JPH0719047Y2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JPH0719047Y2 JPH0719047Y2 JP11860189U JP11860189U JPH0719047Y2 JP H0719047 Y2 JPH0719047 Y2 JP H0719047Y2 JP 11860189 U JP11860189 U JP 11860189U JP 11860189 U JP11860189 U JP 11860189U JP H0719047 Y2 JPH0719047 Y2 JP H0719047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light control
- locking
- insertion hole
- hole portion
- control body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、制光体を器具本体の照射開口に着脱自在かつ
回動自在に取り付けできる照明器具に関する。
回動自在に取り付けできる照明器具に関する。
(従来の技術) 従来、この種の照明器具としては、器具本体の長手方向
の両側に沿って上側の幅が下側の幅より広い略T字状の
取付孔を形成し、制光体の長手方向の一側に先端が幅広
に形成されたヒンジ体を取り付け、他側に回動自在の引
掛片を取り付け、ヒンジ体を一側の取付孔に挿入した後
に、ヒンジ体により制光体を回動させて引掛片を他側の
取付孔に対向させて回動して挿入し、制光体を器具本体
に取り付けている。また、制光体を器具本体から取り外
す際には、引掛片を回動して器具本体の取付孔から取り
外し、ヒンジ体を取付孔に係止した状態で回動させ、ヒ
ンジ体を取付孔から取り外して、制光体を器具本体から
取り外す構成が知られている。
の両側に沿って上側の幅が下側の幅より広い略T字状の
取付孔を形成し、制光体の長手方向の一側に先端が幅広
に形成されたヒンジ体を取り付け、他側に回動自在の引
掛片を取り付け、ヒンジ体を一側の取付孔に挿入した後
に、ヒンジ体により制光体を回動させて引掛片を他側の
取付孔に対向させて回動して挿入し、制光体を器具本体
に取り付けている。また、制光体を器具本体から取り外
す際には、引掛片を回動して器具本体の取付孔から取り
外し、ヒンジ体を取付孔に係止した状態で回動させ、ヒ
ンジ体を取付孔から取り外して、制光体を器具本体から
取り外す構成が知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来例の構成では、制光体が器具本
体に取り付けられた状態で引掛片を取付孔から取り外し
たとき、取付孔に係合したヒンジ体を中心に、制光体が
下方向に向って回動すると、ヒンジ体により取付孔に制
光体の約10倍の応力が加わる。このため、ヒンジ体が取
り付けられた取付孔の周縁が著しく変形し、外観を損ね
るのみならず、制光体の取り外しができなくなる問題を
有している。
体に取り付けられた状態で引掛片を取付孔から取り外し
たとき、取付孔に係合したヒンジ体を中心に、制光体が
下方向に向って回動すると、ヒンジ体により取付孔に制
光体の約10倍の応力が加わる。このため、ヒンジ体が取
り付けられた取付孔の周縁が著しく変形し、外観を損ね
るのみならず、制光体の取り外しができなくなる問題を
有している。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、ヒンジ体
が取り付けられる取付孔の周縁を簡単な構成で変形しに
くくできる照明器具を提供することを目的とする。
が取り付けられる取付孔の周縁を簡単な構成で変形しに
くくできる照明器具を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の照明器具は、器具本体と、この器具本体の照射
開口に取り付けられる制光体とを備え、前記器具本体
は、挿通孔部およびこの挿通孔部の下側にこの挿通孔部
より幅狭にこの挿通孔部と連通して形成された係止孔部
を有し、前記照射開口の内側面に位置した取付孔を備
え、前記制光体は、この制光体に取り付けられる接続
部、この接続部から折曲形成され前記係止孔部より幅狭
に形成され外方に突出した支持部、および、この支持部
の先端側に下方に向けて折曲形成され前記挿通孔部より
幅狭にかつ前記係止孔部より幅広に形成された係止部を
有し、前記取付孔に着脱自在かつ回動自在に取り付けら
れるばね性を有する板材にて形成されたヒンジ体を備え
たものである。
開口に取り付けられる制光体とを備え、前記器具本体
は、挿通孔部およびこの挿通孔部の下側にこの挿通孔部
より幅狭にこの挿通孔部と連通して形成された係止孔部
を有し、前記照射開口の内側面に位置した取付孔を備
え、前記制光体は、この制光体に取り付けられる接続
部、この接続部から折曲形成され前記係止孔部より幅狭
に形成され外方に突出した支持部、および、この支持部
の先端側に下方に向けて折曲形成され前記挿通孔部より
幅狭にかつ前記係止孔部より幅広に形成された係止部を
有し、前記取付孔に着脱自在かつ回動自在に取り付けら
れるばね性を有する板材にて形成されたヒンジ体を備え
たものである。
(作用) 本考案は、制光体のヒンジ体の係止部を器具本体の取付
