JPH071920A - タイヤ滑り防止部材及び滑り防止タイヤ及び滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法及び滑り防止タイヤの製造方法 - Google Patents
タイヤ滑り防止部材及び滑り防止タイヤ及び滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法及び滑り防止タイヤの製造方法Info
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- JPH071920A JPH071920A JP6063476A JP6347694A JPH071920A JP H071920 A JPH071920 A JP H071920A JP 6063476 A JP6063476 A JP 6063476A JP 6347694 A JP6347694 A JP 6347694A JP H071920 A JPH071920 A JP H071920A
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- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、秀れた滑り防止機能を有するタイ
ヤを提供することを目的とする。 【構成】 砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒などの
硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂とを混合
して成る部材により成形したものである。
ヤを提供することを目的とする。 【構成】 砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒などの
硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂とを混合
して成る部材により成形したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパイクピンに代わる
タイヤ滑り防止部材及びスノータイヤ,スタッドレスタ
イヤに代わる滑り防止タイヤ及び当該滑り防止タイヤの
トレッド面の製造方法及び当該滑り防止タイヤの製造方
法に関するものである。
タイヤ滑り防止部材及びスノータイヤ,スタッドレスタ
イヤに代わる滑り防止タイヤ及び当該滑り防止タイヤの
トレッド面の製造方法及び当該滑り防止タイヤの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら冬期間用のタイヤとして金属製のピンを突設したスパ
イクタイヤ,トレッド面に特殊な凹溝を形成したスタッ
ドレスタイヤが提案されている。
ら冬期間用のタイヤとして金属製のピンを突設したスパ
イクタイヤ,トレッド面に特殊な凹溝を形成したスタッ
ドレスタイヤが提案されている。
【0003】ところで、近年、粉塵問題路面摩耗問題等
からスパイクタイヤの使用が禁止され、現在、各メーカ
ーがスパイクタイヤに代わる滑り防止タイヤ即ち、トレ
ッド面に水上,雪上での摩擦係数を増加させる手段を施
したタイヤを開発している。例えば、特開平6−413
55号に開示されているように卵殻の粉砕物をトレッド
面に埋設したタイヤ、また、くるみの小片をトレッド面
に埋設したタイヤ等が既に提案されている。
からスパイクタイヤの使用が禁止され、現在、各メーカ
ーがスパイクタイヤに代わる滑り防止タイヤ即ち、トレ
ッド面に水上,雪上での摩擦係数を増加させる手段を施
したタイヤを開発している。例えば、特開平6−413
55号に開示されているように卵殻の粉砕物をトレッド
面に埋設したタイヤ、また、くるみの小片をトレッド面
に埋設したタイヤ等が既に提案されている。
【0004】しかし、これらのタイヤは、トレッド面に
埋設されたもの(卵殻の粉砕物,金属粒,くるみ片)が走
行にもとない脱落してしまい、この脱落は当然のことな
がら滑り防止機能の低下を招来せしめてしまう。
埋設されたもの(卵殻の粉砕物,金属粒,くるみ片)が走
行にもとない脱落してしまい、この脱落は当然のことな
がら滑り防止機能の低下を招来せしめてしまう。
【0005】本発明者は鋭意研究した結果、トレッド面
に埋設した卵殻の粉砕物等が脱落するのは当該粉砕物と
ゴム部材と付着不良、特にゴム部材が低温化において硬
化することにより当該付着不良が顕著になると推測し、
このような問題を解決すべく本発明を完成した。
に埋設した卵殻の粉砕物等が脱落するのは当該粉砕物と
ゴム部材と付着不良、特にゴム部材が低温化において硬
化することにより当該付着不良が顕著になると推測し、
このような問題を解決すべく本発明を完成した。
【0006】本発明は、滑り防止機能に秀れたタイヤ滑
り防止部材,滑り防止タイヤなどを提供することを技術
的課題とするものである。
り防止部材,滑り防止タイヤなどを提供することを技術
的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0008】タイヤ1のトレッド面6に突設せしめるピ
ン状体2であって、砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂
粒などの硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂
とを混合して成るタイヤ滑り防止部材に係るものであ
る。
ン状体2であって、砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂
粒などの硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂
とを混合して成るタイヤ滑り防止部材に係るものであ
る。
【0009】タイヤ1のトレッド面6に付設せしめる帯
状体であって、砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒な
どの硬質微小部材と適宜なゴム部材とシリコン系樹脂と
を混合して成るタイヤ滑り防止部材に係るものである。
状体であって、砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒な
どの硬質微小部材と適宜なゴム部材とシリコン系樹脂と
を混合して成るタイヤ滑り防止部材に係るものである。
【0010】砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂とを混
合して成る部材により成形したことを特徴とする滑り防
止タイヤに係るものである。
の硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂とを混
合して成る部材により成形したことを特徴とする滑り防
止タイヤに係るものである。
【0011】砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と適宜な接着剤8とを混入し、当該接着
剤8が硬化にする前に適宜なゴム材を混合し、当該ゴム
材を使用して常法に従いトレッド面6を成形することを
特徴とする滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法に係
るものである。
の硬質微小部材と適宜な接着剤8とを混入し、当該接着
剤8が硬化にする前に適宜なゴム材を混合し、当該ゴム
材を使用して常法に従いトレッド面6を成形することを
特徴とする滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法に係
るものである。
【0012】請求項4記載の滑り防止タイヤのトレッド
面の成形方法において、ゴム材の混合とともに更にシリ
コン系樹脂を混合することを特徴とする滑り防止タイヤ
のトレッド面の成形方法に係るものである。
面の成形方法において、ゴム材の混合とともに更にシリ
コン系樹脂を混合することを特徴とする滑り防止タイヤ
のトレッド面の成形方法に係るものである。
【0013】砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と、適宜な接着剤8とを混合し、当該接
着剤8が硬化する前に適宜なゴム材を混合してピン状体
2を形成し、このピン状体2をトレッド面6に突設状態
で付設せしめることを特徴とする滑り防止タイヤの製造
方法に係るものである。
の硬質微小部材と、適宜な接着剤8とを混合し、当該接
着剤8が硬化する前に適宜なゴム材を混合してピン状体
2を形成し、このピン状体2をトレッド面6に突設状態
で付設せしめることを特徴とする滑り防止タイヤの製造
方法に係るものである。
【0014】砂7,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と、適宜な接着剤8とを混合し、当該接
着剤8が硬化する前に適宜なゴム材を混合し、当該ゴム
材を使用して常法に従い表面にピン状体2が突出したト
レッド面6を成形することを特徴とする滑り防止タイヤ
の製造方法に係るものである。
の硬質微小部材と、適宜な接着剤8とを混合し、当該接
着剤8が硬化する前に適宜なゴム材を混合し、当該ゴム
材を使用して常法に従い表面にピン状体2が突出したト
