JPH07194091A - 渦電流式リターダ - Google Patents

渦電流式リターダ

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JPH07194091A
JPH07194091A JP35231093A JP35231093A JPH07194091A JP H07194091 A JPH07194091 A JP H07194091A JP 35231093 A JP35231093 A JP 35231093A JP 35231093 A JP35231093 A JP 35231093A JP H07194091 A JPH07194091 A JP H07194091A
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JP
Japan
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drum
retarder
brake
eddy current
rotor
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JP35231093A
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English (en)
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Yoshihiro Matsumura
好浩 松村
Masao Uetatsu
政夫 上達
Katsuyuki Yamawaki
克之 山脇
Toshio Taichi
利夫 太地
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】永久磁石を用いたリターダの軸方向寸法をさら
に小さくすることができ、トレーラ用として好適な技術
を提供する。 【構成】リターダ100によるブレーキを作動−非作動
に切り換えるためのドラムブレーキ機構70を、ロータ
40および磁石リング50の内周側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば2軸セミト
レーラ、あるいは3軸、4軸のフルトレーラなどの各種
のトレーラの補助ブレーキとして有効に利用することが
できる渦電流式リターダに関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】この種の渦電流式リタ
ーダをトレーラの車軸のデファレンシャル装置の部分に
設置すること自体は、たとえば欧州特許出願公開第59
691号の公報が示すように、従来から知られている。
しかし、従来一般の渦電流式リターダは電磁石を用いる
ものであり、トレーラ用としては必ずしも好ましくな
い。なぜなら、トレーラ側には普通バッテリが用意され
ていないため、電磁石に対する電源を得ることが面倒で
あるからである。また、電磁石はコイル等があるため、
比較的に大型であり、それだけ余分な取付けスペースを
必要とするという難点もある。
【0003】後者の取付けスペース上の難点について、
もう少し具体的に説明しよう。トレーラにリターダを取
り付ける場合、より効率的なブレーキ作用を得るために
は、軸荷重がより大きい後方側の車軸に配置するのが良
い。たとえば、2軸であれば後方車軸、3軸であれば中
間の車軸などに配置するのが好ましい。したがって、リ
ターダは、平行に走る2軸の間に配置することになる。
そのため、トレーラに用いるリターダにとって、小型
化、特に車体の前後方向に沿う寸法を小さくすることが
大きな技術的な課題となる。
【0004】以上の観点から、小型化に適した永久磁石
を用いる方式のリターダを採用することを考えた。この
方式のリターダの場合、磁界を生じる磁石回りは確かに
小型化するが、永久磁石を含む磁石リングを回転可能状
態−回転不可能状態に切り換えるための切換え手段が不
可欠である。永久磁石を用いたリターダを有効に小型化
するには、そうした切換え手段をいかに構成するかがネ
ックとなる。その点、特開平4−331456号の公報
は、永久磁石を用いたリターダにおける切換え手段とし
て、磁石リングに摩擦力を与えるか与えないかによっ
て、回転可能状態−回転不可能状態になるようにした技
術を明らかにしている。その技術によれば、磁石リング
