JPH07182832A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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Publication number
JPH07182832A
JPH07182832A JP5346072A JP34607293A JPH07182832A JP H07182832 A JPH07182832 A JP H07182832A JP 5346072 A JP5346072 A JP 5346072A JP 34607293 A JP34607293 A JP 34607293A JP H07182832 A JPH07182832 A JP H07182832A
Authority
JP
Japan
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magnetic disk
pad
arm
lever
medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP5346072A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yokota
勇二 横田
Minoru Tsuruta
稔 鶴田
Hironori Nomura
浩紀 野村
Kazuhiro Saito
和広 斎藤
Toru Wakazawa
徹 若沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 互いに種類の異なる磁気ディスクを駆動する
磁気ディスク装置において、磁気ディスクの非クランプ
時に磁気ディスクがスピンドルに接触してメディアのジ
ャケットの表面を傷つけるのを防止する。 【構成】 互いに種類の異なる磁気ディスクを駆動する
駆動機構および各磁気ディスクを記録再生位置に装填す
るためのローディング機構を単一の装置内に平行して配
し、単一の駆動源にて各駆動機構を駆動する磁気ディス
ク装置に、磁気ディスクの非クランプ時、磁気ディスク
を駆動機構から離間させるための離間手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクに対して
情報の記録又は再生を行う磁気ディスク装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の記録再生装置として、フレキシ
ブルな磁気ディスク、いわゆるフロッピーディスク(以
下FDという)に対して情報の磁気記録または再生を行
うフロッピーディスクドライブ(以下FDDという)が
ある。近年OA機器の発展は目覚ましいが、これに伴い
外部記憶装置としてのFDDも小型化、大容量化が進ん
できている。また、これらに使用されるFDも8イン
チ、5.25インチ、3.5インチFDが規格化され、
現在広く普及している。
【0003】一方、パーソナルコンピュータ等は2台の
FDDを使用する場合が多いが同じFDDを2台併設す
ると、大きなスペースを取ること、およびそれぞれのF
DDにおいてFDを駆動する駆動モータが電力を消費す
るため、電力消費が大きくなること等の欠点がある。
【0004】これらの欠点を解消するものとして、特開
昭58−211375号で同一のFDDについて単一の
駆動モータを駆動源として共用してFDの回転駆動を行
うデュアルFDDが提案されている。また、異なる規格
のFDを同一の駆動装置で記録再生したいというニーズ
に対して特開平3−165388号では異種のFDすな
わち5.25インチFDと3.5インチFDを単一の駆
動源を共用して単一の装置で駆動可能にするFDD装置
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデュアル
FDDにおいては、5”FDD部にメディアを挿入した
まま(但し、クランプはしていない)にしておくとメデ
ィアとスピンドルが接触してメディアのジャケット表面
を傷つけるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するため、互いに種類の異なる磁気ディスクを駆動する
駆動機構、および前記各磁気ディスクを記録再生位置に
装填するためのローディング機構を単一の装置内に平行
して配し、単一の駆動源にて前記各駆動機構を駆動する
磁気ディスク装置において、前記磁気ディスクの非クラ
ンプ時、前記磁気ディスクを前記駆動機構から離間させ
るための離間手段を設けた。
【0007】
【作用】このような構成によれば操作者が5”FDD部
メディアを挿入したまま(但し、クランプはしていな
い)にしておいてもメディアとスピンドルが接触してメ
ディアのジャケット表面を傷つけることはない。
【0008】
【実施例】以下添付した図面を参照して本実施例の詳細
を説明する。なおここでは記録媒体として第16図に示
す5.25インチFDに対して情報の磁気記録再生を行
うFDDを実施例としており、実施例のFDDの説明の
前に第16図のFDの説明をしておく。
【0009】第16図に示した5.25インチFD21
0は中心に円形の穴212aが形成された磁気ディスク
212をエンベロープ211中に回転可能に収容するよ
うに構成されている。エンベロープ211の中央には円
形の開口部211aが形成されており、この開口部21
1aを介して磁気ディスク212の穴212aの周縁部
が露出される。またエンベロープ211には磁気ディス
ク212に磁気ヘッドを摺接させるための開口部211
bとインディックス検出用の穴211cなどが形成され
ている。
【0010】第1図は本発明のFDD全体の外観を示し
ている。このFDD本体1は上述した3.5インチFD
(不図示)に記録再生を行うFDDと5.25インチF
D210に記録再生を行うFDDを合体したものとして
構成されている。符号2で示すものは外装カバーであ
り、FDD本体1の前面にはフロントパネル3が取り付
けられており、該パネル3には3.5インチFDを挿入
するための挿入口4と該ディスクを排出するためのイジ
ェクトボタン5、および5.25インチFDを挿入する
ための挿入口6と該ディスクを排出するためのイジェク
トボタン7が設けられている。また、該フロントパネル
3にはそれぞれのFDDの動作状態を表示する表示LE
D8、9が取り付けられている。
【0011】第2図は第1図での外装カバー2を取り除
いた状態での上面図であり、第3図はその正面図であ
る。本実施例では、5.25インチFDD部は通常の姿
勢を裏返した状態でそのベースの上に3.5インチFD
D部を乗せた構造になっている。
【0012】次に、第2、4、7図を参照して3.5イ
ンチFDD部を概略する。3.5インチFDD部は5.
