントされる
ことが出来る。高速フレームグラバー(frame g
rabber)、適切な画像処理用ソフトウエア、コン
ピュータD,レーザープリンタ90(図5)を使用する
ことによって、高解像度及びグレースケーリングを含む
有用な画像分析がレーザープリンタ上でのハードコピー
を作成する選択によって達成され得るのである。更に、
ワイパーブレードの往復能力はインターフェースボック
ス98の使用によってカメラと同期され得るのである。
【0036】上述の基準を満たすある市販のビデオカメ
ラは、電荷結合素子(CCDアレー)であるコダックメ
ガプラス(KODAK MEGAPLUS:商標名)で
ある。このカメラは上述のようなデジタルビデオ出力を
有し、かつ外部のフレームキャプチュアシステムへ供給
する適切なタイミング信号を有している。このカメラは
更に望まれるときに作動出来る高速エレクトロメカニカ
ルシャッターを使用することが望ましい。
ラは、電荷結合素子(CCDアレー)であるコダックメ
ガプラス(KODAK MEGAPLUS:商標名)で
ある。このカメラは上述のようなデジタルビデオ出力を
有し、かつ外部のフレームキャプチュアシステムへ供給
する適切なタイミング信号を有している。このカメラは
更に望まれるときに作動出来る高速エレクトロメカニカ
ルシャッターを使用することが望ましい。
【0037】公知の方法に関して上述したように、毎分
25立方インチ程度の所定の連続降水量がこの新しい分
析装置のもとで払拭面に注がれている。温度と相対湿度
とは一定レベルに維持され、払拭品質に影響を及ぼすか
もしれない要因を少なくしている。更に、風防ガラスは
上述したと同様の方法で周期的に清掃され、3回の完全
サイクルで6回の払拭ストロークの評価がビデオカメラ
に撮られ、分析され、また必要に応じ、ハードコピーが
レーザープリンターでプリントされる。
25立方インチ程度の所定の連続降水量がこの新しい分
析装置のもとで払拭面に注がれている。温度と相対湿度
とは一定レベルに維持され、払拭品質に影響を及ぼすか
もしれない要因を少なくしている。更に、風防ガラスは
上述したと同様の方法で周期的に清掃され、3回の完全
サイクルで6回の払拭ストロークの評価がビデオカメラ
に撮られ、分析され、また必要に応じ、ハードコピーが
レーザープリンターでプリントされる。
【0038】図13のフローチャートは、カメラによっ
て記録されかつコンピュータへ伝達されたイメージデー
タを処理する好ましい方法の一つを示している。より詳
細には、オペレータは、「以前に形成されたマスクの使
用」または「新しいマスクの形成」を選択する。もし後
者の場合には、適切なインストレーション指示がオペレ
ータへ提供され、選択キーポイントのセットアップ手順
を介して案内し、マスクのアウトラインをスケッチし、
将来の使用のためマスクを保存する。
て記録されかつコンピュータへ伝達されたイメージデー
タを処理する好ましい方法の一つを示している。より詳
細には、オペレータは、「以前に形成されたマスクの使
用」または「新しいマスクの形成」を選択する。もし後
者の場合には、適切なインストレーション指示がオペレ
ータへ提供され、選択キーポイントのセットアップ手順
を介して案内し、マスクのアウトラインをスケッチし、
将来の使用のためマスクを保存する。
【0039】反対に、マスク構成の後即ち以前にセーブ
したマスクの使用の場合には、インストラクションの適
切なセット即ちメニューが払拭品質評価ルーチンを介し
てオペレータを導くであろう。オペレータは風防ガラス
を清掃するように指示され、それによって、最初の背景
イメージが格納されることが出来る。その後、払拭方向
が選択され、スプレー及び払拭シーケンスが実行され
る。このシーケンスは、好ましくは、所定の面上でのワ
イパーブレードの通過数、消滅するまでの所定の時間間
隔、カメラによって捕らえられる第2イメージ、等を含
む。次いで、新しいイメージが背景イメージから控除さ
れ、臨界レベルがオペレータによって調整されてランダ
ムノイズを減少し、払拭面の分析が達成される。又、も
し望まれるならば、デスプレースクリーンはその結果を
プリントするようにオペレータを導く。更に、この分析
は再び行われる。
したマスクの使用の場合には、インストラクションの適
切なセット即ちメニューが払拭品質評価ルーチンを介し
てオペレータを導くであろう。オペレータは風防ガラス
を清掃するように指示され、それによって、最初の背景
イメージが格納されることが出来る。その後、払拭方向
が選択され、スプレー及び払拭シーケンスが実行され
る。このシーケンスは、好ましくは、所定の面上でのワ
イパーブレードの通過数、消滅するまでの所定の時間間
隔、カメラによって捕らえられる第2イメージ、等を含
む。次いで、新しいイメージが背景イメージから控除さ
れ、臨界レベルがオペレータによって調整されてランダ
ムノイズを減少し、払拭面の分析が達成される。又、も
し望まれるならば、デスプレースクリーンはその結果を
プリントするようにオペレータを導く。更に、この分析
は再び行われる。
【0040】この発明についての好ましい実施例及び方
法について述べたが、明らかに、その改良及び変形等が
明細書の判読及び理解によってなし得るであろう。例え
ば、完全な風防ガラス払拭装置例えばそれぞれがワイパ
ーブレードを有する2本の往復運動するアームを使用す
るテスト台を提供し、複数のワイパーの全体払拭面がカ
メラの視界内にカバーされるようにすることは本発明の
範囲に属するのである。そのような変形及び改良は添付
