JPH0718007Y2 - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH0718007Y2
JPH0718007Y2 JP1989080334U JP8033489U JPH0718007Y2 JP H0718007 Y2 JPH0718007 Y2 JP H0718007Y2 JP 1989080334 U JP1989080334 U JP 1989080334U JP 8033489 U JP8033489 U JP 8033489U JP H0718007 Y2 JPH0718007 Y2 JP H0718007Y2
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JP
Japan
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magnetic head
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electromagnetic conversion
recording
thin film
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JP1989080334U
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正克 池上
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば磁気ディスクに対して情報の記録・再
生を行なうのに用いる磁気ヘッドに関する。
[従来の技術] 第3図に示すように、ハードディスクドライブ装置に搭
載された薄膜磁気ヘッドは、このヘッド本体を形成する
スライダ10と、このスライダ10の下方側に長手方向に形
成された突起状の2つの浮上レール11A,11Bとを有して
いる。上記浮上レール11A,11Bは、例えば磁気ディスク
のような磁気記録媒体(図示せず)に対向し、この浮上
レール11A,11Bの一端には、磁気ヘッドを浮上させるた
めの空気流入部12A,12Bを形成し、他端は空気流出端13
A,13Bとなっている。上記空気流出端13A,13Bには、薄膜
の電磁変換素子14A,14Bが形成されている。さらに、上
記電磁変換素子14A,14Bから導出された各引出端子は、
同一平面上に形成された複数のワイヤ接続部、すなわち
ボンディング・パッド21,22及び23に接続されている。
なお、上記電磁変換素子14A,14Bとボンディング・パッ
ド21,22及び23はスライダ10の同一側面側に形成され、
その側面の中央を境として左右対象に且つ縦に配置され
た構成となっている。
第4図に示すように、浮上レール11A側に設けられた薄
膜の電磁変換素子14Aは、層間絶縁層15Aを介し薄形成さ
れた記録再生用コイル16Aと、この記録再生用コイル16A
から導出された引出端子17A,18A及び19Aと、薄形状の磁
気コア20Aとから構成されている。そして、上記記録再
生用コイル16Aは、膜形状の磁気コア20A,20Aで、上・下
から挟み込みサンドイッチ構造となっている。なお、こ
の磁気コア20Aの先端、つまり浮上レール11A面には、記
録再生用ギャップ(図示せず)が形成されている。
このように構成された薄膜の電磁変換素子14Aにあって
は、例えば引出端子17Aおよび引出端子19Aの間を導通さ
せて、磁気コア20Aの先端から発生する磁界によって磁
気記録媒体に情報の記録を行い、磁気記録媒体から発生
する磁界を磁気コア20Aで拾い上げ、記録再生用コイル1
6Aで検出することにより、情報の再生が行われている。
また、他方の浮上レール11B側に設けられた電磁変換素
子14Bについても同様な構成・機能となっている。
これら2つの電磁変換素子14A,14Bが設けられている
が、一般には記録・再生を行うには、いずれか一方のみ
が使用される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の薄膜磁気ヘッドにあって
は、近年次のような問題点が発生してきた。
例えば、ハードディスクドライブ装置が搭載されたラッ
プトップあるいはハンドヘルトと呼ばれる小型で持ち運
びが容易なパーソナルコンピュータの出現により、小型
で持ち運びが容易、且つ高密度記録ができる磁気ディス
クが要求されてきている。
このため、ハードディスクドライブ装置に用いられる磁
気ヘッドも多数を占めるメタルインギャップのバルクタ
イプから薄膜化された小型、軽量及び高密度記録に対応
できる薄膜磁気ヘッドの要求が強くなってきた。そし
て、上述したように昨今ではラップトップあるいはハン
ドヘルトと呼ばれるコンピュータの出現により3.5イン
チ、2.5インチそして2インチとだんだん磁気ディスク
が小型化してきている。
すなわち、従来の薄膜磁気ヘッドでは、スライダ10の側
面に形成されたボンディング・パッド21,22及び23が一
対ずつ、縦に配列されているので、小型化に対応できな
いという問題点があった。無理にスライダ10を小型化す
ると、従来の薄膜磁気ヘッドのボンディング・パッド2
1,22及び23の配列パターンでは、上記ボンディング・パ
ッド21,22及び23間等が近接し、リード線等を結線する
際に、隣同志が短絡するおそれがあった。また、ボンデ
ィング・パッド21,22及び23そのものを小さくすると、
電気的絶縁不良を発生させるおそれもあった。
本考案は、以上の点に鑑み、磁気ヘッドの小型化に対応
出来るとともに、小型化しても短絡現象あるいは電気的
絶縁不良が発生しない、信頼性の高い磁気ヘッドを提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る磁気ヘッドにおいては、スライダと、この
スライダの側端部に形成された電磁変換素子とを有して
いて、前記電磁変換素子と接続した複数のワイヤ接続部
を、前記スライダの幅方向に一列に配置したことを特徴
とする。
[作用] このように形成された磁気ヘッドのボンディング・パッ
ドは、記録再生用コイルから導出された各引出端子と接
続されていて、情報の記録及び再生をコントロールする
ディスク装置等の外部との情報伝達経路を形成する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について、第1図を基にして説
明する。なお、従来の薄膜磁気ヘッドと同一の部分及び
同一部品には、同一符号を付して、詳細な説明を省略す
る。
