JPH0719222A - Tナット - Google Patents
TナットInfo
- Publication number
- JPH0719222A JPH0719222A JP5164797A JP16479793A JPH0719222A JP H0719222 A JPH0719222 A JP H0719222A JP 5164797 A JP5164797 A JP 5164797A JP 16479793 A JP16479793 A JP 16479793A JP H0719222 A JPH0719222 A JP H0719222A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- fixed
- shaft portion
- caulked
- hole
- Prior art date
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- Granted
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/04—Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/04—Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
- F16B37/048—Non-releasable devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/49908—Joining by deforming
- Y10T29/49938—Radially expanding part in cavity, aperture, or hollow body
- Y10T29/49943—Riveting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
ット自身の打ち込みによって、固着対象物に穴を形成す
ることを問題なく行なえるTナットを提供する。 【構成】 中空の軸部2内において、かしめ予定部分4
と雌ねじ形成部分6とを区画するように栓部材8を嵌合
させる。Tナット1自身の打ち込みによって穴を形成し
たときに発生するパンチかすは、栓部材8によって雌ね
じ形成部分6にまで達することが防止され、栓部材8を
押し出すことにより、パンチかすも同時に排出すること
ができる。 【効果】 Tナットの打ち込みによって固着対象物に穴
が形成されるので、Tナットの固定作業を能率的に行な
うことができる。
Description
ので、特に、軸部にかしめ予定部分が設けられているT
ナットに関するものである。
トが、たとえば、特開平4−341606号公報に記載
されている。このTナットは、一体の金属材料からなる
軸部およびこの軸部の第1の端部から外方へ張出すフラ
ンジ部を備える。軸部は、中空の筒状をなし、第1の端
部とは逆の第2の端部においてかしめが予定された部分
を有し、かつ、このかしめ予定部分を除く内周面上に
は、雌ねじが形成される。また、フランジ部の外周縁に
は、複数の爪が、軸部の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。また、軸部におけるかしめ予定部分
は、雌ねじ形成部分に比べて肉薄とされ、かしめが容易
なようにされる。
うな固着対象物に予め設けられた穴に軸部を挿入し、爪
を固着対象物に打ち込むとともに、固着対象物のフラン
ジ部が位置する面とは逆の面側において、かしめ予定部
分を広げるようにかしめることにより固着対象物に対し
て固定される。
来、たとえば、ドリルによる方法、またはパンチングに
よって形成されている。
ットを固着対象物に固定するとき、Tナットの軸部を受
入れる穴を予め固着対象物に設けておくのが通常の方法
である。しかしながら、Tナットを固着対象物に固定す
る作業を、自動機によって行なおうとするとき、固着対
象物に予め設けられた穴とTナットとの位置合わせを適
正に行なわなければならず、位置合わせにおいて比較的
高い精度が要求される。なお、この位置合わせをラフに
行なえるようにするため、やや大きめの穴を設けておく
ことも考えられるが、この場合には、固着対象物への固
定後のTナットが固着対象物に対してがたつくという問
題に遭遇する。
めには、その前段階として、固着対象物に穴を設ける工
程が必要であるので、その分、工程数の増加を招く。
ような固着対象物に予め穴を設ける工程を省略できる、
Tナットを提供しようとすることである。
材料からなる、軸部およびこの軸部の第1の端部から外
方へ張出すフランジ部を備え、軸部は、中空の筒状をな
