JPH071829A - 記録シート - Google Patents

記録シート

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JPH071829A
JPH071829A JP5144691A JP14469193A JPH071829A JP H071829 A JPH071829 A JP H071829A JP 5144691 A JP5144691 A JP 5144691A JP 14469193 A JP14469193 A JP 14469193A JP H071829 A JPH071829 A JP H071829A
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JP
Japan
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group
formula
structural unit
dye fixing
alkyl group
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Application number
JP5144691A
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English (en)
Inventor
Katsuji Nakahara
勝次 中原
Tomoko Mikami
友子 三上
Kazuo Matsuura
和夫 松浦
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH071829A publication Critical patent/JPH071829A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】基材の少なくとも片面に、染料定着層を設け、
該染料定着層の上にインク吸収層を設ける。 【効果】本発明の記録シートは基材との密着性、耐水
性、印字品質、インク吸収性が非常に優れているもので
あり、インクジェットプリンター用記録シートやオフセ
ット印刷、フレキソ印刷などの用途において好ましく用
いることができる。さらに本発明の記録シートは優れた
インク吸収性、基材との密着性等を利用して、昇華型を
含む感熱インク受容体、電子写真トナー受容体、ファブ
リックインク受容体など他のインクやトナー受容体とし
ても適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録シートに関するもの
であり、さらに詳しくは画像濃度が高く、画像の色調が
鮮明で、インキ吸収性に優れ、かつ耐水性、耐摩耗性に
優れたインクジェットプリンター用記録シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、OAの普及によりオフィス内で文
書を作成し印字する要求が高まっており、低騒音で印字
品質に優れたプリンターが求められている。これらの要
求を満たすプリンターのひとつとしてインクジェットプ
リンターが実用化されている。
【0003】インクジェットプリンターはノズルの詰ま
りを防ぐために乾燥し難いインクが用いられ、このイン
クの成分は、バインダー、染料、溶媒、添加剤などを水
に溶解したものが一般的である。従って、記録シートは
吸水性の良いものを用いることが必要であり、通常イン
ク吸収性の良い特別な紙が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、インク吸収性の
低い記録シートを用いると、インクの乾燥が不十分とな
ったり、あるいは全く乾燥しないことも起こり、指でこ
すったり、重ね合わされたりすると、記録部分が汚れ
て、実用上使用できない。
【0005】これらの点を改良するために、基材にイン
ク吸収性を向上させるために、例えばポリビニルアルコ
ール、でんぷん、ゼラチン、ヒドロキシルエチルセルロ
ースやメチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリ
アクリル酸、ポリメタアクリル酸やその塩類などの水溶
性高分子受容層を設けることが提案されているが、従来
の受容層はインク吸収性を満足しているにしても、耐水
性が悪く、受容層や記録部が水に溶けて記録画像が消失
したり、また表面がべとついて記録画像がにじんだり、
シートを積層した場合ブロッキングを生じたりする問題
点を有するものであった。本発明は、かかる問題点を解
決し、インク吸収性に優れ、かつ染料定着性に優れた記
録シートを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、基材の
少なくとも片面に、染料定着層とインク吸収層を順次積
層したことを特徴とする記録シートによって達成され
る。
【0007】本発明における基材としては、紙(上質
紙)、塗工紙、和紙、不織布やプラスチックフィルムを
使用することができるが、中でもプラスチックフィルム
が好ましい。
【0008】プラスチックフィルムとしては、ポリエス
テル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステルアミ
ド、ポリエーテル、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポ
リスチレン、ポリカーボネート、ポリ−P−フェニレン
スルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、
ポリ(メタ)アクリル酸エステルなどが好ましい。さら
にこれらの共重合体やブレンド物やさらに架橋したもの
を用いることもできる。
【0009】上記基材の中でもポリエステル、好ましく
はポリエチレンテレフタレートが機械的特性、作業性な
どの点から好ましい。
【0010】本発明においていうポリエステルとは、周
知のもの、具体的には例えば、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビス−α,β(2−ク
ロルフェノキシ)エタン−4,4’−ジカルボン酸、ア
ジピン酸、セバシン酸等の2官能カルボン酸の少なくと
も1種と、エチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、デカメチレングリコール等のグリコールの少なく
とも1種とを重縮合して得られるポリエステルを挙げる
ことができる。また、該ポリエステルには本発明の目的
を阻害しない範囲内で他種ポリマをブレンドしたり、共
重合してもよいし、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔
料、紫外線吸収剤などが含まれていてもよい。ポリエス
テルの固有粘度(25℃オルトクロルフェノール中で測
定)は0.4〜2.0であり、好ましくは0.5〜1.
