JPH07182251A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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Publication number
JPH07182251A
JPH07182251A JP5326682A JP32668293A JPH07182251A JP H07182251 A JPH07182251 A JP H07182251A JP 5326682 A JP5326682 A JP 5326682A JP 32668293 A JP32668293 A JP 32668293A JP H07182251 A JPH07182251 A JP H07182251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
program
check
memory
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5326682A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Otomo
博康 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5326682A priority Critical patent/JPH07182251A/ja
Publication of JPH07182251A publication Critical patent/JPH07182251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 命令メモリのチェックを行い、マイクロプロ
セッサの暴走を回避する。 【構成】 ユーザ・プログラムを内蔵する命令メモリと
は独立に、命令メモリの内容チェックルーチンを内蔵し
た命令ROMを内蔵する。チェックルーチンの起動は、
ユーザ・プログラムからサブルーチン・コールして行
う。命令メモリの内容に誤りがある場合、初期化ルーチ
ンを起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサに
関し、特に命令メモリの検査を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プログラムが暴走した事を検
出した場合、マイクロプロセッサの動作を停止あるいは
プログラムの内容を検査する異常検出回路が知られてい
る(特公昭63−41094)。
【0003】図2に一般にウォッチドッグタイマとよば
れる従来の異常検出回路の例を示す。カウンタ20は、
発振器21が出力する基準クロックをカウントする。通
常動作時、カウンタ20はCPUが周期的に発行するカ
ウンタクリア信号CLでクリアされる。プログラム暴走
時は、カウンタクリア信号CLが出力されず、カウンタ
20はカウントを続行する。カウント値がプリセット値
に達すると、カウンタ20はセット信号SETを出力
し、フリップフロップ22をセットし、フリップフロッ
プ22は異常信号WDTを出力する。CPUは異常信号
WDTを検出すると、出力状態を安全な状態に変更する
命令を実行し、周辺機器が暴走、破損するのを防ぐ。次
いで、プログラムのチェックサムを実行する。チェック
サムとは、プログラムを全て数とみなし、最初から最後
まで加算した値と、予め与えられている総加算値とを比
較することである。チェックサムの結果が正しい場合、
CPUはカウンタクリア信号CLとリセット信号RSを
出力する。これにより、カウンタ20をクリアし、異常
信号WDTをリセットし、プログラムを再開する。チェ
ックサムの結果に誤りがある場合、異常信号WDTは出
力されたままなので、プログラムを停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロプロセッサのプログラム内容を検査する手段は、異常
を検出して初めて起動されるため、異常発生から異常を
検出するまでの間、マイクロプロセッサを搭載した装置
が暴走するという問題があった。また、検出できるのは
シーケンスを壊す異常に限られるという問題もあった。
【0005】本発明の第一の目的は、プログラム実行前
にプログラムの内容を検査/修復する事で、暴走を回避
できるマイクロプロセッサを提供することにある。
【0006】本発明の第二の目的は、シーケンスが壊れ
ない異常も検出できるマイクロプロセッサを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロプロセ
ッサは、プログラムの任意の箇所からプログラム内容チ
ェックルーチンを呼び出すことができる様に、命令メモ
リを、ユーザ・プログラムを内蔵する命令メモリと、ユ
ーザ・プログラムを内蔵する命令メモリの内容チェック
ルーチンを内蔵した命令ROMとで構成する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は、本発明のマイクロプロセッサの一
実施例の回路図である。プログラムカウンタ1は、チェ
ックルーチンを内蔵した命令ROM2 (以降CROM
2)およびユーザ・プログラムを内蔵する命令RAM3
(以降URAM3)に、命令アドレスを供給する。マル
チプレクサ4は、CROM2またはURAM3の出力す
る命令コードを命令デコーダ5に供給する。Pレジスタ
6およびQレジスタ7は被演算データを記憶するレジス
タである。演算回路8は、Pレジスタ6およびQレジス
タ7のデータを入力とする演算回路で、演算結果をRレ
ジスタ9が記憶する。メモリ制御回路10は、図示しな
い外部メモリに対しアドレスを供給し、データの入出力
を制御する。チェックアドレスカウンタ11は、命令メ
モリURAM3に、チェックアドレスを供給する。マル
チプレクサ12は、プログラムカウンタ1またはチェッ
クアドレスカウンタ11の出力をURAM3に供給す
る。入出力制御回路13は、バッファ14およびバッフ
ァ15の制御信号を出力する。
【0010】リセット解除直後、プログラムカウンタ1
は、CROM2のアドレスを出力する。CROM2に
は、URAM3を初期化するルーチンが内蔵されてい
て、まずこのルーチンが起動される。マルチプレクサ1
2は、チェックアドレスカウンタ11の出力をURAM
3に供給し、マルチプレクサ4は、CROM2の出力す
る命令コードを命令デコーダ5に供給する。メモリ制御
回路10からアドレスが出力され、外部メモリからデー
