JPH07188487A - 塩化ビニル系樹脂組成物、シート状物及び壁装材 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物、シート状物及び壁装材

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JPH07188487A
JPH07188487A JP35225393A JP35225393A JPH07188487A JP H07188487 A JPH07188487 A JP H07188487A JP 35225393 A JP35225393 A JP 35225393A JP 35225393 A JP35225393 A JP 35225393A JP H07188487 A JPH07188487 A JP H07188487A
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vinyl chloride
chloride resin
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resin composition
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JP35225393A
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Yoshitami Ishimura
好民 石村
Tsutomu Tatsuno
勉 辰野
Kiyoshi Miyazaki
清 宮崎
Kazuo Matsuyama
一雄 松山
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Kyowa Leather Cloth Co Ltd
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Kyowa Leather Cloth Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼時に塩化水素ガスの発生及び一酸化酸
素、二酸化炭素の発生を抑制できる塩化ビニル系樹脂組
成物及び前記ガス発生の抑制と難燃性を維持できるシー
ト状物、壁装材を提供すること 【構成】 第1は塩化ビニル系樹脂:100重量部に対
して、ゼオライト:2〜100重量部と、粒子径0.1
μm以下の炭酸カルシウム:80〜200重量部が添加
された塩化ビニル系樹脂組成物であり、第2は塩化ビニ
ル系樹脂:100重量部に対して、(1)ホウ素化合
物、(2)リン系化合物又は(3)アンチモン系化合物
とハロゲン系化合物との併用の(1)〜(3)の群から
選ばれた少なくとも一種の難燃材:5〜15重量部と、
を添加した塩化ビニル系樹脂組成物である。また、これ
らの組成物でシート状に形成されたシート状物と、これ
らの組成物で層が基材に積層された壁装材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩化ビニル系樹脂組成
物、シート状物及び壁装材に係り、さらに詳しくは種々
の分野における塩化ビニル系樹脂組成物を用いた部品、
部材、特に、シート状物等の積層体において焼却時等の
燃焼時に一酸化炭素、二酸化炭素等のガスの放出及び塩
化水素ガスの放出を抑制でき、さらに壁装材においては
難燃性を図りつつ、焼却時等の燃焼時に一酸化炭素、二
酸化炭素等のガスの放出及び塩化水素ガスの放出を抑制
できる塩化ビニル系樹脂組成物、シート状物及び壁装材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂組成物は極めて広範な
分野の種々の用途にそれぞれ使用されている。このよう
な塩化ビニル系樹脂組成物で形成された各種の部品、部
材、特にシート状物等の積層体は、寿命が来ると、通常
は廃棄物となり処分される。これらの廃棄物は埋め立て
により処分される場合もあり、また、焼却処分される場
合もある。
【0003】これらの廃棄物が焼却処分される場合、或
いは火災等の発生により燃焼する場合、有害な塩化水素
ガス、一酸化炭素が発生すると共に二酸化酸素も発生す
る。近年、環境に優しい材料が要望されており、この点
から有害な塩化水素ガス、一酸化炭素の放出を抑制でき
る材料の開発が急務となっている。また、地球の温暖化
に関し、二酸化炭素等が重要な影響を与えることが知ら
れるようになり、このため、将来の地球環境の観点から
出来るだけ二酸化炭素等の放出を抑制できる材料が望ま
れている。
【0004】さらに壁紙等の壁装材の場合、特性上の理
由やコスト等の理由から一般に塩化ビニル樹脂が使用さ
れており、防火性能が厳しく要求されている。したがっ
て、壁装材に関しては、人命の安全性から防火性能の要
求を備えながら、有害な塩化水素ガス、一酸化炭素の発
生を抑制でき、同時に二酸化炭素の発生を抑制できるも
のが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、種々
の分野における塩化ビニル系樹脂組成物を用いた部品、
部材、特に、シート状物等の積層体において焼却時等の
燃焼時に一酸化炭素、二酸化炭素等のガスの放出及び塩
化水素ガスの放出を抑制でき、さらに壁装材においては
難燃性を図りつつ、焼却時や火災時等の燃焼時に一酸化
炭素、二酸化炭素等のガスの放出及び塩化水素ガスの放
出を同時に抑制できる塩化ビニル系樹脂組成物、シート
状物及び壁装材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の塩化ビニル系樹
脂組成物の第1は、塩化ビニル系樹脂:100重量部に
対して、ゼオライト:2〜100重量部と、粒子径0.