0の範囲のものが通常用いられる。
【0011】また、本発明に用いるポリエステルフィル
ムは、フィルム内部に微細な気泡を含有させ、該気泡で
光を散乱させることにより白色化させているものを用い
ることもできる。この微細な気泡の形成は、フィルム母
材、例えばポリエステル中に、非相溶ポリマーを細かく
分散させ、それを1軸または2軸に延伸することにより
形成される。延伸に際して、非相溶ポリマー粒子の周り
にボイド(気泡)が形成され、これが光の散乱作用を発
揮するため白色化される。
【0012】前記非相溶ポリマーとは、ポリエステルと
溶け合わないポリマーをいい、ポリ−3−メチルブテン
−1、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリプロピレ
ン、ポリビニル−t−ブタン、1,4−トランス−ポリ
−2、3−ジメチルブタジエン、セルローストリアセテ
ート、セルローストリプロピオネート、ポリクロロトリ
フルオロエチレンなどが挙げられる。中でもポリオレフ
ィン、特にポリメチルペンテンが好ましい。理由として
は、延伸した際にボイドを生成しやすいこと、ポリマー
が高透明性を有するため光の吸収が少なく、ボイドによ
り散乱された光を吸収することがないからである。
【0013】該非相溶ポリマーの添加量としては、2重
量部以上、25重量部以下が好ましい。これより少なす
ぎると十分な白色化が達成されず、またこれより多すぎ
るとフィルム強度が低くなりすぎるためである。
【0014】上記のようにして得られたフィルムは微細
気泡を含有するため比重が低くなる。この比重の範囲と
しては、0.5以上1.2以下であることが好ましい。
さらに好ましいのは0.7以上1.0以下である。比重
が0.5未満であると、フィルム強度が低くなりすぎる
ためであり、1.2を越えると十分な白色化が達成され
ない。
【0015】また、上記のようにして得られたフィルム
の白色度は、70%以上であることが好ましい。さらに
好ましくは80%以上である。
【0016】また、非相溶ポリマーを均一に分散させ、
かつ微細気泡を十分に生成させるために低比重化剤を添
加することが好ましい。低比重化剤とは、上記非相溶ポ
リマーとともに助剤として添加され、ポリエステルと非
相溶ポリマーとの界面のボイドの生成を促し、比重を小
さくする効果を持つ化合物のことであり、特定の化合物
のみ、その効果が認められる。例えば、ポリエステルに
対しては、ポリエチレングリコール、メトキシポリエチ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリ
プロピレングリコールなどのポリアルキレングリコール
およびその誘導体、エチレンオキサイド/プロピレンオ
キサイド共重合体、さらにはドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、アルキルスルホネートナトリウム塩、グ
リセリンモノステアレート、テトラブチルホスホニウム
パラアミノベンゼンスルホネートなどで代表されるもの
である。本発明の場合、特にポリエチレングリコールが
好ましい。低比重化剤の添加によってポリエステルフィ
ルムの比重を0.1以上小さくすることができるもので
ある。さらに、この低比重化剤の添加によってポリエス
テルフィルムの白色度が向上し、表面が平滑化するのみ
ならず、耐劈開性が向上し、さらにポリエステルの延伸
性も大幅に向上するという効果もある。低比重化剤の添
加量としては、好ましくは0.1〜5重量部である。添
加量が0.1重量部未満であると添加の効果が薄れ、5
重量部を越えるとフィルム母材の特性を損なうおそれが
ある。
【0017】次に、非相溶ポリマーがポリエステルフィ
ルム中で球形に近い形状であること、すなわち形状係数
が1〜4の範囲にあることが好ましい。ポリエステルフ
ィルム中の非相溶ポリマーの形状によって得られるフィ
ルム特性、特にフィルムの比重とクッション率との相関
性、熱寸法安定性、表面粗さ、白色性などに大きな相違
点が生じてくる。すなわち、非相溶ポリマーを球状に近
い形状で分散させることは、ポリマーの形状がポリエス
テルに添加する非相溶ポリマーの粘度、非相溶性パラメ
ーター、融点、さらには低比重化剤の種類、添加量など
に強く依存する。球状に近い形状とは、フィルム中に分
散する非相溶ポリマーの形状係数すなわち、長径と短径
の比が1〜4好ましくは1〜2である場合をいう。
【0018】また、上記のようにして得られたポリエス
