JP2728037B2 - 動的メニュー生成装置 - Google Patents

動的メニュー生成装置

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JP2728037B2
JP2728037B2 JP7176980A JP17698095A JP2728037B2 JP 2728037 B2 JP2728037 B2 JP 2728037B2 JP 7176980 A JP7176980 A JP 7176980A JP 17698095 A JP17698095 A JP 17698095A JP 2728037 B2 JP2728037 B2 JP 2728037B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理システム中のそ
れぞれ異なった機能を持つ複数の単位処理プログラムの
起動操作のメニューを動的に生成変更する動的メニュー
生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理システムで用いられてい
るユーザとの対話では、グラフィカルユーザインタフェ
ース(以下、GUI)が多く用いられている。GUIの
操作は、ディスプレイ装置の画面に表示されている選択
項目をマウス等のポインティングデバイスにより操作を
行うことが多い。
【0003】これら、GUIのディスプレイでの表示形
態に図22に示すようなメニュー方式がある。もっとも
単純なメニュー生成方式は、メニュー項目をあらかじめ
定義しておき、それを表示させている。このためメニュ
ーに表示される項目は固定されている。最近では、メニ
ュー表示時に項目の選択が可能かどうかを調べ、もし不
可能であった場合にはその項目を選択不可能にするなど
の工夫がなされている。メニューに表示される項目が固
定されている生成手段には、特開平05−204626
号公報記載の「ソフトウェア開発支援システムの開発支
援ツール起動方法」(以下、文献1)が知られている。
【0004】文献1の方法では、開発支援ツールの起動
に要する情報を開発工程別に図23に示すようなメニュ
ー定義ファイルに格納し、該メニュー定義ファイルの情
報に応答して表示装置の画面にメニューを自動生成す
る。
【0005】メニューに表示される項目を変化させる生
成手段には、特開平02−117218号公報記載の
「命令指示装置」(以下、文献2)が知られている。文
献2に記載の命令指示装置の構成を図24に示す。文献
2の装置のメニュー画面生成器2は利用者7の過去のメ
ニュー選択履歴をメニュー選択履歴管理器5から獲得
し、メニュー表示方法決定器4が決定した表示方法によ
って応用機能群3の選択メニューを表示装置1に表示す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した文献1では、
開発工程別に開発支援ツールのリストをメニューにて階
層的に表示することによって、ソフトウェア開発者のツ
ール選択を支援する。
【0007】一般にソフトウェア開発は行いたい開発工
程がわかっているため、開発工程別の階層構造によるメ
ニュー選択は、開発者の開発支援ツール起動の助けとな
る。しかし、ソフトウェア開発以外の情報処理システム
操作では、利用者が工程を理解していると想定すること
は困難である。そのような利用者にとっては工程別の階
層構造は新たなハードルとなり得るため、例えば、選択
項目を示唆するような支援が必要である。
【0008】また、前述した文献2では、メニュー選択
の頻度情報に基づいて動的にメニュー項目を変化させる
ことによって、利用者の操作性を向上させている。該装
置では、ある工程において選択されるツールが利用期間
とともに固定されるようになる情報処理システム操作で
は、該装置は利用状況に適合したメニューを生成して操
作性を向上させるが、そうでない場合、つまりある工程
において選択されるツールがそれ以前の工程によって左
右されるような場合は、選択肢をその都度探す必要が生
じるため、反対に操作性を低下させる。
【0009】このような以前の工程によって選択肢が変
化する情報システム操作は少なくないため、そのような
操作に対処することが望まれている。
【0010】そこで、本発明の目的は上記の点に鑑み、
