JPH07186739A - 車体前部構造 - Google Patents
車体前部構造Info
- Publication number
- JPH07186739A JPH07186739A JP34584293A JP34584293A JPH07186739A JP H07186739 A JPH07186739 A JP H07186739A JP 34584293 A JP34584293 A JP 34584293A JP 34584293 A JP34584293 A JP 34584293A JP H07186739 A JPH07186739 A JP H07186739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood lock
- upper rail
- tank
- upper tank
- cross member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラジエータの上部タンクへの塩分等の飛沫付
着をラバーシート等を用いずに防止でき、上部タンクの
上方にアッパレールをなくして上部タンク支持用のブラ
ケットや注入口の形状を単純化でき、ファーストクロス
メンバにジャッキアップ入力が加わった際の補強のため
に設けられていたファーストクロスメンバ内のレインフ
ォースを廃止でき、空調コンデンサをフードロックステ
ーの前側に配置することで、その全面を通風面積として
利用できるような車体前部構造を提供する。 【構成】 ラジエータ1の上部タンク2の直前位置にア
ッパレール20を配し、該アッパレール20内にフード
ロック15を設けると共に該フードロック15の上端係
合部15aをアッパレール20の上面部に形成した開口
20aから突出させ、フードロック15とファーストク
ロスメンバ26の上面部とをフードロックステー27に
て連結し、該フードロックステー27の前側に空調コン
デンサ18を配している。
着をラバーシート等を用いずに防止でき、上部タンクの
上方にアッパレールをなくして上部タンク支持用のブラ
ケットや注入口の形状を単純化でき、ファーストクロス
メンバにジャッキアップ入力が加わった際の補強のため
に設けられていたファーストクロスメンバ内のレインフ
ォースを廃止でき、空調コンデンサをフードロックステ
ーの前側に配置することで、その全面を通風面積として
利用できるような車体前部構造を提供する。 【構成】 ラジエータ1の上部タンク2の直前位置にア
ッパレール20を配し、該アッパレール20内にフード
ロック15を設けると共に該フードロック15の上端係
合部15aをアッパレール20の上面部に形成した開口
20aから突出させ、フードロック15とファーストク
ロスメンバ26の上面部とをフードロックステー27に
て連結し、該フードロックステー27の前側に空調コン
デンサ18を配している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車体前部構造に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車体前部構造としては、例えば図
3及び図4に示すようなものが知られている(類似構造
として、実開昭57−83018号公報参照)。1がラ
ジエータで、上部タンク2と下部タンク3とを備えてい
る。上部タンク2の真上には断面ハット形状のアッパレ
ール4が配されている。このアッパレール4は車幅方向
に沿って架設されているもので、内部にはバッテリーか
らのハーネス5が通っている。アッパレール4が上部タ
ンク2の真上に配されているため、注入口6は上部タン
ク2の側面から曲折形成されている。
3及び図4に示すようなものが知られている(類似構造
として、実開昭57−83018号公報参照)。1がラ
ジエータで、上部タンク2と下部タンク3とを備えてい
る。上部タンク2の真上には断面ハット形状のアッパレ
ール4が配されている。このアッパレール4は車幅方向
に沿って架設されているもので、内部にはバッテリーか
らのハーネス5が通っている。アッパレール4が上部タ
ンク2の真上に配されているため、注入口6は上部タン
ク2の側面から曲折形成されている。
【0003】ラジエータ1の上部タンク2とアッパレー
ル4とは、アッパレール4の後方において、2つ部材を
組み合わせた複雑形状のブラケット7を介して連結され
ている。また、下部タンク3は車幅方向に沿って配され
た閉断面のファーストクロスメンバ8に支持されてい
る。すなわち、ファーストクロスメンバ8はコ字形部9
と、それに接合するクロージンブプレート10と、内部
に重合されるL形のレインフォース11とから構成さ
れ、そのコ字形部9の下面部を後方へ向けて延長した支
持部9aにて下部タンク3を支持している。尚、このフ
ァーストクロスメンバ8の下面部にはセンタメンバ12
の前端部が接続してあり、このセンタメンバ12にはジ
ャッキアップポイントPが設定されている。
ル4とは、アッパレール4の後方において、2つ部材を
組み合わせた複雑形状のブラケット7を介して連結され
ている。また、下部タンク3は車幅方向に沿って配され
た閉断面のファーストクロスメンバ8に支持されてい