テルフィルムのクッション率は、好ましくは10%以
上、さらに好ましくは15%以上である。クッション率
が10%未満であると手に触れたときの感触が劣る。
【0019】さらに本発明においては、ポリエステルフ
ィルム中に炭酸カルシウム、非晶質ゼオライト粒子、ア
ナターゼ型の二酸化チタン、リン酸カルシウム、シリ
カ、カオリン、タルク、クレーなどの微粒子を併用した
ものを用いてもよい。これらの添加量はポリエステル組
成物100重量部に対して0.0005〜25重量部と
するのが好ましい。またこのような微粒子以外にもポリ
エステル重合反応系で触媒残渣とリン化合物との反応に
より析出した微粒子を併用することもできる。析出微粒
子としては、例えばカルシウム、リチウムおよびリン化
合物から成るものなどを挙げることができる。これらの
粒子のポリエステル中の含有量はポリエステル100重
量部に対して0.05〜1.0重量部であることが好ま
しい。
【0020】また本発明においては、必要に応じて積層
フィルム構成したものを用いてもよい。例えば、A/B
の2層構成、または、A/B/Aの3層構成である。こ
の場合B層が微細気泡を含有させた層であり、A層には
二酸化チタン、二酸化珪素、炭酸カルシウムなどの無機
添加剤が含まれてもよい。
【0021】本発明の記録シートにおいては、上記基材
の少なくとも片面に、染料定着層およびインク吸収層が
設けられる。本発明でいう染料定着層とは、インク吸収
層を透過した水性インク中の染料が表面および内部に強
固に定着する層であり、記録後の記録シート表面を摩擦
しても記録画像が消失するというような不都合が生じる
ことがないものである。
【0022】本発明における染料定着層としては式
(1) −[−CH2 −CH2 −]− (1) で表わされるエチレン構造単位65〜99モル%、式
(2)
【化3】 (式中、R1 は炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表
わされるアクリレート構造単位0〜15モル%および式
(3)
【化4】 (式中、R2 は炭素数2〜8のアルキレン基、R3 およ
びR4 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5 は炭
素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアリール
アルキル基または炭素数1〜12の脂環アルキル基、X
はハロゲン原子、CH3 OSO3 またはC2 5 OSO
3 を示す)で表わされるアクリルアミド構造単位1〜3
5モル%からなる線状に不規則に配列した重量平均分子
量1000〜50000のポリオレフィン系樹脂を含有
することを特徴とする。
【0023】前記ポリオレフィン系樹脂中の式(1) −[−CH2 −CH2 −]− (1) で表わされるエチレン構造単位65〜99モル%であ
る。該エチレン構造単位の割合が65モル%未満である
場合には、前記ポリオレフィン系樹脂の軟化点が低くな
って、タックやベトツキが生じ、また99モル%を超え
る場合には、染料定着性が低下したり、帯電防止性も低
下する。尚、本発明においては、前記エチレン構造単位
の割合は85〜97モル%であることが特に好ましい。
【0024】前記ポリオレフィン系樹脂中の式(2)
【化5】 (式中、R1 は前記と同じ)で表わされるアクリレート
構造単位の割合は0〜15モル%である。該アクリレー
ト構造単位の割合が15モル%を超える場合は、前記ポ
リオレフィン系樹脂の軟化点が低くなってタックやベト
ツキが生じるようになる。本発明において、前記アクリ
レート構造単位が含まれている場合には、強靭性および
耐衝撃性が付与されるので好ましい。尚、本発明におい
ては、前記アクリレート構造単位の割合は1〜15モル
%、さらには3〜7モル%であることが特に好ましい。
【0025】前記アクリレート構造単位において、R1
は炭素数1〜4のアルキル基である。かかるR1 の具体
例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n
−ブチル基、i−ブチル基が挙げられ、これらの基は1
分子中に混在してもよい。尚、これらの基の中では、メ
チル基およびエチル基は前記ポリオレフィン系樹脂の軟
化点を維持するうえで好ましいものである。
【0026】前記ポリオレフィン系樹脂の式(3)
【化6】 (式中、R2 、R3 、R4 およびR5 は前記と同じ)で
表わされるアクリルアミド構造単位の割合は1〜35モ