1μm以下の炭酸カルシウム:80〜200重量部と、
を添加したことを特徴とし、本発明の塩化ビニル系樹脂
組成物の第2は、塩化ビニル系樹脂:100重量部に対
して、(1)ホウ素化合物、(2)リン系化合物又は
(3)アンチモン系化合物とハロゲン系化合物との併用
の(1)〜(3)の群から選ばれた少なくとも1種の難
燃剤:5〜15重量部と、粒子径0.1μm以下の炭酸
カルシウム:80〜200重量部と、を添加したことを
特徴とする。
【0007】これらの塩化ビニル系樹脂組成物を用いて
シート状物及び壁装材を作製すれば、それぞれの塩化ビ
ニル系樹脂組成物の特性を生かしたシート状物及び壁装
材ととなる。
【0008】以下、本発明を更に詳細に説明する。すな
わち、本発明における塩化ビニル系樹脂として、塩化ビ
ニル樹脂(PVC)の他に塩化ビニルと他のモノマーと
の共重合樹脂、塩化ビニル樹脂と他の相溶性を有する樹
脂のブレンド物が挙げられる。塩化ビニルと他のモノマ
ーとの共重合樹脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合樹脂、塩化ビニル−アクリルニトリル共重合
樹脂、塩化ビニル−エチレン共重合樹脂、塩化ビニル−
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル−プロピ
レン共重合樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合樹
脂等があり、或は他の高分子とのブレンド物、例えば低
温特性の向上を兼ねてポリ酢酸ビニルをブレンドしても
良い。
【0009】上記のようなPVC系樹脂:樹脂100重
量部に対して、ゼオライトを2〜100重量部と粒子径
0.1μm以下の炭酸カルシウム:80〜200重量部
とを添加すると、これらの樹脂組成物の燃焼時における
二酸化炭素の発生と有害な一酸化炭素及び塩化水素ガス
の発生を抑制できるので、環境に優しい材料となる。
【0010】ここで、ゼオライトとは、一般式 MeO
・Al2 3 ・mSiO2 ・nH2O(MeはNa,C
a,K)で示される天然ゼオライト、合成ゼオライトで
ある。ゼオライトは、結晶構造中の水が容易に脱着し、
それにより生じた空孔がガス体を吸着する性能を有して
いる。
【0011】合成ゼオライトの細孔構造は、その結晶構
造により定まり、空孔半径は結晶格子間距離により決ま
るが、一酸化炭素、二酸化炭素をより効率的に,かつ、
選択的に吸着させるには、空孔半径が3Å〜10Åのも
のが望ましい。また、水分を吸着しにくい疎水性のも
の、燃焼時に崩れにくい結晶構造のもの、物理吸着より
化学吸着させるものが好ましく、例えば、金属イオン
が、鉄、コバルト、ニッケル等の遷移金属イオンで交換
したものが望ましい。ゼオライトの粒子径は0.5〜5
μm程度のものが望ましい。
【0012】PVC系樹脂:100重量部に対し、ゼオ
ライトの添加量が2重量部よりも少ないと、一酸化炭
素、二酸化炭素の吸着が十分でなく、一方、100重量
部を越えると、この組成物で形成される種々の製品にお
ける組成物層の強度等の物性が低下する。
【0013】炭酸カルシウムの粒子径は0.1μm以下
であることが必要であり、0.1μmよりも大きいと、
PVC系樹脂組成物中の配合量を粒子径の小さい場合と
実質的に同一としたとき、炭酸カルシウム粒子全体の表
面積が低下し、塩化水素ガス捕捉率が悪くなる。
【0014】粒子径0.1μm以下の炭酸カルシウムの
配合量は、PVC系樹脂100重量部に対し、80〜2
00重量部である。PVC系樹脂組成物中における炭酸
カルシウムの配合量が80重量部よりも少ないと、PV
C系樹脂100重量部より発生する塩化水素ガスを中和
反応させるには十分ではない。PVC系樹脂組成物中に
おける炭酸カルシウムの量が増加すれば塩化水素ガスの
捕捉率は向上するが、耐熱性が低下し、難燃効果が損な
われると共にその他の物性低下のおそれもある。PVC
系樹脂組成物中の炭酸カルシウムの配合量が200重量
部以内であれば、上記した弊害を回避できる。
【0015】上記の塩化ビニル系樹脂組成物は、難燃性
が特に要求されていないシート状物に対して適用するこ
とができる。このようなシート状物は、例えば、家具、
鞄、その他の雑貨品等に使用される。
【0016】次にPVC系樹脂からなる壁装材の場合、
防火性能が厳しく要求されるため、難燃性を図りなが
ら、燃焼時における有害な塩化水素ガス、一酸化炭素の
発生及び二酸化炭素の発生の抑制を図る必要がある。
【0017】この場合、難燃性を有する塩化ビニル系樹
脂組成物の第1としては、塩化ビニル系樹脂:100重
