JPH07178341A - ルテニウム触媒の再生方法 - Google Patents
ルテニウム触媒の再生方法Info
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- JPH07178341A JPH07178341A JP5328458A JP32845893A JPH07178341A JP H07178341 A JPH07178341 A JP H07178341A JP 5328458 A JP5328458 A JP 5328458A JP 32845893 A JP32845893 A JP 32845893A JP H07178341 A JPH07178341 A JP H07178341A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水素化反応に用いて活性の低下したシリカ担
持ルテニウム触媒を再活性化する。 【構成】 活性の低下したシリカ担持ルテニウム触媒
を、酸素含有ガス中で60℃以上の温度で加熱処理し、
次いで水素含有ガス中で20〜200℃で加熱処理す
る。
持ルテニウム触媒を再活性化する。 【構成】 活性の低下したシリカ担持ルテニウム触媒
を、酸素含有ガス中で60℃以上の温度で加熱処理し、
次いで水素含有ガス中で20〜200℃で加熱処理す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水素化反応に用いたルテ
ニウム触媒、特にカルボニル化合物を水素化して、各種
アルコールを製造するのに用いられたルテニウム触媒の
再生方法に関するものである。
ニウム触媒、特にカルボニル化合物を水素化して、各種
アルコールを製造するのに用いられたルテニウム触媒の
再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ルテニウム触媒、例えばシリカ担持ルテ
ニウム触媒を各種の水素化反応に利用することは公知で
ある。例えば、カルボニル化合物の水素化反応(特開平
2−273635号公報参照)、フィッシャー−トロプ
シュ反応等に使用可能である。これらの水素化反応に使
用して活性の低下したルテニウム触媒は、再生して使用
することが望ましい。しかし、シリカ担持ルテニウム触
媒の有効な再生法に関しては、まだ実用的な方法が提案
されていない。また、この触媒からルテニウムだけを分
離回収することも技術的に困難を極める。従って従来、
使用により活性の低下したシリカ担持ルテニウム触媒の
有効な処理法はなかった。
ニウム触媒を各種の水素化反応に利用することは公知で
ある。例えば、カルボニル化合物の水素化反応(特開平
2−273635号公報参照)、フィッシャー−トロプ
シュ反応等に使用可能である。これらの水素化反応に使
用して活性の低下したルテニウム触媒は、再生して使用
することが望ましい。しかし、シリカ担持ルテニウム触
媒の有効な再生法に関しては、まだ実用的な方法が提案
されていない。また、この触媒からルテニウムだけを分
離回収することも技術的に困難を極める。従って従来、
使用により活性の低下したシリカ担持ルテニウム触媒の
有効な処理法はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シリカ担持
ルテニウム触媒を再生することにより活性を回復し、再
利用する方法を提供せんとするものである。
ルテニウム触媒を再生することにより活性を回復し、再
利用する方法を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、水素化反
応に用いられたシリカ担持ルテニウム触媒の再生方法に
ついて研究した結果、触媒を酸素ガス及び水素ガスで順
次処理すれば、極めて効果的に触媒を再生することが出
来ることを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明
によれば、水素化反応に用いて活性の低下したシリカ担
持ルテニウム触媒を、酸素含有ガス中で60℃以上の温
度で加熱処理し、次いで、水素含有ガス中で20〜20
0℃の温度で加熱処理することにより容易にその活性を
回復させることができる。
応に用いられたシリカ担持ルテニウム触媒の再生方法に
ついて研究した結果、触媒を酸素ガス及び水素ガスで順
次処理すれば、極めて効果的に触媒を再生することが出
来ることを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明
によれば、水素化反応に用いて活性の低下したシリカ担
持ルテニウム触媒を、酸素含有ガス中で60℃以上の温
度で加熱処理し、次いで、水素含有ガス中で20〜20
0℃の温度で加熱処理することにより容易にその活性を
回復させることができる。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいてシリカ担持ルテニウム触媒を用いる水素化反応と
しては、広く一般の水素化反応が対象となるがなかでも
カルボニル化合物の水素化反応、一酸化炭素の水素化反
応であるフィッシャー−トロプシュ反応などが挙げられ
る。カルボニル化合物の水素化反応の場合、水素化の対
象となるカルボニル化合物としては、例えば置換基を有
しても良い脂肪族アルデヒド類またはケトン類であり、
具体的にはアセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、
n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、1−ア
セトキシ−ブタン−4−アール、1−ヒドロキシ−ブタ
ン−4−アールのごとき、アセトキシ基あるいはヒドロ
キシ基を置換基として有していてもよい脂肪族アルデヒ
ド類、およびメチルケトン、メチルエチルケトン、1−
アセトキシ−ブタン−2−オン、1−ヒドロキシ−ブタ
ン−2−オンのごときアセトキシ基あるいはヒドロキシ
基を置換基として有していてもよい脂肪族ケトン類が挙
げられる。
おいてシリカ担持ルテニウム触媒を用いる水素化反応と
しては、広く一般の水素化反応が対象となるがなかでも
カルボニル化合物の水素化反応、一酸化炭素の水素化反
応であるフィッシャー−トロプシュ反応などが挙げられ
る。カルボニル化合物の水素化反応の場合、水素化の対
象となるカルボニル化合物としては、例えば置換基を有
しても良い脂肪族アルデヒド類またはケトン類であり、
具体的にはアセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、
n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、1−ア
セトキシ−ブタン−4−アール、1−ヒドロキシ−ブタ
ン−4−アールのごとき、アセトキシ基あるいはヒドロ
キシ基を置換基として有していてもよい脂肪族アルデヒ
ド類、およびメチルケトン、メチルエチルケトン、1−
アセトキシ−ブタン−2−オン、1−ヒドロキシ−ブタ
ン−2−オンのごときアセトキシ基あるいはヒドロキシ
基を置換基として有していてもよい脂肪族ケトン類が挙
げられる。
【0006】シリカ担持ルテニウム触媒は、通常、ハロ
ゲン化ルテニウムを含む溶液をシリカ担体に含浸させ、
次いで苛性アルカリで処理してルテニウム成分を担体に
固定し、更に還元剤で還元することにより調製される。
ルテニウムの担持量は、通常0.1〜5重量%である。
触媒調製に用いるハロゲン化ルテニウムとしては塩化ル
テニウムが代表的である。また、シリカ担体の形状は反
応方式に依存して適宜選択されるが、通常は粒状、ペレ
ット状のものが用いられる。
ゲン化ルテニウムを含む溶液をシリカ担体に含浸させ、
次いで苛性アルカリで処理してルテニウム成分を担体に
固定し、更に還元剤で還元することにより調製される。
ルテニウムの担持量は、通常0.1〜5重量%である。
触媒調製に用いるハロゲン化ルテニウムとしては塩化ル
テニウムが代表的である。また、シリカ担体の形状は反
応方式に依存して適宜選択されるが、通常は粒状、ペレ
ット状のものが用いられる。
【0007】本発明方法により活性の低下した触媒を再
生処理する場合、再生処理に先立って触媒を窒素ガスな
どの不活性ガス中、100℃〜200℃の温度で乾燥す
ることにより、含液率を例えば1重量%以下としておく
ことが好ましい。本発明によれば、活性の低下した触媒
は、まず、分子状酸素を含有するガス中、特にガス気流
中で加熱処理される。酸素含有ガスとしては純酸素を使
用することも出来るが、通常は空気あるいは窒素等の不
活性ガスで希釈した空気が用いられ、酸素濃度として通
常0.1〜20容量%、好ましくは4〜20容量%の範
囲で使用する。処理温度としては60℃以上、好ましく
は90〜300℃、更に好ましくは150〜200℃の
範囲で選ばれる。この温度があまり低いと触媒上の付着
物の充分な燃焼効果が達せられず、逆にあまり高すぎる
と、この後いくら還元しても触媒活性の回復度は低下す
る。加熱処理時間は温度およびガスとの接触方式などに
より多少異なるが、通常、0.5〜10時間である。
生処理する場合、再生処理に先立って触媒を窒素ガスな
どの不活性ガス中、100℃〜200℃の温度で乾燥す
