JP4632877B2 - 回路基板の静電気侵入防止構造 - Google Patents

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本発明は、回路基板に形成した回路パターンへの外部からの静電気の侵入を防止する回路基板の静電気侵入防止構造に関するものである。
従来、抵抗体パターンやスイッチパターンなどの各種回路パターンを形成した回路基板を具備してなる電子部品として、例えばケース内に収納した回路基板に形成された回路パターン上に摺動子や接点部材などが載置され、これら摺動子や接点部材をつまみによって操作して回路パターンに摺接させたり当接させたりすることで、この回路パターンの電気的出力を変化させるように構成された電子部品がある。
特開平11−353965号公報
ところでこの種の電子部品では、つまみに静電気が帯電した指が触れると、その静電気がつまみとケースの隙間などからケース内に入り込んで、回路基板に形成した回路パターンに侵入してしまい、それにより電子部品の誤動作や故障などが生じる恐れがあった。静電気は、つまみとケースの隙間以外にも、例えばケースの他の隙間などからもケース内に入り込んで回路基板に入射するなど、あらゆる方向から回路基板に入射するおそれがあり、この静電気の回路パターンへの侵入を効果的に防止する対策が必要である。従来この対策としては、ケースに別部品の金属板などからなるシールド部材を取り付けたり、ケースの内面にシールド用のアルミ箔などを貼り付けたりして、回路基板の周囲をシールドしていたが、その方法では、電子部品の構造が複雑になり部品点数が増大するという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、簡単な構造で回路基板に形成した回路パターンへの外方からの静電気の侵入を効果的に防止できる回路基板の静電気侵入防止構造を提供することにある。
上記課題を解決するため本願の請求項1に記載の発明は、回路基板に形成した回路パターンへの外方からの静電気の侵入を防止する回路基板の静電気侵入防止構造において、前記回路基板の回路パターンは前記回路基板の表面に露出した状態で形成される回路パターンであり、一方前記回路基板の回路パターンを露出させる開口部を備えた表面側アース基板を具備し、この表面側アース基板は前記回路基板の回路パターンを形成した面側に重ねて載置され、さらに前記回路基板と前記表面側アース基板は互いに接続部で接続された一枚のフレキシブル回路基板で構成されると共に、前記接続部を折り返すことで前記回路基板と前記表面側アース基板とが重ね合わせられ、少なくとも前記回路基板の回路パターンを形成した面又はその裏面の回路パターンの少なくとも周囲を囲む位置と、前記表面側アース基板の表面又は裏面の前記回路パターンの周囲を囲む位置とに、それぞれ回路パターンの外方から入射する静電気をアースしてこの回路パターンへの静電気の侵入を防止する静電気侵入防止パターンを形成し、さらに前記回路基板と前記表面側アース基板に形成した各静電気侵入防止パターンを前記接続部を介して互いに連結したことを特徴とする。
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回路基板の静電気侵入防止構造において、前記一枚のフレキシブル回路基板は、そのいずれか一方の面側に前記回路パターンを形成し、他方の面側に前記連結した両静電気侵入防止パターンを形成したことを特徴とする。
本願の請求項1に記載の発明によれば、少なくとも回路基板の回路パターンを形成した面又はその裏面の回路パターンの少なくとも周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターンを形成したので、簡単な構造で部品点数を増加させずに回路パターンへの静電気の侵入を効果的に防止でき、回路基板を設置する電子部品の構造を複雑化せずに、静電気による誤動作や故障などの不具合の発生を防止できる。
本願の請求項1に記載の発明によれば、回路基板の回路パターンを形成した面側に重ねて載置した表面側アース基板上の回路パターンの少なくとも周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターンを形成したので、回路基板の回路パターンを形成した面側から入射する静電気の回路パターンへの侵入を効果的に防止でき、回路基板を設置する電子部品の静電気による誤動作や故障などの不具合の発生を防止できる。
