JPH07192601A - ヒュージブルリンクブロック - Google Patents

ヒュージブルリンクブロック

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JPH07192601A
JPH07192601A JP5331590A JP33159093A JPH07192601A JP H07192601 A JPH07192601 A JP H07192601A JP 5331590 A JP5331590 A JP 5331590A JP 33159093 A JP33159093 A JP 33159093A JP H07192601 A JPH07192601 A JP H07192601A
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terminal
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Susumu Nakatsugawa
進 中津川
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Fuses (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子固定部への共締め作業性が向上すると共
に、端子固定部のカバーの締め忘れを検知することが出
来て、カバーで端子固定部を確実に閉鎖することが出来
るヒュージブルリンクブロックを提供する。 【構成】 本発明に係るヒュージブルリンクブロック4
5は、ブロック本体47にスライド自在に組み付けられ
て端子固定部53を開閉可能なアウターカバー55と、
このアウターカバー55が端子固定部53を閉鎖する位
置にアウターカバー55を保持する保持手段(ロックア
ーム57とストッパ壁69aとからなる)70とを有す
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリーと電気機器
との間に接続されるヒューズを装着するためのヒュージ
ブルリンクブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】図6及図7は、従来のヒュージブルリン
クブロック1、3を示す。これらのヒュージブルリンク
ブロック1、3は、自動車において、バッテリーとオル
ターネータとの間や、バッテリーと他の電気機器との間
にヒューズを接続するためのものである。
【0003】図6に示すヒュージブルリンクブロック1
は、実開昭62−54465号公報に記載のものを示
す。このヒュージブルリンクブロック1は、ブロック本
体5と、このブロック本体5に組み付けられたブスバー
7とからなる。ブロック本体5には、ヒューズ9が装着
されるヒューズ装着部11と、内側に凹んだ端子固定部
13とが形成されている。端子固定部13には、図示し
ないナットとが内蔵されている。また、端子固定部13
には、ヒューズ装着部11に装着されたヒューズ9の雄
端子部が挿入され、電線Wの端末部の端子と共に、ボル
ト15により共締め固定されるようになっている。この
端子固定部13は、カバー17で開閉自在となってい
る。カバー17は、ヒンジ19を介してブロック本体5
に一体成形されている。また、ブロック本体5の側壁か
らは係止突起21が突設されており、カバー17の自由
端側には、係止爪23が設けられている。そして、係止
爪23を係止突起21に係合させることにより、端子固
定部13をカバー17が閉鎖した状態が保持される。
【0004】また、ブスバー7は、一端がブロック本体
5から突出しており、バッテリーポストに接続される接
続部7aが形成されている。ブスバー7の他端は端子固
定部13に配置されて前述したように、端子固定部13
に共締め固定される。
【0005】さらに、このヒュージブルリンクブロック
1には、ヒューズ装着部11の上部を覆うカバー25が
ブロック本体5に一体成形されている。
【0006】このような、ヒュージブルリンクボックス
1を組み立てるには、カバー17を開放した状態で、ヒ
ューズ9をヒューズ装着部411に装着し、雄端子部を
端子固定部13に挿入する。次に電線端末の端子を端子
固定部13に挿入した後に、ボルト15を挿通させて、
このボルト15をインパクトレンチ等の工具により締め
