JPH07193820A - 映像高能率符号化方式及び映像高能率符号化装置 - Google Patents

映像高能率符号化方式及び映像高能率符号化装置

Info

Publication number
JPH07193820A
JPH07193820A JP33137193A JP33137193A JPH07193820A JP H07193820 A JPH07193820 A JP H07193820A JP 33137193 A JP33137193 A JP 33137193A JP 33137193 A JP33137193 A JP 33137193A JP H07193820 A JPH07193820 A JP H07193820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coding
signal
frame
efficiency
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33137193A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hirota
敦志 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33137193A priority Critical patent/JPH07193820A/ja
Publication of JPH07193820A publication Critical patent/JPH07193820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 符号化装置相互のリフレッシュ動作を調整す
る。 【構成】 ダウン・サンプリング器3は、入力端子1か
らのHDTV信号から縮小映像信号(現行TV信号成
分)を作成する。第1の符号化装置7は、その映像信号
を高能率符号化を行いマルチプレクサ9に供給するとと
もに、復号化を行いアップ・サンプリング器11に供給
する。減算器は前記HDTV信号からサンプリング器1
1からのHDTVの低解像度成分を減算して、HDTV
信号の高解像度成分を生成し、第2の符号化装置13に
供給する。符号化装置13は、入力を高能率化して、マ
ルチプレクサ9に供給する。マルチプレクサ9はこれ
と、前記符号化装置7からの出力を多重して、バッファ
メモリ15に出力する。符号化レート制御装置17は、
メモリ15のバッファ占有量の情報を得て、両符号化装
置7,13の符号化レートを制御する。両符号化装置
7,13は、共に動き補償フレーム間予測符号化装置に
より構成されるが、リフレッシュ動作は相互に異なる位
相又は周期で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像高能率符号化方式
とそれを実行する映像高能率符号化装置に関し、特に一
定期間内に強制的にフレーム内直接符号化を行う方式と
この方式を実行する映像高能率符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる解像度を持つ映像信号の復号化が
必要に応じて可能な階層符号化方式がMPEG2やCM
TT2等で検討されている。これは高解像度の映像信号
を空間あるいは時間の周波数等の観点から複数の階層に
分割し符号化することで、復号化側でその一部を抽出し
て低解像度の映像信号も再生できるようにした方式であ
る。
【0003】ここでは以下、CMTT2に提案されてい
る現行TV/HDTVの階層符号化装置を基に図13を
説明する。
【0004】入力端子1には1920画素×1035ラ
インのHDTV信号が入力する。この信号はダウン・サ
ンプリング器3,減算器5に入力する。ダウン・サンプ
リング器3では、帯域制限して画素を水平および垂直方
向に1/2間引き処理を施して、960画素×518ラ
インの縮小映像信号(現行TV信号成分)を作成し、第
1の符号化装置7に出力する。第1の符号化装置7で
は、上記の縮小映像信号の高能率符号化を行い、マルチ
プレクサ9に出力するとともに上記の縮小映像信号の局
部復号化を行いアップ・サンプリング器11に出力す
る。アップ・サンプリング器11では、ダウン・サンプ
リング器3とは逆に画素を水平および垂直方向に2倍補
間処理し、元の画像数1920画素×1035ラインに
戻して帯域制限を行い、HDTVの低解像度成分を作成
する。この信号は減算器5において、入力端子1からの
入力信号との間で差分されてHDTVの高解像度成分を
生成し、第2の符号化装置13に出力する。第2の符号
化装置13では、このHDTVの高解像度成分を高能率
符号化し、マルチプレクサ9に出力する。
【0005】いいかえれば、第1,第2の符号化装置
7,13は可変長の符号化データを連続してマルチプレ
クサ9へ出力する。マルチプレクサ9ではたとえば、こ
の可変長符号化データを固定長のパケットにまとめる。
なお、ATM(非同期転送モード)では48バイトに分
割された符号化データに5バイトの宛先を示すヘッダを
付けて計53バイトの大きさにしている。図13の例で
は、第1,第2の符号化装置7,13の可変長出力がマ
ルチプレクサ9においてそれぞれパケット化されて時分
割多重されバッファメモリ15に出力される。そして、
バッファメモリ15は、入力を蓄積し、一定レートで出
力する。そして、この出力レートを一定に保つため、符
号化レート制御器17は、バッファメモリ15からバッ
ファ占有量の情報を得てこれに応じて制御信号19を生
成し、これを第1の符号化装置7,第2の符号化装置1
