JPH07178280A

JPH07178280A - 電気洗濯機

Info

Publication number: JPH07178280A
Application number: JP32510193A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Nishida; 一夫西田; Yukinobu Omichi; 幸延大道; Shinichi Nakajima; 信市中島; Katsuhiko Sumiya; 勝彦角谷; Eiji Matsuda; 栄治松田; Tetsuro Nagahisa; 哲朗長久
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1993-12-22
Filing date: 1993-12-22
Publication date: 1995-07-18

Abstract

(57)【要約】【目的】給・排水工程中も洗浄またはすすぎを行い時
間短縮可能な洗濯機を実現することを目的とする。【構成】洗濯槽の内部の水の水位を測定する水位セン
サー１１と、モーター制御手段８と給水弁９と水位セン
サー１１とに接続された演算制御手段２９を有し、演算
制御手段２９が洗濯時に水を洗濯槽４の中に給水しなが
ら回転翼６を低速回転させ、水位の上昇と共に回転翼６
の回転数を多段階にあるいは連続的に上昇させ、所定水
位に達したなら給水弁９を閉じ回転翼６を所定回転数で
回転させ、その後排水しながら回転翼６の回転数を多段
階にあるいは連続的に下げ、所定の水位まで水位が下が
ったなら回転翼６を停止する洗濯機である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は家庭内で用いられる電気
洗濯機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、自動的に洗濯を行う全自動式の電
気洗濯機が普及してきている。

【０００３】これは洗濯槽内に洗濯物と洗剤を投入して
スイッチを入れると、内蔵の演算制御手段（一般的には
マイクロコンピュータ）に記憶された順序に従って洗濯
・すすぎ・脱水などの一連の洗浄過程を自動的に行うも
のである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の全自動式の電気
洗濯機では、洗濯・すすぎ・脱水などの一連の洗浄過程
のなかで給水と排水に占める時間が多く全体の時間が長
くなっている。特に水道の低水圧の地域では給水に長い
時間を要している。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第１の手段は水と洗濯物と洗剤を入れて攪拌
して洗濯するための洗濯槽と、攪拌するための回転翼
と、回転翼を回転するためのモーターと、モーターの回
転数を制御するモーター制御手段と、前記洗濯槽に水を
供給するための給水弁と、洗濯槽の内部の水の水位を測
定する水位センサーと、前記モーター制御手段と給水弁
と水位センサーとに接続された演算制御手段とを有し、
前記演算制御手段は洗濯時に給水弁を開いて水を洗濯槽
の中に給水し、給水と共に水位が上昇するのを水位セン
サーで監視し、所定水位よりも低い水位で前記回転翼を
低速回転させ、水位の上昇と共に回転翼の回転数を多段
階にあるいは連続的に上昇させ、所定水位に達したなら
給水弁を閉じ回転翼を所定回転数で回転させる電気洗濯
機を提供するものである。

【０００６】さらに第２の手段は水と洗濯物と洗剤を入
れて攪拌して洗濯するための洗濯槽と、攪拌するための
回転翼と、回転翼を回転するためのモーターと、モータ
ーの回転数を制御するモーター制御手段と、前記洗濯槽
の水を排水するための排水弁と、洗濯槽の内部の水の水
位を測定する水位センサーと、前記モーター制御手段と
排水弁と水位センサーとに接続された演算制御手段とを
有し、前記演算制御手段は洗濯時に所定水位で回転翼を
所定回転数で回転させた後排水弁を開いて洗濯槽内の水
を排水し、前記水位センサーを監視しながら水位の低下
と共に前記回転翼の回転数を多段階にあるいは連続的に
下げ、所定の水位まで水位が下がったなら回転翼を停止
する電気洗濯機を提供するものである。