25インチFDD部のベース10に3.5インチFDD
部のベース11を該ベースに突設した取付部12及び該
ベース11を介してネジ13で3箇所固定されている。
ベース11の上面のほぼ中央部には後述する円盤状のプ
ーリ23が配置されており、該プーリ23からベルト2
4を介して3.5インチFD200を回転駆動するスピ
ンドル25と連結している。図4、7において、前記プ
ーリ23はDDモータのロータ64に固定されている。
該DDモータは前記ベース10と前記ベース11との間
に位置し、前記ベース10に固定されたハウジング6
5、該ハウジング65に保持されたベアリング(不図
示)、該ベアリングに回転可能に支持されたスピンドル
66、前記ベアリングの内輪と結合し、回転可能に支持
されたロータ64、前記ハウジングに保持されたステー
タ(不図示)、及びモータPCB67、該ステータと対
向して配置され前記ロータに固定された駆動マグネット
(不図示)、前記ロータ64の外周に固定されたイナー
シャーリング68とから構成されており、前記スピンド
ル66を回転駆動するとともに、その回転駆動力をロー
タ64、プーリ23、ベルト24を介して、スピンドル
25に伝達している。
【0013】図5は図2の裏面を見た状態の図であり、
図5、7において、前記ベース10はプレス加工にて形
成した金属プレートから成り、諸機構が搭載されてい
る。ベース10上には後述するクランプ機構を取り付け
るための取付板70がネジ71により前記ベース10に
固定されている。該取付板70とベース10との間で側
板54の近傍には前記5.25インチFD210の挿
入、排出の案内のためのスペースを取るためのガイド
(不図示)が設けられている。
【0014】図5において、79はイジェクトプレート
であり、該イジェクトプレート79の案内溝81と前記
取付板70に植設された複数のガイドピン80とにより
図5中AB方向に移動可能に支持されているとともに、
該イジェクトプレート79の一方の端部には前記イジェ
クトボタン7が取り付けられ、その他端には後述するラ
ッチレバーと係合する係合縁82が形成されている。ま
た、該イジェクトプレート79の一方の側端には前記取
付板70との間にイジェクトバネ83が張架されてお
り、イジェクトプレート79を常時B方向に付勢してい
る。更に、該イジェクトプレート79の他方の側端には
後述するパットアームと係合する立上がり部84、及び
前記取付板70に取り付けた円筒歯車型ダンパー85と
係合するラック部86が形成されている。
【0015】図5において、87は前記取付板70に植
設された軸であり、該軸87にラッチレバー88が旋回
可能に支持されており、該ラッチレバー88と前記取付
板70との間にはバネ89が張架され、ラッチレバー8
8を常時時計方向に付勢している。また、該ラッチレバ
ー88には挿入される5.25インチFD210の端部
と当接する立上げ部90、及び媒体未挿入状態におい
て、前記イジェクトプレート79を後方位置に保持する
よう前記係合縁82と係合するスライド縁91、及び、
媒体挿入状態において、前記イジェクトプレート79の
前記係合縁82と係合する係合縁92が形成されてい
る。
【0016】図5、図8、図9において、前記イジェク
トプレート79には一対の平行する立上げ部93、94
が形成されている。該立上げ部93、94の間に2個の
コロ95、96が回転可能に支持されており、該コロ9
5、96の軸部95a、95b、96a、96bは立上
げ部93、94に形成した溝93a、94a嵌入し、コ
ロ96は前記取付板70に当接し、コロ95はコロ96
に当接している。
【0017】図5、図8、図9において、前記取付板7
0上に一対の平行する立上げ部97、98が形成されて
おり、該立上げ部97、98には軸99が取り付けら
れ、センターコーンアーム100に形成された取付部1
01が該軸99に嵌合し、該センターコーンアーム10
0が旋回可能に軸支されている。該センターコーンアー
ム100の一方の端部には前記コロ95と係合するカム
部102、スライド部103が形成されており、センタ
ーコーンアーム100の他方の端部にはセンターコーン
104が支持されている。また、前記軸99にはバネ1
05が取り付けられ、該バネ105は前記取付板70と
