JPH07193835A - デジタル子画面映像処理回路 - Google Patents
デジタル子画面映像処理回路Info
- Publication number
- JPH07193835A JPH07193835A JP33338593A JP33338593A JPH07193835A JP H07193835 A JPH07193835 A JP H07193835A JP 33338593 A JP33338593 A JP 33338593A JP 33338593 A JP33338593 A JP 33338593A JP H07193835 A JPH07193835 A JP H07193835A
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- JP
- Japan
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- signal
- color difference
- circuit
- luminance
- processing
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 書き込み処理用クロックと読み込み処理用ク
ロックを1つで行い、クロック干渉によるジッターを防
ぐための妨害対策のための回路の削減や、PLL回路の
削減にともなうプリント基板面積の縮小を含め、安定し
た子画面映像表示とコストダウンが可能とするデジタル
子画面映像処理回路を提供する。 【構成】 輝度信号入力に対し、輝度ピーキング回路1
と、入力輝度ローパスフィルタ2と、入力輝度時間軸圧
縮回路3、色差信号入力に対し、入力色差ローパスフィ
ルタ4と、入力色差時間軸圧縮回路5と、時間軸圧縮さ
れた輝度信号と色差信号は、第1のセレクタ6と、垂直
圧縮フィルタ7と、第1のタイミング発生回路8と、第
2のタイミング発生回路9と、メモリ10と、第2のセ
レクタ11と、輝度信号伸長回路12と、輝度スキュー
回路13と、色差信号伸長回路14と、色差スキュー回
路15とで構成される。
ロックを1つで行い、クロック干渉によるジッターを防
ぐための妨害対策のための回路の削減や、PLL回路の
削減にともなうプリント基板面積の縮小を含め、安定し
た子画面映像表示とコストダウンが可能とするデジタル
子画面映像処理回路を提供する。 【構成】 輝度信号入力に対し、輝度ピーキング回路1
と、入力輝度ローパスフィルタ2と、入力輝度時間軸圧
縮回路3、色差信号入力に対し、入力色差ローパスフィ
ルタ4と、入力色差時間軸圧縮回路5と、時間軸圧縮さ
れた輝度信号と色差信号は、第1のセレクタ6と、垂直
圧縮フィルタ7と、第1のタイミング発生回路8と、第
2のタイミング発生回路9と、メモリ10と、第2のセ
レクタ11と、輝度信号伸長回路12と、輝度スキュー
回路13と、色差信号伸長回路14と、色差スキュー回
路15とで構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ受像機において
第1の映像に第2の映像を縮小・挿入して子画面表示す
るデジタル映像処理回路に関するものである。
第1の映像に第2の映像を縮小・挿入して子画面表示す
るデジタル映像処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ受像器の高画質化や多機能
化にともない、多画面表示などデジタル的に映像データ
を圧縮するときに必要とされる、デジタル子画面映像処
理回路が重要視されている。
化にともない、多画面表示などデジタル的に映像データ
を圧縮するときに必要とされる、デジタル子画面映像処
理回路が重要視されている。
【0003】以下に、図2を用いて第1の映像に第2の
映像を縮小・挿入して子画面表示する従来の子画面用映
像圧縮回路を説明する。図2は、従来のデジタル子画面
用映像処理回路のブロック図を示すものである。
映像を縮小・挿入して子画面表示する従来の子画面用映
像圧縮回路を説明する。図2は、従来のデジタル子画面
用映像処理回路のブロック図を示すものである。
【0004】図2において、20は第2の映像に同期し
た第2の水平同期信号を入力し、第2の水平同期信号に
対して、位相同期した書き込み処理用クロックを発生す
る第1のPLLである。21は第1の映像に同期した第
1の水平同期信号を入力し、第1の水平同期信号に対し
て、位相同期した読み出し処理用クロックを発生する第
2のPLLである。22は第2の映像に同期した、第2
の水平同期信号と第2の垂直同期信号を入力し、第2の
映像のサンプリングタイミングパルスなどを発生する第
1のタイミング発生回路である。23は第2の映像のY
信号、R−Y信号、B−Y信号を入力し、第1のタイミ
ング発生回路23から出力されるサンプリングタイミン
グパルスでY、R−Y、Y、B−Yの周期で時分割多重
して出力する第1のセレクターである。24は第1のセ
レクター23の出力信号を入力し、書き込み処理用クロ
ックで入力信号をサンプリングして、アナログ信号から
デジタルデータに変換するA/D変換器である。25は
A/D変換器24の出力信号を入力し、垂直方向に第2
の映像を圧縮する垂直フィルターである。26は垂直フ
ィルター25の出力を入力し、書き込み処理用クロック
でデータが書き込まれ、読み出し処理用クロックによっ
て、メモリーに格納されたデータが読み出されるメモリ
ーである。27は第1の映像に同期した、第1の水平同