し、前記第1の端部とは逆の第2の端部においてかしめ
が予定された部分を有し、かつこのかしめ予定部分を除
く内周面上には雌ねじが形成され、フランジ部には、軸
部の第2の端部に向かって突出する爪が設けられた、T
ナットに向けられる。この発明によるTナットは、固着
対象物に固定されようとするとき、穴が設けられていな
い固着対象物に打込まれ、この打込み自身によって、固
着対象物に軸部を受入れる穴が形成される。
の形成は、かつて実施されたことがないが、固着対象物
に対してパンチングを適用して穴を形成できることか
ら、Tナットの打込み自身によって穴を形成できること
は十分に保証できる。しかしながら、上述した打込み方
法を採用した場合、固着対象物の穴の部分に存在してい
た材料(パンチかす)が、軸部内の雌ねじ形成部分を埋
め、これを除去しない限り、このTナットへのボルトの
螺合に支障をきたすことになる。また、このようなパン
チかすが、雌ねじ形成部分の雌ねじの谷に入り込んだと
き、その除去が極めて困難となる。
は、軸部内において、かしめ予定部分と雌ねじ形成部分
とを区画するように栓部材が嵌合されたことを特徴とし
ている。
んだときに生じるパンチかすは中空の軸部内に入り込む
が、栓部材によって、これが雌ねじ形成部分にまで達す
ることが防止される。
かすに煩わされることなく、固着対象物にTナットを打
込むだけで、軸部を受入れる穴を固着対象物に形成する
ことができ、固着対象物へのTナットの固定作業を能率
的に進めることができる。なお、上述した打込みにおい
て、軸部内に入り込んだパンチかすは、栓部材の存在に
より、かしめ予定部分内に留められるので、フランジ側
から適当なプッシャピン等を挿入し、栓部材を押し出せ
ば、パンチングかすをこれと同時に排出することができ
る。
物に穴を設けるようにすれば、穴とTナットとの位置合
わせの問題が全く生じないだけでなく、軸部とこれを受
入れる穴との間のクリアランスを実質的に0とすること
ができるので、Tナットの固定後におけるがたつきの問
題を最小限に抑えることができる。
1を示す縦断面図である。図2は、図1に示したTナッ
ト1を下方から示した斜視図である。
金加工することにより一体に得られるもので、軸部2お
よびこの軸部2の第1の端部から外方へ張出すフランジ
部3を備える。
端部とは逆の第2の端部においてかしめ予定部分4を有
し、かつかしめ予定部分4を除く内周面上には、雌ねじ
5が形成される。かしめ予定部分4は、好ましくは、雌
ねじ5が形成された雌ねじ形成部分6に比べて肉薄とさ
れる。これにより、雌ねじ5を形成する場合、ねじ切り
を軸部2の第1の端部側からでも第2の端部側からでも
行なうことができる。
の一部を外方から内方に向かって押潰すことにより成形
された複数の、たとえば2個の爪7が、180度の角度
間隔をもって、軸部2の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。
形成部分6とを区画するように栓部材8が嵌合される。
この栓部材8は、任意の材料から構成されることができ
る。栓部材8は、たとえば、樹脂、金属、木材等によっ
て構成されることができる。なお、栓部材8は、図示の
実施例では、かしめ予定部分4と雌ねじ形成部分6との
境界付近に配置された比較的薄いシート状のものであっ
たが、たとえば、軸部2のかしめ予定部分4内の空間を
ほぼ埋めるような形状のものであってもよい。
6にそれぞれ示す工程を経て、たとえば木材からなる固
着対象物9に固定される。
上方に配置されたパンチ10により、Tナット1が保持
される。このとき、Tナット1は、かしめ予定部分4が
固着対象物9側に向くようにされる。他方、固着対象物
9の下面に接するように、ダイ11が配置される。ダイ
11は、Tナット1の軸部2に対応する位置にキャビテ
ィ12を形成している。
降され、Tナット1が固着対象物9に打込まれる。この
とき、軸部2は、固着対象物9内へと推進するとき、固
着対象物9に穴13を形成するとともに、この穴13の
形成の結果もたらされたパンチかす14を、かしめ予定
部分4内に受入れる。栓部材8の存在により、パンチか
す14が雌ねじ形成部分6にまで達することはない。ま
た、爪7が、固着対象物9の上面に食い込む状態とされ
る。図4では、フランジ部3も、固着対象物9に食い込
んだ状態とされているが、爪7のみが固着対象物9に食
い込んだ状態とされてもよい。これらの食い込みの度合
は、固着対象物9の材質またはパンチ10から及ぼされ
る力によって種々に変更され得る。
ンジ部3側から、プッシャピン15が挿入され、これに
よって、栓部材8が下方へ押し出される。これに伴っ
て、パンチかす14も、軸部2から排出される。