付けて、ブスバー7と、ヒューズ9の雄端子部と、電線
端末の端子とを共締め固定する。共締め作業が終了した
後は、カバー17で端子固定部13を閉鎖することによ
り、端子固定部13が保護されるようになっている。
【0007】図7に示すヒュージブルリンクブロック3
は、実開昭63−182048号公報に記載のものを示
す。このヒュージブルリンクブロック3も上記ヒュージ
ブルリンクブロック1と同様に、ブロック本体27と、
ブスバー29とからなり、ブロック本体27には、ヒュ
ーズ装着部31が形成されている。このヒュージブルリ
ンクブロック3のブスバー29は、一端にバッテリーポ
ストへの固定部33が形成され、他端に、端子固定部3
5に収容されて電線端末を接続する加締め部37が形成
されている。このヒュージブルリンクブロック3では、
ブスバー29の加締め部37に電線端末を加締め接続
し、ヒューズ39の端子がブスバー29の弾性挟持部4
1に接続されるようになっている。
【0008】また、端子固定部35は、上述のヒュージ
ブルリンクブロック1と同様に、ヒンジを介してブロッ
ク本体27に一体成形されたカバー43で開閉自在とな
っており、端子固定部35が保護されている。
【0009】このようなヒュージブルリンクブロック3
を組み立てるには、ブスバー29の加締め部37に電線
Wの端末を加締め接続した後に、ブスバー29をブロッ
ク本体27に組み付ける。次に、ヒューズ装着部31に
ヒューズ39を装着し、雄端子部39aを弾性挟持部4
1に装着する。そして、端子固定部35をカバー43で
閉鎖することにより、端子固定部35が保護されるよう
になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したヒ
ュージブルリンクボックス1では、端子固定部13を閉
鎖するカバー17をブロック本体5に一体に成形してい
るため、端子固定部13に電線端末の端子を共締め固定
する際に、ボルト締め付け時の力がヒンジを介してカバ
ー17に加わる。このため、カバー17に亀裂や割れが
発生し破損することがある。カバー17に亀裂や割れが
発生するとカバー17がブロック本体5から脱落して端
子固定部13を確実に保護することが出来ない場合もあ
る。
【0011】また、共締め作業の際には、予め端子固定
部13、35を閉鎖しているカバー17、43を開放
し、共締め作業をした後に再びカバーを閉鎖するので、
作業に手間がかかり、作業性が悪い。
【0012】さらに、共締め作業を行った後に、カバー
17、43を締め忘れたり、あるいは、完全に締めてい
ない場合、これを検知することが出来ず、締め忘れたま
まになるという問題がある。
【0013】そこで、本発明は、端子固定部への共締め
作業性が向上すると共に、端子固定部のカバーの締め忘
れを検知することが出来て、カバーで端子固定部を確実
に閉鎖することが出来るヒュージブルリンクブロックの
提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ヒューズが装着されるヒューズ
装着部と端子固定部とを有するブロック本体と、このブ
ロック本体に組み付けられて一端がバッテリーポストに
接続されると共に他端が端子固定部にヒューズの端子部
と電線端末の端子と共に共締め固定されるブスバーと、
ブロック本体に回動自在に支持されてブスバーの一端と
バッテリポストとの接続部を覆う接続部カバーとを備え
たヒュージブルリンクブロックにおいて、ブロック本体
にスライド自在に組み付けられて端子固定部を開閉可能
なアウターカバーと、このアウターカバーが端子固定部
を閉鎖する位置にアウターカバーを保持する保持手段と
を有することを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、保持手段が、アウターカバーに設けたスト
ッパ壁と、ブロック本体に設けられてストッパ壁と係合
するロックアームとからなることを特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明であって、ロックアームとストッパ壁との非係合時
に、ロックアームに当接して接続部カバーの回動を阻止
してアウターカバーによる端子固定部の非閉鎖状態を検
知する検知部を接続部カバーに設けたことを特徴として