期信号と第1の垂直同期信号を入力し、メモリーから出
力される時分割多重されたY、R−Y、B−Yデータを
分離するためのデータ分離パルスを発生する第2のタイ
ミング発生回路である。28はメモリー26から出力さ
れる時分割多重されたY、R−Y、B−Yデータを入力
し、第2のタイミング発生回路27で発生されたデータ
分離パルスをもとにデータの分離を行う第2のセレクタ
ーである。29は第2のセレクター28から出力された
Y、R−Y、B−Yデータを入力し、読み出し処理用ク
ロックに同期して、デジタルデータからアナログ信号に
変換してアナログのY、R−Y、B−Y信号を出力する
3チャンネルのD/A変換器である。
た第2の水平同期信号を入力し、第2の水平同期信号に
対して、位相同期した書き込み処理用クロックを発生す
る第1のPLLである。21は第1の映像に同期した第
1の水平同期信号を入力し、第1の水平同期信号に対し
て、位相同期した読み出し処理用クロックを発生する第
2のPLLである。22は第2の映像に同期した、第2
の水平同期信号と第2の垂直同期信号を入力し、第2の
映像のサンプリングタイミングパルスなどを発生する第
1のタイミング発生回路である。23は第2の映像のY
信号、R−Y信号、B−Y信号を入力し、第1のタイミ
ング発生回路23から出力されるサンプリングタイミン
グパルスでY、R−Y、Y、B−Yの周期で時分割多重
して出力する第1のセレクターである。24は第1のセ
レクター23の出力信号を入力し、書き込み処理用クロ
ックで入力信号をサンプリングして、アナログ信号から
デジタルデータに変換するA/D変換器である。25は
A/D変換器24の出力信号を入力し、垂直方向に第2
の映像を圧縮する垂直フィルターである。26は垂直フ
ィルター25の出力を入力し、書き込み処理用クロック
でデータが書き込まれ、読み出し処理用クロックによっ
て、メモリーに格納されたデータが読み出されるメモリ
ーである。27は第1の映像に同期した、第1の水平同
期信号と第1の垂直同期信号を入力し、メモリーから出
力される時分割多重されたY、R−Y、B−Yデータを
分離するためのデータ分離パルスを発生する第2のタイ
ミング発生回路である。28はメモリー26から出力さ
れる時分割多重されたY、R−Y、B−Yデータを入力
し、第2のタイミング発生回路27で発生されたデータ
分離パルスをもとにデータの分離を行う第2のセレクタ
ーである。29は第2のセレクター28から出力された
Y、R−Y、B−Yデータを入力し、読み出し処理用ク
ロックに同期して、デジタルデータからアナログ信号に
変換してアナログのY、R−Y、B−Y信号を出力する
3チャンネルのD/A変換器である。
【0005】以上のように構成されたデジタル子画面映
像処理回路について、以下図2を用いて動作の説明をす
る。まず、図2で示されるように、第2の映像に同期し
た第2の水平同期信号を第1のPLL20に入力し、第
2の水平同期信号に対して、位相同期した書き込み処理
用クロックを発生させる。また、第1の映像に同期した
第1の水平同期信号は第2のPLL21に入力し、第1
の水平同期信号に対して、位相同期した読み出し処理用
クロックを発生させる。第2の映像のY信号、R−Y信
号、B−Y信号は第1のセレクター23に入力し、サン
プリングタイミングパルスによって、Y、R−Y、Y、
B−Y順で信号を時分割多重する。第1のセレクター2
3の出力信号はA/D変換器24に入力し、第1のPL
L20で発生された書き込み処理用クロックでサンプリ
ングして、アナログ信号からデジタルデータに変換され
る。このデジタルデータは次に垂直フィルター25に入
力し、垂直方向に間引きをして、第2の映像を垂直方向
に画像圧縮する。垂直フィルタ25の出力データは、メ
モリー26に入力し、書き込み処理用クロックによって
データが書き込まれる。メモリー26に書き込まれたデ
ータは、第2のPLL21で発生された読み出し処理用
クロックで読み出され、第2のセレクター28に入力し
て、第2のタイミング発生回路27から出力されるデー
タ分離パルスをもとに時分割多重されているY、R−
Y、Y、B−Y順のデータを別々に分離する。第2のセ
レクター28で分離されたY、R−Y、B−Yデータは
3チャンネルのD/A変換器に入力し、読み出し処理用
クロックに同期して、デジタルデータからアナログ信号
に変換してアナログのY、R−Y、B−Y信号となる。
これらの動作により、第2の映像が子画面として画面に
表示されるときのその水平方向の画面サイズは、第1の
PLL20と第2のPLL21で発生されるそれぞれの
クロック周波数比で決定され、たとえば、第2のPLL
21で発生される読み出し処理用クロックが、書き込み
処理用クロックと比べて3倍の周波数を有するとき、映
像としては水平方向に1/3に圧縮されたものとなって
表示される。
像処理回路について、以下図2を用いて動作の説明をす
る。まず、図2で示されるように、第2の映像に同期し
た第2の水平同期信号を第1のPLL20に入力し、第
2の水平同期信号に対して、位相同期した書き込み処理
用クロックを発生させる。また、第1の映像に同期した
第1の水平同期信号は第2のPLL21に入力し、第1
の水平同期信号に対して、位相同期した読み出し処理用
クロックを発生させる。第2の映像のY信号、R−Y信
号、B−Y信号は第1のセレクター23に入力し、サン
プリングタイミングパルスによって、Y、R−Y、Y、
B−Y順で信号を時分割多重する。第1のセレクター2
3の出力信号はA/D変換器24に入力し、第1のPL
