JPH07188626A - タイヤのホワイトサイド保護用粘着テープ及びタイヤのホワイトサイドの保護方法 - Google Patents

タイヤのホワイトサイド保護用粘着テープ及びタイヤのホワイトサイドの保護方法

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JPH07188626A
JPH07188626A JP5334371A JP33437193A JPH07188626A JP H07188626 A JPH07188626 A JP H07188626A JP 5334371 A JP5334371 A JP 5334371A JP 33437193 A JP33437193 A JP 33437193A JP H07188626 A JPH07188626 A JP H07188626A
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JP
Japan
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tire
white side
protecting
adhesive
sensitive adhesive
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Pending
Application number
JP5334371A
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English (en)
Inventor
Shiro Tamura
司郎 田村
Yousuke Sudo
洋介 簀戸
Noriyuki Isobe
典幸 磯部
Takehiko Fujiwara
健彦 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIKIDAIN KK
Toyo Tire Corp
Original Assignee
RIKIDAIN KK
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ホワイトサイド面にあらかじめ水性ペイントを
塗布する等の格別の前処理することなく、張り付け後収
縮して剥がれず、しかもタイヤから剥離するときテープ
が切断したり、ホワイトサイド面に粘着剤が取られるよ
うなことがなく、さらに剥離作業が容易であり、生産性
に富む。 【構成】ポリ塩化ビニール系樹脂を可塑剤で可塑化した
軟質塩化ビニールで形成され、伸張率50%で10分間
伸張したときの永久伸びが25〜60%である塩ビフイ
ルムの表面が非シリコン系剥離剤で被覆処理され、裏面
にアクリル酸又はメタクリル酸エステル系重合体を主成
分にする粘着剤層を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイドウオールに黒色
以外の色彩部分を有するタイヤを積み重ねて保管又は輸
送するとき、非黒色部分が、他のタイヤの黒色部分から
滲出してくる老化防止剤、プロセスオイル等の汚染性配
合剤或いはゴミ等によって汚染されるのを防止するため
タイヤの非黒色部分に張り付けるタイヤのホワイトサイ
ド保護用粘着テープ及び該粘着テープの張り付け方法に
関するものである。
【0002】
【従来技術】タイヤに使用されるゴム組成物は、通常、
原料ゴムに補強剤としてのカーボンブラックの他に、オ
ゾン等による劣化を防止する老化防止剤、製造時の加工
性を高めるアロマ系プロセイオイル等が配合されてい
る。これらの老化防止剤、プロセスオイルはタイヤの表
面に滲出して、接触するものを汚染する性質を持ってい
る。
【0003】一方、黒色のタイヤを装飾するため、サイ
ドウオール部分に上記汚染性成分の移行を防止する材料
で裏打ちした白色等の彩色ゴムを、サイドウオール全周
に亘って中抜き円形状に配設したり、或いはブランド名
を白色に浮き出させたりしたタイヤいわゆるホワイトサ
イドタイヤがある。これらのタイヤを積み重ねて保管し
たり、輸送するとき非黒色部分が黒色部分に直接接触す
ると彩色、特に白色部分が黒色部分から滲出した老化防
