JPH0718088Y2 - 照明器具の反射板 - Google Patents

照明器具の反射板

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JPH0718088Y2
JPH0718088Y2 JP1988076618U JP7661888U JPH0718088Y2 JP H0718088 Y2 JPH0718088 Y2 JP H0718088Y2 JP 1988076618 U JP1988076618 U JP 1988076618U JP 7661888 U JP7661888 U JP 7661888U JP H0718088 Y2 JPH0718088 Y2 JP H0718088Y2
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upward
reflector
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engaging claw
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均 長尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ダウンライン等の照明器具の反射板に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、ダウンライトにおいて、第6図に示すように、反
射板51としてアルミ板を絞り加工したものが用いられて
いる。しかし、深絞り加工しなくてはならないため、加
工時の荒れがひどく、そのため反射面を鏡面状態に仕上
げることができなかった。
このため、従来、第7図および第8図に示すように、複
数枚の分割反射板55,56を組み合わせた反射板が提案さ
れている。隣り合う分割反射板55,56は、係合孔57と係
合爪58とを係合させることにより連結する。
また、第9図に示すように、隣合う分割反射板52,52の
上向係合爪53と下向係合爪54とを係合させるようにした
ものも提案されている。
これらの組み合わせ式の反射板では、深絞り加工が必要
であるため、鏡面状態に仕上げることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第7図の組み合わせ式のものでは、単に係合孔
57と係合爪58とを係合させるだけであるため、結合力が
弱く、したがって全体の強度が弱く、小型の反射板にし
か用いることができないという問題点がある。
また、単に係合させるだけであることから、第8図に示
すように隣合う分割反射板55,56間に隙間dを生じるこ
とがある。
第9図の例でも、係合爪53,54の係合のみによるため、
組立強度が弱い。また、隣合う分割反射板52,52の下端
位置に段差hが生じることがある。前記段差hは、例え
ば分割反射板52の高さが不揃いである場合や、係合爪5
3,54のピッチが合っていない場合や、係合爪53,54が互
いに奥まで挿入されていない場合等に生じる。
このような隙間dや段差hは目立ち易く、商品価値を大
きく低下させる。
この考案の目的は、組立強度が強く、分割反射板間に隙
間が生じたり段差が生じたりすることのない照明器具の
反射板を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の照明器具の反射板は、一側縁に上向係合爪,
他側縁に下向係合爪を有する複数枚の分割反射板を環状
に配置した反射板において、隣合う分割反射板の前記上
向係合爪と下向係合爪とを互いに係合させ、この係合し
た上向係合爪と下向係合爪とを重ねて捻り状態に塑性加
工したものである。
〔作用〕
この考案の構成によると、隣合う分割反射板の上向係合
爪と下向係合爪とを係合させたうえ、互いに重ねて捻り
状態に塑性加工しているので、係合の外れを防止でき、
組立強度が強い。また、係合させたうえに捻り加工する
ので、分割反射板相互が引き寄せられ、分割反射板間に
隙間が生じることが防止される。さらに、捻り状態とす
るため、上向係合爪と下向係合爪とが基端まで嵌まり合
う。そのため、分割反射板の下端開口縁と最下段の下向
係合爪または上向係合爪との距離を管理するだけで、分
割反射板間の下縁の段違いを無くすことができる。さら
に上向係合爪と下向係合爪を相係合したときに分割反射
板間が仮止め状態に係合されるため、複数の分割反射板
を環状に組み合わせた後、全体のバランスをとりなが
ら、係合爪をかしめる作業をすることができるので、作
業性がよい。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。
反射板1は4枚の同一形状の分割反射板2からなり、各
分割反射板2は上向係合爪3と下向係合爪4とを両側縁
に各々形成してある(第3図参照)。これら分割反射板
2は、隣合うもの同志で上向係合爪3と下向係合爪4と
を互いに係合させて環状に組む。
この場合に、第4図(A),(B)および第5図
(A),(B)に示すように、上向係合爪3と下向係合
爪4とを係合させた後、第4図(C),(D)および第
5図(C),(D)のように上向係合爪3と下向係合爪
4とを重ねて捻り状態に塑性加工する。第4図と第5図
とは同じ工程を角度を変えて図示したものである。
第1図に示すように、各分割反射板2の上端には垂直片
2aを設けてある。分割反射板2の垂直片2aの外周に被さ
って箱状補強部材5を設ける。箱状補強部材5は、ラン
プ挿通孔6を有する天板部5aと、その4辺から垂下した
側板部5bとでなり、各側板部5bに取付用切起片7が外向