ル%である。該アクリルアミド構造単位の割合が1モル
%未満である場合には、染料定着性が低下したり、帯電
防止性も低下する。また35モル%を超える場合には、
前記ポリオレフィン系樹脂にベトツキが生じるようにな
る。尚、本発明においては、前記アクリルアミド構造単
位の割合は3〜15モル%であることが特に好ましい。
【0027】前記アクリルアミド構造単位において、R
2 は炭素数2〜8のアルキレン基である。かかるR2
具体例としては、例えばエチレン基、プロピレン基、ヘ
キサメチレン基、ネオペンチレン基などが挙げられ、こ
れらの基は1分子中に混在していてもよい。尚、これら
の基の中では、製造の容易性および経済性の面からエチ
レン基およびプロピレン基が好ましく、特にプロピレン
基が好ましい。
【0028】前記R3 およびR4 はそれぞれ炭素数1〜
4のアルキル基である。かかるR3およびR4 の具体例
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
が挙げられ、これらの基は1分子中に混在していてもよ
い。尚、これらの基の中では、染料定着性、帯電防止性
の点からメチル基およびエチル基が好ましい。
【0029】前記R5 は炭素数1〜12のアルキル基、
炭素数1〜12のアリールアルキル基または炭素数1〜
12の脂環アルキル基である。かかるR5 の具体例とし
ては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i
−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、n−
オクチル基、n−ラウリル基などのアルキル基、ベンジ
ル基、4−メチルベンジル基などのアリールアルキル
基、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基などの
脂環アルキル基が挙げられ、これらの基は1分子中に混
在していてもよい。尚、前記R5 としては、耐熱性の点
から、直鎖状アルキル基およびアリールアルキル基が好
ましく、また染料定着性、帯電防止性の点から低級アル
キル基が好ましい。特に好ましいR5 としては、メチル
基およびエチル基が挙げられる。
【0030】前記Xは、例えばCl、Br、Iなどのハ
ロゲン原子、CH3 OSO3 またはC2 5 OSO3
あり、これらは1分子中に混在していてもよい。尚、こ
れらの中では、染料定着性、帯電防止性の点からCl、
CH3 OSO3 およびC2 5 OSO3 が好ましい。
【0031】前記ポリオレフィン系樹脂の重量平均分子
量は、1000〜50000である。該重量平均分子量
が1000未満である場合には、分子量が小さくなりす
ぎて加熱した時に揮散し、また50000を超える場合
には、粘度が大きくなりすぎ作業性が悪くなる。好まし
い重量平均分子量は3000〜30000である。
【0032】尚、本発明における重量平均分子量とは、
ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定
した単分散のポリスチレン換算の重量平均分子量をい
う。
【0033】本発明に用いられるポリオレフィン系樹脂
は、テトラヒドロフラン(THF)やキシレンなどの通
常ゲルパーミエーション溶離液に難溶であるので、その
重量平均分子量を容易に測定することができないが、超
高温GPC(絹川、高分子論文集、44巻、2号、13
9〜141頁(1987年))にしたがって測定するこ
とができる。
【0034】前記ポリオレフィン系樹脂の中間体である
式(1) −[−CH2 −CH2 −]− (1) で表わされるエチレン構造単位、式(2)
【化7】 (式中、R1 は前記と同じ)で表わされるアクリレート
構造単位および式(4)
【化8】 (式中、R2 、R3 、およびR4 は前記と同じ)で表わ
されるアクリルアミド構造単位からなる線状に不規則に
配列した重量平均分子量1000〜50000のオレフ
ィン系共重合体は、例えば以下の方法によって得られ
る。
【0035】まず、前記オレフィン系共重合体の原料と
しては、特に限定はないが、より有利にはエチレン(C
2 4 )とCH2 CHCOOR1 (式中、R1 は前記と
同じ)で表わされるアクリレートとからなる共重合体の
(部分)加水分解物が用いられる。かかる共重合体は、
エチレンと前記アクリレートを高圧重合法で共重合させ
ることによって容易に得られる。
【0036】前記エチレンに由来するエチレン構造単位