センターコーンアーム100との間に張架され、センタ
ーコーンアーム100を図8中反時計方向に付勢してい
る。図9の実線はクランプ状態における関係位置を示
し、想像線は非クランプ状態における関係位置を示して
いる。センターコーンアーム100にはクランプ時前記
5.25インチFD210を押圧するスタビライザーB
250が取り付けられている。
【0018】図5、図8、図9、図10において、前記
センターコーンアーム100の端部にはセンターコーン
104が支持されているが、このセンターコーン104
は前記取付板70に取り付けたセンターコーンガイド板
106に固定したガイド軸107を基準に上下に移動可
能である。前記センターコーン104の内部には、前記
ガイド軸107と嵌合するホルダー108が収容されて
おり、該ホルダー108の外周にはベアリング109を
介して、センターコーン104を回転可能に支持してい
る。また、該ホルダー108の一部に設けたボス部11
0上にはセンターコーン圧板111が載置され、該セン
ターコーン圧板111の上で前記ホルダー108に固定
した止め輪112により若干の隙間を有して挟み込まれ
ている。該センターコーン圧板111は前記センターコ
ーンアーム100に形成した腕部113、114により
挟みこまれ支持されている。
【0019】図7、図8、図10において、前記センタ
ーコーン104に対向してスピンドル66が配置されて
いる。図10において、前記センターコーン104には
前記5.25インチFD210の磁気ディスク212の
穴212aに嵌入し、該磁気ディスク212の中心位置
出しをするテーパー部115、及び、前記スピンドル6
6の磁気ディスク載置部66aに磁気ディスク212を
押圧する押圧部116が一体的に形成されている。
【0020】図5、図11において、前記取付板70上
に一対の平行する内側立上がり部118、119(不図
示)が形成され、その外側にも一対の平行する外側立上
がり部120、121(不図示)が形成されている。該
内側立上げ部118と外側立上り部120との間にはパ
ッドアーム122に形成された立下り部123が挟み込
まれており、該立下り部123に形成した突起部(不図
示)と前記内側立上り部118に形成した穴部(不図
示)との係合によりパッドアーム122は回転可能とな
っている。この反対側も同様な構造である。前記パッド
アーム122には切曲げ部124が形成されており、該
切曲げ部124にはバネ125が支持され、このバネ1
25は取付板79とパッドアーム122との間に張架さ
れ、該パッドアーム122を常時時計方向に付勢してい
る。このパッドアーム122の一方の端部には腕部12
6が形成されており、他方の端部127にはクランプ
時、前記5.25インチFD210を押圧するスタビラ
イザーA128が取り付けられている。また、該スタビ
ライザーA128に対向する位置に突起部10dが前記
ベース10上に形成され、前記5.25インチFD21
0にスタビライザーA128が確実に押圧するようにし
ている。該端部127の上には後述するヘッドキャリッ
ジに一体的に形成された腕部が当接し、非クランプ時で
のヘッドの位置を規定している。
【0021】図5、図11、図12において、前記イジ
ェクトプレート79の立上り部84には前記パッドアー
ム122の腕部126を係合し、パッドアーム122を
上げ下げするカム部129、保持部130、131が形
成されている。
【0022】図5において、ベース10内にはヘッド移
動手段が設けられている。このヘッド移動手段は上下一
対の磁気ヘッド、該ヘッドを支持するヘッドキャリッ
ジ、該ヘッドキャリッジを案内するガイドバー、前記ヘ
ッドキャリッジを所定位置に移動させるリードスクリュ
ー、該リードスクリューを回転駆動するステッピングモ
ータから構成されている。符号132で示すものは、ス
テッピングモータであり、該ステッピングモータ132
は略コの字状のSTモータブラッケット133に固定さ
れ、ステッピングモータ132の出力軸にはリードスク
リュー134が連結されている。該リードスクリュー1
34の他端は前記STモータブラッケット133に取り
付けられたピボット軸受けにより回転自在に軸支されて
いる。また、前記STモータブラッケット133はベー
ス10に対し、複数のピン135により前後方向に調整
