JPH0718836U - カップケ−キ用紙製カップの製造装置 - Google Patents

カップケ−キ用紙製カップの製造装置

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JPH0718836U JP054968U JP5496893U JPH0718836U JP H0718836 U JPH0718836 U JP H0718836U JP 054968 U JP054968 U JP 054968U JP 5496893 U JP5496893 U JP 5496893U JP H0718836 U JPH0718836 U JP H0718836U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のカップケ−キ用紙製カップの製造装置
では、カップの側壁となるブランクとしての側紙片を、
心金としての成形型に巻き付ける左右ウイングの枢支軸
が押当て具のガイド軸と同軸にされていたので、高度の
加工精度が要求され、またエアシリンダ駆動のため低速
度でさらに成形時にしわが生じ易かった点を改良するこ
とを目的とする。 【構成】 ウイングの枢支軸51a,51′aをガイド
軸51の左右に対称に分離し、エアシリダの代わりにカ
ム91,92,93を使用し、また巻き付けの初期に成
形型4に向かって紙の外面に空気を吹き上げるノズル9
7を設けた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は一般に菓子製造の分野に関し、特にカップケ−キ用紙製カップの製 造装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の菓子用カップの製造装置の代表的な例として、図10に示す出願人の先 願による特開平2−26729号が知られていて、次に示す構成要素を有する。 1)ロ−ル巻き原紙からカップの側壁となる側紙片(カップの側壁となるブラ ンク)1を切断し、中空円錐台形のカップに対応する心金すなわちコアとしての 円錐柱形の成形型4と押当て具6との間へ供給する側紙片供給装置と、 2)同様に底板3を、前記の円錐柱形の成形型4の小径側の端部に当接するよ うに供給する底紙片供給装置と、 3)押当て具6、スライド20、連結棒21、及びコイルばね5などを含みブ ランクとされた側板紙片1を心金としての成形型4の下端周面に押し当てる押当 て装置A1と、 4)図で左右1対の昇降テ−ブル2,2と、これらを支持する1対の昇降棒3 1,31と、昇降ブロック7などより成り、側紙片1の左右の両端部1A,1A を上方へ曲げるテ−ブル昇降装置B1と、 5)2枚貝のように開閉される左、右1対のウイング9,9′と、これらのウ イング9,9′に対応して設けられる左右の操作棒30,30と、コイルばね1 0,10と、ウイング滑動枢支部材12,12と、ウイング駆動部材28と、ス テ−ジ29,29などより成り、側紙片1を成形型4の外周に巻き付ける側紙片 巻付け装置C1と、の5部材から構成されている。
【0003】 また、第2の例として図11乃至図14に示す装置が開発され使用されている 。 その構成は、前記1)の側紙片供給装置と、2)の底紙片供給装置は前述した 第1の例と同一であり、これらの構成部材に加え、 3)押当て具46、押当て具保持具60、エアシリンダ61、および自在継手 (商品名フロ−ティングジョイント)65などを含んで成る押当て装置A2と、 4)左、右のウイング49,49′、エアシリンダ70,70などから成る側 紙片巻付け装置B2とを含んで構成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図10に示した上記の先行技術の第1例では、テ−ブル昇降装置B1の昇降テ −ブル2を昇降させるために比較的大きい昇降ストロ−クを与える駆動源と、側 紙片巻付け装置C1のウイング駆動部材28を上下動させる駆動源とが(何れも 図示なし)必要であり、構造も比較的複雑である。 第2例では、一部切断正面立面図を図11に、図11のA−A縦断面図を図1 2に、図11のB−B横断面図を図13に、左、右のウイング49,49′の斜 視図を図14に示す。 