JPH07191768A - 電流発生回路 - Google Patents

電流発生回路

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JPH07191768A
JPH07191768A JP5329477A JP32947793A JPH07191768A JP H07191768 A JPH07191768 A JP H07191768A JP 5329477 A JP5329477 A JP 5329477A JP 32947793 A JP32947793 A JP 32947793A JP H07191768 A JPH07191768 A JP H07191768A
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JP
Japan
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fet
terminal
source
current
source terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5329477A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hatada
浩 秦田
Hatsuhiro Kato
初弘 加藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、ノイズによる基準電流の変動を
抑制し得る基準電流発生回路を提供することを目的とす
る。 【構成】 この発明は、ドレイン端子が定電流源I0
接続され、ゲート端子がドレイン端子に接続されたNチ
ャネルのFETM1と、ゲート端子がFETM1のゲー
ト端子に接続され、ソース端子がFETM1のソース端
子に接続され、ドレイン端子から基準電流を取り出して
なるNチャネルのFETM2と、FETM1,M2の共
通接続されたゲート端子とFETM1,M2の共通接続
されたソース端子との間に接続された容量C1と、FE
TM1,M2の共通接続されたソース端子と低位電源と
の間に接続された抵抗R1とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、FET(電界効果ト
ランジスタ)を用いて電流を発生させる電流発生回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電流発生回路としては、例えば図
5に示すように構成されたものが知られている。
【0003】図5に示す電流発生回路は、Nチャネルの
FETM1とFETM2及び基準電流を供給する定電流
源I0 からなるカレントミラー回路で構成されており、
出力電流(Isa)を取り出すFETM2のドレイン端子
には例えばメモリ等に用いられるセンスアンプS1が接
続されている。
【0004】このような構成において、FETM1,M
2のソース端子に接続された低位電源例えばグランド電
位(GND)にノイズが無い場合には、図6に示すよう
に、グランド電位とバックゲート電位(VBB)は時間
によらず常に一定となる。したがって、回路は安定して
動作することになり、図7に示すように、出力電流(I
sa)も時間によらず常に一定となる。
【0005】一方、グランド電位(GND)にノイズが
ある場合には、図8に示すように、FETM1,M2の
ソース電位が変化することになり、ソース端子とバック
ゲート端子との間の電位、すなわちバックバイアスが時
間とともに変動することになる。このため、回路の動作
は不安定となり、図9に示すように、出力電流(Isa)
も時間とともに変動することになる。
【0006】このように、出力電流が変動すると、出力
電流が供給されている被供給回路、例えばセンスアンプ
S1に誤動作を招くおそれがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
カレントミラー回路を用いた従来の電流発生回路におい
ては、カレントミラー回路を構成するFETのソース端
子に供給される低位電源電位にノイズが発生すると、ソ
ース端子とバックゲート端子間の電位が変化して出力電
流が変動し、一定の出力電流を供給することができなく
なるという不具合を招いていた。
【0008】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、低位電源電位
に発生するノイズの影響を緩和して、ノイズによる出力
電流又は出力電流と基準電流の変動を抑制し得る電流発
生回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ドレイン端子から出力電流
を取り出す第1導電型の第1のFET(電界効果トラン
ジスタ)と、FETのソース端子と低位電源との間に接
続された抵抗と、FETのゲート端子とソース端子との
間に接続された第1の容量とから構成される。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ゲート端子が第1のFETのゲート端子に
接続され、ソース端子が第1のFETのソース端子に接
続され、ドレイン端子が定電流源に接続された第1導電
型の第2のFETを有して構成される。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、第1のFETのソース端子とバック
ゲート端子との間に接続された第2の容量と、第2のF
ETのソース端子とバックゲート端子との間に接続され
た第3の容量とを有して構成される。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記第1の容量の値と前記抵抗
の値との積、又は前記第2の容量の値と第3の容量の値
との和と前記抵抗の値との積は、低位電源電位の時間変
動を変換して求めたパワースペクトルの最大値のうち最
も小さい周波数の逆数以上に設定されて構成される。
【0013】
【作用】上記構成において、この発明は、第1のFET
のゲート端子とソース端子との間に接続された容量なら
びに第1のFETのソース端子と低位電源との間に接続
された抵抗によって、低位電源に発生するノイズが出力
電流又は出力電流と基準電流の変動に与える影響を緩和
するようにしている。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明
する。
【0015】図1は請求項1,2又は4記載の発明の一
実施例に係わる電流発生回路の構成を示す図である。
【0016】図1において、電流発生回路は、ドレイン
端子が基準電流を供給する定電流源I0 に接続され、ゲ
ート端子がドレイン端子に接続されたNチャネルのFE
TM1と、ゲート端子がFETM1のゲート端子に接続
され、ソース端子がFETM1のソース端子に接続さ
れ、ドレイン端子から出力電流(Isa)を取り出してド
レイン端子が例えばセンスアンプS1に接続されたNチ
ャネルのFETM2と、FETM1,M2の共通接続さ
れたゲート端子とFETM1,M2の共通接続されたソ
ース端子との間に接続された容量C1と、FETM1,
M2の共通接続されたソース端子とグランド電源との間
に接続された抵抗R1とから構成されている。出力電流
(Isa)は、定電流源I0 から供給される基準電流の
(FETM2のゲート幅W/FETM1のゲート幅W)
倍の電流値となる。
【0017】このような構成において、FETM1,M
2の共通接続されたゲート端子とFETM1,M2の共
通接続されたソース端子との間に接続された容量C1
と、FETM1,M2の共通接続されたソース端子とグ