る。すなわち、ファーストクロスメンバ8はコ字形部9
と、それに接合するクロージンブプレート10と、内部
に重合されるL形のレインフォース11とから構成さ
れ、そのコ字形部9の下面部を後方へ向けて延長した支
持部9aにて下部タンク3を支持している。尚、このフ
ァーストクロスメンバ8の下面部にはセンタメンバ12
の前端部が接続してあり、このセンタメンバ12にはジ
ャッキアップポイントPが設定されている。
【0004】アッパレール4の前部中央には下向きに曲
折形成された取付部13が設けられており、該取付部1
3にブラケット14を介してフードロック15が取付け
られている。このフードロック15の上端係合部15a
はエンジンフード16の前端部と係合して、該エンジン
フード16の閉状態を維持するようになっている。そし
て、このフードロック15とファーストクロスメンバ8
の前面部とはフードロックステー17を介して連結され
ており、エンジンフード16をロックした際の衝撃を該
フードロックステー17を介してファーストクロスメン
バ8に伝達するようになっている。また、このフードロ
ックステー17とラジエータ1との間には、空調コンデ
ンサ18が配されている。更に、フードロック15の左
右両側で、空調コンデンサ18とアッパレール4との間
には、ある程度の隙間Sが形成されることとなるため、
この隙間Sを塞ぐためにラバーシート19が設けられて
いる。このラバーシート19は、寒冷地等で道路に散布
される塩が飛散してラジエータ1の上部タンク2に付着
しないようにするためのものである。上部タンク2に塩
が付着すると腐食やヒビ割れの原因になり得るからであ
る。
折形成された取付部13が設けられており、該取付部1
3にブラケット14を介してフードロック15が取付け
られている。このフードロック15の上端係合部15a
はエンジンフード16の前端部と係合して、該エンジン
フード16の閉状態を維持するようになっている。そし
て、このフードロック15とファーストクロスメンバ8
の前面部とはフードロックステー17を介して連結され
ており、エンジンフード16をロックした際の衝撃を該
フードロックステー17を介してファーストクロスメン
バ8に伝達するようになっている。また、このフードロ
ックステー17とラジエータ1との間には、空調コンデ
ンサ18が配されている。更に、フードロック15の左
右両側で、空調コンデンサ18とアッパレール4との間
には、ある程度の隙間Sが形成されることとなるため、
この隙間Sを塞ぐためにラバーシート19が設けられて
いる。このラバーシート19は、寒冷地等で道路に散布
される塩が飛散してラジエータ1の上部タンク2に付着
しないようにするためのものである。上部タンク2に塩
が付着すると腐食やヒビ割れの原因になり得るからであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、以下に示すような種々の課
題がある。
うな従来の技術にあっては、以下に示すような種々の課
題がある。
【0006】アッパレール4が上部タンク2の真上に位
置しているため、注入口6を折れ易い曲折形状にしなけ
ればならず、また複雑な形状のブラケット7を用いてア
ッパレール4と上部タンク2とを連結しなければなら
ず、更にアッパレール4と空調コンデンサ18との隙間
Sが生じるため、上部タンク2を保護するためにラバー
シート19を設ける必要がある。このため、本来ならば
アッパレール4の位置を上部タンク2の直前まで下げた
いところであるが、フードロック15と干渉するため、
そのままの状態で下げるわけにはいかない実情がある。
置しているため、注入口6を折れ易い曲折形状にしなけ
ればならず、また複雑な形状のブラケット7を用いてア
ッパレール4と上部タンク2とを連結しなければなら
ず、更にアッパレール4と空調コンデンサ18との隙間
Sが生じるため、上部タンク2を保護するためにラバー
シート19を設ける必要がある。このため、本来ならば
アッパレール4の位置を上部タンク2の直前まで下げた
いところであるが、フードロック15と干渉するため、
そのままの状態で下げるわけにはいかない実情がある。
【0007】また、フードロックステー17がファース
トクロスメンバ8の前面部に接続され、その接続点とセ
ンタメンバ12の前端部との間に所定の前後間隔Lがあ
るため、ジャッキアップポイントPに上向きの力Fを加
えた場合に、その力Fがファーストクロスメンバ8の閉
断面構造を回転させる方向に働き、ファーストクロスメ
ンバ8の特に矢示X部に亀裂が生じるおそれがある。従
って、そのための対策として、この部分に重合させるレ
インフォース11が不可欠となり、その分、作業工数の
増加及び重量増を招いている。
トクロスメンバ8の前面部に接続され、その接続点とセ
ンタメンバ12の前端部との間に所定の前後間隔Lがあ
るため、ジャッキアップポイントPに上向きの力Fを加
えた場合に、その力Fがファーストクロスメンバ8の閉
断面構造を回転させる方向に働き、ファーストクロスメ
ンバ8の特に矢示X部に亀裂が生じるおそれがある。従
って、そのための対策として、この部分に重合させるレ
インフォース11が不可欠となり、その分、作業工数の
増加及び重量増を招いている。
【0008】更に、空調コンデンサ18がフードロック