情報処理システム中のそれぞれ異なった機能を持つ複数
の単位処理プログラムの起動操作のメニューを、情報処
理システム利用者のシステム工程に対する理解の程度
や、システム工程に応じて動的に変化させて利用者の選
択を支援できる動的メニュー生成装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明、第1の発明は、
実行可能な単位処理プログラムを複数擁する情報処理シ
ステムで、各々の前記単位処理プログラムが前記情報処
理システムの内部状態を参照して自身の機能を利用者に
提供するための参照値である起動要請値を出力できるエ
ージェントであって、前記エージェントである複数の単
位処理プログラムを起動操作するためのメニューを動的
に生成する動的メニュー生成装置において、前記情報処
理システムの内部状態を保持する短期記憶と、前記複数
のエージェントが前記短期記憶を参照して、自身の起動
要請値の出力を行い、前記起動要請値を全順序化するた
めの知識を保持する全順序化知識ベースと、前記複数の
エージェントから前記起動要請値を受け取り、前記全順
序化知識ベースを参照して前記起動要請値の全順序化を
行い、前記エージェントを起動するためのメニュー構成
を前記全順序化の結果を参照して作成する入札処理エン
ジンと、前記入札処理エンジンが作成したメニュー構成
に基づいてメニューを出力装置に表示するメニュー表示
部とを備えることを特徴とする。
【0012】さらに、第2の発明は第1の発明におい
て、前記全順序化されたエージェントの順序列の個数を
制限する知識を保持した絞り込み知識ベースとをさらに
備え、前記入札処理エンジンが前記起動要請値の全順序
化処理が終了した後、前記絞り込み知識ベースが保持し
た知識を参照して、起動できるエージェントを制限する
メニュー構成を作成することを特徴とする。
【0013】さらに、第3の発明は第2の発明におい
て、前記個数を制限されたエージェントの順序列に基づ
いて情報処理システム利用者によるエージェントの選択
を待たずにエージェントを起動させることを決定する知
識を保持した起動判断知識ベースと、前記入札処理エン
ジンが前記起動できるエージェントの制限を行った後
に、前記起動判断知識ベースが保持した知識を参照し
て、前記情報処理システムの内部状態が前記知識と合致
した場合には、メニュー構成を作成することなく、該当
するエージェントの起動を行うことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明においては、情報処理システムの内部状
態を参照したエージェントが自身の起動要請値を入札処
理エンジンに通知する。
【0015】ここでエージェントとは、情報処理システ
ムの内部状態を保持している短期記憶を参照して自身の
機能の利用者への提供を要請する起動要請値を出力する
ことの可能な単位処理プログラムのことである。
【0016】各々のエージェントから通知された起動要
請値の集合が半順序(起動要請値の優劣が分からない場
合)の場合には、入札処理エンジンが全順序化知識ベー
スに定義された方法によって全順序(起動要請値をソー
トした形)に変換する。
【0017】さらに入札処理エンジンは、エージェント
の順序列を絞り込み知識ベースに定義された規範に基づ
いた数量に制限する。さらに入札処理エンジンは、制限
されたエージェントの順序列が起動判断知識ベースに定
義された規範を満たす場合は、該当するエージェントを
起動する。前記起動判断知識ベースを用いた処理におい
て規範を満たさない場合は、入札処理エンジンは該順序
列をメニュー構成としてメニュー表示部に送る。メニュ
ー表示部は入札処理エンジンから送られたメニュー構成
から該メニュー表示部が規定する表示方法によってメニ
ューを生成し、出力装置に表示する。情報処理システム
利用者がメニューの所望領域を指示すると、メニュー表
示部は該当するエージェントを起動する。
【0018】以上のことにより、本願発明は、システム
利用者の利用状況に即したメニューを動的に作成するこ
とが可能となる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の第1から第3の発明の実施
例を3例示す。
【0020】実施例1はプログラム開発工程に本発明を