止剤、プロセイオイル等によって汚染されるので、黒色
部分と直接接触しないように非黒色部分にペイントを塗
布して被覆し、タイヤ使用に際してはペイントを払拭す
る方法、或いは、非黒色部分を粘着テープで被覆し、タ
イヤ使用に際しては被覆を剥す方法が行われている。
【0004】非黒色部分を被覆して汚染を防止する方法
として、特公昭64−3682にタイヤの非黒色部分に
水性ペイントを塗布して形成した皮膜の上に、剥離可能
な接着剤を軟質プラスチックフイルムに塗布した保護テ
ープを貼着し、タイヤを使用するときにはテープを剥し
て水性ペイント皮膜を除去する方法が記載され、特開平
4−183768には特定量の可塑剤を含有するポリ塩
化ビニール系樹脂の基材に、天然ゴム及びスチレン−ブ
タジエン共重合ゴムを主成分にしたエラストマーに水添
石油系樹脂を配合した感圧接着剤を塗布したテープを貼
着する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】サイドウオールに黒色
の地色と異なった色彩の中抜き円形の装飾或いは白色の
浮きだし文字(以後、中抜き円形の装飾及び白色の浮き
だし文字をホワイトサイドと総称する)を持つタイヤ
は、通常、老化防止剤、プロセスオイル等の汚染物質を
配合したゴム組成物でなる部材の表面を汚染配合剤を含
まないゴム組成物で被覆し、その上に表面を汚染配合剤
を含まない黒色ゴムで被覆した非黒色ゴムのストリップ
を成型中のタイヤのサイド部に張り付け、その後通常の
方法でタイヤ成型してホワイトサイドに対応する部分が
凹になっている金型を用いて加硫成型を行い、次いで、
非黒色ゴムを被覆している黒色ゴムをグラインダーでバ
フして除去し、非黒色ゴムを露出させ、ホワイトサイド
を持つタイヤを製造する。このようにして製造した中抜
き円形状のホワイトサイドは周囲の面から突出して段差
を形成している。
【0006】ホワイトサイドに粘着剤を片面に塗布した
保護テープを張り付ける工程は、紙芯に巻かれ、ホワイ
トサイドより幅の広い保護テープの端を巻きから引き出
してホワイトサイドに貼り、貼られた保護テープをロー
ラで抑えながらタイヤを回転して、保護テープを順次引
き出して段差になっているホワイトサイド面と周囲の一
部を覆ってサイドウオール一周張り付けて行われる。こ
のとき、ホワイトサイドのタイヤ半径外側の周長は内側
より10〜40%長く、又ホワイトサイドは周囲の面よ
り凸になっているので、引張加減にして部分的に伸ばし
て張り付け、周長差或いは段差があっても部分的に弛が
できて皺或いは保護テープの側部に浮きが出ないように
する。保護テープは伸張されながらホワイトサイドに張
り付けられているので、張り付けて保存している間に縮
んで剥がれないように、粘着剤には収縮に打ち勝つ粘着
力が必要である。
【0007】一方、タイヤは保護テープを剥がしてから
使用されるので、粘着力が小さい方が好ましい。タイヤ
から剥すとき両端が重なっている保護テープの先ず一方
の先端を剥し、続いて引っ張るようにして剥すが、粘着
力が必要以上に大きい場合はテープが切断し、更に剥す
ため残っているテープの端を探して爪又は簡単な工具で
先端を起こしてから剥す必要があり、剥離作業が困難で
ある。特に寒冷地で冬期保管中のタイヤの温度が低くな
っているときには、粘着剤の粘度が上がって粘着力が大
きくなっているのでテープの切断が生じやすい。反対に
常温では粘着剤がホワイトサイド面に取られて残り見苦
しくなる。
【0008】従来の特開平4−183768に提案され
る天然ゴム及びスチレン−ブタジエン共重合ゴムを主成
分にしたエラストマーに水添石油系樹脂を配合した感圧
接着剤を可塑剤を含有するポリ塩化ビニールのフイルム
に塗布した保護テープは、主成分の天然ゴム及びスチレ
ン−ブタジエン共重合ゴムがホワイトサイドのゴム成分
と化学構造が近似していわゆる溶解度係数(SP値)が
近いので親和性が大きく、従って粘着力が大きいので保
管中に保護テープの剥がれがなくてよいが、保管中に感
圧接着剤とホワイトサイドとの馴染みがよくなると共に
接着剤中の粘着付与剤がホワイトサイドに移行して被接
着力が大きくなって、タイヤの使用に先立ってタイヤか
