JP2900927B2 - 符号化方法及び符号化装置 - Google Patents

符号化方法及び符号化装置

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JP2900927B2 JP29917497A JP29917497A JP2900927B2 JP 2900927 B2 JP2900927 B2 JP 2900927B2 JP 29917497 A JP29917497 A JP 29917497A JP 29917497 A JP29917497 A JP 29917497A JP 2900927 B2 JP2900927 B2 JP 2900927B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/005Statistical coding, e.g. Huffman, run length coding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号化方法及び符号
化装置に係り、特にカラー静止画像やカラー動画像など
の画像データを符号化して記録媒体に記録する符号化方
法及び符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例としてMPEG1動画符号化規
格を用いて説明する。MPEGは1988年、ISO/
IEC JTC1/SC2(国際標準化機構/国際電気
標準化会合同技術委員会1/専門部会2、現在のSC2
9)に設立された動画像符号化標準を検討する組織の名
称(Moving Pictures Experts Group)の略称である。
MPEG1(MPEGフェーズ1)は1.5Mbps程
度の蓄積メディアを対象とした標準で、静止画符号化を
目的としたJPEGと、ISDN(サービス統合ディジ
タル網)のテレビ会議やテレビ電話の低転送レート用の
動画像圧縮を目的としたH.261(CCITT SG
XV、現在のITU−T SG15で標準化)の基本的
な技術を受け継ぎ、蓄積メディア用に新しい技術を導入
したものである。これらは1993年8月、ISO/I
EC 11172として成立している。
【0003】MPEG1は幾つかの技術を組み合わせて
作成されている。図3は従来の符号化装置の一例のブロ
ック図を示す。同図において、入力された画像データ
は、減算器10で動き補償予測器11からの動き補償予
測化した画像データと減算され、時間冗長分が削減され
た差分画像データとされる。この動き補償予測の予測の
方向は、過去、未来、両方からの3モード存在する。ま
た、これらは16画素×16画素のマクロブロックMB
毎に切り換えて使用できる。
【0004】予測方向は、入力画像に与えられたピクチ
ャタイプによって決定される。過去からの予測と、予測
をしないでそのMBを独立で符号化する2モード存在す
るのがPピクチャである。また、未来仮の予測、過去か
らの予測、両方からの予測、独立で符号化する4モード
存在するのがBピクチャである。そして、すべてのMB
が独立で符号化するのがIピクチャである。動き補償
は、動き領域をMB毎にパターンマッチングを行ってハ
ーフペル精度で動きベクトルを検出し、動き文だけシフ
トしてから予測する。動きベクトルは水平方向と垂直方
向が存在し、何処からの予測かを示すMC(Motion Com
pensation)モードと共にMBの付加情報として伝送さ
れる。
【0005】図3の減算器10から出力された差分画像
データは、DCT器12において直交変換が行われる。
DCT(Discrete Cosine Transform)とは、余弦関数
を積分核とした積分変換を有限空間へ離散変換する直交
変換である。MPEGではMBを4分割し、8×8のD
CTブロックに対して、2次元DCTを行う。
【0006】一般に、ビデオ信号は低域成分が多く高域
成分が少ないため、DCTを行うと係数が低域に集中す
る。DCTされた画像データ(DCT係数)は、量子化
器13で量子化が行われる。量子化は量子化マトリック
スという8×8の2次元周波数を視覚特性で重み付けし
た値と、その全体をスカラー倍する量子化スケールとい
う値で乗算した値を量子化値として、DCT係数をその
量子化値で除算する。デコーダで逆量子化するときは量
子化値で乗算することにより、元のDCT係数に近似し
ている値を得ることになる。
【0007】量子化された画像データは逆量子化器14
にて逆量子化され、逆DCT器15にて逆DCTされ、
更に、画像メモリ16に一時蓄えられた後、動き補償予
測器11において、差分画像を計算するためのリファレ
ンスの復号化画像として使用される。
