JPH07183311A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH07183311A JPH07183311A JP5346490A JP34649093A JPH07183311A JP H07183311 A JPH07183311 A JP H07183311A JP 5346490 A JP5346490 A JP 5346490A JP 34649093 A JP34649093 A JP 34649093A JP H07183311 A JPH07183311 A JP H07183311A
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- Japan
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- layer
- buried layer
- type buried
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、二枚のフォトマスクによって、n+
型埋込層,p+型埋込層及びn+型拡散層が形成され得る
ようにした、バーチカルPNPトランジスタを有するバ
イポーラICのための半導体装置の製造方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】p-型シリコン基板の表面に対して、n+型埋込
層を形成し、該n+埋込層の上にp+型埋込層を形成し、
該n+型埋込層から上方に延びるn+型層を形成した後、
その上から表面全体に亘ってn-型層を形成した、半導
体装置1aにおいて、上記n+型層9が、上記n+型埋込
層3を形成するための第一のフォトマスク23により、
ポジレジスト26を露光させ、続いて上記p+型埋込層
を形成するための第二のフォトマスク25により、ネガ
レジスト27を露光させて、二回のフォトリソグラフィ
ーにより、該n+型層に対応する領域のみが開口したフ
ォトレジスト膜26,27を形成し、n+拡散を行なう
ことにより、形成されるように、構成する。
型埋込層,p+型埋込層及びn+型拡散層が形成され得る
ようにした、バーチカルPNPトランジスタを有するバ
イポーラICのための半導体装置の製造方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】p-型シリコン基板の表面に対して、n+型埋込
層を形成し、該n+埋込層の上にp+型埋込層を形成し、
該n+型埋込層から上方に延びるn+型層を形成した後、
その上から表面全体に亘ってn-型層を形成した、半導
体装置1aにおいて、上記n+型層9が、上記n+型埋込
層3を形成するための第一のフォトマスク23により、
ポジレジスト26を露光させ、続いて上記p+型埋込層
を形成するための第二のフォトマスク25により、ネガ
レジスト27を露光させて、二回のフォトリソグラフィ
ーにより、該n+型層に対応する領域のみが開口したフ
ォトレジスト膜26,27を形成し、n+拡散を行なう
ことにより、形成されるように、構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーチカルPNPトラ
ンジスタを有するバイポーラICの製造に利用される、
異なる種類のn+型埋込層を有する、半導体装置の製造
方法に関するものである。
ンジスタを有するバイポーラICの製造に利用される、
異なる種類のn+型埋込層を有する、半導体装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バーチカルトランジスタを含むバ
イポーラICは、例えば、図2に示すように構成されて
いる。即ち、図2において、バイポーラIC1は、バー
チカルPNPトランジスタの領域においては、p-型シ
リコン基板2の表面に対して、熱拡散等によってn+型
埋込層3を形成し、該n+型埋込層3の上にバーチカル
PNPトランジスタのコレクタとなるp+型埋込層4を
形成すると共に、該n+型埋込層3の周囲に、p+型分離
層4aを形成した後、熱拡散等により該n+型埋込層3
上に、後述するディープn+型埋込層19につながる補
足のn+埋込層9を形成する。その後、基板2の表面全
体に亘ってエピタキシャル成長等によりn-型層5を形
成する。その後、上記p+型分離層4aの上部にp+型層
5aを形成することにより、上記n-型層5を分離する
と共に、該n-型層5の表面にて、上記p+型埋込層4の
