JPH07182404A - 設計支援装置 - Google Patents

設計支援装置

Info

Publication number
JPH07182404A
JPH07182404A JP5328238A JP32823893A JPH07182404A JP H07182404 A JPH07182404 A JP H07182404A JP 5328238 A JP5328238 A JP 5328238A JP 32823893 A JP32823893 A JP 32823893A JP H07182404 A JPH07182404 A JP H07182404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
library
execution
storage means
name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5328238A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kurokawa
圭一 黒川
Kaoru Okazaki
薫 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5328238A priority Critical patent/JPH07182404A/ja
Publication of JPH07182404A publication Critical patent/JPH07182404A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の設計ツールとライブラリを適時用いて
行なう機器開発の設計フローを管理する装置において、
各ツールで使用するライブラリを機械的に選択、設定し
て、ツールを実行する装置を提案する。 【構成】 個々のライブラリの格納場所とそのライブラ
リの種類名と適用できる設計ツール名と共に関係付けて
記憶しているライブラリ情報記憶手段101と、設計に
用いる各ライブラリの種類名を入力できるライブラリ名
入力手段102と、ライブラリの種類名を記憶する指定
ライブラリ名記憶手段103と、実行可能と判定された
該ツールと、ライブラリの種類名とに基づいて、ライブ
ラリの格納場所を検索するライブラリ検索手段104
と、実行可能と判定された該ツールを、ライブラリの格
納場所に存在するライブラリを使用して実行し、該ツー
ルの状態の値を「実行中」に設定するツール実行手段1
05とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のツールとライブ
ラリを適時用いて行う機器開発の設計フローを管理して
設計を支援する装置に関するものであり、特にライブラ
リの適用を機械的に割り当てる装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の設計支援装置について、図面を参
考にしながら説明する。
【0003】図3は、従来の設計支援装置の構成図の例
である。図3において、301は設計に用いる各ツール
の依存関係を入力できる依存関係入力手段である。ここ
で依存関係とは、例えば、ツールAとツールBとツール
Cとを使って設計を行う場合、ツールCの実行は、ツー
ルAの実行とツールBの実行が終了してなければできな
いような関係のことを言う。302は依存関係入力手段
301で入力されたツール間の依存関係を記憶するツー
ル間関係記憶手段、303は全てのツールについて、ツ
ールの現在の状態値をツールが実行されている途中であ
る状態を示す「実行中」、ツールの実行が終了している
状態を示す「終了」、ツールがまだ実行されていない状
態を示す「未実行」、のいずれかの値で記憶する状態記
憶手段、308はツールの実行命令を入力できる実行指
令手段、304は実行指令手段308から実行を命令さ
れたツールが実行可能であるかを、状態記憶手段303
に記憶されている各ツールの状態値と、ツール間関係記
憶手段302に記憶されているツール間の依存関係とに
基づいて、判定するツール実行判定手段、305はツー
ル実行判定手段304で実行可能と判定されたツールを
実行し、状態記憶手段303に記憶されているこのツー
ルの状態の値を「実行中」に設定するツール実行手段、
306はツール実行手段305で実行されたツールの実
行状況を監視し、このツールの実行が終了すれば状態記
憶手段303に記憶されているこのツールの状態の値を
「終了」に設定するツール実行監視手段、307は設計
に用いる複数のライブラリを格納しているライブラリ格
納手段である。
【0004】図4は従来の設計支援装置の処理の流れ図
である。図4において、401〜414は処理のステッ
プである。ステップ401は、設計フローにおける各ツ
ール毎に他のツールとの依存関係を依存関係入力手段3
01を用いて設定し、ツール間関係記憶手段302に記