いる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、アウターカバーを、端子固定部を開放した
位置に仮り止めする仮係止手段を有することを特徴とし
ている。
【0018】
【作用】請求項1の発明によれば、端子固定部を開放し
た状態で、ヒューズ装着部にヒューズを装着すると共
に、電線端末の端子を端子固定部にセットする。そし
て、ヒューズの端子部と、電線端末の端子と、ブスバー
の他端とをボルトにより共締め固定する。このとき、ブ
ロック本体にボルトを締め付け力が加わるが、この力が
アウターカバーに伝わることがない。すなわち、アウタ
ーカバーはブロック本体に対してスライド自在に組み付
けられているので、ボルト締付時の力がそのままブロッ
ク本体に加わることがなく、アウターカバーに亀裂が発
生したり、割れ等が発生することがない。
【0019】そして、共締め作業が終了した後にアウタ
カバーをスライドさせて、端子固定部を閉鎖すると共
に、保持手段によりアウターカバーを保持する。この状
態から、バッテリポストにブスバーの一端を接続し、接
続部カバーを回動させてバッテリポストとブスバーの一
端との接続部分を覆う。これにより、ヒュージブルリン
クボックスをバッテリーに接続することが出来る。
【0020】請求項2の発明によれば、ヒューズの端子
部と、電線端末の端子と、ブスバーの他端とをボルトに
より共締め固定した後に、アウターカバーをスライドさ
せて端子固定部を閉鎖すると、ストッパ壁とロックアー
ムとが係合することにより、アウターカバーが端子固定
部を閉鎖した位置に保持される。
【0021】請求項3の発明によれば、ヒューズの端子
部と、電線端末の端子と、ブスバーの他端とをボルトに
より共締め固定した後に、アウターカバーをスライドさ
せて端子固定部を閉鎖すると、ストッパ壁とロックアー
ムとが係合し、アウターカバーが端子固定部を閉鎖した
閉鎖位置に保持される。そして、バッテリーポストにブ
スバーの一端を接続した後に、接続部カバーを回動させ
てバッテリーポストとブスバーの一端との接続部分を覆
う。このとき、ストッパ壁とロックアームとが非係合の
場合、すなわち、アウターカバーにより端子固定部が閉
鎖されていない閉め忘れた場合や、ロックアームとスト
ッパ壁との係合が完全でない場合には、検知部がロック
アームと当接して接続部カバーの回動が阻止される。こ
れによって、アウターカバーにより端子固定部が確実に
閉鎖されていないことを検知することが出来る。
【0022】請求項4記載の発明によれば、予めアウタ
ーカバーを仮係止手段により端子固定部を開放した位置
に仮り止めしておき、共締め作業が終了した後に、アウ
ターカバーを閉鎖位置にスライドさせ、保持手段により
保持させる。これにより、端子固定部をアウターカバー
で容易に閉鎖することが出来る。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係るヒュージブルリンクブロ
ックの実施例について図面を用いて説明する。図1は、
ヒュージブルリンクブロック45の一部分を分解した斜
視図、図2は、ヒュージブルリンク45の分解斜視図で
ある。
【0024】図1及び図2に示すように、本実施例のヒ
ュージブルリンクブロック45は、ブロック本体47
と、ブスバー49と、接続部カバー51とを備えてい
る。さらに、本実施例のヒュージブルリンクブロック4
5は、ブロック本体47の端子固定部53を開閉可能な
アウタカバー55がブロック本体47にスライド自在に
設けられている。
【0025】ブロック本体47は、箱状で対向する両側
に端子固定部53、53(図1及び図2には、片側の端
子固定部のみ図示)がそれぞれ形成され、この端子固定
部53、53に直交する側壁47a、47bの一方に
は、可撓性のロックアーム57が形成され、他方には、
係止突起59(図3(a)参照)が突設されている。端
子固定部53は、外周から内側に凹んだ凹部61の底部
に矩形状の周り止め部を有するナット63が圧入されて
いる。ロックアーム57は、側壁47aから上方に向け
て突設されており、端部に係止凸部57aが突設され、
先端部57bがさらに上方に延出されている。このロッ
クアーム57は、アウターカバー55に形成された後述
するストッパ壁69aとで保持手段70を構成してい
る。
【0026】アウターカバー55は、矩形筒状で、対向
する側壁65a、65bの中間部が外側に突出してガイ