3に供給する。第1及び第2の符号化装置7,13は、
この制御信号13により符号化レートが制御される。
【0006】また、第1及び第2の符号化装置7,13
は、それぞれ図14に後述するようにリフレッシュ制御
装置52を具備している。そして、それらリフレッシュ
制御装置52,52の動作を指定するリフレッシュ同期
信号21とリフレッシュ位相信号23が、第1及び第2
の符号化装置7,13のリフレッシュ制御装置52に共
通に供給される。
【0007】ここで、図13の第1もしくは第2の符号
化装置7,13の構成について、動き補償を用いたフレ
ーム間予測符号化方式を例に挙げて説明する。この方式
は、CCITTのH.261勧告やMPEG規格で採用
されている。通常のフレーム間予測符号化方式は、連続
するフレームの映像信号の相関が一般に大きいことを利
用して、現フレームと前フレームとの間の差分信号を符
号化し、時間的冗長度の削減を図るものである。この方
式に動きの比較的大きな絵柄では動き補償という手法を
組み合わせ、現フレームと前記フレームとの間の動きの
方向および大きさ(以下、動きベクトル)を検出して前
フレームの信号を補正することでさらに情報圧縮を図る
ものである。
【0008】このような動きベクトル検出装置を持つ動
き補償フレーム間予測符号化装置の例を図14に示す。
【0009】まず、フレーム間符号化処理の動作につい
て説明する。図14において、入力端子30には、ダウ
ン・サンプリング器3又は減算器5からの映像信号が入
力される。この入力映像信号は、入力バッファメモリ3
1に与えられる。入力バッファメモリ31は、入力映像
信号を所定の画素単位(画素ブロック)毎に分割して、
減算器33および動きベクトル検出装置35に出力す
る。減算器33は、動き補償予測器37から動き補償さ
れた前フレームのブロックデータ(予測信号)も与えら
れており、上記の入力信号のブロックデータとの間で差
分信号(予測誤差信号)を求めて、スイッチ53の端子
bを経てDCT(Discrete Cosine T
ransform:離散コサイン変換)器39に入力す
る。DCT器39は、入力されたブロックデータに2次
元のDCT処理を施して、水平および垂直方向のDCT
周波数成分に変換し量子化器41に出力する。量子化器
41は、DCT器39の出力を量子化する。この時量子
化器41及び逆量子化器45の動作は、符号化レート制
御器17からの制御信号19により制御される。量子化
器41の出力は、可変長符号化器43および逆量子化器
45に出力する。
【0010】逆量子化器45は、量子化器41の出力を
逆量子化して逆DCT器47に与える。逆DCT器47
は、逆量子化器45の出力に逆DCT処理を施して加算
器49に出力する。これらの処理によって、予測誤差信
号の復号化が行われることになる。
【0011】加算器49は、スイッチ55の端子bを経
た動き補償予測器37からの動き補償された前フレーム
のブロックデータ(予測信号)と逆DCT器47からの
差分データとを加算して、現フレームの入力ブロックデ
ータを再生し、フレームメモリ51に出力する。フレー
ムメモリ51は、入力されたブロックデータを1フレー
ム期間遅延させて前フレームのデータとして動き補償予
測器37および動きベクトル検出装置35に出力する。
【0012】動きベクトル検出装置35は、入力バッフ
ァメモリ31から現フレームのブロックデータが与えら
れ、フレームメモリ51からは1フレーム前のブロック
データが与えられており、それぞれ入力データ,参照デ
ータとしている。動きベクトル検出装置35は、入力さ
れたブロックデータについて現フレームと前フレームと
の間の動きベクトルを求め、動き補償予測器37に出力
する。動き補償予測器37は、フレームメモリ51から
前フレームのブロックデータが与えられており、このブ
ロックデータを上記の動きベクトルによって動き補償す
ることにより、予測信号として減算器33に出力するよ
うになっている。尚、可変長符号化器43は、量子化デ
ータの可変長符号化を行い、発生情報量の削減を図って
マルチプレクサ9に供給する。
【0013】以上は動き補償フレーム間予測符号化を行
った場合の動作である。
【0014】ところで、映像信号の動き補償フレーム間
予測符号化装置では一般に、伝送によって生じる誤差な
どの蓄積および伝搬を避けるため、周期的に強制的なフ
レーム内直接符号化処理(リフレッシュ)を行う場合が
多い。
【0015】そこで次に、フレーム内直接符号化処理の
動作について説明する。この場合は、図14のスイッチ
53が端子aに倒れ、入力バッファメモリ31の出力信
号がそのままDCT器39に入力することになる。そし
て、ここでDCT周波数成分に変換し、量子化器41に
出力する。量子化器41は、DCT周波数を量子化し、
可変長符号化器43と逆量子化器45に出力する。逆量
子化器45は、量子化器41の出力を逆量子化して逆D
CT器47に供給する。逆DCT器47は、逆量子化器
45の出力に逆DCT処理を施して加算器49に出力す
る。
【0016】なお、この場合、スイッチ55が端子aに
倒れ、動き補償予測器37からの動き補償された前フレ
ームのブロックデータ(予測信号)は、加算器49に供
給されない。このため、逆DCT器47からのデータだ
けが、加算器49を経て現フレームの入力ブロックデー
タの再生信号として、フレームメモリ51に出力する。
以上がフレーム内直接符号化処理をおこなった場合の動
作である。
【0017】更に、上記のスイッチ53および55の切
り替えを制御するリフレッシュ制御装置52の例を、図
15に示す。この例では、リフレッシュ動作の適用領域
