JPH07185854A - レーザ加工機用数値制御装置 - Google Patents

レーザ加工機用数値制御装置

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Publication number
JPH07185854A
JPH07185854A JP5329424A JP32942493A JPH07185854A JP H07185854 A JPH07185854 A JP H07185854A JP 5329424 A JP5329424 A JP 5329424A JP 32942493 A JP32942493 A JP 32942493A JP H07185854 A JPH07185854 A JP H07185854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piercing
processing
condition
laser beam
conditions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5329424A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Ukita
克一 浮田
Osamu Kobayashi
修 小林
Hideaki Nagatoshi
英昭 永利
Kazuki Yoshikawa
一樹 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5329424A priority Critical patent/JPH07185854A/ja
Publication of JPH07185854A publication Critical patent/JPH07185854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚板加工時のピアシング手順を自動化し、容
易にレーザ加工を行えるレーザ加工機用数値制御装置を
提供する。 【構成】 複数のピアシング条件に加工順番を付加して
登録するピアシング条件記憶部4と、ピアシング条件記
憶部4のデータを登録、および編集する加工条件編集部
1と、ピアシング条件記憶部4のデータの順番を基にピ
アシング加工を実施するレーザ制御部7を有し、ピアシ
ングの加工条件を多段階に指定可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工を行う際に
ピアシング加工の自動化を行うためのレーザ加工機用焦
点調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光による板金の切断加工を行う場
合、まずピアシング加工によりワーク(板金)に穴をあ
け、その後、レーザ光の熱により穴の側面を溶解させ、
アシストガスにより吹き飛ばして切断作業を行ってい
る。
【0003】従来、このピアシング加工において、レー
ザ出力、レーザ発振周波数、レーザのデューティ(パル
ス発振時の発振周期に対する出力時間)、アシストガス
の種類、アシストガスの圧力、ピアシング時間などの加
工条件をパートプログラムにより制御していたが、作業
を容易にし、レーザ加工の熟練者でなくてもレーザ加工
が行えるようにするために、上記の加工条件のデータを
材質、板厚毎にピアシング条件データとして登録し、そ
のテーブルを用いてピアシング作業の自動化を行うもの
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の技術
においては、ピアシング条件テーブルを基にピアシング
加工を行う際、ピアシング条件がワークの材質、板厚に
対して1つしか定義されていないために、厚板のレーザ
切断を行う場合は、ピアシング穴が切断時の加工条件で
設定されるレーザビーム幅と懸け離れてしまい、ピアシ
ング穴を通らないレーザビームが増え切断加工の不具合
が発生していた。
【0005】また、ピアシングを開始してから一定の条
件でピアシングを行うために、ピアシング加工の開始時
点のピアシングによる溶解物のふき上がりが抑えられる
レベルの小さいレーザ出力しか使用できず、ピアシング
時間が長くなるという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決し、厚板の
切断加工につながるピアシング加工を実現し、ピアシン
グ時間を短縮を図り、誰にでも容易にレーザ加工を行う
ことができるようにするためのレーザ加工機用数値制御
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のレーザ加工機用数値制御装置は、複数のピ
アシング条件に加工順番を付加して登録するピアシング
条件記憶部と、上記ピアシング条件記憶部のデータを登
録、および編集する加工条件編集部と、上記ピアシング
条件記憶部のデータの順番を基にピアシング加工を実施
するレーザ制御部を有してピアシング加工の自動化を可
能にするものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、ピアシング穴の加工
に指定による順次処理を持たせることができるので、厚
板の加工に適したピアシング穴を自動的に生成すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図1から図4に
基づいて説明する。図1は本発明の一実施例にかかるレ
ーザ加工機用数値制御装置の構成図である。加工条件編
集部1からピアシング条件を編集する。作業者は、この
加工条件編集部1を介して記憶部3の中のピアシング条
件記憶部4の内部データを編集し登録する。また加工条
件編集部1では、外部記憶装置6から装置外部で編集し
た加工条件データテーブルを通信により受信しピアシン
グ条件記憶部4に登録する機能を有している。
