JPH0719222A - Tナット - Google Patents

Tナット

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JPH0719222A
JPH0719222A JP5164797A JP16479793A JPH0719222A JP H0719222 A JPH0719222 A JP H0719222A JP 5164797 A JP5164797 A JP 5164797A JP 16479793 A JP16479793 A JP 16479793A JP H0719222 A JPH0719222 A JP H0719222A
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nut
fixed
shaft portion
caulked
hole
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Yutaka Nagayama
豊 永山
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Nagayama Electronic Industry Co Ltd
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Nagayama Electronic Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/04Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/04Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
    • F16B37/048Non-releasable devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining
    • Y10T29/49908Joining by deforming
    • Y10T29/49938Radially expanding part in cavity, aperture, or hollow body
    • Y10T29/49943Riveting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固着対象物に予め穴を設けることなく、Tナ
ット自身の打ち込みによって、固着対象物に穴を形成す
ることを問題なく行なえるTナットを提供する。 【構成】 中空の軸部2内において、かしめ予定部分4
と雌ねじ形成部分6とを区画するように栓部材8を嵌合
させる。Tナット1自身の打ち込みによって穴を形成し
たときに発生するパンチかすは、栓部材8によって雌ね
じ形成部分6にまで達することが防止され、栓部材8を
押し出すことにより、パンチかすも同時に排出すること
ができる。 【効果】 Tナットの打ち込みによって固着対象物に穴
が形成されるので、Tナットの固定作業を能率的に行な
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、Tナットに関するも
ので、特に、軸部にかしめ予定部分が設けられているT
ナットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味ある従来のTナッ
トが、たとえば、特開平4−341606号公報に記載
されている。このTナットは、一体の金属材料からなる
軸部およびこの軸部の第1の端部から外方へ張出すフラ
ンジ部を備える。軸部は、中空の筒状をなし、第1の端
部とは逆の第2の端部においてかしめが予定された部分
を有し、かつ、このかしめ予定部分を除く内周面上に
は、雌ねじが形成される。また、フランジ部の外周縁に
は、複数の爪が、軸部の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。また、軸部におけるかしめ予定部分
は、雌ねじ形成部分に比べて肉薄とされ、かしめが容易
なようにされる。
【0003】このようなTナットは、たとえば木材のよ
うな固着対象物に予め設けられた穴に軸部を挿入し、爪
を固着対象物に打ち込むとともに、固着対象物のフラン
ジ部が位置する面とは逆の面側において、かしめ予定部
分を広げるようにかしめることにより固着対象物に対し
て固定される。
【0004】上述した固着対象物に設けられる穴は、従
来、たとえば、ドリルによる方法、またはパンチングに
よって形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、Tナ
ットを固着対象物に固定するとき、Tナットの軸部を受
入れる穴を予め固着対象物に設けておくのが通常の方法
である。しかしながら、Tナットを固着対象物に固定す
る作業を、自動機によって行なおうとするとき、固着対
象物に予め設けられた穴とTナットとの位置合わせを適
正に行なわなければならず、位置合わせにおいて比較的
高い精度が要求される。なお、この位置合わせをラフに
行なえるようにするため、やや大きめの穴を設けておく
ことも考えられるが、この場合には、固着対象物への固
定後のTナットが固着対象物に対してがたつくという問
題に遭遇する。
【0006】また、Tナットを固着対象物に固定するた
めには、その前段階として、固着対象物に穴を設ける工
程が必要であるので、その分、工程数の増加を招く。
【0007】それゆえに、この発明の目的は、上述した
ような固着対象物に予め穴を設ける工程を省略できる、
Tナットを提供しようとすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、一体の金属
材料からなる、軸部およびこの軸部の第1の端部から外
方へ張出すフランジ部を備え、軸部は、中空の筒状をな
し、前記第1の端部とは逆の第2の端部においてかしめ
が予定された部分を有し、かつこのかしめ予定部分を除
く内周面上には雌ねじが形成され、フランジ部には、軸
部の第2の端部に向かって突出する爪が設けられた、T
ナットに向けられる。この発明によるTナットは、固着
対象物に固定されようとするとき、穴が設けられていな
い固着対象物に打込まれ、この打込み自身によって、固
着対象物に軸部を受入れる穴が形成される。
【0009】上述したようなTナットの打込みによる穴
の形成は、かつて実施されたことがないが、固着対象物
に対してパンチングを適用して穴を形成できることか
ら、Tナットの打込み自身によって穴を形成できること
は十分に保証できる。しかしながら、上述した打込み方
法を採用した場合、固着対象物の穴の部分に存在してい
た材料(パンチかす)が、軸部内の雌ねじ形成部分を埋
め、これを除去しない限り、このTナットへのボルトの
螺合に支障をきたすことになる。また、このようなパン
チかすが、雌ねじ形成部分の雌ねじの谷に入り込んだと
き、その除去が極めて困難となる。
【0010】上述した問題を解決するため、この発明で
は、軸部内において、かしめ予定部分と雌ねじ形成部分
とを区画するように栓部材が嵌合されたことを特徴とし
ている。
【0011】
【作用】この発明に係るTナットを、固着対象物に打込
んだときに生じるパンチかすは中空の軸部内に入り込む
が、栓部材によって、これが雌ねじ形成部分にまで達す
ることが防止される。
【0012】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、パンチ
かすに煩わされることなく、固着対象物にTナットを打
込むだけで、軸部を受入れる穴を固着対象物に形成する
ことができ、固着対象物へのTナットの固定作業を能率
的に進めることができる。なお、上述した打込みにおい
て、軸部内に入り込んだパンチかすは、栓部材の存在に
より、かしめ予定部分内に留められるので、フランジ側
から適当なプッシャピン等を挿入し、栓部材を押し出せ
ば、パンチングかすをこれと同時に排出することができ
る。
【0013】このようにTナット自身によって固着対象
物に穴を設けるようにすれば、穴とTナットとの位置合
わせの問題が全く生じないだけでなく、軸部とこれを受
入れる穴との間のクリアランスを実質的に0とすること
ができるので、Tナットの固定後におけるがたつきの問
題を最小限に抑えることができる。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるTナット
1を示す縦断面図である。図2は、図1に示したTナッ
ト1を下方から示した斜視図である。
【0015】Tナット1は、たとえば鉄系の金属板を板
金加工することにより一体に得られるもので、軸部2お
よびこの軸部2の第1の端部から外方へ張出すフランジ
部3を備える。
【0016】軸部2は、中空の筒状をなし、その第1の
端部とは逆の第2の端部においてかしめ予定部分4を有
し、かつかしめ予定部分4を除く内周面上には、雌ねじ
5が形成される。かしめ予定部分4は、好ましくは、雌
ねじ5が形成された雌ねじ形成部分6に比べて肉薄とさ
れる。これにより、雌ねじ5を形成する場合、ねじ切り
を軸部2の第1の端部側からでも第2の端部側からでも
行なうことができる。
【0017】フランジ部3には、フランジ部3の外周縁
の一部を外方から内方に向かって押潰すことにより成形
された複数の、たとえば2個の爪7が、180度の角度
間隔をもって、軸部2の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。
【0018】軸部2内には、かしめ予定部分4と雌ねじ
形成部分6とを区画するように栓部材8が嵌合される。
この栓部材8は、任意の材料から構成されることができ
る。栓部材8は、たとえば、樹脂、金属、木材等によっ
て構成されることができる。なお、栓部材8は、図示の
実施例では、かしめ予定部分4と雌ねじ形成部分6との
境界付近に配置された比較的薄いシート状のものであっ
たが、たとえば、軸部2のかしめ予定部分4内の空間を
ほぼ埋めるような形状のものであってもよい。
【0019】このようなTナット1は、、図3ないし図
6にそれぞれ示す工程を経て、たとえば木材からなる固
着対象物9に固定される。
【0020】まず、図3に示すように、固着対象物9の
上方に配置されたパンチ10により、Tナット1が保持
される。このとき、Tナット1は、かしめ予定部分4が