本実施例の薄膜磁気ヘッドにおいて、従来例と同様スラ
イダ10に形成した浮上レール11A,11Bの端部に電磁変換
素子14A,14Bが形成され、これら電磁変換素子14A,14Bか
ら導出された各引出端子17,18及び19はリード線等が半
田付けされるボンディング・パッド21,22及び23と接続
している。これらボンディング・パッド21,22及び23は
スライダ10の一側面に、スライダ10の幅方向に一列に配
置されている。そして、例えば引出端子21,23は記録再
生用コイル16の両端にそれぞれ接続され、引出端子22は
上記記録再生コイル16のほぼ中間位置に接続されてい
る。
各引出端子21,22及び23は、例えばディスクドライブ装
置との電気信号の入出力インピーダンスの整合に応じ
て、使い分けられている。すなわち、各引出端子17,18
及び19に接続されたボンディング・パッド21,22及び23
は、ディスクドライブ装置から入出力された書き込み及
び読み込みデータに応じて、電磁変換素子14が記録再生
する電流の伝達経路を形成していることになる。
次に本考案の一実施例の薄膜磁気ヘッドの動作を説明す
る。
例えば情報記録の際に、ボンディング・パッド21,22及
び23に接続された各引出端子17,18及び19のうち、2つ
の引出端子が用いられ、ディスクドライブ装置等の外部
と接続して、薄膜の電磁変換素子14を形成する記録再生
コイル16に、書き込みデータに応じて記録電流を印加す
る。すると、それに応じた磁界が磁気コア20から発生し
て、磁気記録媒体を磁化し磁気記録させることが出来
る。
また、再生の場合には、磁気コア20が磁気記録媒体から
発生される磁界で磁化され、記録再生コイル16によって
検出される。その場合、記録再生コイル16に生じた再生
電流は上記引出端子17,18及び19に、さらにボンディン
グ・パッド21,22及び23を通ってディスク装置に入力さ
れ、再生される。
このように動作する本考案の一実施例である薄膜磁気ヘ
ッドにおいては、上述したように、ボンディング・パッ
ド21,22及び23をスライダ10の幅方向に一列に配置した
ことにより、スライダ10の厚みを薄くすることが出来
る。よって、薄膜磁気ヘッドの小型化を図ることが可能
となる。
また、スライダ10の厚みを薄くしても、ボンディング・
パッド間の間隔を広くとれるので、パッドどうしの電気
的な短絡現象を生じることがなく、さらにそれぞれのパ
ッドそのものも大きくとれるので、結線等の電気的絶縁
不良を発生させることがない。よって、歩留まりの良
い、信頼性ある薄膜磁気ヘッドが作れる。
なお、本考案の説明において、ボンディング・パッドを
3つ21,22,23で説明したが、ボンディング・パッドを2
つ21,23にしたものもある。
本考案の他の実施例である薄膜磁気ヘッドは、第2図に
示すように、スライダ10の一側面部に、且つスライダ10
の幅方向に一列に配置された複数のボンディング・パッ
ドのうち、一対のパッドを共通化し、アース端子用パッ
ド30とした構成をしている。
上記ボンディング・パッドの数を少なくしたことによ
り、スライダ10の幅も、厚み同様、狭くすることが出
来、大幅な小型化が図れる。
また、パッド間の間隔をさらに広くとることが出来るの
で、パッドそのものが大きく形成され、電気的絶縁不良
が低減される。また、パッドへのリード線等の半田付け
箇所が少なくなるので、短絡現象も低減させることが出
来る。
[考案の効果] 上述したように、本考案によれば、ボンディング・パッ
ドをスライダの幅方向に一列に配置したことにより、ス
ライダの厚みが薄くなる。よって、磁気ヘッドの小型化
を図ることが出来る。またスライダの厚みが薄くても、
ボンディング・パッド間の間隔を広くとれるので、パッ
ドどうしの電気的な短絡現象は生じない。さらに、それ
ぞれのパッドそのものが大きくとれるので、結線等の電
気的な絶縁不良は生じない。よって、歩留まりの良い、
信頼性ある薄膜磁気ヘッドが作れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る薄膜磁気ヘッドの要部
斜視図、第2図は本考案の他の実施例に係る薄膜磁気ヘ
ッドの斜視図、第3図は従来の薄膜磁気ヘッドに係る斜
視図、第4図は第3図における磁気ヘッドの要部側面図
である。 図において、 10…スライダ、14…電磁変換素子 21,22,23…ボンディング・パッド (ワイヤ接続部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライダと、このスライダの側面の幅方向
    の端部に形成された電磁変換素子とを有してなる磁気ヘ
    ッドにおいて、前記電磁変換素子と接続した複数のワイ
    ヤ接続部を、前記電磁変換素子の形成面に、前記スライ
    ダの厚み方向に該電磁変換素子と該ワイヤ接続部が重な
    り合わないように、前記スライダの幅方向の中央部にほ
    ぼ等間隔に一列に配置したことを特徴とする磁気ヘッド
JP1989080334U 1989-07-07 1989-07-07 磁気ヘッド Expired - Lifetime JPH0718007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989080334U JPH0718007Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 磁気ヘッド

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JP1989080334U JPH0718007Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 磁気ヘッド

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JPH0320021U JPH0320021U (ja) 1991-02-27
JPH0718007Y2 true JPH0718007Y2 (ja) 1995-04-26

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JP1989080334U Expired - Lifetime JPH0718007Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 磁気ヘッド

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