ステー17の後方に位置しているため、このフードロッ
クステー17の存在により空調コンデンサ18の通風面
積の一部が阻害され、空調コンデンサ18の冷却性能に
悪影響を与えている。
ステー17の後方に位置しているため、このフードロッ
クステー17の存在により空調コンデンサ18の通風面
積の一部が阻害され、空調コンデンサ18の冷却性能に
悪影響を与えている。
【0009】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、前述の如き、種々の課題を解決
することができる車体前部構造を提供するものである。
てなされたものであり、前述の如き、種々の課題を解決
することができる車体前部構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車体前部
構造は、上記の目的を達成するために、ラジエータの上
部タンクの直前位置にアッパレールを配し、該アッパレ
ール内にフードロックを設けると共に該フードロックの
上端係合部をアッパレールの上面部に形成した開口から
突出させ、前記フードロックとファーストクロスメンバ
の上面部とをフードロックステーにて連結し、該フード
ロックステーの前側に空調コンデンサを配したものであ
る。
構造は、上記の目的を達成するために、ラジエータの上
部タンクの直前位置にアッパレールを配し、該アッパレ
ール内にフードロックを設けると共に該フードロックの
上端係合部をアッパレールの上面部に形成した開口から
突出させ、前記フードロックとファーストクロスメンバ
の上面部とをフードロックステーにて連結し、該フード
ロックステーの前側に空調コンデンサを配したものであ
る。
【0011】
【作用】この発明によれば、アッパレールを上部タンク
の直前位置に配したので、上部タンクの上面に単純形状
の注入口を形成でき、また単純形状のブラケットで上部
タンクをアッパレールに接続でき、更に上部タンクの前
側がアッパレールにて覆われ、塩分等の飛沫が上部タン
クに付着することがないので、ラバーシートの廃止をす
ることができる。
の直前位置に配したので、上部タンクの上面に単純形状
の注入口を形成でき、また単純形状のブラケットで上部
タンクをアッパレールに接続でき、更に上部タンクの前
側がアッパレールにて覆われ、塩分等の飛沫が上部タン
クに付着することがないので、ラバーシートの廃止をす
ることができる。
【0012】また、アッパレールを上部タンクの直前位
置に配したものでありながら、フードロックをアッパレ
ール内に設けているため、アッパレールとフードロック
とが干渉問題を起こすこともない。
置に配したものでありながら、フードロックをアッパレ
ール内に設けているため、アッパレールとフードロック
とが干渉問題を起こすこともない。
【0013】フードロックステーの下端をファーストク
ロスメンバの上面部に連結したため、ファーストクロス
メンバの下面部にジャッキアップ入力が加わっても、フ
ァーストクロスメンバを回転させる方向に力が加わらな
いため、ファーストクロスメンバの接合部に亀裂が生じ
ない。従って、ファーストクロスメンバ内に従来設けて
いたレインフォースを廃止することができる。
ロスメンバの上面部に連結したため、ファーストクロス
メンバの下面部にジャッキアップ入力が加わっても、フ
ァーストクロスメンバを回転させる方向に力が加わらな
いため、ファーストクロスメンバの接合部に亀裂が生じ
ない。従って、ファーストクロスメンバ内に従来設けて
いたレインフォースを廃止することができる。
【0014】空調コンデンサがフードロックステーの前
側に位置しているため、空調コンデンサの全面を通風面
積として利用することができる。
側に位置しているため、空調コンデンサの全面を通風面
積として利用することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
2に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0016】この実施例に係るアッパレール20は、ラ
ジエータ1の直前位置に配されている。そして、このア
ッパレール20の上面には短冊形状をしたブラケット2
1が取付けられており、該ブラケット21の先端に設け
たゴム部材21aにてラジエータ1の上部タンク2を当
接支持している。また、上部タンク2の上方にアッパレ
ール20が存在していないため、ストレート形状をした
注入口22が上部タンク2の上面に設けてある。
ジエータ1の直前位置に配されている。そして、このア
ッパレール20の上面には短冊形状をしたブラケット2
1が取付けられており、該ブラケット21の先端に設け
たゴム部材21aにてラジエータ1の上部タンク2を当
接支持している。また、上部タンク2の上方にアッパレ
ール20が存在していないため、ストレート形状をした
注入口22が上部タンク2の上面に設けてある。
【0017】そして、アッパレール20内にフードロッ
ク15が設けられている。このフードロック15は断面
ハット形状のブラケット23を介してアッパレール20
の前側内面に取付けられており、エンジンフード16と
係合する上端係合部15aをアッパレール20に形成し