は1フレーム全体とする。パルス発生器103では、ダ
ウン・サンプリング器3又は減算器5から入力端101
に入力した映像信号からフレームパルスを発生し、カウ
ンタ103に出力する。カウンタ103ではフレームパ
ルスをカウントアップしてフレーム数をカウントし、リ
フレッシュ同期信号21で決まるリフレッシュ周期長ご
とにリセットをかける。そして、このカウント数は、比
較器107に入力して、リフレッシュ位相信号23で決
まるリフレッシュ位相と比較し、たとえば合致すればリ
フレッシュ期間だけ1を出力し、その他の期間では0を
出力するものとする。
【0018】更に、リフレッシュ制御装置52の動作
を、後述する図17のリフレッシュ動作タイミングの様
子を例にして説明する。リフレッシュ同期信号21とリ
フレッシュ位相信号23により、予めリフレッシュ周期
T(=4)とリフレッシュ位相S(=1)が設定されて
いる。映像入力信号を基に例えばフレームの先頭で発生
したフレームパルスは、カウンタ105でリフレッシュ
周期ごとにリセットがかかり、1,2,3,4,1,
2,3,4,…がフレームカウント数F−CNTとして
出力される。比較器107では、このフレームカウント
数F−CNTとリフレッシュ位相Sとを比較し、この場
合F−CNT=1で一致するのでこの1フレーム期間だ
け比較出力CMP=1を出力し、それ以外ではCMP=
0を出力する。
【0019】比較器107は、図16の制御フローチャ
ートに示す比較判定を行う。まず、ステップS1でF−
CNTがSに等しいか否かを判定する。等しい場合は、
ステップS2で比較出力CMPを1とする。等しくない
場合は、ステップS3で0を出力する。
【0020】ただし、フレーム間予測符号化,フレーム
内直接符号化のいずれの処理をおこなった場合にも、量
子化器41及び逆量子化器47の量子化のステップ幅
は、図13の符号化レート制御器17によって決定され
るものとする。この制御の一例を図18に示す。バッフ
ァ占有量があるしきい値(Th)を越えて多くなると量
子化ステップ幅を一段粗くして発生情報量を削減する。
また逆に、バッファ占有量があるしきい値(Tl)を越
えて少なくなると量子化ステップ幅を一段細かくして発
生情報量を増加させる。
【0021】リフレッシュ動作を行う際には、フレーム
内直接符号化処理をある一定期間連続して実行する。各
符号化装置7,13のリフレッシュ動作タイミングの様
子を、図17(a)に示す。ここで、リフレッシュ期間
(強制フレーム内直接符号化処理の期間)はI,非リフ
レッシュ期間(強制フレーム内直接符号化処理以外の期
間で通常はフレーム間予測符号化処理される期間)はP
としている。ここでは、第1の符号化装置7および第2
の符号化装置13は、同じリフレッシュ同期信号21と
リフレッシュ位相信号23を使用しているため、いずれ
もリフレッシュ動作を、同じ周期(この例では4フレー
ム),同じ位相(この例では第1番目のフレーム),さ
らに同じ適用領域(1フレーム領域)に設定して行って
いる。
【0022】ところが、一般に、フレーム内直接符号化
処理ではフレーム間予測符号化処理に比べ、発生情報量
がかなり大きい。このため、各符号化装置7,13のリ
フレッシュ動作タイミングが図17(a)のような場
合、階層符号化装置全体での発生情報量は各符号化装置
7,13の発生情報量が重畳されるため、その時間的な
推移を見ると同図(b)に示すように、他に比べ急激に
大きく増加する期間(第1番目のフレーム)が生じる。
その結果、図13のバッファメモリ15の占有量は大き
く変動して量子化ステップ幅の制御の不安定化を招きや
すく、この映像信号の再生動画像はフリッカ状の画質劣
化を引き起こしてしまう。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号の階層
符号化装置等は、各階層の符号化装置のリフレッシュ動
作により符号化装置全体の発生情報量が急激に増加する
ため、符号化レート制御の不安定化を招き、再生動画像
の品質劣化が生じてしまうという問題が存在した。
【0024】本発明は、各符号化装置のリフレッシュ動
作による符号化装置全体の発生情報量が急激に増加しな
い映像高能率符号化方式とそれを実行する映像高能率符
号化装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
(方式例1)入力映像信号を複数に分割した信号成分の
それぞれに対し、又は複数の入力映像信号のそれぞれに
対し、一定期間内にリフレッシュ動作を周期的に行いな
がら動き補償予測符号化をした後、これらを多重化する
映像高能率符号化方式において、前記の各動き補償予測
符号化に対し、相互に異なる位相で前記リフレッシュ動
作を行わせる。
【0026】(方式例2)入力映像信号を複数に分割し
た信号成分のそれぞれに対し、又は複数の入力映像信号
のそれぞれに対し、一定期間内にリフレッシュ動作を周
期的に行いながら動き補償予測符号化をした後、これら
を多重化する映像高能率符号化方式において、前記の各
動き補償予測符号化に対し、相互に異なる位相で前記リ
フレッシュ動作を行わせる。
【0027】(方式例3)入力映像信号を複数に分割し
た信号成分のそれぞれに対し、又は複数の入力映像信号
のそれぞれに対し、一定期間内にリフレッシュ動作を行
いながら動き補償予測符号化をした後、これらを多重化
する映像高能率符号化方式において、少なくとも1つの
前記動き補償予測符号化において、フレーム平面上の異
なる動作領域で前記リフレッシュ動作を行わせる。
【0028】(構成例1)リフレッシュ動作と動き補償