用され、図6に示すように固着対象物9の下面側におい
てかしめ部分4aが形成される。このようにして、Tナ
ット1の固着対象物9への固定が完了する。
は、図1によく示されているように、アール面16が形
成されている。このようなアール面16またはテーパ
は、軸部2自身の食い込みによって固着対象物9に穴1
3を形成することをより容易にするものであるが、この
発明にとって本質的な特徴ではない。たとえば、軸部2
の端部において、軸部2の延びる方向と直交する方向に
延びる平面を与える端面が形成されていてもよい。
種々の箇所における形状または寸法等は、一例にすぎな
い。したがって、たとえば、フランジ部3の形状、爪7
の形状等については、任意に変更することができる。
断面図である。
斜視図である。
込む前の状態を示す断面図である。
込んだ後の状態を示す断面図である。
除去する工程を示す断面図である。
め加工を施した状態を示す断面図である。
ので、特に、軸部にかしめ予定部分が設けられているT
ナットに関するものである。
トが、たとえば、特開平4−341606号公報に記載
されている。このTナットは、一体の金属材料からなる
軸部およびこの軸部の第1の端部から外方へ張出すフラ
ンジ部を備える。軸部は、中空の筒状をなし、第1の端
部とは逆の第2の端部においてかしめが予定された部分
を有し、かつ、このかしめ予定部分を除く内周面上に
は、雌ねじが形成される。また、フランジ部の外周縁に
は、複数の爪が、軸部の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。また、軸部におけるかしめ予定部分
は、雌ねじ形成部分に比べて肉薄とされ、かしめが容易
なようにされる。
うな固着対象物に予め設けられた穴に軸部を挿入し、爪
を固着対象物に打ち込むとともに、固着対象物のフラン
ジ部が位置する面とは逆の面側において、かしめ予定部
分を広げるようにかしめることにより固着対象物に対し
て固定される。
来、たとえば、ドリルによる方法、またはパンチングに
よって形成されている。
ットを固着対象物に固定するとき、Tナットの軸部を受
入れる穴を予め固着対象物に設けておくのが通常の方法
である。しかしながら、Tナットを固着対象物に固定す
る作業を、自動機によって行なおうとするとき、固着対
象物に予め設けられた穴とTナットとの位置合わせを適
正に行なわなければならず、位置合わせにおいて比較的
高い精度が要求される。なお、この位置合わせをラフに
行なえるようにするため、やや大きめの穴を設けておく
ことも考えられるが、この場合には、固着対象物への固
定後のTナットが固着対象物に対してがたつくという問
題に遭遇する。
めには、その前段階として、固着対象物に穴を設ける工
程が必要であるので、その分、工程数の増加を招く。
ような固着対象物に予め穴を設ける工程を省略できる、
Tナットを提供しようとすることである。
材料からなる、軸部およびこの軸部の第1の端部から外
方へ張出すフランジ部を備え、軸部は、中空の筒状をな
し、前記第1の端部とは逆の第2の端部においてかしめ
が予定された部分を有し、かつこのかしめ予定部分を除
く内周面上には雌ねじが形成され、フランジ部には、軸
部の第2の端部に向かって突出する爪が設けられた、T
ナットに向けられる。この発明によるTナットは、固着
対象物に固定されようとするとき、穴が設けられていな
い固着対象物に打込まれ、この打込み自身によって、固
着対象物に軸部を受入れる穴が形成される。
の形成は、かつて実施されたことがないが、固着対象物
に対してパンチングを適用して穴を形成できることか
ら、Tナットの打込み自身によって穴を形成できること
は十分に保証できる。しかしながら、上述した打込み方
法を採用した場合、固着対象物の穴の部分に存在してい
た材料(パンチかす)が、軸部内の雌ねじ形成部分を埋
め、これを除去しない限り、このTナットへのボルトの
螺合に支障をきたすことになる。また、このようなパン
チかすが、雌ねじ形成部分の雌ねじの谷に入り込んだと
き、その除去が極めて困難となる。
は、軸部内において、かしめ予定部分と雌ねじ形成部分
とを区画するように栓部材が嵌合されたことを特徴とし
ている。
んだときに生じるパンチかすは中空の軸部内に入り込む
が、栓部材によって、これが雌ねじ形成部分にまで達す
ることが防止される。
かすに煩わされることなく、固着対象物にTナットを打
込むだけで、軸部を受入れる穴を固着対象物に形成する
ことができ、固着対象物へのTナットの固定作業を能率
的に進めることができる。なお、上述した打込みにおい
て、軸部内に入り込んだパンチかすは、栓部材の存在に
より、かしめ予定部分内に留められるので、フランジ側
から適当なプッシャピン等を挿入し、栓部材を押し出せ