本願の請求項1に記載の発明によれば、回路パターンが回路基板の表面に露出した状態で形成される回路パターンであり、表面側アース基板は、回路パターンを露出させる開口部を備えて回路パターンの周囲を囲む形状に形成されているので、例えば摺接パターンなどの露出した状態で設置する回路パターンを備える場合に、この回路パターンの周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターンを形成して静電気の侵入を効果的に防止することができ、回路基板を設置する電子部品の静電気による誤動作や故障などの不具合の発生を防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1、図2は、本発明の第1実施形態にかかる静電気侵入防止構造を備えた回路基板を具備する電子部品(以下「回転式電子部品」という)1の分解斜視図であり、図1はその上側部分を示す図で、図2はその下側部分を示す図である。これらの図に示すように回転式電子部品1は、つまみ10と、クリック板30を取り付けたケース20と、クリックバネ40と摺動子60を取り付けた回転型物50と、本発明にかかる静電気侵入防止構造を備えた回路基板(以下「フレキシブル回路基板」という)70と、支持部材90と、取付部材95とを備えて構成されている。以下、回転式電子部品1の各構成部品について説明する。
つまみ10は、略円形の平板形状に形成された合成樹脂の成型品で、その外周側面が指などでつまんで操作する操作部11になっている。一方、下面の中央には、下方に向かって突出する中空筒状の軸部12が設けられ、軸部12の下端には、いずれも下方に向かって突出する柱状の突起である3個の固定部12aが形成されている。
ケース20は、合成樹脂の成形品で、略円形の平板状に形成された上壁21の外周に下方に向かう側壁22が設けられ、側壁22の内側に下面側に開口する凹部である収納部23が形成されている。上壁21の中央には収納部23に連通する開口部24が設けられていて、開口部24の外周には上方に向かって突出するリング状の突出部25が形成されている。一方、側壁22の下端面の等間隔の4箇所には、下方に向かって突出する突起状の固定部26が形成され、収納部23の底面(上壁21の下面)の開口部24の両外側には、下方に向かって突出する突起状の固定部27が形成されている。
クリック板30は、金属板をリング状に形成して構成されており、全周にわたって貫通穴からなるクリック係合部31を等間隔に設け、また外周の両端からクリック板30の外側に向けて二つの舌片状の突起32を突出し、その中にケース20の固定部27を固定する小孔からなる取付固定部33を設けて構成されている。
クリックバネ40は、弾性金属板をリング状に形成して構成されており、その180度対向する位置に貫通穴からなる一対の取付固定部41を設け、両取付固定部41の間にそれぞれリング状部分の周方向に沿って形成された一対のスリット部42を設け、両スリット部42の外側の円弧状部分をその根元部分から上方向に折り曲げることで構成される一対のアーム部43を備えている。そして両アーム部43の中央には、上方向に突出する突起状のクリック弾接部44を設けている。
回転型物50は、合成樹脂を略円形の板状に成形して構成されており、その外周側面の寸法が、ケース20の収納部23の内周側面の寸法よりも若干小さく形成されている。そして上面の中央には上方に向かって突出する円柱状の突起部51を形成し、この突起部51につまみ10の固定部12aを挿通させる3個の貫通孔からなる取付固定部51aを設けている。また回転型物50の上面の突起部51の両外側にはそれぞれクリックバネ40の取付固定部41に固定される突起状の固定部52が設けられている。また回転型物50の下面の外周近傍には、摺動子60を固定する突起状の固定部53が設けられている。
摺動子60は、導電性を有する弾性金属板によって構成され、平板状の基部61の一端から二本の摺動冊子62を突出しこれらを基部61の下面側に折り曲げて形成されている。基部61には貫通穴からなる取付固定部63が設けられている。
