JPH07111653A - 符号化装置 - Google Patents
符号化装置Info
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- JPH07111653A JPH07111653A JP25590193A JP25590193A JPH07111653A JP H07111653 A JPH07111653 A JP H07111653A JP 25590193 A JP25590193 A JP 25590193A JP 25590193 A JP25590193 A JP 25590193A JP H07111653 A JPH07111653 A JP H07111653A
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Abstract
化を行なう符号化装置であって、符号化で発生するデー
タ量を削減でき、更にデータの劣化を防止した符号化装
置を提供する。 【構成】 フレーム内又はフィールド内符号化を行なう
第1のモードと、フレーム間又はフィールド間符号化を
行なう第2の符号化モードとを有する符号化装置におい
て、所定単位毎に符号化データ発生量を制御するバッフ
ァ制御回路130と、前記所定単位をエリア分割するリ
フレッシュ制御回路107と、リフレッシュ制御回路1
07により分割されたエリア毎に前記第1の符号化モー
ドと前記第2の符号化モードとを切換えるスイッチ10
5、118とを有する。
Description
に符号化の際に動きベクトルによる動き補償を用いた動
き補償予測符号化装置に関するものである。
合、伝送データ量を削減するために各種の符号化方式が
提案されている。
フレーム内符号化とフレーム間符号化とを切り換えて符
号化する方式がある。
るさと色が類似する同画像の特性を利用して情報量低減
する方式である。
同程度の明るさと色がほぼ続いているため、フレーム内
圧縮のみを用いても1/5〜1/10程度の圧縮が可能
である。
て、補正分の情報のみで画像を得る方式である。
多少の動きや変形はあるが類似している。この点を利用
して、まず圧縮符号化しようとするフレームと近接する
フレーム間との類似性(動き、色、明るさ等)を計算す
る。その計算に基づいて「予測値」、つまり「近接フレ
ーム」から「符号化しようとするフレーム」に更に類似
したフレームの値を算出する。
「予測値」との差分情報のみを符号化(記録・伝送)す
る。このため、データ量(補正分)が低減する。
に移動した場合、一つ前のフレームで、移動の補正情報
も含めて人物がいる画素が予測値で、右に移動した全体
の画素から予測値を引いたものが差分となる。
間処理により圧縮する場合、伝送路上で誤りが発生する
と、その誤りが伝播することが知られている。したがっ
て、フレーム間処理を所定数行うと自動的にフレーム内
処理(リフレッシュ動作)を行うものとなっていった。
ーム当りのデータ量は、フレーム内処理の場合16K〜
25Kバイト、フレーム間処理の場合7〜10Kバイト
程度である。
間処理よりも発生するデータ量が多いことが知られてい
る。
場合、その直前の量子化ステップ(フレーム間符号化に
使われた量子化ステップ)を使って量子化すると急にデ
ータ発生量が増えてしまい、伝送レート上の問題とな
る。
化ステップを変えて、符号化を行うと今度は画質劣化を
引き起こしてしまうという問題が生じる。
を適応的に切り換えて符号化を行う符号化装置(少なく
とも予測符号化モードを有する)に発生するものであ
る。
の符号化装置における上述の問題を解消し、信号劣化を
防止した符号化装置を提供することを目的とする。
の一つの発明として、フレーム内又はフィールド内符号
化を行なう第1のモードと、フレーム間又はフィールド
間符号化を行なう第2の符号化モードとを有する符号化
装置において、所定単位毎に符号化データ発生量を制御
する制御手段と、前記所定単位をエリア分割する分割手
段と、前記分割手段により分割されたエリア毎に前記第
1の符号化モードと前記第2の符号化モードとを切り換
える切換手段とを有することを特徴とするものである。
なる為に、情報量の急激な変化がなく、リフレッシュに
よる急激な画質劣化、フリッカーをなくすことができ、
総合的な画質を大幅に向上させる。
を説明する。
ブロック図である。
れる入力端子、102は入力されたアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換回路、103は画素順序
を入れかえてブロックに分割するブロック分割回路、1
04は現フレーム信号と予測信号の差分演算を行う予測
誤差算出回路、105は前記ブロック分割器103から
の入力と予測誤差算出回路104からの入力とを切り換
えるスイッチ回路である。
を比較し、符号化信号を選択する判定回路である。
フレッシュ制御回路107にはフレーム信号と後述する
W,Sの設定値が入力されている。リフレッシュ制御回
路107の動作は後述詳しく説明する。
リフレッシュ制御回路107からのリフレッシュ制御信
号を入力とするOR回路、109はスイッチ回路105
により選択された信号を直交変換する直交変換回路、1
10は直交変換係数を量子化する量子化回路、111は
量子化回路110により量子化された係数を可変長符号
化する可変長符号化回路、112は発生するデータ量と