固着対象物9側に向くようにされる。他方、固着対象物
9の下面に接するように、ダイ11が配置される。ダイ
11は、Tナット1の軸部2に対応する位置にキャビテ
ィ12を形成している。
【0021】次に、図4に示すように、パンチ10が下
降され、Tナット1が固着対象物9に打込まれる。この
とき、軸部2は、固着対象物9内へと推進するとき、固
着対象物9に穴13を形成するとともに、この穴13の
形成の結果もたらされたパンチかす14を、かしめ予定
部分4内に受入れる。栓部材8の存在により、パンチか
す14が雌ねじ形成部分6にまで達することはない。ま
た、爪7が、固着対象物9の上面に食い込む状態とされ
る。図4では、フランジ部3も、固着対象物9に食い込
んだ状態とされているが、爪7のみが固着対象物9に食
い込んだ状態とされてもよい。これらの食い込みの度合
は、固着対象物9の材質またはパンチ10から及ぼされ
る力によって種々に変更され得る。
【0022】次に、図5に示すように、軸部2の、フラ
ンジ部3側から、プッシャピン15が挿入され、これに
よって、栓部材8が下方へ押し出される。これに伴っ
て、パンチかす14も、軸部2から排出される。
【0023】次に、かしめ予定部分4にかしめ加工が適
用され、図6に示すように固着対象物9の下面側におい
てかしめ部分4aが形成される。このようにして、Tナ
ット1の固着対象物9への固定が完了する。
【0024】上述した実施例において、軸部2の端部に
は、図1によく示されているように、アール面16が形
成されている。このようなアール面16またはテーパ
は、軸部2自身の食い込みによって固着対象物9に穴1
3を形成することをより容易にするものであるが、この
発明にとって本質的な特徴ではない。たとえば、軸部2
の端部において、軸部2の延びる方向と直交する方向に
延びる平面を与える端面が形成されていてもよい。
【0025】また、上述した実施例によるTナット1の
種々の箇所における形状または寸法等は、一例にすぎな
い。したがって、たとえば、フランジ部3の形状、爪7
の形状等については、任意に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるTナット1を示す縦
断面図である。
【図2】図1に示したTナット1の外観を下方から示す
斜視図である。
【図3】図1に示したTナット1を固着対象物9に打ち
込む前の状態を示す断面図である。
【図4】図3に示したTナット1を固着対象物9に打ち
込んだ後の状態を示す断面図である。
【図5】図4に示した栓部材8およびパンチかす14を
除去する工程を示す断面図である。
【図6】固着対象物9に打ち込まれたTナット1にかし
め加工を施した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 Tナット 2 軸部 3 フランジ部 4 かしめ予定部分 4a かしめ部分 5 雌ねじ 6 雌ねじ形成部分 7 爪 8 栓部材 9 固着対象物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 Tナット
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、Tナットに関するも
ので、特に、軸部にかしめ予定部分が設けられているT
ナットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味ある従来のTナッ
トが、たとえば、特開平4−341606号公報に記載
されている。このTナットは、一体の金属材料からなる
軸部およびこの軸部の第1の端部から外方へ張出すフラ
ンジ部を備える。軸部は、中空の筒状をなし、第1の端
部とは逆の第2の端部においてかしめが予定された部分
を有し、かつ、このかしめ予定部分を除く内周面上に
は、雌ねじが形成される。また、フランジ部の外周縁に
は、複数の爪が、軸部の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。また、軸部におけるかしめ予定部分
は、雌ねじ形成部分に比べて肉薄とされ、かしめが容易
なようにされる。
【0003】このようなTナットは、たとえば木材のよ
うな固着対象物に予め設けられた穴に軸部を挿入し、爪
を固着対象物に打ち込むとともに、固着対象物のフラン
ジ部が位置する面とは逆の面側において、かしめ予定部
分を広げるようにかしめることにより固着対象物に対し
て固定される。
【0004】上述した固着対象物に設けられる穴は、従
来、たとえば、ドリルによる方法、またはパンチングに
よって形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、Tナ
ットを固着対象物に固定するとき、Tナットの軸部を受
入れる穴を予め固着対象物に設けておくのが通常の方法
である。しかしながら、Tナットを固着対象物に固定す
る作業を、自動機によって行なおうとするとき、固着対
象物に予め設けられた穴とTナットとの位置合わせを適
正に行なわなければならず、位置合わせにおいて比較的
高い精度が要求される。なお、この位置合わせをラフに
行なえるようにするため、やや大きめの穴を設けておく