ら保護テープを剥がすとき、粘着力が大きいためテープ
自体が切断したり、ホワイトサイド面に粘着剤が取られ
るいわゆる糊残りが生じたりする問題点がある。又、特
公昭64−3682に提案されるホワイトサイド面に水
性ペイントを塗布して軟質プラスチックフイルムに剥離
可能な接着剤を塗布した保護テープを使用する方法は、
タイヤ1本毎に水性ペイントを塗布して乾燥する工程が
必要で生産性が劣る難点があり、満足できるホワイトサ
イド保護用テープがなかった。
【0009】この発明の目的は、ホワイトサイド面にあ
らかじめ水性ペイントを塗布する等の格別の前処理する
ことなく、張り付け後収縮して剥がれず、しかもタイヤ
から剥離するときテープが切断したり、ホワイトサイド
面に粘着剤が取られるようなことがなく、さらに剥離作
業が容易であり、生産性に富んだ、タイヤのホワイトサ
イド保護用粘着テープ及びタイヤのホワイトサイドの保
護方法を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】ホワイトサイド面はグラ
インダでバフをされ凹凸面になっており、粘着剤が投錨
するので粘着剤層は、最低伸張されて張り付けられた保
護テープが収縮するのを止め、荷役中に剥がれないだけ
のるだけの粘着力があればよく、タイヤ使用時にホワイ
トサイドに対して直角方向に剥すときの粘着力は小さい
ほどよいので保護テープ基材の塩ビフイルムの永久伸び
を大きくして収縮力を小さくし、粘着剤のをSP値をホ
ワイトサイドに使用されるゴムより大きくして粘着力を
適当な大きさにし、しかも粘着剤がホワイトサイドに拡
散して保管中に粘着力が大きくならないようにすれば、
剥離時のテープ基材の切断、糊残等の前記問題点が解決
できるとの知見を得て本発明をなしたのである。
【0011】すなわち、ポリ塩化ビニール系樹脂を可塑
剤で可塑化した軟質塩化ビニールで形成され、伸張率5
0%で10分間伸張したときの永久伸びが25〜60%
である塩ビフイルムの表面が非シリコン系剥離剤で被覆
処理され、裏面にアクリル酸又はメタクリル酸エステル
系エステルの重合体を主成分にする粘着剤層を塗布して
なるタイヤのホワイトサイド保護用粘着テープとこれを
タイヤサイドウオールの黒色地色以外の色彩を持つ部分
に、特別の被覆処理をすることなく直接貼着するタイヤ
のホワイトサイドの保護方法を要旨にするものである。
【0012】アクリル酸又はメタクリル酸系エステル重
合体のモノマーとしては、炭素数2〜18のアルキル基
をアクリル酸又はメタクリル酸エステルが用いられる。
例えば、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルなど
が挙げられ、これらの単独又は2種以上を混合してもよ
い。その中でもアクリル酸ブチルが適当な粘着性と皮膜
強度を有しているので好適である。これらのメタクリル
酸エステル或いはアクリル酸エステルに極性基を有する
モノマーや凝集力の高いモノマーを加えて用いてもよ
い。極性基を有するモノマーとしては、(メタ)アクリ
ル酸などのエチレン性2重結合を有するカルボン酸、2
ヒドロキシル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する
アクリル酸エステルが挙げられ、高凝集力モノマーとし
ては、(メタ)アクリル酸メチル、酢酸ビニル、スチレ
ンが挙げられる。
【0013】非シリコン系の剥離剤としては、ステアリ
ルイソシアネートとポリビニールアルコールの反応物、
ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド等が挙げら
れ、ステアリルイソシアネートとポリビニールアルコー
ルの反応物が好適である。
【0014】基材テープには、紫外線の透過の少ない着
色した、厚さが50〜200μm 、切断伸び100%以
上のものが使用され、粘着剤の塗布厚さは5〜100μ
m の範囲にされる。
【0015】
【作用】ポリ塩化ビニール系樹脂を可塑剤で可塑化した
軟質塩化ビニールで形成された基材の塩ビフイルムの伸
張率50%で10分間伸張したときの永久伸びが25〜