レッド面6を成形することを特徴とする滑り防止タイヤ
の製造方法に係るものである。
【0015】
【作用】砂は古来から秀れた滑り防止機能を有すること
が確認されている。例えば、路面が凍結したら砂を散布
するという方法が古来から存するのもこの為である。
が確認されている。例えば、路面が凍結したら砂を散布
するという方法が古来から存するのもこの為である。
【0016】本発明者は、上記の事実に着目し、砂を適
当に固め、スパイクピンの代わりに使用したり、また、
タイヤ部材中に砂を混入せしめれば、充分な滑り防止機
能を期待できるのではないかと仮定して種々の実験をし
た。
当に固め、スパイクピンの代わりに使用したり、また、
タイヤ部材中に砂を混入せしめれば、充分な滑り防止機
能を期待できるのではないかと仮定して種々の実験をし
た。
【0017】ところが、実験を繰り返すうちに砂が走行
により容易に脱落するようでは製品化は無理であるとい
う知見を得た。また、この砂を付着させる母材(タイヤ
ゴム部材)が氷点下において硬化したのでは滑り防止機
能にとって好ましくなく、更に、この母材の硬化により
砂が脱落し易くなり、よって、当該母材は氷点下でも適
度な弾性を有することが必要であることも確認した。
により容易に脱落するようでは製品化は無理であるとい
う知見を得た。また、この砂を付着させる母材(タイヤ
ゴム部材)が氷点下において硬化したのでは滑り防止機
能にとって好ましくなく、更に、この母材の硬化により
砂が脱落し易くなり、よって、当該母材は氷点下でも適
度な弾性を有することが必要であることも確認した。
【0018】本発明者は、繰り返し実験し、ゴム材に砂
を強固に付着させる為には、砂と接着剤とを混合し、こ
の接着剤が硬化する前にゴム部材と混合すれば良いとい
うことを見い出した。また、ゴム部材に、−20°C程
度でも適度な弾性を有するシリコン系樹脂を混入せしめ
ると、ゴム材の弾性が低温化においても十分存続し得る
ことを見い出した。
を強固に付着させる為には、砂と接着剤とを混合し、こ
の接着剤が硬化する前にゴム部材と混合すれば良いとい
うことを見い出した。また、ゴム部材に、−20°C程
度でも適度な弾性を有するシリコン系樹脂を混入せしめ
ると、ゴム材の弾性が低温化においても十分存続し得る
ことを見い出した。
【0019】以上から砂と接着剤とを混合し、当該接着
剤が硬化する前にゴム材を混合し、更にシリコン樹脂を
混合し、当該部材によりピン状体を突出せしめたタイヤ
若しくは当該部材によりトレッド面を形成したタイヤは
ゴム部材が低温化において適度な弾性を有し且つ砂が容
易に脱落することがなくなる。
剤が硬化する前にゴム材を混合し、更にシリコン樹脂を
混合し、当該部材によりピン状体を突出せしめたタイヤ
若しくは当該部材によりトレッド面を形成したタイヤは
ゴム部材が低温化において適度な弾性を有し且つ砂が容
易に脱落することがなくなる。
【0020】
【実施例】図1〜4は本発明の第一実施例、図5は第一
実実施例のピン状体2の別例、第6,7は第二実施例、
図8,9は比較例を図示したもので、以下に説明する。
実実施例のピン状体2の別例、第6,7は第二実施例、
図8,9は比較例を図示したもので、以下に説明する。
【0021】第一実施例について説明する。
【0022】砂7若しくはセラミック粒(アルミナ系)と
接着剤8(エポキシ系接着剤,フェーノール系接着剤,
ゴム系接着剤など)とを混合して練り、接着剤8が半硬
化の状態になったら(未硬化の状態でも可)天然ゴム若し
くは合成ゴム例えばジエン系合成ゴム(ニトリルブタジ
エンゴム),プレン系合成ゴム(クロロプレンゴム)若し
くは両者の混合物を混入し、更に、シリコン系樹脂(シ
リコンゴム)を適宜な割合で混合して図3に図示したよ
うなピン状体2を形成し、図3,4に図示したようにタ
イヤ1のトレッド面6に形成した孔3に該ピン体2を埋
設固定し(この埋設固定の方法はどのようにしても良
く、例えば、タイヤの成型と同時に行っても良い。)、
図1,2に図示したようなタイヤ1を成型する。
接着剤8(エポキシ系接着剤,フェーノール系接着剤,
ゴム系接着剤など)とを混合して練り、接着剤8が半硬
化の状態になったら(未硬化の状態でも可)天然ゴム若し
くは合成ゴム例えばジエン系合成ゴム(ニトリルブタジ
エンゴム),プレン系合成ゴム(クロロプレンゴム)若し
くは両者の混合物を混入し、更に、シリコン系樹脂(シ
リコンゴム)を適宜な割合で混合して図3に図示したよ
うなピン状体2を形成し、図3,4に図示したようにタ
イヤ1のトレッド面6に形成した孔3に該ピン体2を埋
設固定し(この埋設固定の方法はどのようにしても良
く、例えば、タイヤの成型と同時に行っても良い。)、