ることにより、含液率を例えば1重量%以下としておく
ことが好ましい。本発明によれば、活性の低下した触媒
は、まず、分子状酸素を含有するガス中、特にガス気流
中で加熱処理される。酸素含有ガスとしては純酸素を使
用することも出来るが、通常は空気あるいは窒素等の不
活性ガスで希釈した空気が用いられ、酸素濃度として通
常0.1〜20容量%、好ましくは4〜20容量%の範
囲で使用する。処理温度としては60℃以上、好ましく
は90〜300℃、更に好ましくは150〜200℃の
範囲で選ばれる。この温度があまり低いと触媒上の付着
物の充分な燃焼効果が達せられず、逆にあまり高すぎる
と、この後いくら還元しても触媒活性の回復度は低下す
る。加熱処理時間は温度およびガスとの接触方式などに
より多少異なるが、通常、0.5〜10時間である。
【0008】酸素含有ガスにより処理した触媒は次に、
水素を含有するガス中、特にガス気流中で加熱処理す
る。使用される水素ガスは純粋なものである必要はな
く、窒素等の不活性ガスで希釈したものでもよく、更に
は工業用水素も用いられる。処理温度としては通常20
〜200℃、好ましくは50〜200℃の範囲で選ばれ
る。これ以下の温度だと充分な還元効果が得られず、あ
まり高温だと還元されすぎて触媒活性は急激に低下す
る。処理時間は通常0.1〜20時間である。この水素
含有ガスによる接触処理は、場合により、水素化反応工
程に触媒を充填後、同反応系内で実施することも出来
る。次に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。
水素を含有するガス中、特にガス気流中で加熱処理す
る。使用される水素ガスは純粋なものである必要はな
く、窒素等の不活性ガスで希釈したものでもよく、更に
は工業用水素も用いられる。処理温度としては通常20
〜200℃、好ましくは50〜200℃の範囲で選ばれ
る。これ以下の温度だと充分な還元効果が得られず、あ
まり高温だと還元されすぎて触媒活性は急激に低下す
る。処理時間は通常0.1〜20時間である。この水素
含有ガスによる接触処理は、場合により、水素化反応工
程に触媒を充填後、同反応系内で実施することも出来
る。次に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。
【0009】
I 触媒の調製 塩化ルテニウムの水溶液(金属換算で、3.05gのル
テニウムを含有)240gに、直径2.5mmの球状シ
リカ担体(乾燥重量100g)を室温下で加えた。ロー
タリーエバポレータ中で室温下で1時間攪拌し、塩化ル
テニウムをシリカ担体に含浸させた。次いで60℃水槽
付きロータリーエバポレータ中で真空下蒸発乾固した。
テニウムを含有)240gに、直径2.5mmの球状シ
リカ担体(乾燥重量100g)を室温下で加えた。ロー
タリーエバポレータ中で室温下で1時間攪拌し、塩化ル
テニウムをシリカ担体に含浸させた。次いで60℃水槽
付きロータリーエバポレータ中で真空下蒸発乾固した。
【0010】室温まで冷却後、塩化ルテニウム担持シリ
カ担体にカ性ソーダ4.6gを含有する水溶液120g
を室温下加えた。室温下で0.5時間攪拌し、さらに6
0℃水槽付きロータリーエバポレータ中で真空下蒸発乾
固させた。これにより塩化ルテニウムは水酸化ルテニウ
ムとして担体に固定された。
カ担体にカ性ソーダ4.6gを含有する水溶液120g
を室温下加えた。室温下で0.5時間攪拌し、さらに6
0℃水槽付きロータリーエバポレータ中で真空下蒸発乾
固させた。これにより塩化ルテニウムは水酸化ルテニウ
ムとして担体に固定された。
【0011】室温まで冷却後、このルテニウム担持シリ
カ担体にホルムアルデヒド5.5gを含有する水溶液2
00gを室温下加え、60℃の温度で1時間保持して還
元処理を行った。濾過して得られたシリカ担体ルテニウ
ム触媒を、60℃の水1000gで3回水洗処理を行っ
た。次いで再び濾過した後、この触媒を空気中60℃で
24時間乾燥処理を行い、完全に水分を除去した触媒1
04gを得た。かくして得られた触媒には、ルテニウム
金属が3重量%担持されていた。
カ担体にホルムアルデヒド5.5gを含有する水溶液2
00gを室温下加え、60℃の温度で1時間保持して還
元処理を行った。濾過して得られたシリカ担体ルテニウ
ム触媒を、60℃の水1000gで3回水洗処理を行っ
た。次いで再び濾過した後、この触媒を空気中60℃で
24時間乾燥処理を行い、完全に水分を除去した触媒1
04gを得た。かくして得られた触媒には、ルテニウム
金属が3重量%担持されていた。
【0012】II カルボニル化合物の連続水素化反応 Iで調製した触媒を、連続水添反応装置のステンレス製
