JP2581648Y2 - 照明器具の器具枠取付部 - Google Patents

照明器具の器具枠取付部

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JP2581648Y2
JP2581648Y2 JP441693U JP441693U JP2581648Y2 JP 2581648 Y2 JP2581648 Y2 JP 2581648Y2 JP 441693 U JP441693 U JP 441693U JP 441693 U JP441693 U JP 441693U JP 2581648 Y2 JP2581648 Y2 JP 2581648Y2
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frame
lower edge
lighting fixture
fixture
stopper spring
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JP441693U
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芳朗 後藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば照明器具のよう
な器具本体の下部に、器具枠を着脱自在に装着するため
の機構に係る照明器具の器具枠取付部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、器具本体の下部に器具枠を着脱自
在に装着するための器具枠取付部として以下に示すよう
な構造のものが知られている。図4は器具枠取付部の第
1従来例を示した斜視図であるが、枠体ハを支持するた
めの枠止めばねイの両端ロ,ロを、枠体ハに設けられて
いる係止孔ニ,ニ内に回動自在に嵌挿し、その係止孔
ニ,ニ間に介在されたばね押さえホをねじヘで枠体ハに
固設している。
【0003】図5は器具枠取付部の第2従来例を示した
斜視図であるが、(A)は枠体ハを支持するための枠止
めばねイの両端ロ,ロを、係止孔チ,チとばね押さえリ
とで一体に構成されている金具トのその係止孔チ,チ内
に回動自在に嵌挿した状態を示しており、(B)はこの
ように構成されている金具トの下片リを、条片ヌにより
枠体ハに固設した状態を示している。
【0004】図6は器具枠取付部の第3従来例を示した
斜視図であるが、(A)は枠体ハを支持するための枠止
めばねイの両端ロ,ロを、枠体ハに設けられている係止
孔ル,ル内に回動自在に嵌挿し、係止孔ル,ル間に介在
している切起片によるばね押さえオ,オを枠体ハに設け
たものを示しており、(B)は(A)における点線で示
すように枠止めばねイの両端ロ,ロを、枠体ハに設けら
れている係止孔ル,ル内を嵌挿したのち、ばね押さえ
オ,オを変形したものを示している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような従来例のも
のでは、ばね押さえのような別物の金具が必要であり、
またばね押さえを変形する加工が必要となるものであ
り、部品点数が多くなったり、また加工工程が増加した
りして製造コストを逓減できないという問題点がある。
【0006】本考案はこのような問題点に鑑み、照明器
具本体の端板を利用することにより別物の金具が必要で
はなく部品点数が少なくなり、また余分な加工工程が必
要ではないから製造コストが経済的であることを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本考案の照明器具の器具枠取付部は、枠止めばねの両端
を照明器具の枠体に回動自在に取付け、その枠止めばね
の弾性により器具枠を照明器具本体に対して上下動自在
に装着するようにした照明器具の器具枠取付部におい
て、請求項1の考案では、枠止めばねの両端を照明器具
の枠体に回動自在に取付け、その枠止めばねの弾性によ
り器具枠を照明器具本体に対して上下動自在に装着する
ようにした照明器具の器具枠取付部において、下端縁に
連なる縁辺間が一定幅を有するように形成された凹欠部
を枠体に設けるとともに、内側の端部が前記縁辺と平行
となるような形状を有する係止孔を、前記下縁辺近くの
前記枠体に相対向して設け、その係止孔内に前記枠止め
ばねの両端を回動自在に軸支し、また前記枠体に設けた
凹欠部の下端縁および縁辺に沿うような状態となるよう
な切起片を端板に相対向して設け、かつ前記枠体の背部
に前記端板を重畳した状態で、前記切起片が凹欠部内の
下部に嵌合するようにして成るものである。
【0008】また請求項2の考案では、枠止めばねの両
端を照明器具の枠体に回動自在に取付け、その枠止めば
ねの弾性により器具枠を照明器具本体に対して上下動自
在に装着するようにした照明器具の器具枠取付部におい
て、下端縁に連なる下縁辺間が下端縁に至るに従って次
第に幅狭となり、上縁辺間が一定幅を有するように形成
された凹欠部を枠体に設けるとともに、内側の端部が前
記下縁辺と平行になるような傾斜状を為す係止孔を前記
下縁辺近くの前記枠体に相対向して設け、その係止孔内
に前記枠止めばねの両端を回動自在に軸支し、また前記
枠体に設けた凹欠部の下端縁、下縁辺および上縁辺に沿
うような状態となるような切起片を端板に相対向して設
け、かつ前記枠体の背部に前記端板を重畳した状態で、
前記切起片が前記凹欠部内の下部に嵌合するようにして
成るものである。
【0009】
【作用】次に本考案の作用について述べる。請求項1お
よび請求項2の考案共に、枠体の背部に端板を挿入して
両者を重畳した状態では切起片が凹欠部内の下部に嵌合
することにより、枠止めばねの両端は係止孔から離脱す
ることがなくその枠止めばねは係止孔に回動自在に軸支
されるのである。
【0010】
【実施例】以下図面を参照しながら本考案の実施例を具
体的に説明する。図1は本考案照明器具の器具枠取付部
の第1実施例を示したものであって、(A)は要部の観
斜視図、(B)は同上の組立て前の分解斜視図である。
図について説明する。下端縁bに連なる縁辺c,c間が
一定幅を有するように形成された凹欠部2を枠体1に設
けるとともに、内側の端部が下縁辺cと平行となるよう
な形状を有する係止孔3,3を、前記下縁辺c,c近く
の前記枠体1に相対向して設け、その係止孔内3,3に
枠止めばね4の両端5,5を回動自在に軸支し、また前
記枠体1に設けた凹欠部2の下端縁bおよび縁辺cに沿
うような状態となるような切起片7,7を相対向して端
板6に設け、かつ前記枠体1の背部に(B)の矢印方向
に端板6を挿入して重畳した状態で、(A)に示すよう
に前記切起片7,7が凹欠部2内の下部に嵌合するよう
にする。
【0011】図2は本考案照明器具の器具枠取付部の第
2実施例を示したものであって、(A)は要部の観斜視
図、(B)は同上の組立て前の分解斜視図である。図に
ついて説明する。下端縁bに連なる下縁辺a,a間が下
端縁bに至るに従って次第に幅狭となり、上縁辺c,c
間が一定幅を為すように形成された凹欠部2を枠体1に
設けるとともに、内側の端部m,mが前記下縁辺a,a
と平行になるような傾斜状を有する係止孔3,3を、前
記下縁辺a,a近くの前記枠体1に相対向して設け、そ
の係止孔3,3内に枠止めばね4の両端を回動自在に軸
支し、また前記枠体1に設けた凹欠部2の下端縁b、下
縁辺a,aおよび上縁辺c,cに沿うような状態となる
ような傾斜状の切起片7,7を相対向して端板6に設
け、かつ前記枠体1の背部に(B)の矢印方向に挿入し
て前記端板6を重畳した状態で、(A)に示すように前
記切起片7,7が前記凹欠部2内の下部に嵌合するよう
にする。
【0012】第1実施例および第2実施例共に、このよ
うな状態から枠止めばね4は、その両端5,5を軸とし
て図の紙面手前方向に回動自在となるものであるが、枠
止めばね4の下方が相互に内方に狭まろうとしても切起
片7,7に突き当たつて邪魔することになり、その枠止
めばね4の両端5,5は係止孔3,3から離脱すること
を防止している。なお、第2実施例のものでは係止孔
3,3の端部m,mが、凹欠部2の下縁辺a,aと平行
になるような傾斜状を為しており、また傾斜状の切起片
7,7により、枠止めばね4の下方が相互に内方に狭ま
ろうとしても切起片7,7に突き当たつて邪魔すること
になり、これが障碍となって図の紙面手前方向に回動す
ることがないばかりでなく、枠止めばね4は上方に逸脱
することもなく、常時、その枠止めばね4は枠体1の面
に沿うような状態で設置されていることになる。
【0013】本考案の照明器具の器具枠取付部の第1実