60%であるので、中抜き円形状でタイヤ半径外側の周
長が内側より10〜40%長く、又地の面より凸になっ
てなっているホワイトサイドに弛みとか皺ができないよ
うに引張ながら張り付けても、粘着剤の粘着力が比較的
小さくても張り付け後収縮して剥がれることがない。永
久伸びが25%より小さく、粘着剤の粘着力が弱い場合
は、フイルムが収縮して中抜き円形状の縁或いはの浮き
出し文字の段になっている箇所で浮きが生じ、荷役作業
中に剥がれれる。60%より大きい場合には伸ばしなが
らホワイトサイドに張り付けるとき、中抜き円形の内側
の円周の短い部分で収縮して円周長と同じ長さに戻らな
いので内側に沿うて皺ができる。
【0016】粘着剤主成分のアクリル酸又はメタクリル
酸系エステルの重合体のSP値は約9. 5であり、天然
ゴム又はスチレン−ブタジエン共重合ゴムは約8. 2で
あって両者のSP値には差異があり、親和性がよくない
ので粘着力が小さく、タイヤから保護テープを剥離する
とき粘着力が強すぎるためにテープが切断したり、ホワ
イトサイド面に粘着剤が取られるようなことがない。
【0017】ポリアクリレル酸エステル或いはポリメタ
クリル酸エステルはSP値がほぼ同じである塩ビフイル
ムに対しては密着性が大きいので、塩ビフイルムの表面
は非シリコン系の剥離剤の有機溶剤溶液が塗布されて処
理されており、巻かれた保護テープを巻き戻すとき塩ビ
フイルムの表面側に粘着剤が取られることはない。
【0018】基材フイルムは、厚さが50μm より薄い
と引っ張って張り付ける際切断し、200μm より厚い
とホワイトサイド部分の縁に密着しないので荷役中剥離
し、切断伸びが100%より小さいと引っ張って張り付
ける際切断する。粘着剤の塗布厚さが5μm より薄いと
ホワイトサイド面への投錨作用が小さくなって荷役中に
剥がれやすく、100μm より大きくなっても粘着力は
増加せず材料の無駄になると共に粘着剤層自体が上下に
分離して剥すときホワイトサイド面に粘着剤が残る。
【0019】
【実施例】ボリブチルアクリレートであるリキダイン社
製リキダインAR−2137の100重量部に日本ウレ
タン製コロネートL55Eを2重量部配合してなるアク
リル系粘着剤とを表1に示すポリ塩化ビニール系樹脂を
可塑剤で可塑化した厚さ100μm の着色軟質塩ビフイ
ルムに厚さ30μm に塗布して、幅30mm、長さ100
mの保護テープを製造し、比較例として天然ゴム75重
量部、スチレン−ブタジエン共重合ゴム25重量部に水
添石油系樹脂100重量部を配合したゴム系粘着剤以外
は同じにして表1に示す保護テープを製造した。サイズ
P195/75R14のタイヤの30mm幅のホワイトサ
イドに張り付け、張り付け後10日間室内に放置後の剥
離の状態と温度40℃で30日放置して促進経時変化さ
せた後温度23℃の部屋に4時間放置して保護テープを
剥離したときの状態を観察した経時変化と促進経時変化
させたものを−10℃のチヤンバー中に4時間放置して
から保護テープを剥離したときの状態を観察した低温剥
離性を次の表1に結果を示す。
【0020】
【表1】
【0021】尚、テスト番号7は基材テープの粘着剤塗
布面にプライマーとして天然ゴムにメチルメタクリル酸
をグラフト重合したもので処理した軟質塩ビフイルムを
使用した。永久伸びは、JIS K6301に記載する
方法に準じて試験を行い、伸張率50%で10分間伸張
したときの値である。
【0022】テスト番号1〜3は、保護テープをホワイ
トサイドに張り付けるとき、皺、弛み等はなく、親和性
の促進進径時変化をさせ低温で剥離しても基材切断等の
不都合は認められなかった。基材に永久伸びの大きいフ
イルムを使用したテスト番号4は引っ張って貼った後、
収縮が小さいのでホワイトサイドの内周側に弛みによる
皺が発生した。基材に永久伸びの小さいフイルムを使用
したテスト番号5は張り付けた後での収縮が大きいため
ホワイトサイドの内外周の周長差を維持できず外周の段
差に沿って浮き上がるような剥離が認められた。水性ペ
イント処理したタスト番号6はホワイトサイド表面が平
滑になって滑りが生じ外円周の段差の下側で浮きが生じ
た。粘着剤にゴム系を使用したテスト番号7は粘着力が