次に、図3はフレキシブル回路基板70を展開した状態を示す図であり、同図(a)は上面側から見た図で、同図(b)は下面側から見た図である。図2及び図3に示すようにフレキシブル回路基板70は、一枚の可撓性を有する合成樹脂フイルム(ポリエチレンテレフタレートフイルム〔PETフイルム〕等)からなる薄板状の部材の上に回路パターンを形成した構成であり、このフレキシブル回路基板70は、回路基板部71と、表面側アース基板部72と、裏面側アース基板部73と、接地側アース基板部74の4つの基板部を備えている。そして、回路基板部71は、表面側アース基板部72と接続部75で接続され、さらに回路基板部71は、裏面側アース基板部73と接続部76で接続され、その裏面側アース基板部73は接地側アース基板部74と接続部77で接続され、さらに接地側アース基板部74から引出部78が引き出されている。なお図2では、フレキシブル回路基板70はその接続部75,76,77がいずれも折り返されて、回路基板部71と表面側アース基板部72と裏面側アース基板部73と接地側アース基板部74とが互いに重ね合わされた状態の分解図を示しており、さらに同図では図示の都合上、各接続部75,76,77が切断された状態を示している。
そしてこのフレキシブル回路基板70の一方の面については、回路基板部71と裏面側アース基板部73と接地側アース基板部74に回路パターンが形成され、その裏面については、回路基板部71と表面側アース基板部72と裏面側アース基板部73と接地側アース基板部74のすべてに静電気侵入防止パターンが形成されている。なお以下では、このフレキシブル回路基板70の回路パターンを形成した面を表面側と称し、その裏面である静電気侵入防止パターンを形成した面を裏面側と称す。以下、4つの基板部の構成を詳細に説明する。
回路基板部71は、ケース20の下面(側壁22の下端面)の外形と略同一の円形形状に形成され、その上面の中央には、円形のリング状のコモンパターン81と、コモンパターン81の両外側に配置された円弧状の一対の抵抗体パターン82とを設けてなる回路パターン80が形成されている。この回路パターン80は、摺動子60の摺動冊子62を摺接させる摺接パターンであり、回路基板部71の表面に露出した状態で形成されている。そしてコモンパターン81からは回路パターンである配線パターン81aが引き出され、両抵抗体パターン82の一端側からは、それぞれ回路パターンである配線パターン82aが引き出されて、これらは共に裏面側アース基板部73と接地側アース基板部74を通って引出部78に導かれ、その先で図示しない他の回路に接続されている。
そして図3(b)に示すように、回路基板部71の裏面側の回路パターン80の周囲を囲む位置に、回路基板部71の外周に沿って所定幅のリング形状に形成された静電気侵入防止パターン83が設けられている。この静電気侵入防止パターン83は、銀などの導電粉を樹脂バインダーに混練して分散させた樹脂含有導電ペーストを回路基板部71に塗布して形成されたものである。以下の他の静電気侵入防止パターンも同様の方法で形成されている。一方、回路基板部71の外周近傍の4箇所には、貫通穴からなる取付固定部71aが設けられている。各取付固定部71aは、それぞれケース20の各固定部26に対応する位置に設けられている。
表面側アース基板部72は、その外形が回路基板部71の外形と同形状で、中央に回路パターン80を露出させるための開口部72bを設けて回路パターン80の周囲を囲むリング形状に形成されている。またそのケース20の各固定部26に対応する位置には貫通穴からなる取付固定部72aが設けられている。そして、この表面側アース基板部72の裏面側の全面には、静電気侵入防止パターン84が形成されている。次に、裏面側アース基板部73は、回路基板部71と同形状で、そのケース20の各固定部26に対応する位置に貫通穴からなる取付固定部73aが設けられている。そしてその裏面側には、その外周に沿って所定幅のリング形状に形成された静電気侵入防止パターン85が設けられている。次に、接地側アース基板部74は、回路基板部71と同形状に形成され、そのケース20の各固定部26に対応する位置には貫通穴からなる取付固定部74aが設けられている。またその裏面側には、その外周に沿って所定幅の略円弧形状に形成された静電気侵入防止パターンからなる接地パターン86が設けられている。この接地パターン86は、回転式電子部品1を組み立てた際に取付部材95に当接してアースされる。
また、各接続部75,76,77の裏面側にもそれぞれ静電気侵入防止パターン87,88,89が形成されていて、回路基板部71と表面側アース基板部72と裏面側アース基板部73それぞれの裏面側に形成された静電気侵入防止パターン83,84,85と接地側アース基板部74に形成された接地パターン86とがこれら静電気侵入防止パターン87,88,89を介して互いに連結されている。