周囲に対応する領域にて、熱拡散によりp+型コレクタ
層6を形成した後、該p+型コレクタ層6の内側にて、
熱拡散等により、該p+型エミッタ拡散層7とn+型ベー
ス拡散層8を形成することにより、バーチカルPNPト
ランジスタが構成されている。
イポーラICは、例えば、図2に示すように構成されて
いる。即ち、図2において、バイポーラIC1は、バー
チカルPNPトランジスタの領域においては、p-型シ
リコン基板2の表面に対して、熱拡散等によってn+型
埋込層3を形成し、該n+型埋込層3の上にバーチカル
PNPトランジスタのコレクタとなるp+型埋込層4を
形成すると共に、該n+型埋込層3の周囲に、p+型分離
層4aを形成した後、熱拡散等により該n+型埋込層3
上に、後述するディープn+型埋込層19につながる補
足のn+埋込層9を形成する。その後、基板2の表面全
体に亘ってエピタキシャル成長等によりn-型層5を形
成する。その後、上記p+型分離層4aの上部にp+型層
5aを形成することにより、上記n-型層5を分離する
と共に、該n-型層5の表面にて、上記p+型埋込層4の
周囲に対応する領域にて、熱拡散によりp+型コレクタ
層6を形成した後、該p+型コレクタ層6の内側にて、
熱拡散等により、該p+型エミッタ拡散層7とn+型ベー
ス拡散層8を形成することにより、バーチカルPNPト
ランジスタが構成されている。
【0003】このように構成されたバイポーラIC1
は、さらに、その表面に電極を形成した後、必要な配線
をした上で、上から保護層を被せることにより、完成す
るようになっている。かくして、バイポーラIC1にお
いては、p+型エミッタ拡散層7がエミッタとして、ま
たn+型ベース拡散層8がベースとして、さらにp+型埋
込層4及びp+型コレクタ層6がコレクタとして作用す
ることにより、バーチカルPNPトランジスタが動作す
るようになっている。
は、さらに、その表面に電極を形成した後、必要な配線
をした上で、上から保護層を被せることにより、完成す
るようになっている。かくして、バイポーラIC1にお
いては、p+型エミッタ拡散層7がエミッタとして、ま
たn+型ベース拡散層8がベースとして、さらにp+型埋
込層4及びp+型コレクタ層6がコレクタとして作用す
ることにより、バーチカルPNPトランジスタが動作す
るようになっている。
【0004】ここで、上述したn+型埋込層3は、図示
のように、n-型層5の表面から熱拡散等によって形成
された、所謂ディープn+型拡散層19が接触し得るよ
うに、p+型埋込層4に隣接した領域(P+埋込層に隣接
している所とは限らない)にて、上方に向かってやや盛
り上がるように、補足のn+埋込層9が形成されてい
る。
のように、n-型層5の表面から熱拡散等によって形成
された、所謂ディープn+型拡散層19が接触し得るよ
うに、p+型埋込層4に隣接した領域(P+埋込層に隣接
している所とは限らない)にて、上方に向かってやや盛
り上がるように、補足のn+埋込層9が形成されてい
る。
【0005】従って、上記バイポーラIC1の製造工程
においては、途中で、図3に示すようなバイポーラIC
の基礎となるべき半導体装置1aが構成されることにな
る。
においては、途中で、図3に示すようなバイポーラIC
の基礎となるべき半導体装置1aが構成されることにな
る。
【0006】この半導体装置1aは、従来は、図4に関
連して、以下のように製造される。即ち、図4におい
て、先づp-型シリコン基板2の表面を酸化させて、S
iO 2酸化膜10を形成し、その表面に、ポジレジスト
11を塗布する。さらに、その上に、n+型埋込層3の
形状に対応した光遮断部12aを有する第一のフォトマ
スク12を載置して、露光・現像する(図4(A)参
照)。続いて、SiO2をエッチングし、該ポジレジス
ト11を剥離し、例えばSbまたはAsの熱拡散または
イオン注入により、n+型埋込層3を形成し、表面を酸
化させる(図4(B)参照)。
連して、以下のように製造される。即ち、図4におい
て、先づp-型シリコン基板2の表面を酸化させて、S
iO 2酸化膜10を形成し、その表面に、ポジレジスト
11を塗布する。さらに、その上に、n+型埋込層3の
形状に対応した光遮断部12aを有する第一のフォトマ
スク12を載置して、露光・現像する(図4(A)参
照)。続いて、SiO2をエッチングし、該ポジレジス
ト11を剥離し、例えばSbまたはAsの熱拡散または
イオン注入により、n+型埋込層3を形成し、表面を酸
化させる(図4(B)参照)。
【0007】次に、再びポジレジスト13を塗布し、そ
