JPH0718182B2 - 排水用集合管 - Google Patents
排水用集合管Info
- Publication number
- JPH0718182B2 JPH0718182B2 JP27774989A JP27774989A JPH0718182B2 JP H0718182 B2 JPH0718182 B2 JP H0718182B2 JP 27774989 A JP27774989 A JP 27774989A JP 27774989 A JP27774989 A JP 27774989A JP H0718182 B2 JPH0718182 B2 JP H0718182B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drainage
- inclined wall
- peripheral surface
- inner peripheral
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、中、高層集合住宅等において用いられるとこ
ろの、汚水と雑排水を同一の排水管に流す一管式排水配
管における排水立管中に介在させる排水用集合管の改良
に関する。
ろの、汚水と雑排水を同一の排水管に流す一管式排水配
管における排水立管中に介在させる排水用集合管の改良
に関する。
（従来の技術） 一管式排水配管における排水管構成は、上階から下階に
向って多数の排水立管を一本の排水管状に連結貫通さ
せ、各階における居住区の汚水や雑排水を横枝管を介し
て前記排水立管内に流入させるものであり、このさい各
階における横枝管の排水を受ける部分は、排水立管より
も大径の管状体であると共に、その周側面に横枝管の接
続用の枝管接合部を突出状に形成した排水用集合管を、
排水立管中に介在させていた。またこの排水用集合管は
上部の大径管状の膨大部と下部の上広下狭状の縮径部と
から主構成され、縮径部内周面に排水流を旋回させるた
めの傾斜壁が突設され、排水流の滞留防止を図ってい
た。
向って多数の排水立管を一本の排水管状に連結貫通さ
せ、各階における居住区の汚水や雑排水を横枝管を介し
て前記排水立管内に流入させるものであり、このさい各
階における横枝管の排水を受ける部分は、排水立管より
も大径の管状体であると共に、その周側面に横枝管の接
続用の枝管接合部を突出状に形成した排水用集合管を、
排水立管中に介在させていた。またこの排水用集合管は
上部の大径管状の膨大部と下部の上広下狭状の縮径部と
から主構成され、縮径部内周面に排水流を旋回させるた
めの傾斜壁が突設され、排水流の滞留防止を図ってい
た。
（発明が解決しようとする課題） 前記傾斜壁の内周面からの突出量を大きくすれば、排水
流の旋回性能が向上されるが、傾斜壁の突出端と、対向
する縮径部内周面との間隔が狭くなり、詰まりが生じ易
くなる欠点がある。また傾斜壁の内周面からの突出量を
小さくして、傾斜壁の突出端と、対向する縮径部内周面
との間隔を広くすれば、詰まりが防止できるが、排水流
の旋回性能が低下し、滞留が生じ易くなる。
流の旋回性能が向上されるが、傾斜壁の突出端と、対向
する縮径部内周面との間隔が狭くなり、詰まりが生じ易
くなる欠点がある。また傾斜壁の内周面からの突出量を
小さくして、傾斜壁の突出端と、対向する縮径部内周面
との間隔を広くすれば、詰まりが防止できるが、排水流
の旋回性能が低下し、滞留が生じ易くなる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、旋回性能の向上を
図ると共に、詰まり防止を図った排水用集合管を提供す
ることを目的とする。
図ると共に、詰まり防止を図った排水用集合管を提供す
ることを目的とする。
（課題を解決するための手段） その技術的手段し、上下端が、排水立管接続用の開口接
合部2,3とされ、この上下開口接合部2,3間は、上部の大
径管状の膨大部５と膨大部５下縁より下方向に上広下狭
状として形成された下部の縮径部６とを有する集合管本
体４とされ、該本体４内周面10,11に排水流を旋回させ
るための管軸に対して傾斜する傾斜壁９が突設されてな
る排水用集合管１において、前記傾斜壁９が膨大部５か
ら縮径部６にわたって突設されると共に、本体４内周面
10,11からの突出量が最大となる最大突出部12が膨大部
５に位置されてなる点にある。
合部2,3とされ、この上下開口接合部2,3間は、上部の大
径管状の膨大部５と膨大部５下縁より下方向に上広下狭
状として形成された下部の縮径部６とを有する集合管本
体４とされ、該本体４内周面10,11に排水流を旋回させ
るための管軸に対して傾斜する傾斜壁９が突設されてな
