JPH07182074A - ホットスタンバイ式デュプレックスシステムの活線挿抜装置 - Google Patents

ホットスタンバイ式デュプレックスシステムの活線挿抜装置

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JPH07182074A
JPH07182074A JP32648193A JP32648193A JPH07182074A JP H07182074 A JPH07182074 A JP H07182074A JP 32648193 A JP32648193 A JP 32648193A JP 32648193 A JP32648193 A JP 32648193A JP H07182074 A JPH07182074 A JP H07182074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu board
hot
cpu
power
board unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP32648193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorihisa Yabe
順久 矢部
Masashi Sonoda
昌史 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH07182074A publication Critical patent/JPH07182074A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホットスタンバイ式デュプレックスシステム
において、通電状態のまま容易且つ安全にCPUボード
ユニットのシステムへの挿抜を行う。 【構成】 CPUボードユニットを、パワーシーケンス
回路を付加したモジュール構造とすることにより、CP
Uモジュールとバックプレーンとの接続状態を示す制御
信号によりパワーシーケンス回路を制御し、通電状態の
まま、CPUボードユニットをシステムに容易且つ安全
に接続、切り離し可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUボードユニット
を2台以上有し、CPUボードユニット同士が互いに独
立して動作するホットスタンバイ式デュプレックスシス
テムを用いたコンピュータシステムの保守、点検のため
通電状態のまま挿抜する、ホットスタンバイ式デュプレ
ックスシステムの活線挿抜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にCPUボードユニットをコンピュ
ータ内に組み込む場合、コンピュータの筐体に直接ねじ
等にて固定されている。又、CPUボードユニットには
I/Oバスの信号コネクタとDC電源コネクタがあり、
ケーブルにてコンピュータ本体と接続されている。又、
このCPUボードユニット用DC電源はコンピュータシ
ステム内蔵の周辺機器と共通の場合が多い。このためC
PUボードユニットに障害が発生し、メンテナンスでC
PUボード交換等を行う場合には、(1)CPUボード
ユニットに供給される電源(CPUボードユニット以外
へ供給されている電源と共通)を遮断し、(2)CPU
ボードユニット側のケーブルをコネクタから外し、
(3)CPUボードユニットを固定しているねじ等を外
す、といった作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、電源が供給さ
れたままI/Oバスを挿抜すると、I/OボードやI/
Oバスに接続されている周辺機器やインターフェイスボ
ード等に誤動作及び電気的ダメージを与える危険性があ
り、システムを通電状態のまま保守を行うことは物理
的、電気的に困難であるという問題点があった。
【0004】特に、共有バスを有するホットスタンバイ
式デュプレックスシステムでは、故障したCPUボード
ユニットの共有バスに接続されるコネクタを挿抜するた
め、主業務用CPUボードユニットを誤動作させる危険
性があった。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、システム全体の電源を遮断せずに、
システム通電状態のまま外部記憶装置の保守を安全、容
易に行うことのできる活線挿抜技術を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユニット同士
が互いに独立して動作し、それぞれ個別にI/Oバス及
びI/Oデバイスを有する2台以上のCPUボードユニ
ットと、共有バスにて共有する補助記憶装置と、相互監
視システムを有し、主業務処理動作中のユニットの故障
時には待機状態中のユニットを主業務ユニットに即座に
切り替えるホットスタンバイ式デュプレックスシステム
の活線挿抜装置であって、CPUボードユニットを、半
導体スイッチを有するパワーシーケンス回路を搭載した