憶させる処理、ステップ402は、機器の設計者が実行
したいツール名を入力する処理、ステップ403は、ス
テップ402で入力された実行ツールに設定されている
他のツールとの依存関係を、ツール間関係記憶手段30
2から読み取る処理、ステップ404は、ステップ40
3で読み取った他のツールとの依存関係が存在するかを
判定する処理、ステップ405は、依存関係の存在する
ツールについて現在の状態値を状態記憶手段303から
読み取る処理、ステップ406は、ステップ405で読
み取った依存関係に設定されている全てのツールの状態
値が「終了」であるかを判定する処理である。
【0005】ステップ407は、ステップ402で入力
されたツール実行時に使用するライブラリの格納場所を
設計者が入力する処理、ステップ408は、ステップ4
02で入力されたツールを、ステップ407で入力され
たライブラリを用いて実行する処理、ステップ409
は、状態記憶手段303に記憶されているステップ40
8で実行したツールの状態値を「実行中」に設定する処
理、ステップ410は、ステップ408で実行したツー
ルの実行状態を監視する処理、ステップ411は、ステ
ップ410で監視している実行ツールが終了したかを判
定する処理、ステップ412は、状態記憶手段303に
記憶されているステップ408で実行したツールの状態
値を「終了」に設定する処理、ステップ413は、設計
フローに即したツールの実行処理を終了するかを判定す
る処理、ステップ414は、ステップ402で入力され
たツールが現在実行不可能な状態であることを通知する
処理を示す。
【0006】図5は、3つの設計ツールを用いて設計を
進める設計フロー図の例である。図5において、50
1、502、503は設計フローを構成するツールであ
り、501はツールA、502はツールB、503はツ
ールCと呼ぶ。図5は、ツールAとツールBの実行はツ
ールCの実行の前に行なわれることを表している。
【0007】以下に、図5の設計フローを図4の処理の
流れに従って実行した場合の動作例を、図3、図4、図
5を用いて説明する。
【0008】状態記憶手段303内の初期状態として、
ツールAの状態値は「未実行」、ツールBの状態値は
「未実行」、ツールCの状態値は「未実行」と設定され
ているものとする。
【0009】まず、ステップ401で、図5に示したツ
ール毎に依存関係を入力し、ツール間関係記憶手段30
2に記憶させる。図5の設計フローで、ツールCについ
てはツールAとツールBの実行が終了した後に実行でき
ると設定するため、「ツールA、ツールB」と入力し、
ツールAとツールBについては他のツールの実行状況に
関係なく実行できると設定するため、何も入力しない。
図6は、こうして入力されたツール間の依存関係をツー
ル間関係記憶手段302に記憶した結果である。図6に
おいて、601はツールAの他ツールとの依存関係、6
02はツールBの他ツールとの依存関係、603はツー
ルCの他ツールとの依存関係である。
【0010】次に、ステップ402で、ツールAを実行
指令手段308で入力すると、ステップ403でツール
間関係記憶手段302に記憶されているツールAに関す
る依存関係601を読み取る。ツールAの依存関係60
1は存在しないので、ステップ404はステップ407
へ進む。ステップ407では、ツールAで使用するライ
ブラリのライブラリ格納場所を設計者が入力する。この
ためには、設計者はツールAで使用するライブラリがラ
イブラリ格納手段307のどこに格納されているかを記
憶していなければならない。ステップ407で入力した
格納場所からライブラリを読み込み、そのライブラリを
用いてツールAを実行する。
【0011】ステップ408でツールを実行した後、ス
テップ409で状態記憶手段303のツールAの状態値
を「実行中」に設定する。ステップ410では、ツール
実行監視手段306を用いてツールAの実行状態を監視
する。ツールAの実行が終了すれば、ステップ411は
処理をステップ412に進める。ステップ412では、
状態記憶手段303のツールAの状態値を「終了」に設
定する。こうしてツールAのみの実行が終了した時、状
態記憶手段303のツールAの状態値は「終了」、ツー
ルBの状態値は「未実行」、ツールCの状態値は「未実
行」となる。続いて、処理を継続すると指定すると、ス
テップ413はステップ402に進む。
【0012】ステップ402で、ツールCを実行指令手
段308で入力すると、ステップ403でツール間関係
記憶手段302に記憶されているツールCに関する依存
関係603を読み取る。このツールCの依存関係603
は存在するので、ステップ404はステップ405へ進
める。ステップ405ではステップ403で読み取った
依存関係603が「ツールA、ツールB」であるので、
ここに設定されているツールAとツールBの現在の状態
値を状態記憶手段303から読み取る。ステップ406
では、ステップ405で読み取った状態値が、ツールA