予測符号化処理との切り換えを周期的に行う複数の動き
補償予測符号化手段と、これら動き補償予測符号化手段
からの符号化信号を多重する多重化手段を具備した映像
高能率符号化装置において、前記の各動き補償予測符号
化手段は、相互に異なる位相で前記リフレッシュ動作へ
の切り換えを指定する位相指定手段を具備する。
【0029】(構成例2)リフレッシュ動作と動き補償
予測符号化処理との切り換えを周期的に行う複数の動き
補償予測符号化手段と、これら動き補償予測符号化手段
からの符号化信号を多重する多重化手段を具備した映像
高能率符号化装置において、前記の各動き補償予測符号
化手段は、相互に異なる周期で前記リフレッシュ動作へ
の切り換えを指定する周期指定手段を具備する。
【0030】(構成例3)リフレッシュ動作と動き補償
予測符号化処理との切り換えを周期的に行う複数の動き
補償予測符号化手段と、これら動き補償予測符号化手段
からの符号化信号を多重する多重化手段を具備した映像
高能率符号化装置において、少なくとも1つの前記動き
補償予測符号化装置は、フレーム平面上の異なる領域で
前記リフレッシュ動作への切り換えを指定する領域指定
手段を具備する。
【0031】
【作用】
(方式)前記の各動き補償予測符号化に対し、相互に異
なる位相で前記リフレッシュ動作を行わせているため、
前記映像高能率符号化方式全体での発生情報量の急激な
増加を抑制できる。また、前記の各動き補償予測符号化
に対し、相互に異なる周期で前記リフレッシュ動作を行
わせているため、前記映像高能率符号化方式全体での発
生情報の急下な増加の頻度を減少できる。更に、少なく
とも1つの前記動き補償予測符号化において、フレーム
平面上の異なる動作領域で前記リフレッシュ動作を行わ
せているので、前記映像高能率符号化方式全体での発生
情報の急激な増加を抑制できる。
【0032】(構成)前記の各動き補償予測符号化手段
は、相互に異なる位相でリフレッシュ動作が行われるの
で、前記多重化手段に入力される前記動き補償予測符号
化手段全体からの発生情報の急激な増加を抑制できる。
また、前記の各動き補償予測符号化手段は、相互に異な
る周期でリフレッシュ動作が行われるので、前記多重化
手段に入力される前記動き補償予測符号化手段全体から
の発生情報の急激な増加の頻度を減少できる。更に、少
なくとも1つの前記動き補償予測符号化手段は、フレー
ム平面上の異なる領域でリフレッシュ動作が行われるの
で、前記多重化手段に入力される前記動き補償予測符号
化手段全体からの発生情報の急激な増加を抑制できる。
【0033】
【実施例】図1に、本発明の階層符号化装置の構成を示
す。図1の回路構成は、従来の図13と同じであり、か
つ入力端子1に入力される信号も1920画素×103
5ラインのHDTV信号であり、動作の説明は省略す
る。ただし、従来と異なり、リフレッシュ同期信号21
及びリフレッシュ位相信号23は、第1の符号化装置7
にだけ供給されるだけである。そして、リフレッシュ同
期信号21及びリフレッシュ位相信号23対して位相又
は周期等が異なるリフレッシュ同期信号25及びリフレ
ッシュ位相信号27が、第2の符号化装置13に供給さ
れる。
【0034】図2に、第1もしくは第2の符号化装置
7,13の構成を示す。図14の第1もしくは第2の符
号化装置7,13の構成と同じであり、動作の説明は省
略する。ただし、第1と第2の符号化装置7,13の各
リフレッシュ制御装置52の出力は、供給されるリフレ
ッシュ同期信号(21と25)及びリフレッシュ位相信
号(23と27)が異なるため、位相又は周期等が異な
る。これに伴い第1と第2の符号化装置7,13のリフ
レッシュ動作は異なってくる。
【0035】次に、本発明の階層符号化装置で実施され
るリフレッシュ方式の第1の例を説明する。図8は、そ
の動作説明図である。図8(a)は、第1と第2の符号
化装置7,13がいずれもリフレッシュ動作を行い、そ
の位相設定が異なることを表している。ただし、リフレ
ッシュ期間(強制フレーム内直接符号化処理の期間)は
I、非リフレッシュ期間(強制フレーム内直接符号化処
理以外の期間で通常はフレーム間予測符号化処理される
期間)はPとしている。この例でのリフレッシュ動作
は、第1及び第2の符号化装置7,13はいずれも1フ
レーム領域づつ同じ周期(4フレーム)で行っている。
即ち、第1の符号化装置7については第1番目のフレー
ム、第2の符号化装置13については第3番目のフレー
ムで、リフレッシュ動作を行っている。尚、このリフレ
ッシュ動作を実行するためのリフレッシュ制御装置52
を、図3に示す。図3のリフレッシュ制御装置52の構
成は、従来の図15の構成と同じであり、その動作説明
は省略する。第1の符号化装置7のリフレッシュ制御装
置52は、リフレッシュ同期信号21のリフレッシュ周
期T(=4)とリフレッシュ位相信号23のリフレッシ
ュ位相S(=1)により、第1番目のフレームの間1を
出力し、その他のフレームの間では0を出力する。第2
の符号化装置13のリフレッシュ制御装置52は、リフ
レッシュ同期信号25のリフレッシュ同期T(=4)と
リフレッシュ位相信号27のリフレッシュ位相S(=
3)により、第3番目のフレームの間1を出力し、その
他のフレームの間では0を出力する。
【0036】この時の符号化装置全体での発生情報量
は、図8(b)になる。ただし、白部分,斜線部分はそ
れぞれ第1と第2の符号化装置7,13の1フレーム当
たりの発生情報量を示す。図17の場合と比較すると、
リフレッシュ動作1周期(第1の符号化装置)にわたる
符号化装置全体での発生情報量の総和は変わらない。し