る排水用集合管１において、前記傾斜壁９が膨大部５か
ら縮径部６にわたって突設されると共に、本体４内周面
10,11からの突出量が最大となる最大突出部12が膨大部
５に位置されてなる点にある。
（作用） 本発明によれば、傾斜壁９が縮径部６だけでなく、膨大
部５側からわたって形成されており、対向する間隔が広
い膨大部５に突出量が最大となる最大突出部12を位置さ
せているため、傾斜壁９の突出端と対向する内周面10と
の間隔を必要量確保した状態で、傾斜壁９の突出量をよ
り大きくできる。従って詰まりを有効に防止した状態
で、排水流に対する旋回性能を向上させることができ
る。
部５側からわたって形成されており、対向する間隔が広
い膨大部５に突出量が最大となる最大突出部12を位置さ
せているため、傾斜壁９の突出端と対向する内周面10と
の間隔を必要量確保した状態で、傾斜壁９の突出量をよ
り大きくできる。従って詰まりを有効に防止した状態
で、排水流に対する旋回性能を向上させることができ
る。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第
１図乃至第３図において、１は排水用集合管で、上位の
排水立管及び下位の排水立管間に介在され、上下両端
に、各排水立管と既知の封水構造によって接続される開
口接合部2,3が夫々形成されている。
１図乃至第３図において、１は排水用集合管で、上位の
排水立管及び下位の排水立管間に介在され、上下両端
に、各排水立管と既知の封水構造によって接続される開
口接合部2,3が夫々形成されている。
両接合部2,3間を連ねる集合管本体４部分は、上側の開
口接合部２に続く大径管状の膨大部５と、膨大部５下縁
より下方向に上広下狭状として形成された下部の縮径部
６と、下端の小径筒部７とから構成されている。
口接合部２に続く大径管状の膨大部５と、膨大部５下縁
より下方向に上広下狭状として形成された下部の縮径部
６と、下端の小径筒部７とから構成されている。
膨大部５の周面上下方向中途部には、便器や雑排水源等
と接続された横枝管が接続される枝管接合部８が適宜突
設されている。
と接続された横枝管が接続される枝管接合部８が適宜突
設されている。
９は傾斜壁で、膨大部５内周面10下部から縮径部６の勾
配内周面11の略全長にわたって、管軸ｌに対して傾斜す
るスパイラル状に突設されている。傾斜壁９の内周面1
0,11からの突出量は、膨大部５下端部近くで最大突出量
とされた最大突出部12を備え、該最大突出部12から上方
向もしくは下方向に漸次突出量が少なくなるよう構成さ
れており、特に縮径部６においては、傾斜壁９の突出端
と対向する内周面との間隔が略一定となるよう突出量が
下方向に漸次少なくなるよう構成されている。
配内周面11の略全長にわたって、管軸ｌに対して傾斜す
るスパイラル状に突設されている。傾斜壁９の内周面1
0,11からの突出量は、膨大部５下端部近くで最大突出量
とされた最大突出部12を備え、該最大突出部12から上方
向もしくは下方向に漸次突出量が少なくなるよう構成さ
れており、特に縮径部６においては、傾斜壁９の突出端
と対向する内周面との間隔が略一定となるよう突出量が
下方向に漸次少なくなるよう構成されている。
本考案の実施例は以上のように構成されており、流下し
てきた排水流は傾斜壁９よって旋回されながらさらに下
方に流下して行く。この際、傾斜壁９が縮径部８におけ
る内周面11だけでなく、大径の膨大部５内周面10から設
けられており、傾斜壁９の最大突出部12を対向する間隔
が広い大径の膨大部５に位置させているため、最大突出
部12端縁と対向する膨大部５内周面10との間隔を、必要
量確保した状態で、傾斜壁９の突出量をより大きくで
き、旋回性能が向上できると共に、詰まりりが有効に防
止できる。
てきた排水流は傾斜壁９よって旋回されながらさらに下
方に流下して行く。この際、傾斜壁９が縮径部８におけ
る内周面11だけでなく、大径の膨大部５内周面10から設
けられており、傾斜壁９の最大突出部12を対向する間隔
が広い大径の膨大部５に位置させているため、最大突出
部12端縁と対向する膨大部５内周面10との間隔を、必要
量確保した状態で、傾斜壁９の突出量をより大きくで
き、旋回性能が向上できると共に、詰まりりが有効に防
止できる。
尚、上記実施例において、枝管接合部８が単一のものを
示しているが、複数突設された構造であってもよい。
示しているが、複数突設された構造であってもよい。
（発明の効果） 本発明によれば、上下端が、排水立管接続用の開口接合
部とされ、この上下開口接合部間は、上部の大径管状の
膨大部と膨大部下縁より下方向に上広下狭状として形成
された下部の縮径部とを有する集合管本体とされ、該本