可能に支持されており調整後はネジ136により固定さ
れる。前記リードスクリュー134のリード溝にはヘッ
ドキャリッジ137に一体的に設けられたリードピン1
38が嵌合している。前記ヘッドキャリッジ137には
下側ヘッド(不図示)が固定されており、該下側ヘッド
に対向して上側ヘッド(不図示)が固定されており、前
記ヘッドキャリッジ137に板バネ139を介してヘッ
ドアーム140が支持されている。符号141で示すも
のは、前記下側ヘッド(不図示)に対し前記上側ヘッド
(不図示)を押圧するためにヘッドアーム140を押圧
している押圧バネである。符号142で示すものは、前
記ヘッドキャリッジ137を案内するためのガイドバー
であり、該ガイドバー前後に移動自在にヘッドキャリッ
ジ137を軸支している。また、基準トラック位置を検
出するトラック00検出機構として、前記ヘッドキャリ
ッジ137には羽143が一体的に設けられており、該
羽143に対応してホトカプラーからなるトラック00
センサー144が配置されるとともに、該トラック00
センサー144はトラック00ホルダー145に取り付
けられる。該トラック00ホルダー145はトラック0
0ホルダー145に固定されたガイドピン146により
ベース10に対して調整可能であり、調整後はネジ14
7で固定する。また、前記ヘッドキャリッジ137には
前記パッドアーム122に当接し、上側ヘッドの位置を
規制する腕148が一体的に形成されている。
【0023】また、第13、14、15図に示すように
立上り部301を有したパットレバー300がピボット
ピン320によってベース10に旋回可能に取り付けら
れているとともに、ベース10とベース10から突出し
た取付台10a、bとに挟持されている。このパットレ
バーの中央部に後述するメディアパット305の移動量
を制限するパットレバーボス302が設けられている。
前記メディアパット305は塩化ビニール系樹脂からな
り、略コの字状をしており、ベース10とパットレバー
300の間にサンドイッチされている。このメディアパ
ット305の中央部には長穴306が開けられており、
この長穴306には前記パットレバー300上のパット
レバーボス302に嵌合している。またメディアパット
305の長腕部307、308は前記ベース10上の角
穴10c、dから飛び出し、その先端はベース10に設
けられた穴10e、fに挿入され、x方向には移動不可
能になっている。前記メディアパット305の長腕部3
07、308はメディアをクランプするスピンドル66
の両側近傍であって、メディア挿入方向に沿って配置さ
れメディア210とベース10との間に配置されてい
る。前記パットレバー300の立上り部301には長溝
309が形成されており、該長溝309には前記イジェ
クトプレート79に保持されたパットスプリング310
の作動腕310aが挿入されている。また、該作動腕3
10aはイジェクトプレート79の立上り部79aとも
係合している。
【0024】次に、本発明の磁気ディスク装置の動作を
説明する。
【0025】前記5.25インチFD210を前記パネ
ル3の前記挿入口6から挿入するとその前端が前記ラッ
チレバー88の立上げ部90に当接する。更に、押し進
めると、その挿入力により該ラッチレバー88はバネ8
9に抗して、反時計方向に回動する。5.25インチF
D210が装着位置の近傍に来ると、ラッチレバー88
のスライド縁91と前記イジェクトプレート79の係合
縁82との係合が外れ、イジェクトプレート79は前記
イジェクトバネ83の引っ張り力により図5中B方向に
前記ガイドピン79と案内溝81で規制される位置まで
移動する。このイジェクトプレート79の移動に伴いイ
ジェクトプレート79に転動可能に保持されているコロ
95、96も転動しながら図9の2点鎖線で示す位置か
ら実線で示す位置まで移動する。この移動に際しては前
記ダンパー85の作用により急激な移動が避けられる。
同時にコロ95は前記センターコーンアーム100のカ
ム部102に当接し、カム作用によりセンターコーンア
ーム100を押し上げ、その後はスライド部103に当
接している。前記イジェクトプレート79の移動後、ラ
ッチレバー88はその係合縁92が前記イジェクトプレ
ート79の係合縁82と係合し、所定位置に係止され