た開口20aから上方へ突出させている。従来、アッパ
レール20内に配索されていたハーネス5はラジエータ
1の上部タンク2上に配索されており、注入口22部分
ではアッパレール20側へ迂回した状態となっている。
ク15が設けられている。このフードロック15は断面
ハット形状のブラケット23を介してアッパレール20
の前側内面に取付けられており、エンジンフード16と
係合する上端係合部15aをアッパレール20に形成し
た開口20aから上方へ突出させている。従来、アッパ
レール20内に配索されていたハーネス5はラジエータ
1の上部タンク2上に配索されており、注入口22部分
ではアッパレール20側へ迂回した状態となっている。
【0018】一方、このフードロック15の下方には、
コ字形部24とクロージンブプレート25とから成る閉
断面構造のファーストクロスメンバ26が配されてお
り、フードロック15と該ファーストクロスメンバ26
の上面部とが、フードロックステー27にて連結されて
いる。コ字形部24の下面部を後方へ向けて延長した支
持部24aには、従来通り、ラジエータ1の下部タンク
3が支持されており、このファーストクロスメンバ26
の下面部にはセンタメンバ12の前端部が接続されてい
る。また、空調コンデンサ18は前記フードロックステ
ー27の前側に配置されている。
コ字形部24とクロージンブプレート25とから成る閉
断面構造のファーストクロスメンバ26が配されてお
り、フードロック15と該ファーストクロスメンバ26
の上面部とが、フードロックステー27にて連結されて
いる。コ字形部24の下面部を後方へ向けて延長した支
持部24aには、従来通り、ラジエータ1の下部タンク
3が支持されており、このファーストクロスメンバ26
の下面部にはセンタメンバ12の前端部が接続されてい
る。また、空調コンデンサ18は前記フードロックステ
ー27の前側に配置されている。
【0019】以下、この実施例構造の優位点を述べる。
【0020】アッパレール20を上部タンク2の直前位
置に配したので、上部タンク2の上面に単純ストレート
形状の注入口6を形成できる。
置に配したので、上部タンク2の上面に単純ストレート
形状の注入口6を形成できる。
【0021】アッパレール20を上部タンク2の直前位
置に配したことにより、上部タンク2の前側がアッパレ
ール20にて覆われた状態となるため、塩分等の飛沫が
上部タンク2に付着することがない。従って、従来のラ
バーシートの如き部品を廃止することができる。
置に配したことにより、上部タンク2の前側がアッパレ
ール20にて覆われた状態となるため、塩分等の飛沫が
上部タンク2に付着することがない。従って、従来のラ
バーシートの如き部品を廃止することができる。
【0022】上部タンク2の上にアッパレール20がな
いので、短冊形状をした単純形状のブラケット21で上
部タンク2を当接支持できる。
いので、短冊形状をした単純形状のブラケット21で上
部タンク2を当接支持できる。
【0023】アッパレール20を上部タンク2の直前位
置に配したものでありながら、フードロック15をアッ
パレール20内に設けているため、アッパレール20と
フードロック15とが干渉問題を起こすこともない。
置に配したものでありながら、フードロック15をアッ
パレール20内に設けているため、アッパレール20と
フードロック15とが干渉問題を起こすこともない。
【0024】フードロックステー27の下端をファース
トクロスメンバ26の上面部に連結したため、ファース
トクロスメンバ26の下面部に接続されたセンタメンバ
12から上向きのジャッキアップ入力が加わっても、フ
ァーストクロスメンバ26を回転させる方向に力が加わ
らないため、ファーストクロスメンバ26の接合部に亀
裂が生じない。従って、ファーストクロスメンバ26内
に従来設けていたレインフォースを廃止することができ
る。
トクロスメンバ26の上面部に連結したため、ファース
トクロスメンバ26の下面部に接続されたセンタメンバ
12から上向きのジャッキアップ入力が加わっても、フ
ァーストクロスメンバ26を回転させる方向に力が加わ
らないため、ファーストクロスメンバ26の接合部に亀
裂が生じない。従って、ファーストクロスメンバ26内
に従来設けていたレインフォースを廃止することができ
る。
【0025】空調コンデンサ18がフードロックステー
の前側に位置しているため、空調コンデンサ18の全面
を通風面積として利用することができる。
の前側に位置しているため、空調コンデンサ18の全面
を通風面積として利用することができる。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る車体前部構造は、以上説
明してきた如き内容のものであって、ラジエータの上部
タンクに塩分等の飛沫が付着するのをアッパレールにて
防ぐことができるため、従来のラバーシートの如き部品
を廃止することができる。
明してきた如き内容のものであって、ラジエータの上部
タンクに塩分等の飛沫が付着するのをアッパレールにて
防ぐことができるため、従来のラバーシートの如き部品
を廃止することができる。
【0027】ラジエータの上部タンクの上方にアッパレ
ールがないため、上部タンク支持用のブラケットや注入
口の形状を単純化できる。