量部に対して、ゼオライト:2〜100重量部と、粒子
径0.1μm以下の炭酸カルシウム:80〜200重量
部と、(1)ホウ素化合物、(2)リン系化合物又は
(3)アンチモン系化合物とハロゲン系化合物との併用
の(1)〜(3)の群から選ばれた少なくとも1種の難
燃剤:5〜15重量部と、を添加したものである。
【0018】また、難燃性を有する塩化ビニル系樹脂組
成物の第2としては、塩化ビニル系樹脂:100重量部
に対して、(1)ホウ素化合物、(2)リン系化合物又
は(3)アンチモン系化合物とハロゲン系化合物との併
用の(1)〜(3)の群から選ばれた少なくとも1種の
難燃剤:5〜15重量部と、粒子径0.1μm以下の炭
酸カルシウム:80〜200重量部と、を添加したもの
である。
【0019】すなわち、炭酸カルシウムを配合したPV
C系樹脂組成物では、塩化水素ガスの捕捉率は十分であ
るが、難燃効果が十分でなく、ゼオライトは一酸化炭
素、二酸化酸素の発生の抑制に有効であるが、炭酸カル
シウム及びゼオライトとの組み合わせのみでは、PVC
系樹脂組成物で作製された壁装材の難燃効果が不充分で
ある。したがって、壁装材の難燃性を図るため、難燃剤
として(1)ホウ素化合物、(2)リン系化合物又は
(3)アンチモン系化合物とハロゲン系化合物との併用
の(1)〜(3)の群から選ばれた少なくとも1種を用
いるものである。
【0020】(1)ホウ素化合物は、燃焼時、ガラス状
のホウ酸化合物の被膜を形成し、酸素の供給を遮断する
と同時にガスの放出を抑制するものと考えられる。ホウ
素化合物としては、例えば、ホウ酸の金属塩が挙げら
れ、その一例としてホウ酸亜鉛が挙げられる。
【0021】(2)リン系化合物は燃焼時に生成するポ
リメタリン酸等の脱水作用によって炭素被膜を形成し、
酸素の供給を遮断すると同時にガスの放出を抑制するも
のと考えられる。また、(3)アンチモン系化合物とハ
ロゲン系化合物との併用の場合、燃焼時生成したハロゲ
ン化アンチモンが酸素の供給を遮断すると同時にガスの
放出を抑制するものと考えられる。
【0022】(1)〜(3)の群から選ばれた1種の難
燃剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し
て、5〜15重量部である。この難燃剤の添加量が5重
量部よりも少ないと、壁紙防火規格の発熱量Tdθで不
充分となり、一方、15重量部によりも多くなると、同
じく規格の発煙量CAで不合格となる、
【0023】更に、炭酸カルシウムは塩化ビニル系樹脂
との濡れ、分散性を向上させるために、その表面を表面
処理剤で処理しても良い。この場合の処理剤としては一
般的に使用されているものでよく、例えば脂肪酸、樹脂
酸、珪酸、ポリアクリル酸等の界面活性剤が使用でき
る。
【0024】また、本発明の塩化ビニル系樹脂組成物と
しては、前記各成分の他に可塑剤、他の充填剤や難燃剤
を本発明の趣旨に反しない範囲で添加することができ
る。例えば、可塑剤としては、アジピン酸エステル、ア
ゼライン酸エステル等の脂肪酸二塩基酸エステル、トリ
メリット酸エステル、フタル酸エステル等であり、特に
フタル酸エステルと他の可塑剤の併用が好ましい。
【0025】尚、可塑剤の配合割合は、特に限定するも
のではないが、好ましくは塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して10〜100重量部とする。更に、増量剤と
してクレー、雲母、珪藻土、タルク、シリカ等が挙げら
れる。尚、増量剤その他の配合剤は目的に応じて公知の
範囲内で添加すれば良い。
【0026】また、機械的特性の向上としてカップリン
グ剤による処理、例えばシラン系、チタネート系、アル
ミニウム系による処理剤を添加しても良い。尚、前記の
配合剤の外、安定剤、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、発泡剤、滑剤、防黴剤等の添加も何等
差し支えはない。
【0027】次に本発明における壁装材の基材として
は、編布、織布、不織布、紙等を使用でき、特に紙の場
合、難燃紙、水酸化アルミニウム紙、ガラス繊維紙、ア
スベスト紙が好ましい。
【0028】
【実施例】表の各組成物を作成し該組成物から塩化ビニ
ル壁紙を、次の条件で作成した。組成物及び壁紙の評価
結果を表1及び表2に示す。なお、表1及び表2におけ
る実施例及び比較例は、壁装材としての実施例及び比較
例であって、壁装材以外のシート状物の場合の実施例及
び比較例を意味しない。表中、PVCは塩化ビニル樹
脂、DOPはフタル酸エステル系可塑剤、安定剤はBa
/Zn系安定剤、炭酸カルシウムは粒子径0.07μm
である。表中の配合量は重量部を示す。
【0029】また、塩化ビニル壁紙の作成は前記組成物
を6インチテストロールを用いて160℃で10分間混
練し、厚み0.2mmのシートを作成した。次にこのシ
ートを難燃紙とプレス機で積層し作成した。
【0030】注1)塩化水素ガス捕捉率、一酸化炭素ガ
スの減少率、二酸化炭素ガスの減少率の測定方法:JI
S K 7217プラスチック難燃ガスの分析方法に依
り測定を行なった。 注2)発熱量及び発煙量はJIS A 1321建築物
の内装材料及び工法の難燃性試験方法に依り測定を行な
った。 * 一酸化炭素ガスの減少率、二酸化炭素ガスの減少率
は比較例5を基準に算出した
【0031】
【表1】
【0032】表1は、実施例1のように炭酸カルシウム
とホウ酸亜鉛とを併用した場合、難燃性が高く、しかも
塩化水素ガスの捕捉率が特に高く、実施例2のようにゼ
オライトとホウ酸亜鉛とを併用すると、難燃性を維持し
つつ、一酸化炭素、二酸化炭素の減少率が高く、実施例
3のように炭酸カルシウムとホウ酸亜鉛とゼオライトと
を併用すると、難燃効果が高く、しかも塩化水素ガスの
捕捉率及び一酸化炭素、二酸化炭素の減少率も高いこと
を示している。
【0033】
【表2】 表2中、比較例6の*は粒子径が4μm炭酸カルシウム
である。
【0034】
【発明の効果】以上の如く本発明は、焼却時の燃焼時に
一酸化炭素、二酸化炭素等のガスの放出及び塩化水素ガ
スの放出を抑制できる塩化ビニル系樹脂組成物、シート
状物を提供でき、さらに難燃性を図りつつ、焼却時や火
災発生時等の燃焼時に一酸化炭素、二酸化炭素等のガス
の放出及び塩化水素ガスの放出を抑制できる壁装材を提
供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 一雄 静岡県浜松市東町1876番地 共和レザー株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂:100重量部に対し
    て、ゼオライト:2〜100重量部と、粒子径0.1μ
    m以下の炭酸カルシウム:80〜200重量部と、を添
    加したことを特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 塩化ビニル系樹脂:100重量部に対し
    て、ゼオライト:2〜100重量部と、粒子径0.1μ
    m以下の炭酸カルシウム:80〜200重量部と、
    (1)ホウ素化合物、(2)リン系化合物又は(3)ア
    ンチモン系化合物とハロゲン系化合物との併用の(1)
    〜(3)の群から選ばれた少なくとも1種の難燃剤:5
    〜15重量部と、を添加したことを特徴とする請求項1
    の塩化ビニル系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記ホウ素化合物が、ホウ酸の金属塩で
    あることを特徴とする請求項2の塩化ビニル系樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 前記ホウ酸の金属塩が、ホウ酸亜鉛であ
    ることを特徴とする請求項3の塩化ビニル系樹脂組成
    物。
  5. 【請求項5】 塩化ビニル系樹脂:100重量部に対し
    て、(1)ホウ素化合物、(2)リン系化合物又は
    (3)アンチモン系化合物とハロゲン系化合物との併用
    の(1)〜(3)の群から選ばれた少なくとも1種の難
    燃剤:5〜15重量部と、粒子径0.1μm以下の炭酸
    カルシウム:80〜200重量部と、を添加したことを
    特徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記ホウ素化合物が、ホウ酸の金属塩で
    あることを特徴とする請求項5の塩化ビニル系樹脂組成
    物。
  7. 【請求項7】 前記ホウ酸の金属塩が、ホウ酸亜鉛であ
    ることを特徴とする請求項6の塩化ビニル系樹脂組成
    物。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項5の塩化ビニル系樹
    脂組成物がシート状に形成されたことを特徴とするシー
    ト状物
  9. 【請求項9】 請求項1又は請求項5の塩化ビニル系樹
    脂組成物からなる層が基材に積層されていることを特徴
    とする壁装材。
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