この装置は、図11及び図12に示すようにエアシリンダで駆動させる比較的 簡素化された構造ではあるが、図12と図14に示すように1本のウイング枢支 軸41の軸線方向に、押当て具保持具60と、左ウイング49の枢支リブ49a ,49bと、右ウイング49′の枢支リブ49′a,49′bとが軸線上に整列 し(斜視図としての図14参照)て係合する。 押当て具保持具60に固定された押当て具46の傾斜上面46a、及び左、右 のウイング49,49′の凹曲面部49c,49′cは、それぞれカップのテ− パに対応する円錐形の成形型4の外表面4aと係合するために、押当て具保持具 60、及び枢支リブ49a,49b,49′a,49′bのウイング枢支軸41 に対する軸線方向位置は極めて正確でなければならない。 従って、これらの部品及びスペ−サ41a,41b,41c(図12参照)は 、高度の加工精度を必要とし、組付作業中には、かなりの工数を要する調整、修 正が含まれるのが避けられない。このことは第1例も全く同様である。 更にサイクル時間を短縮するためにはエアシリンダ駆動では限度がある。 そこで高度の加工精度を必要とせず、サイクル時間を短縮して生産能率を向上 させることが要望されていた、本考案はこれらを解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、以下に示す3つの手段により上記の課題を解決した。 1)左、右のウイングを枢支するウイング枢支軸を左右2つに分離し、それぞ れをガイド軸の両外側に対称に且つ平行に設け、 2)左、右のウイングに対する補助機能として、側壁用ブランク(側紙片)を 斜め下方からエアで吹き上げて成形型に半分巻き付けるノズルを設ける、 3)押当て具及びウイングの駆動をエアシリンダに代えカム機構にした。
【0006】
【作用】
ウイング枢支軸を、成形型の垂直中心軸面から左、右外方へ離れた2位置に分 離したことにより、 1)ウイング枢支リブ部の加工精度を緩くすることができ、枢支軸線方向の位 置調整が容易になり、 2)ウイングの巻き付け作動によって生じ易い側紙片のしわは、エアで半巻き 状態まで吹き上げることにより防止され、 3)また押当て具及びウイングの駆動がカム機構によって行われ、スピ−ドア ップが可能になる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案によるカップ製造装置の一部切断正面図であり、図1のA−A 縦断面図を図2に、図1のB−B及びC−C横断面図をそれぞれ図4及び図5に 示し、図3は装置全体を示す斜視図である。 図1及び図2にように、この紙製カップ製造装置では、押当て装置A3、巻付 け装置B3、及び駆動装置C3は従来技術と構造が相違する。 前記の押当て装置A3は、作動部分としては、カップの側壁を形成する側壁ブ ランク(側紙片)を成形型4に押し当てる押当て具56と;この押当て具56を 上端に取り付けて水平に固定されガイド軸51を収容するための長穴70aが明 けられてガイド軸51に案内されて上下動される押当て具保持具70と; 前記の駆動装置C3の一部としてのカム93を介して連結され上下に摺動する スライダ50と、このスライダ50の上端と前記の押当て具保持具70の下端と の間を連結するの連結棒71と、この連結棒71の外周に装着されたコイルばね 55とを含み構成される。 一方、この押当て装置A3の支持部分としては、前記のガイド軸51を水平に 固定して保持するため図2では左、右(斜視図としての図3では前後)に配置さ れて対向する1対のガイド軸支持板83,83と;これらのガイド軸支持板83 を上部で垂直に取り付け、装置全体を取り付ける取付プレ−ト81に対しては四 隅でボルト82aで止められ、周縁を除いた内部が広い貫通穴となっている四角 形で環状枠形の第1ベ−スプレ−ト82と、この第1ベ−スプレ−ト82の四隅 のボルト82aを結ぶ線よりは内側で四辺のほぼ中点に近い位置から垂下する4 本の支持柱79により吊下げ支持され、中央部に貫通穴を有する四角形の環状枠 形の第2のベ−スプレ−ト84(図1,2,3,5参照)と、この第2のベ−ス プレ−ト84の貫通穴上に跨がって固定され、前記作動部分の下端のスライダ5 0を摺動案内する中心穴68aが明けられたガイドブロック68を含んでいる。