ールがないため、上部タンク支持用のブラケットや注入
口の形状を単純化できる。
【0028】ファーストクロスメンバの下面部にジャッ
キアップ入力が加わっても、ファーストクロスメンバを
回転させる方向に加わらないので、従来ファーストクロ
スメンバ内に設けていたレインフォースを廃止すること
ができる。
キアップ入力が加わっても、ファーストクロスメンバを
回転させる方向に加わらないので、従来ファーストクロ
スメンバ内に設けていたレインフォースを廃止すること
ができる。
【0029】空調コンデンサがフードロックステーの前
側に位置しているため、空調コンデンサの全面を通風面
積として利用でき、空調コンデンサの熱交換能力が向上
する。
側に位置しているため、空調コンデンサの全面を通風面
積として利用でき、空調コンデンサの熱交換能力が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る車体前部構造を示す
一部断面の側面図である。
一部断面の側面図である。
【図2】実施例の構造を示す斜視図である。
【図3】従来の車体前部構造を示す一部断面の側面図で
ある。
ある。
【図4】従来例の構造を示す斜視図である。
1 ラジエータ 2 上部タンク 15 フードロック 15a 上端係合部 18 空調コンデンサ 20 アッパレール 20a 開口 26 ファーストクロスメンバ 27 フードロックステー
Claims (1)
- 【請求項1】 ラジエータの上部タンクの直前位置にア
ッパレールを配し、該アッパレール内にフードロックを
設けると共に該フードロックの上端係合部をアッパレー
ルの上面部に形成した開口から突出させ、前記フードロ
ックとファーストクロスメンバの上面部とをフードロッ
クステーにて連結し、該フードロックステーの前側に空
調コンデンサを配したことを特徴とする車体前部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34584293A JPH07186739A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 車体前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34584293A JPH07186739A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 車体前部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07186739A true JPH07186739A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18379360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34584293A Pending JPH07186739A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 車体前部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07186739A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09193673A (ja) * | 1996-01-18 | 1997-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | ラジエータの上部カバー構造 |
EP1445176A1 (en) * | 2003-02-10 | 2004-08-11 | Calsonic Kansei Corporation | Coupling structure of hood lock stay |
JP2015009668A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | スズキ株式会社 | フードラッチ固定構造 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP34584293A patent/JPH07186739A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09193673A (ja) * | 1996-01-18 | 1997-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | ラジエータの上部カバー構造 |
EP1445176A1 (en) * | 2003-02-10 | 2004-08-11 | Calsonic Kansei Corporation | Coupling structure of hood lock stay |
JP2015009668A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | スズキ株式会社 | フードラッチ固定構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000301 |