【０００７】また、第３の手段は水と洗濯物と洗剤を入
れて攪拌して洗濯するための洗濯槽と、攪拌するための
回転翼と、回転翼を回転するためのモーターと、モータ
ーの回転数を制御するモーター制御手段と、前記洗濯槽
に水を供給するための給水弁と、洗濯槽の水を排水する
ための排水弁と、洗濯槽の内部の水の水位を測定する水
位センサーと、前記モーター制御手段と給水弁と水位セ
ンサーとに接続された演算制御手段とを有し、前記演算
制御手段は洗濯時に排水弁を閉じ給水弁を開いて水を洗
濯槽の中に給水し、給水と共に水位が上昇するのを水位
センサーで監視し、所定水位よりも低い水位で前記回転
翼を低速回転させ、水位の上昇と共に回転翼の回転数を
多段階にあるいは連続的に上昇させ、所定水位に達した
なら給水弁を閉じ回転翼を所定回転数で回転させ、その
後排水弁を開いて洗濯槽内の水を排水し、前記水位セン
サーを監視しながら水位の低下と共に前記回転翼の回転
数を多段階にあるいは連続的に下げ、所定の水位まで水
位が下がったなら回転翼を停止する電気洗濯機を提供す
るものである。

【０００８】

【作用】本発明は上記した構成により、演算制御手段が
洗濯時に排水弁を閉じ給水弁を開いて水を洗濯槽の中に
給水し、給水と共に水位が上昇するのを水位センサーで
監視し、所定水位よりも低い水位で前記回転翼を低速回
転させ、水位の上昇と共に回転翼の回転数を多段階にあ
るいは連続的に上昇させ、所定水位に達したなら給水弁
を閉じ回転翼を所定回転数で回転させ、その後排水弁を
開いて洗濯槽内の水を排水し、前記水位センサーを監視
しながら水位の低下と共に前記回転翼の回転数を多段階
にあるいは連続的に下げ、所定の水位まで水位が下がっ
たなら回転翼を停止すると言う制御を行うことで洗濯時
間を短縮するものである。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。

【００１０】図１は第一の発明の実施例の構成図であ
る。電気洗濯機の本体１の内部には、水２と洗濯物３と
洗剤を入れて攪拌して洗濯するための洗濯槽４が支柱５
により吊り下げられている。洗濯槽４の内側にはこの水
２と洗濯物３と洗剤とを攪拌するための回転翼６があ
る。洗濯槽４の下方には回転翼６を回転するためのモー
ター７がある。モーター７にはその回転数を制御するモ
ーター制御手段８が接続されている。モーター制御手段
８によるモーターの回転数を制御する方法は既存の技術
であり、位相制御を用いる方法やＰＷＭによりモーター
の平均電流を減じる方法などがある。洗濯槽４の上部に
は洗濯槽４に水２を供給するための給水弁９が、洗濯槽
４の上部には洗濯槽４の水２を排水するための排水弁１
０がある。洗濯槽４の下部には洗濯槽４内部の水２の水
位を測定する水位センサー１１がある。水位センサー１
１は既存の技術であり、水位による圧力変化で可動フェ
ライトを動かしインダクタンス変化に変換するものが実
用化されている。モーター制御手段８と給水弁９と排水
弁１０と水位センサー１１には演算制御手段１２が接続
されている。演算制御手段１２はマイクロコンピュータ
で実現可能である。

【００１１】図２は第一の発明の実施例の演算制御手段
１２の制御内容を示す流れ図である。

【００１２】演算制御手段１２は、洗濯時やすすぎ時
に、まず排水弁１０を閉じる（処理１３）。そして給水
弁９を開く（処理１４）。この処理により洗濯槽４内に
は水が除々に入る。演算制御手段１２は、ここで水位セ
ンサー１１の情報により洗濯槽４内の水の水位を監視を
続ける。そして所定の最低水位になるのを待つ（処理１
５）。所定の最低水位とはあらかじめ演算制御手段で記
憶しておいた水位であり、回転翼を回転させても布傷み
が生じないための最低限の水位である。所定の最低水位
に達したことが確認できたなら処理１６に進み、演算制
御手段１２はモーター制御手段８に指示を送りモーター
７をあらかじめ設定した最低回転数で回転させる。次に
処理１７で演算制御手段１２は、洗濯槽４内部の水位が
所定の洗濯あるいはすすぎの水位に達したか否かを調べ
る。そして、洗濯槽４内部の水位が所定の洗濯あるいは
すすぎの水位に達していなければ、処理１８へ進む。処
理１８では、水位が一定ランク上昇したかどうかを調べ
る。例えば一定ランクを２０mmとすると、２０mm水位が
変化したか否かを判定するわけである。水位が一定ラン
ク上昇していなければ処理１７に戻る。水位が一定ラン
ク上昇していれば、処理１９に進む。処理１９で演算制
御手段１２はモーター制御手段８に指示を送りモーター
７の回転数を上昇させる。処理１９を終了したなら処理
１７に戻る。すなわち洗濯槽内の水位が上昇するに従っ
て、処理１７・処理１８・処理１９を操り返してモータ
ー７の回転数は次第に上昇する。