ド部67a、67bが形成されており、これらのガイド
部67a、67bの一方の開口側(図2において上部
側)の縁部は、内側に向けて突設されて、ストッパ壁6
9a、69b(図3(a)参照)がそれぞれ形成されて
いる。そして、一方のガイド部67aには、ブロック本
体47のロックアーム57が挿入され、他方のガイド部
67bには係止突起59が挿入される。
【0027】アウターカバー55がブロック本体47の
端子固定部53を開放した状態ではストッパ壁69bが
係止突起59に当接してブロック本体47からのアウタ
ーカバー55の抜けが防止されアウターカバー55がブ
ロック本体47に仮係止される。また、図3(c)に示
すように、ロックアーム57の係止凸部57aとストッ
パ壁69aとが係合するとすると、ブロック本体47の
端子固定部53の閉鎖状態が保持される。
【0028】また、ブロック本体47の上部には、ヒュ
ーズ装着開口73が形成されており、このヒューズ装着
開口73には、ヒューズ75が装着される。ヒューズ装
着開口73は、端子固定部53と連通されており、装着
されたヒューズ75の雄端子部77が端子固定部53内
に挿入されるようになっている。ヒューズ装着開口73
の一側には、接続部カバー51を回動自在に支持する支
持部79が形成され、他側には、開口縁部から突出した
ブスバー支持部81が形成されている。このブスバー支
持部81の両側には、ブスバー49が係止される図示し
ない係止爪が形成されている。
【0029】ブスバー49は、板材をL字状に屈曲して
形成されており、一側に端子固定部53に配置される端
子部83が形成され、他側にバッテリーターミナル85
との接続部87が形成されている。これらの端子部83
及び接続部87に貫通孔83a、87aがそれぞれ形成
されている。接続部87に接続されるバッテリーターミ
ナル85は、バッテリーポスト89が挿通されると共
に、電気的に接続されるポスト支持部91と、ボルト9
3が一体に組み付けられた連結部95とからなる。そし
て、ボルト93をブスバー49の貫通孔内に挿通し、ナ
ット97を締め付けることにより、ブスバー49にバッ
テリーターミナル85が連結される。このバッテリータ
ーミナル85のポスト支持部91と連結部95と、ポス
ト支持部91は、支持部79に回動自在に支持された接
続部カバー51により覆われる。
【0030】接続部カバー51は、支持部79に回動可
能に嵌合される支軸101が一端に形成されて、他端に
バッテリーポスト89を覆うポストカバー部103が形
成されている。また、支軸101とポストカバー部10
3との間にはヒューズ装着開口73を閉鎖する装着開口
カバー部105が一体に形成されている。さらに、接続
部カバー51の幅方向の一方の側壁には、検知部107
が設けられている。
【0031】検知部107は、図3(c)に示すよう
に、接続部カバー51の側壁との間でロックアーム57
の先端部57bが挿入される挿入空間109を形成する
壁部111で構成されている。この検知部107はロッ
クアーム57がアウターカバー55のストッパ69aと
係合していない状態、すなわち、アウタカバー55によ
り端子固定部53を閉鎖していない状態では、図4に示
すように、ブロック本体47の側面から離れており、接
続部カバー51を回動して閉鎖しようとしても、検知部
107の下端部がロックアーム57の先端部57aと当
接して閉鎖することが出来ない。また、アウターカバー
55とストッパ壁69aとが半係合の状態、すなわち、
ロックアーム57がブロック本体47の側壁側に押され
た状態でも、図5に示すように、接続部カバー51を閉
鎖しようとしても、接続部カバー51の下端部がロック
アーム57の先端部と当接してしまい、閉鎖することが
出来ない。従って、接続部カバー51を回動してバッテ
リーポスト89との接続部を閉鎖出来ないときは、スト
ッパ部69aとロックアーム57の非係合状態、すなわ
ちアウタカバー55によって端子固定部53を閉鎖して
いない閉め忘れ状態であることや、ロックアーム57と
ストッパ壁69aとが半係合状態であることが検知され
る。
【0032】次に、ヒュージブルリンクブロック45に
電線端末の端子を接続する手順について説明する。
【0033】まず、アウターカバー55を下方に移動さ
せて端子固定部53を開放した状態で、ヒューズ装着開
口73にヒューズ75を装着し、アウターカバー55の