と前記アクリレートに由来するアクリレート構造単位と
の比率は、得られるオレフィン系共重合体のエチレン構
造単位、アクリレート構造単位およびアクリルアミド構
造単位の比率を決定することになる。
【0037】前記共重合体は、通常メルトインデックス
5〜300程度の高分子量を有するものであるので、例
えば水の存在下で高温高圧下で加水分解と同時に熱分解
を行なう減成方法により低分子量化されることが好まし
い。このとき、アクリレートに起因する式(2)
【化9】 (式中、R1 は前記と同じ)で表わされるアクリレート
構造単位の全部または一部が加水分解により式(5)
【化10】 で表わされるアクリル酸構造単位となる。
【0038】前記共重合体を熱分解することにより低分
子量化し、重量平均分子量が1000〜50000の共
重合体を調整するためには、水の存在下で前記共重合体
を反応温度150〜500℃、圧力3〜500kg/c
2 で加熱により分子を切断すればよい。
【0039】また、本発明において、前記アクリル酸構
造単位の割合は、水の仕込み量、反応温度、圧力および
反応時間を調整することによって適宜調節しうる。
【0040】前記減成方法の具体例としては、例えば特
開昭53−57295号公報、特開昭53−65389
号公報、特開昭60−79008号公報、特開昭60−
79015号公報などに記載された方法が挙げられる。
【0041】尚、本発明に用いられるポリオレフィン系
樹脂は、着色された場合には商品的価値を損なうことが
あるので、本発明に用いる原料としては、例えば特開昭
60−79008号公報に例示された方法の生成物を用
いることが好ましい。
【0042】かくして得られるポリオレフィン系樹脂の
中間体を用いて本発明に用いられるポリオレフィン系樹
脂が得られる。
【0043】前記中間体から本発明に用いられるポリオ
レフィン系樹脂を製造する方法については特に限定はな
い。以下にその一例について説明する。
【0044】前記中間体を例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、シクロヘキサノン、デカン、クメン、シメン
などの芳香族または脂肪族炭化水素などの不活性溶媒に
溶解し、これに前記中間体のカルボキシル基に対して1
00〜150モル%のジアルキルアミノアルキルアミン
などのジアルキルアミン系モノマーを添加し、130〜
220℃にて反応させてアクリル酸構造単位に含まれる
カルボキシル基をジアルキルアミノアルキルアミド基に
変換して中間体としたのち、例えばアルキルハライド、
ジアルキル硫酸塩などの公知の4級化剤でカチオン変性
することにより、本発明に用いられる線状のランダム共
重合体であるポリオレフィン系樹脂が得られる。
【0045】また、本発明においては、アクリルアミド
構造単位が高温下であっても揮発性を示さず、かつ本発
明に用いられるポリオレフィン系樹脂中に化学的に組み
込まれているので、加工時における揮散がなく、加工後
においてもブロッキングの発生などを招くことがないも
のと考えられる。
【0046】本発明の染料定着層には、本発明の目的と
する染料定着性を損なわない範囲で必要に応じて、水溶
性ポリマー、水分散性ポリマーやその他の高分子樹脂、
有機粒子、無機粒子を添加してもよい。染料定着層の塗
布厚さは特に限定されないが0.1〜30μm、好まし
くは0.5〜20μmである。これより薄いと染料定着
性が劣り、これより厚いと作業性が悪くなったり、ブロ
ッキングを生じやすくなり好ましくない。
【0047】本発明の記録シートは上記染料定着層の上
にインク吸収層を設ける。インク吸収層がないとインク
の吸収性が悪く、インクの乾燥が不十分となり指でこす
ったり、重ね合わされたりすると記録部分が汚れて実用
上使用できない。
【0048】本発明のインク吸収層は特に限定されない
が、水溶性ポリマーや水分散性ポリマーを好適に用いる
ことができる。水溶性ポリマーや水分散性ポリマーとし
ては例えば、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱
粉、デキストリン等の澱粉類、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導
体、カゼイン、ゼラチン、ポリビニルアルコールおよび
その誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸またはそのエステル、塩類およびそれ
らの共重合体、ポリヒドロキシエチルメタクリレートお