かし、発生情報量の分布は時間的に見ると平滑化し、フ
レームごとの発生情報量の差も小さくなっている。この
結果、図1のバッファメモリ15の占有量の変動は小さ
くなり、符号化レート制御器17による量子化ステップ
幅の制御が安定するため、再生動画像の画質改善を図る
ことができる。
【0037】次に、本発明の階層符号化装置で実施され
るリフレッシュ方式の第2の例を説明する。図9は、そ
の動作説明図である。図9(a)は、第1と第2の符号
化装置7,13がいずれもリフレッシュ動作を行い、そ
の周期設定が異なることを表している。ただし、リフレ
ッシュ期間(強制フレーム内直接符号化処理の期間)は
I,非リフレッシュ期間(強制フレーム内直接符号化処
理以外の期間で通常はフレーム間予測符号化処理される
期間)はPとしている。この例では、第1と第2の符号
化装置7,13は、1フレーム期間のリフレッシュ動作
をそれぞれ4フレーム周期(第1番目のフレーム),8
フレーム周期(第1番目のフレーム)で行っている。
尚、このリフレッシュ動作を実行するためのリフレッシ
ュ制御装置52を、図3に示す。図3のリフレッシュ制
御装置52の構成は、従来の図15の構成と同じであ
り、その動作説明は省略する。第1の符号化装置7のリ
フレッシュ制御装置52は、リフレッシュ同期信号21
のリフレッシュ周期T(=4)とリフレッシュ位相信号
23のリフレッシュ位相S(=1)により、第1番目の
フレームの間1を出力し、その他のフレームでは0を出
力する。第2の符号化装置13のリフレッシュ制御装置
52は、リフレッシュ同期信号25のリフレッシュ周期
T(=8)とリフレッシュ位相信号27のリフレッシュ
位相S(=1)により、第1番目のフレームの間1を出
力し、その他のフレームの間では0を出力する。
【0038】この時の符号化装置全体での発生情報量
は、図9(b)になる。ただし、白部分,斜線部分は、
それぞれ第1と第2の符号化装置7,13の1フレーム
当たりの発生情報量を示す。図17の場合と比較する
と、リフレッシュ動作1周期(第1の符号化装置)にわ
たる符号化装置全体での発生情報量の総和は、第2の符
号化装置13のリフレッシュ期間の頻度が少なくなるた
め、減少する。そして、発生情報量の分布についても急
激に増加する期間(第1の符号化装置7でみて第1番目
のフレーム)の頻度が、図17に比べ減少している。こ
の結果、図1のバッファメモリ15の占有量が大きく変
動する頻度が少なくなり、図17の場合に比較すると、
符号化レート制御器17による量子化ステップ幅の制御
が不安定になりにくくなるため、再生動画像の画質改善
を図ることができる。
【0039】次に、本発明の階層符号化装置で実施され
るリフレッシュ方式の第3の例を説明する。図10は、
その動作説明図である。図10(a)は、第1と第2の
符号化装置7,13がいずれもリフレッシュ動作を行う
が、その適用領域が異なる場合を表している。ただし、
第1の符号化装置7は、図3に示すリフレッシュ制御装
置を用いるものとし、リフレッシュ期間(強制フレーム
内直接符号化処理の期間)はI、非リフレッシュ期間
(強制フレーム内直接符号化処理以外の期間で通常はフ
レーム間予測符号化処理される期間)はPとする。尚、
図3のリフレッシュ制御装置52は、従来と同じであ
り、その動作説明は省略する。第1の符号化装置7のリ
フレッシュ制御装置52は、リフレッシュ同期信号21
のリフレッシュ周期T(=4)とリフレッシュ位相信号
23のリフレッシュ位相S(=1)により、第1番目の
フレームの間1を出力し、その他のフレームの間では0
を出力する。
【0040】また、第2の符号化装置13は、図4に示
すリフレッシュ制御装置52を用いる。図4に基づいて
説明すると、パルス発生器111では、減算器5から入
力端子101に入力した映像信号からフレームパルスと
スライスパルスを発生し、それぞれカウンタ113,1
15に出力する。カウンタ113ではリフレッシュ周期
長ごとにリセットをかける。カウンタ115では、スラ
イスパルスをカウントアップしてスライス数をカウント
し、上記のフレームパルスでリセットをかける。そし
て、これらカウント値は比較器117に入力されると、
リフレッシュ位相信号27で決まるリフレッシュ位相と
比較し、合致すればリフレッシュ期間だけ1を出力し、
その他の期間では0を出力する。
【0041】更に、図4に示すリフレッシュ制御装置5
2の動作を説明する。映像高能率符号化においては図5
に示すように1フレームをN個のスライスと呼ばれる単
位に分割されて処理されることが多い。図10のリフレ
ッシュ動作タイミングの様子を例に説明する。リフレッ
シュ同期信号25によりリフレッシュ周期T(=4)
と、リフレッシュ位相信号27によりリフレッシュ位相
S(=1)が設定される。1フレームが60スライスか
ら構成されているものとすると、この場合リフレッシュ
動作は1/T=1/4フレーム領域、即ち60〔スライ
ス〕/T=60/4=15〔スライス〕ごとに周期Tフ
レームにわたって実行される。この局部領域を図6に示
す。S=1では、フレームカウンタ数F−CNT=1の
時に図6の局部領域1,F−CNT=2の時に局部領域
2,F−CNT=3の時に局部領域3,F−CNT=4
の時に局部領域4でリフレッシュ動作を順次実行し、こ
れを繰り返す。図4の例では、映像入力信号を基にパル
ス発生器111において、例えばフレームの先頭でフレ
ームパルス及びスライスの先頭でスライスパルスを発生
する。カウンタ113ではリフレッシュ周期ごとにリセ
ットがかかり、1,2,3,4,1,2,3,4,…が
フレームカウント数F−CNTとして出力される。ま