の上にp+型埋込層4及びp+型分離層4aの形状に対応
した光遮断部14aを有する第二のフォトマスク14を
載置して、露光・現像する(図4(C)参照)。続い
て、SiO2をエッチングし、該ポジレジスト13を剥
離し、熱拡散またはイオン注入によって、p+型埋込層
4及びp+型分離層4aを形成する(図4(D)参
照)。
の上にp+型埋込層4及びp+型分離層4aの形状に対応
した光遮断部14aを有する第二のフォトマスク14を
載置して、露光・現像する(図4(C)参照)。続い
て、SiO2をエッチングし、該ポジレジスト13を剥
離し、熱拡散またはイオン注入によって、p+型埋込層
4及びp+型分離層4aを形成する(図4(D)参
照)。
【0008】さらに、ポジレジスト15を塗布し、その
上にn+型拡散層9の形状に対応した光遮断部16aを
有する第三のフォトマスク16を載置して、露光・現像
する(図4(E)参照)。続いて、SiO2をエッチン
グし、該ポジレジスト15を剥離し、熱拡散またはイオ
ン注入によって、n+型拡散層9を形成する(図4
(F)参照)。
上にn+型拡散層9の形状に対応した光遮断部16aを
有する第三のフォトマスク16を載置して、露光・現像
する(図4(E)参照)。続いて、SiO2をエッチン
グし、該ポジレジスト15を剥離し、熱拡散またはイオ
ン注入によって、n+型拡散層9を形成する(図4
(F)参照)。
【0009】最後に、酸化膜10を剥離した後、基板2
の表面全体に亘ってエピタキシャル成長等により、n-
型層5を形成する。かくして、半導体装置1aが完成す
ることになる。
の表面全体に亘ってエピタキシャル成長等により、n-
型層5を形成する。かくして、半導体装置1aが完成す
ることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のバイポーラIC1においては、その前提とな
る半導体装置1aを製造する際に、n+型埋込層3,p+
型埋込層4及びn+型拡散層9を形成する際に、それぞ
れの形状に対応した光遮断部を有する三枚のフォトマス
ク12,14,16が必要である。ここで、各フォトマ
スク12,14,16は、その光遮断部の形状を高精度
に加工することが必要であり、作業性がわるく、部品点
数が多くなると共に、比較的高価であるという問題があ
った。
うな構成のバイポーラIC1においては、その前提とな
る半導体装置1aを製造する際に、n+型埋込層3,p+
型埋込層4及びn+型拡散層9を形成する際に、それぞ
れの形状に対応した光遮断部を有する三枚のフォトマス
ク12,14,16が必要である。ここで、各フォトマ
スク12,14,16は、その光遮断部の形状を高精度
に加工することが必要であり、作業性がわるく、部品点
数が多くなると共に、比較的高価であるという問題があ
った。
【0011】本発明は、以上の点に鑑み、二枚のフォト
マスクによって、n+型埋込層,p+型埋込層及びn+型
拡散層が形成され得るようにした、バーチカルPNPト
ランジスタを有するバイポーラICのための半導体装置
の製造方法を提供することを目的としている。
マスクによって、n+型埋込層,p+型埋込層及びn+型
拡散層が形成され得るようにした、バーチカルPNPト
ランジスタを有するバイポーラICのための半導体装置
の製造方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、p-型シリ
コン基板の表面に対して、拡散またはイオン注入によ
り、n+型埋込層を形成し、該n+埋込層の上にp+型埋
込層を形成すると共、該p+型埋込層の周囲にp+型分離
層を形成し、該n+型埋込層から上方に延びるn+型層を
形成した後、その上から表面全体に亘ってn-型層を形
成して分離することにより、構成されている、半導体装
置において、上記n+型層が、上記n+型埋込層を形成す
るための第一のフォトマスクにより、ポジレジストまた
はネガレジストを露光させ、続いて上記p+型埋込層及
びp+型分離層を形成するための第二のフォトマスクに
より、ネガレジスト及びポジレジストを露光させて、二
回のフォトリソグラフィーにより、該n+型層に対応す
る領域のみが開口したフォトレジスト膜を形成し、n+
拡散を行なうことにより、形成されることを特徴とす
る、半導体装置の製造方法により、達成される。
コン基板の表面に対して、拡散またはイオン注入によ
り、n+型埋込層を形成し、該n+埋込層の上にp+型埋
込層を形成すると共、該p+型埋込層の周囲にp+型分離
層を形成し、該n+型埋込層から上方に延びるn+型層を