よびその共重合体等のビニル系重合体、或いはこれらの
各種重合体のカルボキシル基等官能基変性重合体、ポリ
エステルおよびその共重合体やその他のラテックス等を
好ましく用いることができる。
【0049】本発明においてインク吸収層の記録特性を
より高めるために、無機/および又は有機粒子をインク
吸収層に分散させても良い。無機粒子としては、たとえ
ば、シリカ、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、ケイ酸アルミ、合成ゼオライト、
アルミナ、酸化亜鉛、雲母等が挙げられる。有機粒子と
しては、たとえば、ポリメチルメタクリレート、ポリス
チレン、それらの共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリカー
ボネート等のプラスチックピグメントを好ましく用いる
ことができるが、これらに限定されるものではない。
【0050】本発明において染料定着層およびインク吸
収層には本発明の特性を損なわない範囲で公知の添加
剤、たとえば、消泡剤、塗布性改良剤、増粘剤、帯電防
止剤,酸化防止剤、紫外線吸収剤、染料などを含有せし
めても良い。
【0051】染料定着層およびインク吸収層の塗布方法
は特に限定されないが、グラビアコート法、リバースコ
ート法、キスコート法、ダイコート法、バーコート法な
ど公知の方法を適用することができる。この際、フィル
ム上には塗布する前に必要に応じて空気中あるいはその
他の雰囲気中でのコロナ放電処理やプライマー処理など
公知の表面処理を施すことによって、塗布性が良化する
のみならず染料定着層をより強固にフィルム表面上に形
成できる。尚、塗剤濃度、塗膜乾燥条件は特に限定され
るものではないが、塗膜乾燥条件は基材の諸特性に悪影
響を及ぼさない範囲で行なうのが望ましい。
【0052】
【特性の測定法】まず本発明における各種特性の測定法
について説明する。
【0053】(1)平滑度 旭精工(株)製王研式平滑度試験機(型式KB−15)
で測定した。n=5の平均で示した。
【0054】(2)表面粗さ JIS−B0601−1967に従い、カットオフ0.
25mm、測定長4mmで中心線平均粗さRa(μ
m)、および最大粗さRt(μm)を求める。
【0055】(3)比重 四塩化炭素−n−ヘプタン系の密度勾配管によって25
℃での値を用いる。
【0056】(4)熱収縮率 フィルムは長手方向または幅方向に幅10mm、長さ3
00mmに切り、200mm間隔にマーキングし、支持
板に一定張力(5g)下で固定した後、マーキング間隔
の原長a(mm)を測定する。次に、3gのクリップを
用いて荷重をかけ150℃の熱風オーブン中で回転させ
ながら30分間処理し、原長測定と同様にしてマーキン
グ間隔b(mm)を測定する。下記の式により熱収縮率
を求め、5本の平均値を用いる。
【0057】熱収縮率(%)=(a−b)/a
【0058】(5)光学濃度 フィルムを約150μmの厚みになるように重ね、光学
濃度計(TR927、マクベス社製)を用いて透過濃度
を測定する。フィルムの厚みと光学濃度とをプロット
し、150μmの厚みに相当する光学濃度を求める。
【0059】(6)白色度 JIS−L−1015に準じて、島津製作所(株)製U
V−260を用いて波長450nmおよび550nmに
おける反射率をそれぞれB%、G%としたとき、 白色度(%)=4B−3G で表わされる。
【0060】(7)延伸性 24時間連続して製膜したとき、フィルムの破れが皆無
のものを「良好」、2回以上のものを「破れあり」とす
る。
【0061】(8)クッション率 三豊製作所(株)製ダイヤルゲージNo.2109−1
0の標準測定子900030を用い、さらにダイヤルゲ
ージスタンドNo.7001DGS−Mを用いてダイヤ
ルゲージ押さえ部分に荷重50gと500gとをかけた
ときのそれぞれのフィルム厚さ、d50、d500 から次式
により求める。
【0062】クッション率=(d50−d500 )/d50
【0063】(9)記録性 日本電気(株)製パーソナルコンピューター98not
eにキャノン(株)製バブルジェットプリンターBJ−
10Vを連結させ、文字パターンを印字し、印字品質、
インク吸収性を評価し、記録性を以下のように判定し
た。尚、印字品質は拡大鏡で肉眼観察にて評価し、イン
ク吸収性は印字直後、文字パターンを指で1回こすって
インクによるインク吸収層の汚れ度合により評価した。