を常に制動ドラム(ロータ)の内部に位置させることが
できるため、リターダの小型化の面で有効である。しか
し、摩擦力を与えるためのブレーキ機構として、バンド
ブレーキ、ドラムブレーキあるいはディスクブレーキを
示してはいるが、それらのブレーキ機構のいずれをも磁
石リングの側面部分に配置するようにしている。そのた
め、そうしたブレーキ機構の分だけリターダの軸方向寸
法を大きくしている。
【0005】
【発明の目的】この発明は、永久磁石を用いたリターダ
の軸方向寸法をさらに小さくすることができ、トレーラ
用として好適なリターダ技術を提供することを目的とす
る。
【0006】
【そのための手段および作用】この発明の渦電流式リタ
ーダ100,200は、実施例に対応する添付の図1お
よび2を参照して示すように、トレーラのデファレンシ
ャル装置20から突き出た回転軸30の回りに取り付け
るが、必要とするブレーキトルクに応じて、車軸10の
前側に1、あるいは車軸10の前後に各1を取り付け
る。そうしたリターダは、回転軸30に固定したロータ
40と、このロータ40の内周に位置し、ロータ40の
内周に対向する永久磁石群52を含む磁石リング50
と、この磁石リング50を外周に支持し、回転軸30の
回りに回転可能に設けたドラム部材60と、このドラム
部材60の内周に位置し、ドラム部材60を回転可能状
態−回転不可能状態に切り換えるドラムブレーキ機構7
0とを備える。
【0007】ここで、ドラムブレーキ機構70について
は、外周に磁石リング50を支持するドラム部材60の
内周側に配置する。そして、ドラムブレーキ機構70が
占有する軸方向のスペースを、磁石リング50が占有す
るスペースの中に収めるようにする。そうすることによ
って、ドラムブレーキ機構70を設置した場合でも、軸
方向のスペース増を来すことがない。こうした軸方向の
スペースの省力化をより効果的に行うため、ドラム部材
60あるいはその内側に設けたドラム状の部材260を
ブレーキドラムとし、そのブレーキドラムの内周にブレ
ーキシュー74を摩擦接合させる。
【0008】また、ドラムブレーキ機構70のバックプ
レートを、デファレンシャル装置20のケースあるいは
カバーの一部で構成するのが良い(図3参照)。そうす
れば、デファレンシャル装置20に対し、リターダを取
り付けるとき、両者に必要とする軸方向のスペースをよ
り効果的に圧縮することができる。
【0009】さらにまた、特に、ブレーキシュー74を
作動する作動手段として、パーキングブレーキ用のもの
と同様の作動手段、つまり、てこ機構と、そのてこ機構
に対してケーブルを通して接続された作動シリンダとか
らなるものを用いるのが良い。また、トラクタとトレー
ラとの間には、通常、余分なエア配管があるので、作動
シリンダとしてはエアシリンダが最適である。そうすれ
ば、ブレーキシュー74の作動のために、油圧配管を設
けるなどという面倒な作業も不要であり、ドラムブレー
キ機構70自体を有効に小型化することができる。作動
シリンダとしてエアシリンダを用いるとき、リターダ1
00,200に作動指令を与えるスイッチ等をトラクタ
の運転席の近くに設置する一方、その指令に応じて作動
する2位置型の電磁弁およびその電磁弁を通してエアシ
リンダに圧縮エアを供給するためのエアリザーバ等をト
レーラ側に設置することになる。
【0010】
【第1の実施例】図1は、この発明による渦電流式リタ
ーダ100をトレーラのデファレンシャル装置20の部
分に取り付けた状態を示す取付け図であり、デファレン
シャル装置20の部分を上から見た図である。デファレ
ンシャル装置20は、左右の車輪を支持する車軸10の
中央に位置している。このデファレンシャル装置20
は、トレーラの旋回時に内外の車輪の回転を調整するた
めのものであり、デファレンシャルケース22と、その
内部に位置するデファレンシャルギヤ24とを含む。デ
ファレンシャルギヤ24が、ピニオンギヤ24pとサイ
ドギヤ24sとをそれぞれ一対備えることはいうまでも
ない。デファレンシャルケース22は両サイドのサイド
ベアリング23によって回転可能に支持され、また、そ
れらのサイドベアリング23自体は、支持アーム25に
よって支持されている。支持アーム25は、トレーラの
車体に連結される。
【0011】そうした支持アーム25が、別のベアリン
グ33,34をも支持していることに留意されたい。そ