L20で発生された書き込み処理用クロックでサンプリ
ングして、アナログ信号からデジタルデータに変換され
る。このデジタルデータは次に垂直フィルター25に入
力し、垂直方向に間引きをして、第2の映像を垂直方向
に画像圧縮する。垂直フィルタ25の出力データは、メ
モリー26に入力し、書き込み処理用クロックによって
データが書き込まれる。メモリー26に書き込まれたデ
ータは、第2のPLL21で発生された読み出し処理用
クロックで読み出され、第2のセレクター28に入力し
て、第2のタイミング発生回路27から出力されるデー
タ分離パルスをもとに時分割多重されているY、R−
Y、Y、B−Y順のデータを別々に分離する。第2のセ
レクター28で分離されたY、R−Y、B−Yデータは
3チャンネルのD/A変換器に入力し、読み出し処理用
クロックに同期して、デジタルデータからアナログ信号
に変換してアナログのY、R−Y、B−Y信号となる。
これらの動作により、第2の映像が子画面として画面に
表示されるときのその水平方向の画面サイズは、第1の
PLL20と第2のPLL21で発生されるそれぞれの
クロック周波数比で決定され、たとえば、第2のPLL
21で発生される読み出し処理用クロックが、書き込み
処理用クロックと比べて3倍の周波数を有するとき、映
像としては水平方向に1/3に圧縮されたものとなって
表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、メモリへのデータの書き込むための書き込み
処理用クロックと、メモリーからデータを読み出すため
の読み出し処理用クロックの比によって第2の画面の水
平圧縮率を変化させるため、読み出し処理用クロック
は、水平圧縮率に応じてクロック周波数を可変しなけれ
ばならない。また、書き込み処理用クロックは、第2の
映像として入力される信号の水平同期信号に対して同期
したラインロッククロックで、読み出し処理のクロック
は、第1の映像として入力される信号の水平同期信号に
対して同期したラインロッククロックとなっており、両
者の周波数は、入力する水平同期周波数によって、無相
関に変調されており、かつ水平圧縮率が1/3や1/4
のように、整数分の1となる場合、書き込み処理のクロ
ックの高調波成分と読み出しのクロックの周波数が近接
するため、クロック発生回路への妨害を受けやすく、表
示される子画面映像にジッターが生ずるといった問題が
生じやすくなっていた。そして、このようなジッターを
防ぐために、妨害対策として、冗長な回路が必要となっ
たり、クロック発生用のPLL回路を2つ持つため、プ
リント基板面積の増大を含め、経済性に大きな影響を与
えていた。
構成では、メモリへのデータの書き込むための書き込み
処理用クロックと、メモリーからデータを読み出すため
の読み出し処理用クロックの比によって第2の画面の水
平圧縮率を変化させるため、読み出し処理用クロック
は、水平圧縮率に応じてクロック周波数を可変しなけれ
ばならない。また、書き込み処理用クロックは、第2の
映像として入力される信号の水平同期信号に対して同期
したラインロッククロックで、読み出し処理のクロック
は、第1の映像として入力される信号の水平同期信号に
対して同期したラインロッククロックとなっており、両
者の周波数は、入力する水平同期周波数によって、無相
関に変調されており、かつ水平圧縮率が1/3や1/4
のように、整数分の1となる場合、書き込み処理のクロ
ックの高調波成分と読み出しのクロックの周波数が近接
するため、クロック発生回路への妨害を受けやすく、表
示される子画面映像にジッターが生ずるといった問題が
生じやすくなっていた。そして、このようなジッターを
防ぐために、妨害対策として、冗長な回路が必要となっ
たり、クロック発生用のPLL回路を2つ持つため、プ
リント基板面積の増大を含め、経済性に大きな影響を与
えていた。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためのもの
であり、書き込み処理用クロックと読み込み処理用クロ
ックを1つで行い、クロック干渉によるジッターを防ぐ
ための妨害対策のための回路の削減や、PLL回路の削
減にともなうプリント基板面積の縮小を含め、安定した
子画面映像表示とコストダウンを可能とするデジタル子
画面映像処理回路を提供するものである。
であり、書き込み処理用クロックと読み込み処理用クロ
ックを1つで行い、クロック干渉によるジッターを防ぐ
ための妨害対策のための回路の削減や、PLL回路の削
減にともなうプリント基板面積の縮小を含め、安定した
子画面映像表示とコストダウンを可能とするデジタル子
画面映像処理回路を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明では、デジタル化された第2の映像の輝度信
号を入力し2.4MHzを中心にピーキング処理を行う
輝度ピーキング回路と、前記輝度ピーキング回路によっ
てピーキング処理された輝度信号をローパス処理する輝
度ローパスフィルタと、前記輝度ローパスフィルタによ
ってローパス処理された輝度信号を水平方向に圧縮する
輝度信号時間軸圧縮回路と、デジタル化された第2の映
像の色差信号を入力しローパス処理を施す色差ローパス
フィルタと、前記色差ローパスフィルタによってローパ
ス処理された色差信号を水平方向に圧縮する色差信号時
間軸圧縮回路と、前記輝度信号時間軸圧縮回路と前記色
差信号時間軸圧縮回路より出力される時間軸圧縮後の輝