下側から端子115を端子固定部53に挿入する。そし
て、ボルト117により、ブスバー49の端子部83
と、ヒューズ75の雄端子部77と、端子115とを共
締め固定する。次に、アウターカバー55を上方にスラ
イドさせる。アウターカバー55を上方にスライドさせ
ると、ストッパ壁69aがロックアーム57をブロック
本体47の側面側に押圧して撓ませる。さらにアウター
カバー55を上方にスライドさせると係止凸部57aを
ストッパ壁69aが乗り越えて、係止凸部57aとスト
ッパ壁69aとが係合する。これにより、アウターカバ
ー55が端子固定部53を閉鎖した閉鎖位置に保持され
る。
【0034】そして、ポスト支持部91をバッテリー1
13のバッテリーポスト89に固定した後に、接続部カ
バー51を回動させて、ヒューズ装着開口73に装着さ
れたヒューズ75、ポスト支持部91を覆う。このと
き、ロックアーム57の先端部57bは、図3(c)に
示すように、検知部107の挿入空間109内に挿入さ
れる。これにより、バッテリーポスト89にヒュージブ
ルリンクブロック45が取り付けられる。
【0035】この場合、アウターカバー55により端子
固定部53を閉鎖していない、閉め忘れの状態では、図
4に示すように、ロックアーム57の先端部57bが壁
部111の外側の下端部に当接するため接続部カバー5
1を回動させても、バッテリーポスト89との接続部を
完全に覆うことが出来ない。これにより、アウターカバ
ー55の閉め忘れを検知することが出来る。
【0036】また、アウターカバー55のストッパ壁6
9aとロックアーム57の係止凸部57aとが半係合の
場合には、図5に示すように、ロックアーム57が撓み
過ぎているため、検知部107の壁部111の内側の下
端部とロックアーム57の先端部57bとが当接するた
め接続部カバー51を回動させてもバッテリーポスト8
9との接続部を完全に覆うことが出来ない。これによ
り、アウターカバー55の半嵌合状態を検知することが
出来る。
【0037】従って、アウターカバー55の閉め忘れ
や、半係合状態を確実に検知することが出来、端子固定
部53を確実に閉鎖することが出来る。
【0038】本実施例によれば、端子固定部53を閉鎖
して、保護するアウターカバー55をブロック本体53
にスライド自在に組み付けたことにより、共締め作業に
際にブロック本体に加えられた力がアウターカバー55
に加わることがなく、アウターカバー55に亀裂や、割
れ等が発生することがない。
【0039】また、アウターカバー55をブロック本体
に対して仮係止された位置にしておけば、共締め作業が
終了した後に、アウターカバーをスライドさせるだけ
で、端子固定部53をアウターカバーで閉鎖することが
出来るので、作業に手間がかかることがなく、作業性が
向上する。
【0040】また、検知部107により、アウターカバ
ー55による端子固定部53の閉め忘れや、半係合状態
を確実に検知することが出来るので、端子固定部53を
アウターカバー55で確実に閉鎖し、保護することが出
来る。
【0041】なお、上記実施例では、アウターカバー5
5を端子固定部53の閉鎖位置で保持する保持手段とし
て、ストッパ壁69aとロックアーム57とで構成した
が、他の構成のものでも良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、端子固定部を閉鎖、保護するアウターカバーをブ
ロック本体に対してスライド自在に組み付けたことによ
り、共締め作業時にブロック本体に加わる力がアウター
カバーに加わることがなく、アウターカバーに亀裂や、
割れ等が発生することがない。よって、端子固定部をア
ウターカバーで確実に閉鎖、保護することが出来る。ま
た、共締め作業の終了後に、アウターカバーをスライド
させるだけで閉鎖することが出来るので、作業性が向上
する。
【0043】請求項2の発明によれば、共締め作業終了
後に、アウターカバーをスライドさせて端子固定部を閉
鎖すると、ストッパ壁とロックアームとが係合するの
で、取り付け作業性が向上すると共に、端子固定部を確
実にアウターカバーで閉鎖、保護することが出来る。
【0044】請求項3の発明によれば、接続部カバーを
回動して、バッテリポストとブスバーとの接続部を閉鎖
する際に、ストッパ壁とロックアームとが非係合の場合
には、検知部がロックアームに当接して接続部カバーの
