JPH0718202Y2 - オンフックダイヤル回路 - Google Patents

オンフックダイヤル回路

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JPH0718202Y2
JPH0718202Y2 JP9281188U JP9281188U JPH0718202Y2 JP H0718202 Y2 JPH0718202 Y2 JP H0718202Y2 JP 9281188 U JP9281188 U JP 9281188U JP 9281188 U JP9281188 U JP 9281188U JP H0718202 Y2 JPH0718202 Y2 JP H0718202Y2
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JP
Japan
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circuit
switch
power supply
hook
dial
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JP9281188U
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義弘 生藤
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、オンフックダイヤル回路に関し、詳しく
は、オンフック状態でダイヤルするための起動用電池を
内蔵しなくて済むようなオンフックダイヤル回路に関す
る。
[従来の技術] 従来のオンフックダイヤル回路として第2図に示すよう
な回路を挙げることができる。
第2図において、1は、ブリッジ回路であって、電話回
線のラインL1,L2に接続され、電話回線の極性反転(電
話をかける時相手に接続される際、通常起こる状態)が
発生しても、常に一定の極性の電源をオンフックダイヤ
ル回路10の電源ライン2に接続するための回路である。
なお、電源ライン2は、交換機から供給される直流電圧
が印加されるとともに、通話のための交流信号が重畳さ
れている。
電源ライン2には、IC回路等で構成される通話回路(ス
ピーチネットワーク)3がスイッチ回路4を介して接続
されていて、スピーチネットワーク3がこのスイッチ回
路4の出力側4aを経て電力の供給を受ける。スイッチ回
路4の出力側4aは、さらに、保護抵抗R1,ダイオードD1
を介してIC回路等で構成されるダイヤルパルス等発生回
路(ダイヤラ)5の電力受給端子(以下電源端子)5aに
接続されていて、ダイヤラ5がこれにより電力供給を受
ける。ダイヤラ5は、各キーがマトリックス接続された
キーボード7からそのキーの1つの押下に応じた信号を
受け、押下されたキーに対応して、例えば、1〜10パル
スのダイヤルパルス信号を出力端子DPより発生し、これ
を“ON(導通)−OFF(遮断)”制御信号としてスイッ
チ回路4に入力する。
スイッチ回路4は、スイッチング動作をするトランジス
タQ1とそのベースにコレクタが電流制限抵抗R6を介して
接続され、トランジスタQ1をスイッチング制御するトラ
ンジスタQ2とから構成されていて、トランジスタQ2のベ
ースにはトランジスタQ1を“ON"させる制御信号がダイ
ヤラ5或いはフックスイッチ(HS)6から供給される。
HS6は、スイッチ回路4の手前の電源ライン2とスイッ
チ回路4のトランジスタQ2のベースとの間に直列接続さ
れる保護抵抗R5を介して挿入されていて、HS6が接続状
態となったときに、スイッチ回路4のトランジスタQ2
“ON"して、トランジスタQ1が“ON"状態となり、スピー
チネットワーク3とダイヤラ5とに電話回線側からブリ
ッジ回路1,電源ライン2を介して電力が供給されるよう
になっている。
なお、ダイヤラ5の電源端子5aと接地間に挿入されたコ
ンデンサCは、供給電力を平滑化のためのコンデンサで
あり、これが電源ライン2に重畳された信号成分をカッ
トするフィルタとなっている。また、電源端子5aと電源
ライン2との間に挿入された抵抗R2,ダイオードD2の直
列回路は、ダイヤラ5に対してダイヤルパルス発信時の
パルスブレーク時の電源を保持するための補助電源供給
回路を構成し、R5は、トランジスタQ2のベースに対する
バイアス抵抗である。
さて、この回路では、ダイヤラ5の電源端子5aと接地間
には、電池8が挿入されている。この電池8は、ダイヤ
ラ5に内蔵されたRAM等のデータバックアップのため
