JPH07187050A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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JPH07187050A
JPH07187050A JP5333507A JP33350793A JPH07187050A JP H07187050 A JPH07187050 A JP H07187050A JP 5333507 A JP5333507 A JP 5333507A JP 33350793 A JP33350793 A JP 33350793A JP H07187050 A JPH07187050 A JP H07187050A
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intake port
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crankcase
cylinder block
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昭夫 矢ケ崎
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

Abstract

(57)【要約】 【目的】シートの下方に物品収納室が設けられ、2サイ
クルエンジンがそのシリンダ軸線をほぼ水平にして前記
シートの下方に配置され、前記エンジン、ならびに該エ
ンジンの動力を後輪に伝達する伝動機構で構成されるパ
ワーユニットが車体フレームに揺動可能に支承される自
動二輪車において、吸気系の配置上の自由度を比較的大
とするとともにエンジンの全高を比較的低く抑えた上
で、パワーユニットの揺動角を比較的小さく抑える。 【構成】エンジンEのクランクケース28上部には、ほ
ぼ水平なシリンダ軸線と鈍角をなす吸気ポート89が設
けられ、シリンダブロック27および吸気ポート89に
挟まれる位置で、パワーユニットが車体フレームに揺動
可能に支承される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートの下方に物品収
納室が設けられ、2サイクルエンジンがそのシリンダ軸
線をほぼ水平にして前記シートの下方に配置され、前記
エンジン、ならびに該エンジンの動力を後輪に伝達する
伝動機構で構成されるパワーユニットが車体フレームに
揺動可能に支承される自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる自動二輪車は、たとえば特
開平4−59454号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
パワーユニットを車体フレームに支承する支軸がエンジ
ンの前下方位置に配設され、気化器等の吸気系はエンジ
ンの上方位置に配設されている。しかるに、支軸と後輪
の接地点との間の距離が比較的短く、したがってパワー
ユニットの揺動角度が比較的大きくなり、またエンジン
の排気系の取回しに制約を受ける。そこで、パワーユニ
ットをエンジンの上方で車体フレームに支承することが
単純には考えられるが、その場合、吸気系の配置上の自
由度が狭くなることを避けねばならず、またエンジンの
全高が高くなると物品収納室の容積も減少せざるを得な
い。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、吸気系の配置上の自由度を比較的大とすると
ともにエンジンの全高を比較的低く抑えた上で、パワー
ユニットの揺動角を比較的小さく抑えることができるよ
うにした自動二輪車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シートの下方に物品収納室が設けられ、
2サイクルエンジンがそのシリンダ軸線をほぼ水平にし
て前記シートの下方に配置され、前記エンジン、ならび
に該エンジンの動力を後輪に伝達する伝動機構で構成さ
れるパワーユニットが車体フレームに揺動可能に支承さ
れる自動二輪車において、エンジンのクランクケース上
部には、クランク軸の軸線に直交する平面内でほぼ水平
なシリンダ軸線と鈍角をなす吸気ポートが設けられ、シ
リンダブロックおよび吸気ポートに挟まれる位置で、パ
ワーユニットが車体フレームに揺動可能に支承されるこ
とを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0007】図1ないし図14は本発明の一実施例を示
すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の側面図、
図2は図1の2矢視平面図、図3は図1の要部拡大図、
図4は図3の4−4線拡大断面図、図5は図4の5−5
線に沿って切欠いた部分切欠き縦断面図、図6は図5の
6−6線拡大断面図、図7は図4の7−7線矢視図、図
8は図7の8−8線断面図、図9は図7の9−9線断面
図、図10は図7の10−10線断面図、図11は図7
の11−11線断面図、図12は図3の12−12線拡
大断面図、図13は図4の13−13線拡大断面図、図
14はオイルポンプの入力軸を拡大して示す断面図であ
る。
【0008】先ず図1および図2において、スクータ型
自動二輪車Vの車体フレームFは、前輪Wfを懸架した
フロントフォーク7を操向可能に支承したヘッドパイプ
1、該ヘッドパイプ1から下方に延出するダウンチュー
ブ2、ならびに該ダウンチューブ2の下端部に連設され
て後方に延びるリヤフレーム3等を備える。該リヤフレ
ーム3は、前端部がダウンチューブ2の下端に連結され
て後方側に向けてほぼ水平に延びる一対の前部フレーム
部3a,3aと、両前部フレーム部3a,3aの後端か
ら後上方に延びる一対の中間フレーム部3b,3bと、
両中間フレーム部3b,3bの後端を相互に連結する後
部フレーム部3cとを有して、平面視で略楕円状に形成
されるものである。
【0009】車体フレームFは、車体カバーCにより覆
われるものであり、この車体カバーCは、ヘッドパイプ
1の前部および前輪Wfの上部を覆うフロントカバー1
1、フロントカバー11に接合されて運転者の脚部前方
を覆うレッグシールド12、フロントカバー11および
レッグシールド12に接合されて前部車体の両側を覆う
左、右一対のフロントサイドカバー13,13、レッグ
シールド12に接合されて運転者の足元を支持するフロ
アボード14、両フロントサイドカバー13,13およ
びフロアボード14に接合されて後部車体の両側面を覆
う左、右一対のリヤロアーカバー16,16、ならびに
両リヤロアーカバー16,16およびフロアボード14
に接合されるリヤアッパーカバー17等を備え、リヤア
ッパーカバー17の後部には、後輪Wrの上部を覆うリ
ヤフェンダー18が装着される。リヤアッパーカバー1
7の上面は開口されており、その上面開口部は運転者が
座るシート20で覆われる。而してシート20は、開閉
自在にしてリヤアッパーカバー17の上端にヒンジ止め
されており、上端を開口させたラッゲージボックス21
がリヤアッパーカバー17の上部内に収納、配設される
ことにより、シート20の下方に、ヘルメット等を収納
可能な物品収納室22が形成され、該物品収納室22は
シート20で開閉されることになる。
【0010】図3を併せて参照して、後輪Wrは、車体
フレームFに揺動可能に支承されるパワーユニットPの
後部に軸支されるものであり、該パワーユニットPは、
2サイクル強制空冷エンジンEと、該エンジンEの出力
を前記後輪Wrに伝達する伝動機構としての無段変速機
Mとで構成される。而して該パワーユニットPの前部
は、後輪Wrの回転軸線と平行な支軸23を有するリン
ク機構24を介して前記車体フレームFにおけるリヤフ
レーム3の両中間フレーム部3b,3bに揺動可能に支
承され、パワーユニットPの後部および前記リヤフレー
ム3間にはリヤクッション25が介設される。
【0011】図4および図5において、2サイクル強制
空冷エンジンEのシリンダヘッド26は、前記リヤフレ
ーム3の両中間フレーム部3b,3b間に配置され、該
シリンダヘッド26には、略水平な軸線を有してシリン
ダブロック27の前端部が結合され、シリンダブロック
27の後端部にはクランクケース28が結合される。シ
リンダブロック27のシリンダボア29にはピストン3
0が摺動自在に嵌合され、該ピストン30はコンロッド
31を介してクランク軸32に連結される。
【0012】クランクケース28から突出したクランク
軸32の一端には、発電機33を介して冷却ファン34
が連結されており、該冷却フアン34の周囲にスクロー
ル通路35を形成するシュラウド36で、冷却ファン3
4、シリンダヘッド26およびシリンダブロック27が
覆われる。
【0013】図6を併せて参照して、シュラウド36
は、少なくともシリンダヘッド26(この実施例ではシ
リンダヘッド26およびシリンダブロック27)を前方
側から覆うヘッド対応部材としての第1部材37と、残
余の部分を覆う第2部材38とが接合されて成るもので
ある。而して第1部材37は、シリンダヘッド26に設
けられた多数のフィン39…の先端との間にラバー40
が介在された状態で、締付け方向をシリンダブロック2
