JPH0719071Y2 - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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JPH0719071Y2
JPH0719071Y2 JP1988154740U JP15474088U JPH0719071Y2 JP H0719071 Y2 JPH0719071 Y2 JP H0719071Y2 JP 1988154740 U JP1988154740 U JP 1988154740U JP 15474088 U JP15474088 U JP 15474088U JP H0719071 Y2 JPH0719071 Y2 JP H0719071Y2
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JP
Japan
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contact sheet
contact
sheet
connector
fixed
Prior art date
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JP1988154740U
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JPH0276436U (ja
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貞夫 立花
善三 戸塚
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は情報処理装置の入力部に使用されるメンブレン
接点方式のキーボード装置に係り、特に電磁シールドを
有するフレキシブルプリント配線板に関する。
(従来の技術) 従来、シールド技術を施したキーボード装置は種々開発
されてきている。その1つについて第3図から第6図ま
でを参照しながら説明する。第3図は従来技術のキーボ
ード装置と制御部との側面図であり、第4図は第3図の
A部の拡大断面図である。第3図に示すようにキーボー
ド装置1は複数のキースイッチ2とフレキシブルプリン
ト配線板3と補強板4とスイッチ取付ブラケット5とか
らなる。キースイッチ2は第4図に示すようにキートッ
プ10とハウジング11とリセットスプリング12とスプリン
グ13とからなり、ハウジング11がスイッチ取付ブラケッ
ト5に圧入してある。又、フレキシブルプリント配線板
3は第4図に示すように可動接点シート14と固定接点シ
ート16とからなり、それぞれ柔軟性を有する絶縁性フィ
ルムの片面に導体パターンを形成した後、柔軟性フィル
ムで被覆してある。第5図は一方のフレキシブルプリン
ト配線板である従来技術による固定接点シートの拡大平
面図である。固定接点シート16は導体パターン16bに接
点16aを有する接点配列パターン部16dと、導体パターン
16bをコネクタ接続部16fに導くコネクタ導出部16eとか
らなる。コネクタ導出部16eは折り曲げ部16cで折り曲げ
ることができる。可動接点シート14は図示せぬパターン
配列が固定接点シート16のパターン配列に対して90°異
なることを除いて同様な構造をしており、可動接点シー
ト14と固定接点シートとの接点を向い合せ、対角線方向
の互いに最も外側にある2接点同志を対向させるとすべ
ての接点が対向し合い、コネクタ導出部も向き合う関係
にある。第4図に示すようにフレキシブルプリント配線
板3の接点14a,16aを向き合わせ、その間にスペーサ15
を挾み、補強板4の表面4aにのせ、それぞれの間を粘着
剤にて接着する。スペーサ15はフレキシブルプリント配
線板3の接点部に開孔部15aを有している。補強板4は
導電性を有した板材であり、バーリング加工で設けた突
起部4cの穴を通じてキースイッチ2のハウジング11にね
じ18で固着する。この状態でキースイッチ2とフレキシ
ブルプリント配線板3の接点14a,16aとは重なり合う関
係にある。第6図は第3図に示したキーボード装置を裏
面からみた斜視図であり、フレキシブルプリント配線板
3をコネクタ導出部で折り曲げて補強板4の裏面4bには
わせ、コネクタ導出部の上をシールドプレート17でおお
い、シールドプレート17を補強板4と共にハウジング11
にねじ18で取付ける。シールドプレート17は裏面全体
に、すなわち補強板4の裏面4bと接触する面全体に導体
部を設けてあり、補強板4はアースに接続してある。シ
ールドプレート17は放射ノイズがコネクタ導出部の導体
パターンにのって、キースイッチ2を介して図3に2点
鎖線で示したアッパーカバーに設けられたキースイッチ
孔から外部に放射されることを防ぐ役目を持つ。
制御部6は第3図に示すようにコネクタ7及び回路部品
9a,9b,9cがプリント配線板8に取付けてあり、補強板4
の近傍、即ち、図3に示すように補強板4の裏面4bに対
向して設けてある。そしてフレキシブルプリント配線板
3のコネクタ接続部がコネクタ7に接続してある。次に
動作について説明する。キースイッチ2のキートップ10
を押下すると第4図に示すようにスプリング13が圧縮
し、可動接点シート14を押し下げ、可動接点シート14の
接点14aと固定接点シート16の接点16aとが接触して導通
する。つぎにキートップ10から指を離すとリセットスプ
リング12によりキートップ10は押し下げられ、スプリン
グ13は可動接点シート14から離れる。そして接点14aは
接点16aから離れるので導通しなくなる。ところで、第
3図に示した制御部6には高周波信号を発生するたとえ
ば発振素子9bがあるが、この発振素子9bから放出される
放射ノイズはシールドプレート17の導体部にのり、補強
板4から図示せぬアースに流れる。よって、放射ノイズ
は外部に漏れない。
(考案が解決しようとする課題) 従来のキーボードにあっては、シールドプレートとフレ
キシブルプリント配線板とは別々になっている。従っ
て、製造工程はそれぞれ単独となり、保管,数量管理も
別々にしなければならない。又、シールドプレートを補