体内周面に排水流を旋回させるための管軸に対して傾斜
する傾斜壁が突設されてなる排水用集合管において、前
記傾斜壁が膨大部から縮径部にわたって突設されると共
に、本体内周面からの突出量が最大となる最大突出部が
膨大部に位置されてなるものであり、傾斜壁の突出端と
対向する本体内周面との間隔を従来同様、必要量確保し
た状態で、傾斜壁９の突出量をより大きくでき、排水流
に対する旋回性能が向上できると共に、詰まりが有効に
防止できる。
部とされ、この上下開口接合部間は、上部の大径管状の
膨大部と膨大部下縁より下方向に上広下狭状として形成
された下部の縮径部とを有する集合管本体とされ、該本
体内周面に排水流を旋回させるための管軸に対して傾斜
する傾斜壁が突設されてなる排水用集合管において、前
記傾斜壁が膨大部から縮径部にわたって突設されると共
に、本体内周面からの突出量が最大となる最大突出部が
膨大部に位置されてなるものであり、傾斜壁の突出端と
対向する本体内周面との間隔を従来同様、必要量確保し
た状態で、傾斜壁９の突出量をより大きくでき、排水流
に対する旋回性能が向上できると共に、詰まりが有効に
防止できる。
第１図は本発明の実施例を示す断面側面図、第２図は第
１図II-II線断面矢視図、第３図は第１図III-III線断面
矢視図である。 １……集合管、2,3……開口接合部、４……集合管本
体、５……膨大部、６……縮径部、８……枝管接合部、
９……傾斜壁、10,11……内周面、12……最大突出部。
１図II-II線断面矢視図、第３図は第１図III-III線断面
矢視図である。 １……集合管、2,3……開口接合部、４……集合管本
体、５……膨大部、６……縮径部、８……枝管接合部、
９……傾斜壁、10,11……内周面、12……最大突出部。
Claims (1)
- 【請求項１】上下端が、排水立管接続用の開口接合部
（２）（３）とされ、この上下開口接合部（２）（３）
間は、上部の大径管状の膨大部（５）と膨大部（５）下
縁より下方向に上広下狭状として形成された下部の縮径
部（６）とを有する集合管本体（４）とされ、該本体
（４）内周面（10）（11）に排水流を旋回させるための
管軸に対して傾斜する傾斜壁（９）が突設されてなる排
水用集合管（１）において、前記傾斜壁（９）が膨大部
（５）から縮径部（６）にわたって突設されると共に、
本体（４）内周面（10）（11）からの突出量が最大とな
る最大突出部（12）が膨大部（５）に位置されてなるこ
とを特徴とする排水用集合管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27774989A JPH0718182B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 排水用集合管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27774989A JPH0718182B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 排水用集合管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03140527A JPH03140527A (ja) | 1991-06-14 |
| JPH0718182B2 true JPH0718182B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=17587796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27774989A Expired - Lifetime JPH0718182B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | 排水用集合管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718182B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-24 JP JP27774989A patent/JPH0718182B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03140527A (ja) | 1991-06-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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