【００１３】処理１７で、洗濯槽４内部の水位が所定の
洗濯あるいはすすぎの水位に達したことが確認されたな
ら処理２０へ進み、給水弁９が閉じられる。そして処理
２１で演算制御手段１２は、モーター制御手段８に指示
を送りモーター７の回転数をあらかじめ設定した洗濯あ
るいはすずき時の所定回転数にする。所定の回転数にな
ってからはその回転数で一定時間洗濯あるいはすすぎを
行えばよい。

【００１４】この際、あらかじめ低水位の時から除々に
洗濯あるいはすすぎを始めていたので、所定回転数にな
ってからの洗濯あるいはすすぎの時間は短縮することが
可能である。特に水道の水圧が低い地域では、水位が上
昇するまでの時間が長いのでその間に十分に洗濯あるい
はすすぎができ、有効である。またこの方法では低水位
の時から回転を始めることから、低水位の時点が洗剤を
水に溶かし、洗濯物を水になじませることができる。こ
の高濃度の洗濯液に短時間でも洗濯物を浸漬させること
は、洗浄率の向上につなげることができる。

【００１５】ここで述べたモーター７は回転数制御が可
能なものならどの様な種類のものでも良いが、ＤＣブラ
シレスモーターならば回転数制御が容易であり使用に適
している。

【００１６】図３は第二の発明の実施例の構成図であ
る。電気洗濯機の本体１、水２、洗濯物３、洗濯槽４、
支柱５、回転翼６、モーター７、モーター制御手段８、
給水弁９、排水弁１０、水位センサー１１は第一の発明
の実施例と同じ物である。モーター制御手段８と排水弁
２０と水位センサー１０には演算制御手段２２が接続さ
れている。演算制御手段２２はマイクロコンピュータで
実現可能である。

【００１７】図４は第二の発明の実施例の演算制御手段
２２の制御内容を示す流れ図である。この流れ図は、洗
濯あるいはすすぎを所定の回転数で行っているところか
ら始まっている。処理２３で演算制御手段２２が所定時
間の洗濯あるいはすすぎが終了したのを検出したなら、
処理２４へ進む。処理２４では排水弁１０を開く。この
処理により洗濯槽４内の水を除々に排水される。演算制
御手段２２は、ここで水位センサー１１の情報により洗
濯槽４内の水の水位を監視を続ける。次の処理２５で演
算制御手段２２は、洗濯槽４内部の水位が所定の最低水
位に達したか否かを調べる。所定の最低水位とは、これ
より水位が下がった状態で回転翼を回転させると布傷み
が生じる恐れがあるという最低の水位である。そして、
洗濯槽４内部の水位が所定の最低水位に達していなけれ
ば、処理２６へ進む。処理２６では、水位が一定ランク
減少したかどうかを調べる。例えば一定ランクを２０mm
とすると、２０mm水位が変化したか否かを判定するわけ
である。水位が一定ランク減少していなければ処理２５
に戻る。水位が一定ランク減少していれば、処理２７に
進む。処理２７で演算制御手段２２はモーター制御手段
８に指示を送りモーター７の回転数を減少させる。処理
２７を終了したなら処理２５に戻る。すなわち洗濯槽４
内の水位が減少するに従って、処理２５・処理２６・処
理２７を繰り返してモーター７の回転数は次第に減少す
る。

【００１８】処理２５で、洗濯槽４内部の水位が所定の
最低水位に達したことが確認されたなら処理２８へ進
み、演算制御手段２２は、モーター制御手段８に指示を
送りモーター７の回転を停止させる。