形成した後、その上から表面全体に亘ってn-型層を形
成して分離することにより、構成されている、半導体装
置において、上記n+型層が、上記n+型埋込層を形成す
るための第一のフォトマスクにより、ポジレジストまた
はネガレジストを露光させ、続いて上記p+型埋込層及
びp+型分離層を形成するための第二のフォトマスクに
より、ネガレジスト及びポジレジストを露光させて、二
回のフォトリソグラフィーにより、該n+型層に対応す
る領域のみが開口したフォトレジスト膜を形成し、n+
拡散を行なうことにより、形成されることを特徴とす
る、半導体装置の製造方法により、達成される。
【0013】
【作用】上記構成によれば、n+型拡散層は、例えば第
一のフォトマスクを介してポジレジストを露光させ、且
つ第二のフォトマスクを介してネガレジストを露光させ
ることにより、n+型埋込層の領域からp+型埋込層の領
域を除いた領域に関して、n+型拡散層を形成するよう
にしたから、n+型拡散層の形状に対応した光遮断部を
有する第三のフォトマスクを用意する必要がなく、従っ
て、二枚のフォトマスク即ち第一及び第二のフォトマス
クのみによって、n+型拡散層も形成され得ることにな
る。かくして、フォトマスクが二枚で済むことから、作
業性が良く、部品点数が減ると共に、低コストで製造さ
れ得ることとなる。
一のフォトマスクを介してポジレジストを露光させ、且
つ第二のフォトマスクを介してネガレジストを露光させ
ることにより、n+型埋込層の領域からp+型埋込層の領
域を除いた領域に関して、n+型拡散層を形成するよう
にしたから、n+型拡散層の形状に対応した光遮断部を
有する第三のフォトマスクを用意する必要がなく、従っ
て、二枚のフォトマスク即ち第一及び第二のフォトマス
クのみによって、n+型拡散層も形成され得ることにな
る。かくして、フォトマスクが二枚で済むことから、作
業性が良く、部品点数が減ると共に、低コストで製造さ
れ得ることとなる。
【0014】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1は、本発明によるバイポーラ
ICの基礎となる半導体装置(図3参照)の製造方法の
一実施例における製造工程を順次に示している。
明を詳細に説明する。図1は、本発明によるバイポーラ
ICの基礎となる半導体装置(図3参照)の製造方法の
一実施例における製造工程を順次に示している。
【0015】図1において、先づp-型シリコン基板2
の表面を酸化させて、SiO2酸化膜21を形成し、そ
の表面に、ポジレジスト22を塗布する。さらに、その
上に、n+ 型埋込層3の形状に対応した光遮断部23a
を有する第一のフォトマスク23を載置して、露光・現
像する(図1(A)参照)。続いて、SiO2をエッチ
ングし、該ポジレジスト22を剥離し、例えばSbまた
はAsの熱拡散またはイオン注入により、n+型埋込層
3を形成し、表面を酸化させる(図1(B)参照)。
の表面を酸化させて、SiO2酸化膜21を形成し、そ
の表面に、ポジレジスト22を塗布する。さらに、その
上に、n+ 型埋込層3の形状に対応した光遮断部23a
を有する第一のフォトマスク23を載置して、露光・現
像する(図1(A)参照)。続いて、SiO2をエッチ
ングし、該ポジレジスト22を剥離し、例えばSbまた
はAsの熱拡散またはイオン注入により、n+型埋込層
3を形成し、表面を酸化させる(図1(B)参照)。
【0016】次に、再びポジレジスト24を塗布し、そ
の上にp+型埋込層4及びp+型分離層4aの形状に対応
した光遮断部25aを有する第二のフォトマスク25を
載置して、露光・現像する(図1(C)参照)。続い
て、SiO2をエッチングし、該ポジレジスト24を剥
離し、例えばBの熱拡散またはイオン注入によって、p
+ 型埋込層4及びp+型分離層4aを形成し、表面を酸
化させる(図1(D)参照)。
の上にp+型埋込層4及びp+型分離層4aの形状に対応
した光遮断部25aを有する第二のフォトマスク25を
載置して、露光・現像する(図1(C)参照)。続い
て、SiO2をエッチングし、該ポジレジスト24を剥
離し、例えばBの熱拡散またはイオン注入によって、p
+ 型埋込層4及びp+型分離層4aを形成し、表面を酸
化させる(図1(D)参照)。
【0017】さらに、ポジレジスト26を塗布し、その
上に上記第一のフォトマスク23を載置して、露光し
(図1(E)参照)、現像する(図1(F)参照)。続
いて、ネガレジスト27を塗布し、その上に上記第二の