【0008】 巻付け装置B3は、図1と図3に示されるように、ガイド軸51の左、右でわ ずかに上方に、ガイド軸51に対し対称の位置に平行に且つ水平に、図2に示す ガイド軸支持板83上に設けられる左、右の枢支軸51a,51′aと;これら の枢支軸51a,51′aに枢支されて側紙片を成形型4に巻き付けるため、成 形型の外周に対応する内径を有し互いに対向して2枚貝のように開閉される左、 右で1対のウイング59,59′と;この左、右のウイング59,59′の下方 に位置してピン62a(図5参照)により駆動可能な1対のウイング滑動支持部 材62,62を介して、前記のウイング59,59′とウイング駆動組立体78 とを連結し外周にコイルばね60を有する1対の操作棒80,80などで構成さ れる。 このように構成されているので、巻付け装置B3は押当て装置A3の1対の支持 柱79に沿って押当て装置A3に対し上下に相対移動可能であり、一方押当て装 置A3は、そのスライダ50がガイドブロック68に対し滑動可能であるので押 当て具56は巻付け装置B3に対し独立して相対移動可能である。 更に巻付け装置B3 には、成形型4の左、右の斜下方に(図2で成形型4の斜 右下方)成形型4の表面に沿って伸びる空気吹上げノズル97,97を含む。
【0009】 駆動装置C3は、図1、図2、図3に示されるように、モ−タ(図示せず)に よって駆動される駆動軸90と、この駆動軸90の図1で右側端近くに取り付け られるカム91と、このカム91と軸方向での反対(左)側に取り付けられてい る対称形のカム92と、前記のカム91と92の中間に位置するカム93と、軸 受部96、及び詳細を後述するウイング駆動組立体78などから構成される。 図7、図8は、それぞれ、カム91,93の正面図であり、カム溝91aは、 左、右のウイング59,59′が成形型4と接する時間に相当し、その回転角度 θ1は小さく、カム溝93aは押当て具56が成形型4と接する時間に相当しそ の回転角度θ2は大きくなっている。 ウイング駆動組立体78は、図1,2,3および5に示すように一対の細長い 矩形の保持部材78a,78aは、その長手方向両端部近くにブロック78bが ねじ止めされ、このブロック78bのそれぞれに明けられた貫通穴に材料紙の移 動方向に配列している1対の支持柱79が滑動自在に挿入された状態で水平に延 在し、支持柱79により上下動可能に案内される。更にその左右両端部には、滑 動プレ−ト78c,78cの凹部78′cが外嵌めされ左右1対の滑動プレ−ト 78c,78cの下端にはロ−ラ95がそれぞれ水平に支持され、カム91と9 2の溝91a(図7)に係合する。
【0010】 次にこの装置の作動を図9の作動過程説明図を参照して述べる。 1)図示しない側紙片供給装置のア−ムが、カップの側紙片1のブランクを成 形型4と押当て具56との間に位置させる。 2)図示しないモ−タの回転により駆動軸90が回転し、図1に示される駆動 装置のカム93が回転して、ロ−ラ95が偏心運動して押当て装置A3のスライ ダ50が連結棒71を伴って上昇し、押当て具保持具70の長穴に沿って上昇し て押当て具56が側紙片1(カップの側壁ブランク)を成形型4に押し当てる。 3)左右の空気吹上げノズル97からエアが噴射されて、側紙片1が吹き上げ られ成形型4の下半分に巻き付けられ、同時にア−ムは引込められる。 4)カム91,92により、ロ−ラ95,95を介して、ウイング駆動組立体 78、ウイング滑動支持部材62,62、操作棒80,80を介して左、右のウ イング59,59′が左、右のピン51b,51′bを作用点として枢動軸51 a,51′aを中心軸として枢動し、側紙片1を成形型4に巻き付け、この時点 ではエアに巻き付けの補助動作は不要になるので空気吹上げノズル97によるエ アの噴射は止められる。この場合側紙片1の左側端部に糊を付け、左ウイング5 9の作動を僅か遅れるようにカム92を取り付ける。 5)カム93,91,92の作用により上記と逆に押当て具56が下がり左、 右のウイング59,59′は開く方向に枢動されて元の位置に戻る。 次いで、成形型4の取付台が回転して次の成形型4が位置されて1)の状態に なり、上記の作動サイクルが反復される。コイルばね55,60は衝撃と位置誤 差を吸収する役目を果す。