孔の挿通孔部より挿通させ、係止部を係止孔部に係止さ
せて回動自在に係止し、係止部を係止孔部に係止させた
状態で制光体を回動し、制光体の自重などでヒンジ体に
より取付孔に力が加わるときは、ヒンジ体のばね性によ
り応力を分散するとともに、板材を折曲げることにより
制光体を取り付ける接続部および器具本体に係止する係
止部を形成したので構成も簡単である。
孔の挿通孔部より挿通させ、係止部を係止孔部に係止さ
せて回動自在に係止し、係止部を係止孔部に係止させた
状態で制光体を回動し、制光体の自重などでヒンジ体に
より取付孔に力が加わるときは、ヒンジ体のばね性によ
り応力を分散するとともに、板材を折曲げることにより
制光体を取り付ける接続部および器具本体に係止する係
止部を形成したので構成も簡単である。
(実施例) 以下、本考案の照明器具の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
第2図において、1は器具本体で、この器具本体1は下
面に照射開口2が形成された箱状で内部に反射板3が取
り付けられ、この反射板3の下方には長手方向に並列に
配設された2本の直管状の蛍光ランプ4,4が内包されて
いる。また、器具本体1の下面には、断面略コ字状に外
方向に折曲された下縁部5が形成され、この下縁部5の
周囲には上向きの先端縁6が形成され、この先端縁6は
器具本体1が装着された際にはたとえば天井面7に当接
される。
面に照射開口2が形成された箱状で内部に反射板3が取
り付けられ、この反射板3の下方には長手方向に並列に
配設された2本の直管状の蛍光ランプ4,4が内包されて
いる。また、器具本体1の下面には、断面略コ字状に外
方向に折曲された下縁部5が形成され、この下縁部5の
周囲には上向きの先端縁6が形成され、この先端縁6は
器具本体1が装着された際にはたとえば天井面7に当接
される。
さらに、第1図において、器具本体1の一方の側面の下
部には、照射開口2の近傍の内側面に位置して取付孔8
が形成され、この取付孔8は矩形状の挿通孔部9とこの
挿通孔部9の下側にこの挿通孔部9より幅狭に、挿通孔
部9と連通して形成された係止孔部10とにて形成されて
いる。一方、他方の側面の下部には、引掛片係合孔11が
形成されている。
部には、照射開口2の近傍の内側面に位置して取付孔8
が形成され、この取付孔8は矩形状の挿通孔部9とこの
挿通孔部9の下側にこの挿通孔部9より幅狭に、挿通孔
部9と連通して形成された係止孔部10とにて形成されて
いる。一方、他方の側面の下部には、引掛片係合孔11が
形成されている。
また、12は制光体で、この制光体12は照射開口2内に収
容され、たとえばルーバ体13にて形成され、このルーバ
体13はルーバ枠体14の載置部15に固定されている。そし
て、ルーバ枠体14の上方の両側には開口した溝部16を有
し、一方側の溝部16には取付用切欠き17が形成されてい
る。
容され、たとえばルーバ体13にて形成され、このルーバ
体13はルーバ枠体14の載置部15に固定されている。そし
て、ルーバ枠体14の上方の両側には開口した溝部16を有
し、一方側の溝部16には取付用切欠き17が形成されてい
る。
さらに、18はたとえばばね鋼板などのばね材にて形成さ
れるヒンジ体で、このヒンジ体18の支持部19は係止孔部
10よりやや幅狭に外方に突出して形成され、基端側は断
面略コ字状に屈曲されて、溝部16に内接固定される接続
部20が形成され、先端側はL字状に折曲され、先端が挿
通孔部9より幅狭にかつ係止孔部10より幅広に係止部21
が形成されている。そして、接続部20が溝部16の取付用
切欠き17が形成された箇所に内接されスポット溶接にて
固定されている。また、他方の溝部16には、ルーバ枠体
14から回動により突出自在の引掛片22が取り付けられて
いる。
れるヒンジ体で、このヒンジ体18の支持部19は係止孔部
10よりやや幅狭に外方に突出して形成され、基端側は断
面略コ字状に屈曲されて、溝部16に内接固定される接続
部20が形成され、先端側はL字状に折曲され、先端が挿
通孔部9より幅狭にかつ係止孔部10より幅広に係止部21
が形成されている。そして、接続部20が溝部16の取付用
切欠き17が形成された箇所に内接されスポット溶接にて
固定されている。また、他方の溝部16には、ルーバ枠体
14から回動により突出自在の引掛片22が取り付けられて
いる。
次に、制光体12の器具本体1への着脱について説明す
る。
る。
制光体12を器具本体1に装着する際は、ヒンジ体18の係
止部21を取付孔8の挿通孔部9から挿通し、自重で支持
部19が係止孔部10に当接させるとともに、係止部21が係
止孔部10の両側にて係止される。そうして、制光体12を
回動させて引掛片22を引掛片係合孔11に対向させ、制光
体12の反対側の引掛片22を回動して、引掛片22を引掛片
係合孔11に挿入させて係合保持させ、制光体12の両側を
引掛片22およびヒンジ体18により引掛片係合孔11および
取付孔8に係止して器具本体1に制光体12を取り付け
る。
止部21を取付孔8の挿通孔部9から挿通し、自重で支持
部19が係止孔部10に当接させるとともに、係止部21が係
止孔部10の両側にて係止される。そうして、制光体12を
回動させて引掛片22を引掛片係合孔11に対向させ、制光
体12の反対側の引掛片22を回動して、引掛片22を引掛片