7の軸線に沿わせた複数の取付ボルト41…によりシリ
ンダヘッド26に締着される。すなわちシリンダヘッド
26には、ラバー40の内面に先端を当接させる複数の
取付けボス42…がシリンダブロック27の軸線と平行
に突設されており、ラバー40ならびに該ラバー40の
外面に当接した第1部材37には各取付けボス42…に
対応して挿通孔43…が設けられる。而して取付けボス
42に一端を当接させて挿通孔43…に挿通されるとと
もに他端が第1部材37の外面に係合される円筒状のマ
ウントゴム44を貫通した取付けボルト41…が各取付
けボス42…に螺合される。
【0014】第1部材37には、シリンダヘッド26に
螺合される点火プラグ45を挿入するための孔46が設
けられており、この孔46には、点火プラグ45の外周
に密接するプラグシール47の外周が係合される。また
プラグシール47には、点火プラグ45の外端を覆うキ
ャップ48が着脱可能にして弾発係合される。
【0015】ところで、図1および図3で示すように、
シリンダヘッド26の前方延長線上で、車体カバーCの
フロアボード14には、メンテナンス用リッド49が開
閉可能に取付けられており、該メンテナンス用リッド4
9の開放時に給油を可能として燃料タンク50が、前記
フロアボード14の下方に固定的に配置される。
【0016】第1部材37および第2部材38は、シリ
ンダブロック27の軸線に沿う第1部材37の移動操作
に応じた係合および離脱を可能として相互に係合され
る。
【0017】図7を併せて参照して、シュラウド36の
第2部材38には、冷却フアン34の最外縁の回転軌跡
51にほぼ対応して内方側すなわち冷却ファン34側に
突出した環状の隔壁52が突設され、この隔壁52と第
2部材38の外周壁との間にスクロール通路35が形成
される。而して該スクロール通路35は、冷却ファン3
4の回転方向53に沿って漸次その流通面積を増大する
ものであり、隔壁52に対応する部分で第2部材38の
外周壁は、前記回転方向53に沿う下流側に進むにつれ
て隔壁52から漸次離反するように形成される。しかも
第2部材38のスクロール通路35に対応する部分に
は、冷却ファン34の軸方向外方に膨出した膨出部38
aが設けられており、該膨出部38aは、回転方向53
に沿う下流側に向かうにつれて膨出量を漸次増大するよ
うに形成される。すなわちスクロール通路35において
回転方向53に沿う上流側の第1位置P1 での膨出部3
8aが図8で示すように膨出量L1 であるときに、その
第1位置P1 よりも下流側の第2位置P2 では、図9で
示すように前記膨出量L1 よりも大きな膨出量L2 で膨
出部38aが形成され、第2位置P2 よりも下流側の第
3位置P3 では、図10で示すように前記膨出量L2
りも大きな膨出量L3 で膨出部38aが形成され、さら
に第3位置P3 よりも下流側の第4位置P4 では、図1
1で示すように前記膨出量L3 よりも大きな膨出量L4
で膨出部38aが形成される。
【0018】第2部材38には、冷却ファン34を臨ま
せた円形孔55がクランク軸32と同軸にして設けられ
ており、該円形孔55に通じる多数の吸入口56…を仕
切り部57間に有したカバー58が第2部材38に取付
けられ、第2部材38およびカバー58間には吸音材5
9が充填される。而して第2部材38の吸音材59に対
応する部分には多数の孔60…が穿設されており、シュ
ラウド38内で生じた騒音がそれらの孔60…を介して
吸音材59で吸収される。
【0019】再び図4において、クランクケース28に
は、後輪Wrの一側方まで延出されるケース部61が一
体に設けられており、このケース部61にガスケット6
2を介して結合されるケース部材63とで伝動ケース6
4が構成される。而してクランクケース28から突出し
たクランク軸32の他端と、伝動ケース64の後部に回
転自在に支承された後輪Wrの車軸65との間に無段変
速機Mが設けられる。
【0020】この無段変速機Mは、従来周知のものであ
るので、その構成について簡単に説明すると、クランク
軸32には、該クランク軸32の端部に固定される固定
プーリ半体66と、クランク軸32に軸方向摺動可能に
装着される可動プーリ半体67とから成る駆動側伝動プ
ーリ68が設けられる。固定および可動プーリ半体6
6,67間にはV字状の環状溝69が形成され、該環状
溝69内に無端状のVベルト70が挿入される。また可
動プーリ半体67の背面において、クランク軸32には
ランププレート71が固着され、このランププレート7
1と可動プーリ半体67との間には、複数のウエイトロ
ーラ72が浮動状態で収容される。而してクランク軸3