大きすぎて保護テープが切断した。テスト番号8および
9は基材と粘着剤との密着性が劣るので剥離後ホワイト
サイドに粘着剤の大部分がホワイトサイド面に付着(糊
残り)した。
【0023】
【発明の効果】この発明は、ポリ塩化ビニール系樹脂を
可塑剤で可塑化した軟質塩化ビニールで形成され、伸張
率50%で10分間伸張したときの永久伸びが25〜6
0%である塩ビフイルムの表面が非シリコン系剥離剤で
被覆処理され、裏面にアクリル酸又はメタクリル酸エス
テル系重合体を主成分にする粘着剤層を塗布したタイヤ
のホワイトサイド保護用粘着テープであるので、ホワイ
トサイド面にあらかじめ水性ペイントを塗布する等の格
別の前処理することなく、張り付けて保存している間に
収縮して剥がれず、しかもタイヤの使用に先立ってタイ
ヤから保護テープを剥がすときでも、テープが切断した
り、ホワイトサイド面に粘着剤が取られるようなことが
なく、さらに剥離作業が容易であり、生産性にすぐれて
いる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 典幸 兵庫県伊丹市天津字藤ノ木100番地 東洋 ゴム工業株式会社タイヤ技術センター内 (72)発明者 藤原 健彦 兵庫県尼崎市南竹谷町3ー6 東洋ゴム工 業株式会社尼崎事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリ塩化ビニール系樹脂を可塑剤で可塑化
    した軟質塩化ビニールで形成され、伸張率50%で10
    分間伸張したときの永久伸びが25〜60%である塩ビ
    フイルムの表面が非シリコン系剥離剤で被覆処理され、
    裏面にアクリル酸又はメタクリル酸エステル系重合体を
    主成分にする粘着剤層を塗布したことを特徴とするタイ
    ヤのホワイトサイド保護用粘着テープ。
  2. 【請求項2】粘着剤主成分のアクリル酸又はメタクリル
    酸エステル系重合体がアクリル酸ブチルの重合体である
    請求項1記載のタイヤのホワイトサイド保護用粘着テー
  3. 【請求項3】ポリ塩化ビニール系樹脂を可塑剤で可塑化
    した軟質塩化ビニールで形成され、伸張率50%で10
    分間伸張したときの永久伸びが25〜60%である塩ビ
    フイルムの表面が非シリコン系剥離剤で被覆処理され、
    裏面にアクリル酸又はメタクリル酸エステル系重合体を
    主成分にする粘着剤層を塗布しているホワイトサイド保
    護用粘着テープをタイヤサイドウオールの黒色以外の色
    彩を持つ部分に、特別の被覆処理をすることなく直接貼
    着することを特徴とするタイヤのホワイトサイドの保護
    方法。
JP5334371A 1993-12-28 1993-12-28 タイヤのホワイトサイド保護用粘着テープ及びタイヤのホワイトサイドの保護方法 Pending JPH07188626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1435286A1 (en) * 2002-12-03 2004-07-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Adherent, removable barrier film for tire carcass
JP2011170105A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Kuramoto Sangyo:Kk 情報表示ラベル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1435286A1 (en) * 2002-12-03 2004-07-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Adherent, removable barrier film for tire carcass
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Effective date: 20030225