次に、支持部材(支持板)90は、ケース20の下面(側壁22の下端面)の外形と略同一形状に形成された合成樹脂製の硬質板で、その外周近傍のケース20の固定部26に対応する位置に、貫通穴からなる取付固定部91を設けて構成されている。
取付部材(取付板)95は、ケース20の下面(側壁22の下端面)の外形と略同一形状に形成された金属板などの導電性を有する硬質板で、その外周近傍のケース20の固定部26に対応する位置に、貫通穴からなる取付固定部96を設けて構成されている。
次に、回転式電子部品1の組み立て方法を説明する。まずケース20の収納部23内にクリック板30を設置する。その際、ケース20の固定部27をクリック板30の取付固定部33に挿通させて、突起32の下面側に突出した固定部27の先端を熱カシメすることで、クリック板30を収納部23内の上壁21の下面の開口部24の周囲に固定する。一方、クリックバネ40を回転型物50に取り付ける。その際クリックバネ40を回転型物50の突起部51の周囲に取り付けて、回転型物50の固定部52をクリックバネ40の取付固定部41に挿通してクリックバネ40の上面側に突出させ、その先端を熱カシメすることで、回転型物50の上面にクリックバネ40を載置して固定する。また、回転型物50の下面の固定部53に摺動子60の取付固定部63を取り付けて、基部61の下面側に突出した固定部53の先端を熱カシメすることで、摺動子60を回転型物50の下面に取り付ける。そしてこのクリックバネ40と摺動子60を取り付けた回転型物50をケース20の収納部23内に収納すると共に、ケース20の開口部24にその上側からつまみ10の軸部12を挿入して固定部12aを回転型物50の取付固定部51aに挿通させて、回転型物50の下面側に突出した固定部12aの先端を熱カシメして固定する。これにより、ケース20の開口部24の上下でつまみ10と回転型物50が一体に固定され、且つ回転型物50はケース20の収納部23内に回転自在に収納される。さらにこのとき、クリックバネ40のクリック弾接部44がクリック板30に弾接していずれかのクリック係合部31に係合した状態となる。
一方、フレキシブル回路基板70の接続部75を折り返して、回路基板部71の表面側の面に表面側アース基板部72の表面側の面を対向させて重ね合わせ、開口部72bから回路基板部71の回路パターン80を露出させた状態にする。また回路基板部71の下側(裏面側)に支持部材90を設置すると共に、接続部76を折り返して支持部材90の下面に裏面側アース基板部73の裏面側の面を対向させて重ね合わせる。さらに接続部77を折り返して裏面側アース基板部73の表面側の面に接地側アース基板部74の表面側の面を対向させて重ね合わせる。このようにして重ね合わせたフレキシブル回路基板70と支持部材90とを、先に組み立てた回転式電子部品1の上側部分のケース20の下面(側壁22の下端面)に取り付けて、さらにその下面に取付部材95を取り付ける。この際、ケース20の固定部26をフレキシブル回路基板70の各取付固定部71a,72a,73a,74aと、支持部材90の取付固定部91と、取付部材95の取付固定部96とにそれぞれ挿通させて、取付部材95の下面側に突出する固定部26の先端を熱カシメしてこれら各部材を一体に固定することで、回転式電子部品1の組み立てが完了する。
図4は、組み立てた回転式電子部品1の概略側断面図である。同図に示すように回転式電子部品1では、回路基板部71の裏面側の回路パターン80の周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターン83が形成され、回路基板部71の表面側に重ねて載置した表面側アース基板部72の回路パターン80の周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターン84が形成され、回路基板部71の裏面側に支持部材90を介して重ねて載置した裏面側アース基板部73の回路パターン80の周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターン85が形成され、これら各静電気侵入防止パターン83,84,85で回路パターン80の周囲が囲まれた状態になっている。また、回路基板部71と表面側アース基板部72と裏面側アース基板部73とは、接続部75,76で接続された一枚のフレキシブル回路基板70で構成されると共に、各接続部75,76が折り返されてこれら回路基板部71と表面側アース基板部72と裏面側アース基板部73とが重ね合わされている。また、静電気侵入防止パターン83,84,85は、接続部75,76を介して互いに連結されており、さらに静電気侵入防止パターン85は、接続部77を介して接地パターン86に連結されており、この接地パターン86は、取付部材95に当接してアースされている。したがって、静電気侵入防止パターン83,84,85は、いずれもアースされている。