用いた場合である。実施例2は実施例1のメニュー表示
方法を異なる形式とした場合である。実施例3は観光案
内システムに本発明を用いた場合である。
【0021】図1は実施例1の構成の一実施例を示すブ
ロック図である。
【0022】エージェントとしてエディタ200、コン
パイラ210、デバッガ220がある。コンパイラ21
0は終了コードとして、コンパイルが正常終了した場合
には0を、異常終了した場合には0以外を返す。各エー
ジェントにはそのエージェントの起動要請値を決定する
方法を定義した知識ベースがそれぞれ備えられている。
エディタ200には知識ベース201が、コンパイラ2
10には知識ベース211が、デバッガ220には知識
ベース221がそれぞれ備えられている。サーバエージ
ェント100は入札処理エンジン110と、該入札処理
エンジンが用いる全順序化知識ベース111と、絞り込
み知識ベース112と、起動判断知識ベース113と、
システム内部状態を記憶する短期記憶120と、メニュ
ーを表示するメニュー表示部130と、エージェントと
の通信窓口となる通信エンジン140から構成されてい
る。そしてメニューを実際に表示したり、利用者がメニ
ュー選択を行う入出力装置400がある。
【0023】図2にエディタ200の知識ベース201
の実装例、図3にコンパイラ210の知識ベース211
の実装例、図4にデバッガ220の知識ベース221の
実装例をそれぞれ示す。
【0024】図5に入札処理エンジン110の全順序化
知識ベース111の実装例を示す。本発明の知識ベース
は簡単なルールによって定義することができ、プロダク
ションシステムによって実行される。本実施例では、絞
り込み知識ベース112と起動判断知識ベース113に
はルールが定義されていない。つまり、絞り込みと起動
判断の入札処理は行われない。なお、それぞれの知識ベ
ースの実装例の図には説明のために行番号を付与してい
る。
【0025】入札処理エンジン110はシステム起動時
またはエージェント終了時にエージェントにそれぞれの
起動要請値を聞く。短期記憶120には、もしあれば直
前に起動されていたエージェントの種類とその終了コー
ドの値が記憶されており、これらは知識ベース中ではそ
れぞれ“直前エージェント”と“終了コード”というシ
ンボルで参照される。
【0026】それぞれのエージェントはそれぞれの知識
ベースを用いて起動要請値を決定し、入札処理エンジン
110に通知する。例えば、直前エージェントがコンパ
イラ210であり、その終了コードが0の場合のそれぞ
れのエージェントの起動要請値は、エディタ200が
5、コンパイラ210が10、デバッガ220が3とな
る。エディタ200は図2の行番号2のルールによっ
て、コンパイラ210は図3の行番号3のルールによっ
て、デバッガ220は図4の行番号1のルールによって
上記の起動要請値が決定される。
【0027】起動要請値は1が最も高く、数値が大きく
なるほど要請値は低くなる。入札処理エンジン110は
集まった起動要請値を用いて入札処理を行う。
【0028】前述の例ではそれぞれのエージェントの起
動要請値は全順序となっていたが、例えば、システム起
動時は直前のエージェントがないため、エディタ200
の起動要請値は図2の行番号5のルールによって2に、
コンパイラ210の起動要請値は図3の行番号4のルー
ルによって2に、デバッガ220の起動要請値は図4の
行番号4のルールによって2になり、各起動要請値は半
順序となってしまう。
【0029】このような場合は全順序化知識ベース11
1を用いて全順序に変換する。入札処理エンジン110
は起動要請値が同じエージェントを集めて短期記憶12
0に記憶させる。この記憶されたエージェントは知識ベ
ース中で“同順序”というシンボルで参照される。
【0030】本実施例では、まず図5の行番号1のルー
ルによって3エージェント中の最も優先度の高いエージ
ェントがエディタ200であることを決定する。次に図
5の行番号4のルールによってデバッガ220が次に優
先度が高いエージェントであることを決定する。このよ
うにしてエディタ200、デバッガ210、コンパイラ
220という順序列が作られる。次に絞り込みと起動判
断の入札処理であるが、本実施例では、絞り込み知識ベ
ース112と起動判断知識ベース113はルールを定義