フォトマスク25を載置して、露光し(図1(G)参
照)、現像する(図1(H)参照)。これにより、酸化
膜21上には、第一のフォトマスク23の光遮断部23
aに対応した部分にて、ポジレジスト26に、開口が設
けられると共に、第二のフォトマスク25の光遮断部2
5a以外の部分にて、ネガレジスト27に、開口が設け
られる。かくして、全体として、n+ 型埋込層3の領
域からp+型埋込層4の領域を除いた部分に関して、フ
ォトレジストの開口が設けられることになる。
上に上記第一のフォトマスク23を載置して、露光し
(図1(E)参照)、現像する(図1(F)参照)。続
いて、ネガレジスト27を塗布し、その上に上記第二の
フォトマスク25を載置して、露光し(図1(G)参
照)、現像する(図1(H)参照)。これにより、酸化
膜21上には、第一のフォトマスク23の光遮断部23
aに対応した部分にて、ポジレジスト26に、開口が設
けられると共に、第二のフォトマスク25の光遮断部2
5a以外の部分にて、ネガレジスト27に、開口が設け
られる。かくして、全体として、n+ 型埋込層3の領
域からp+型埋込層4の領域を除いた部分に関して、フ
ォトレジストの開口が設けられることになる。
【0018】ここで、エッチングによって、該ポジレジ
スト26,ネガレジスト27を剥離し、例えばPの熱拡
散またはイオン注入によって、n+型拡散層9を形成す
る(図1(I)参照)。
スト26,ネガレジスト27を剥離し、例えばPの熱拡
散またはイオン注入によって、n+型拡散層9を形成す
る(図1(I)参照)。
【0019】最後に、酸化膜21を剥離した後、基板2
の表面全体に亘ってエピタキシャル成長等により、n-
型層5を形成する。かくして、半導体装置1aが完成す
ることになる。
の表面全体に亘ってエピタキシャル成長等により、n-
型層5を形成する。かくして、半導体装置1aが完成す
ることになる。
【0020】本発明による半導体装置1aの製造方法
は、以上のように構成されており、n+型拡散層9を形
成する際に、該n+型拡散層9の形状に対応した特別の
フォトマスクを必要とせずに、n+型埋込層3及びp+型
埋込層4のための第一及び第二のフォトマスク23,2
5と、ポジレジスト26及びネガレジスト27との組合
せによって、形成され得る。
は、以上のように構成されており、n+型拡散層9を形
成する際に、該n+型拡散層9の形状に対応した特別の
フォトマスクを必要とせずに、n+型埋込層3及びp+型
埋込層4のための第一及び第二のフォトマスク23,2
5と、ポジレジスト26及びネガレジスト27との組合
せによって、形成され得る。
【0021】尚、図1に示した製造工程において、第二
のフォトマスク25は、ポジレジスト24及びネガレジ
スト27の双方に対して使用されることになるが、フォ
トマスクのオフセットがあったとしても、二回のフォト
リソグラフィーの際に、レジスト幅の増減方向が、互い
に逆方向となり、相殺されることになるため、差し支え
ない。
のフォトマスク25は、ポジレジスト24及びネガレジ
スト27の双方に対して使用されることになるが、フォ
トマスクのオフセットがあったとしても、二回のフォト
リソグラフィーの際に、レジスト幅の増減方向が、互い
に逆方向となり、相殺されることになるため、差し支え
ない。
【0022】また、上述したフォトマスク23,25
と、レジスト22,24,26,27は、上記説明に対
して、ポジ,ネガが逆になってもよいことは、明らかで
ある。
と、レジスト22,24,26,27は、上記説明に対
して、ポジ,ネガが逆になってもよいことは、明らかで
ある。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、二
枚のフォトマスクによって、n+型埋込層,p+型埋込層
及びn+型拡散層が形成され得るようにした、バーチカ
ルPNPトランジスタを有するバイポーラICのための
半導体装置の製造方法が提供され得ることになる。
枚のフォトマスクによって、n+型埋込層,p+型埋込層
及びn+型拡散層が形成され得るようにした、バーチカ
ルPNPトランジスタを有するバイポーラICのための
半導体装置の製造方法が提供され得ることになる。
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の一実施例
における製造工程を順次に示す(A)〜(J)は概略断
面図である。
における製造工程を順次に示す(A)〜(J)は概略断
面図である。
【図2】従来のバイポーラICの一例を示す概略断面図
