JPH07184800A - ユニットバス - Google Patents

ユニットバス

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Publication number
JPH07184800A
JPH07184800A JP5334830A JP33483093A JPH07184800A JP H07184800 A JPH07184800 A JP H07184800A JP 5334830 A JP5334830 A JP 5334830A JP 33483093 A JP33483093 A JP 33483093A JP H07184800 A JPH07184800 A JP H07184800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit bath
heating element
bath
unit
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5334830A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryotaro Kawanishi
良太郎 川西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K & A Kk
Original Assignee
K & A Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by K & A Kk filed Critical K & A Kk
Priority to JP5334830A priority Critical patent/JPH07184800A/ja
Publication of JPH07184800A publication Critical patent/JPH07184800A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】健康増進などに有効とされる遠赤外線の効果が
容易に得られ、サウナ風呂として機能させることも可能
なユニットバスを提供することを目的としている。 【構成】樹脂成形板2によって構成されてなるユニット
バスであって、導電性物質を混抄した面状発熱体21の
両面に耐熱性樹脂層22を被覆してなる樹脂成形板2が
用いられたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニットバスに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、壁材、天井材、防水パンなど
の各種形状に賦形された樹脂成形板を組み合わせて構成
された各種のユニットバスが知られている。
【0003】また、本発明者らは先に、このようなユニ
ットバスを含む各種浴室内に遠赤外線放射パネルを施工
して浴室内をサウナ風呂として使用することを提案して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遠赤外線放射
パネルを浴室内に施工する場合、多少なりとも浴室空間
が狭められることとなる。特にユニットバスなどを購入
した場合、上記従来のユニットバスにはあらかじめこの
ようなサウナ風呂としての機能を具備したものがないの
で、新品のユニットバスを施工したにかかわらず、さら
にこの遠赤外線放射パネルの施工作業が必要となり、施
工費用が嵩むといった不都合を生じる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、健康増進などに有効とされる遠赤外線の効果が容易
に得られ、サウナ風呂として機能させることも可能なユ
ニットバスを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のユニットバスは、樹脂成形板によって構成さ
れてなるユニットバスであって、導電性物質を混抄した
面状発熱体の両面に耐熱性樹脂層を被覆してなる樹脂成
形板が用いられたものである。また、面状発熱体から通
電用コネクタが導出され、この通電用コネクタを介して
通電可能となされたものである。
【0007】
【作用】本発明によると、導電性物質を混抄した面状発
熱体の両面に耐熱性樹脂層を被覆した樹脂成形板を用い
てユニットバスを構成しているので、このユニットバス
で使用されるお湯などによって樹脂成形板が温められる
ことで、面状発熱体から遠赤外線が放出される。また、
通電用コネクタを介して面状発熱体に通電することで、
ユニットバス内に遠赤外線を積極的に放出して温めるこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1はユニットバス1の全体構成の概略を
示し、図2は同ユニットバス1を構成する樹脂成形板2
の拡大断面図を示している。
【0010】すなわち、このユニットバス1は、面状発
熱体21の両面に耐熱性樹脂層22を被覆した樹脂成形
板2によって構成されている。
【0011】面状発熱体21としては、導電性物質であ
る炭素繊維を紙に混抄して通電可能なシート状に加工し
たもの(東邦レーヨン株式会社製 東邦面状発熱体、株
式会社原田産業社製 商品名ファブリピアH)カーボン
粒子を基布に塗布浸漬させたもの(株式会社化研社製
面状発熱体)などを用いることができる。
【0012】耐熱性樹脂層22は、上記面状発熱体21
の両面に、シート状またはフィルム状に形成した樹脂材
を挟持し、この面状発熱体21をプレス又はラミネート
加工することによって形成される。この耐熱性樹脂層2
2を構成する樹脂材としては、特に限定されるものでは
なく、通常のユニットバス1に必要とされる耐久性およ
び防水性に加え、面状発熱体21を発熱させた際に耐え
うる所望の耐熱性を備えたものが用いられる。具体的に