図1,2に図示したようなタイヤ1を成型する。
【0023】この場合の砂7と接着剤8と合成ゴムとシ
リコンゴムとの混合割合はおおよそ合成ゴム約100g
に対し、砂7が約20〜30g、接着剤8が約10g、
シリコンゴムが約10gである。
リコンゴムとの混合割合はおおよそ合成ゴム約100g
に対し、砂7が約20〜30g、接着剤8が約10g、
シリコンゴムが約10gである。
【0024】第二実施例は、砂7と接着剤8(第一実施
例と同様)とゴム材(第一実施例と同様)とシリコンゴム
との混合物を上記と同様にして使用し、常法(カーボン
等の補強材の混入、着色剤の使用、加流成形など)によ
りクッション部5上にトレッド面6を成形した図6に示
すタイヤ1を成形した場合で、図7に図示したように、
トレッド面6に砂7の一部が露出したタイヤ1が得られ
る。
例と同様)とゴム材(第一実施例と同様)とシリコンゴム
との混合物を上記と同様にして使用し、常法(カーボン
等の補強材の混入、着色剤の使用、加流成形など)によ
りクッション部5上にトレッド面6を成形した図6に示
すタイヤ1を成形した場合で、図7に図示したように、
トレッド面6に砂7の一部が露出したタイヤ1が得られ
る。
【0025】この場合の砂7と接着剤8とゴム材とシリ
コンゴムとの混合割合も第一実施例と同様である。
コンゴムとの混合割合も第一実施例と同様である。
【0026】砂7とゴム部材との混合割合により、当該
タイヤ1を柔らかいタイヤ1にしたり硬いタイヤにした
りでき、この割合は、そのタイヤ1を使用する土地の気
候(路面の凍結度合)を考慮して適宜決定する。尚、砂
の割合は多くすればそれだけ滑り防止機能が高まるがそ
の反面、タイヤ1の耐久性が低下する。従って、この点
を考慮して混合割合を決定する。
タイヤ1を柔らかいタイヤ1にしたり硬いタイヤにした
りでき、この割合は、そのタイヤ1を使用する土地の気
候(路面の凍結度合)を考慮して適宜決定する。尚、砂
の割合は多くすればそれだけ滑り防止機能が高まるがそ
の反面、タイヤ1の耐久性が低下する。従って、この点
を考慮して混合割合を決定する。
【0027】砂7はどのような種類でも良く、砂の粒度
はタイヤ1の使用地域等を考慮して決定する(粒度はで
きるだけそろっていることが望ましい。)。
はタイヤ1の使用地域等を考慮して決定する(粒度はで
きるだけそろっていることが望ましい。)。
【0028】砂7の他セラミック粒(アルミナ系),繊維
強化樹脂粒,小砂利等どのようなものでも良く、要は適
度に硬質で且つ飛散しても公害問題を引き起こすことの
ない物質であればどのような物質でも良い(金属製のも
のは飛散により人体に悪影響を及ぼす為不適である。
尚、アルミナは多孔質の為、接着剤8が良好に含浸し、
それだけゴム材との付着が良好になるとともに氷上、雪
上の水分を毛細管現象により吸い上げる効果も呈し、水
分の介存による砂7の路面への係止作用の低減が防止さ
れる。
強化樹脂粒,小砂利等どのようなものでも良く、要は適
度に硬質で且つ飛散しても公害問題を引き起こすことの
ない物質であればどのような物質でも良い(金属製のも
のは飛散により人体に悪影響を及ぼす為不適である。
尚、アルミナは多孔質の為、接着剤8が良好に含浸し、
それだけゴム材との付着が良好になるとともに氷上、雪
上の水分を毛細管現象により吸い上げる効果も呈し、水
分の介存による砂7の路面への係止作用の低減が防止さ
れる。
【0029】種々実験したところ、金属製のピンを突設
したスパイクタイヤ、近年提案されている前記した卵殻
の粉砕物やくるみ片を埋設したタイヤは凍結路面と接す
る部分がピン先端,卵殻の粉砕物やくるみ片先端であ
り、小面積部分が凍結路面に喰い込む状態となる(この
ことは、路面の損傷を来すことを意味する。)。 しか
し、本実施例は、このような喰い込むという作用ではな
く、微小粒の存する面で凍結路面を抑え込むというよう
な作用であり、よって、非常に秀れた滑り防止機能が発
揮されることになるとともに路面の損傷という問題も解
決し得ることになる。比喩的に言えば、前者はタイヤに
釘を突設したものであり、後者はタイヤ1にサンドペー
パーを付設したものとなる。
したスパイクタイヤ、近年提案されている前記した卵殻
の粉砕物やくるみ片を埋設したタイヤは凍結路面と接す
る部分がピン先端,卵殻の粉砕物やくるみ片先端であ
り、小面積部分が凍結路面に喰い込む状態となる(この
ことは、路面の損傷を来すことを意味する。)。 しか
し、本実施例は、このような喰い込むという作用ではな
く、微小粒の存する面で凍結路面を抑え込むというよう
な作用であり、よって、非常に秀れた滑り防止機能が発
揮されることになるとともに路面の損傷という問題も解