と、オンフック動作をさせたときに、ダイヤラ5を動作
させてスイッチ回路4を初期起動し、これを“ON"状態
にさせるために必要としている。
すなわち、キーボード7上に設けられたオンフック釦7a
が押下されたときに、電池8からの電力によりダイアラ
5が動作してその押下信号を受け、ダイヤラ5がトラン
ジスタQ1を“ON"状態にする制御信号をダイヤラ5の出
力端子Oより出力し、電流制限抵抗R4を介してトランジ
スタQ2のベースに加える。このことでスイッチ回路4の
トランジスタQ1が“ON"状態となり、ダイヤラ5に電源
ライン2からスイッチ回路4を経て電力が供給され、ダ
イヤラ5が以後電源ライン2から電力を受けて動作し、
キーボード7の数値キー入力に応じた信号をダイヤルパ
ルスに変換する。ダイヤラ5は、このダイヤルパルスを
出力端子DPよりトランジスタQ2のベースに加え、トラン
ジスタQ1を発生ダイヤルパルスに対応して“ON−OFF"制
御し、もって電話回線側にブリッジ回路1を介してダイ
ヤルパルスに対応する発信信号を送出する。
[解決しようとする課題] このようなオンフックダイヤル回路にあっては、オンフ
ック時の初期起動のために電池が必要となる。したがっ
て、電池の交換のための保守サービス等が必須であり、
電池交換の時期の管理をしなければならない。
一般家庭用で使用される電話機においてこのような管理
をすることはやっかいなことであり、故障として処理さ
れたりする欠点がある。また、電池を内蔵していること
で電話機自体の小型化の障害にもなる。
この考案は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、電池を内蔵しなくてもオンフック状態で初
期起動ができるオンフックダイヤル回路を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの考案のオンフック
ダイヤル回路の構成は、オンフックダイヤルスイッチ
と、電話回線の電源側に接続される電源ラインにスイッ
チ回路を介して接続され、電力の供給を受ける通話回路
及びダイヤルパルス発生回路とを有し、スイッチ回路が
オンフックダイヤルスイッチ又はフックスイッチの操作
に応じて接続状態となるオンフックダイヤル回路におい
て、ダイヤルパルス発生回路がスイッチ回路を導通状態
にする起動信号入力端子と外部から電力供給を受ける電
源端子とを備えていて、スイッチ回路を導通−遮断させ
る制御信号を発生してスイッチ回路の接続状態を制御
し、オンフックダイヤルスイッチが、電源ラインと起動
信号入力端子及び電源端子との間に挿入されているもの
である。
[作用] このようにオンフックダイヤルスイッチを電源ラインと
ダイヤルパルス発生回路のスイッチ回路を接続状態にす
る起動信号入力端子及び電源端子との間に挿入するよう
にすれば、ダイヤルパルス発生回路に対する起動の際の
電力は電源ライン側から供給され、かつ起動信号も同時
に入力されることになるので、ダイヤラに対して電力を
供給する電池は不必要となる。なお、ダイヤラにメモリ
が内蔵され、それがRAM等であって電源バックアップが
必要な場合には、RAM等を電源バックアップ不要なEEROM
或いはPROMにすればよい。
その結果、電池等の保守サービスとか期限管理が不要と
なり、かつ電話機の小型化がし易いオンフックダイヤル
回路が実現できる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、この考案のオンフックダイヤル回路を適用し
た一実施例のブロック図である。なお、第2図と同等の
構成要素は同一の符号で示す。
第2図において、9は、オンフックダイヤルスイッチ7a
のスイッチ部分(OD)であって、このOD9は、その操作
釦がキーボード7上にオンフックダイヤルスイッチの操
作部7bとして配置されていることは従来と変わらない。
ここでは、そのスイッチの一対の接続端子は、マトリッ
クス配列したキーボードの配線に接続されておらず、電
源ライン2とダイヤラ5の電源端子5aとの間に挿入さ
れ、電源ライン2とOD9との間に保護抵抗R3が直列に接
続され、かつOD9と電源端子5aとの間に逆流防止用のダ
イオードD3が直列に接続されている。さらに、OD9のダ
イオードD3に接続された端子は、ダイヤラ5の起動信号
入力端子Iに接続され、起動信号として電源ライン2か
らその電圧を得て、これをダイヤラ5に供給することで
起動される構成となっている。なお、ダイヤラ5の起動
信号入力端子Iは、ここでは、HIGHレベル(以下“H")