れら別のベアリング33,34は、回転軸30を回転可
能に支持するためのものである。回転軸30は、車軸1
0に直交し、デファレンシャルケース22からトレーラ
の車体の前後方向(この例について正確にいえば、車体
の前方の方向)に突き出ている。この回転軸30には、
別のベアリング33,34間にファイナルギヤ30fが
形成され、そのファイナルギヤ30fが、デファレンシ
ャルケース22と一体のドライブギヤ22dとギヤ結合
する。このギヤ結合は、減速/増速の機構を構成するた
め、車輪の回転が増速した形態で回転軸30側に伝達す
る。なお、ドライブギヤ22dとファイナルギヤ30f
とのギヤ結合の部分は、車軸10の中心に、したがっ
て、回転軸30自体の軸心は右の車輪側に少しだけ寄っ
た所に位置している。この位置関係は、ギヤ結合による
影響を支持アーム25およびデファレンシャルケース2
2に対して全体的に均等に分散させる上、および回転軸
30の突出し量を小さくする上で好ましい。また、回転
軸30はファイナルギヤ30fに隣り合う部分が筒30
aとそれにはまり合った軸部30bとに分かれている
が、それらの両者はスプライン30cによって一体的に
回転するようになっている。
【0012】さて、この発明によるリターダ100は、
そのような回転軸30上、ファイナルギヤ30fとは反
対側に取り付ける。このリターダ100の主要な構成要
素は、回転軸30に固定したロータ40と、ロータ40
に磁界を及ぼす磁石リング50と、磁石リング50を回
転可能に支持するドラム部材60と、ドラム部材60を
回転可能状態−回転不可能状態に切り換えるドラムブレ
ーキ機構70である。
【0013】強磁性体であるロータ40は、断面形状が
コ字型の筒状の部材である。このロータ40は、回転軸
30の前方の端にボルト等の取付け部材41によって固
定される。したがって、ロータ40は、回転軸30と一
緒に回転する。ロータ40の外周にフィン42がある
が、そのフィン42は、ブレーキの作動に伴って生じる
熱を放熱するための冷却フィンである。また、回転軸3
0の中央部分のベアリング34の外周に、バックプレー
ト72がある。このバックプレート72は、ボルト等の
取付け部材71によって、支持アーム25の前端面に固
定されている。回転軸30の軸心方向に見て、ロータ4
0の前面部分からバックプレート72の部分までが、リ
ターダ100の部分である。換言すると、そうした軸方
向の部分が、リターダ100に必要とする軸方向のスペ
ースである。
【0014】ロータ40の中を見ると、ロータ40と同
様に断面形状がコ字型のドラム部材60がある。このド
ラム部材60は非磁性体からなり、回転軸30の回りに
ベアリング35を介して支持されている。したがって、
ロータ40が回転軸30とともに常に一体的に回転する
のに対し、ドラム部材60は、回転軸30が回転する場
合でも、それとは異なる非回転の状態にすることができ
る。こうしたドラム部材60は、外周に磁石リング50
を一体的に支持している。この例では、磁石リング50
は、断面コ字型のケース51と、ケース51の中の永久
磁石群52と、強磁性体からなる支持リング54とから
なる。永久磁石群52は周方向に配列した多数の永久磁
石を含み、支持リング54がそれらの多数の永久磁石を
支持している。永久磁石群52の各永久磁石が、対向す
るロータ40の内周に有効に磁界を及ぼすようにするた
め、各永久磁石に相対するケース51の部分についての
み強磁性体(ケース51の他の部分は非磁性体)で構成
してある。
【0015】他方、磁石リング50と一体のドラム部材
60の内周側には、ドラムブレーキ機構70のブレーキ
シュー74が位置している。ドラムブレーキ機構70
は、このブレーキシュー74をドラム部材60の内周面
60iに押し付けることによって、ドラム部材60を回
転不可能状態にするためのものである。ブレーキシュー
74を作動するための作動手段として、コンパクトさの
点から、一般のパーキングブレーキの機構を利用する。
すなわち、ブレーキシュー74に連結したてこ機構と、
そのてこ機構に連結したケーブルと、そのケーブルを引
き出すための操作ハンドルあるいは作動シリンダとを含
む。操作ハンドル方式をとる場合には、ケーブルの一端
の操作ハンドルを運転席の近くに配置し、また、作動シ
リンダ方式をとる場合には、作動シリンダ、特にエアシ