次に、回転式電子部品1の動作を説明する。つまみ10の操作部11を指などでつまんで回転させると、つまみ10と一体に回転型物50が回転し、クリックバネ40のクリック弾接部44がクリック板30に弾接して各クリック係合部31に順に係合することで、つまみ10と回転型物50が一体に所定角度ずつ回転してクリック感覚を生じる。そのとき、摺動子60の摺動冊子62が回路パターン80のコモンパターン81と抵抗体パターン82の上を摺接移動することで、コモンパターン81と抵抗体パターン82に接続された配線パターン81a,82a(図3参照)間の電気的出力が順に変化する。
ここで、つまみ10を操作する指などが帯電していると、高圧の静電気が例えばつまみ10の操作部11の下端とケース20との隙間δなどからケース20内に入り込み、ケース20内の各部品の間などを通って回路基板部71の表面に入射して、この回路基板部71の表面に露出した状態で形成されている回路パターン80に侵入しようとする。しかしながら回転式電子部品1では、回路パターン80に侵入しようとする静電気は、回路パターン80の周囲を囲む位置に配置されてアースされている静電気侵入防止パターン83,84,85のいずれかに入射するので、回路パターン80に侵入するおそれがない。すなわち図4に示すように、回路基板部71の表面側に載置された表面側アース基板部72に静電気侵入防止パターン84が形成されていることで、つまみ10を介してケース20内に入射し、ケース20と回転型物50の隙間などを通って回路基板部71の表面側から回路パターン80に侵入しようとする静電気を遮断できる。また、回路基板部71の裏面の回路パターン80の周囲を囲む位置にも静電気侵入防止パターン83が形成されているので、ケース20の下面と支持部材90との隙間などから侵入して回路基板部71の側方から回路パターン80に侵入しようとする静電気を遮断できる。さらに、回路基板部71の裏面側に載置された裏面側アース基板部73にも静電気侵入防止パターン85が形成されているので、回路基板部71の裏面側から回路パターン80に侵入しようとする静電気も遮断できる。このように、多くの方向から回路基板部71に入射する静電気の回路パターン80への侵入を効果的に防止できる。したがって、回転式電子部品1の静電気による誤動作や故障などの不具合の発生を防ぐことができる。
また、回路基板部71と表面側アース基板部72と裏面側アース基板部73とを接続部75,76で接続した一枚のフレキシブル回路基板70で構成し、接続部75,76を折り返すことで、これら各基板部71,72,73を重ね合わせたので、部品点数を増大させることなく、回路基板部71の表面側や裏面側や側方などの多くの方向から回路基板部71に入射する静電気の回路パターン80への侵入を効果的に防止する静電気侵入防止構造を実現できる。また図3に示すように、フレキシブル回路基板70は、そのいずれか一方の面側に回路パターン80を形成し、他方の面側に静電気侵入防止パターン83,84,85と接地パターン86とを形成した構造なので、簡単な工程で一枚のフレキシブル回路基板70に回路パターン80と静電気侵入防止パターン83,84,85及び接地パターン86を形成することが可能となり、その製作工程が簡素化できる。
なお静電気侵入防止パターン83,84,85と接地パターン86は、各基板部71,72,73,74上であって回路パターン80の周囲を囲む位置に形成されていれば、どのように形成されていてもよく、その形状や形成する位置は上記に限られない。例えば上記以外にも、表面側アース基板部72や裏面側アース基板部73に形成する静電気侵入防止パターン84,85は、これら表面側アース基板部72や裏面側アース基板部73の表面側と裏面側の両方に形成することもできる。また、裏面側アース基板部73に形成する静電気侵入防止パターン85は、裏面側アース基板部73の外周のみでなくその全面に形成することもできる。また接地側アース基板部74に形成される接地パターン86の形状やその形成位置は、図示した形状等に限られるものではない。