回動が阻止されるので、端子固定部をアウターカバーが
閉鎖していないことを検知することが出来る。よって、
端子固定部の閉鎖し忘れを確実に防止することが出来、
端子固定部を確実に閉鎖、保護することが出来る。
【0045】請求項4の発明によれば、仮係止手段によ
り予め端子固定部を開放した位置にアウターカバーを仮
係止させておけば、共締め作業が終了した後に、アウタ
ーカバーをスライドさせるだけで、端子固定部を容易に
閉鎖することが出来、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒュージブルリンクブロックを示
す斜視図である。
【図2】本発明に係るヒュージブルリンクブロックを示
す分解斜視図である。
【図3】ブロック本体とアウターカバーとを示し、
(a)はブロック本体にアウターカバーを組み付ける前
の状態を示す断面図、(b)はブロック本体とアウター
カバーとを組み付けた状態を示す断面図、(c)は
(b)にC部を拡大した断面図である。
【図4】アウターカバーを閉め忘れたときのロックアー
ムと接続部カバーとの関係を示す断面図である。
【図5】アウターカバーがブロック本体に対して半嵌合
の状態を示す断面図である。
【図6】従来のヒュージブルリンクブロックを示す斜視
図である。
【図7】従来の他のヒュージブルリンクブロックを示す
斜視図である。
【符号の説明】 45 ヒュージブルリンク 47 ブロック本体 49 ブスバー 51 接続部カバー 53 端子固定部 55 アウターカバー 57 ロックアーム 57a 係止凸部 57b 先端部 69a ストッパ壁 89 バッテリーポスト 107 検知部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズが装着されるヒューズ装着部と
    端子固定部とを有するブロック本体と、このブロック本
    体に組み付けられて一端がバッテリポストに接続される
    と共に他端が前記端子固定部にヒューズの端子部と電線
    端末の端子と共に共締め固定されるブスバーと、前記ブ
    ロック本体に回動自在に支持されてブスバーの一端とバ
    ッテリーポストとの接続部を覆う接続部カバーとを備え
    たヒュージブルリンクブロックにおいて、前記ブロック
    本体にスライド自在に組み付けられて前記端子固定部を
    開閉可能なアウターカバーと、このアウターカバーが前
    記端子固定部を閉鎖する位置にアウターカバーを保持す
    る保持手段とを有することを特徴とするヒュージブルリ
    ンクブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記保持
    手段が、前記アウターカバーに設けたストッパ壁と、前
    記ブロック本体に設けられて前記ストッパ壁と係合する
    ロックアームとからなることを特徴とするヒュージブル
    リンクブロック。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、前記ロッ
    クアームと前記ストッパ壁との非係合時に、前記ロック
    アームに当接して前記接続部カバーの回動を阻止して前
    記アウターカバーによる端子固定部の非閉鎖状態を検知
    する検知部を前記接続部カバーに設けたことを特徴とす
    るヒュージブルリンクブロック。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明であって、前記アウ
    ターカバーを、端子固定部を開放した位置に仮り止めす
    る仮係止手段を有することを特徴とするヒュージブルリ
    ンクブロック。
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JP2009254072A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Yazaki Corp ねじ締め用端子の係止構造
JP2014207068A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 矢崎総業株式会社 バッテリカバー
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