は「終了」、ツールBは「未実行」であるためツールC
は実行不可能と判定し、ステップ414へ進む。ステッ
プ414では、実行要求されたツールCが現在実行不可
能な状態であることを設計者に知らせる。この時、状態
記憶手段303のツールAの状態値は「終了」、ツール
Bの状態値は「未実行」、ツールCの状態値も「未実
行」のままである。続いて、処理を継続すると設定する
と、ステップ413はステップ402に進む。
【0013】ステップ402でツールBの実行要求を行
なうと、ツールBの依存関係602はツールAの依存関
係601と同じく他のツールとの依存関係は存在しない
ので、ツールAと同様の順序で処理が実行できる。ツー
ルBの実行においても、設計者はツールBで使用するラ
イブラリの格納場所を記憶しておき、実行時にそれを指
定する必要がある。ツールBの実行後、状態記憶手段3
03のツールAの状態は「終了」、ツールBは「終
了」、ツールCは「未実行」になっている。続いて、処
理を継続すると指定すると、ステップ413はステップ
402に進む。
【0014】ステップ402で再度ツールCを実行指令
手段308で入力すると、ステップ403でツール間関
係記憶手段302に記憶されているツールCに関する依
存関係603を読み取る。ツールCの依存関係603は
存在するので、ステップ404はステップ405へ進め
る。ステップ405ではステップ403で読み取った依
存関係603が「ツールA、ツールB」であるため、こ
の依存関係に設定されているツールAとツールBの状態
値を状態記憶手段303から読み取る。ツールAの状態
値は「終了」、ツールBの状態値も「終了」であるか
ら、ツールCは実行可能と判定しステップ407へ進
む。ステップ407では、ツールCで使用するライブラ
リの格納場所を設計者が入力する。このためには、設計
者はツールCの実行で使用するライブラリがライブラリ
格納手段307のどこに格納されているかを記憶してい
なければならない。ステップ407で入力したライブラ
リの格納場所からライブラリを読み込み、そのライブラ
リを用いてツールCを実行する。ステップ408でツー
ルを実行した後、ステップ409で状態記憶手段303
のツールCの状態値を「実行中」に設定する。ステップ
410では、ツール実行監視手段306を用いてツール
Cの実行状態を監視する。ツールCの実行が終了すれ
ば、ステップ411の処理はステップ412に進める。
ステップ412では、状態記憶手段303のツールCの
状態値を「終了」に設定する。ステップ413で設計フ
ローを終了する。
【0015】従来は、以上のような動作でツールの状態
値とツールの依存関係に基づいて、設計フローに即した
ツール実行が制御されていたが、ツールを実行する毎
に、設計者は利用するライブラリの格納場所を正しく指
定する必要があった。
【0016】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、前記した
従来の設計支援装置のように、設計者が各ツールを実行
する毎に使用するライブラリを逐次指定していたので
は、ライブラリを指定する作業が煩雑であるため、指定
ミスや勘違いなどによって誤ったライブラリを指定する
危険性があり、機器の設計品質を高く保つことができな
いという問題点を有していた。
【0017】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、設計フローに即してツールを実行する際にライブラ
リを機械的に割り当てることで、ライブラリの指定作業
を簡素化して、人に起因するライブラリの指定誤りを防
止し、結果として、設計品質を向上させる設計支援装置
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の設計支援装置は、設計に用いる複数のライブ
ラリを格納しているライブラリ格納手段と、前記ライブ
ラリ格納手段に格納されている個々のライブラリの格納
場所とそのライブラリの種類名と適用できる設計ツール
名と共に関係付けて記憶しているライブラリ情報記憶手
段と、設計に用いるツール間の依存関係を入力可能な依
存関係入力手段と、前記依存関係入力手段で入力された
該ツール間の依存関係を記憶するツール間関係記憶手段
と、全ての該ツールについて、ツールの現在の状態を、
ツールが実行されている途中である状態を示す「実行
中」、ツールの実行が終了している状態を示す「終
了」、ツールがまだ実行されていない状態を示す「未実
行」、のいずれかの値で記憶する状態記憶手段と、設計
に用いる各ライブラリの種類名を入力できるライブラリ
名入力手段と、前記ライブラリ名入力手段から入力され
たライブラリの種類名を記憶する指定ライブラリ名記憶
手段と、ツールの実行指令を入力可能な実行指令手段
と、前記実行指令手段から実行を命令されたツールが実
行可能であるかを、前記状態記憶手段に記憶されている
各ツールの状態値と、前記ツール間関係記憶手段に記憶