は、エポキシ樹脂、FRPなどの樹脂材料が挙げられ
る。また、ユニットバス1の内部を構成することとなる
耐熱性樹脂層22と、外部を構成することとなる耐熱性
樹脂層22とを、異なった材質で構成していてもよい。
【0013】このようにして形成される樹脂成形板2
は、図3に示すように、防水パン2a、壁材2b、浴槽
2cなど、所望の形状に賦形してユニットバス1の製造
に提供される。なお、この面状発熱体21を具備した樹
脂成形板2は、ユニットバス1の全ての部分に用いられ
ている必要はなく、防水パン2a、壁材2b、浴槽2
c、あるいはこれらの2箇所以上の部分など、部分的に
用いられていてもよい。また、面状発熱体21は、樹脂
成形板2の全体に1枚物で設けられている必要はなく、
図4に示すように、1枚の樹脂成形板2につき複数枚に
細分化された状態で面状発熱体21が設けられたもので
あってもよい。
【0014】このようになる樹脂成形板2によって構成
されたバスユニット1の場合、このユニットバス1内で
使用されるお湯などによって樹脂成形板2が温められ、
面状発熱体21による遠赤外線効果が発生する。その結
果、身体が芯から暖まり、健康増進に一層効果的なもの
となる。
【0015】なお、本実施例では、ユニットバス1内で
使用するお湯によって樹脂成形板2を温めることで面状
発熱体21の遠赤外線効果を引き出すようになされてい
るが、この面状発熱体21に通電して積極的に発熱する
ように構成してもよい。すなわち、図5に示すように、
面状発熱体21の表面に銀ペーストまたは銅箔などによ
る印刷電極23を設け、この印刷電極23から通電用コ
ネクタ24を導出させる。そして、この通電用コネクタ
24の接続口を除いて面状発熱体21および印刷電極2
3の全てが被覆されるように耐熱性樹脂層22を形成す
る。そして、ユニットバス1の施工の際、この通電用コ
ネクタ24を介して通電制御装置(図示省略)を接続す
る。この際、通電制御装置としては、100Vを24V
に降圧して感電しないように配慮されたタイプのものを
用いることが好ましい。また、面状発熱体21は、漏電
しないように、その周縁部に耐熱性樹脂層22のみの部
分を形成しておくことが好ましい。さらに、通電用コネ
クタ24の部分も、厚肉に形成して漏電防止を図ること
が好ましい。この通電用コネクタ24は、その接続口が
ユニットバス1の内部に位置するように構成されていて
もよいし、外部に位置するように構成されていてもよ
い。ただし、内部に位置させる場合、充分な耐水性およ
び防水性を備えた通電用コネクタ24を採用しておかな
ければならない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、通
常の入浴時にユニットバスで使用されるお湯などによっ
て樹脂成形板が温められることで、面状発熱体からユニ
ットバス内に遠赤外線を放出することができ、健康増進
に有効な入浴効果が得られる。また、通電用コネクタを
介して面状発熱体に通電することで、ユニットバス内に
遠赤外線を積極的に放出して温めることができるので、
ユニットバス内を遠赤外線効果のあるサウナ風呂として
使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットバスの全体構成の概略を示す断面図で
ある。
【図2】ユニットバスに使用されている樹脂成形板を示
す部分拡大断面図である。
【図3】樹脂成形板によって構成されるユニットバスの
各部材を示す断面図である。
【図4】樹脂成形板の他の実施例を示す平面図である。
【図5】樹脂成形板の他の実施例を示す部分拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 ユニットバス 2 樹脂成形板 21 面状発熱体 22 耐熱性樹脂層 24 通電用コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形板によって構成されてなるユニ
    ットバスであって、 導電性物質を混抄した面状発熱体の両面に耐熱性樹脂層
    を被覆してなる樹脂成形板が用いられたことを特徴とす
    るユニットバス。
  2. 【請求項2】 面状発熱体から通電用コネクタが導出さ
    れ、この通電用コネクタを介して通電可能となされた請
    求項1記載のユニットバス。
JP5334830A 1993-12-28 1993-12-28 ユニットバス Pending JPH07184800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334830A JPH07184800A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ユニットバス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334830A JPH07184800A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ユニットバス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07184800A true JPH07184800A (ja) 1995-07-25

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ID=18281699

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JP5334830A Pending JPH07184800A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ユニットバス

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