ば、パンチングかすをこれと同時に排出することができ
る。
物に穴を設けるようにすれば、穴とTナットとの位置合
わせの問題が全く生じないだけでなく、軸部とこれを受
入れる穴との間のクリアランスを実質的に0とすること
ができるので、Tナットの固定後におけるがたつきの問
題を最小限に抑えることができる。
1を示す縦断面図である。図2は、図1に示したTナッ
ト1を下方から示した斜視図である。
金加工することにより一体に得られるもので、軸部2お
よびこの軸部2の第1の端部から外方へ張出すフランジ
部3を備える。
端部とは逆の第2の端部においてかしめ予定部分4を有
し、かつかしめ予定部分4を除く内周面上には、雌ねじ
5が形成される。かしめ予定部分4は、好ましくは、雌
ねじ5が形成された雌ねじ形成部分6に比べて肉薄とさ
れる。これにより、雌ねじ5を形成する場合、ねじ切り
を軸部2の第1の端部側からでも第2の端部側からでも
行なうことができる。
の一部を外方から内方に向かって押潰すことにより成形
された複数の、たとえば2個の爪7が、180度の角度
間隔をもって、軸部2の第2の端部に向かって突出する
ように設けられる。
形成部分6とを区画するように栓部材8が嵌合される。
この栓部材8は、任意の材料から構成されることができ
る。栓部材8は、たとえば、樹脂、金属、木材等によっ
て構成されることができる。なお、栓部材8は、図示の
実施例では、かしめ予定部分4と雌ねじ形成部分6との
境界付近に配置された比較的薄いシート状のものであっ
たが、たとえば、軸部2のかしめ予定部分4内の空間を
ほぼ埋めるような形状のものであってもよい。
6にそれぞれ示す工程を経て、たとえば木材からなる固
着対象物9に固定される。
上方に配置されたパンチ10により、Tナット1が保持
される。このとき、Tナット1は、かしめ予定部分4が
固着対象物9側に向くようにされる。他方、固着対象物
9の下面に接するように、ダイ11が配置される。ダイ
11は、Tナット1の軸部2に対応する位置にキャビテ
ィ12を形成している。
降され、Tナット1が固着対象物9に打込まれる。この
とき、軸部2は、固着対象物9内へと推進するとき、固
着対象物9に穴13を形成するとともに、この穴13の
形成の結果もたらされたパンチかす14を、かしめ予定
部分4内に受入れる。栓部材8の存在により、パンチか
す14が雌ねじ形成部分6にまで達することはない。ま
た、爪7が、固着対象物9の上面に食い込む状態とされ
る。図4では、フランジ部3も、固着対象物9に食い込
んだ状態とされているが、爪7のみが固着対象物9に食
い込んだ状態とされてもよい。これらの食い込みの度合
は、固着対象物9の材質またはパンチ10から及ぼされ
る力によって種々に変更され得る。
ンジ部3側から、プッシャピン15が挿入され、これに
よって、栓部材8が下方へ押し出される。これに伴っ
て、パンチかす14も、軸部2から排出される。
用され、図6に示すように固着対象物9の下面側におい
てかしめ部分4aが形成される。このようにして、Tナ
ット1の固着対象物9への固定が完了する。
は、図1によく示されているように、アール面16が形
成されている。このようなアール面16またはテーパ
は、軸部2自身の食い込みによって固着対象物9に穴1
3を形成することをより容易にするものであるが、この
発明にとって本質的な特徴ではない。たとえば、軸部2
の端部において、軸部2の延びる方向と直交する方向に
延びる平面を与える端面が形成されていてもよい。
種々の箇所における形状または寸法等は、一例にすぎな
い。したがって、たとえば、フランジ部3の形状、爪7
の形状等については、任意に変更することができる。
7の形状等において変更されたいくつかの実施例につ
き、以下に図7ないし図19を参照しながら簡単に説明
する。なお、これら図7ないし図19において、図1お
よび図2に示した要素に相当する要素には、同様の参照
符号を付し、重複する説明は省略する。
は、爪7が比較的広い幅をもって突出するように形成さ
れている。このTナット1aは、「ホッパーフィードT
ナット」という形式のものであり、Tナット1aを固着
対象物に固定するとき、図7において想像線で示す供給
トラック17に沿って円滑に移動させながら、これらT
ナット1aを自動的に供給することができる。また、T
ナット1aの雌ねじ形成部分6には、外方から強く押圧
することにより、凹部18が形成されている。これら凹
部18の形成の結果、雌ねじ5のねじ山の一部が不整化
される。このようにして得られた不整化部分19の存在
により、雌ねじ5に一旦螺合したボルト(図示せず)の
緩みを防止することができる。
フランジ部3の径方向に対向する各位置に2個ずつ互い
に近接して設けられている。このTナット1bも、「ホ