されているツール間の依存関係とに基づいて、実行可能
なツールであるかを判定するツール実行判定手段と、前
記ツール実行判定手段で実行可能と判定された該ツール
と、前記指定ライブラリ名記憶手段に記憶されているラ
イブラリの種類名に基づいて、前記ライブラリ情報記憶
手段から該ライブラリの格納場所情報を検索するライブ
ラリ検索手段と、前記ツール実行判定手段で実行可能と
判定された該ツールを、前記ライブラリ検索手段で獲得
されたライブラリの格納場所に存在する前記ライブラリ
格納手段内のライブラリを使用して実行し、前記状態記
憶手段に記憶されているこのツールの状態の値を「実行
中」に設定するツール実行手段と、前記ツール実行手段
で実行されたツールの実行状況を監視し、このツールの
実行が終了すれば前記状態記憶手段に記憶されているこ
のツールの状態の値を「終了」に設定するツール実行監
視手段を有している。
【0019】
【作用】本発明は、上記の構成によって、設計者は各ツ
ールを実行する毎に、使用ライブラリを設定するという
煩雑な作業を行なう必要がなくなるので、指定ミスなど
の人に起因するライブラリの指定誤りを防止でき、機器
の設計品質を向上させることができる。
【0020】
【実施例】本発明の設計支援装置の実施例について、図
面を参考にしながら説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例における設計支
援装置の構成図である。図1において、301〜30
4、306〜308は従来技術の説明で用いた手段と同
様であり、101はライブラリ格納手段307に格納さ
れている個々のライブラリの格納場所とそのライブラリ
の種類名と適用できる設計ツール名と共に関係付けて記
憶しているライブラリ情報記憶手段、102はライブラ
リの種類名を入力できるライブラリ名入力手段、103
はライブラリ名入力手段102から入力されたライブラ
リの種類名を記憶する指定ライブラリ名記憶手段、10
4はツール実行判定手段304で実行可能と判定された
ツールと、指定ライブラリ名記憶手段103に記憶され
ているライブラリの種類名に基づいて、ライブラリ情報
記憶手段101から該ライブラリの格納場所情報を検索
するライブラリ検索手段、105はツール実行判定手段
304で実行可能と判定された該ツールを、ライブラリ
検索手段104で獲得されたライブラリの格納場所に存
在するライブラリ格納手段307内のライブラリを使用
して実行し、状態記憶手段303に記憶されているこの
ツールの状態の値を「実行中」に設定するツール実行手
段である。
【0022】図2は図1に示した設計支援装置の処理の
流れ図である。図2において、201〜204は処理の
ステップである。なお、処理ステップ401〜406、
409〜414は従来技術の説明に用いた図4のステッ
プと同様であるので、詳細な説明は省略する。ステップ
201は設計フローで用いるライブラリの種類をライブ
ラリ名入力手段102を用いて設定し、指定ライブラリ
名記憶手段103に記憶させる処理、ステップ202は
指定ライブラリ名記憶手段103から設計に用いるライ
ブラリの種類名を読み込む処理、ステップ203はステ
ップ402で入力されたツール名と、ステップ202で
読み取ったライブラリの種類名とに基づいて、ライブラ
リ情報記憶手段101から使用すべきライブラリの格納
場所を獲得する処理、ステップ204はステップ203
で獲得したライブラリの格納場所に基づいて、ライブラ
リ格納手段307から使用するライブラリを読み取り、
該ライブラリを用いて、ステップ402で入力されたツ
ールを実行する処理を示す。
【0023】ライブラリ情報記憶手段101に記憶され
ている情報の例を(表1)に示す。
【0024】
【表1】
【0025】(表1)は図5の501〜503で示され
た各ツールに対応する使用ライブラリのライブラリ格納
手段307における格納場所の例を示している。ライブ
ラリの種類がLIB1の場合、ツールA501で使用す
るライブラリの格納場所が「/lib1/toolA/
ver2」、ツールB502で使用するライブラリの格
納場所が「/lib1/toolB/ver4」、ツー
ルC503で使用するライブラリの格納場所が「/li
b1/toolC/ver5」、ライブラリの種類がL
IB2の場合、ツールA501で使用するライブラリの
格納場所が「/lib2/toolA/ver2」、ツ
ールB502で使用するライブラリの格納場所が「/l
ib2/toolB/ver4」、ツールC503で使
用するライブラリの格納場所が「/lib2/tool
C/ver5」である。
【0026】状態記憶手段303内には、初期条件とし
てツールAの状態値は「未実行」、ツールBの状態値は
「未実行」、ツールCの状態値は「未実行」と設定され
ており、ライブラリ情報記憶手段101内には(表1)
に示したような情報を記憶していることとする。
【0027】以下に、従来技術の説明で用いた図5の設