モジュール構造で、且つ、バックプレーンに接続し保持
する構造とし、更に、CPUボードモジュールとバック
プレーンとを接続するコネクタの接続状態を示す制御信
号により、パワーシーケンス回路を動作させる手段を備
えることにより、CPUボードモジュールの挿入時に
は、共有バス信号、制御信号、DC電源の順に接続し、
引き抜き時は、DC電源、制御信号、共有バス信号の順
に切り離しを行い、バス信号に影響を与えることなく、
通電状態のまま保守ができるようにして、前記目的を達
成したものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、CPUキャニスタに搭載され
モジュール構造化された、CPUボードユニットとパワ
ーシーケンス回路からなるCPUモジュールを、コネク
タにてバックプレーンに接続し保持する。該CPUモジ
ュールは、バックプレーンと接続するコネクタとCPU
ボードユニットの間にパワーシーケンス回路を持つこと
により、CPUモジュールとバックプレーンの接続状態
を示す制御信号により、パワーシーケンス回路を制御
し、CPUボードモジュールの挿入時は、共有バス信
号、制御信号、DC電源の順に接続し、引き抜き時は、
DC電源、制御信号、共有バス信号の順に切り離しを行
い、システム全体の電源を遮断することなく、容易且つ
安全にCPUボードユニットの挿抜を行うことができ
る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0009】図1は、ホットスタンバイ式デュプレック
スシステムの概略構成を示すブロック線図である。
【0010】図1において、10、12はそれぞれCP
Uボードユニットであり、電源14から電力の供給を受
け、共有バスを介して補助記憶装置16を共有してお
り、又I/Oバスを介してI/Oデバイスが接続されて
いる。各CPUボードユニット10、12は相互監視シ
ステム18により常時監視される。
【0011】図2は、本実施例によるCPUボードユニ
ットをキャニスタ内に搭載しモジュール構造化したもの
を表わす斜視図である。これは、従来のCPUボードユ
ニット側のケーブルをコネクタから外し、CPUボード
ユニットを固定しているねじを外す等の作業をDC電源
ラインにノイズ等が発生しないよう容易且つ安全に行う
ためにモジュール構造化したものである。
【0012】図2において、20はバックプレーン、2
2はCPUキャニスタ、24はCPUボードユニット、
26はCPUボートユニットサブボード、28はパワー
シーケンス回路であり、該パワーシーケンス回路28は
CPUボードユニットに供給される電源を安全に遮断す
るために設けられたものである。又、30はDC電源コ
ネクタ、32はCPUボードユニットに対する電源、3
4はI/Oバス及び共有バスコネクタである。
【0013】又図3は、コネクタ及び制御信号線の様子
を示す説明図である。DC電源コネクタ30はI/Oバ
ス及び共有バスコネクタ34より長いDC電源用ピン3
6を有し、I/Oバス及び共有バスコネクタ34は長さ
LのI/Oバス及び共有バス用ピン38と、更に短い長
さl の制御用短ピン40とを有している。
【0014】図4は、パワーシーケンス回路28の回路
図である。図4で、42はスイッチ回路であり、パワー
MOSFETを電源スイッチとして用いている。
【0015】図5に、スイッチ回路の回路図を示す。又
図6は、パワーシーケンス回路28の動作を表わすタイ
ミングチャートである。
【0016】以下、本実施例の作用を説明する。
【0017】CPUキャニスタ22をバックプレーン2
0に差し込むと、図3に示すように、DC電源用ピン3
6が一番長いので、図6のタイミングチャートにも示す
ように、まずDC電源線が接続される。更に差し込む
と、図6の一番上に示すようにI/Oバス及び共有バス
信号線が接続される。更にその後、図3に示すようにI
/Oバス及び共有バス用ピン38の長さLより制御用短
ピン40の長さl の方が短く(L>l )、CPUキャニ
スタ22の挿入速度をv とすると、図6の一番下に示す
ように、(L−l )/v (秒)だけ遅れて、I/Oバス
及び共有バスの接続が完了したことを示す制御信号がバ
ックプレーン20に接続され、接続信号がONとなる。
【0018】図5に示すように、制御信号ピン40よ
り、該制御信号が供給されコンパレータ44を通じスイ
ッチ回路がONとなり、CPUボードユニット24にD
C電源が供給される。
【0019】CPUキャニスタ22を引き抜く時は、同
様に図6に示すように、まずCPUボードユニットへの
DC電源供給が停止してから、(L−l )/v (秒)だ
け遅れて共有バスが切り離され、最後にDC電源線が遮
断される。
【0020】以上のようにして、差し込み時は、DC電
源接続→共有バスの接続→CPUボードへのDC電源O
N、と接続が行われ、引き抜き時は、CPUボードへの
DC電源OFF→共有バスの切り離し→DC電源遮断、
と切り離しが行われる。