また上記では、回路基板部71と表面側アース基板部72と裏面側アース基板部73と接地側アース基板部74とが接続されてこれらが一枚のフレキシブル回路基板70で構成されている場合を示したが、これら各基板部71,72,73,74は、互いに分離した別の基板で構成することもできる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態にかかる静電気侵入防止構造を備えた回路基板を説明する。本実施形態にかかる図面及びその説明においては、第1実施形態と共通する構成部分には同一の符号を付す。なお以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。以下の他の実施形態においても同様とする。図5は、本発明の第2実施形態にかかる静電気侵入防止構造を備えたフレキシブル回路基板70−2の一部を示す図である。即ち同図では、フレキシブル回路基板70−2の回路基板部71と接続部75,76の一部分のみを図示しており、その他の部分は図示を省略している。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、回路基板部71の回路パターン80を形成した面(表面側)の回路パターン80の周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターン97を形成した点である。そして図示は省略するがこの静電気侵入防止パターン97は、例えばスルーホールなどを用いて回路基板部71の裏面の静電気侵入防止パターン83に接続され、これによって取付部材95にアースされる接地パターン86に連結してアースされている。さらにこれ以外にも図示は省略するが、回路基板部71の裏面側の静電気侵入防止パターン83を省略して、表面側の静電気侵入防止パターン97だけを形成してこれをアースすることも可能である。
〔第3実施形態〕
図6は、本発明の第3実施形態にかかる静電気侵入防止構造を備えたフレキシブル回路基板70−3の構成を示す図である。また、図7は、フレキシブル回路基板70−3を具備してなる電子部品(以下「押圧式電子部品」という)1−2の概略側断面図である。このフレキシブル回路基板70−3が第1実施形態のフレキシブル回路基板70と異なるのは、回路パターン80にかえて接点パターン98と接続パターン99とからなる回路パターン80−2を設置すると共に、裏面側アース基板部73と接地側アース基板部74を省略して構成されている点である。回路パターン80−2は、導電ペーストを印刷形成することで回路基板部71の中央に形成された接点パターン98と、接点パターン98の外周にこれを囲むように導電ペーストを印刷形成した円弧状の接続パターン99とを備えてなるスイッチパターンである。接点パターン98と接続パターン99からはそれぞれ回路パターンである配線パターン98a,99aが引き出されて、これらは共に回路基板部71から引き出された引出部79に導かれて、その先の図示しない他の回路に接続されている。そしてこの回路パターン80−2上に、弾性金属板をドーム形状に形成してなる反転板100が載置されている。反転板100は、その下面外周が接続パターン99上に当接し、その中心部が接点パターン98の真上に位置するように載置されている。これらにより、反転板100の反転時にその中心部が接点パターン98に接触することで接点パターン98と接続パターン99とが導通すると共に、クリック感覚を生じるスイッチ101(図7参照)が構成される。そしてこのフレキシブル回路基板70−3は、接続部75を折り返すことで回路基板部71の上側(表面側)に表面側アース基板部72をその裏面側を上にして載置し、開口部72bから回路基板部71の回路パターン80−2上に載置した反転板100を露出させた状態としている。
図7に示すように、このフレキシブル回路基板70−3を設置する押圧式電子部品1−2は、ケース110の開口部111内に上下動自在に設置された押圧キートップ120を備えている。押圧キートップ120の下面には、突起状の押圧部121が設けられている。そしてこの押圧キートップ120を設置したケース110の下面に、組み立てたフレキシブル回路基板70−3が取り付けられて押圧キートップ120の押圧部121が反転板100上に載置された状態になっており、さらにフレキシブル回路基板70−3の下側に金属板製の取付部材130が取り付けられている。この押圧式電子部品1−2では、回路パターン80−2の周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターン83,84が設置されていて、これら静電気侵入防止パターン83,84は、取付部材130を介してアースされている。