る。
【0026】前記センターコーンアーム100のカム部
102側が押し上げられると前記軸99を中心に前記バ
ネ105に抗してその反対側が押し下げられる。その押
し下げによりセンターコーンアーム100に形成した腕
部113が押し下げられ、それに連動して、前記センタ
ーコーン圧板111を介して前記ホルダー108が固定
されたセンターコーンガイド板106のガイド軸107
に沿って降下する。前記ホルダー108の降下によりセ
ンターコーン104のテーパー部115が前記5.25
インチFD210の磁気ディスク212の穴212aを
介してセンターコーン104に対向して配置されたスピ
ンドル66の内側開口部に嵌入して芯出し、更には前記
センターコーン104の押圧部116が磁気ディスク2
12の穴212aの円周近傍を前記スピンドル66の磁
気ディスク載置部66aに押圧して位置決め固定する。
【0027】図11、12に示すように前記イジェクト
プレート79の移動に伴い前記パッドアーム122の腕
部126は前記イジェクトプレート79の立上り部84
に形成された保持部131からカム部129を経由して
保持部130に移動してイジェクトプレート79の立上
り部84に対する規制が解除されるため、バネ125の
押圧力によりパッドアーム122の先端が降下し、スタ
ビライザーA128が5.25インチFD210を押圧
する。このパッドアーム122の降下に連動してパッド
アーム122に前記ヘッドキャリッジ137の押圧バネ
14により圧接していたヘッドキャリッジ137に一体
的に形成された腕部148も降下し、その結果、前記下
側ヘッドに上側ヘッドが磁気ディスク212を介して圧
接し、磁気ディスク212に情報を記録再生可能とす
る。
【0028】前記5.25インチFD210の排出に際
しては、操作者が前記イジェクトボタン7を押すと、前
記イジェクトプレート79が図5中A方向に前記イジェ
クトバネ83に抗して移動する。更に、押しつづける
と、前記ラッチレバー88の係合縁92と係合していた
イジェクトプレート79の係合縁82がラッチレバー8
8のスライド縁91と係合して移動が規制される。
【0029】一方、このイジェクトプレート79の移動
に伴い、イジェクトプレート79上に転動自在に支持さ
れた前記コロ95とセンターコーンアーム100のスラ
イド部103との係合が外れ、図8中、前記軸99を中
心に前記センターコーンアームバネ105により、スラ
イド部103を有する左端部が下に下がり、反対に、前
記センターコーン104を支持している端部が持ち上げ
られる。これにより、センターコーンアーム100の前
記腕部114が前記センターコーン圧板111を持ち上
げるとともに、センターコーン圧板111は前記ホルダ
ー108に固定した止め輪112を持ち上げる。これに
より、ホルダー108は前記ガイド軸107に案内され
ながら、持ち上げられ、結果として、センターコーン1
04は上昇して、前記5.25インチFD210の磁気
ディスク212に対するクランプが解除される。
【0030】前記イジェクトプレート79の移動に伴
い、該イジェクトプレート79の立上り部84に形成さ
れた保持部130と係合して規制された前記パッドアー
ム122の腕部126は前記バネ125に抗して、カム
部129により押し下げられ、保持部131に位置規制
される。これにより、パッドアーム122のスタビライ
ザーA128は持ち上げられ、前記5.25インチFD
210に対する押圧が解除される。それとともに、該パ
ッドアーム122に当接している前記ヘッドキャリッジ
137の腕部148も持ち上げられ、前記磁気ディスク
212に対する上下ヘッドの挟持が解除される。
【0031】図14、15に示す状態から前記イジェク
トプレート79の移動に伴い、図17、18に示すよう
に前記パットスプリング310の作動腕310aが前記
パットレバー300の立上り部301の長溝309中を
移動し、パットレバー300をピボットピン320を中
心に図13中X方向に旋回前進させる。該パットレバー
300の前進によりパットレバーボス302がメディア
パット305の長穴306の前縁を押し、メディアパッ
ト305をx方向に前進させようとするが、メディアパ
ット305の長腕部307、308はその先端がベース