【0064】印字品質 ◎:非常に良好(ドットが均一で鮮明) ○:良好 △:やや劣る ×:ドットの流れ、はじき、にじみ等がある
【0065】インク吸収性 ◎:非常に良好(インク吸収層が全く汚れない) ○:良好 △:やや劣る ×:インクがとれインク吸収層が汚れる
【0066】(10)記録層の耐水性 綿棒に水をつけ、インク吸収層をかるくこすって評価し
た。判定基準は ◎:良好(20回以上こすっても記録部の脱落なし) ○:やや良好(10以上20回未満こすると記録部が脱
落する) ×:不良(10回未満で脱落する) とした。
【0067】(11)記録層の密着性 基材/記録層の密着性は、記録層上にクロスカット(1
00ケ/cm2 )をいれ、該クロスカット面に対して4
5°にセロテープ(ニチバン製(株)CTー24)を貼
り、ハンドローラーを用いて約45kgの荷重で10回
往復して圧着させ、セロテープを180°方向に強制剥
離し、記録層の剥離度合いを観察し評価した。判定基準
は ◎:非常に良好(剥離なし) ○:良好(剥離面積5%未満) △:やや劣る(剥離面積5%以上20%未満) ×:不良(剥離面積20%以上) とした。
【0068】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、これに限定されるものではない。
【0069】実施例1 常法によって製造されたポリエチレンテレフタレートの
ホモポリマーチップ(固有粘度:0.62、融点:25
9℃)を用いて、常法によって75μmの二軸延伸ポリ
エステルフィルムを得た。このようにして得られたポリ
エステルフィルムの上にコロナ放電処理を行なった。次
に、コロナ放電処理面に染料定着層として下記組成のも
のを用い、乾燥後の厚みが10g/m2 になるようにリ
バースコータにて塗布し、120℃で3分間乾燥させ
た。次に、インク吸収層としてポリビニルアルコール
(電気化学工業製B−17S)とアクリル変性共重合ポ
リエステル樹脂(高松油脂製ペスレジン)が固型分比1
00/100となるように水で希釈して15%溶液を調
整した。この溶液を上記染料定着層の上に乾燥後の厚み
が5g/m2 になるようにグラビアコータにて塗布し、
120℃で1分間乾燥させ、本発明の記録シートを得
た。かくして得られた記録シートの特性は表1に示した
通りで、印字品質やインク吸収性が良好で、耐水性も優
れているものであった。
【0070】染料定着層: 式:−[−CH2 −CH2 −]−で表わされるエチレン
構造単位85モル%、式:
【化11】 で表わされるアクリレート構造単位5モル%および式:
【化12】 で表わされるアクリルアミド構造単位10モル%からな
る線状に不規則に配列した重量平均分子量31300の
ポリオレフィン系樹脂を24%含むエマルジョン溶液を
調整した。
【0071】次に、ビニルピロリドンとメチルメタクリ
レートを常法のラジカル重合法により重合し、メチルメ
タクリレートの含有率が32モル%の共重合物を作製し
た。該ポリオレフィン系樹脂と該共重合物(固型分比で
60:40)を水−メチルアルコール溶媒に溶解し、固
型分15%の塗料とした。
【0072】実施例2 染料定着層として、実施例1において得られたポリオレ
フィン系樹脂とカチオン変性ポリビニルアルコール(ク
ラレ製CM318)を固型分比で50:50の割合で水
ーメチルアルコール溶媒に溶解し、固型分15%の塗料
として用いた以外は同様にして本発明の記録シートを得
た。かくして得られた記録シートの特性は表1に示した
通りで、印字品質やインク吸収性が良好で、耐水性も優
れているものであった。
【0073】実施例3 実施例2において、ポリオレフィン系樹脂としてアクリ
ルアミド構造単位が式:
【化13】 で表わされるものを用いた以外は同様にして本発明の記
録シートを得た。かくして得られた記録シートの特性は
表1に示した通りで、印字品質やインク吸収性が良好
で、耐水性も優れているものであった。
【0074】比較例1 実施例1において染料定着層を塗工せず直接コロナ放電
処理面にインク吸収層を塗工した以外は同様にして記録
シートを得た。該記録シートの特性は表1に示した通り
で、記録層の密着性、耐水性に劣るものであった。
【0075】実施例4 ポリエチレンテレフタレート(極限粘度[η]=0.6
5)を94重量%、ポリ−4−メチルペンテン−1(三
井石油化学(株)TPX−D820)5重量%、分子量
4000のポリエチレングリコール1重量%を混合した
原料を押出機Aに供給し、常法により285℃で溶融し
てTダイ3層複合口金の中央層に導入した。