この押圧式電子部品1−2は、指などで押圧キートップ120を押圧して下降させると、押圧部121が反転板100を押圧して反転させ、スイッチ101がオンする。一方、押圧キートップ120の押圧を解除すると、反転板100の復帰力により押圧キートップ120が上昇してスイッチ101がオフする。この押圧式電子部品1−2では、回路基板部71の表面(表面側)に露出した状態で形成された回路パターン80−2に侵入しようとする静電気は、回路パターン80−2の周囲を囲む位置に設置されてアースされている各静電気侵入防止パターン83,84に入射し、回路パターン80−2に侵入するおそれがないので、押圧式電子部品1−2の静電気による誤動作や故障などの不具合の発生を防ぐことができる。なお、本実施形態では表面側アース基板部72をリング形状に形成したが、これ以外にも表面側アース基板部72は、その開口部72bを省略した円形の平板形状に形成して、反転板100の上部を覆うように設置してもよい。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、回転式電子部品1や押圧式電子部品1−2の構造は、本発明の静電気侵入防止構造を備えた回路基板を具備する電子部品の一例であり、本発明がこれらの実施形態に限定されるものではない。また、フレキシブル回路基板70,70−2,70−3に形成した回路パターン80,80−2の構造は一例である。即ち、上記の各実施形態における回路基板部71の表面に露出して形成された回路パターンは摺接パターン80やスイッチパターン80−2であるが、これ以外にも本発明にかかる静電気防止構造を備えた回路基板が備える回路パターンは、他の回路と接続するための引き出し用端子として機能を有する露出した電極パターン(回路パターン)などでもよい。さらに上記した摺接パターン80やスイッチパターン80−2のように回路基板の表面に露出させた状態で形成する回路パターンのみならず、例えば固定抵抗パターンのようにその表面に絶縁層が塗布されていて回路基板の表面に露出していない回路パターンであってもよく、回路基板上に形成しうるあらゆる回路パターンが含まれる。
た、各実施形態における回路基板部71、裏面側アース基板部73、接地側アース基板部74の各基板部は、その外周のみに静電気侵入防止パターンを設けているが、静電気侵入防止パターンは、各基板部の全面に設けることもできる
また、上記第1実施形態の支持部材90は、回路基板部71をその下面側から支持するために設置しているものであり、回路基板部71を支持する必要がない場合はこれを省略することもできる
ここで、上記の第1実施形態にかかる回転式電子部品1では、回路パターン80が回路基板部71の表面に露出した状態で形成されている。そしてこの回路パターン80は、摺動冊子62を摺接させる摺接パターンであるため、回路パターン80の上にこれを覆うように静電気防止シートなどを設置して静電気の侵入を防止する構造は採用できない。そこで第1実施形態のように、回路基板部71の表面側に重ねて設置する表面側アース基板部72に、回路パターン80を露出させるための開口部72bを設けて回路パターン80の周囲を囲むリング形状に形成し、この表面側アース基板部72に静電気侵入防止パターン84を形成している。こうすることで、露出させた状態で設置しなければならない回路パターン80への静電気の侵入を効果的に防止できる静電気侵入防止構造を実現している。
また、第1実施形態のように回路基板部71の表面側に載置された表面側アース基板部72に静電気侵入防止パターン84を形成する以外にも、図5に示す第2実施形態のフレキシブル基板70−2のように、回路基板部71の表面側の回路パターン80の周囲を囲む位置に静電気侵入防止パターン97を形成することも可能であるが、その場合、回路基板部71の外形寸法を小型化すると、回路基板部71の表面側に露出する回路パターン80や配線パターン81a,82aに接近する位置に静電気侵入防止パターンを形成しなければならなくなり、ショートのおそれが生じる。特に、第2実施形態のフレキシブル基板70−2のようなスルーホールを用いずに、接続部76の表面側から静電気侵入防止パターン97の引出用の配線パターンを引き出そうとすると、そこに形成されている配線パターン81a,82aに非常に接近してしまいショートのおそれが生じる。接続部76でのショートを防止するために、第2実施形態のフレキシブル基板70−2のように、接続部76には静電気侵入防止パターン97用の配線パターンを形成せず、スルーホールなどを介して回路基板部71の裏面側に形成した静電気侵入防止パターン83にアースすることもできるが、そうするとフレキシブル基板70−2の製造工程が煩雑になりコストアップにつながってしまう。