の請求項の範囲及びその均等物に属する限り、全てこの
発明の範囲に入るのである。
法について述べたが、明らかに、その改良及び変形等が
明細書の判読及び理解によってなし得るであろう。例え
ば、完全な風防ガラス払拭装置例えばそれぞれがワイパ
ーブレードを有する2本の往復運動するアームを使用す
るテスト台を提供し、複数のワイパーの全体払拭面がカ
メラの視界内にカバーされるようにすることは本発明の
範囲に属するのである。そのような変形及び改良は添付
の請求項の範囲及びその均等物に属する限り、全てこの
発明の範囲に入るのである。
【0041】
【発明の効果】本発明の主要な利点は、ワイパーブレー
ドの性能を客観的に分析出来ることである。
ドの性能を客観的に分析出来ることである。
【0042】本発明の別の利点は、参照目的のために格
納された情報のハードコピーを作成することが出来るこ
とである。
納された情報のハードコピーを作成することが出来るこ
とである。
【0043】又、本発明の別の利点は、所望によりワイ
パーブレードの性能を評価するため情報を順次操作しか
つ分析することが出来ることである。
パーブレードの性能を評価するため情報を順次操作しか
つ分析することが出来ることである。
【図1】払拭性能を評価する公知の方法によって使用さ
れている払拭テスト面を図によって表示した風防ガラス
の概略平面図である。
れている払拭テスト面を図によって表示した風防ガラス
の概略平面図である。
【図2】本発明の新規な装置の立面図である。
【図3】図2の右側から見た立面図である。
【図4】カメラの現実的イメージ面及びデータ情報の格
納及び分析装置への転送を示している図である。
納及び分析装置への転送を示している図である。
【図5】本発明のハ−ドウエア要素を略図的に示すボッ
クスダイヤグラムである。
クスダイヤグラムである。
【図6】風防ガラスの表面に残っている水の二値画像を
示す図である。
示す図である。
【図7】風防ガラス表面上のブレードによって横切られ
る払拭面の図的マスク面を示す図である。
る払拭面の図的マスク面を示す図である。
【図8】マスク面を3つの弓状ゾーンに分割している払
拭面を分析する好ましい方法の第1ステップを示す図で
ある。
拭面を分析する好ましい方法の第1ステップを示す図で
ある。
【図9】各ゾーンが半分に分割されている、払拭面を分
析する第2ステップを示す図である。
析する第2ステップを示す図である。
【図10】各ゾーンを第1、第2、第3、第4のセクシ
ョンに画定する手法を示す図である。
ョンに画定する手法を示す図である。
【図11】図10と同様に、各ゾーンを第1、第2、第
3、第4のセクションに画定する手法を示す図である。
3、第4のセクションに画定する手法を示す図である。
【図12】本発明により算出された、払拭面の複合プリ
ントアウト、払拭面の図的マスキング、及び数値的値を
示す図である。
ントアウト、払拭面の図的マスキング、及び数値的値を
示す図である。
【図13】払拭分析を履行するソフトウエアによって達
成される工程の概略的フローチャートを示す図である。
成される工程の概略的フローチャートを示す図である。
A:テスト装置 B:取付体 C:カメラ D:処理手段 M:セクション 10:風防ガラス 12:払拭面 16:内側域ゾーン 18:中間域ゾー
ン 20:外側域ゾーン 24:周辺区分セ
クション 26、28:区分セクション 30:中間区分セ
クション 32、34、36:区分セクション 50:支持枠体
(フレームワーク) 52:テスト用台 54:モータ 56:駆動軸 58:ワイパーア
ーム 70:支持枠体 72、74:光源 76:分光器 78:分光器ホー
ルダー 80:反射スクリーン 84:テーブル 88:キーボード/マウス 90:プリンター 92、94:モニター 96:センサー 98:インターフェースボックス 100:マスク 102、104、106:半円形ゾーン 110、112、114、116、122、124、1
26:垂直線 132、134、136、142、144、146:傾
斜線
ン 20:外側域ゾーン 24:周辺区分セ
クション 26、28:区分セクション 30:中間区分セ
クション 32、34、36:区分セクション 50:支持枠体
(フレームワーク) 52:テスト用台 54:モータ 56:駆動軸 58:ワイパーア
ーム 70:支持枠体 72、74:光源 76:分光器 78:分光器ホー
ルダー 80:反射スクリーン 84:テーブル 88:キーボード/マウス 90:プリンター 92、94:モニター 96:センサー 98:インターフェースボックス 100:マスク 102、104、106:半円形ゾーン 110、112、114、116、122、124、1
26:垂直線 132、134、136、142、144、146:傾
斜線
Claims (21)
- 【請求項1】 風防ガラスを横切るワイパーブレードの
払拭性能を分析する方法であって、該方法が:風防ガラ
スの所定面を濡らすこと;当該所定面を横切ってワイパ
ーブレードを通過させること;当該所定面をスキャニン
グすること;該スキャニング工程に基づいてメモリー装
置へ情報を格納すること;ワイパーブレードのための評
価を提供するため該格納した情報を処理すること;から
成るワイパーブレードの払拭性能分析方法。 - 【請求項2】 前記スキャニング工程が前記所定面の連
続イメージをビデオカメラで記録することを含む請求項
1のワイパーブレードの払拭性能分析方法。 - 【請求項3】 前記スキャニング工程の間に風防ガラス