【0076】一方、上記ポリエチレンテレフタレート9
0重量%に炭酸カルシウム(平均粒径0.8μm)を1
0重量%添加した原料を押出機Bに供給し、常法により
285℃で溶融してTダイ3層複合口金の両表層にラミ
ネートして、該溶融体シートを表面温度25℃に保たれ
た冷却ドラム上に静電荷法で密着冷却固化させた。続い
て該キャストシートを常法に従い長手方向に98℃に加
熱されたロール群を用いて3.5倍に延伸し、25℃に
冷却した。さらに、該延伸フィルムをテンターに導き1
25℃に加熱された雰囲気中で幅方向に3.2倍延伸
し、225℃で熱固定を行ない、厚さ100μmのフィ
ルムを得た。各フィルム層の厚さは表層5μmずつ、中
央層90μmの構成であった。フィルムの特性を表2に
示す。こうして得られた二軸延伸ポリエステルフィルム
の表面の接着性を向上させるために、コロナ放電処理を
行ない、実施例1と同様にして本発明の記録シートを得
た。かくして得られた記録シートの特性は表1に示した
通りで、印字品質やインク吸収性が良好で、耐水性も優
れているものであった。
【0077】
【表1】
【表2】
【0078】
【発明の効果】本発明の記録シートは基材との密着性、
耐水性、印字品質、インク吸収性が非常に優れているも
のであり、インクジェットプリンター用記録シートやオ
フセット印刷、フレキソ印刷などの用途において好まし
く用いることができる。さらに本発明の記録シートは優
れたインク吸収性、基材との密着性等を利用して、昇華
型を含む感熱インク受容体、電子写真トナー受容体、フ
ァブリックインク受容体など他のインクやトナー受容体
としても適用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の少なくとも片面に、染料定着層と
    インク吸収層を順次積層してなる記録シートにおいて、
    該染料定着層が式(1) −[−CH2 −CH2 −]− (1) で表わされるエチレン構造単位65〜99モル%、式
    (2) 【化1】 (式中、R1 は炭素数1〜4のアルキル基を示す)で表
    わされるアクリレート構造単位0〜15モル%および式
    (3) 【化2】 (式中、R2 は炭素数2〜8のアルキレン基、R3 およ
    びR4 はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R5 は炭
    素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜12のアリール
    アルキル基または炭素数1〜12の脂環アルキル基、X
    はハロゲン原子、CH3 OSO3 またはC2 5 OSO
    3 を示す)で表わされるアクリルアミド構造単位1〜3
    5モル%からなる線状に不規則に配列した重量平均分子
    量1000〜50000のポリオレフィン系樹脂を含有
    することを特徴とする記録シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001078990A1 (fr) * 1998-10-26 2001-10-25 Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. Composition de resine pour papier d'impression a jet d'encre, ledit papier d'impression, procede d'impression et procede de fabrication dudit papier d'impression
US6753069B1 (en) 1998-10-26 2004-06-22 Dai-Ichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd. Resin composition for ink jet recording sheet, the recording sheet, recording method of the same, and method for producing the recording sheet
JP2006297911A (ja) * 2005-03-22 2006-11-02 Kimoto & Co Ltd インクジェット記録材料

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