度信号と色差信号を時分割多重する第1のセレクタと、
前記第1のセレクタによって時分割多重された輝度信号
と色差信号を垂直方向に圧縮する垂直圧縮フィルタと、
第2の映像に同期した、書き込み処理系水平同期信号と
書き込み処理系垂直同期信号をもとに、メモリーへの書
き込み処理タイミングパルスを発生する第1のタイミン
グ発生回路と、第1の映像に同期した、読み出し処理系
水平同期信号と読み出し処理系垂直同期信号をもとに、
メモリーからの読み出しタイミングパルスを発生する第
2のタイミング発生回路と、前記垂直圧縮フィルタから
出力を入力し、書き込み処理タイミングパルスをもとに
データ書き込み処理が行われ、読み出しタイミングパル
スをもとにデータの読み出し処理が行われるメモリー
と、前記メモリからの時分割多重された輝度信号と色差
信号出力を分離する第2のセレクタと、前記第2のセレ
クタ出力のうち輝度信号出力を入力し補間処理を行う輝
度伸長回路と、前記輝度伸長回路によって補間処理され
た輝度信号に対し、読み出し処理系水平同期信号とデジ
タル子画面信号処理回路のシステムクロック間に生じる
サブクロックスキューを補正を施す輝度スキュー回路
と、前記第2のセレクタ出力のうち色差信号出力を入力
し補間処理を行う色差伸長回路と、前記色差伸長回路に
よって補間処理された色差信号に対し、読み出し処理系
水平同期信号とデジタル子画面信号処理回路のシステム
クロック間に生じるサブクロックスキューおよび、読み
出し処理系色差信号タイミングパルスと読み出し処理系
水平同期信号との間のクロックスキューとの両方の補正
を施す色差スキュー回路から構成される。
に、本発明では、デジタル化された第2の映像の輝度信
号を入力し2.4MHzを中心にピーキング処理を行う
輝度ピーキング回路と、前記輝度ピーキング回路によっ
てピーキング処理された輝度信号をローパス処理する輝
度ローパスフィルタと、前記輝度ローパスフィルタによ
ってローパス処理された輝度信号を水平方向に圧縮する
輝度信号時間軸圧縮回路と、デジタル化された第2の映
像の色差信号を入力しローパス処理を施す色差ローパス
フィルタと、前記色差ローパスフィルタによってローパ
ス処理された色差信号を水平方向に圧縮する色差信号時
間軸圧縮回路と、前記輝度信号時間軸圧縮回路と前記色
差信号時間軸圧縮回路より出力される時間軸圧縮後の輝
度信号と色差信号を時分割多重する第1のセレクタと、
前記第1のセレクタによって時分割多重された輝度信号
と色差信号を垂直方向に圧縮する垂直圧縮フィルタと、
第2の映像に同期した、書き込み処理系水平同期信号と
書き込み処理系垂直同期信号をもとに、メモリーへの書
き込み処理タイミングパルスを発生する第1のタイミン
グ発生回路と、第1の映像に同期した、読み出し処理系
水平同期信号と読み出し処理系垂直同期信号をもとに、
メモリーからの読み出しタイミングパルスを発生する第
2のタイミング発生回路と、前記垂直圧縮フィルタから
出力を入力し、書き込み処理タイミングパルスをもとに
データ書き込み処理が行われ、読み出しタイミングパル
スをもとにデータの読み出し処理が行われるメモリー
と、前記メモリからの時分割多重された輝度信号と色差
信号出力を分離する第2のセレクタと、前記第2のセレ
クタ出力のうち輝度信号出力を入力し補間処理を行う輝
度伸長回路と、前記輝度伸長回路によって補間処理され
た輝度信号に対し、読み出し処理系水平同期信号とデジ
タル子画面信号処理回路のシステムクロック間に生じる
サブクロックスキューを補正を施す輝度スキュー回路
と、前記第2のセレクタ出力のうち色差信号出力を入力
し補間処理を行う色差伸長回路と、前記色差伸長回路に
よって補間処理された色差信号に対し、読み出し処理系
水平同期信号とデジタル子画面信号処理回路のシステム
クロック間に生じるサブクロックスキューおよび、読み
出し処理系色差信号タイミングパルスと読み出し処理系
水平同期信号との間のクロックスキューとの両方の補正
を施す色差スキュー回路から構成される。
【0009】
【作用】書き込み処理用クロックと読み込み処理用クロ
ックを1つで行い、クロック干渉によるジッターを防ぐ
ための妨害対策のための回路の削減や、PLL回路の削
減にともなうプリント基板面積の縮小を含め、安定した
子画面映像表示とコストダウンを可能とする。
ックを1つで行い、クロック干渉によるジッターを防ぐ
ための妨害対策のための回路の削減や、PLL回路の削
減にともなうプリント基板面積の縮小を含め、安定した
子画面映像表示とコストダウンを可能とする。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を示す第1の映像に第2の
映像を縮小・挿入して子画面表示するデジタル子画面映
像処理回路について、図1を用いて説明する。図1は、
本発明の一実施例を示すディジタル子画面映像処理回路
の構成図である。
映像を縮小・挿入して子画面表示するデジタル子画面映
像処理回路について、図1を用いて説明する。図1は、
本発明の一実施例を示すディジタル子画面映像処理回路
の構成図である。
【0011】図1において、1はデジタル化された第2
の映像の輝度信号を入力し2.4MHzを中心にピーキ
ング処理を行う輝度ピーキング回路である。2は輝度ピ
ーキング回路1によってピーキング処理された輝度信号
をローパス処理する輝度ローパスフィルタである。3は
輝度ローパスフィルタ2によってローパス処理された輝
度信号を水平方向に圧縮する輝度信号時間軸圧縮回路で
ある。4はデジタル化された色差信号を入力しローパス