計フローを図2の処理の流れに従って実行した場合の動
作を、図1、図2、図5、(表1)を用いて説明する。
【0028】まず、ステップ401で、図5に示したツ
ール毎に依存関係を入力し、ツール間関係記憶手段30
2に記憶させる。図5の設計フローで、ツールCについ
てはツールAとツールBの実行が終了した後に実行でき
ると設定するため、「ツールA、ツールB」と入力し、
ツールAとツールBについては他のツールの実行状況に
関係なく実行できると設定するため、何も入力しない。
図6は、こうして入力されたツール間の依存関係をツー
ル間関係記憶手段302に記憶した結果である。
【0029】次に、ステップ201で、図5の設計フロ
ーで用いるライブラリの種類として「LIB1」をライ
ブラリ入力手段を用いて入力し、これを指定ライブラリ
記憶手段103に記憶させる。
【0030】続いて、ステップ402で、ツールAを実
行指令手段308で入力すると、ステップ403でツー
ル間関係記憶手段302に記憶されているツールAに関
する依存関係601を読み取る。ツールAの依存関係6
01は存在しないので、ステップ404はステップ20
2へ進む。ステップ202では、指定ライブラリ記憶手
段103に記憶されているライブラリの種類を読み込み
「LIB1」を獲得する。ステップ203では、ステッ
プ402で入力されたツールAと、ステップ202で獲
得した「LIB1」に基づいて、ライブラリ情報記憶手
段101を検索して、ライブラリの格納場所「/lib
1/toolA/ver2」を獲得する。ステップ20
4では、ステップ203で獲得した使用ライブラリの格
納場所「/lib1/toolA/ver2」に存在す
るライブラリをライブラリ格納手段307から読み込
み、そのライブラリを使ってツールAを実行する。ステ
ップ204でツールを実行した後、ステップ409で状
態記憶手段303のツールAの状態値を「実行中」に設
定する。ステップ410では、ツール実行監視手段30
6を用いてツールAの実行状態を監視する。ツールAの
実行が終了すれば、ステップ411は処理をステップ4
12に進める。ステップ412では、状態記憶手段30
3のツールAの状態値を「終了」に設定する。こうして
ツールAのみの実行が終了した時、状態記憶手段303
のツールAの状態値は「終了」、ツールBの状態値は
「未実行」、ツールCの状態値は「未実行」となる。続
いて、処理を継続すると指定すると、ステップ413は
ステップ402に進む。
【0031】ステップ402でツールBの実行要求を行
なうと、ツールBの依存関係602はツールAの依存関
係601と同じく他のツールとの依存関係が存在しない
ので、ツールAと同様の順序で処理が実行できる。ツー
ルBの実行において、ステップ202で、指定ライブラ
リ記憶手段103に記憶されているライブラリの種類を
読み込んで「LIB1」を獲得し、ステップ203で、
ステップ402で入力されたツールBと、ステップ20
2で獲得した「LIB1」に基づいて、ライブラリ情報
記憶手段101を検索して、ライブラリの格納場所「/
lib1/toolB/ver4」を獲得し、ステップ
204で、ステップ203で獲得した使用ライブラリの
格納場所「/lib1/toolB/ver4」に存在
する使用ライブラリをライブラリ格納手段307から読
み込むので、設計者はライブラリを指定する必要がな
い。ツールBの実行後、状態記憶手段303のツールA
の状態は「終了」、ツールBは「終了」、ツールCは
「未実行」になっている。続いて、処理を継続すると設
定すると、ステップ413はステップ402に進む。
【0032】ステップ402でツールCを実行指令手段
308で入力すると、ステップ403でツール間関係記
憶手段302に記憶されているツールCに関する依存関
係603を読み取る。ツールCの依存関係603は存在
するので、ステップ404はステップ405へ進める。
ステップ405ではステップ403で読み取った依存関
係603が「ツールA、ツールB」であるため、この依
存関係に設定されているツールAとツールBの状態値を
状態記憶手段303から読み取る。ツールAの状態値は
「終了」、ツールBの状態値も「終了」であるから、ツ
ールCは実行可能と判定しステップ202へ進む。ステ
ップ202では、ライブラリ記憶手段103に記憶され
ているライブラリの種類を読み込み「LIB1」を獲得
する。ステップ203では、ステップ402で入力され
たツールCとステップ202で獲得した「LIB1」基
づいて、ライブラリ情報記憶手段101を検索して、ラ
イブラリ格納場所「/lib1/toolC/ver
5」を獲得する。ステップ204では、ステップ203
で獲得したライブラリの格納場所「/lib1/too
lC/ver5」に存在する使用ライブラリをライブラ
リ格納手段307から読み込み、そのライブラリを使っ
てツールCを実行する。ステップ204でツールを実行