【0021】従って、CPUボードユニット24の電源
がOFFの状態で共有バスが挿抜されるため、通常の保
守で行われる、全ての機器の電源を遮断→コネクタ類の
挿抜、という手順と同等になり、共有バスに接続される
周辺機器やI/Oボードに損傷を与えることなく、又、
主業務用ユニットに影響を与えることなく、CPUボー
ドユニットのメンテナンスが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
CPUボードユニットにパワーシーケンス回路を付加し
モジュール化することにより、システム全体の電源を切
ることなく、CPUボードユニットの活線挿抜が可能と
なり、システムの稼働率の向上が図れると共に、主業務
用CPUボードユニット及びその周辺機器に誤動作及び
電気的損傷を与える危険を回避できるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホットスタンバイ式デュプレックスシステムの
概略構成を示すブロック線図
【図2】本実施例によるモジュール化されたCPUボー
ドユニットを示す斜視図
【図3】コネクタ及び制御信号線の様子を示す説明図
【図4】パワーシーケンス回路を示す回路図
【図5】スイッチ回路を示す回路図
【図6】パワーシーケンス回路の動作を表わすタイミン
グチャート
【符号の説明】
20…バックプレーン 22…CPUキャニスタ 24…CPUボードユニット 28…パワーシーケンス回路 30…DC電源コネクタ 32…CPUボードユニットに対する電源 34…I/Oバス及び共有バスコネクタ 40…制御用短ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニット同士が互いに独立して動作し、そ
    れぞれ個別にI/Oバス及びI/Oデバイスを有する2
    台以上のCPUボードユニットと、共有バスにて共有す
    る補助記憶装置と、相互監視システムを有し、主業務処
    理動作中のユニットの故障時には待機状態中のユニット
    を主業務ユニットに即座に切り替えるホットスタンバイ
    式デュプレックスシステムの活線挿抜装置であって、 CPUボードユニットを、半導体スイッチを有するパワ
    ーシーケンス回路を搭載したモジュール構造で、且つ、
    バックプレーンに接続し保持する構造とし、 更に、CPUボードモジュールとバックプレーンとを接
    続するコネクタの接続状態を示す制御信号により、パワ
    ーシーケンス回路を動作させる手段を備えることによ
    り、 CPUボードモジュールの挿入時には、共有バス信号、
    制御信号、DC電源の順に接続し、引き抜き時は、DC
    電源、制御信号、共有バス信号の順に切り離しを行い、
    バス信号に影響を与えることなく、通電状態のまま保守
    ができることを特徴とするホットスタンバイ式デュプレ
    ックスシステムの活線挿抜装置。
JP32648193A 1993-12-24 1993-12-24 ホットスタンバイ式デュプレックスシステムの活線挿抜装置 Pending JPH07182074A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003187924A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Pioneer Electronic Corp コネクタ及び電子機器並びに電子機器制御方法
US8749222B2 (en) 2007-08-08 2014-06-10 Advanced Analogic Technologies, Inc. Method of sensing magnitude of current through semiconductor power device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003187924A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Pioneer Electronic Corp コネクタ及び電子機器並びに電子機器制御方法
US8749222B2 (en) 2007-08-08 2014-06-10 Advanced Analogic Technologies, Inc. Method of sensing magnitude of current through semiconductor power device
US9500678B2 (en) 2007-08-08 2016-11-22 Advanced Analogic Technologies Incorporated System and method of sensing current in a power semiconductor device

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