していないため、絞り込みと起動判断の入札処理は実行
されない。
【0031】入札処理エンジン110は上のエージェン
トの順序列をメニュー構成とし、メニュー表示部130
へ送る。メニュー表示部130はメニュー構成の順に表
示を行い、利用者の入力を待つ。図6は順序列がエディ
タ200、デバッガ210、コンパイラ220の順にな
った場合のメニュー表示の例である。利用者があるエー
ジェントを選択すると、サーバエージェント100は選
択されたエージェントを起動する。
【0032】そして、そのエージェントが終了される
と、エージェントにそれぞれの起動要請値を聞く処理に
戻る。通信エンジン140はサーバエージェント100
とエージェントとの通信を管理する。
【0033】このようにあるプログラム開発工程におけ
る最も望ましいエージェントをメニューの先頭に表示す
ることができる。また、プログラム開発ツールであるエ
ージェントを追加する場合は、そのエージェントの知識
ベースの作成と全順序化知識ベース111の修正を行う
だけでよいため、保守が容易である。
【0034】実施例2は実施例1のメニュー表示方法を
異なる形式とした場合であり、図7にメニュー表示の例
を示す。
【0035】実施例1ではメニュー構成を一覧できるよ
うに表示していたが、本実施例ではメニュー構成の順に
そのエージェント名を明示したダイアログを表示し、利
用者の反応を待つ。
【0036】ダイアログには「はい」と「いいえ」のボ
タンがあり、利用者が「はい」を選択した場合にはその
時に明示されていたエージェントが起動され、「いい
え」を選択した場合にはメニュー構成の次のエージェン
トのダイアログを表示する。システムが最も望ましいと
判断したエージェントを用いる場合には、実施例1のよ
うにメニュー中から選択する手間が省けるため、利用者
の負担が軽減される。
【0037】実施例3は観光案内システムに本発明を用
いた場合である。図8に実施例3の構成の一実施例を示
すブロック図である。エージェントとして、検索条件の
入力によるデータベース検索を行う基本検索300、検
索条件との差をもとに点数付けられた検索結果の昇順表
示を行う全件表示310、検索条件項目をキーとしてク
ラスタリングされた検索結果のグループ表示を行う典型
例表示320、属性による検索結果の分類表示を行う属
性分類表示330、ある検索結果の詳細情報を表示する
詳細表示340、検索結果の集合内の個々の評価に起因
する類似検索を行う延長検索350、タグを付けられた
検索結果の集合の管理を行うマーキング360、タグを
付けられた検索集合での属性による比較表示を行う比較
表示370、自由に記録ができる情報表示域を提供する
メモパッド380と新しいデータを作成を行う資料生成
390がある。基本検索300には知識ベース301
が、全件表示310には知識ベース311が、典型例表
示320には知識ベース321が、属性分類表示330
には知識ベース331が、詳細表示340には知識ベー
ス341が、延長検索350には知識ベース351が、
マーキング360には知識ベース361が、比較表示3
70には知識ベース371が、メモパッド380には知
識ベース381が、資料生成390には知識ベース39
1がそれぞれ備えられている。
【0038】サーバエージェント100は入札処理エン
ジン110と、該入札処理エンジンが用いる全順序化知
識ベース111と絞り込み知識ベース112と起動判断
知識ベース113と、システム状態を記憶する短期記憶
120とメニューを表示するメニュー表示部130と、
エージェントとの通信の窓口となる通信エンジン140
から構成されている。そしてメニューを実際に表示した
り、利用者がメニュー選択を行う入出力装置400があ
る。
【0039】図9に基本検索300の知識ベース301
の実装例、図10に全件表示310の知識ベース311
の実装例、図11に典型例表示320の知識ベース32
1の実装例、図12に属性分類表示330の知識ベース
331の実装例、図13に詳細表示340の知識ベース
341の実装例、図14に延長検索350の知識ベース
351の実装例、図15にマーキング360の知識ベー
ス361の実装例、図16に比較表示370の知識ベー
ス371の実装例、図17にメモパッド380の知識ベ
ース381の実装例、図18に資料生成390の知識ベ
ース391の実装例を示す。