処理を施す色差ローパスフィルタである。5は色差ロー
パスフィルタ4によってローパス処理された色差信号を
水平方向に圧縮する色差信号時間軸圧縮回路である。6
は輝度信号時間軸圧縮回路3と色差信号時間軸圧縮回路
5より出力される時間軸圧縮後の輝度信号と色差信号を
時分割多重する第1のセレクタである。7は第1のセレ
クタ6によって時分割多重された輝度信号と色差信号を
垂直方向に圧縮する垂直圧縮フィルタである。8は第2
の映像に同期した、書き込み処理系水平同期信号と書き
込み処理系垂直同期信号をもとに、メモリーへの書き込
み処理タイミングパルスを発生する第1のタイミング発
生回路である。9は第1の映像に同期した、読み出し処
理系水平同期信号と読み出し処理系垂直同期信号をもと
に、メモリーからの読み出しタイミングパルスを発生す
る第2のタイミング発生回路である。10は垂直圧縮フ
ィルタ7からの出力を入力し、書き込み処理タイミング
パルスをもとにデータ書き込み処理が行われ、読み出し
タイミングパルスをもとにデータの読み出し処理が行わ
れるメモリーである。11はメモリ10からの時分割多
重された輝度信号と色差信号出力を分離する第2のセレ
クタである。12は第2のセレクタ出力のうち輝度信号
出力を入力し補間処理を行う輝度伸長回路である。13
は輝度伸長回路12によって補間処理された輝度信号に
対し、読み出し処理系水平同期信号とデジタル子画面信
号処理回路のシステムクロック間に生じるサブクロック
スキューを補正を施す輝度スキュー回路である。14は
第2のセレクタ11出力のうち色差信号出力を入力し補
間処理を行う色差伸長回路である。15は色差伸長回路
14によって補間処理された色差信号に対し、読み出し
処理系水平同期信号とデジタル子画面信号処理回路のシ
ステムクロック間に生じるサブクロックスキューと、読
み出し処理系色差信号タイミングパルスと読み出し処理
系水平同期信号との間のクロックスキューとの両方の補
正を施す色差スキュー回路である。
の映像の輝度信号を入力し2.4MHzを中心にピーキ
ング処理を行う輝度ピーキング回路である。2は輝度ピ
ーキング回路1によってピーキング処理された輝度信号
をローパス処理する輝度ローパスフィルタである。3は
輝度ローパスフィルタ2によってローパス処理された輝
度信号を水平方向に圧縮する輝度信号時間軸圧縮回路で
ある。4はデジタル化された色差信号を入力しローパス
処理を施す色差ローパスフィルタである。5は色差ロー
パスフィルタ4によってローパス処理された色差信号を
水平方向に圧縮する色差信号時間軸圧縮回路である。6
は輝度信号時間軸圧縮回路3と色差信号時間軸圧縮回路
5より出力される時間軸圧縮後の輝度信号と色差信号を
時分割多重する第1のセレクタである。7は第1のセレ
クタ6によって時分割多重された輝度信号と色差信号を
垂直方向に圧縮する垂直圧縮フィルタである。8は第2
の映像に同期した、書き込み処理系水平同期信号と書き
込み処理系垂直同期信号をもとに、メモリーへの書き込
み処理タイミングパルスを発生する第1のタイミング発
生回路である。9は第1の映像に同期した、読み出し処
理系水平同期信号と読み出し処理系垂直同期信号をもと
に、メモリーからの読み出しタイミングパルスを発生す
る第2のタイミング発生回路である。10は垂直圧縮フ
ィルタ7からの出力を入力し、書き込み処理タイミング
パルスをもとにデータ書き込み処理が行われ、読み出し
タイミングパルスをもとにデータの読み出し処理が行わ
れるメモリーである。11はメモリ10からの時分割多
重された輝度信号と色差信号出力を分離する第2のセレ
クタである。12は第2のセレクタ出力のうち輝度信号
出力を入力し補間処理を行う輝度伸長回路である。13
は輝度伸長回路12によって補間処理された輝度信号に
対し、読み出し処理系水平同期信号とデジタル子画面信
号処理回路のシステムクロック間に生じるサブクロック
スキューを補正を施す輝度スキュー回路である。14は
第2のセレクタ11出力のうち色差信号出力を入力し補
間処理を行う色差伸長回路である。15は色差伸長回路
14によって補間処理された色差信号に対し、読み出し
処理系水平同期信号とデジタル子画面信号処理回路のシ
ステムクロック間に生じるサブクロックスキューと、読
み出し処理系色差信号タイミングパルスと読み出し処理
系水平同期信号との間のクロックスキューとの両方の補
正を施す色差スキュー回路である。
【0012】以上のように構成されたディジタル子画面
映像処理回路の動作について、以下図1を用いて説明を
する。
映像処理回路の動作について、以下図1を用いて説明を
する。
【0013】第2の映像のデジタル化された輝度信号入
力に対し、輝度ピーキング回路1によって2.4MHz
を中心に+3dB〜+14dBのピーキング処理を行
う。輝度ピーキング回路1は例えば、
力に対し、輝度ピーキング回路1によって2.4MHz
を中心に+3dB〜+14dBのピーキング処理を行
う。輝度ピーキング回路1は例えば、
【0014】
【数1】
【0015】なる伝達関数をもつ。但し、Pはピーキン
グレベル指定のデータである。また、ピーキングはオフ
する事もできる。更に、ここでは輝度信号と色差信号の
ディレイ調整もする。輝度ローパスフィルタ2では輝度
ピーキング回路1によってピーキング処理された輝度信
号を入力とし、次段の時間軸圧縮に伴う、折り返し歪を
低減させる為、高域成分を減衰させる。ローパスフィル
タ2の伝達関数は、
グレベル指定のデータである。また、ピーキングはオフ