【0011】 ここでウイング枢支軸が左、右対称の2ケ所に別個に設けられたことによる操 作について説明すると、最初に図2に示すように成形型4の円錐曲面4aと押当 て具56の傾斜上表面(図2参照)とが合致するように第一ベ−スプレ−ト82 を、又は成形型4の位置を調整する。 次に、図1で左、右のウイング59,59′の内表面59c,59c′と成形 型4の円錐面4aとの合致の具合をチェックして、必要ならばスペ−サ51b, 51cおよび51′b,51′c(図3参照)を、それぞれ独立して調整すれば よい、従来は図11に示すように単一の軸に押当て具、左、右ウイングが取り付 いているので互いに干渉し合って位置調整が困難であったのが解決された。 ここでウイングの枢動支点が成形型の垂直中心面から離れることによって生じ 易い巻付けの際の側紙片のしわ発生を、エアの吹上げによって防止する。
【0012】
【考案の効果】 上記の通り、成形型のウイングとの位置合せが容易になり、また加工での許容 寸法交差が緩和され加工、組立て、調整のコストが短縮できて生産能率が向上さ れ、更にカム駆動を採用したことによりエアシリンダよりも作動がスピ−ドアッ プされ、比較的高価なエアシリンダその制御バルブなどのコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるカップ製造装置の一実施例を示す
一部切断正面立面図である。
【図2】図1のA−A縦断面図である。
【図3】装置全体を示す斜視図である。
【図4】図1のB−B横断面図である。
【図5】図1のC−C横断面図である。
【図6】図1に示すウイングの斜視図である。
【図7】図1に示すカム91の正面図である。
【図8】図1に示すカム93の正面図である。
【図9】この装置の作動過程説明図である。
【図10】従来のカップ成形装置の第1例の一部切断立
面図である。
【図11】従来のカップ成形装置の第2例の一部切断正
面立面図である。
【図12】図11のA−A縦断面図である。
【図13】図11のB−B横断面図である。
【図14】図10に示すウイングの斜視図である。
【符号の説明】
50 スライダ 51 ガイド軸 51a,51′a 枢支軸 51b,51′b ピン 55 コイルばね 56 押当て具 59,59′ ウイング 59a,59′a ウイング部 60 コイルばね 62 ウイング滑動支持部材 68 ガイドブロック 70 押当て具保持具 70a 長穴 71 連結棒 78 ウイング駆動組立体 78a 保持部材 78b 凹部 78c 滑動プレ−ト 78d ブロック 79 支持柱 80 操作棒 82 第1のベ−スプレ−ト 84 第2のベ−スプレ−ト 91,92,93 カム 91a,93a カム溝 97 空気吹上げノズル A3 押当て装置 B3 巻き付け装置 C3 駆動装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空筒状の側壁の底部に底板を装着して
    カップッケ−キ用の紙製カップを製造する装置として、
    長尺のカップ用材料紙から個々のカップの側壁用として
    切断された側壁ブランクと、前記材料紙を個々のカップ
    の底壁用として切断された底壁ブランクを使用し、前記
    側壁ブランクを心金としての成形型との間に供給する側
    壁ブランク供給装置と、前記底壁ブランクを前記成形型
    の端面に供給する底壁ブランク供給装置と、押当て具、
    スライダ、連結棒、コイルばねなどを有して前記側壁ブ
    ランクを成形型の周面下端に押当てる押当て装置と、そ
    れぞれ1対の昇降テ−ブル、昇降棒および昇降ブロック
    などを有し前記側壁ブランクを上方に曲げるテ−ブル昇
    降装置と、旋回軸の周りに対向して旋回される左右1対
    のウイングと、操作棒、コイルばね、ウイング枢動部材
    などを有し、側壁ブランクを前記成形型4の周面に巻き
    付ける側壁ブランク巻付け装置とを含んで成る紙製カッ
    プの製造装置において:前記押当て装置は、装置全体を
    装架する取付プレ−ト(81)に対し固定された第1の
    ベ−スプレ−ト(82)と、この第1のベ−スプレ−ト
    の材料紙の搬送方向の両端近くに立設された1対のガイ
    ド軸支持板(83)に支持されて材料紙の搬送方向に延
    在するガイド軸(51)と、前記第1のベ−スプレ−ト
    上の材料紙の搬送方向に整列して垂下される少なくとも
    2個の支持柱(79)により吊り下げられて支持され、
    ほぼ中央に貫通穴を有する第2のベ−スプレ−ト(8
    4)と、この第2のベ−スプレ−ト(84)の前記の貫
