JPH07178951A - サーマルヘッドを備えた記録装置の記録方法及びサーマルヘッドを備えた記録装置 - Google Patents

サーマルヘッドを備えた記録装置の記録方法及びサーマルヘッドを備えた記録装置

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Publication number
JPH07178951A
JPH07178951A JP32398493A JP32398493A JPH07178951A JP H07178951 A JPH07178951 A JP H07178951A JP 32398493 A JP32398493 A JP 32398493A JP 32398493 A JP32398493 A JP 32398493A JP H07178951 A JPH07178951 A JP H07178951A
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JP
Japan
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thermal head
converter
counter
temperature
recording
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32398493A
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English (en)
Inventor
Akitomo Oogoshi
章智 大越
Kazuhiro Hatanaka
和広 畑中
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧印加時間を変化させ印字濃度を一定に保
つこと。 【構成】 温度変化に伴うアナログ情報を前記サーマル
ヘッド1からA/Dコンバータ2に与え、該A/Dコン
バータ2のバイナリー出力をPLL回路4を構成するプ
ログラマブルカウンタ3に与えることにより前記PLL
回路4の電圧制御発振器の発振周波数fvco を制御し、
前記サーマルヘッド1に加わる電圧印加時間を変化する
ことで印字濃度を一定に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドを備え
た記録装置及びサーマルヘッドを備えた記録装置の記録
方法に関し、特に、周囲の温度変化や記録時の温度上昇
による温度変化による印字濃度を一定に保つサーマルヘ
ッドを備えた記録装置及びサーマルヘッドを備えた記録
装置の記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドを備えた記録装置
では、周囲温度や記録時の温度上昇による印字濃度変化
に対応するため、印字濃度の制御を行なっている。印字
濃度を制御する回路には、図2に示すように、CPUを
用い制御する印字濃度制御回路の構成が採用されてい
る。
【0003】図2を参照して、サーマルヘッドを備えた
記録装置は、サーマルヘッド11と、このサーマルヘッ
ド11から得られる温度データをデジタル信号に変換す
るA/D(アナログデジタル)コンバータ12と、I/
Oポート13と、このI/Oポート13を通り、温度デ
ータが入力されるCPU14とを含む。CPU14は、
必要時にROM16、RAM17からデータを取り込
む。さらに、記録装置は、CPU14の情報が供給され
るタイマー(タイマーIC)15を有している。
【0004】このような印字濃度制御回路では、サーマ
ルヘッド11に付属している温度検出手段としてのサー
ミスタ(図示せず)から得られる温度データがA/Dコ
ンバータ12でデジタル信号に変換される。デジタル信
号は、I/Oポート13を通りCPU14に入力され
る。CPU14では、温度データをもとに、最適な電圧
印加時間を算出してタイマー5に情報が供給される。タ
イマー15は、このデータを基に温度に対応した記録パ
ルスをサーマルヘッド11に出力することによって印字
濃度の制御を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した印字濃度制御
回路の構成において、CPU4及びこのCPU4の周辺
素子が他の制御目的で使用されている場合には、多少の
部品追加等で機能を実現できる。しかしながら、上述し
た記録装置においては、ごく簡単な回路構成により記録
を行う装置、例えば、別の装置等に一方的に制御される
ハードコピー等においては、印字濃度制御回路のみに図
2のような回路構成を組むことは大きなコストアップに
つながるという問題がある。
【0006】それゆえに本発明の課題は、CPUを使用
するまでもないような簡単な記録装置においても低コス
トで印字濃度制御を行うことができるサーマルヘッドを
備えた記録装置の記録方法を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の課題は、CPUを使用
するまでもないような簡単な記録装置においても低コス
トで印字濃度制御を行うことができるサーマルヘッドを
備えた記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、周囲の
温度変化や記録時の温度上昇による温度変化による印字
濃度の変化に対応してサーマルヘッドに加わる電圧印加
時間を制御することで前記印字濃度を一定に保つサーマ
ルヘッドを備えた記録装置における記録方法において、
前記温度変化に伴うアナログ情報を前記サーマルヘッド
に含まれている温度検出手段からA/Dコンバータに与
え、該A/Dコンバータのバイナリー出力をPLL回路
を構成するプログラマブルカウンタに与えることにより
前記PLL回路の電圧制御発振器の発振周波数を制御
し、前記サーマルヘッドに加わる電圧印加時間を変化す
ることで印字濃度を一定に保つことを特徴とするサーマ
ルヘッドを備えた記録装置の記録方法が得られる。
【0009】また、本発明によれば、サーマルヘッドに
含まれている温度検出手段からの温度データをデジタル
信号に変換するA/Dコンバータと、該A/Dコンバー
タがセットされるプログラマブルカウンタと、該プログ
ラマブルカウンタのうち上位のプログラマブルカウンタ
からの出力に基づいて発振周波数が制御される電圧制御
発振器を有するPLL回路と、該PLL回路の前記電圧
制御発振器の発振周波数をデバイドするカウンタと、該
カウンタから出力される周波数の周期を前記サーマルヘ
ッドに供給する印加時間として設定するデコーダとを有
していることを特徴とするサーマルヘッドを備えた記録
装置が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のサーマルヘッドを備えた記録
装置及びその記録方法の一実施例を図1を用いて説明す
る。
【0011】図1を参照して、サーマルヘッドを備えた
記録装置は、印字濃度制御回路として、サーマルヘッド
1からの温度データをデジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータ2と、このA/Dコンバータ2の出力データを