伝送されるデータ量を制御するためのバッファメモリ、
113は伝送フォーマットを作成する為の伝送I/F回
路、114は伝送信号出力端子である。
う逆量子化回路、116は直交変換回路109の逆変換
を行う逆直交変換回路、117は現フレームの画像を再
生するための加算回路、118はスイッチ回路105に
連動してOR回路108の出力によりa,b端を選択す
るスイッチ回路である。
する画像メモリ回路、120は現フレームと前フレーム
の信号を比較して動きベクトルを算出する動きベクトル
検出回路、121は前フレームの再生画像信号に対して
動きベクトル検出回路120の信号に応じて動き補償を
行う動き補償回路である。130はフッファメモリ11
2の蓄積データ量を一定に保つためのバッファ制御回路
である。
置の動作について説明する。
信号はA/D変換回路102でデジタル信号に変換さ
れ、更にブロック分割器103で水平方向a画素、垂直
方向bラインのブロック、例えばa=b=8に分割され
る。
ーム内/フレーム間符号化切換スイッチ回路105a
端、フレーム内/フレーム間符号化判定回路106に入
力される。
の動き予測値と現フレームの信号が入力され、その差分
値を算出してスイッチ回路105b端と判定回路106
に入力される。
号と予測誤差信号とで比較を行い符号化効率の良い方
(フレーム間/フレーム内符号化)を判定出力とする。
チ回路105,118を制御し、現フレームが符号化効
率がよければa端を、予測誤差信号の方がよければb端
を適応的に選択する。
御回路107からのリフレッシュのために定期的に強制
フレーム内とする制御信号が入力される。
した場合に、その誤りの伝播を止めることを目的として
いる。
詳細は後述する。
は直交変換回路109に入力される。
換効率を持ち、ハードウェア化で実現性のある離散コサ
イン変換(DCT)を適用する。
数が出力され、量子化回路110に入力される。
換係数を画像の視覚特性等を考慮した特性により量子化
する。量子化回路110の出力信号は可変長符号回路1
11と逆量子化回路115にそれぞれ入力される。
ータが画像の特性からデータ発生分布が効率よく符号化
されるようにデータの並び変えを行ない、更にその分布
の特性が符号化効率に最適となるような可変長符号化を
行なう。
バッファメモリ112に入力されるバッファメモリのデ
ータ量はバッファ制御回路130により所定の処理単位
で一定となる様に制御される(後で詳細に述べる)。仮
にバッファ量が増大したとすると、バッファ制御回路1
30から量子化回路110、逆量子化回路116は、デ
ータ発生をおさえる量子化テーブルを選択する制御信号
が送られる。逆にバッファ量が減少した時は、データ発
生量が増大する量子化テーブルを選択する制御信号が送
られる。前記処理動作により、バッファメモリ112の
蓄積データ量は一定に保たれる。また、バッファメモリ
112からの出力データ量を単位時間で等しくなるよう
に動作する。バッファメモリ112からの出力は伝送I
/F回路に入力される。
同期して、バッファメモリ112の画像データを伝送フ
ォーマットに従って出力端子114に出力する。このと
き伝送フォーマットに含まれる動きベクトル情報,伝送
同期信号及び誤り訂正符号等も同時に多重伝送される。
号は、量子化回路110と逆の特性により量子化回路1
10の入力信号と同じ信号が逆量子化回路115から出
力され、逆直交変換回路116に入力される。同様に直
交変換回路109の逆変換回路である逆直交変換回路1
16により、直交変換回路109の入力信号と同じ信号
が出力される。
号と、スイッチ118からの出力信号とが入力される。
は、フレーム内処理でありスイッチ回路105も同様に
a端が選択され、現フレームの信号が差分を取ることな
く符号化、逆符号化され加算回路117に入力される。
「0」であるため、加算回路117の出力はブロック分
割回路103の出力信号と等しくなる。
き補償回路121の出力、つまり予測値との差分がスイ
ッチ回路105から出力され、加算回路117に入力さ
れる。
同じ信号なので加算回路117で加算されることで出力
は同様にブロック分割回路103の出力と等しくなる。
し、約1フレーム分の遅れをもって出力される。
モリ119の出力、つまり現フレームの画像データが入
力され、画像メモリ119に記憶されている前フレーム
の画像信号と比較して、符号化ブロックの動きを動きベ
クトルとして算出して動き補償回路121に出力する。
号を動きベクトル検出回路120からのベクトル情報に
より動き補償を行ない予測値として出力する。
動作について詳細に説明する。
信号とバッファ制御の関係について説明する。
いて示している。まずバッファ制御回路130は図2
(a)の(ア)に対応するエリアのデータ発生量を検出
し、制御目標値に対しての誤差演算を行い、量子化回路
110、逆量子化回路116に制御信号を送りデータの
発生量を制御する。この動作は図2(a)の(イ)、
(ウ)についても順次行われる。図2(a)中の
(ア)、(イ)、(ウ)のそれぞれのエリア内ではそれ
ぞれ同一の制御値により制御されるわけでこの(ア)、
(イ)、(ウ)の単位がバッファ制御の処理単位になる
わけである。
応答性が速くなり、バッファ制御の応答は向上するが、
反面、画面上の小さなエリアごとに発生データ量が均一
化されてしまい、本来細かい画像でデータ量の大きい部
分は大幅に圧縮され画質劣化が大きく、逆に単純な画像
は充分なデータ量が割り当てられ、劣化の少ない画像と
なる。これは視覚的に劣化が目立ち、画像の品質を大幅
に低下させてしまう。
タの画質は良くなるが、バッファ制御が困難になり、バ
ッファー量を大きく必要とする事になる。従って処理単
位はある条件の大きさを保つ必要がある。一般的には、
DCT処理単位の整数倍に設定される。
フレッシュ制御回路107には上述の処理単位を示す信
号(図3(b))が伝送される。
ァ制御処理単位毎に一定量のリフレッシュ制御信号が出
力される様に動作する(図3(c))。
例を示している。
フレッシュエリアが設定されるため、リフレッシュによ
る強制Intra処理によるデータ発生の急激な変化は
なくなり、安定したバッファ制御を行う事ができ、急激
な画質劣化を避ける事ができる。また、リフレッシュエ
リアは図2(b)に示すようにフレーム単位で所定単位
毎に移動させている。つまり、図3(c)のリフレッシ
ュ制御信号の発生期間は、フレーム単位で所定単位毎に
移動させ、nフレームで一巡するものである。
について説明したが、フィールド間動き補償符号化につ
いても同様である。又、図3(c)には、リフレッシュ
制御信号の発生時期は各バッファ制御単位毎(図3
(a)の(ア)、(イ)、(ウ))に同じであるが、相
違していてもよいことは、自明である。
ので、Intra処理を行っていることは明らかであ
る。
置によれば、常に一定量がリフレッシュとなるために情
報量の急激な変化がなくリフレッシュによる急激な画質
劣化、フリッカーを無くすことができ総合的な画質を大
幅に向上させる効果がある。
図である。
リフレッシュ動作を説明するための図である。
の発生期間を説明するための図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 フレーム内又はフィールド内符号化を行
なう第1のモードと、フレーム間又はフィールド間符号
化を行なう第2の符号化モードとを有する符号化装置に
おいて、 所定単位毎に符号化データ発生量を制御する制御手段
と、 前記所定単位をエリア分割する分割手段と、 前記分割手段により分割されたエリア毎に前記第1の符
号化モードと前記第2の符号化モードとを切換える切換
手段とを有することを特徴とする符号化装置。 - 【請求項2】 前記分割手段は前記第1の符号化モード
を行なうエリアをフレームもしくはフィールド毎に移動
させることを特徴とする請求項1の符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25590193A JP3581382B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 符号化装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111653A true JPH07111653A (ja) | 1995-04-25 |
JP3581382B2 JP3581382B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010064136A (ko) * | 1999-12-24 | 2001-07-09 | 오길록 | 시공간 영역 특성을 이용한 인터/인트라 모드 판정 방법및 장치 |
JP2003092745A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Mega Chips Corp | 画像配信方法、画像記録方法、およびそれらのプログラム |
JP2003092760A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Mega Chips Corp | 画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラム |
JP2008258952A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Ibex Technology Co Ltd | 符号化装置、符号化プログラムおよび符号化方法 |
JP2010239266A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Fujitsu Ltd | 動画符号化装置,及び、動画伝送システム |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP25590193A patent/JP3581382B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4599609B2 (ja) * | 2001-09-18 | 2010-12-15 | 株式会社メガチップス | 画像圧縮符号化方法、画像配信方法、およびそれらのプログラム |
JP2008258952A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Ibex Technology Co Ltd | 符号化装置、符号化プログラムおよび符号化方法 |
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