    通穴上に配置される案内部材と、この案内部材に案内さ
    れ下端にロ−ラなどの従動部材を有する上下動部材と、
    上端が前記成形型の下端に当接する押当て部分を有し前
    記ガイド軸(51)に案内され上下動可能にされた押当
    て具と、この押当て具とスライダ(50)との間を連結
    する連結部材とを有する押当て装置A3として形成さ
    れ;前記駆動装置は、モ−タなどによって駆動され前記
    第2のベ−スプレ−ト(84)より下方に前記搬送方向
    に平行に延在する駆動軸(90)と、この駆動軸(9
    0)に取り付けられ偏心軸からの大径側等距離円周部分
    が短い1対の第1のカムと、前記回転軸のほぼ中央に位
    置し偏心軸からの大径側等距離円周部分が長い1対の第
    2のカムを含む駆動装置(C3)として形成され;前記
    巻付け装置は前記押当て装置(A3)のガイド軸(5
    1)に対し前記搬送方向の前後両側の対称の位置に平行
    に設けられた1対の枢支軸(51a,51′a)と、こ
    れらの枢支軸のそれぞれに対し搬送方向のさらに上側の
    上面に対向して設けられ前記成形型4の外周面に押圧、
    解放される1対のウイング部(59a,59′a)とし
    て、前記枢支軸(51a,51′a)のそれぞれから所
    定の離れた位置に設けられ前記ウイング部(59a,5
    9′a)を前記枢支軸(51a,51′a)の周りに回
    転させる1対の作動部材を有する左右のウイング(5
    9,59′)と、下端に前記駆動装置(C3)の第1の
    カムにより上下動される従動子を保持する1対の保持部
    材と、軸方向のそれぞれの両端が保持部材(78a)の
    上端に連結され前記押当て装置(A3)の支持柱(7
    9)に対し上下動可能にされ平行に延在する滑動プレ−
    ト(78c)と、を有するウイング駆動組立体(78)
    と、前記滑動プレ−ト(78c)の中間の所定の2位置
    において、前記ウイングの作動部材のそれぞれと連結さ
    れ前記のウイング(59,59′)を開閉させる1対の
    操作部材とを有する巻付け装置(B3)として形成され
    ていることを特徴とするカップケ−キ用紙製カップの製
    造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙製カップの製造装置に
    おいて、 前記押当て装置(A3)は、その上下動部材がスライダ
    (50)として、前記案内部材は中心部に前記スライダ
    (50)が摺動可能に挿入される中心穴(68a)が明
    けられたガイドブロック(68)として、前記押当て部
    材は、上端に押当て具(56)が装着され上下に長い長
    穴(70a)が明けられた押当て具保持具(70)とし
    て、また前記連結部材は外周に緩衝用のコイルばね(5
    5)が装着された連結棒(71)として形成され、前記
    駆動装置(C3)の前記第1と第2のカムは、それぞれ
    カム溝(91a,93a)が設けられた円形カムとさ
    れ、前記巻付け装置の1対の作動部材は1対のピン(5
    1b,51b′)として装着され、前記従動子を保持す
    る1対の保持部材は下端にロ−ラ(95a)を保持し、
    上端に凹面が互いに対向する凹部(78b)が設けら
    れ、両端部に前記押当て装置の支持柱(79)が挿入さ
    れる貫通穴が明けられたブロック(78d)が取り付け
    られた保持部材(78a)とされ、前記滑動部材はその
    軸方向の両端がそれぞれ前記保持部材(78a)の対向
    する凹部(78b)に挿入されて前記駆動軸に平行に延
    在滑動プレ−ト(78c)として形成され、前記操作部
    材は下端の部分がウイング滑動支持部材(62)に連結
    され外周に緩衝用のコイルばね(60)が装着された操
    作棒(80)として形成され、さらに巻付けの際側壁ブ
    ランクに発生するしわを防止するための空気吹き上げノ
    ズルが配置されていることを特徴とするカップケ−キ用
    紙製カップの製造装置。
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