【００１９】この際、除々に排水しながらも洗濯あるい
はすすぎを続けているので、洗濯あるいはすすぎの時間
を短縮することが可能である。

【００２０】また、低水位でゆっくりとした回転を行う
ことで洗濯物を遠心力で洗濯槽の内部下方の縁付近にま
んべんなく散らせることができる。これにより、洗濯あ
るいはすすぎの後の脱水の時に洗濯物の片寄りによる振
動を低減させることができる。

【００２１】ここで述べたモーター７は回転数制御が可
能なものならどの様な種類のものでも良いが、ＤＣブラ
シレスモーターならば回転数制御が容易であり使用に適
している。

【００２２】図５は第三の発明の実施例の構成図であ
る。電気洗濯機の本体１、水２、洗濯物３、洗濯槽４、
支柱５、回転翼６、モーター７、モーター制御手段８、
給水弁９、排水弁１０、水位センサー１１は第一の発明
の実施例と同じ物である。モーター制御手段８と排水弁
２０と水位センサー１０には演算制御手段２９が接続さ
れている。演算制御手段２９はマイクロコンピュータで
実現可能である。

【００２３】図６は第三の発明の実施例の演算制御手段
２９の制御内容を示す流れ図である。

【００２４】演算制御手段２９は、洗濯時やすすぎ時
に、まず排水弁１０を閉じる（処理３０）。そして給水
弁９を開く（処理３１）。この処理により洗濯槽４内に
は水が除々に入る。演算制御手段２９は、ここで水位セ
ンサー１１の情報により洗濯槽４内の水の水位を監視を
続ける。そして所定の最低水位になるのを待つ（処理３
２）。所定の最低水位とはあらかじめ演算制御手段で記
憶しておいた水位であり、回転翼を回転させても布傷み
が生じないための最低限の水位である。所定の最低水位
に達したことが確認できたなら処理３３に進み、演算制
御手段２９はモーター制御手段８に指示を送りモーター
７をあらかじめ設定した最低回転数で回転させる。次に
処理３４で演算制御手段２９は、洗濯槽４内部の水位が
所定の洗濯あるいはすすぎの水位に達したか否かを調べ
る。そして、洗濯槽４内部の水位が所定の洗濯あるいは
すすぎの水位に達していなければ、処理３５へ進む。処
理３５では、水位が一定ランク上昇したかどうかを調べ
る。例えば一定ランクを２０mmとすると、２０mm水位が
変化したか否かを判定するわけである。水位が一定ラン
ク上昇していなければ処理３４に戻る。水位が一定ラン
ク上昇していれば、処理３６に進む。処理３６で演算制
御手段２９はモーター制御手段８に指示を送りモーター
７の回転数を上昇させる。処理３６を終了したなら処理
３４に戻る。すなわち洗濯槽内の水位が上昇するに従っ
て、処理３４・処理３５・処理３６を繰り返してモータ
ー７の回転数は次第に上昇する。

【００２５】処理３４で、洗濯槽４内部の水位が所定の
洗濯あるいはすすぎの水位に達したことが確認されたな
ら処理３７へ進み、給水弁９が閉じられる。そして処理
３８で演算制御手段２９は、モーター制御手段８に指示
を送りモーター７の回転数をあらかじめ設定した洗濯あ
るいはすすぎ時の所定回転数にする。そして処理３９で
所定回転数で所定時間洗濯あるいはすすぎを行う。

【００２６】処理３９で演算制御手段２９が所定時間の
洗濯あるいはすすぎが終了したのを検出したなら、処理
４０へ進む。処理４０では排水弁１０を開く。この処理
により洗濯槽４内の水は除々に排水される。演算制御手
段２９は、ここで水位センサー１１の情報により洗濯槽
４内の水の水位を監視を続ける。次に処理４１で演算制
御手段２９は、洗濯槽４内部の水位が所定の最低水位に
達したか否かを調べる。所定の最低水位とは、これより
水位が下がった状態で回転翼を回転させると布傷みが生
じる恐れがあるという最低の水位である。そして、洗濯
槽４内部の水位が所定の最低水位に達していなければ、
処理４２へ進む。処理４２では、水位が一定ランク減少
したかどうかを調べる。例えば一定ランクを２０mmとす
ると、２０mm水位が変化したか否かを判定するわけであ
る。水位が一定ランク減少していなければ処理４１に戻
る。水位が一定ランク減少していれば、処理４３に進
む。処理４３で演算制御手段２９はモーター制御手段８
に指示を送りモーター７の回転数を減少させる。処理４
３を終了したなら処理４１に戻る。すなわち洗濯槽４内
の水位が減少するに従って、処理４１・処理４２・処理
４３を繰り返してモーター７の回転数は次第に減少す
る。