リンダを車体の適当な個所に設置し、しかも、そのエア
シリンダを操作するための操作部材をやはり運転席の近
くに配置するようにする。
【0016】どちらの方式をとるにしろ、リターダ10
0を作動する際には、ハンドル等の操作部材を操作する
ことによって、ブレーキシュー74をドラム部材60の
内周面60iに摩擦接合させる。それによって、ドラム
部材60およびそれと一体の磁石リング50を回転不可
能状態に切り換える。すると、回転するロータ40が磁
石リング50が生じる磁界の影響を受け、電磁誘導に基
づくブレーキ作用を生じる。
【0017】
【第2の実施例】図2は、この発明による他の実施例の
リターダ200を示している。すでに述べた第1の実施
例のリターダ100では、ドラム部材60自体をブレー
キドラムとして用いているが、この第2の実施例のリタ
ーダ200においては、ドラム部材60の内側に、ブレ
ーキドラム260を別に設けるようにしている。そのほ
かは、第1の実施例と同様であるので、相対応する構成
部分に同一の符号を付け、その説明を省略する。第2の
実施例のリターダ200の場合、ドラム部材60自体に
ブレーキシュー74による摩擦接合力が直接には加わら
ないという利点がある。
【0018】
【第3の実施例】図3は、この発明によるさらに別の実
施例のリターダ300を示している。第3の実施例であ
るリターダ300では、デファレンシャル装置20のカ
バーとなるデファレンシャルケース322の一部322
aを、ドラムブレーキ機構70のバックプレートとして
兼用するようにしている。
【0019】また、リターダ300では、ドラム部材3
60を二分割構造とし、分割した一方の部分360aを
ブレーキドラムとして、他方の部分360bを永久磁石
群352を含む磁石リング350の支持のためにそれぞ
れ用いている。他方の部分360bは、平行に走る2枚
の側板351を含み、それらの側板351間に強磁性体
からなる支持リング354、周方向に配列した多数の永
久磁石、および強磁性体の板(いわゆるポールピース)
355を収容している。このとき、側板351および他
方の部分360bをアルミニウムとし、側板351の内
部の構成部品の全体を、それら側板351および他方の
部分360bによりアルミニウムで鋳込んで一体的に成
型することができる。そして、そうした構成のステータ
の外周を、わずかな隙間をもってロータ340が取り囲
んでいることは勿論である。
【0020】
【第4の実施例】図は、第3の実施例のリターダ300
のドラム部材回りをさらに変形した、第4の実施例の要
部を示している。この第4の実施例でも、第3の実施例
のリターダ300と同様、ドラム部材460を二分割構
造とし、分割した一方の部分460aをブレーキドラム
として、他方の部分460bを磁石リング450の支持
のためにそれぞれ利用している。しかし、ここでは、分
割した他方の部分460bそれ自体を支持リング454
とし、そこに永久磁石群452、強磁性体の板455お
よび非磁性体(たとえばステンレス)の側板451等を
支持させるようにしている。そして特に、側板451の
径方向外側部分の内面に突出し部451a、さらに、側
板451および強磁性体の板455の外周を、ゴミ、ホ
コリ等の侵入防止対策として、たとえばステンレスのス
リーブ457で被う構成としている。こうした構成によ
って、磁石リング450をより強固に固定することがで
きる。
【0021】なお、リターダ100,200,300の
作動時の応答性を制御するために、エアシリンダあるい
はその近くに絞りを設けることができる。
【0022】また、リターダ100,200,300に
ついては、トレーラ以外の他の大型の車両にも適用する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】この発明では、たとえばトレーラの車軸
10上、デファレンシャル装置20から突き出た回転軸
30の回りという狭いスペースにリターダ100,20
0,300を取り付けるに際し、リターダ100,20
0,300によるブレーキを作動−非作動に切り換える
ためのドラムブレーキ機構70をロータ40および磁石
リング50の内周側に配置するようにしている。そのた
め、リターダ100,200,300に要する軸方向の
スペースを最小限に抑えることができる。したがって、
この発明は、後多軸のトレーラに有効に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のリターダをデファレ
ンシャル装置の部分に取り付けた状態を示す図である。
【図2】この発明の第2の実施例のリターダの同様な取
付け図である。
【図3】この発明の第3の実施例のリターダの取付け図
である。
【図4】この発明の第4の実施例の要部を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 車軸 20 デファレンシャル装置 22d ドライブギヤ 30 回転軸 30f ファイナルギヤ 40 ロータ 50 磁石リング 52 永久磁石群 54 支持リング 60 ドラム部材 70 ドラムブレーキ機構 74 ブレーキシュー 100,200,300 リターダ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の回りに取り付ける渦電流式リタ
    ーダにおいて、前記回転軸に固定したロータと、このロ
    ータの内周に位置し、ロータの内周に対向する永久磁石
    群を含む磁石リングと、この磁石リングを外周に支持
    し、前記回転軸の回りに回転可能に設けたドラム部材
    と、このドラム部材の内周に位置し、ドラム部材を回転
    可能状態−回転不可能状態に切り換えるドラムブレーキ
    機構とを備える、渦電流式リターダ。
  2. 【請求項2】 左右の車輪と一体的に回転する車軸と、
    この車軸上、前記左右の車輪間に位置するデファレンシ
    ャル装置と、このデファレンシャル装置から前記車軸に
    直交し、トレーラの車体の前後方向に突き出た回転軸と
    を含むトレーラに対し、前記回転軸の回りに取り付ける
    渦電流式リターダにおいて、前記回転軸に固定したロー
    タと、このロータの内周に位置し、ロータの内周に対向
    する永久磁石群を含む磁石リングと、この磁石リングを
    外周に支持し、前記回転軸の回りに回転可能に設けたド
    ラム部材と、このドラム部材の内周に位置し、ドラム部
    材を回転可能状態−回転不可能状態に切り換えるドラム
    ブレーキ機構とを備える、トレーラ用の渦電流式リター
    ダ。
  3. 【請求項3】 前記車軸は複数あり、前記リターダが車
    軸の一つとその後方の別の車軸との間に位置する、請求
    項2の渦電流式リターダ。
  4. 【請求項4】 前記デファレンシャル装置は、デファレ
    ンシャルケースと、その内部に位置するデファレンシャ
    ルギヤとを含み、前記回転軸は、自らと一体のファイナ
    ルギヤと、前記デファレンシャルケースと一体のドライ
    ブギヤとギヤ結合し、それによって、前記車輪の回転を
    増速した形態で前記回転軸を回転する、請求項2の渦電
    流式リターダ。
  5. 【請求項5】 前記ドラムブレーキ機構は、ブレーキド
    ラムとしての前記ドラム部材と、その内周に摩擦接合す
    るブレーキシューと、そのブレーキシューを作動する作
    動手段とを含む、請求項1あるいは2の渦電流式リター
    ダ。
  6. 【請求項6】 前記ドラムブレーキ機構は、前記ドラム
    部材の内側に固定したブレーキドラムと、そのブレーキ
    ドラムの内周に摩擦接合するブレーキシューと、そのブ
    レーキシューを作動する作動手段とを含む、請求項1あ
    るいは2の渦電流式リターダ。
  7. 【請求項7】 前記ドラムブレーキ機構が、前記デファ
    レンシャル装置のカバーの一部をバックプレートとす
    る、請求項2の渦電流式リターダ。
  8. 【請求項8】 前記ブレーキシューを作動する作動手段
    は、てこ機構と、そのてこ機構に対してケーブルを通し
    て接続された作動シリンダとからなる、請求項5〜7の
    いずれか一つの渦電流式リターダ。
  9. 【請求項9】 前記回転軸の軸心は左右の車輪の一方に
    寄った所に位置し、前記ドライブギヤとファイナルギヤ
    とのギヤ結合の部分が前記車軸の中心に位置する、請求
    項4の渦電流式リターダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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