JPH0719360Y2 - トイレルームの壁構造 - Google Patents

トイレルームの壁構造

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JPH0719360Y2
JPH0719360Y2 JP1988011067U JP1106788U JPH0719360Y2 JP H0719360 Y2 JPH0719360 Y2 JP H0719360Y2 JP 1988011067 U JP1988011067 U JP 1988011067U JP 1106788 U JP1106788 U JP 1106788U JP H0719360 Y2 JPH0719360 Y2 JP H0719360Y2
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onomatopoeia
toilet
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speaker
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JP1988011067U
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憲一郎 青山
邦保 松尾
智 仲戸川
深雪 滝崎
国男 西村
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は擬音発生装置を備えたトイレルームの壁構造に
関する。
(従来の技術) 水洗式トイレに於ける排泄時に、その排泄時の音を消す
目的で水洗式トイレの水を流しながら用を足すことが一
般的に行なわれている。そこで水洗式トイレの放水時の
音と同様な音を発生させ、これにより水洗式トイレの放
水の回数を減らすことが出来る擬音発生装置をトイレル
ーム内に設けたものが知られている。このような擬音発
生装置は、従来はトイレルームの壁面の上方に該壁面か
ら室内側に突出して設けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) 一般に、特に女性がトイレ使用時に洗浄水を流す目的
は、洗浄音で排泄音を打ち消すことと、洗浄音を一
定時間発生させることによって、いつ排泄したかわから
ないようにすることにある。洗浄音を擬音で代用した場
合に、目的を達成するためにはどんな種類の擬音でも
よい。
しかし、目的を達成するためには、洗浄音と類似する
擬音を発生させることが、最も効果的である。何故な
ら、第三者が洗浄音と類似する擬音を聞いた場合に、擬
音と洗浄音との区別がつかないので、この擬音または洗
浄音が排泄前、排泄中,排泄後のどの時点の音であるか
わかり難く、このため、洗浄音を擬音で代用することに
トイレ利用者の抵抗感が少ないからである。
また、トイレの洗浄は一般に便器に着座状態で、または
蓋を閉めた状態で行うことが多く、このため、洗浄音は
こもった音になる。このため、擬音もこれに類似させる
必要がある。
擬音発生装置は、これらの点を踏まえて擬音効果を高め
る必要がある。
そこで本考案の目的は、高い擬音効果を有するトイレル
ームの壁構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、中空断面で内部に、水
洗の洗浄音と同様の擬音を発生する擬音発生装置を収納
し大便器の側方に且つ床面の近傍に配置される巾木と、
この巾木の上部に設けられる間仕切壁とからなることを
特徴とする。
また、前記擬音発生装置のスピーカーの前面をトイレス
ペース内に臨ませ、且つ巾木に取付けられるカバーで保
護した。
(作用) 擬音発生装置は水洗の洗浄音と同様の擬音(直接音)を
発生する。この直接音の一部は床面で反射されて反射音
となる。直接音と反射音との合成音は、こもった洗浄音
に類似し易く、大便器の排泄音を効果的に打ち消す。
また、第三者が、こもった洗浄音に類似する合成音を聞
いた場合に、合成音と洗浄音との区別がつかないので、
この合成音が排泄前,排泄中,排泄後のどの時点の音で
あるかわかり難く、擬音効果が高まる。
(実施例) 以下に本考案の好適実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係るトイレルームの要部を示す斜視図
である。図中1は建物躯体の壁に沿って壁パネルを建付
けてなる側壁を示し、この側壁の前面には配管ユニット
2が配設され、更に配管ユニット2の前面には大便器3
が取付けられる。そして大便器3の両側方には壁パネル
を建付けてなる間仕切壁4(右側のみ図示し、左側は省
略)を設けるとともに、該間仕切壁間に不図示の開閉ド
アを設けてパーソナルなトイレスペースSを画成する。
前記配管ユニット2は、内部に配管系22を取り付け収納
する枠体21と、該枠体21の上面を覆うカウンター27と、
前記枠体21の前面を覆う前板28とを備え、この前板28に
大便器3を取付ける。また前記配管系22は、大便器3に
フラッシュバルブ31を介して洗浄水を供給する中水管25
と、糞尿等の汚水を排出する汚水管26と、該汚水管26に
大気圧を供給して負圧の発生を防止する通気管23と、ト
イレスペースS内の臭気を吸引排出する強制排臭管24と
を備えてなる。
一方前記間仕切壁4は床面8との間に巾木5を介して取
付けられ、この巾木5内には擬音発生装置6が組み込ま
れる。
第2図は巾木の要部拡大図、第3図は第1図中III-III
線拡大断面図である。図中5は巾木を示し、この巾木5
は断面矩形状の中空に形成され、上面51には間仕切壁4
の凹部41に係合する凸部52…を複数個有する。そして巾
木5の中に組み込まれる擬音発生装置6は装置本体60と
スピーカー62とからなり、スピーカー62はトイレスペー
スS内に臨み、水洗の洗浄音と同じような擬似音をスピ
ーカー62により発生させるものである。
尚、図中61は装置本体60とスピーカー62とを連結する結
線、63はスピーカー62の前面を保護するカバーである。
カバー63は、第3図に示すように巾木5に取付けられて
いる。
次に、上記構成からなるトイレルームの壁構造の作用を
説明する。
巾木5は、大便器3の側方に且つ床面8の近傍に配置さ
れている。そして、擬音発生装置6はこの巾木5に収納
されている。
擬音発生装置6のスピーカー62は、水洗の洗浄音と同様