た、カウンタ115ではフレームパルスを基に1フレー
ムごとにリセットがかかり、1,2,3,…,59,6
0,1,2,3,…,59,60,…がスライスカウン
タ数S−CNTとして出力される。
【0042】比較器117では、図7の制御フローチャ
ートに示すような比較判定を行う。なお、S1乃至S8
はステップを表わす。まずこのスライスカウント数S−
CNTから所属する局部領域Xを求める(S1及びS
2)。次にこのXとリフレッシュ位相Sからリフレッシ
ュ候補領域Yを算出する(S3乃至S5)。フレームカ
ウンタ数F−CNTとこのYを比較し(S6)、この場
合F−CNT=1では局部領域1で一致するので、1フ
レームの中でこの局部領域の期間だけ比較出力CMP=
1を出力し(S7)、1フレームの他の期間では比較出
力CMP=0を出力する(S8)。以下、F−CNT=
2では局部領域2,F−CNT=3では局部領域3,F
−CNT=4では局部領域4においてCMP=1を出力
する。
【0043】この様に、図10のリフレッシュ動作は、
第1の符号化装置7については、1フレーム領域づつ4
フレーム周期(第1番目のフレーム)で行う。第2の符
号化装置13については、1/4フレーム領域づつ4フ
レームにわたって順次範囲を変えながら巡回適用する。
即ち、この場合のリフレッシュ動作もフレーム平面上の
任意の領域に注目すると、第1の符号化装置7と同様4
フレーム周期になる。
【0044】この時の符号化装置全体での発生情報量
は、図10(b)になる。ただし、白部分,斜線部分は
それぞれ第1,第2の符号化装置7,13の1フレーム
当たりの発生情報量を示す。図17の場合と比較する
と、リフレッシュ動作1周期(第1の符号化装置)にわ
たる符号化装置全体での発生情報量の総和は変わらな
い。しかし、発生情報量の分布は時間的に見ると平滑化
し、フレームごとの発生情報量の差も小さくなってい
る。この結果、図1のバッファメモリ15の占有量の変
動は小さくなり、符号化レート制御器17による量子化
ステップ幅の制御が安定するため、再生動画像の画質改
善を図ることができる。
【0045】尚、前述の実施例では、いずれも2層の階
層符号化装置のリフレッシュ方式を説明したが、一般に
は複数の階層からなる階層符号化装置にも本発明のフレ
ッシュ方式を適用することができる。また、図11に示
すように、入力映像信号を帯域分割フィルタ200を用
いて任意のN個のサブバンド信号に分割し、それぞれの
サブバンド信号を符号化して多重する装置に、本発明の
リフレッシュ方式を適用することもできる。更に、図1
2に示すように、任意のN個の映像信号をそれぞれ符号
化して多重する装置に対しても同様に、本発明のリフレ
ッシュ方式を適用することができる。
【0046】
【発明の効果】リフレッシュ動作を行う複数の符号化装
置とこれら符号化装置の出力を多重する多重装置からな
る映像高能率符号化装置において、各符号化装置におけ
るフレッシュ動作タイミングの位相,周期又はフレーム
平面上の適用領域を変えることにより、符号化装置全体
の発生情報量の大きな変動を抑えることができる。これ
により、符号化レート制御を安定化でき再生動画像の画
質劣化を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の階層符号化装置の回路構成を示す図で
ある。
【図2】図1の第1と第2の符号化装置の回路構成を示
す図である。
【図3】図1の第1及び第2の符号化装置に使用される
リフレッシュ制御装置の回路構成を示す図である。
【図4】図1の第2の符号化装置に使用されるリフレッ
シュ制御装置の回路構成を示す図である。
【図5】図4のリフレッシュ制御装置で利用されるフレ
ーム構成を示す図である。
【図6】図4のリフレッシュ制御装置で利用される局部
領域を示す図である。
【図7】図4の比較器117の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】本発明の階層符号化装置で実施されるリフレッ
シュ方式の第1の例の動作説明図である。
【図9】本発明の階層符号化装置で実施されるリフレッ
シュ方式の第2の例の動作説明図である。
【図10】本発明の階層符号化装置で実施されるリフレ
ッシュ方式の第3の例の動作説明図である。
【図11】本発明の応用例であるサブバンド符号化装置
の回路構成を示す図である。
【図12】本発明の応用例である多チャンネル符号化装
置の回路構成を示す図である。
【図13】従来の階層符号化装置の回路構成を示す図で
ある。
【図14】図13の第1と第2の符号化装置の回路構成
を示す図である。
【図15】図13の第1と第2の符号化装置に使用され
るリフレッシュ制御装置の回路構成を示す図である。
【図16】図15の比較器107の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図17】従来の階層符号化装置で実施されるリフレッ
シュ動作を説明する図である。
【図18】符号化レート制御を説明する図である。
【符号の説明】
3…ダウン・サンプリング器、5…減算器、7…第1の
符号化装置、9…マルチプレクサ、11…アップ・サン
プリング器、13…第2の符号化装置、15…バッファ
メモリ、17…符号化ルート制御器、21,25…リフ
レッシュ同期信号、23,27…リフレッシュ位相信
号、31…入力バッファメモリ、33…減算器、35…
動きベクトル検出装置、37…動き補償予測器、39…
離散コサイン変換(DCT)器、41…量子化器、43
…可変長符号化器、45…逆量子化器、47…逆DCT
器、49…加算器、51…フレーム・メモリ、53,5