反応管に充填した。これに1−アセトキシ−ブタン−4
−アール(以下ABDと略す)1.2重量%、1−ヒド
ロキシ−ブタン−2−オン(以下HMEKと略す)1重
量%、1−アセトキシ−ブタン−2−オン(以下MEK
Aと略す)2重量%および1,4−ジアセトキシブタン
よりなる混合物を連続的に仕込み、反応温度80℃、水
素圧力40kg/cm2 の条件で水素化反応を行なっ
た。8000時間反応を行なったのち、触媒を反応管か
ら抜出した。
反応管に充填した。これに1−アセトキシ−ブタン−4
−アール(以下ABDと略す)1.2重量%、1−ヒド
ロキシ−ブタン−2−オン(以下HMEKと略す)1重
量%、1−アセトキシ−ブタン−2−オン(以下MEK
Aと略す)2重量%および1,4−ジアセトキシブタン
よりなる混合物を連続的に仕込み、反応温度80℃、水
素圧力40kg/cm2 の条件で水素化反応を行なっ
た。8000時間反応を行なったのち、触媒を反応管か
ら抜出した。
【0013】実施例−1 IIの抜き出し触媒40gを、有効断面積約5cm2 の耐
熱ガラス製再生器に装入し、窒素ガスを50Nl/時の
流量で流しながら触媒を150℃に4時間保持すること
により乾燥した。次いで、6容量%の酸素を含有する窒
素ガスを50Nl/時の流量で流しながら触媒を150
℃で2時間処理した。窒素気流中で100℃に冷却後、
この温度で水素ガスを50Nl/時の流量で流しながら
4時間処理した。
熱ガラス製再生器に装入し、窒素ガスを50Nl/時の
流量で流しながら触媒を150℃に4時間保持すること
により乾燥した。次いで、6容量%の酸素を含有する窒
素ガスを50Nl/時の流量で流しながら触媒を150
℃で2時間処理した。窒素気流中で100℃に冷却後、
この温度で水素ガスを50Nl/時の流量で流しながら
4時間処理した。
【0014】この再生触媒1gとII記載のアルデヒド、
ケトンの混合物50g とをステンレス製オートクレーブに
入れ、水素圧力30kg/cm2 、反応温度50℃の条
件で2時間回分水添反応を行なった。反応液をガスクロ
マトグラフィーで分析した結果を表−1に示す。AB
D、HMEKおよびMEKAは各々対応するアルコール
へ選択的に転化した。なお、ABD、HMEK、MEK
Aの転化率は各々下式により算出した。
ケトンの混合物50g とをステンレス製オートクレーブに
入れ、水素圧力30kg/cm2 、反応温度50℃の条
件で2時間回分水添反応を行なった。反応液をガスクロ
マトグラフィーで分析した結果を表−1に示す。AB
D、HMEKおよびMEKAは各々対応するアルコール
へ選択的に転化した。なお、ABD、HMEK、MEK
Aの転化率は各々下式により算出した。
【0015】
【数1】
【0016】実施例−2 実施例−1で抜出し触媒の水素処理温度を50℃とした
以外は実施例1と全く同一の条件で触媒の再生処理及び
水素添加反応を行なった。結果を表−1に示す。
以外は実施例1と全く同一の条件で触媒の再生処理及び
水素添加反応を行なった。結果を表−1に示す。
【0017】実施例−3 実施例−1で抜出し触媒の6容量%酸素処理温度を30
0℃とした以外は実施例1と全く同一の条件で触媒の再
生処理及び水素添加反応を行なった。結果を表−1に示
す。
0℃とした以外は実施例1と全く同一の条件で触媒の再
生処理及び水素添加反応を行なった。結果を表−1に示
す。
【0018】参考例 I記載の新触媒を用いて実施例1と全く同様にして回分
水添反応を行った。結果を表−1に示す。
水添反応を行った。結果を表−1に示す。
【0019】比較例−1 抜出し触媒を再生することなく用いて、実施例1と全く
同様にして回分水添反応を行った。結果を表−1に示
す。
同様にして回分水添反応を行った。結果を表−1に示
す。
【0020】比較例−2 実施例−1で抜出し触媒の水素処理温度を300℃とし
た以外は実施例1と全く同一の条件で触媒の再生処理及
び水素添加反応を行なった。結果を表−1に示す。
た以外は実施例1と全く同一の条件で触媒の再生処理及
び水素添加反応を行なった。結果を表−1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、カルボニル化合物の水
素化触媒であるシリカ担持ルテニウム触媒の効率的な再
生が可能である。
素化触媒であるシリカ担持ルテニウム触媒の効率的な再
生が可能である。
Claims (2)
- 【請求項1】 水素化反応に用いたシリカ担持ルテニウ
ム触媒を、酸素含有ガス中で60℃以上の温度で加熱処
理し、次いで、水素含有ガス中で20〜200℃の温度