の信号を受けて動作するように設定されている。
このような構成において、受話器をかけたまま、すなわ
ち、オンフック状態でダイヤル操作をする場合は、ま
ず、電話をかける人がオンフックダイヤルスイッチの操
作部7bを押下する。このことでOD9のスイッチが接続状
態となり、電源ライン2から保護抵抗R3,OD9,ダイオー
ドD3,電源端子5aを経てダイヤラ5に電力が供給される
とともに、その起動信号入力端子Iに電源ライン2の電
圧“H"が加えられる。その結果、ダイヤラ5の出力端子
Oに“ON"制御信号が発生して、これが保護抵抗R4を介
して、スイッチ回路4のトランジスタQ2に加えられる。
そこで、トランジスタQ2が“ON"し、トランジスタQ1
“ON"状態となり、スピーチネットワーク3とダイヤラ
5とに電力が供給される。この状態において、ダイヤラ
5は、キーボード7のキー入力に応じたダイヤルパルス
を出力端子DPよりトランジスタQ2のベースに加え、トラ
ンジスタQ1がそれに応じて“ON−OFF"してダイヤル信号
が電話回線へと送出される。
なお、この場合のダイヤラ5の内部に短縮ダイヤル等の
ためにメモリが内蔵されているタイプでは、RAMによる
ことなく、EEPROM等を用いることで、電源バックアップ
をすることなくダイヤラ5を使用することができる。
以上説明してきたが、実施例では、OD9を電源ラインか
ら保護抵抗を介してダイヤラの電源端子或いは起動信号
入力端子に接続しているが、この接続形態は設計に応じ
て各種の変更ができ、実施例に示すものは一例であっ
て、この考案はこれに限定されるものではない。
また、OD9,スイッチ回路4の構成は、各種のスイッチ或
いはスイッチ回路が使用でき、OD9はその操作部をキー
ボード上に置かなくてもよく、スイッチ回路4はトラン
ジスタ構成に限定されるものではない。
[考案の効果] 以上の説明から理解できるように、この考案にあって
は、オンフックダイヤルスイッチを電源ラインとダイヤ
ルパルス発生回路のスイッチ回路を接続状態にする起動
信号入力端子及び電源端子との間に挿入するようにすれ
ば、ダイヤルパルス発生回路に対する起動の際の電力は
電源ライン側から供給され、かつ起動信号も同時に入力
されることになるので、ダイヤラに対して電力を供給す
る電池等は不必要となる。
その結果、電池等の保守サービスとか期限管理が不要と
なり、かつ電話機の小型化がし易いオンフックダイヤル
回路が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のオンフックダイヤル回路を適用し
た一実施例のブロック図、第2図は、従来のオンフック
ダイヤル回路のブロック図である。 1……ブリッジ回路、2……電源ライン、3……通話回
路(スピーチネットワーク)、4……スイッチ回路、5
……ダイヤラ、6……フックスイッチ(HS)、7……キ
ーボード、7a,7b……オンフックダイヤルスイッチ、8
……電池、9……オンフックダイヤルスイッチ(OD)、
Q1,Q2……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オンフックダイヤルスイッチと、電話回線
    の電源側に接続される電源ラインにスイッチ回路を介し
    て接続され、電力の供給を受ける通話回路及びダイヤル
    パルス発生回路とを有し、前記スイッチ回路が前記オン
    フックダイヤルスイッチ又はフックスイッチの操作に応
    じて接続状態となるオンフックダイヤル回路において、
    前記ダイヤルパルス発生回路は、前記スイッチ回路を導
    通状態にする起動信号入力端子と外部から電力供給を受
    ける電力受給端子とを備え、前記スイッチ回路を導通−
    遮断させる制御信号を発生して前記スイッチ回路の接続
    状態を制御し、前記オンフックダイヤルスイッチは、前
    記電源ラインと前記起動信号入力端子及び前記電源受給
    端子との間に挿入されていることを特徴とするオンフッ
    クダイヤル回路。
JP9281188U 1988-07-13 1988-07-13 オンフックダイヤル回路 Expired - Lifetime JPH0718202Y2 (ja)

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JPH0221843U JPH0221843U (ja) 1990-02-14
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