2の回転時に回転数が増大すると、遠心力を受けるウエ
イトローラ72が半径方向外方に移動し、可動プーリ半
体67を固定プーリ半体66に接近させる方向に移動せ
しめ、それにより両プーリ半体66,67へのVベルト
71の接触半径を大きくすることができる。
【0021】一方、クランク軸32と平行な従動軸73
が伝動ケース64に回転自在に支承されており、この従
動軸73は、減速歯車列74を介して後輪Wrの車軸6
5に連結される。
【0022】前記従動軸73は、従来周知の遠心クラッ
チ75を介して、該従動軸73と同軸の従動側伝動プー
リ76に連結される。この従動側伝動プーリ76は、駆
動側伝動プーリ68と対をなすものであり、Vベルト7
0が駆動側伝動プーリ68に巻掛けられる。
【0023】図12を併せて参照して、伝動ケース64
の上方には、気化器80と、該気化器80に接続される
エアクリーナ81とが配設される。エアクリーナ81
は、第1ケース部材82と、第2ケース部材82に結合
される第2ケース部材83との間に濾過材84が挟持さ
れて成るものであり、第1ケース部材82および濾過材
84間に未浄化室85が、また第2ケース部材84およ
び濾過材84間に浄化室86が形成される。第1ケース
部材82には未浄化室85に通じて下方に開口する吸入
管87が接続され、第2ケース部材83には、気化器8
0に接続される接続管88が一体に設けられる。
【0024】このエアクリーナ81における第1ケース
部材82には、気化器80の外側方を覆うカバー部89
が前方側に延びて一体に連設され、該カバー部89に
は、気化器80の調整作業を行なうための作業孔90が
気化器80に対応して設けられる。
【0025】一方、シュラウド36の第1部材37にお
いて、シリンダブロック27に関して吸入口56とは反
対側の位置には、シュラウド36内を流通して来て昇温
した空気を外部に排出するための排風口(図示せず)
と、前記気化器80に保温用の排風を導くための排風口
90とが設けられており、前記排風口90にはゴム製接
続管91が接続され、さらに該接続管91に導風ダクト
92の一端が接続される。
【0026】導風ダクト92は、一対のダクト半体9
3,94が相互に接合されて成るものであり、伝動ケー
ス64におけるケース部材63に設けられた凹部95に
収容されるとともに該ケース部材63の外面にほぼ面一
となるようにして気化器80側に延設される。しかも導
風ダクト92の他端部は、ねじ部材96によりカバー部
89に締着される。また導風ダクト92の他端部には、
気化器80の前方側上方を覆うカバー部93aがダクト
半体93と一体にして設けられる。しかも導風ダクト9
2には、気化器80に係わるパイピング類を係合するた
めの係合部(図示せず)も設けられている。
【0027】図5で示すように、クランクケース28の
上部には、リード弁97が配置される吸気ポート98が
設けられており、前記気化器80は吸気管99を介して
吸気ポート98に連通される。しかも、クランク軸32
の軸線に直交する平面内で、シリンダブロック27の軸
線と吸気ポート98とがなす角度αは鈍角に設定され、
パワーユニットPを車体フレームFに支承するリンク機
構24の支軸23は、シリンダブロック27および吸気
ポート98で挟まれる位置に配置される。
【0028】図13において、吸気管99の下方位置に
おいて、クランクケース28の上面には凹部101が設
けられており、クランク軸32に設けられたねじ歯車1
02に噛合するねじ歯車103が設けられた入力軸10
4を有するオイルポンプ105が、その大部分を凹部1
01内に収容されるようにして、クランクケース28に
取付けられる。
【0029】ところで、入力軸104のねじ歯車103
は、図13で示すように、クランクケース28内におい
て、クランク軸32の上方側で該クランク軸32のねじ
歯車102に噛合するものであり、ねじ歯車102,1
03の噛合部には、伝動ケース64内の潤滑油による潤
滑が期待できない。そこで、該噛合部の少なくとも一
方、たとえばねじ歯車103を有する入力軸104のほ
ぼ全表面にわたっては、図14で示すように、自己潤滑
性を有する材料たとえば弗素樹脂等を含む材料によるメ
ッキ処理により皮膜106が形成される。
【0030】ここで入力軸104が、その材質をSCM
415H(JIS)とし、浸炭深さ0.2〜0.4m
m、表面硬度HRA78〜83となるような浸炭処理が
施されている場合のメッキ処理条件および熱処理条件
は、たとえば次のようなものである。
【0031】〔メッキ処理〕 メッキ膜厚:20±4μm メッキ皮膜組成 Ni :88.2〜89.3wt% P :9.8〜9.9wt% 4弗化エチレン樹脂:0.8〜2.0wt%(3.0〜