決し得ることになる。比喩的に言えば、前者はタイヤに
釘を突設したものであり、後者はタイヤ1にサンドペー
パーを付設したものとなる。
【0030】以上の第一、第二実施例に係る砂7を混入
したピン状体2を有するタイヤ1(第一実施例)及び砂7
を混入したタイヤ1(第二実施例)は走行しても砂7が脱
落せず、常に砂7の一部がピン状体2の表面若しくはト
レッド面6に露出しており、該砂7により氷上,雪上で
の摩擦係数が増大し、良好な滑り止め機能を発揮すると
ともに路面を損傷しないタイヤ1となり、また、耐摩耗
性においても非常に秀れたタイヤとなる。
したピン状体2を有するタイヤ1(第一実施例)及び砂7
を混入したタイヤ1(第二実施例)は走行しても砂7が脱
落せず、常に砂7の一部がピン状体2の表面若しくはト
レッド面6に露出しており、該砂7により氷上,雪上で
の摩擦係数が増大し、良好な滑り止め機能を発揮すると
ともに路面を損傷しないタイヤ1となり、また、耐摩耗
性においても非常に秀れたタイヤとなる。
【0031】ピン状体2、トレッド面6の摩耗が進行し
ても上述の効果は当然維持される。ただ、ピン状体2、
トレッド面6の摩耗にともない砂7は脱落するが、上記
したようにピン状体2、トレッド面6が摩耗せずして砂
7が脱落することはなく、存在すべきはずの砂7がピン
状体2,トレッド面6から脱落してある時、滑り防止機
能が低減したタイヤ1になることはない。
ても上述の効果は当然維持される。ただ、ピン状体2、
トレッド面6の摩耗にともない砂7は脱落するが、上記
したようにピン状体2、トレッド面6が摩耗せずして砂
7が脱落することはなく、存在すべきはずの砂7がピン
状体2,トレッド面6から脱落してある時、滑り防止機
能が低減したタイヤ1になることはない。
【0032】図8は接着剤8を使用せず単に砂7とゴム
材とシリコンゴムとを混合した場合である。サンプルを
作成して実験してみたところ、この場合にはゴムを引っ
張り手で砂7をゴム材から掻き出そうとすると、埋設し
ていた砂7は簡単に脱落し、砂7が埋設していた部分に
孔9が形成される(図9参照)。これに対し、本実施例の
ように接着剤8を併用し接着剤8の硬化前にゴム材と混
合した場合、同様にサンプルを作成して実験すると砂7
とゴム材との界面に接着剤8が介存し、砂7とゴム材と
は強固に接着され、同様にしても砂7は全く脱落しない
(図7参照)。
材とシリコンゴムとを混合した場合である。サンプルを
作成して実験してみたところ、この場合にはゴムを引っ
張り手で砂7をゴム材から掻き出そうとすると、埋設し
ていた砂7は簡単に脱落し、砂7が埋設していた部分に
孔9が形成される(図9参照)。これに対し、本実施例の
ように接着剤8を併用し接着剤8の硬化前にゴム材と混
合した場合、同様にサンプルを作成して実験すると砂7
とゴム材との界面に接着剤8が介存し、砂7とゴム材と
は強固に接着され、同様にしても砂7は全く脱落しない
(図7参照)。
【0033】即ち、前者は砂7がゴム材中にはまり込ん
だ状態であって、砂7とゴム材とはゴム材の硬化前にお
いては接着しているような感じになるが、ゴム材が硬化
してしまうと両者は結局接着してはおらず砂7はゴム材
により保持されているだけであり、砂7は容易に脱落し
てしまうが(特にゴム材が低温化において硬化すると、
この脱落は顕著になる。)、本実施例(後者)の場合は、
砂7はゴム材とは接着剤8を介して完全に接着している
為、当該脱落は生じない。
だ状態であって、砂7とゴム材とはゴム材の硬化前にお
いては接着しているような感じになるが、ゴム材が硬化
してしまうと両者は結局接着してはおらず砂7はゴム材
により保持されているだけであり、砂7は容易に脱落し
てしまうが(特にゴム材が低温化において硬化すると、
この脱落は顕著になる。)、本実施例(後者)の場合は、
砂7はゴム材とは接着剤8を介して完全に接着している
為、当該脱落は生じない。
【0034】本実施例の製造工程において、接着剤8が
硬化後にゴム材に混入すると、砂の周囲に接着剤8が硬
化した硬質層がコーティングされている状態になる為、
砂7とゴム材とは良好に付着せず、接着剤を使用しない
上記前者と同じになる(この点は実験により確認済。)。
硬化後にゴム材に混入すると、砂の周囲に接着剤8が硬
化した硬質層がコーティングされている状態になる為、
砂7とゴム材とは良好に付着せず、接着剤を使用しない
上記前者と同じになる(この点は実験により確認済。)。
【0035】現実問題として、スパイクタイヤの使用禁
止により、スパイクタイヤが廃物となっている。スパイ
クタイヤのスパイクピンを抜き取り、第一実施例に係る
ピン状体2を埋設するような手段を採用すれば、廃物を