10に設けられた穴10e、fに挿入され、X方向には
移動不可能になっているので取付板方向に持ち上げら
れ、変形する。これによりメディアは持ち上げられスピ
ンドルとは接触しない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
記録再生装置においては、互いに種類の異なる磁気ディ
スクを駆動する駆動機構、および前記各磁気ディスクを
記録再生位置に装填するためのローディング機構を単一
の装置内に平行して配し、単一の駆動源にて前記各駆動
機構を駆動する磁気ディスク装置において、前記磁気デ
ィスクの非クランプ時、前記磁気ディスクを前記駆動機
構から離間させるための離間手段を設けたので操作者が
5”FDD部にメディアを挿入したまま(但し、クラン
プはしていない)にしておいてもメディアとスピンドル
が接触してメディアのジャケット表面を傷つけることは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のFDD全体の外観を示してい
る斜視図である。
【図2】図2は、図1での外装カバーを取り除いた状態
での上面図、
【図3】図3は、はその正面図である。
【図4】図4は、図2に示すディスク装置からカセット
ガイドを外した状態を示す拡大平面図である。
【図5】図5は、図1の裏面を見た状態の平面図であ
る。
【図6】図6は、駆動機構を示す側面図である。
【図7】図7は、ディスク駆動機構の拡大側面図であ
る。
【図8】図8は、図5のA−A断面図である。
【図9】図9は、図5のB−B断面図である。
【図10】図10は、図5のC−C断面図である。
【図11】図11は、図5のD−D断面図である。
【図12】図12は、図5のE−E断面図である。
【図13】図13は、取付板を外した状態での要部拡大
側面図および平面図である。
【図14】図14は、要部の側面図および平面図であ
る。
【図15】図15は、要部の断面図である。
【図16】図16は、5.25インチFDの上面図であ
る。
【図17】図17は、非クランプ動作状態での要部の側
面図および平面図である。
【図18】図18は、非クランプ動作状態での要部の断
面図である。
【符号の説明】
1 FDD本体 2 外装カバー 3 フロントパネル 5 イジェクトボタン 7 イジェクトボタン 10 ベース 70 取付板 79 イジェクトプレート 300 パットレバー 301 パットレバーの立上り部 302 パットレバーボス 305 メディアパット 309 パットレバーの立上り部の長穴 310 パットスプリンブ 310 パットスプリンブの作動腕
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 和広 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤノ ン電子株式会社内 (72)発明者 若沢 徹 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤノ ン電子株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに種類の異なる磁気ディスクを駆動
    する駆動機構および前記各磁気ディスクを記録再生位置
    に装填するためのローディング機構を単一の装置内に平
    行して配し、単一の駆動源にて前記各駆動機構を駆動す
    る磁気ディスク装置において、前記磁気ディスクの非ク
    ランプ時、前記磁気ディスクを前記駆動機構から離間さ
    せるための離間手段を設けたことを特徴とする磁気ディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、前記離間手段は非クランプ動作によって磁気ディス
    クの挿入方向に移動する移動手段と、該移動手段の移動
    によって弾性変形して撓んで磁気ディスクを持ち上げる
    持ち上げ手段から成ることを特徴とする磁気ディスク装
    置。
JP5346072A 1993-12-22 1993-12-22 磁気ディスク装置 Pending JPH07182832A (ja)

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