7.0vol%) 4弗化エチレン樹脂粒径:1μm以下 メッキ皮膜密度:7Z3〜7.6g/cm3 〔熱処理〕 処理温度:300±10℃ 処理時間:60分以上 次にこの実施例の作用について説明すると、エンジンE
の作動時には、クランク軸32に連結されている冷却フ
ァン34が回転作動し、吸入口56から吸引された空気
が冷却ファン34からスクロール通路35を経てシリン
ダヘッド26およびシリンダブロック27側へと吐出さ
れていく。ここで、スクロール通路35は、冷却ファン
34の回転方向53に沿って漸次その流通面積を増大す
るものである。而して前記回転方向53に沿う下流側に
進むにつれてシュラウド36における第2部材38の外
周部を冷却ファン34の半径方向外方に漸次拡大すると
ともに、第2部材38のスクロール通路35に対応する
部分に冷却ファン34の軸方向外方に膨出した膨出部3
8aを設けることにより、上記回転方向53に沿うスク
ロール通路35の流通面積増大を図るようにしている。
したがってスクロール通路35の流通面積を回転方向5
3に沿って理想的に変化させることが可能となるととも
に、冷却ファン34の半径方向に沿う外方への前記第2
部材38の拡大を最小限に抑えることが可能となり、冷
却ファン34および後輪Wr間の距離を比較的小さくし
ても後輪Wrのメンテナンス性を維持することができ、
それにより自動二輪車Vの小型化に寄与することができ
る。
【0032】スクロール通路35からの空気は、シリン
ダヘッド26およびシリンダブロック27を冷却するこ
とにより昇温し、一部が外部に排出されるとともに、残
余の昇温空気が排風口90から接続管91を経て導風ダ
クト92により気化器80に向けて排出される。これに
より気化器80が保温されることになる。しかもエアク
リーナ81には、気化器80の外側方を覆うカバー部8
9が一体に連設され、導風ダクト92が前記カバー部8
9に連結されるので、降雨、飛沫および走行風等の外部
環境因子に対する保護作用を、導風ダクト92およびエ
アクリーナ81のカバー部89が共働して果たすことが
でき、前記外部環境因子に対する気化器80の耐久性を
向上することができる。
【0033】また上記導風ダクト92により排風口90
からの排風を気化器80に導くので、シュラウド36に
気化器80を近接配置する必要がなく、気化器80を配
置する上での制約を排除することが可能となる。
【0034】このような導風ダクト92が、伝動ケース
64におけるケース部材63の凹部95に収容されると
ともに該ケース部材63の外面にほぼ面一となるように
配置されることにより、該伝動ケース64の上方に配置
されるエアクリーナ81、導風ダクト92および伝動ケ
ース64を、外観上すっきりとした一体感を得るように
配置することができる。
【0035】シュラウド36は、シリンダヘッド26お
よびシリンダブロック27を前方側から覆う第1部材3
7と、残余の部分を覆う第2部材38とが接合されて成
るものであり、第1部材37は、複数の取付ボルト41
…によりシリンダヘッド26に締着される。したがって
シリンダヘッド26とシュラウド36との間の間隔を厳
密に設定することができ、シリンダヘッド26のフィン
39…間を冷却空気が流通する際の流通抵抗よりも大き
な流通抵抗が生じるようにシュラウド36およびシリン
ダヘッド26間の間隔を狭めることが容易であり、冷却
空気による冷却効率の向上に寄与することができる。特
に、この実施例のようにシュラウド36および前記フィ
ン39…間にラバー40が挟まれる場合には、前記フィ
ン39…間を冷却空気が確実に流通するようにすること
ができ、冷却空気による冷却効率を確実に向上すること
ができる。また前記ラバー40は、シリンダヘッド26
のフィン鳴りを抑える作用も発揮するものであり、シュ
ラウド36がマウントゴム44を介して取付けボルト4
1…によりシリンダヘッド26に取り付けられるので、
振動による騒音の低減が可能となる。
【0036】しかもシリンダヘッド26およびシリンダ
ブロック27を前方側から覆う第1部材37が、締付け
方向をシリンダブロック27の軸線に沿わせた取付けボ
ルト41…によりシリンダヘッド26に締着されること
により、シリンダブロック27の軸線延長上に在るメン
テナンス用リッド49を開放した状態でシュラウド36
の第1部材37を外して、エンジンEのメンテナンス作
業を行うことが容易となる。
【0037】ところで、エンジンEの吸気ポート98
は、クランク軸32の軸線に直交する平面内でシリンダ
ブロック27の軸線と鈍角をなすようにしてクランクケ