利用して良好な滑り防止機能を有するタイヤを製造する
ことが可能となり資源の再利用の観点からも望ましいこ
とになる。
止により、スパイクタイヤが廃物となっている。スパイ
クタイヤのスパイクピンを抜き取り、第一実施例に係る
ピン状体2を埋設するような手段を採用すれば、廃物を
利用して良好な滑り防止機能を有するタイヤを製造する
ことが可能となり資源の再利用の観点からも望ましいこ
とになる。
【0036】また、前記砂7と接着剤8とゴム材とシリ
コンゴムとの混合物を帯状に形成し、トレッド面6に適
宜に付着させても良い。
コンゴムとの混合物を帯状に形成し、トレッド面6に適
宜に付着させても良い。
【0037】尚、前記砂7と接着剤8とゴム材とシリコ
ンゴムとを例えばスプレーガンなどに注入しておくこと
で、タイヤ1の一部が摩耗したら、該スプレーガンによ
りこの混合物を吹き付け、タイヤ1を修理するとともに
該タイヤ1に部分的に滑り防止機能を付与せしめること
も可能となる。
ンゴムとを例えばスプレーガンなどに注入しておくこと
で、タイヤ1の一部が摩耗したら、該スプレーガンによ
りこの混合物を吹き付け、タイヤ1を修理するとともに
該タイヤ1に部分的に滑り防止機能を付与せしめること
も可能となる。
【0038】図中符号4はホイールである。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、秀
れた滑り防止機能を呈するタイヤを提供し得ることにな
る。
れた滑り防止機能を呈するタイヤを提供し得ることにな
る。
【図1】第一実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の製造工程説明図である。
【図4】同上の製造工程説明図である。
【図5】第一実施例に係る別例ピン状体の斜視図であ
る。
る。
【図6】第二実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図7】同上の一部の拡大説明図である。
【図8】比較例の拡大説明図である。
【図9】比較例の拡大説明図である。
1 タイヤ 2 ピン状体 6 トレッド面 7 砂 8 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:06 509:02
Claims (7)
- 【請求項1】 タイヤのトレッド面に突設せしめるピン
状体であって、砂,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂とを混
合して成るタイヤ滑り防止部材。 - 【請求項2】 タイヤのトレッド面に付設せしめる帯状
体であって、砂,セラミック粒,繊維強化樹脂粒などの
硬質微小部材と適宜なゴム部材とシリコン系樹脂とを混
合して成るタイヤ滑り防止部材。 - 【請求項3】 砂,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と適宜なゴム材とシリコン系樹脂とを混
合して成る部材により成形したことを特徴とする滑り防
止タイヤ。 - 【請求項4】 砂,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と適宜な接着剤とを混入し、当該接着剤
が硬化にする前に適宜なゴム材を混合し、当該ゴム材を
使用して常法に従いトレッド面を成形することを特徴と
する滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の滑り防止タイヤのトレッ
ド面の成形方法において、ゴム材の混合とともに更にシ
リコン系樹脂を混合することを特徴とする滑り防止タイ
ヤのトレッド面の成形方法。 - 【請求項6】 砂,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と、適宜な接着剤とを混合し、当該接着
剤が硬化する前に適宜なゴム材を混合してピン状体を形
成し、このピン状体をトレッド面に突設状態で付設せし
めることを特徴とする滑り防止タイヤの製造方法。 - 【請求項7】 砂,セラミック粒,繊維強化樹脂粒など
の硬質微小部材と、適宜な接着剤とを混合し、当該接着
剤が硬化する前に適宜なゴム材を混合し、当該ゴム材を
使用して常法に従い表面にピン状体が突出したトレッド
面を成形することを特徴とする滑り防止タイヤの製造方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06347694A JP3406369B2 (ja) | 1993-04-07 | 1994-03-31 | 滑り防止タイヤの製造方法及び滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法 |