【0008】一方、量子化器13より取り出された量子
化された画像データは、VLC器17で可変長符号化さ
れる。量子化された値のうち直流(DC)成分は予測符
号化のひとつであるDPCM(Differencial Pulse Cod
e Modulation)を使用する。また、交流(AC)成分は
低域から高域にジグザグスキャンを行い、ゼロのラン長
および有効係数値を1つの事象とし、出現確率の高いも
のから符号長の短い符号を割り当てていくハフマン符号
化が行われる。
【0009】可変長符号化されたデータは一時バッファ
19に蓄えられ、所定の転送レートで符号化データとし
て出力される。また、その出力されるデータのマクロブ
ロック毎の発生符号量は、符号量制御器18に送信さ
れ、目標符号量に対する発生符号量との差分を量子化器
13にフィードバックして符号量制御される。フィード
バックは量子化スケールに反映され、具体的な符号量制
御の方法は以下の通りである。
【0010】MPEGは可変長符号化を行っているため
に、出力のビットストリームも単位時間当りの発生符号
量は可変である。しかし、多くのアプリケーションでは
固定レート(CBR:Constant Bit Rate)で送信しな
ければならない。そこで、MPEGではこのビットスト
リームに対する拘束条件を規定するための仮想デコーダ
モデルとして、VBV(Video Buffering Verifier)と
称するエンコーダ出力に接続される仮想デコーダモデル
が考案された。
【0011】このモデルではエンコーダとVBVは完全
に同期して動作し、各ピクチャの復号化は瞬時にして行
われ、VBVバッファからは同様に瞬時にして記憶デー
タが取り去られるように規定されている。符号化ではこ
のバッファをアンダーフローやオーバーフローせずに制
御すればよい。
【0012】これについての詳細はISO−11172
−2,ISO−13818−2,H.262に記述され
ている。発生符号量を増加させるには、量子化スケール
を小さくし、符号量を減少させるには量子化スケールを
大きくする。この原理を用いて、例えばVBVバッファ
の占有率をもとに、量子化スケールをコントロールする
方法が考えられる。
【0013】しかし、量子化スケールを大きくすれば画
質は劣化する、しかも、Pピクチャは一つ前のIピクチ
ャもしくはPピクチャから、Bピクチャは時間的に両側
のIピクチャとPピクチャから予測されている関係上、
Iピクチャが劣化すると、連動して他のピクチャも劣化
する。従って、Iピクチャの画質は最も重要で符号も十
分に配分しなければならない。
【0014】一般に、I:P:Bの符号量割り当ては
6:3:2程度を基本とし、動きが少ないシーンになる
と8:2:1などになり、動きが大きくなると4:4:
3などにもなる。これらのピクチャに対する符号量配分
を考慮しながら全体のレートコントロールを実現する方
式例を示す。これはMPEG2の標準化でテストモデル
として使用されていたアルゴリズムである。
【0015】(a)ステップ1 ステップ1は各ピクチャへのビット配分を行うステップ
で、GOP(Group ofPictures)の各ピクチャに対する
割り当て符号量を、GOP内でまだ符号化していないピ
クチャに対してある重みをつけて配分する。すなわち、
各ピクチャを符号化する際に用いる平均量子化スケール
と発生符号量との積は、画面が変化しない限りピクチャ
タイプ毎に一定値となると仮定し、I、P及びBの各ピ
クチャタイプ毎に、次式によりパラメータXi、Xp及
びXbを更新する。
【0016】Xi=Si×Qi Xp=Sp×Qp
Xb=Sb×Qb ここで、Xi、Xp及びXbはIピクチャ、Pピクチャ
及びBピクチャのグローバル・コンプレキシティ・メジ
ャー(global complexity measure)と呼ばれるパラメ
ータで、一つ前の同ピクチャタイプの符号化結果(発生
符号量)Si、Sp及びSbと、一つ前の同ピクチャタ
イプの平均量子化スケールQi、Qp及びQbの積で定
義する。
【0017】また、理想的な画質は、Iピクチャの量子
化スケールを基準とした場合のPピクチャの量子化スケ
ールとの比率Kpが1.0で、かつ、Bピクチャの量子
化スケールとの比率Kbが1.4のとき達成されると仮
定する。以上の仮定により、GOP中のIピクチャ、P
ピクチャ、Bピクチャに対する割り当て符号量Ti、T
p、Tbは次式で示す値とする。
【0018】
【数1】 ここでNp,NbはGOP内のPピクチャやBピクチャ
の未符号化ピクチャ枚数である。
【0019】このようにして求めた割り当て符号量を基
にして、GOP内で符号化が進む毎に、GOP内の未符
号化ピクチャに対して割り当てられる符号量Rは次式に
基づいて更新される。
【0020】R=R−Si,p,b (b)ステップ2 ステップ2ではステップ1で割り当てられた各ピクチャ
の割り当て符号量(Ti,Tp,Tb)と実際の発生符
号量を一致させるため、MB毎に発生符号量を加算しつ
つ、目標符号量から途中での予測目標符号量との差を量
子化スケールにMB単位でフィードバックする。
【0021】dji=d0i+Bj-1−(Ti(j−
1)/MB_cnt) djp=d0p+Bj-1−(Tp(j−1)/MB_c
nt) djb=d0b+Bj-1−(Tb(j−1)/MB_c
nt) ここで、d0i,d0p,d0bは各仮想バッファの初
期占有量、Bj-1は各ピクチャの先頭からj−1番目の
MBまでの発生符号量、MB_cntは1ピクチャ内の
MB数である。
【0022】次に、j番目のMBに対する量子化スケー
ルQjを次式により求める。
【0023】Qj=dj×31/r r=2×bit_rate/picture_rate rはフィードバックの応答速度を決定するパラメータで
ある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来の符号化方式で
は、量子化スケールは上記のように1から31でコント
ロールされている。これはMPEGの規格において、量
子化スケールが5ビットと規定されているところから、
実際に選べる値が1から31の値の整数値であることに
起因する。
【0025】このため、従来では符号量の制御を非常に
細かくしなければならないようなアプリケーションで
は、この量子化スケールの粗さがそのまま符号量制御精
度につながり、制御能力を低下させる原因になってい
る。また、静止画符号化など、MPEGのイントラ画像
を1枚だけ使用したアプリケーションなどでは、符号量
制御精度と共に、微妙な画質のコントロール精度も低下
させる原因となっている。
【0026】本発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、符号量制御精度を向上し得る符号化方法及び符号化
装置を提供することを目的とする。
【0027】また、本発明の他の目的は、静止画符号化
など、MPEGのイントラ画像を1枚だけ使用したアプ
リケーションなどでも、符号量制御精度とともに、微妙
な画質のコントロール精度を向上し得る符号化方法及び
符号化装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の符号化方法及び符号化装置は、符号化の際
の発生符号量を受け、量子化スケールの所定の値を複数
に細分化した細量子化スケールを、発生符号量と目標符
号量との差分値に応じた値で出力し、その出力細量子化
スケールに対応させた量子化マトリックス及び量子化ス
ケールを量子化器に入力して、これら量子化マトリック
ス及び量子化スケールの積で量子化器の入力データを除
算させて量子化するようにしたものである。
【0029】この発明では、量子化スケールと量子化マ
トリックスの組合せを用いて使用される細量子化スケー
ルを用いることにより、量子化スケールの値の間を補う
実効量子化幅を得ることができる。
【0030】上記の細量子化スケールは、量子化スケー
ルの1の部分の量子化マトリックスを複数に細分化した
量子化スケールであることが、低域成分が多く高域成分
が少ない画像信号の細量子化スケールとして望ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明になる符号化方法及び符号
化装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図
3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。図1の実施の形態は、細量子化スケール変換器2
2を設けた点に特徴がある。
【0032】図1において、VLC器17により可変長
符号化されたデータは、バッファ19に一時蓄えられ、
所定の転送レートで符号化データとして出力される。ま
た、その出力されるデータのマクロブロック毎の発生符
号量は、符号量制御器21に供給され、ここで目標符号
量に対する発生符号量との差分値が求められ、更にその
差分値を基に後述の細量子化スケールが求められ、その
細量子化スケールが細量子化スケール変換器22に供給
されて、量子化マトリックスと量子化スケールに変換さ
れた後量子化器13にフィードバックされて符号量制御
する。上記の細量子化スケールは従来の量子化スケール
を細分化したものである。
【0033】図2は上記の細量子化スケールと量子化マ
トリックスと量子化スケールと実効量子化幅の関係の一
例を示す。ここでは量子化値の小さいほうを重点的に細
かく細分化している。細量子化スケールは量子化マトリ
ックスと量子化スケールの組み合わせにおいて実現され
ている。量子化マトリックスとはMPEGに用いられて
いる8画素×8画素の視覚特性で重み付けした値のマト
リックスで、DCT係数をこの量子化マトリックスと量
子化スケールの積で除算し、切り捨て若しくは四捨五入
することで量子化を行う。
【0034】MPEGで規定されている量子化は次式に
より実現される。
【0035】[u,v]=8×c[u,v]//(Qsca
le×matrix[u,v]) ここでu,vは量子化マトリックス内の水平方向、垂直
方向のアドレスを示しており、それぞれ0〜7の値をと
る。また、[u,v]は量子化された後の画像データ、
c[u,v]は量子化される前の画像データ、Qsca
leは1から31までのMPEGで規定された値、ma
trix[u,v]は8行8列のMPEGで規定された
量子化マトリックスを示す。
【0036】この実施の形態では量子化マトリックスは
11種類を用いている。これら11種類の量子化マトリ
ックスを表1、表2及び表3に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】 具体的な量子化マトリックスと量子化スケールの組み合
わせと、従来の量子化スケール1の値を1.0とした場
合の、本実施の形態の相対的な実効量子化値を図2に示
す。これを用いて細量子化スケールを用いた符号量制御
のアルゴリズム例を以下に示す。ステップ1は従来と共
通であるので、その説明は省略し、ステップ2のアルゴ
リズムについて、以下説明する。
【0040】ステップ2ではステップ1で割り当てられ
た各ピクチャの割り当て符号量(Ti,Tp,Tb)と
実際の発生符号量を一致させるため、MB毎に発生符号
量を加算しつつ、目標符号量から途中での予測目標符号
量との差を量子化スケールにMB単位でフィードバック
する。
【0041】dji=d0i+Bj-1−(Ti(j−
1)/MB_cnt) djp=d0p+Bj-1−(Tp(j−1)/MB_c
nt) djb=d0b+Bj-1−(Tb(j−1)/MB_c
nt) ここで、d0i,d0p,d0bは各仮想バッファの初
期占有量、Bj-1は各ピクチャの先頭からj−1番目の
MBまでの発生符号量、MB_cntは1ピクチャ内の
MB数である。
【0042】次に、j番目のMBに対する細量子化スケ
ールQjを次式により求める。
【0043】Qj=dj×42/r r=2×bit_rate/picture_rate rはフィードバックの応答速度を決定するパラメータで
ある。
【0044】このようにして符号量制御器21により得
られた細量子化スケールQjは、細量子化スケール変換
器22に送られる。細量子化スケール変換器22は、図
2と表1、表2及び表3に示した“細量子化スケール”
と“量子化マトリックス、量子化スケール”の対応を付
けて量子化器13に“量子化マトリックス、量子化スケ
ール”を供給する。なお、図2中、量子化マトリックス
の数値は、表1〜表3に示した11種類の量子化マトリ
ックスのうち何番目の種類の量子化マトリックスである
かを示す番号である。
【0045】量子化器13はDCT器12からのDCT
係数を、この量子化マトリックスと量子化スケールの積
で除算し、切り捨てる、若しくは四捨五入することで量
子化を行う。また量子化マトリックスはVLC器17の
出力のデータと共に図示せぬ多重化装置で、ピクチャヘ
ッダなどと共に多重化されて符号化データとして出力さ
れる。
【0046】この実施の形態によれば、図2に示したよ
うに、量子化スケール1の部分の量子化マトリックス
を、従来1ステップしか存在しなかったのに対して11
ステップに分け、0.125、1.25、2.5などの
整数値以外の実効量子化幅を使用して符号化を可能とし
ている。結果として、従来1〜31のステップしか存在
しない量子化スケールが図2に示すように42ステップ
に拡張されている。
【0047】これらはMPEG規格内で行うことができ
る。例えばMPEG1では、量子化マトリックスは各G
OP毎に変更することが可能である。従って、MPEG
1における動画の場合、本実施の形態を用いて符号量制
御精度を変更する場合には、Iピクチャを使い、シンタ
ックス的にGOP構成をとり、シーケンスヘッダを送信
することで、量子化マトリックスを変更できる。
【0048】また、MPEG2においては毎ピクチャ毎
に変更可能である。従って、MPEG2における動画の
場合、MPEG2で規定されているマトリクス変更を示
すコード(QUANT MATRIX EXTENSION)を毎ピクチャ毎に
送信することで、量子化マトリックスを変更できる。
【0049】なお、上記の実施の形態では、量子化スケ
ールの1の部分の量子化マトリックスを11種類の量子
化マトリックスに分けているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく複数種類であればよく、また複数種類
の量子化マトリックスに分ける量子化スケールの部分
は、1以外の2〜31の任意の量子化スケールでもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
量子化スケールと量子化マトリックスの組合せを用いて
使用される細量子化スケールを用いて、量子化スケール
の値の間を補う実効量子化幅を得て符号量制御を行うよ
うにしたので、MPEGのように量子化スケールが5ビ
ットと規定されていても、実際に選べる値は1から31
の値の整数値の間を選択したと等価な量子化が可能とな
り、符号量制御精度を向上できる。
【0051】また、本発明によれば、静止画符号化な
ど、MPEGのイントラ画像を1枚だけ使用したアプリ
ケーションなどでも、符号量制御精度とともに、微妙な
画質のコントロール精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態の細量子化スケールと量
子化マトリックス、量子化スケール及び実効量子化幅と
の関係を示す図である。
【図3】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
12 DCT器 13 量子化器 17 VLC器 19 バッファ 21 符号量制御器 22 細量子化スケール変換器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを所定画素毎のブ
    ロックに分割してから直交変換した後、量子化スケール
    と量子化マトリックスの積に関連した実効量子化幅を用
    いて量子化器により量子化を行い、その量子化されたデ
    ータを可変長符号化すると共に、符号化の際の発生符号
    量と目標符号量との差分値に基づき生成した前記量子化
    スケールを前記量子化器にフィードバックして符号量制
    御を行う符号化方法において、 前記符号化の際の発生符号量を受け、前記量子化スケー
    ルの所定の値を複数に細分化した細量子化スケールを、
    発生符号量と目標符号量との差分値に応じた値で出力
    し、その出力細量子化スケールに対応させた前記量子化
    マトリックス及び前記量子化スケールを前記量子化器に
    入力して、これら量子化マトリックス及び量子化スケー
    ルの積で前記量子化器の入力データを除算させて量子化
    することを特徴とする符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記細量子化スケールは、前記量子化ス
    ケールの1の部分の量子化マトリックスを複数に細分化
    した量子化スケールであることを特徴とする請求項1記
    載の符号化方法。
  3. 【請求項3】 入力された画像データを所定画素毎のブ
    ロックに分割してから直交変換して直交変換係数を出力
    する直交変換係数出力手段と、 前記直交変換係数に対して外部信号に応じた実効量子化
    幅で量子化を行う量子化器と、 前記量子化器の出力データを可変長符号化して符号化デ
    ータを出力すると共に、符号化の際の発生符号量を出力
    する可変長符号化器と、 前記発生符号量を受け、前記量子化スケールの所定の値
    を複数に細分化した細量子化スケールを、発生符号量と
    目標符号量との差分値に応じた値で出力する符号量制御
    器と、 前記符号量制御器から出力された細量子化スケールを受
    け、その入力細量子化スケールに対応させた前記量子化
    マトリックス及び前記量子化スケールを前記量子化器に
    前記外部信号として入力して、これら量子化マトリック
    ス及び量子化スケールの積で前記量子化器の入力データ
    を除算させて量子化する細量子化スケール変換器とを有
    することを特徴とする符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記符号量制御器は、前記量子化スケー
    ルの1の部分の量子化マトリックスを複数に細分化した
    細量子化スケールを出力することを特徴とする請求項3
    記載の符号化装置。
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