ッパーフィードTナット」の形式の一種である。
では、2対の爪7がフランジ部3の径方向に対向して配
置されている。これら爪7の各々は、フランジ部3の外
周縁の一部を切り起こすことによって形成される。ま
た、爪7のそれぞれには、ギザギザの形状が与えられて
いる。このTナット1cも、「ホッパーフィードTナッ
ト」の形式の一種である。
よび図11に示したTナット1cと比較して、2対の爪
7を対向させる径方向とは直交する径方向に対向する各
位置に、第2の爪7aがさらに設けられている点で相違
している。これら第2の爪7aは、図1および図2に示
した爪7と実質的に同様の方法で形成されることができ
る。
示したTナット1dと比較して、爪7のそれぞれの基部
において張出し片20が設けられている点で相違してい
る。
示したTナット1eと比較して、互いに近接して位置す
る張出し片20aが、互いに他のものから遠ざかるよう
に折り曲げられている点で相違している。
示したTナット1eまたは図14に示したTナット1f
と比較して、互いに近接して位置する張出し片20b
が、互いに他のものに向かって延びるように折り曲げら
れている点で相違している。
図10および図11に示したTナット1cと比較して、
爪7にはギザギザの形状が与えられていない点で実質的
に相違している。
ジ部3は、一部において円弧状に延びる辺を有する角形
形状を有している。
示したTナット1iと比較して、フランジ部3に与えら
れる角形形状に備える各辺がすべて円弧状に延びている
点で相違している。このフランジ部3は、爪7を起こす
前の段階では、実質的に円形を成している。
爪7が、フランジ部3の外周縁において等間隔に分布し
ている。これらの爪7の各々は、フランジ部3の外周縁
の一部を切り起こすことにより形成される。
断面図である。
斜視図である。
込む前の状態を示す断面図である。
込んだ後の状態を示す断面図である。
除去する工程を示す断面図である。
め加工を施した状態を示す断面図である。
観を下方から示す斜視図である。
bの外観を下方から示す斜視図である。
1cを示す縦断面図である。
る。
1dの外観を下方から示す斜視図である。
1eの外観を下方から示す斜視図である。
1fの外観を下方から示す斜視図である。
1gの外観を下方から示す斜視図である。
1hの外観を下方から示す斜視図である。
1iを示す平面図である。
1jを示す平面図である。
1kの外観を下方から示す斜視図である。
h,1i,1j,1kTナット 2 軸部 3 フランジ部 4 かしめ予定部分 4a かしめ部分 5 雌ねじ 6 雌ねじ形成部分 7 爪 8 栓部材 9 固着対象物 ─────────────────────────────────────────────────────
Claims (1)
- 【請求項1】 一体の金属材料からなる、軸部および前
記軸部の第1の端部から外方へ張出すフランジ部を備
え、 前記軸部は、中空の筒状をなし、前記第1の端部とは逆
の第2の端部においてかしめが予定された部分を有し、
かつ前記かしめ予定部分を除く内周面上には雌ねじが形
成され、 前記フランジ部には、前記軸部の第2の端部に向かって
突出する爪が設けられた、Tナットにおいて、 前記軸部内には、前記かしめ予定部分と前記雌ねじ形成
部分とを区画するように栓部材が嵌合されたことを特徴
とする、Tナット。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5164797A JP2613166B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | Tナット |
US08/206,969 US5429466A (en) | 1993-07-02 | 1994-03-07 | Tee nut |
CA002118746A CA2118746C (en) | 1993-07-02 | 1994-03-10 | Tee nut |
DE4420073A DE4420073C2 (de) | 1993-07-02 | 1994-06-08 | Nutenstein |
ITMI941335A IT1269954B (it) | 1993-07-02 | 1994-06-27 | Dado a t |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5164797A JP2613166B2 (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | Tナット |
Publications (2)
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