の擬音を発生する。スピーカー62から発生された擬音
(直接音)は、これの一部が床面8で反射されて反射音
となる。この反射音は、主として直接音の中低音(中低
域周波数)の反射効率が高められるので、この中低音が
特に強調される。このため、直接音と反射音との合成音
は、こもった洗浄音に類似し易い。
トイレの洗浄は一般に便器に着座状態で、または蓋を閉
めた状態で行うことが多く、このため、洗浄音はこもっ
た音になる。このため、こもった洗浄音に類似した合成
音は、トイレ利用者にとって望ましい音である。
大便器3近傍には合成音が到達することになり、この合
成音が大便器3の排泄音を極めて効果的に打ち消し、擬
音効果を高める。
また、擬音発生装置6は巾木5内に組み込まれているの
で、トイレスペースS内に突出しない。このため、擬音
発生装置6が狭いトイレスペースS内で邪魔にならず、
掃除等も容易である。
巾木5は上面に複数の凸部52…を突設し、間仕切壁4は
これらの凸部52…に係合する複数の凹部41…を有してい
る。このため、中空構造の巾木5と間仕切壁4とは、凹
凸の係合により接続が容易である。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く本考案の構成によれば、中
空断面の巾木の内部に擬音発生装置を収納し、この巾木
を大便器の側方に且つ床面の近傍に配置したことによ
り、擬音発生装置から発生された擬音(洗浄音と類似す
る直接音)と、この直接音が床面で反射された反射音と
の合成音が、こもった洗浄音に類似するので、この合成
音が大便器の排泄音を効果的に打ち消すことができる。
しかも、第三者がこもった洗浄音に類似する合成音を聞
いた場合に、合成音と洗浄音との区別がつかなくなるの
で、この合成音が排泄前,排泄中,排泄後のどの時点の
音であるかわかり難く、このため、洗浄音を合成音で代
用することにトイレ利用者の抵抗感が少なく擬音効果が
高い。
また、擬音発生装置が巾木内にコンパクトに収納され、
トイレスペース内に突出しないので、擬音発生装置が狭
いトイレスペース内で邪魔にならず、掃除等も容易であ
り、また、トイレスペースの省スペース化及び美観の向
上を図れる。
また、擬音発生装置のスピーカーの前面をトイレスペー
ス内に臨ませ、且つ巾木に取付けられるカバーで保護す
ることにより、スピーカー全体がカバーで覆われるの
で、スピーカーの破損や盗難を防止し、トイレスペース
の美観の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトイレルームの要部を示す斜視
図、第2図は巾木の要部拡大図、第3図は第1図中III-
III線断面図である。 尚図中、3は大便器、4は間仕切壁、5は巾木、6は擬
音発生装置、8は床面、41は凹部、51は上面、52は凸
部、60は装置本体、62はスピーカー、63はカバー、Sは
トイレスペースである。
フロントページの続き (72)考案者 仲戸川 智 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 滝崎 深雪 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内 (72)考案者 西村 国男 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−115999(JP,U) 実開 昭51−136607(JP,U) 実開 昭60−193195(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空断面で内部に、水洗の洗浄音と同様の
    擬音を発生する擬音発生装置を収納し大便器の側方に且
    つ床面の近傍に配置される巾木と、この巾木の上部に設
    けられる間仕切壁とからなるトイレルームの壁構造。
  2. 【請求項2】前記擬音発生装置はそのスピーカーの前面
    がトイレスペース内に臨み、且つ前記巾木に取付けられ
    るカバーで保護されたことを特徴とする請求項1記載の
    トイレルームの壁構造。
JP1988011067U 1988-01-29 1988-01-29 トイレルームの壁構造 Expired - Lifetime JPH0719360Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988011067U JPH0719360Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29 トイレルームの壁構造

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JP1988011067U JPH0719360Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29 トイレルームの壁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01114895U JPH01114895U (ja) 1989-08-02
JPH0719360Y2 true JPH0719360Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=31219291

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988011067U Expired - Lifetime JPH0719360Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29 トイレルームの壁構造

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JP (1) JPH0719360Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56115999U (ja) * 1980-02-04 1981-09-05

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JPH01114895U (ja) 1989-08-02

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