ことも考えられるが、この場合には、固着対象物への固
定後のTナットが固着対象物に対してがたつくという問
題に遭遇する。
【0006】また、Tナットを固着対象物に固定するた
めには、その前段階として、固着対象物に穴を設ける工
程が必要であるので、その分、工程数の増加を招く。
【0007】それゆえに、この発明の目的は、上述した
ような固着対象物に予め穴を設ける工程を省略できる、
Tナットを提供しようとすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、一体の金属
材料からなる、軸部およびこの軸部の第1の端部から外
方へ張出すフランジ部を備え、軸部は、中空の筒状をな
し、前記第1の端部とは逆の第2の端部においてかしめ
が予定された部分を有し、かつこのかしめ予定部分を除
く内周面上には雌ねじが形成され、フランジ部には、軸
部の第2の端部に向かって突出する爪が設けられた、T
ナットに向けられる。この発明によるTナットは、固着
対象物に固定されようとするとき、穴が設けられていな
い固着対象物に打込まれ、この打込み自身によって、固
着対象物に軸部を受入れる穴が形成される。
【0009】上述したようなTナットの打込みによる穴
の形成は、かつて実施されたことがないが、固着対象物
に対してパンチングを適用して穴を形成できることか
ら、Tナットの打込み自身によって穴を形成できること
は十分に保証できる。しかしながら、上述した打込み方
法を採用した場合、固着対象物の穴の部分に存在してい
た材料(パンチかす)が、軸部内の雌ねじ形成部分を埋
め、これを除去しない限り、このTナットへのボルトの
螺合に支障をきたすことになる。また、このようなパン
チかすが、雌ねじ形成部分の雌ねじの谷に入り込んだと
き、その除去が極めて困難となる。
【0010】上述した問題を解決するため、この発明で
は、軸部内において、かしめ予定部分と雌ねじ形成部分
とを区画するように栓部材が嵌合されたことを特徴とし
ている。
【0011】
【作用】この発明に係るTナットを、固着対象物に打込
んだときに生じるパンチかすは中空の軸部内に入り込む
が、栓部材によって、これが雌ねじ形成部分にまで達す
ることが防止される。
【0012】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、パンチ
かすに煩わされることなく、固着対象物にTナットを打
込むだけで、軸部を受入れる穴を固着対象物に形成する
ことができ、固着対象物へのTナットの固定作業を能率
的に進めることができる。なお、上述した打込みにおい
て、軸部内に入り込んだパンチかすは、栓部材の存在に
より、かしめ予定部分内に留められるので、フランジ側
から適当なプッシャピン等を挿入し、栓部材を押し出せ
ば、パンチングかすをこれと同時に排出することができ
る。
【0013】このようにTナット自身によって固着対象
物に穴を設けるようにすれば、穴とTナットとの位置合
わせの問題が全く生じないだけでなく、軸部とこれを受
入れる穴との間のクリアランスを実質的に0とすること
ができるので、Tナットの固定後におけるがたつきの問
題を最小限に抑えることができる。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるTナット
1を示す縦断面図である。図2は、図1に示したTナッ
ト1を下方から示した斜視図である。
【0015】Tナット1は、たとえば鉄系の金属板を板
金加工することにより一体に得られるもので、軸部2お
よびこの軸部2の第1の端部から外方へ張出すフランジ
部3を備える。
【0016】軸部2は、中空の筒状をなし、その第1の
端部とは逆の第2の端部においてかしめ予定部分4を有
し、かつかしめ予定部分4を除く内周面上には、雌ねじ
5が形成される。かしめ予定部分4は、好ましくは、雌
ねじ5が形成された雌ねじ形成部分6に比べて肉薄とさ
れる。これにより、雌ねじ5を形成する場合、ねじ切り
を軸部2の第1の端部側からでも第2の端部側からでも
行なうことができる。
【0017】フランジ部3には、フランジ部3の外周縁
の一部を外方から内方に向かって押潰すことにより成形
された複数の、たとえば2個の爪7が、180度の角度
間隔をもって、軸部2の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。
【0018】軸部2内には、かしめ予定部分4と雌ねじ
形成部分6とを区画するように栓部材8が嵌合される。
この栓部材8は、任意の材料から構成されることができ
る。栓部材8は、たとえば、樹脂、金属、木材等によっ
て構成されることができる。なお、栓部材8は、図示の
実施例では、かしめ予定部分4と雌ねじ形成部分6との
境界付近に配置された比較的薄いシート状のものであっ
たが、たとえば、軸部2のかしめ予定部分4内の空間を
ほぼ埋めるような形状のものであってもよい。
【0019】このようなTナット1は、、図3ないし図
6にそれぞれ示す工程を経て、たとえば木材からなる固
着対象物9に固定される。
【0020】まず、図3に示すように、固着対象物9の
上方に配置されたパンチ10により、Tナット1が保持
される。このとき、Tナット1は、かしめ予定部分4が