【0040】図19に入札処理エンジン110の全順序
化知識ベース111の実装例、図20に絞り込み知識ベ
ース112の実装例、図21に起動判断知識ベース11
3の実装例を示す。
【0041】実装例のルール(例えば図9の行番号5の
ルール)中の“中間テーブル!=−1”という項は、中
間テーブルは必ず0以上であるため、いつでもという意
味を持ち、デフォルトのルールに用いる。
【0042】入札処理エンジン110はシステム起動時
またはエージェント終了時にエージェントにそれぞれの
起動要請値を聞く。ただし、本実施例では、起動要請を
出すか否かをエージェントに聞く処理が追加され、起動
要請を出すエージェントの集合は競合エージェントとし
て短期記憶120に記憶される。
【0043】エージェント知識ベース中の起動知識とは
起動要請を出すか否かを決定する知識であり、競合知識
とは起動要請値を決定する知識である。
【0044】短期記憶120には、競合エージェントの
他に、もしあれば直前に起動されていたエージェントの
種類と、検索を行うエージェントによって出された検索
結果を一時保存する中間テーブルに記憶されている検索
結果の件数と、全件表示310で表示された検索結果を
一時保存する表示テーブルに記憶されている検索結果の
件数と、詳細表示340実行中に利用者によってタグ付
けされた検索結果を保存するマーキングテーブルに記憶
されている検索結果の件数が記憶されている。これらは
知識ベース中ではそれぞれ“競合エージェント”、“直
前エージェント”、“中間テーブル”、“表示テーブ
ル”と“マーキング”というシンボルで参照される。
【0045】それぞれのエージェントはそれぞれの知識
ベースを用いて起動要請値を決定し、入札処理エンジン
110に通知する。
【0046】例えば、直前エージェントが基本検索30
0であり、中間テーブルが10件の場合には、基本検索
300、典型例表示320、属性分類表示330とメモ
パッド380の4エージェントが起動要請を出す。すべ
てのエージェントの起動知識はルールが1個であり、そ
れらのルールによって起動要請を出すか否かを決定す
る。
【0047】入札処理エンジン110は該4エージェン
トを競合エージェントとして短期記憶120に記憶させ
る。その結果、該4エージェントの起動要請値はそれぞ
れ基本検索300が3、典型例表示320が2、属性分
類表示330が2、メモパッド380が3となる。基本
検索300は図9の行番号5のルールによって、典型例
表示320は図11の行番号5のルールによって、属性
分類表示330は図12の行番号4のルールによって、
メモパッド380は図17の行番号4のルールによって
上記の起動要請値が決定される。起動要請値は実施例1
と同様に1が最も高く、数値が大きくなるほど要請値は
低くなる。
【0048】入札処理エンジン110は集まった起動要
請値を用いて入札処理を行う。前述の例では、典型例表
示320と属性分類表示330がそれぞれ2で、基本検
索300とメモパッド380がそれぞれ3であり、半順
序となっているため、全順序化知識ベース111を用い
て全順序に変換する。本実施例では、まず起動要請値が
2である典型例表示320と属性分類表示330におい
て、図19の行番号2のルールによって典型例表示32
0が属性分類表示330より優先度が高いエージェント
であることを決定する。
【0049】次に起動要請値が3である基本検索300
とメモパッド380において、図19の行番号4のルー
ルによってメモパッド380が基本検索300より優先
度が高いエージェントであることを決定する。
【0050】このようにして典型例表示320、属性分
類表示330、メモパッド380、基本検索300とい
う順序列が作られる。
【0051】入札処理エンジン110は全順序化知識ベ
ース111によって全順序となったエージェントをそれ
ぞれ候補1から候補4として、そしてそれぞれのエージ
ェントの起動要請値を候補1値から候補4値として短期
記憶120に記憶させる。
【0052】また、順序列の数を候補数として短期記憶
120に記憶させる。次に入札処理エンジン110は絞
り込み知識ベース112を用いて、順序列の絞り込みを
行う。前述の例では候補数が4であるため、絞り込みは
行われない。
【0053】次に入札処理エンジン110は起動判断知