で加熱処理することを特徴とするルテニウム触媒の再生
方法。 - 【請求項2】 ルテニウム触媒が、カルボニル化合物の
水素化反応に用いたものであることを特徴とする請求項
1に記載の再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328458A JPH07178341A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ルテニウム触媒の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5328458A JPH07178341A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ルテニウム触媒の再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07178341A true JPH07178341A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18210496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5328458A Pending JPH07178341A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ルテニウム触媒の再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07178341A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997016249A1 (fr) * | 1995-11-01 | 1997-05-09 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede de reactivation d'un catalyseur a base de ruthenium |
JP2018504268A (ja) * | 2015-04-01 | 2018-02-15 | ハンワ ケミカル コーポレイション | フタレート化合物の水素化触媒の再生方法 |
EP2049253B1 (de) | 2006-07-31 | 2019-09-11 | Basf Se | integriertes VERFAHREN bestehend aus Hydrierung mit RUTHENIUMKATALYSATOREN und REGENERIERUNG derselben |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5328458A patent/JPH07178341A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997016249A1 (fr) * | 1995-11-01 | 1997-05-09 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede de reactivation d'un catalyseur a base de ruthenium |
US6077983A (en) * | 1995-11-01 | 2000-06-20 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for reactivating ruthenium catalyst |
EP2049253B1 (de) | 2006-07-31 | 2019-09-11 | Basf Se | integriertes VERFAHREN bestehend aus Hydrierung mit RUTHENIUMKATALYSATOREN und REGENERIERUNG derselben |
JP2018504268A (ja) * | 2015-04-01 | 2018-02-15 | ハンワ ケミカル コーポレイション | フタレート化合物の水素化触媒の再生方法 |
US10173212B2 (en) | 2015-04-01 | 2019-01-08 | Hanwha Chemical Corporation | Method for regenerating hydrogenation catalyst for phthalate compound |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |