JP3444768B2 - システムトイレットルーム - Google Patents
システムトイレットルームInfo
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- JP3444768B2 JP3444768B2 JP31092897A JP31092897A JP3444768B2 JP 3444768 B2 JP3444768 B2 JP 3444768B2 JP 31092897 A JP31092897 A JP 31092897A JP 31092897 A JP31092897 A JP 31092897A JP 3444768 B2 JP3444768 B2 JP 3444768B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- building
- floor
- height
- toilet room
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
に設けられるシステムトイレットルームに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来、建屋の間取りに合わせて所定の区
画にトイレットルームを設備する場合には、建屋の施工
時に当該トイレットルームを構成すべく所定間隔に配置
されている間柱に石膏ボードなどからなる仕切用の壁板
材を配設して間仕切し、内部に便器ユニットを配備する
か、あるいは、建屋の間取りに対応させてパネル部材を
組合わせ奥行側に便器ユニットが配備されてなるシステ
ムトイレットルームが用いられている。この種のシステ
ムトイレットルームにおいてはパネル部材を用いている
ことから施工が容易に行えるものとなっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たシステムトイレットルームにあっては、パネル部材の
厚みならびに前記間柱の逃げ寸法とを考慮して設計され
ているために、仕切用の壁板材による間仕切りで構成す
るトイレットルームよりも間口方向、奥行き方向におい
て最低でも25mm程度は内部空間が狭くなっているの
が現状であり、このような内部空間の構成であるため
に、側面パネル等が使用者に対して圧迫感を与えている
といった問題点を有していた。本発明は上記した課題を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、側面パネルに凹所を設けることにより、内部に
広がり感を与えるように構成したシステムトイレットル
ームを提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、建屋内に設置可能なように建屋の間
取りに対応させてパネル部材を組合わせ、奥行側に配備
される便器ユニットの便器本体を床面の略中央線上に配
置してなるシステムトイレットルームにおいて、便器ユ
ニットを挾んで間口間隔にて対面する両側面パネルの便
器本体と対応する箇所に、前記建屋の間柱間隔内に収ま
る幅寸法をもって外方に突出する凹曲面状の空間部を、
床面から天井板近傍、又は床面から1800〜2000
mmとして使用者の身長に対応する程度の高さまで一連
に対称形成してなるシステムトイレットルームを構成す
るものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
および図2を参照しながら詳細に説明する。1は本発明
のシステムトイレットルームを構成する側面パネルであ
って、1枚あるいは複数枚のパネル部材を間口間隔にて
対面させて奥行方向に延設し、便器ユニット10を配備
した正面パネル2および床パネル3とに連接されてい
る。そして、該側面パネル1,1の便器本体10aと対
応する箇所には外方に突出してなる空間部11が高さ方
向にわたって形成される。 【0006】この空間部11は、建屋の建築段階におい
て所定間隔に配設されている間柱P,P間に相当する幅
寸法W内に収まるように設定してあり、外方への突出面
部は適宜な曲率からなる凹曲面状に設け、高さ寸法Tは
床面から略天井にまで達する範囲内において適宜設定さ
れる。 【0007】空間部11の断面形状にあっては、略コ字
状や略く字状等で形成することも可能であるが、使用者
に与える印象や清掃時の容易性などを考慮すると角部分
の少ない凹曲面状に形成することが好ましい。 【0008】さらに、高さ寸法Tにおいては、図1のよ
うに床面から天井板近傍にまで一連に設けることにより
充分な解放感が得られ望ましいものであるが、たとえ
ば、床面から1800〜2000mmとして使用者の身
長に対応する程度の高さとしても良く、また、使用者が
便器本体に座った状態で頭部位置と対応する程度の高さ
に設定することも可能である。 【0009】前記空間部11が便器本体10aの両側に
位置し、間柱の逃げ寸法のために制限されていた間口幅
の寸法X2 よりも100mm〜300mm程度広くな
った余裕幅X1 が得られることにより、使用者に対し
て間口幅以上の解放感を与えることが可能となり、使用
中などに圧迫感を受けることがなくなる。 【0010】なお、前記空間部11を除く側面パネル
1,1の表面部には、適宜箇所に手洗いカウンター1
2、収納カウンター13、手摺バー14などといったも
のが配備され、出入口には適宜ドア部材15が配設され
る。 【0011】また、図示は省略してあるが、空間部11
の間口側縁辺等に手掛け手段などを配設すると、便器本
体に座った状態から立ち上がる際の補助となり、身障者
や老齢者などに適したものとなる。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
建屋内に設置可能なように建屋の間取りに対応させてパ
ネル部材を組合わせ、奥行側に配備される便器ユニット
の便器本体を床面の略中央線上に配置してなるシステム
トイレットルームにおいて、便器ユニットを挾んで間口
間隔にて対面する両側面パネルの便器本体と対応する箇
所に、前記建屋の間柱間隔内に収まる幅寸法をもって外
方に突出する凹曲面状の空間部を、床面から天井板近
傍、又は床面から1800〜2000mmとして使用者
の身長に対応する程度の高さまで一連に対称形成したこ
とにより、内部空間を広く構成することが可能となる。
したがって、トイレットルーム全体を拡張することな
く、便器本体の周囲に動作するに好適な空間が得られ、
使用者に対して解放感を与えることができるといった優
れた効果を奏するものとなる。
る。 【符号の説明】 1……側面パネル、11……空間部、2……正面パネ
ル、3……床パネル、10……便器ユニット、10a…
…便器本体、P……建屋の間柱
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建屋内に設置可能なように建屋の間取り
に対応させてパネル部材を組合わせ、奥行側に配備され
る便器ユニットの便器本体を床面の略中央線上に配置し
てなるシステムトイレットルームにおいて、便器ユニッ
トを挾んで間口間隔にて対面する両側面パネルの便器本
体と対応する箇所に、前記建屋の間柱間隔内に収まる幅
寸法をもって外方に突出する凹曲面状の空間部を、床面
から天井板近傍、又は床面から1800〜2000mm
として使用者の身長に対応する程度の高さまで一連に対
称形成したことを特徴とするシステムトイレットルー
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31092897A JP3444768B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | システムトイレットルーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31092897A JP3444768B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | システムトイレットルーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11141157A JPH11141157A (ja) | 1999-05-25 |
JP3444768B2 true JP3444768B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
ID=18011080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31092897A Expired - Lifetime JP3444768B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | システムトイレットルーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3444768B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP31092897A patent/JP3444768B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11141157A (ja) | 1999-05-25 |
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