識ベース113を用いて、自動起動を行うかどうかを判
断する。前述の例では、候補数が4で候補1値が2で候
補2値が2であるため、起動判断知識ベース113のど
のルールにも当てはまらないため、自動起動は行わない
と判断する。例えば、直前エージェントが基本検索30
0であり、中間テーブルが4件の場合には、基本検索3
00、全件表示310、属性分類表示330、メモパッ
ド380が起動要請を出し、それらの起動要請値は、基
本検索300が3、全件表示310が1、属性分類表示
330が3、メモパッド380が3となる。
【0054】基本検索300は図9の行番号5のルール
によって、全件表示310は図10の行番号5のルール
によって、属性分類表示330は図12の行番号5のル
ールによって、メモパッド380は図17の行番号4の
ルールによって上記の起動要請値が決定される。そして
全順序化処理において図19の行番号5のルールによっ
て、全件表示310、属性分類表示330、メモパッド
380、基本検索と300いう順序列となる。この場合
も候補数は4であるため、絞り込みを行わない。起動判
断処理においては、候補1値が1で候補2値が3である
ため、図21の行番号2のルールによって全件表示31
0を自動起動することを判断する。サーバエージェント
100は入札処理エンジン110によって自動起動する
ことが決定された場合には、そのエージェントを起動さ
せる。自動起動することが決定されない場合には、エー
ジェントの順序列をメニュー構成とし、メニュー表示部
130へ送る。
【0055】メニュー表示部130はメニュー構成の順
に表示を行い、利用者の入力を待つ。利用者がエージェ
ントを選択すると、サーバエージェント100は選択さ
れたエージェントを起動する。そして、そのエージェン
トが終了されると、エージェントにそれぞれの起動要請
値を聞く処理に戻る。通信エンジン140はサーバエー
ジェント100とエージェントとの通信を管理する。
【0056】このように観光案内などのデータベース検
索において利用者の検索状況に応じたメニューを表示す
ることができる。また、本実施例の絞り込み知識ベース
ではメニューに表示する項目の最大数を8個に制限して
いるが、例えば3個程度に制限するようにすると、本シ
ステムに不慣れな利用者がメニュー選択に戸惑うことが
少なくなる。逆に制限をなくすと、本システムを熟知し
た利用者が自由にシステムの機能を使いこなすことがで
きる。
【0057】
【発明の効果】従来のメニュー生成方式は、メニュー生
成のために用いる情報が定義ファイルやメニュー選択頻
度などに限られていたが、本発明では情報処理システム
が扱っている任意の情報をメニュー生成のために用いる
ことができるため、システム利用者の利用状況に即した
メニューを生成することができる。
【0058】本発明によって生成されたメニューは情報
処理システム利用者の利用状況に促しているため、シス
テム工程に対する利用者の理解の程度やシステム工程に
係らず、利用者の選択項目を示唆するような構成とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】実施例1のエディタの知識ベースの実装例を示
す図である。
【図3】実施例1のコンパイラの知識ベースの実装例を
示す図である。
【図4】実施例1のデバッガの知識ベースの実装例を示
す図である。
【図5】実施例1の入札処理エンジンの全順序化知識ベ
ースの実装例を示す図である。
【図6】実施例1のメニュー表示部の出力するメニュー
の表示例を示す図である。
【図7】実施例2のメニュー表示部の出力するメニュー
の表示例を示す図である。
【図8】本発明の構成の別の一実施例を示すブロック図
である。
【図9】実施例3の基本検索の知識ベースの実装例を示
す図である。
【図10】実施例3の全件表示の知識ベースの実装例を
示す図である。
【図11】実施例3の典型例表示の知識ベースの実装例
を示す図である。
【図12】実施例3の属性分類表示の知識ベースの実装
例を示す図である。
【図13】実施例3の詳細表示の知識ベースの実装例を
示す図である。
【図14】実施例3の延長検索の知識ベースの実装例を
示す図である。
【図15】実施例3のマーキングの知識ベースの実装例
を示す図である。
【図16】実施例3の比較表示の知識ベースの実装例を