した後、ステップ409で状態記憶手段303のツール
Cの状態値を「実行中」に設定する。ステップ410で
は、ツール実行監視手段306を用いてツールCの実行
状態を監視する。ツールCの実行が終了すれば、ステッ
プ411は処理をステップ412に進める。ステップ4
12では、状態記憶手段303のツールCの状態値を
「終了」に設定する。ステップ413で設計フローを終
了する。
【0033】以上のように、本実施例によれば、一度使
用するライブラリの種類名を指定すれば、ツールを実行
する度にライブラリを指定する煩雑な作業を行なう必要
がなくなり、結果として、指定ミスなど人に起因するミ
スを防止することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各ツール
で使用するライブラリを機械的に割当ててツールを実行
するので、各ツール毎に設計者がライブラリの指定をす
る必要がなくなる。これにより、ライブラリ指定という
煩雑な作業を設計者が行なう必要がなくなるため、指定
ミスなどの人に起因するミスが防止され、結果として、
機器の設計品質を高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における設計支援装置の構成
【図2】本発明の一実施例における設計支援装置の処理
の流れ図
【図3】従来技術の一例を示す構成図
【図4】従来技術の一例を示す処理の流れ図
【図5】3つのツールを用いて設計を進める設計フロー
【図6】図5の設計フロー図に即したツールとツール依
存関係の関係図
【符号の説明】
101 ライブラリ情報記憶手段 102 ライブラリ名入力手段 103 指定ライブラリ名記憶手段 104 ライブラリ検索手段 105 ツール実行手段 301 依存関係入力手段 302 ツール間関係記憶手段 303 状態記憶手段 304 ツール実行判定手段 306 ツール実行監視手段 307 ライブラリ格納手段 308 実行指令手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の設計ツールとライブラリを適時用い
    て行なう機器開発の設計フローを管理して設計を支援す
    る装置において、設計に用いる複数のライブラリを格納
    しているライブラリ格納手段と、前記ライブラリ格納手
    段に格納されている個々のライブラリの格納場所とその
    ライブラリの種類名と適用できる設計ツール名と共に関
    係付けて記憶しているライブラリ情報記憶手段と、設計
    に用いるツール間の依存関係を入力可能な依存関係入力
    手段と、前記依存関係入力手段によって入力された該ツ
    ール間の依存関係を記憶するツール間関係記憶手段と、
    全ての該ツールについて、ツールの現在の状態を、ツー
    ルが実行されている途中である状態を示す「実行中」、
    ツールの実行が終了している状態を示す「終了」、ツー
    ルがまだ実行されていない状態を示す「未実行」、のい
    ずれかの値で記憶する状態記憶手段と、設計に用いる各
    ライブラリの種類名を入力可能なライブラリ名入力手段
    と、前記ライブラリ名入力手段から入力されたライブラ
    リの種類名を記憶する指定ライブラリ名記憶手段と、ツ
    ールの実行指令を入力できる実行指令手段と、前記実行
    指令手段から実行を命令されたツールが実行可能である
    かを、前記状態記憶手段に記憶されている各ツールの状
    態値と、前記ツール間関係記憶手段に記憶されているツ
    ール間の依存関係とに基づいて、実行可能なツールであ
    るかを判定するツール実行判定手段と、前記ツール実行
    判定手段で実行可能と判定された該ツールと、前記指定
    ライブラリ名記憶手段に記憶されているライブラリの種
    類名に基づいて、前記ライブラリ情報記憶手段から該ラ
    イブラリの格納場所情報を検索するライブラリ検索手段
    と、前記ツール実行判定手段で実行可能と判定された該
    ツールを、前記ライブラリ検索手段で獲得されたライブ
    ラリの格納場所に存在する前記ライブラリ格納手段内の
    ライブラリを使用して実行し、前記状態記憶手段に記憶
    されているこのツールの状態の値を「実行中」に設定す
    るツール実行手段と、前記ツール実行手段で実行された
    ツールの実行状況を監視し、このツールの実行が終了す
    れば前記状態記憶手段に記憶されているこのツールの状
    態の値を「終了」に設定するツール実行監視手段とを備
    えたことを特徴とする設計支援装置。