きに突設してある。各側板部5b間には分割反射板2の垂
直片2aの端部を差し込む隙間8を設けてある。箱状補強
部材5と反射板2とは、孔10、11に挿通したリベット等
の固着具12(第2図)で互いに固定してある。
反射板1は、天板14を有する円筒状の器具本体13に収容
し、反射板1の下端に外嵌する枠体15を器具本体13の下
端に固定してある。器具本体13の天板14の下面には一対
の板ばね状の取付ばね16を設け、取付ばね16を箱状補強
部材5の取付用切起片7に係合させることにより、反射
板1を器具本体13に取付ける。
器具本体13の天板14はランプ挿入孔17を有し、帯状板を
ハット形に折曲してなるソケット台18にソケット19を取
付けてある。ランプ20は、箱状補強部材5を貫通してソ
ケット19に装着される。
この構成によると、4枚の分割反射板2を組んで反射板
2を形成するので、深絞り加工が不要で、加工時に反射
面を傷つけることがなく、鏡面状態に仕上げることがで
きる。
隣合う分割反射板2,2は、上向係合爪3と下向係合爪4
とを係合させたうえ、互いに重ねて捻り状態に塑性加工
しているので、係合の外れを防止でき、組立強度が強
い。そのため大型の反射板に適用することも可能とな
る。また、係合させたうえに捻り加工するので、分割反
射板2,2相互が引き寄せられ、分割反射板2,2間に隙間が
生じることが防止される。さらに、捻り状態とするた
め、上向係合爪3と下向係合爪4とが基端まで嵌まり合
う。そのため、分割反射板2の下端開口縁と最下段の上
向係合爪3または下向係合爪4との距離を管理するだけ
で、分割反射板2,2の下縁の段違いを無くすことができ
る。さらに上向係合爪3と下向係合爪4を相係合したと
きに分割反射板2間が仮止め状態に係合されるため、複
数の分割反射板2を環状に組み合わせた後、全体のバラ
ンスをとりながら、係合爪3,4をかしめる作業をするこ
とができるので、作業性がよい。
なお、前記実施例では全ての上向係合爪3と下向係合爪
4とを捻るようにしたが、最下段の上向係合爪3と下向
係合爪4のみを捻るようにしても良い。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具の反射板は、隣合う分割反射板の上
向係合爪と下向係合爪とを係合させたうえ、互いに重ね
て捻り状態に塑性加工しているので、係合の外れを防止
でき、組立強度が強い。そのため大型の反射板に適用す
ることも可能となる。また、係合させたうえに捻り加工
するので、分割反射板相互が引き寄せられ、分割反射板
間に隙間が生じることが防止される。さらに、捻り状態
とするため、上向係合爪と下向係合爪とが基端まで嵌ま
り合う。そのため、分割反射板の下端開口縁と最下段の
下向係合爪または上向係合爪との距離を管理するだけ
で、分割反射板間の下縁の段違いを無くすことができ
る。さらに上向係合爪と下向係合爪を相係合したときに
分割反射板間が仮止め状態に係合されるため、複数の分
割反射板を環状に組み合わせた後、全体のバランスをと
りながら、係合爪をかしめる作業をすることができるの
で、作業性がよいという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図はその反
射板を用いた照明器具の断面図、第3図は同じくその分
割反射板の斜視図、第4図は同じくその組立工程の説明
図、第5図は第4図と見る角度を変えて示す組立工程の
斜視図、第6図は従来例の斜視図、第7図は他の実施例
の斜視図、第8図はその部分拡大正面図、第9図はさら
に他の従来例の部分斜視図である。 1……反射板、2……分割反射板、3……上向係合爪、
4……下向係合爪、5……箱状補強部材、13……器具本

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側縁に上向係合爪,他側縁に下向係合爪
    を有する複数枚の分割反射板を環状に配置し、隣合う分
    割反射板の前記上向係合爪と下向係合爪とを互いに係合
    させ、この係合した上向係合爪と下向係合爪とを重ねて
    捻り状態に塑性加工した照明器具の反射板。
JP1988076618U 1988-06-09 1988-06-09 照明器具の反射板 Expired - Lifetime JPH0718088Y2 (ja)

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JP1988076618U JPH0718088Y2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 照明器具の反射板

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JPH01179311U JPH01179311U (ja) 1989-12-22
JPH0718088Y2 true JPH0718088Y2 (ja) 1995-04-26

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ID=31301633

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63228509A (ja) * 1987-03-17 1988-09-22 東芝ライテック株式会社 反射板

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JPH01179311U (ja) 1989-12-22

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