である。
である。
【図3】図2のバイポーラICの基礎となる半導体装置
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図4】図3の半導体装置の製造方法における製造工程
を順次に示す(A)〜(G)は概略断面図である。
を順次に示す(A)〜(G)は概略断面図である。
1a 半導体装置 2 p-型シリコン基板 3 n+型埋込層 4 p+型埋込層 5 n-型層 9 n+型拡散層 21 酸化層 22,24 ポジレジスト 23 第一のフォトマスク 25 第二のフォトマスク 26 ポジレジスト(フォトレジスト膜) 27 ネガレジスト(フォトレジスト膜)
Claims (1)
- 【請求項1】 p-型シリコン基板の表面に対して、拡
散またはイオン注入により、n+型埋込層を形成し、該
n+埋込層の上にp+型埋込層を形成すると共に、該p+
型埋込層の周囲にp+型分離層を形成し、該n+型埋込層
から上方に延びるn+型層を形成した後、その上から表
面全体に亘ってn-型層を形成して分離することによ
り、構成されている、半導体装置において、 上記n+型層が、上記n+型埋込層を形成するための第一
のフォトマスクにより、ポジレジストまたはネガレジス
トを露光させ、続いて上記p+型埋込層及びp+型分離層
を形成するための第二のフォトマスクにより、ネガレジ
スト及びポジレジストを露光させて、二回のフォトリソ
グラフィーにより、該n+型層に対応する領域のみが開
口したフォトレジスト膜を形成し、n+拡散を行なうこ
とにより、形成されることを特徴とする、半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5346490A JPH07183311A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5346490A JPH07183311A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07183311A true JPH07183311A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18383784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5346490A Pending JPH07183311A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07183311A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100346822B1 (ko) * | 2000-10-12 | 2002-08-03 | 페어차일드코리아반도체 주식회사 | 저항소자 및 트랜지스터를 포함하는 반도체 장치 형성방법 |
CN103730486A (zh) * | 2013-10-18 | 2014-04-16 | 苏州贝克微电子有限公司 | 一种横向pnp功率晶体管 |
US9224831B2 (en) | 2013-07-18 | 2015-12-29 | Samsung Display Co., Ltd. | Method of manufacturing an oxide semiconductor device and method of manufacturing a display device having the same |
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1993
- 1993-12-22 JP JP5346490A patent/JPH07183311A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100346822B1 (ko) * | 2000-10-12 | 2002-08-03 | 페어차일드코리아반도체 주식회사 | 저항소자 및 트랜지스터를 포함하는 반도체 장치 형성방법 |
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CN103730486A (zh) * | 2013-10-18 | 2014-04-16 | 苏州贝克微电子有限公司 | 一种横向pnp功率晶体管 |
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