する事もできる。更に、ここでは輝度信号と色差信号の
ディレイ調整もする。輝度ローパスフィルタ2では輝度
ピーキング回路1によってピーキング処理された輝度信
号を入力とし、次段の時間軸圧縮に伴う、折り返し歪を
低減させる為、高域成分を減衰させる。ローパスフィル
タ2の伝達関数は、
【0016】
【数2】
【0017】または、
【0018】
【数3】
【0019】と選択できる。輝度信号時間軸圧縮回路3
では、輝度ローパスフィルタ2で高域成分を減衰された
輝度信号を入力し、データの水平間引きを行い、第2の
映像の輝度信号に対する水平圧縮処理を行う。圧縮率は
1/3、1/4、3/16とを選択できる。
では、輝度ローパスフィルタ2で高域成分を減衰された
輝度信号を入力し、データの水平間引きを行い、第2の
映像の輝度信号に対する水平圧縮処理を行う。圧縮率は
1/3、1/4、3/16とを選択できる。
【0020】色差信号入力に対しても、輝度信号と同様
に、時間軸圧縮の際の折り返し歪を低減させる為、色差
ローパスフィルタ4により、ローパス処理が行われる。
そして、色差信号時間軸圧縮回路5で、色差ローパスフ
ィルタ4で高域を減衰させた色差信号を入力して、デー
タの水平間引きを行い、第2の映像の色差信号に対する
水平圧縮処理を行う。圧縮率は1/3、1/4、3/1
6とを選択できる。
に、時間軸圧縮の際の折り返し歪を低減させる為、色差
ローパスフィルタ4により、ローパス処理が行われる。
そして、色差信号時間軸圧縮回路5で、色差ローパスフ
ィルタ4で高域を減衰させた色差信号を入力して、デー
タの水平間引きを行い、第2の映像の色差信号に対する
水平圧縮処理を行う。圧縮率は1/3、1/4、3/1
6とを選択できる。
【0021】時間軸圧縮された輝度信号と色差信号は第
1のセレクタ6で時分割多重されて垂直圧縮フィルタ7
に入力し、第2の映像に対する圧縮率に応じて走査線間
引きを行い、垂直方向の画像圧縮を行う。垂直圧縮フィ
ルタ7の出力はメモリーに入力し、書き込み処理タイミ
ングパルスをもとにデータ書き込み処理が行われ、読み
出しタイミングパルスをもとにデータの読み出し処理が
行うことにより、第1の映像と第2の映像とのフレーム
シンクをとり、第1の映像に対する第2の映像を圧縮し
た子画面映像表示タイミングの調整を行う。
1のセレクタ6で時分割多重されて垂直圧縮フィルタ7
に入力し、第2の映像に対する圧縮率に応じて走査線間
引きを行い、垂直方向の画像圧縮を行う。垂直圧縮フィ
ルタ7の出力はメモリーに入力し、書き込み処理タイミ
ングパルスをもとにデータ書き込み処理が行われ、読み
出しタイミングパルスをもとにデータの読み出し処理が
行うことにより、第1の映像と第2の映像とのフレーム
シンクをとり、第1の映像に対する第2の映像を圧縮し
た子画面映像表示タイミングの調整を行う。
【0022】メモリ10から読み出される時分割処理さ
れたデータは、第2のセレクタ11により再び、分離さ
れ、圧縮輝度信号と圧縮色差信号に分けられる。
れたデータは、第2のセレクタ11により再び、分離さ
れ、圧縮輝度信号と圧縮色差信号に分けられる。
【0023】圧縮輝度信号に対しては、アスペクト変換
用に輝度信号伸長回路12で1/1または4/3の伸長
率でデータを伸長する。4/3伸長の時は、メモリー1
0から読み出しタイミングパルスにより、3クロック分
データを読み出したら、1クロック分メモリーからのデ
ータの読み出しを中止して、この4クロック期間のデー
タを、輝度信号伸長回路12で読み出した3クロック分
のデータから直線補間により4クロック分のデータ算出
することにより、4/3のデータ伸長動作を実現してい
る。輝度信号伸長回路12で伸長された輝度データは、
スキュー回路11に入力し、読み出し処理系水平同期信
号とデジタル子画面信号処理回路のシステムクロック間
に生じるサブクロックスキューの補正が施される。これ
は、第1の映像の各ライン間における水平同期信号とシ
ステムクロックとの位相関係は、サブクロックレベルで
一定とは限らず、システムクロック単位で処理される子
画面映像信号処理後に表示される映像の水平表示タイミ
ングを決定する最小単位は、クロック単位であるため、
水平同期信号とシステムクロックとの位相関係が変化す
ると、子画面映像の水平表示位置もサブクロックレベル
で各ライン間でずれることになる。このため、このサブ
クロック単位の位相のずれを映像信号側で補間すること
によって補正するのがこの回路である。
用に輝度信号伸長回路12で1/1または4/3の伸長
率でデータを伸長する。4/3伸長の時は、メモリー1
0から読み出しタイミングパルスにより、3クロック分
データを読み出したら、1クロック分メモリーからのデ
ータの読み出しを中止して、この4クロック期間のデー
タを、輝度信号伸長回路12で読み出した3クロック分
のデータから直線補間により4クロック分のデータ算出
することにより、4/3のデータ伸長動作を実現してい
る。輝度信号伸長回路12で伸長された輝度データは、
スキュー回路11に入力し、読み出し処理系水平同期信
号とデジタル子画面信号処理回路のシステムクロック間
に生じるサブクロックスキューの補正が施される。これ
は、第1の映像の各ライン間における水平同期信号とシ
ステムクロックとの位相関係は、サブクロックレベルで
一定とは限らず、システムクロック単位で処理される子
画面映像信号処理後に表示される映像の水平表示タイミ
ングを決定する最小単位は、クロック単位であるため、
水平同期信号とシステムクロックとの位相関係が変化す
ると、子画面映像の水平表示位置もサブクロックレベル
で各ライン間でずれることになる。このため、このサブ
クロック単位の位相のずれを映像信号側で補間すること
によって補正するのがこの回路である。
【0024】また、第2のセレクタ10の出力である圧
縮色差信号に関しても圧縮輝度信号と同様に、アスペク
ト変換用に色差信号伸長回路12で1/1または4/3
の伸長率でデータを伸長する。伸長の方法については、
圧縮輝度信号に対する処理と同様である。色差伸長回路
14によって補間処理された色差信号は色差スキュー回
路15に入力し、読み出し処理系水平同期信号とデジタ
ル子画面信号処理回路のシステムクロック間に生じるサ
ブクロックスキューと、読み出し処理系色差信号タイミ
ングパルスと読み出し処理系水平同期信号との間のクロ
ックスキューとの両方の補正が施される。圧縮色差信号
はクロック単位でR−YとB−Yのデータが交互に現れ
る時分割処理が施されており、色差信号は輝度信号に対
して1/2のデータレートとなっている。また、デジタ
ル子画面映像処理回路から出力される色差信号タイミン
グは、第1の映像処理系からの読み出し処理系色差信号
タイミングパルスにより決定され、このタイミングは2
クロックが最小単位になっており、子画面映像信号処理
後に表示される色差信号における映像の水平表示タイミ
ングは2クロック単位でしか決定できず、水平同期信号
と読み出し処理系色差信号タイミングパルス間の位相の
ずれの量は、水平同期信号とシステムクロックとの位相
のずれの他に、クロック単位でも位相のずれが生じるこ
とになり、色差スキュー回路15による、読み出し処理
系水平同期信号とデジタル子画面信号処理回路のシステ
ムクロック間に生じるサブクロックスキューと、読み出
し処理系色差信号タイミングパルスと読み出し処理系水
平同期信号との間のクロックスキューとの両方の補正が
必要となる。
縮色差信号に関しても圧縮輝度信号と同様に、アスペク
ト変換用に色差信号伸長回路12で1/1または4/3
の伸長率でデータを伸長する。伸長の方法については、
圧縮輝度信号に対する処理と同様である。色差伸長回路
14によって補間処理された色差信号は色差スキュー回
路15に入力し、読み出し処理系水平同期信号とデジタ
ル子画面信号処理回路のシステムクロック間に生じるサ
ブクロックスキューと、読み出し処理系色差信号タイミ
ングパルスと読み出し処理系水平同期信号との間のクロ
ックスキューとの両方の補正が施される。圧縮色差信号
はクロック単位でR−YとB−Yのデータが交互に現れ
る時分割処理が施されており、色差信号は輝度信号に対
して1/2のデータレートとなっている。また、デジタ
ル子画面映像処理回路から出力される色差信号タイミン
グは、第1の映像処理系からの読み出し処理系色差信号
タイミングパルスにより決定され、このタイミングは2
クロックが最小単位になっており、子画面映像信号処理
後に表示される色差信号における映像の水平表示タイミ
ングは2クロック単位でしか決定できず、水平同期信号
と読み出し処理系色差信号タイミングパルス間の位相の
ずれの量は、水平同期信号とシステムクロックとの位相
のずれの他に、クロック単位でも位相のずれが生じるこ
とになり、色差スキュー回路15による、読み出し処理
系水平同期信号とデジタル子画面信号処理回路のシステ
ムクロック間に生じるサブクロックスキューと、読み出
し処理系色差信号タイミングパルスと読み出し処理系水
平同期信号との間のクロックスキューとの両方の補正が
必要となる。
【0025】また、デジタル子画面信号処理回路のシス
テムクロックには、書き込み処理にも、読み出し処理に
も同一のクロックが用いられ、水平の映像圧縮率は、輝
度信号時間軸圧縮回路3と色差信号時間軸圧縮回路5の
圧縮率と、輝度信号伸長回路と色差信号伸長回路の伸長
率を掛け合わせた割合で決定され、同一のクロックで、
4:3、16:9のアスペクト比を持つブラウン管に対
して、1/9、1/16の子画面映像の表示を可能とす
る。そして、このシステムクロックには、第1の映像系
で使用するクロックを用いることができ、デジタル子画
面信号処理回路用にクロック発生回路をもつ必要もなく
なる。
テムクロックには、書き込み処理にも、読み出し処理に
も同一のクロックが用いられ、水平の映像圧縮率は、輝
度信号時間軸圧縮回路3と色差信号時間軸圧縮回路5の
圧縮率と、輝度信号伸長回路と色差信号伸長回路の伸長
率を掛け合わせた割合で決定され、同一のクロックで、
4:3、16:9のアスペクト比を持つブラウン管に対
して、1/9、1/16の子画面映像の表示を可能とす
る。そして、このシステムクロックには、第1の映像系
で使用するクロックを用いることができ、デジタル子画
面信号処理回路用にクロック発生回路をもつ必要もなく
なる。
【0026】本発明は上記した構成によって、書き込み
処理用クロックと読み込み処理用クロックを1つで行
い、クロック干渉によるジッターを防ぐための妨害対策
のための回路の削減や、PLL回路の削減にともなうプ
リント基板面積の縮小を含め、安定した子画面映像表示
とコストダウンが可能となる。
処理用クロックと読み込み処理用クロックを1つで行
い、クロック干渉によるジッターを防ぐための妨害対策
のための回路の削減や、PLL回路の削減にともなうプ
リント基板面積の縮小を含め、安定した子画面映像表示
とコストダウンが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明では、書き込み処