5…スイッチ、52…リフレッシュ制御装置。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号を複数に分割した信号成分
    のそれぞれに対し、一定期間内に強制的にフレーム内直
    接符号化を周期的に行いながら動き補償予測符号化をし
    た後、これらを多重化する映像高能率符号化方式におい
    て、 前記の各動き補償予測符号化に対し、異なる位相で前記
    フレーム内直接符号化を強制的に行わせることを特徴と
    する映像高能率符号化方式。
  2. 【請求項2】 複数の入力映像信号のそれぞれに対し、
    一定期間内に強制的にフレーム内直接符号化を周期的に
    行いながら動き補償予測符号化をした後、これらを多重
    化する映像高能率符号方式において、 前記の各動き補償予測符号化に対し、異なる位相で前記
    フレーム内直接符号化を強制的に行わせることを特徴と
    する映像高能率符号化方式。
  3. 【請求項3】 フレーム内直接符号化処理と動き補償予
    測符号化処理との切り換えを周期的に行う複数の動き補
    償予測符号化手段と、これら動き補償予測符号化手段か
    らの符号信号を多重化する多重化手段とを具備した映像
    高能率符号化装置において、 前記の各動き補償予測符号化手段は、異なる位相で前記
    フレーム内直接符号化処理への切り換えを指定する位相
    指定手段を具備したことを特徴とする映像高能率符号化
    装置。
  4. 【請求項4】 入力映像信号を複数に分割した信号成分
    のそれぞれに対し、一定期間内に強制的にフレーム内直
    接符号化を周期的に行いながら動き補償予測符号化をし
    た後、これらを多重化する映像高能率符号化方式におい
    て、 前記の各動き補償予測符号化に対し、異なる周期で前記
    フレーム内直接符号化を強制的に行わせることを特徴と
    する映像高能率符号化方式。
  5. 【請求項5】 複数の入力映像信号のそれぞれに対し、
    一定期間内に強制的にフレーム内直接符号化を周期的に
    行いながら動き補償予測符号化をした後、これらを多重
    化する映像高能率符号化方式において、 前記の各動き補償予測符号化に対し、異なる周期で前記
    フレーム内直接符号化を強制的に行わせることを特徴と
    する映像高能率符号化方式。
  6. 【請求項6】 フレーム内直接符号化処理と動き補償予
    測符号化処理との切り換えを周期的に行う複数の動き補
    償予測符号化手段と、これら動き補償予測符号化手段か
    らの符号化信号を多重化する多重化手段とを具備した映
    像高能率符号化装置において、 前記の各動き補償予測符号化手段は、異なる周期で前記
    フレーム内直接符号化処理への切り換えを指定する周期
    指定手段を具備したことを特徴とする映像高能率符号化
    装置。
  7. 【請求項7】 入力映像信号を複数に分割した信号成分
    のそれぞれに対し、一定期間内に強制的にフレーム内直
    接符号化を行いながら動き補償予測符号化をした後に、
    これらを多重化する映像高能率符号化方式において、 少なくとも1つの前記動き補償予測符号化において、フ
    レーム平面上の異なる動作領域で前記フレーム内直接符
    号化を強制的に行わせることを特徴とする映像高能率符
    号化方式。
  8. 【請求項8】 複数の入力映像信号のそれぞれに対し、
    一定期間内に強制的にフレーム内直接符号化を行いなが
    ら動き補償予測化をした後、これらを多重化する映像高
    能率符号化方式において、 少なくとも1つの前記動き補償予測符号化において、フ
    レーム平面上の異なる動作領域で前記フレーム内直接符
    号化を強制的に行わせることを特徴とする映像高能率符
    号化方式。
  9. 【請求項9】 フレーム内直接符号化処理と動き補償予
    測符号化処理との切り換えを行う複数の動き補償予測符
    号化手段と、これら動き補償予測符号化手段からの符号
    化を多重化する多重化手段を具備した映像高能率符号化
    装置において、 少なくとも1つの前記動き補償予測符号化手段は、フレ
    ーム平面上の異なる領域で前記フレーム内直接符号化へ
    の切り換えを指定する領域指定手段を具備したことを特
    徴とする映像高能率符号化装置。
  10. 【請求項10】 前述の入力映像信号を複数に分割した
    各々の前記信号成分は、入力映像信号を複数の階層の空
    間周波数成分に分割した各々の信号成分であることを特
    徴とする請求項1又は4又は7記載の映像高能率符号化
    方式。
  11. 【請求項11】 前述の入力映像信号を複数に分割した
    各々の前記信号成分は、入力映像信号を複数の階層の時
    間周波数成分に分割した各々の信号成分であることを特
    徴とする請求項1又は4又は7記載の映像高能率符号化
    方式。
  12. 【請求項12】 前記各々の動き補償予測符号化手段の
    入力は、入力映像信号を複数の階層の空間周波数成分に
    分割した各々の信号成分であることを特徴とする請求項
    3又は6又は9記載の映像高能率符号化装置。
  13. 【請求項13】 前記各々の動き補償予測符号化手段の
    入力は、入力映像信号を複数の階層の時間周波数成分に
    分割した各々の信号成分であることを特徴とする請求項
    3又は6又は9記載の映像高能率符号化装置。