示す図である。
【図17】実施例3のメモパッドの知識ベースの実装例
を示す図である。
【図18】実施例3の資料生成の知識ベースの実装例を
示す図である。
【図19】実施例3の入札処理エンジンの全順序化知識
ベースの実装例を示す図である。
【図20】実施例3の入札処理エンジンの絞り込み知識
ベースの実装例を示す図である。
【図21】実施例3の入札処理エンジンの起動判断知識
ベースの実装例を示す図である。
【図22】従来のメニューの表示例を示す図である。
【図23】従来の定義ファイルを用いたメニュー生成方
式における定義ファイルの記述フォーマットを示す図で
ある。
【図24】従来のメニュー選択履歴を用いたメニュー生
成方式の構成図である。
【符号の説明】
100 サーバエージェント 110 入札処理エンジン 111 全順序化知識ベース 112 絞り込み知識ベース 113 起動判断知識ベース 120 短期記憶 130 メニュー表示部 140 通信エンジン 200 エディタ 201 エディタ知識ベース 210 コンパイラ 211 コンパイラ知識ベース 220 デバッガ 221 デバッガ知識ベース 300 基本検索 301 基本検索知識ベース 310 全件表示 311 全件表示知識ベース 320 典型例表示 321 典型例表示知識ベース 330 属性分類表示 331 属性分類表示知識ベース 340 詳細表示 341 詳細表示知識ベース 350 延長検索 351 延長検索知識ベース 360 マーキング 361 マーキング知識ベース 370 比較表示 371 比較表示知識ベース 380 メモパッド 381 メモパッド知識ベース 390 資料生成 391 資料生成知識ベース 400 入出力装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実行可能な単位処理プログラムを複数擁す
    る情報処理システムで、各々の前記単位処理プログラム
    が前記情報処理システムの内部状態を参照して自身の機
    能を利用者に提供するための参照値である起動要請値を
    出力できるエージェントであって、前記エージェントで
    ある複数の単位処理プログラムを起動操作するためのメ
    ニューを動的に生成する動的メニュー生成装置におい
    て、 前記情報処理システムの内部状態を保持する短期記憶
    と、 前記複数のエージェントが前記短期記憶を参照して、自
    身の起動要請値の出力を行い、 前記起動要請値を全順序化するための知識を保持する全
    順序化知識ベースと、 前記複数のエージェントから前記起動要請値を受け取
    り、前記全順序化知識ベースを参照して前記起動要請値
    の全順序化を行い、前記エージェントを起動するための
    メニュー構成を前記全順序化の結果を参照して作成する
    入札処理エンジンと、 前記入札処理エンジンが作成したメニュー構成に基づい
    てメニューを出力装置に表示するメニュー表示部とを備
    えることを特徴とする動的メニュー生成装置。
  2. 【請求項2】前記全順序化されたエージェントの順序列
    の個数を制限する知識を保持した絞り込み知識ベースと
    をさらに備え、 前記入札処理エンジンが前記起動要請値の全順序化処理
    が終了した後、前記絞り込み知識ベースが保持した知識
    を参照して、起動できるエージェントを制限するメニュ
    ー構成を作成することを特徴とする請求項1に記載の動
    的メニュー生成装置。
  3. 【請求項3】前記個数を制限されたエージェントの順序
    列に基づいて情報処理システム利用者によるエージェン
    トの選択を待たずにエージェントを起動させることを決
    定する知識を保持した起動判断知識ベースと、 前記入札処理エンジンが前記起動できるエージェントの
    制限を行った後に、前記起動判断知識ベースが保持した
    知識を参照して、前記情報処理システムの内部状態が前
    記知識と合致した場合には、メニュー構成を作成するこ
    となく、該当するエージェントの起動を行うことを特徴
    とする請求項2に記載の動的メニュー生成装置。
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