JP5328238A 1993-12-24 1993-12-24 設計支援装置 Pending JPH07182404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328238A JPH07182404A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 設計支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328238A JPH07182404A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 設計支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07182404A true JPH07182404A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18207988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5328238A Pending JPH07182404A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 設計支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07182404A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546756B1 (ko) * 2002-12-13 2006-01-26 한국전자통신연구원 반도체 설계 툴 관리 시스템 및 이를 이용한 관리방법
JP2012203441A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Nec Corp 建物設計支援装置及び建物設計支援方法
US8566758B2 (en) 2006-10-27 2013-10-22 Fujitsu Limited Data dependency managing apparatus, design data dependency managing method and program

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546756B1 (ko) * 2002-12-13 2006-01-26 한국전자통신연구원 반도체 설계 툴 관리 시스템 및 이를 이용한 관리방법
US8566758B2 (en) 2006-10-27 2013-10-22 Fujitsu Limited Data dependency managing apparatus, design data dependency managing method and program
JP2012203441A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Nec Corp 建物設計支援装置及び建物設計支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5428729A (en) System and method for computer aided software engineering
US4951192A (en) Device for managing software configurations in parallel in a network
JPH06222830A (ja) ベンチ監視装置
JPH05298120A (ja) 計算機システム
JPH07182404A (ja) 設計支援装置
JPH10326212A (ja) データ管理装置
JPH0625991B2 (ja) 工程計画支援装置
JPH0399380A (ja) 収集データの格納方法
JP2007011728A (ja) 汎用計算機の操作手順作成装置及び方法、並びにプログラム
JPH09319566A (ja) 開発支援システムおよび開発支援方法
JP3083552B2 (ja) 階層編集処理装置
JP3637606B2 (ja) データ処理装置
JPH1040082A (ja) 生産プロセスの管理方法および管理装置
JPH02214946A (ja) デバッグ方式
JPH07146787A (ja) 影響プログラムの検索方法
JP2901786B2 (ja) スケジュール作成装置
JPH04247532A (ja) テスト支援システム
JPH07334351A (ja) プログラム修正履歴管理方法およびその装置
JPH08297601A (ja) ファイル管理装置およびファイル管理方法
JPH01259431A (ja) タスクのビットマップ管理方法
JP2728037B2 (ja) 動的メニュー生成装置
JPH05241890A (ja) データトレース方式
KR100817364B1 (ko) 프로그래머블 로직 컨트롤러의 주변 장치 및 그 프로그램작성 방법
JPS60178535A (ja) 処理の実行定義形コマンド方式
JPH0635753A (ja) プログラムテスト方法