ランド電源との間に接続された抵抗R1とは、その時定
数CRがノイズの変動を特徴づける時間値よりも大きく
なるように設定する。すなわち、時定数CRは、グラン
ド電位の時間変化を変換して求められたパワースペクト
ルの最大値のうち最も小さい周波数の逆数以上に設定さ
れる。
【0018】このように、容量C1と抵抗R1の値を設
定することによって、グランド電位に発生したノイズは
容量C1と抵抗R1によって吸収され、図1中に“A”
で示す箇所に対するノイズの影響は緩和される。これに
より、“A”で示される箇所の電位変動、すなわちFE
TM1,M2の共通接続されたソース端子の電位変動は
抑制され、FETM1,M2のソース端子とバックゲー
ト端子との間の電位、すなわちバックバイアスの変動を
図2に示すように抑制することができる。この結果、図
3に示すように出力電流及び基準電流の変動を抑制する
ことができる。図4は請求項3記載の発明の一実施例に
係わる電流発生回路の構成を示す図である。
【0019】図4に示す実施例の特徴とするところは、
図1に示す回路の構成に加えて、FETM2のソース端
子とバックゲート端子との間に接続された容量C2と、
FETM1のソース端子とバックゲート端子との間に接
続された容量C3とを有し、図2の“A”で示す箇所の
電位変動、すなわちFETM1,M2の共通接続された
ソース端子の電位変動を抑制するようにしたことにあ
る。このような構成においては、FETM1とFETM
2がそれぞれ分離されたウェル領域に形成されている場
合であっても、図2の“A”で示す箇所の電位変動を抑
制することができる。
【0020】なお、この発明は、上記実施例に限ること
はなく、出力電流の供給先はセンスアンプでなくともよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、第1のFETのゲート端子とソース端子と
の間に容量を接続し、かつ第1のFETのソース端子と
低位電源との間に抵抗を接続するようにしたので、低位
電源に発生するノイズによるソース端子とバックゲート
端子との間の電位変動が抑制されて、出力電流の変動を
抑制することができる。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明に加えて、第2のFETのゲート端子と
ソース端子との間に容量を接続し、かつ第2のFETの
ソース端子と低位電源との間に抵抗を接続するようにし
たので、低位電源に発生するノイズによるソース端子と
バックゲート端子との間の電位変動が抑制されて、出力
電流及び基準電流の変動を抑制することができる。
【0023】さらに、請求項3記載の発明によれば、請
求項1又は2記載の発明に加えて、第1のFETのソー
ス端子とバックゲート端子との間に第2の容量を接続
し、第2のFETのソース端子とバックゲート端子との
間に第3の容量を接続するようにしたので、第1及び第
2のFETがそれぞれ分離されたウェル領域に形成され
ている場合であっても、低位電源に発生するノイズによ
るソース端子とバックゲート端子との間の電位変動が抑
制されて、出力電流又は出力電流と基準電流の変動を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2又は4記載の発明の一実施例に係
わる基準電流発生回路の構成を示す図である。
【図2】図1に示す回路におけるバックバイアスの時間
変化の様子を示す図である。
【図3】図1に示す回路における基準電流の時間変化の
様子を示す図である。
【図4】請求項3記載の発明の一実施例に係わる基準電
流発生回路の構成を示す図である。
【図5】従来の基準電流発生回路の一構成例を示す図で
ある。
【図6】図5に示す回路におけるノイズが無い場合のグ
ランド電位及びバックゲート電位の時間変化の様子を示
す図である。
【図7】図5に示す回路におけるノイズが無い場合の基
準電流の時間変化の様子を示す図である。
【図8】図5に示す回路におけるノイズがある場合のグ
ランド電位及びバックゲート電位の時間変化の様子を示
す図である。
【図9】図5に示す回路におけるノイズがある場合の基
準電流の時間変化の様子を示す図である。
【符号の説明】 M1,M2 FET C1〜C3 容量 R1 抵抗 I0 定電流源 S1 センスアンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレイン端子から出力電流を取り出す第
    1導電型の第1のFET(電界効果トランジスタ)と、 FETのソース端子と低位電源との間に接続された抵抗
    と、 FETのゲート端子とソース端子との間に接続された第
    1の容量とを有することを特徴とする電流発生回路。
  2. 【請求項2】 ゲート端子が第1のFETのゲート端子
    に接続され、ソース端子が第1のFETのソース端子に
    接続され、ドレイン端子が基準電流を供給する定電流源
    に接続された第1導電型の第2のFETとを有すること
    を特徴とする請求項1記載の電流発生回路。
  3. 【請求項3】 第1のFETのソース端子とバックゲー
    ト端子との間に接続された第2の容量と、 第2のFETのソース端子とバックゲート端子との間に
    接続された第3の容量とを有することを特徴とする請求
    項1又2記載の電流発生回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の容量の値と前記抵抗の値との
    積、又は前記第2の容量の値と第3の容量の値との和と
    前記抵抗の値との積は、低位電源電位の時間変動を変換
    して求めたパワースペクトルの最大値のうち最も小さい
    周波数の逆数以上に設定されてなることを特徴とする請
    求項1,2又は3記載の電流発生回路。
JP5329477A 1993-12-27 1993-12-27 電流発生回路 Pending JPH07191768A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003110367A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Denso Corp センサ用半導体集積回路装置
JP2008035466A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Research & Industrial Cooperation Group モス電界効果トランジスタの増幅度及び雑音度改善回路、並びにこれを利用した周波数混合器と、増幅器及び発振器
JP2012164078A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Seiko Instruments Inc ボルテージレギュレータ

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JP2003110367A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Denso Corp センサ用半導体集積回路装置
JP2008035466A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Research & Industrial Cooperation Group モス電界効果トランジスタの増幅度及び雑音度改善回路、並びにこれを利用した周波数混合器と、増幅器及び発振器
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