強板に取付ける際、ミスにより導体部を反対に、すなわ
ち補強板の裏面と接しないように取付けてしまうと導体
部と補強板とは接触はせず、シールドプレートを取付け
ているにもかかわらず、シールドの役目をはたさないと
いう問題点があった。
本考案はフレキシブルプリント配線板とシールド導体部
とを一体形成し、フレキシブルプリント配線板をつくる
工程でシールド導体部も製造するようにしたフレキシブ
ルプリント配線板を得ることを目的とし、さらにそのフ
レキシブルプリント配線板を使用してシールド対策の漏
れのないキーボード装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のキーボード装置に
おいては、コネクタ導出部に隣接して導体パターンと同
じ面に導電部材を配設したシールド導体部を一体に形成
したフレキシブルプリント配線板を固定接点シートに使
用し、隣接部を折りまげコネクタ導出部をシールド導体
部でおおい、補強板の裏面に導通をとって固定したもの
である。
(作用) 上記のように構成されたフレキシブルプリント配線板に
シールド導体部を一体化させると、フィルムの片面にシ
ールド導体を導体パターンと同時に作ることができる。
又、上記フレキシブルプリント配線板をキーボード装置
の固定接点シートとして使用し、コネクタ導出部をおお
うと、シールド導体は補強板の裏面に必ず接触するの
で、制御部で発生した放射ノイズはシールド導体,補強
板を介してアースに流れる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図,第2図を参照しながら説明
する。なお、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
第1図は本考案によるキーボード装置を裏面からみた斜
視図である。従来技術と異なるところはフレキシブルプ
リント配線板の固定接点シートとシールド導体部とを一
体にした点である。第2図は本考案による固定接点シー
トの拡大平面図であり、固定接点シート19は導体パター
ン19bに接点19aを有した接点配列パターン部19dと、導
体パターン19bをコネクタ接続部19fに導くコネクタ導出
部19eと、シールド導体19gを面状に設けたシールド導体
部19hとからなる。導体パターン19bとシールド導体19g
とは同一面に設ける。コネクタ導出部19eとシールド導
体部19hとにはそれぞれ折り曲げ部19c,19iが設けてあ
り、第1図に示すようにコネクタ導出部19eは折り曲げ
部19cで折り曲げて補強板4の裏面4bにはわせる。又、
シールド導体部19hには取付用穴19jが設けてあり、第1
図に示すように折り曲げ部19iで折り曲げてコネクタ導
出部19eをおおい、ねじ18で補強板4の裏面4bに固着す
る。キーボード装置の動作及びシールド導体部の作用は
従来技術と同様である。本実施例ではシールド導体部の
シールド導体を面状にしたが、網目状にしてもよい。
又、導体パターンのアースラインとシールド導体部のシ
ールド導体とを接続してもよい。この場合、補強板は導
電性を有する必要はなくなる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
フレキシブルプリント配線板にシールド導体部を一体化
させることにより製造工程を1つにすることがてき、且
つ保管場所、数量管理は別々にしなくともすむ。
また、上記フレキシブルプリント配線板をキーボード装
置の固定接点シートとして使用した場合、必ずシールド
導体面がアースに接続した補強板の裏面に接するのでシ
ールド対策漏れのないキーボード装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるキーボード装置の斜視図、第2図
は本考案による固定接点シートの拡大平面図、第3図は
従来技術のキーボード装置と制御部との側面図、第4図
は第3図のA部の拡大断面図、第5図は従来技術による
固定接点シートの拡大平面図、第6図はキーボード装置
を裏面からみた斜視図である。 1…キーボード装置、2…キースイッチ、3…フレキシ
ブルプリント配線板、4…補強板、6…制御部、10…キ
ートップ、14…可動接点シート、14a,16a,19a…接点、1
5…スペーサ、15a…開口部、16,19…固定接点シート、1
6d,19d…接点配列パターン部、16e,19e…コネクタ導出
部、17…シールドプレート、19g…シールド導体、16h…
シールド導体部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体パターンに接点を有する接点配列パタ
    ーン部とその導体パターンをコネクタ接続部に導くコネ
    クタ導出部とからなる可動接点シートと、この可動接点
    シートの接点部に開口部を有するスペーサと、その可動
    接点シートの接点に対向した接点を有する固定接点シー
    トとを積層し、キースイッチを押下するとそのキースイ
    ッチに対向した上記接点が接触して導通するキーボード
    装置において、 導電性を有するとともに接地し、表面には可動接点シー
    ト、スペーサ及び固定接点シートを積層し、裏面には可
    動接点シート及び固定接点シートのコネクタ導出部を対
    向させて導き、発振素子、コネクタ等の回路部品を搭載
    した制御部の近傍に配置した補強板と、 上記固定接点シートのコネクタ導出部に隣接して一体に
    形成し、隣接部で折り曲げて可動接点シート及び固定接
    点シートのコネクタ導出部を覆って補強板の裏面に固定
    したシールド導体部とを備えたことを特徴とするキーボ
    ード装置。
JP1988154740U 1988-11-30 1988-11-30 キーボード装置 Expired - Lifetime JPH0719071Y2 (ja)

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JPH0276436U JPH0276436U (ja) 1990-06-12
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