固着対象物9側に向くようにされる。他方、固着対象物
9の下面に接するように、ダイ11が配置される。ダイ
11は、Tナット1の軸部2に対応する位置にキャビテ
ィ12を形成している。
【0021】次に、図4に示すように、パンチ10が下
降され、Tナット1が固着対象物9に打込まれる。この
とき、軸部2は、固着対象物9内へと推進するとき、固
着対象物9に穴13を形成するとともに、この穴13の
形成の結果もたらされたパンチかす14を、かしめ予定
部分4内に受入れる。栓部材8の存在により、パンチか
す14が雌ねじ形成部分6にまで達することはない。ま
た、爪7が、固着対象物9の上面に食い込む状態とされ
る。図4では、フランジ部3も、固着対象物9に食い込
んだ状態とされているが、爪7のみが固着対象物9に食
い込んだ状態とされてもよい。これらの食い込みの度合
は、固着対象物9の材質またはパンチ10から及ぼされ
る力によって種々に変更され得る。
【0022】次に、図5に示すように、軸部2の、フラ
ンジ部3側から、プッシャピン15が挿入され、これに
よって、栓部材8が下方へ押し出される。これに伴っ
て、パンチかす14も、軸部2から排出される。
【0023】次に、かしめ予定部分4にかしめ加工が適
用され、図6に示すように固着対象物9の下面側におい
てかしめ部分4aが形成される。このようにして、Tナ
ット1の固着対象物9への固定が完了する。
【0024】上述した実施例において、軸部2の端部に
は、図1によく示されているように、アール面16が形
成されている。このようなアール面16またはテーパ
は、軸部2自身の食い込みによって固着対象物9に穴1
3を形成することをより容易にするものであるが、この
発明にとって本質的な特徴ではない。たとえば、軸部2
の端部において、軸部2の延びる方向と直交する方向に
延びる平面を与える端面が形成されていてもよい。
【0025】また、上述した実施例によるTナット1の
種々の箇所における形状または寸法等は、一例にすぎな
い。したがって、たとえば、フランジ部3の形状、爪7
の形状等については、任意に変更することができる。
【0026】上述したように、フランジ部3の形状、爪
7の形状等において変更されたいくつかの実施例につ
き、以下に図7ないし図19を参照しながら簡単に説明
する。なお、これら図7ないし図19において、図1お
よび図2に示した要素に相当する要素には、同様の参照
符号を付し、重複する説明は省略する。
【0027】図7および図8に示したTナット1aで
は、爪7が比較的広い幅をもって突出するように形成さ
れている。このTナット1aは、「ホッパーフィードT
ナット」という形式のものであり、Tナット1aを固着
対象物に固定するとき、図7において想像線で示す供給
トラック17に沿って円滑に移動させながら、これらT
ナット1aを自動的に供給することができる。また、T
ナット1aの雌ねじ形成部分6には、外方から強く押圧
することにより、凹部18が形成されている。これら凹
部18の形成の結果、雌ねじ5のねじ山の一部が不整化
される。このようにして得られた不整化部分19の存在
により、雌ねじ5に一旦螺合したボルト(図示せず)の
緩みを防止することができる。
【0028】図9に示したTナット1bでは、爪7は、
フランジ部3の径方向に対向する各位置に2個ずつ互い
に近接して設けられている。このTナット1bも、「ホ
ッパーフィードTナット」の形式の一種である。
【0029】図10および図11に示したTナット1c
では、2対の爪7がフランジ部3の径方向に対向して配
置されている。これら爪7の各々は、フランジ部3の外
周縁の一部を切り起こすことによって形成される。ま
た、爪7のそれぞれには、ギザギザの形状が与えられて
いる。このTナット1cも、「ホッパーフィードTナッ
ト」の形式の一種である。
【0030】図12に示したTナット1dは、図10お
よび図11に示したTナット1cと比較して、2対の爪
7を対向させる径方向とは直交する径方向に対向する各
位置に、第2の爪7aがさらに設けられている点で相違
している。これら第2の爪7aは、図1および図2に示
した爪7と実質的に同様の方法で形成されることができ
る。
【0031】図13に示したTナット1eは、図12に
示したTナット1dと比較して、爪7のそれぞれの基部
において張出し片20が設けられている点で相違してい
る。
【0032】図14に示したTナット1fは、図13に
示したTナット1eと比較して、互いに近接して位置す
る張出し片20aが、互いに他のものから遠ざかるよう
に折り曲げられている点で相違している。
【0033】図15に示したTナット1gは、図13に
示したTナット1eまたは図14に示したTナット1f
と比較して、互いに近接して位置する張出し片20b
が、互いに他のものに向かって延びるように折り曲げら
れている点で相違している。
【0034】図16に示したTナット1hは、前述した
図10および図11に示したTナット1cと比較して、
爪7にはギザギザの形状が与えられていない点で実質的
に相違している。
【0035】図17に示したTナット1iでは、フラン
ジ部3は、一部において円弧状に延びる辺を有する角形
形状を有している。