施例および第2実施例ともに、照明器具本体Hに、器具
枠Kとして枠体1を上下動自在に装着した状態の断面側
面図を図3(A)に示しており、その要部を図3(B)
に示している。なお、図中のLはランプ、Sはソケッ
ト、Tは天井材である。
【0014】
【考案の効果】本考案は前記のように構成して成るもの
で、以下のような効果がある。即ち、器具本体に対して
器具枠を上下動することにより着脱する場合に、枠止め
ばねの下方が相互に内方に狭まろうとしても切起片に突
き当たつて邪魔することになり、その枠止めばねの両端
は係止孔から離脱することがない特長を有しており、枠
止めばねを軸支して設置するに際して、照明器具本体が
本来具備している端板を利用することにより別物の金具
が必要ではなく部品点数が少なくなり、また枠止めばね
を軸支する工程で曲げ加工などの余分な工作が必要とな
らず、製造コストも経済的であるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の照明器具の器具枠取付部の第1実施例
を示したものであって、(A)は要部の外観斜視図、
(B)は同上の組立て前の分解斜視図。
【図2】本考案の照明器具の器具枠取付部の第2実施例
を示したものであって、(A)は要部の外観斜視図、
(B)は同上の組立て前の分解斜視図。
【図3】照明器具本体に、器具枠として枠体を上下動自
在に装着した状態を示したものであって、(A)は断面
側面図、(B)はその要部の断面側面図。
【図4】器具枠取付部の第1従来例を示したものの斜視
図。
【図5】器具枠取付部の第2従来例を示したもので、
(A)は枠体を支持するための枠止めばねの両端を、金
具の係止孔内に回動自在に嵌挿した状態の斜視図、
(B)は金具の下片を、条片により枠体に固設した状態
の斜視図。
【図6】器具枠取付部の第3従来例を示したもので、
(A)は枠体を支持するための枠止めばねの両端を、枠
体に設けられている係止孔内に回動自在に嵌挿し、係止
孔間に介在しているばね押さえを枠体に設けたものの斜
視図、(B)は(A)枠止めばねの両端を、枠体に設け
られている係止孔内に嵌挿した状態の斜視図。
【符号の説明】
1 枠体 2 凹欠部 3 係止孔 4 枠止めばね 5 枠止めばねの両端 6 端板 7 切起片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠止めばねの両端を照明器具の枠体に回
    動自在に取付け、その枠止めばねの弾性により器具枠を
    照明器具本体に対して上下動自在に装着するようにした
    照明器具の器具枠取付部において、下端縁に連なる縁辺
    間が一定幅を有するように形成された凹欠部を枠体に設
    けるとともに、内側の端部が前記縁辺と平行となるよう
    な形状を有する係止孔を、前記下縁辺近くの前記枠体に
    相対向して設け、その係止孔内に前記枠止めばねの両端
    を回動自在に軸支し、また前記枠体に設けた凹欠部の下
    端縁および縁辺に沿うような状態となるような切起片を
    端板に相対向して設け、かつ前記枠体の背部に前記端板
    を重畳した状態で、前記切起片が凹欠部内の下部に嵌合
    するようにして成る照明器具の器具枠取付部。
  2. 【請求項2】 枠止めばねの両端を照明器具の枠体に回
    動自在に取付け、その枠止めばねの弾性により器具枠を
    照明器具本体に対して上下動自在に装着するようにした
    照明器具の器具枠取付部において、下端縁に連なる下縁
    辺間が下端縁に至るに従って次第に幅狭となり、上縁辺
    間が一定幅を有するように形成された凹欠部を枠体に設
    けるとともに、内側の端部が前記下縁辺と平行になるよ
    うな傾斜状を為す係止孔を前記下縁辺近くの前記枠体に
    相対向して設け、その係止孔内に前記枠止めばねの両端
    を回動自在に軸支し、また前記枠体に設けた凹欠部の下
    端縁、下縁辺および上縁辺に沿うような状態となるよう
    な切起片を端板に相対向して設け、かつ前記枠体の背部
    に前記端板を重畳した状態で、前記切起片が前記凹欠部
    内の下部に嵌合するようにして成る照明器具の器具枠取
    付部。
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