理用クロックと読み込み処理用クロックを1つで行い、
クロック干渉によるジッターを防ぐための妨害対策のた
めの回路の削減や、PLL回路の削減にともなうプリン
ト基板面積の縮小を含め、安定した子画面映像表示とコ
ストダウンが可能となる。
理用クロックと読み込み処理用クロックを1つで行い、
クロック干渉によるジッターを防ぐための妨害対策のた
めの回路の削減や、PLL回路の削減にともなうプリン
ト基板面積の縮小を含め、安定した子画面映像表示とコ
ストダウンが可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示すディジタル子画面映像
処理回路のブロック図
処理回路のブロック図
【図2】従来の一例を示すディジタル子画面映像処理回
路のブロック図
路のブロック図
1 輝度信号ピーキング回路 2 輝度信号ローパスフィルタ 3 輝度信号圧縮回路 4 色差信号ローパスフィルタ 5 色差信号圧縮回路 6 第1のセレクタ 7 垂直圧縮フィルタ 8 第1のタイミング発生回路 9 第2のタイミング発生回路 10 メモリ 11 第2のセレクタ 12 圧縮輝度信号伸長回路 13 輝度スキュー合成回路 14 圧縮色差信号伸長回路 15 色差スキュー合成回路
Claims (1)
- 【請求項1】 テレビ受像機において、第1の映像に第
2の映像を縮小・挿入して子画面映像表示する為に、デ
ジタル化された第2の映像の輝度信号を入力し2.4M
Hzを中心にピーキング処理を行う輝度ピーキング回路
と、前記輝度ピーキング回路によってピーキング処理さ
れた輝度信号をローパス処理する輝度ローパスフィルタ
と、前記輝度ローパスフィルタによってローパス処理さ
れた輝度信号を水平方向に圧縮する輝度信号時間軸圧縮
回路と、デジタル化された第2の映像の色差信号を入力
しローパス処理を施す色差ローパスフィルタと、前記色
差ローパスフィルタによってローパス処理された色差信
号を水平方向に圧縮する色差信号時間軸圧縮回路と、前
記輝度信号時間軸圧縮回路と前記色差信号時間軸圧縮回
路より出力される時間軸圧縮後の輝度信号と色差信号を
時分割多重する第1のセレクタと、前記第1のセレクタ
によって時分割多重された輝度信号と色差信号を垂直方
向に圧縮する垂直圧縮フィルタと、第2の映像に同期し
た、書き込み処理系水平同期信号と書き込み処理系垂直
同期信号をもとに、メモリーへの書き込み処理タイミン
グパルスを発生する第1のタイミング発生回路と、第1
の映像に同期した、読み出し処理系水平同期信号と読み
出し処理系垂直同期信号をもとに、メモリーからの読み
出しタイミングパルスを発生する第2のタイミング発生
回路と、前記垂直圧縮フィルタから出力を入力し、書き
込み処理タイミングパルスをもとにデータの書き込み処
理が行われ、読み出しタイミングパルスをもとにデータ
の読み出し処理が行われるメモリーと、前記メモリから
の時分割多重された輝度信号と色差信号出力を分離する
第2のセレクタと、前記第2のセレクタ出力のうち輝度
信号出力を入力し補間処理を行う輝度伸長回路と、前記
輝度伸長回路によって補間処理された輝度信号に対し、
読み出し処理系水平同期信号とデジタル子画面信号処理
回路のシステムクロック間に生じるサブクロックスキュ
ーを補正を施す輝度スキュー回路と、前記第2のセレク
タ出力のうち色差信号出力を入力し補間処理を行う色差
伸長回路と、前記色差伸長回路によって補間処理された
色差信号に対し、読み出し処理系水平同期信号とデジタ
ル子画面信号処理回路のシステムクロック間に生じるサ
ブクロックスキューおよび、読み出し処理系色差信号タ
イミングパルスと読み出し処理系水平同期信号との間の
クロックスキューとの両方の補正を施す色差スキュー回
路から構成されるデジタル子画面映像処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338593A JPH07193835A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | デジタル子画面映像処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33338593A JPH07193835A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | デジタル子画面映像処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193835A true JPH07193835A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18265531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33338593A Pending JPH07193835A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | デジタル子画面映像処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07193835A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33338593A patent/JPH07193835A/ja active Pending
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