プログラムセットするプログラマブルカウンタ3と、プ
ログラマブルカウンタ3のうち上位のプログラマブルカ
ウンタ3aからの出力に基づいて発振周波数が制御され
る電圧制御発振器(VCO)を有するPLL(フューズ
・ロックド・ループ)回路4と、この電圧制御発振器の
発振周波数fvco を任意にデバイトするカウンタ5と、
カウンタ5から出力される周波数の周期をサーマルヘッ
ド1の各ストローブに供給する印加時間として設置する
デコーダ6とを有している。
【0012】次に、記録装置における印字濃度制御回路
の記録方法を説明する。サーマルヘッド1に付属してい
るサーミスタ(温度検出手段)から得られる温度データ
をA/Dコンバータ2により、4ビット2進のデジタル
信号に変換する。変換された温度データは、プログラマ
ブルカウンタ3にセットされる。プログラマブルカウン
タ3では分周比1/Nが決定される。
【0013】この実施例おけるプログラマブルカウンタ
3は、2個の4ビットのプログラマブルカウンタ3a,
3bを有している。これらのプログラマブルカウンタ3
a,3bは直列に接続されている。下位のプログラマブ
ルカウンタ3bには、サーマルヘッド1から温度データ
がA/Dコンバータ2の4ビット2進のデジタル信号で
プログラムされる。さらに、上位のプログラマブルカウ
ンタ3aの出力は、PLL回路4でループを形成してあ
る。
【0014】記録装置における印字濃度制御回路の動作
において、A/Dコンバータ2の4ビット出力が000
0のとき、プログラマブルカウンタ3の出力は、1/3
2に分周される。また、A/Dコンバータ2の出力が1
111のとき、プログラマブルカウンタ3の出力は、1
/17に分周されることになる。ここでPLL回路4の
特徴から電圧制御発振器の発振周波数fvco =N×基準
周波数fであることから、たとえば、基準周波数fを4
KHzにすると、発振周波数fvco はA/Dコンバータ
2の出力に応じて128KHz〜68KHzまでの範囲
で変化することになる。この発振周波数fvco は、カウ
ンタ5により任意にデバイドされる。カウンタ5では、
1/64にデバイドした。
【0015】したがって、カウンタ5の出力は2KHz
〜1062.5KHzの周波数となる。この周波数の周
期は、0.5ms〜0.94msとなりサーマルヘッド
1に供給される印加時間となる。デコーダ6はこの印加
時間をサーマルヘッド1の各ストローブに供給し一定の
濃度で記録を行う。
【0016】なお、本実施例では、周波数の周期を0.
5ms〜0.94msまでの制御として説明したが、サ
ーマルヘッド1の特性に応じ、同じ回路構成においてプ
ログラマブルカウンタ3の分周比や基準周波数fにより
任意の印加時間を設定できることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明のサーマルヘッドの温度変化に伴う温度データをP
LL回路を構成するプログラマブルカウンタに与えるこ
とによりPLL回路の電圧制御発振器の発振周波数を制
御し、印字濃度を一定に保つように構成したため、ごく
簡単な制御回路により周囲温度やサーマルヘッドの温度
上昇による温度変化に対応する濃度制御が実現できる。
【0018】また、簡単な回路構成により記録を行う装
置、例えば、別の装置等に一方的に制御されるハードコ
ピー等において、印字濃度制御回路のみに回路構成を組
むことができコストの低減が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドを備えた記録装置の回
路構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のサーマルヘッドを備えた記録装置の回路
構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、11 サーマルヘッド 2、12 A/Dコンバータ 3 プログラマルカウンタ 3a 上位のプログラマルカウンタ 3b 下位のプログラマルカウンタ 4 PLL回路 5 カウンタ 6 デコーダ 13 I/Oポート 14 CPU 15 タイマー 16 ROM 17 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲の温度変化や記録時の温度上昇によ
    る温度変化による印字濃度の変化に対応してサーマルヘ
    ッドに加わる電圧印加時間を制御することで前記印字濃
    度を一定に保つサーマルヘッドを備えた記録装置におけ
    る記録方法において、前記温度変化に伴うアナログ情報
    を前記サーマルヘッドに含まれている温度検出手段から
    A/Dコンバータに与え、該A/Dコンバータのバイナ
    リー出力をPLL回路を構成するプログラマブルカウン
    タに与えることにより前記PLL回路の電圧制御発振器
    の発振周波数を制御し、前記サーマルヘッドに加わる電
    圧印加時間を変化することで印字濃度を一定に保つこと
    を特徴とするサーマルヘッドを備えた記録装置の記録方
    法。
  2. 【請求項2】 サーマルヘッドに含まれている温度検出
    手段からの温度データをデジタル信号に変換するA/D
    コンバータと、該A/Dコンバータがセットされるプロ
    グラマブルカウンタと、該プログラマブルカウンタのう
    ち上位のプログラマブルカウンタからの出力に基づいて
    発振周波数が制御される電圧制御発振器を有するPLL
    回路と、該PLL回路の前記電圧制御発振器の発振周波
    数をデバイドするカウンタと、該カウンタから出力され
    る周波数の周期を前記サーマルヘッドに供給する印加時
    間として設定するデコーダとを有していることを特徴と
    するサーマルヘッドを備えた記録装置。
JP32398493A 1993-12-22 1993-12-22 サーマルヘッドを備えた記録装置の記録方法及びサーマルヘッドを備えた記録装置 Withdrawn JPH07178951A (ja)

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JP32398493A JPH07178951A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 サーマルヘッドを備えた記録装置の記録方法及びサーマルヘッドを備えた記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9850891B2 (en) 2015-11-25 2017-12-26 Funai Electric Co., Ltd. Analog flow control

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US9850891B2 (en) 2015-11-25 2017-12-26 Funai Electric Co., Ltd. Analog flow control

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Effective date: 20010306