US08/555,504 US5603367A (en) | 1994-03-31 | 1995-11-08 | Slippage preventing tire, method for producing a tread surface of a slippage preventing tire and method for producing a slippage preventing tire |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084093 | 1993-04-07 | ||
JP5-80840 | 1993-04-07 | ||
JP06347694A JP3406369B2 (ja) | 1993-04-07 | 1994-03-31 | 滑り防止タイヤの製造方法及び滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071920A true JPH071920A (ja) | 1995-01-06 |
JP3406369B2 JP3406369B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=26404603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06347694A Expired - Fee Related JP3406369B2 (ja) | 1993-04-07 | 1994-03-31 | 滑り防止タイヤの製造方法及び滑り防止タイヤのトレッド面の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3406369B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09164818A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-24 | Hiroshi Nakamura | スタッドレス タイヤ用、取付、取り外し可能スパイク |
WO2010126271A3 (en) * | 2009-04-28 | 2011-03-24 | Jong Cheol Yang | Tire composition for preventing sliding and tire using the same |
JP2016078482A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-16 | 東洋ゴム工業株式会社 | スタッドピン及びスタッドタイヤ |
JP2016078769A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 東洋ゴム工業株式会社 | スタッドピン及びスタッドタイヤ |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP06347694A patent/JP3406369B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09164818A (ja) * | 1995-12-13 | 1997-06-24 | Hiroshi Nakamura | スタッドレス タイヤ用、取付、取り外し可能スパイク |
WO2010126271A3 (en) * | 2009-04-28 | 2011-03-24 | Jong Cheol Yang | Tire composition for preventing sliding and tire using the same |
JP2016078482A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-16 | 東洋ゴム工業株式会社 | スタッドピン及びスタッドタイヤ |
JP2016078769A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | 東洋ゴム工業株式会社 | スタッドピン及びスタッドタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3406369B2 (ja) | 2003-05-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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