係合孔11に挿入させて係合保持させ、制光体12の両側を
引掛片22およびヒンジ体18により引掛片係合孔11および
取付孔8に係止して器具本体1に制光体12を取り付け
る。
一方、制光体12を取り外す際には、着装時と反対の操作
を行なう。
を行なう。
すなわち、制光体12の引掛片22を水平方向に回動させ、
引掛片係合孔11から脱出させて係止を解除すると、第3
図の二点鎖線に示すように、制光体12がヒンジ体18の先
端の係止部21にて、取付孔8の係止孔部10の両端に当接
保持される。この場合、制光体12の重心が力点、器具本
体1の下縁部5の角部が支点、そして、ヒンジ体18の回
転中心が作用点となるため、制光体12の重量の数10倍の
応力が作用点であるヒンジ体18の回転中心に集中的に加
わるが、ヒンジ体18がばね性のため応力が分散され、取
付孔8の周囲が変形しなくなる。
引掛片係合孔11から脱出させて係止を解除すると、第3
図の二点鎖線に示すように、制光体12がヒンジ体18の先
端の係止部21にて、取付孔8の係止孔部10の両端に当接
保持される。この場合、制光体12の重心が力点、器具本
体1の下縁部5の角部が支点、そして、ヒンジ体18の回
転中心が作用点となるため、制光体12の重量の数10倍の
応力が作用点であるヒンジ体18の回転中心に集中的に加
わるが、ヒンジ体18がばね性のため応力が分散され、取
付孔8の周囲が変形しなくなる。
したがって、取付孔8の周囲の美感が損なわれることが
なくなるとともに、変形により、反射板3がはずれにく
くなることを防止できる。
なくなるとともに、変形により、反射板3がはずれにく
くなることを防止できる。
本考案の照明器具は、ヒンジ体をばね性を有する板材で
形成したことにより、制光体が下方に回動して係止部が
係止孔部に引掛けられて大きな応力が加わっても、この
応力は分散されるとともに、板材を折曲げることにより
制光体に取り付ける接続部および器具本体に係止する係
止部を形成したので、簡単な構成で、取付孔の周縁の変
形を防止できる。
形成したことにより、制光体が下方に回動して係止部が
係止孔部に引掛けられて大きな応力が加わっても、この
応力は分散されるとともに、板材を折曲げることにより
制光体に取り付ける接続部および器具本体に係止する係
止部を形成したので、簡単な構成で、取付孔の周縁の変
形を防止できる。
第1図は本考案の照明器具の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は同上断面図、第3図は同上説明図である。 1……器具本体、2……照射開口、8……取付孔、9…
…挿通孔部、10……係止孔部、12……制光体、18……ヒ
ンジ体、19……支持部、20……接続部、21……係止部。
図、第2図は同上断面図、第3図は同上説明図である。 1……器具本体、2……照射開口、8……取付孔、9…
…挿通孔部、10……係止孔部、12……制光体、18……ヒ
ンジ体、19……支持部、20……接続部、21……係止部。
Claims (1)
- 【請求項1】器具本体と、この器具本体の照射開口に取
り付けられる制光体とを備え、 前記器具本体は、挿通孔部およびこの挿通孔部の下側に
この挿通孔部より幅狭にこの挿通孔部と連通して形成さ
れた係止孔部を有し、前記照射開口の内側面に位置した
取付孔を備え、 前記制光体は、この制光体に取り付けられる接続部、こ
の接続部から折曲形成され前記係止孔部より幅狭に形成
され外方に突出した支持部、および、この支持部の先端
側に下方に向けて折曲形成され前記挿通孔部より幅狭に
かつ前記係止孔部より幅広に形成された係止部を有し、
前記取付孔に着脱自在かつ回動自在に取り付けられるば
ね性を有する板材にて形成されたヒンジ体を備えた ことを特徴とした照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11860189U JPH0719047Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11860189U JPH0719047Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357811U JPH0357811U (ja) | 1991-06-04 |
JPH0719047Y2 true JPH0719047Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31666755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11860189U Expired - Lifetime JPH0719047Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719047Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-09 JP JP11860189U patent/JPH0719047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0357811U (ja) | 1991-06-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |