JP2639820B2 - 難燃繊維布 - Google Patents

難燃繊維布

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、難燃繊及び防炎性であり、且つ強制燃焼時
においても発煙性が少なく、燃焼による熔融垂れや焼失
に対する耐性に優れた難燃繊維布に関するもので、建設
用、防火シート、熔接工場用カーテン、及びその他の難
燃性と防炎性を要求される種々の分野に利用される。
〔従来の技術及びその問題点〕
建設現場や熔接工場、造船工場などで使用される繊維
布、例えばカーテン類、壁材、シート類等は常に熔接火
花や火炎に曝される危険がある。可燃性の繊維布におい
ては、これを防ぐために表面に難燃性のプラスチックを
ラミネートしたり、繊維そのものに難燃剤を含浸させる
などにより難燃化しているが、実用面で不充分な場合が
多い。例えば、難燃性軟質の塩化ビニル樹脂をラミネー
トした難燃繊維布のカーテンにおいては、火花や火炎に
直接曝された場合、多量の黒煙を生じ、直ちに樹脂部分
が熔融、垂下したり、火花の付着部分が欠落する等、防
炎カーテンとしての機能を失う欠点がある。又難燃の合
成ゴムをラミネートした難燃繊維布のシートにおいて
は、耐屈曲性やゴム弾性性に優れているが、難燃性が不
充分である上、多量の煤を供った煙を生じ、炎に曝され
続けると容易に灰化し焼失する。又、耐候性が悪いため
屋外では劣化が早いという欠点や、これを改良するため
肉厚の成形品にすると重いので取扱いが不便になるとい
った欠点がある。
このように、従来の可燃性繊維布の難燃化技術におい
ては火炎に長時間曝されるとその部分が欠落、灰化等を
生じ、防炎機能が失われるという欠点を防止することが
できなかった。
従って本発明の目的は上記欠点を改良し、火花や熔鉄
粒、火炎、高温に曝されても熔融垂下を生じ難く、強制
燃焼により炭化はしても欠落、焼失灰化することなく、
燃え殻が固く残ることにより防炎カーテン、防炎シー
ト、防火花シートとして炎を遮断する機能を持続し得る
軟質、難燃、小煙性の難燃繊維布を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意研究の結
果、 a)塩素含有量(Cl%)が64〜70%、比粘度(ηs
p)0.24以上の塩素化塩化ビニル樹脂 b)軟化剤及び
c)周期律表II〜V族に属する金属の化合物から選ばれ
る少なくとも1種の金属含有無機固体粉末とを含有し、
JIS A硬度が98以下である軟質樹脂組成物で繊維の1部
又は全体が被覆することにより上記目的を達成し得る難
燃性繊維布が得られることを知見し、本発明に到達し
た。
以下、本発明の難燃繊維布について詳述する。
本発明において用いる塩素化塩化ビニルとしては、塩
素含有量64〜70重量%、比粘度(JIS K6721準拠)0.24
以上のものが用いられるが、好ましくは塩素含有量約65
〜68重量%、比粘度約0.40以上の塩化化塩化ビニルが、
耐焼失性に優れ、少煙性やゴム弾性に優れるため好適で
ある。塩素化塩化ビニルの製造法としては、例えば塩化
ビニル樹脂粉末を気相中で、又は水中に懸濁した状態
で、あるいは溶媒に溶解した状態で塩素化することによ
って製造され、例えば、特公昭36−888号公報及び特公
昭45−30833号公報などに記載の方法で製造される。
また、本発明の組成物においては、塩素化塩化ビニル
樹脂100重量部に対し塩化ビニル樹脂を100重量部以下で
ブレンドしたものを用いることもできる。
また、本発明で用いるb)軟化剤といては可塑剤及び
又はエラストマーが用いられる。可塑剤としては、フタ
ル酸ジオクチル(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)等の
フタル酸系可塑剤、トリオクチルフォスフェート(TO
F)、りん酸トリクレジル(TCP)等の含りん酸系可塑
剤、塩素化パラフィン、高分子エステル系可塑剤、エポ
キシ系付塑剤、トリメリット酸エステル系可塑剤等の可
塑剤が好ましく使用される。さらに、特に難燃性の点か
ら含ハロゲン系可塑剤や含りん可塑剤が好ましく、トリ
オクチルフォスフェートが特に好適である。
また、可塑剤の使用量はエラストマーが併用されない
場合は、塩素化塩化ビニル樹脂100重量部に対し20重量
部以上が好ましく、特に50重量部〜120重量部が好まし
い。
またエラストマーとしては、塩素含量30〜50%の塩素
化ポリエチレン、塩化ゴム、フッソ系ゴム、クロロプレ
ンゴム、ニトリルブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチ
レン−酢酸ビニルコポリマー及びそのグラフト重合体、
ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラスト
マー、エチレン−プロピレン−ジエンターポリマー、ポ
リスチレン系エラストマー、エチレン−プロピレン共重
合体及びこれら各種ゴムの架橋品などのエラストマーが
単独又は二種以上組合せて使用される。これらのエラス
トマーのうちでも、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ニトリルゴムが特に好ましい。
また軟化剤の使用量は、本発明の軟質樹脂組成物のJI
S A硬度(JIS K6301のスプリング式硬さ試験A法に準拠
する)が98以下になるように調整されるが、軟化剤の使
用量は塩素化塩化ビニル樹脂100重量部に対して20重量
部以上が好適で、特に50重量部〜120重量部が好適であ
る。
また本発明で用いるc)金属含有無機固体粉末は、週
期律表第II〜V族に属する金属の化合物から選ばれる1
種以上を含む粉末であり、Mg、Ca、Zn、Ba、Al、Ti、Z
r、Sn、Pb、P、Sb等の金属の化合物が好適である。特
にこれらの金属の水酸化物、酸化物が同時に存在する
時、強制燃焼時において塩素化塩化ビニルとの相乗効果
により、強固な炭化殻の形成に効果があり、高い防炎性
を付与するのに好適に使用される。例えば、これら金属
の水酸化物としては水酸化カルシュウム、水酸化マグネ
シュウム、水酸化アルミニュウムなど、又酸化物として
は酸化亜鉛、酸化鉛、三酸化アンチモン、酸化チタン、
酸化アルミニュウムなどが使用され、その他、炭酸カル
シュウム、塩化第1錫、リン酸アルミニュウムやリン酸
ガラス粉末、リン酸アンモニュウム等のリン含有化合
物、又これら金属を含有する無機ガラス粉末などが使用
される。
さらに好適には金属含有無機固体粉末がP2O5に換算し
てリンを少くとも30重量%を含むガラス粉末又はリン化
合物と金属水酸化物と金属酸化物の混合粉末が使用され
る。これらの混合粉末は樹脂の強度を低下させないため
にシラン処理等の表面処理されて用いることもできる。
上記混合粉末が使用される場合は特に耐炎性に優れ、又
熔融した金属の小粒が付着した場合にも付着部分のみ焼
結硬化し、硬い殻を形成して他部への延焼を防ぎ、欠落
したり垂れたり難しく防炎機能を維持する効果が大き
い。
またc)金属含有無機固体粉末の粒径については、平
均粒径100μ以下であることが好ましく、さらに好適に
は平均粒径50〜2μの微粉を使用すると強制燃焼時にお
いて塩素化塩化ビニルとの相乗効果により強固な炭化殻
の形成に効果が大きく、高い防炎性が付与される。
またc)金属含有無機固体粉末の使用量は塩素塩化ビ
ニル樹脂100重量部に対して10重量部以上が使用される
が、30〜250重量部が好適であり、特に50〜150重量部が
好適である。
本発明において、a)塩素化塩化ビニル樹脂とb)軟
化剤及びc)金属含有無機固体粉末の組成割合は通常
a):b):c)=100:20〜120:10〜250の比率で使用され
る。
本発明の樹脂組成物には、さらに通常用いられている
添加物を通常用いられている量で配合することができ
る。そのような添加物の具体例と配合量(a)塩素化塩
化ビニル樹脂の重量を基準にした配合量)を示せば次の
通りである。
(1)安定剤としては、例えば三塩基性硫酸鉛、二塩基
性硫酸鉛、ステアリン酸鉛等の鉛系安定剤、ジブチル錫
マレート、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫メルカプ
タイド、ジオクチル錫メルカピタイド等の錫系安定剤、
エポキシ系安定剤、又カルシュウムステアレート、バリ
ウムステアレート、亜鉛ステアレート、カドミウムステ
アレート等の金属石けん、ステアリン酸、低分子量ポリ
エチレン、ブチルステアレート、グリセリンモノステア
レート、高級アルコール、ステアリルアマイド、ワック
ス類、高級脂肪酸のエステル類などの滑剤、ポリメチル
メタアクリレート等の加工助剤、さらに必要に応じて発
泡剤、各種の架橋剤及び架橋助剤、紫外線吸収剤、帯電
防止剤などが使用される。
これらの配合剤の添加量は塩素化塩化ビニル樹脂100
重量部に対し、安定剤及び金属石けん0〜15重量部、滑
剤0〜10重量部、加工助剤0〜6重量部、架橋剤及び架
橋助剤0〜6重量部が好適に使用される。
本発明における樹脂組成物は、塩素化塩化ビニル樹脂
に前記の軟化剤及び金属含有無拶固体粉末、並びに必要
に応じそ上記他の添加物を配合し、常法に従い、例え
ば、リボンブレンダー、スーパーミキサー、ロールブレ
ンド、擂潰機、バンバリーミキサーなどのブレンダーで
混合し、又はさらに熱可塑性プラスチックの一般的な成
形加工法に従って成形加工するなどして、パウダー、ペ
レット、あるいはフイルム、板等の成形品といった形態
で得られる。さらにこの様にして得られた本発明の樹脂
組成物を用い、熱プレス成形、カレンダー成形、ラミネ
ート成形、共押出成形などにより、後述する任意の繊維
又は繊維基布の一部又は全体を被覆して本発明の繊維布
を得ることができる。
この様にして得られた本発明の繊維布は、硬さが凡そ
JIS A硬度で98以下、好ましくは25〜95、特に好ましく
は40〜/80であり、通常時においては軟かくゴム弾性に
優れている。一方、火災等で火炎に曝されると、燃え難
く、煙が少なく、強制燃焼しても固く焼結することによ
り、延焼を防ぎ、防炎資材としての高い効果を示す。従
って得らた繊維布は車両用レザー、船舶用帆布、建設現
場用防火カーテン、発泡レザー、壁材、天井材、床材等
に利用できる。
また本発明に用いる繊維基布としては、天然繊維、合
成繊維、有機繊維、無機繊維など任意の繊維で構成され
た繊維基布が使用される。例えば天然繊維としては植物
繊維、動物繊維、鉱物繊維など、人造繊維としては金属
繊維、ガラス繊維、岩石繊維、鉱滓繊維、炭素繊維など
の無機繊維、ビスコースレーヨン、ニトロセルロース、
アセテート、酢化スフ等のセルロース系繊維、ポリアミ
ド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリウレタン系繊維、
ポリエチレン系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポリスチ
レン系繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリフロルエチレ
ン系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリビニルアルコール
系繊維などの合成繊維、天然ゴム、塩化ゴムなどが好適
に使用される。
また繊維基布を構成する繊維の太さは10d〜1000dが好
適に使用される。特に100d〜500dが好適であり、繊維の
束数は10本×10本/インチ〜100本×100本(インチ)が
好である。
特に無機繊維中のガラス繊維や雲母・アスベスト繊
維、岩石繊維、炭素繊維や合成繊維中のテフロン繊維は
難燃性に優れ、好適に使用される。
なお本発明においては、難燃繊維布の必要特性に応じ
て各成分の配合比を選定することによりJIS A硬度を98
以下の特定硬さにし、ゴム弾性他についても任意の特性
に調整できることは言うまでもない。
実施例 次に実施例をあげて本発明を説明する。
なお実施例中「部」及び「%」はそれぞれ「重量部」
及び「重量%」を示す。
〔実施例1〜6〕 第1表に示す各実施例における配合物を石川式擂潰機
にて混合した後、8“φミキシングロールにて混練し、
ロールシートを作成した。このロールシートを所定量重
ねて150〜180℃に調整したプレス機にて硬度測定用のプ
レス板(厚さ12mm)を作成した。又同様に8"φミキシン
グロールにて混練した混合物を用い8“φ×4本、逆L
型カレンダーロールにて厚さ200μのフイルムA)を作
成した。一方250d 31×30本/インチの各種繊維基布
B)を基準し、基布B)の上下にフイルムA)を重ねて
150〜180℃に調整したプレス機によりプレス成形し、厚
さ約400μのラミネートシートを作成した。このラミネ
ートシートを用いて、外観・風合、難燃性、耐炎性、耐
熔鉄性につき評価した。
その結果を表−3に記す。
各物性の評価は以下の方法にて行った。
1) 硬 度 JIS K6301の5に規定するスプリング式硬さ試験機の
A形を用いる。プレス板より作成した約25×70mm、厚さ
12mmの試片を用いる。硬さ試験機を試片に水平に保持
し、押針が試験片測定面に垂直になるように加圧され面
を軽く接触させる。接触後1秒以内に目盛を読み硬さを
求めた。
2) 外観・風合 ラミネートシート表面の平滑性、可塑等のブリードの
有無やベタツキ、手触りなど風合の良し悪しを観察し、
問題があるものは“不良”、問題のないものを“良好”
とした。
3) 難燃性 ラミネートシートを用い、JIS K7201に規定された方
法により酸素指数を測定した。
4) 耐炎性 試験片(300×300mmのラミネートシート)を横向きに
セットしたプロパンガスバーナの火炎が垂直にあたるよ
うにバーナー噴出口より150mmの位置に支持し、試験片
の中央部に前記プロパンガスバーナーの火炎(火炎の長
さ200mm)を直接当て、煙の発生状況及び炎がシートを
貫通するに要する時間、及びシートの変形の程度を評価
した。
5) 耐熔鉄性 約3mmφの鉄棒の先端を酸素−アセチレンガスバーナ
ーで熔融させ、約5mmφ球の熔鉄粒として300mm×300m
m、厚さ1mm、ラミネートシート中央付近に散在するよう
に5粒滴下し、煙量(煙の発生の多少)、燃焼時間(熔
鉄粒がラミネートシートに接触後火炎が発生してから消
えるまでの平均時間)、欠落面積(自然冷却後熔鉄粒に
よって熔融・燃焼などにより欠落貫通した部分の平均面
積)につき測定した。
比較例1〜9 表−3に示す各比較例の配合物及び量を用いる以外は
実施例と同様にして各物性を評価した。
比較例1〜9の各物性評価結果を表−4に示す。
これらの結果から明らかな様に、本発明による繊維布
は従来の繊維布に比較して火花や熔鉄粒、火炎、高温に
曝されても、煙の発生が少く熔融垂下を生じ難い。又強
制燃焼により炭化することがあっても欠落や焼失灰化し
難く、燃え殻が固く残るという従来技術では達成し得な
かった驚くべき特性を備えている。
〔発明の効果〕 従って本発明により始めて防炎カーテン、防炎シート
としての機能が非常に優れる軟質、難燃、防炎性の繊維
布が提供されることが判る。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)塩素含有量(Cl%)が64〜70%、比粘
    度(ηsp)0.24以上の塩素化塩化ビニル樹脂 b)軟化剤
    及び c)周期律表II〜V族に属する金属の化合物から選
    ばれる少なくとも1種の金属含有無機固体粉末とを含有
    し、JIS A硬度が98以下である軟質樹脂組成物で繊維の
    1部又は全体が被覆されていることを特徴とする難燃繊
    維布。
  2. 【請求項2】該 b)軟化剤が含ハロゲン系可塑剤、含り
    ん系可塑剤、及びシリコン系可塑剤からなる群から選ば
    れた少なくとも1種を主成分とすることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の難燃繊維布。
  3. 【請求項3】該 b)軟化剤が塩素化ポリエチレン、エチ
    レン酢酸ビニル共重合体及びそのグラフト共重合体、ニ
    トリルゴム、ポリウレタンエラストマー、エチレン−プ
    ロピレンコポリマー、エチレン−プロピレン−ジエンタ
    ーポリマー、フッ素ゴム、クロロプレンゴム、シリコン
    ゴムからなる群から選ばれた少なくとも一種のエラスト
    マーを主成分とすることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の難燃繊維布。
  4. 【請求項4】該 c)金属含有無機固体粉末が金属水酸化
    物と金属酸化物とを同時に含むことを特徴とする、特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の難燃繊維布。
  5. 【請求項5】該 c)金属含有無機固体粉末がP203に換算
    してリンを少なくとも30重量%含むガラス粉末及び又は
    リン化合物であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜3項のいずれかに記載の難燃繊維布。
  6. 【請求項6】該 c)金属含有無機固体粉末の平均粒径が
    50μ〜0.2μであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1〜5項のいずれかに記載の難燃繊維布。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記
    載の難燃繊維布で構成されたテント、帆布、及び建設用
    シート。
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