【0036】図18に示したTナット1jは、図17に
示したTナット1iと比較して、フランジ部3に与えら
れる角形形状に備える各辺がすべて円弧状に延びている
点で相違している。このフランジ部3は、爪7を起こす
前の段階では、実質的に円形を成している。
【0037】図19に示したTナット1kでは、4個の
爪7が、フランジ部3の外周縁において等間隔に分布し
ている。これらの爪7の各々は、フランジ部3の外周縁
の一部を切り起こすことにより形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるTナット1を示す縦
断面図である。
【図2】図1に示したTナット1の外観を下方から示す
斜視図である。
【図3】図1に示したTナット1を固着対象物9に打ち
込む前の状態を示す断面図である。
【図4】図3に示したTナット1を固着対象物9に打ち
込んだ後の状態を示す断面図である。
【図5】図4に示した栓部材8およびパンチかす14を
除去する工程を示す断面図である。
【図6】固着対象物9に打ち込まれたTナット1にかし
め加工を施した状態を示す断面図である。
【図7】この発明の他の実施例によるTナット1aの外
観を下方から示す斜視図である。
【図8】図7に示したTナット1aの縦断面図である。
【図9】この発明のさらに他の実施例によるTナット1
bの外観を下方から示す斜視図である。
【図10】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1cを示す縦断面図である。
【図11】図10に示したTナット1cの平面図であ
る。
【図12】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1dの外観を下方から示す斜視図である。
【図13】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1eの外観を下方から示す斜視図である。
【図14】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1fの外観を下方から示す斜視図である。
【図15】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1gの外観を下方から示す斜視図である。
【図16】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1hの外観を下方から示す斜視図である。
【図17】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1iを示す平面図である。
【図18】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1jを示す平面図である。
【図19】この発明のさらに他の実施例によるTナット
1kの外観を下方から示す斜視図である。
【符号の説明】 1,1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1
h,1i,1j,1kTナット 2 軸部 3 フランジ部 4 かしめ予定部分 4a かしめ部分 5 雌ねじ 6 雌ねじ形成部分 7 爪 8 栓部材 9 固着対象物 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】追加
【補正内容】
【図12】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】追加
【補正内容】
【図13】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】追加
【補正内容】
【図14】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】追加
【補正内容】
【図16】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】追加
【補正内容】
【図17】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】追加
【補正内容】
【図18】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】追加
【補正内容】
【図19】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一体の金属材料からなる、軸部および前
    記軸部の第1の端部から外方へ張出すフランジ部を備
    え、 前記軸部は、中空の筒状をなし、前記第1の端部とは逆
    の第2の端部においてかしめが予定された部分を有し、
    かつ前記かしめ予定部分を除く内周面上には雌ねじが形
    成され、 前記フランジ部には、前記軸部の第2の端部に向かって
    突出する爪が設けられた、Tナットにおいて、 前記軸部内には、前記かしめ予定部分と前記雌ねじ形成
    部分とを区画するように栓部材が嵌合されたことを特徴
    とする、Tナット。
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