その点、第1実施形態の回転式電子部品1が備える表面側アース基板部72は、一枚のフレキシブル基板70の一部であり、且つ回路パターン80を形成した面の裏面側に静電気侵入防止パターン84が形成されていて、これが接続部75の裏面側に形成した静電気侵入防止パターン87を介してアースされているので、既述したようにフレキシブル基板70の裏面側だけに静電気侵入防止パターンを形成すればよく、その製造工程が簡単になる。またこのように構成したことで、接続部75を折り曲げて表面側アース基板部72を回路基板部71の表面側に重ね合わせるだけで、露出する回路パターン80への上方からの静電気の侵入を効果的に防止できる静電気侵入防止構造を簡単に実現できる。また回路基板部71の表面側に重ねて設置した表面側アース基板部72に静電気侵入防止パターン84を形成していることで、配線パターン81a,82aの上部にもこれを覆うように静電気侵入防止パターン84を設置することができるので、配線パターン81a,82aに静電気が侵入することも効果的に防止できる。
本発明の第1実施形態にかかる静電気侵入防止構造を備えた回路基板を具備する回転式電子部品1の上側部分の分解斜視図である。 回転式電子部品1の下側部分の分解斜視図である。 フレキシブル回路基板70の展開図で、同図(a)はその上面側から見た図で、同図(b)はその下面側から見た図である。 回転式電子部品1の概略側断面図である。 フレキシブル回路基板70−2の一部を示す図である。 フレキシブル回路基板70−3の展開図で、同図(a)はその上面側から見た図で、同図(b)はその下面側から見た図である。 フレキシブル回路基板70−3を具備する押圧式電子部品1−2の概略側断面図である。
符号の説明
1 回転式電子部品
1−2 押圧式電子部品
10 つまみ
20 ケース
23 収納部
30 クリック板
40 クリックバネ
50 回転型物
60 摺動子
70 フレキシブル回路基板
71 回路基板部
72 表面側アース基板部
73 裏面側アース基板部
74 接地側アース基板部
75 接続部
76 接続部
77 接続部
80 回路パターン
80−2 回路パターン
81 コモンパターン
82 抵抗体パターン
83 静電気侵入防止パターン
84 静電気侵入防止パターン
85 静電気侵入防止パターン
86 接地パターン
90 支持部材(支持板)
95 取付部材(取付板)
97 静電気侵入防止パターン
98 接点パターン
99 接続パターン

Claims (2)

  1. 回路基板に形成した回路パターンへの外方からの静電気の侵入を防止する回路基板の静電気侵入防止構造において、
    前記回路基板の回路パターンは前記回路基板の表面に露出した状態で形成される回路パターンであり、
    一方前記回路基板の回路パターンを露出させる開口部を備えた表面側アース基板を具備し、この表面側アース基板は前記回路基板の回路パターンを形成した面側に重ねて載置され、
    さらに前記回路基板と前記表面側アース基板は互いに接続部で接続された一枚のフレキシブル回路基板で構成されると共に、前記接続部を折り返すことで前記回路基板と前記表面側アース基板とが重ね合わせられ、
    少なくとも前記回路基板の回路パターンを形成した面又はその裏面の回路パターンの少なくとも周囲を囲む位置と、前記表面側アース基板の表面又は裏面の前記回路パターンの周囲を囲む位置とに、それぞれ回路パターンの外方から入射する静電気をアースしてこの回路パターンへの静電気の侵入を防止する静電気侵入防止パターンを形成し、さらに前記回路基板と前記表面側アース基板に形成した各静電気侵入防止パターンを前記接続部を介して互いに連結したことを特徴とする回路基板の静電気侵入防止構造。
  2. 請求項1に記載の回路基板の静電気侵入防止構造において、
    前記一枚のフレキシブル回路基板は、そのいずれか一方の面側に前記回路パターンを形成し、他方の面側に前記連結した両静電気侵入防止パターンを形成したことを特徴とする回路基板の静電気侵入防止構造。
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