ース28の上部に設けられるので、ピストン30の上死
点側への移動時に吸気ポート98からクランクケース2
8内に混合気を効率よく吸入することが可能である。ま
たパワーユニットPを車体フレームFに支承するリンク
機構24の支軸23が、シリンダブロック27および吸
気ポート98で挟まれる位置に配置されるので、後輪W
rの接地点から支軸23までの長さを比較的長く設定す
ることができ、前記パワーユニットPの上下揺動角を比
較的小さく抑えることができるとともに、エンジンEの
全高を比較的低く抑えて気化器80およびエアクリーナ
81等の吸気系の配置上の自由度を増大することができ
るとともに物品収納室22の容積増大にも寄与すること
ができる。しかもオイルポンプ105が、吸気管99の
下方でクランクケース28に設けられた凹部101内に
大部分が収容されるようにして配置されるので、吸気管
99の吸気ポート98への接続にあたって吸気管99の
配置にオイルポンプ105が制約を与えることがなく、
吸気系配置上の自由度がさらに増大する。
【0038】さらにオイルポンプ105の入力軸104
には、自己潤滑性を有する材料たとえば弗素樹脂等を含
む材料によるメッキ処理により皮膜106が形成される
ので、該入力軸104のねじ歯車103と、クランク軸
32のねじ歯車102との噛合部が、伝動ケース64内
の潤滑油による潤滑が期待できないクランクケース28
内にあったとしても、充分な潤滑を得ることができる。
したがって前記噛合部すなわちオイルポンプ105の配
置上の自由度を増大することができる。
【0039】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンジン
のクランクケース上部には、クランク軸の軸線に直交す
る平面内でほぼ水平なシリンダ軸線と鈍角をなす吸気ポ
ートが設けられ、シリンダブロックおよび吸気ポートに
挟まれる位置で、パワーユニットが車体フレームに揺動
可能に支承されるので、吸気ポートからクランクケース
内に混合気を効率よく吸入することが可能であり、また
後輪の接地点から揺動支点までの長さを比較的長く設定
してパワーユニットの上下揺動角を比較的小さく抑える
ことができ、エンジンの全高を比較的低く抑えて物品収
納室の容積増大を図るとともに吸気系の配置上の自由度
を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクータ型自動二輪車の側面図である。
【図2】図1の2矢視平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3の4−4線拡大断面図である。
【図5】図4の5−5線に沿って切欠いた部分切欠き縦
断面図である。
【図6】図5の6−6線拡大断面図である。
【図7】図4の7−7線矢視図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】図7の9−9線断面図である。
【図10】図7の10−10線断面図である。
【図11】図7の11−11線断面図である。
【図12】図3の12−12線拡大断面図である。
【図13】図4の13−13線拡大断面図である。
【図14】オイルポンプの入力軸を拡大して示す断面図
である。
【符号の説明】
20 シート 22 物品収納室 26 シリンダブロック 28 クランクケース 32 クランク軸 89 吸気ポート E 2サイクルエンジン F 車体フレーム M 伝動機構としての無段変速機 P パワーユニット V 自動二輪車 Wr 後輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート(20)の下方に物品収納室(2
    2)が設けられ、2サイクルエンジン(E)がそのシリ
    ンダ軸線をほぼ水平にして前記シート(20)の下方に
    配置され、前記エンジン(E)、ならびに該エンジン
    (E)の動力を後輪(Wr)に伝達する伝動機構(M)
    で構成されるパワーユニット(P)が車体フレーム
    (F)に揺動可能に支承される自動二輪車において、エ
    ンジン(E)のクランクケース(28)上部には、クラ
    ンク軸(32)の軸線に直交する平面内でほぼ水平なシ
    リンダ軸線と鈍角をなす吸気ポート(89)が設けら
    れ、シリンダブロック(27)および吸気ポート(8
    9)に挟まれる位置で、パワーユニット(P)が車体フ
    レーム(F)に揺動可能に支承されることを特徴とする
    自動二輪車。
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