JP33137193A 1993-12-27 1993-12-27 映像高能率符号化方式及び映像高能率符号化装置 Pending JPH07193820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33137193A JPH07193820A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 映像高能率符号化方式及び映像高能率符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33137193A JPH07193820A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 映像高能率符号化方式及び映像高能率符号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07193820A true JPH07193820A (ja) 1995-07-28

Family

ID=18242941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33137193A Pending JPH07193820A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 映像高能率符号化方式及び映像高能率符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07193820A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7502417B2 (en) 2002-10-18 2009-03-10 Fujitsu Limited Data transmission device and method
JP2016213698A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 日本放送協会 映像符号化装置及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7502417B2 (en) 2002-10-18 2009-03-10 Fujitsu Limited Data transmission device and method
JP2016213698A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 日本放送協会 映像符号化装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5592302A (en) Coding method for coding pixel blocks and apparatus therefor
US20030095603A1 (en) Reduced-complexity video decoding using larger pixel-grid motion compensation
EP0920214B1 (en) Apparatus and method of coding/decoding moving picture
JP3560217B2 (ja) データ符号化装置、データ符号化方法及びデータ伝送方法
US6956899B2 (en) Precise bit control apparatus with look-ahead for MPEG encoding
JPH04227186A (ja) フレーム間符号化出力データ量制御方式及び画像符号化出力データ量制御方法
KR20010070539A (ko) 영상 압축 시스템의 연산의 단계적 성능저하를 위한 방법
JPH11262018A (ja) 動き補償符号化装置、動き補償符号化方法、及び動き補償符号記録媒体
JP2000059790A (ja) 動画像符号列変換装置及びその方法
US9071846B2 (en) Moving picture encoding method and apparatus for performing a multi-frame motion prediction with reference to a plurality of picture frames
JPH06125543A (ja) 符号化装置
US6480544B1 (en) Encoding apparatus and encoding method
JP3948266B2 (ja) 動画像符号化装置、符号化方法、復号化装置、復号化方法及び動画像符号列伝送方法
JPH07193820A (ja) 映像高能率符号化方式及び映像高能率符号化装置
JP2002058032A (ja) 画像符号化装置および方法、画像復号装置および方法、ならびに画像処理装置
JP2900927B2 (ja) 符号化方法及び符号化装置
JPH07107464A (ja) 画像符号化装置および復号化装置
JPH07111653A (ja) 符号化装置
JPH10290461A (ja) レート制御装置及びレート制御方法
JPH07264583A (ja) 画像符号化方法
JPH02222388A (ja) 動画像符号化方法
JPH06311505A (ja) 動画像符号化装置及び復号化装置
JPH09275564A (ja) 高精細動画像符号化装置
JPH07327229A (ja) 多重符号化装置
JP2002064822A (ja) 統計多重システム、統計多重制御装置および統計多重方法