【0010】記憶部3の中には、ピアシング条件と同様
に切断のための加工条件が切断条件記憶部5に登録され
る(本実施例では説明は行っていない)。この切断のた
めの加工条件も前記の加工条件編集部1で編集、登録さ
れる。
【0011】このように登録されたピアシング条件デー
タ、切断加工条件データはピアシング加工および切断加
工実行時にレーザ制御部7、および軸制御部8によって
使用される。レーザ制御部7からレーザ発振器9を、軸
制御部8からサーボアンプ10を制御する。またサーボ
アンプ10は接続されるモータ11を駆動する。
【0012】レーザ制御部7、および軸制御部8によっ
てパートプログラムを解析し、穴あけ加工が指令された
ときに、ピアシング加工条件データを用いてピアシング
を行う。加工条件登録テーブルおよびピアシング条件テ
ーブルの例を図2に示す。加工条件登録テーブルにはワ
ークの材質および板厚に対してピアシング条件番号が登
録されている。ピアシング条件テーブルにはピアシング
加工条件データとともにピアシングの順番を指令するた
めに次の条件番号が指定されているので、この番号にし
たがってピアシング加工をその順番に実行していく。
【0013】図4にピアシングシーケンスを表すPAD
図を示す。選択された材質で選択された板厚の条件番号
のピアシング加工条件データを使用して、レーザ発振器
を制御する。この動作が終ると、次の条件番号のピアシ
ング加工条件データを基にピアシング加工が実行され
る。次の条件番号が0の場合にはピアシング処理が終了
する。
【0014】本実施例では、ピアシング加工条件に順番
を付加するために、各条件に次の加工条件番号を登録す
るようにしているが、ピアシング加工条件に順番を付加
する方法は、ピアシング加工条件データの配列を使用す
るなどの他の方法を使用することもできる。この場合の
ピアシング条件テーブルの例を図3に示す。
【0015】こうして、数段階のピアシング加工の実行
を行うことで、切断加工に対応するサイズのピアシング
穴が加工できるので、切断加工にスムーズに移ることが
できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ピ
アシング加工条件データのテーブルを用いてピアシング
加工を自動化する際、ピアシングの加工条件を多段階に
指定可能であるので、厚板のピアシング加工を自動化す
ることができる。また、ピアシングを多段階に指定でき
るので、1つのピアシング加工条件で穴をあけるより短
時間でピアシング加工を実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】構成図
【図2】ピアシング条件テーブルの一例を示す図
【図3】ピアシング条件テーブルの他の例を示す図
【図4】ピアシングシーケンスを示すPAD図
【符号の説明】
1 加工条件編集部 2 表示装置 3 記憶部 4 ピアシング条件記憶部 5 切断条件記憶部 6 外部記憶装置 7 レーザ制御部 8 軸制御部 9 レーザ発振器 10 サーボアンプ 11 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 一樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピアシング条件に加工順番を付加
    して登録するピアシング条件記憶部と、上記ピアシング
    条件記憶部のデータを登録、および編集する加工条件編
    集部と、上記ピアシング条件記憶部のデータの順番を基
    にピアシング加工を実施するレーザ制御部を有すること
    を特徴とするレーザ加工機用数値制御装置。
JP5329424A 1993-12-27 1993-12-27 レーザ加工機用数値制御装置 Pending JPH07185854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5329424A JPH07185854A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 レーザ加工機用数値制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5329424A JPH07185854A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 レーザ加工機用数値制御装置

Publications (1)

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JPH07185854A true JPH07185854A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18221242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5329424A Pending JPH07185854A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 レーザ加工機用数値制御装置

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JP (1) JPH07185854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9919383B2 (en) 2014-10-17 2018-03-20 Mitsubishi Electric Corporation Laser machining method and laser machining apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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