タが入力される。入出力制御回路13は、バッファ14
をオン状態にし、外部メモリから入力されたデータをU
RAM3に書き込む。全ユーザ・プログラムを初期化
後、プログラムカウンタ1は、URAM3のアドレスを
出力し、マルチプレクサ12は、プログラムカウンタ1
のアドレスをURAM3に供給し、マルチプレクサ4
は、URAM3の出力する命令コードを命令デコーダ5
に供給し、ユーザ・プログラムが起動される。
【0011】ユーザ・プログラムから、CROM2に内
蔵されたチェックルーチンを呼び出すと、マルチプレク
サ12は、チェックアドレスカウンタ11の出力をUR
AM3に供給し、マルチプレクサ4は、CROM2の出
力する命令コードを命令デコーダ5に供給する。入出力
制御回路13は、バッファ15をオン状態にし、URA
M3が出力するデータをPレジスタ6に書き込み、演算
回路8は、チェックサムを実行する。チェックサムの結
果が正しい場合、シーケンスはユーザ・プログラムに復
帰する。チェックサムの結果に誤りがある場合、暴走す
る前に前記初期化ルーチンが起動され、全ユーザ・プロ
グラムを再度初期化し、ユーザ・プログラムが再起動さ
れる。
【0012】本発明の第二の実施例として、URAM3
を読みだし専用メモリ(以降UROM)としたマイクロ
プロセッサがある。図1と異なる点は、前記メモリの他
に、CROM2に前記初期化ルーチンが内蔵されていな
い事と、バッファ14が無い事であるので、図は割愛す
る。第二の実施例の場合、UROMの内容をLSI外部
に読み出す事無く、UROMの適否をチェックサムによ
り判定できるため、UROMの秘密を維持したままテス
トが行えるという効果がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマイクロプ
ロセッサは、プログラムの任意の箇所からプログラム内
容チェックルーチンを呼び出すことができ、適時プログ
ラムの内容を検査/修復する事で暴走を回避できる。ま
た、シーケンスが壊れない異常も検出できる。
【0014】さらに、ユーザ・プログラムを内蔵する命
令メモリと、ユーザ・プログラムを内蔵する命令メモリ
の内容チェックルーチンを内蔵した命令ROMとを分離
したことで、命令メモリの読みだしを連続的に行うマイ
クロプロセッサにおいても、命令メモリをデュアルポー
トメモリにすること無しに、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロプロセッサの一実施例の回路
図。
【図2】従来の異常検出回路図。
【符号の説明】
1 プログラムカウンタ 2 チェックルーチンを内蔵した命令ROM(CRO
M) 3 ユーザ・プログラムを内蔵する命令RAM(UR
AM) 4,12 マルチプレクサ 5 命令デコーダ 6 Pレジスタ 7 Qレジスタ 8 演算回路 9 Rレジスタ 10 メモリ制御回路 11 チェックアドレスカウンタ 13 入出力制御回路 14,15 バッファ 16 メインバス 20 カウンタ 21 発振器 22 フリップフロップ 23 OR回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムを制御するための命令を格納す
    る命令メモリと、命令メモリのアドレスを指定するプロ
    グラムカウンタと、前記命令メモリから出力する命令コ
    ードを解読し、マイクロプロセッサの動作を制御する命
    令デコーダとを有するマイクロプロセッサにおいて、 前記命令メモリが、ユーザ・プログラムを内蔵する命令
    メモリと、ユーザ・プログラムを内蔵する命令メモリの
    内容チェックルーチンを内蔵した命令ROMとで構成さ
    れたマイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 ユーザ・プログラムを内蔵する命令メモ
    リがRAMで構成され、命令メモリの内容チェックの結
    果により、システムリセットおよび命令RAMの再書き
    込みを行う手段を有する、請求項1のマイクロプロセッ
    サ。
JP5326682A 1993-12-24 1993-12-24 マイクロプロセッサ Pending JPH07182251A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5326682A JPH07182251A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 マイクロプロセッサ

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JP5326682A JPH07182251A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 マイクロプロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07182251A true JPH07182251A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18190484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5326682A Pending JPH07182251A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 マイクロプロセッサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004327036A (ja) * 2004-08-06 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路および半導体集積回路の検査方法
JP2009187049A (ja) * 2008-02-01 2009-08-20 Fujitsu Ltd 装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638644A (en) * 1979-09-05 1981-04-13 Hitachi Ltd Program control unit
JPH01189735A (ja) * 1988-01-25 1989-07-28 Mitsubishi Electric Corp マイクロプログラムの診断方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970218