の所定面を照射する工程を更に含んでいる請求項1のワ
イパーブレードの払拭性能分析方法。 - 【請求項4】 前記照射する工程が所定面上に均一に光
を分散することを含んでいる請求項3のワイパーブレー
ドの払拭性能分析方法。 - 【請求項5】 前記スキャニング工程が風防ガラスの所
定面から反射された光によって行われる請求項3のワイ
パーブレードの払拭性能分析方法。 - 【請求項6】 所定面の部分的分析のため格納した情報
を所望の部分へ分割する工程を更に含んでいる請求項1
のワイパーブレードの払拭性能分析方法。 - 【請求項7】 演算工程が、所定の面を所望の部分に分
割すること、格納した情報を異なる部分で別個に重み付
けすること、メモリー装置へ格納されたイメージデータ
情報をに基づいて異なる部分の各々の値を算出するこ
と、所定の面の全体値を決定すること、を含んでいる請
求項1のワイパーブレードの払拭性能分析方法。 - 【請求項8】 格納された情報のハードコピーを準備す
ることを更に含んでいる請求項1のワイパーブレードの
払拭性能分析方法。 - 【請求項9】 分析の間中、所定の温度及び相対湿度条
件を保持する工程を更に有している請求項1のワイパー
ブレードの払拭性能分析方法。 - 【請求項10】 他の工程の前に風防ガラスの所定面を
清掃する工程を更に有している請求項1のワイパーブレ
ードの払拭性能分析方法。 - 【請求項11】 通過させる工程が複数サイクルの払拭
作用を含んでいる請求項1のワイパーブレードの払拭性
能分析方法。 - 【請求項12】 風防ガラスを払拭する払拭ブレードの
性能を分析する方法であって、 風防ガラス上の往復運動通路に従動するように支持され
ている動力駆動アームへブレードを取り付けること、 風防ガラスへ濡れ溶液をスプレーすること、 アームの所定数のストロークで濡れた風防ガラスを横切
ってブレードで払拭すること、 少なくとも払拭した面上の風防ガラスを均一に照射する
こと、 払拭工程の後、ビデオカメラを使ってブレードの払拭作
用のイメージデータを記録しかつそのイメージデータを
格納すること、 払拭工程の後、風防ガラス上に残っている払拭不良部分
の位置、数、寸法を決定するためイメージデータの部分
的分析を行うこと、 から成る払拭ブレードの性能を分析する方法。 - 【請求項13】 払拭が停止した後、その結果を記録す
る工程を更に含んでいる請求項12の払拭ブレードの性
能を分析する方法。 - 【請求項14】 部分的分析の結果によって1又はそれ
以上のビデオフレームをプリントする工程を更に含んで
いる請求項12の払拭ブレードの性能を分析する方法。 - 【請求項15】 分析を行う工程において各セクション
を個別的に重み付けする工程を更に含んでいる請求項1
2の払拭ブレードの性能を分析する方法。 - 【請求項16】 払拭工程が風防ガラスを横切る複数サ
イクルのブレード往復運動を含んでいる請求項12の払
拭ブレードの性能を分析する方法。 - 【請求項17】 払拭工程が風防ガラスを横切る連続作
用である請求項12の払拭ブレードの性能を分析する方
法。 - 【請求項18】 風防ガラス払拭ブレードの性能を分析
する分析装置であって、該分析装置が、風防ガラスと、
該風防ガラスの所定部分にわたって伸張するように取り
付けられたワイパーアームと、テストのためのワイパー
ブレードを受けいれるための前記アーム上のコネクタ
と、前記アームを所定通路内で移動し前記風防ガラスの
所定面をワイパーブレードで払拭する手段と、風防ガラ
スを濡らす手段と、を有しており、 該風防ガラスの少なくとも所定面を照射する照射手段
と、 該所定面を検索しかつそのイメージを記録するために支
持されたエレクトロニックカメラ手段と、 濡れ及び払拭作用後にテスト中のワイパーブレードによ
る前記カメラからのイメージ情報を受け入れかつ前記所
定面のイメージ情報を格納するメモリー手段と、 前記
格納したイメージ情報を分析するため前記メモリー手段
からのイメージ情報を受け入れテストしたワイパーブレ
ードを評価付するための処理手段と、を備えている払拭
ブレードの性能を分析する分析装置。 - 【請求項19】 前記照射手段が、前記風防ガラスの方
へ向けられた光源と、該光源の前方にあり風防ガラスの
所定面上に均一に該光源からの光を分散するためのデフ
ューザーと、を含んでいる請求項18の払拭ブレードの
性能を分析する分析装置。 - 【請求項20】 前記カメラが風防ガラスに対して離れ
た位置に取り付けてあり、風防ガラスの濡らされかつ払
拭された所定面の直接的知覚をもつことが出来るように
なっている請求項18の払拭ブレードの性能を分析する
分析装置。 - 【請求項21】 前記処理手段が、イメージ情報を所定
の部分に分割し、格納したイメージ情報を異なる部分に
個別的に重み付けし、次いで各部分の清浄さの不完全に
関するイメージ情報の各部分の値を算出し、所定の払拭
面のイメージのための全体値を算出する請求項18の払
拭ブレードの性能を分析する分析装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US95083292A | 1992-09-24 | 1992-09-24 | |
US950832 | 1992-09-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06213775A true JPH06213775A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=25490902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5238225A Pending JPH06213775A (ja) | 1992-09-24 | 1993-09-24 | ワイパーブレードの払拭性能分析方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0589680A3 (ja) |
JP (1) | JPH06213775A (ja) |
AU (1) | AU4754593A (ja) |
CA (1) | CA2106345A1 (ja) |
GB (1) | GB2271177B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007040792A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Japan Synthetic Textile Inspection Inst Foundation | 拭き取り性試験方法及び装置 |
JP2010271139A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Asmo Co Ltd | ワイパ性能評価方法、及びワイパ性能評価装置 |
JP2011169686A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Asmo Co Ltd | 視界情報取得方法、視界情報表現方法、視界情報取得装置、及び視界情報表現装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7721442B2 (en) | 2004-02-10 | 2010-05-25 | Asmo Co., Ltd. | Wiper blade partial pressure setting method |
US7237445B1 (en) * | 2004-12-21 | 2007-07-03 | Ford Global Technologies, Llc | Test fixture for the aging of wiper blades in a laboratory |
KR100739095B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2007-07-13 | 아스모 가부시키가이샤 | 와이퍼 블레이드의 분포압 설정방법 및 와이퍼 블레이드 |
EP2792555B1 (en) | 2013-04-18 | 2019-06-05 | SMR Patents S.à.r.l. | Method for controlling a wiper device |
CN112977342B (zh) * | 2021-03-29 | 2022-05-03 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 雨刮器刮净度检测方法 |
CN115266657B (zh) * | 2022-07-20 | 2023-03-21 | 广州景颐光电科技有限公司 | 一种半自动透光率检测装置及其检测方法 |
CN117516828B (zh) * | 2023-11-10 | 2024-05-17 | 中国铁路沈阳局集团有限公司苏家屯机务段 | 一种雨刷器性能检测台及雨刷器性能检测方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2932461A1 (de) * | 1979-08-10 | 1981-02-26 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur beurteilung der qualitaet des systems wischblatt/scheibenoberflaeche |
SU1435995A1 (ru) * | 1985-04-30 | 1988-11-07 | Научно-Исследовательский И Экспериментальный Институт Автомобильного Электрооборудования Автоприборов | Устройство дл проверки щеток стекло- и фароочистителей транспортного средства |
US4989973A (en) * | 1988-10-03 | 1991-02-05 | Nissan Motor Co., Ltd. | Surface condition estimating apparatus |
-
1993
- 1993-09-16 CA CA 2106345 patent/CA2106345A1/en not_active Abandoned
- 1993-09-22 GB GB9319609A patent/GB2271177B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-22 EP EP19930307474 patent/EP0589680A3/en not_active Withdrawn
- 1993-09-23 AU AU47545/93A patent/AU4754593A/en not_active Abandoned
- 1993-09-24 JP JP5238225A patent/JPH06213775A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007040792A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Japan Synthetic Textile Inspection Inst Foundation | 拭き取り性試験方法及び装置 |
JP2010271139A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Asmo Co Ltd | ワイパ性能評価方法、及びワイパ性能評価装置 |
JP2011169686A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Asmo Co Ltd | 視界情報取得方法、視界情報表現方法、視界情報取得装置、及び視界情報表現装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0589680A3 (en) | 1994-06-01 |
GB2271177A (en) | 1994-04-06 |
AU4754593A (en) | 1994-03-31 |
CA2106345A1 (en) | 1994-03-25 |
GB9319609D0 (en) | 1993-11-10 |
GB2271177B (en) | 1996-07-31 |
EP0589680A2 (en) | 1994-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5161889B2 (ja) | 画像焦点の質を評価するための方法 | |
DE69921509T2 (de) | Verfahren und vorrichtung zum optischen erfassen von merkmalen auf einer handfläche | |
JPH06213775A (ja) | ワイパーブレードの払拭性能分析方法 | |
CN101839688A (zh) | 基于机器视觉的生物芯片点样过程实时检测系统及分析方法 | |
CA2573077A1 (en) | Flatness monitor | |
Sugimoto et al. | Development of an automatic Vickers hardness testing system using image processing technology | |
US20050050942A1 (en) | Wear test system | |
EP0405806B1 (en) | Method of and apparatus for inspecting surfaces for defects | |
US5812260A (en) | Method and system for measuring optical distortion | |
DE69830323T2 (de) | Vorrichtung und verfahren zur bestimmung der optischen verzerrung eines transparenten substrats | |
CN113781467A (zh) | 一种齿轮齿面磨损状况视觉分析方法及其系统 | |
JPS6345542A (ja) | 透明材料要素の表面の不整及び吸蔵の試験方法 | |
Coulthard | Image processing for automatic surface defect detection | |
DE19754129C1 (de) | Vorrichtung zur Erfassung der Konturänderung von Zugproben bei verschiedenen Temperaturen | |
JPH0283438A (ja) | 透明板表面の付着物等評価装置 | |
US20040008870A1 (en) | Electro-optical method and apparatus for evaluating protrusions of fibers from a fabric surface | |
JPH07243831A (ja) | 紡糸口金自動検査装置及び検査方法 | |
JP3586970B2 (ja) | 微細パターンの検査方法および検査装置 | |
CN111122565A (zh) | 一种同时拍摄物体多表面的装置、方法和检测系统 | |
JP2006270334A (ja) | シェーディング補正方法および画像検査装置 | |
US6147750A (en) | Determination of gloss quality | |
CN114707529B (zh) | 一种线阵相机调焦过程中的图像质量评价方法和系统 | |
JPH06221836A (ja) | 表面欠陥検査装置 | |
US7160479B2 (en) | Method and apparatus for evaluating panel drip tests | |
Lowther et al. | Quantification of visible deposits on hydrogel contact lenses |