【００２７】処理４１で、洗濯槽４内部の水位が所定の
最低水位に達したことが確認されたなら処理４４へ進
み、演算制御手段２９は、モーター制御手段８に指示を
送りモーター７の回転を停止させる。

【００２８】この際、あらかじめ低水位の時から除々に
洗濯あるいはすすぎを始め、かつ除々に排水しながらも
洗濯あるいはすすぎを続けているので、洗濯あるいはす
すぎの時間を短縮することが可能である。特に水道の水
圧が低い地域では、水位が上昇するまでの時間が長いの
でその間に十分に洗濯あるいはすすぎができ、有効であ
る。

【００２９】またこの方法では低水位の時から回転を始
めることから、低水位の時点で洗剤を水に溶かし、洗濯
物を水になじませることができる。この高濃度の洗濯液
に短時間でも洗濯物を浸漬させることは、洗浄率の向上
につなげることができる。

【００３０】また、低水位でゆっくりとした回転を行う
ことで洗濯物を遠心力で洗濯槽の内部下方の縁付近にま
んべんなく散らせることができる。これにより、洗濯あ
るいはすすぎの後の脱水の時に洗濯物の片寄りによる振
動を低減させることができる。

【００３１】

【発明の効果】実施例で説明したように、本発明では洗
濯あるいはすすぎの時間を短縮することができる。ま
た、低水位の時点で洗剤を水に溶かし、洗濯物を水にな
じませることができ、これにより洗浄率を向上させるこ
とができる。

【００３２】また、低水位でゆっくりとした回転を行う
ことで洗濯物を遠心力で洗濯槽の内部下方の縁付近にま
んべんなく散らせることにより、後の脱水の時に洗濯物
の片寄りによる振動を低減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第一の発明の実施例の概略構成図

【図２】第一の発明の実施例の演算制御手段の制御内容
の流れ図

【図３】第二の発明の実施例の概略構成図

【図４】第二の発明の実施例の演算制御手段の制御内容
の流れ図

【図５】第三の発明の実施例の概略構成図

【図６】第三の発明の実施例の演算制御手段の制御内容
の流れ図

【符号の説明】

１本体４洗濯槽６回転翼７モーター８モーター制御手段９給水弁１０排水弁１１水位センサー１２、２２、２９演算制御手段１３〜２１、２３〜２８、３０〜４４処理

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者角谷勝彦大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内 (72)発明者松田栄治大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内 (72)発明者長久哲朗大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】水と洗濯物と洗剤を入れて攪拌して洗濯
するための洗濯槽と、攪拌するための回転翼と、回転翼
を回転するためのモーターと、モーターの回転数を制御
するモーター制御手段と、前記洗濯槽に水を供給するた
めの給水弁と、洗濯槽の内部の水の水位を測定する水位
センサーと、前記モーター制御手段と給水弁と水位セン
サーとに接続された演算制御手段とを有し、前記演算制
御手段は洗濯時に給水弁を開いて水を洗濯槽の中に給水
し、給水と共に水位が上昇するのを水位センサーで監視
し、所定水位よりも低い水位で前記回転翼を低速回転さ
せ、水位の上昇と共に回転翼の回転数を多段階にあるい
は連続的に上昇させ、所定水位に達したなら給水弁を閉
じ回転翼を所定回転数で回転させる電気洗濯機。
【請求項２】水と洗濯物と洗剤を入れて攪拌して洗濯
するための洗濯槽と、攪拌するための回転翼と、回転翼
を回転するためのモーターと、モーターの回転数を制御
するモーター制御手段と、前記洗濯槽の水を排水するた
めの排水弁と、洗濯槽の内部の水の水位を測定する水位
センサーと、前記モーター制御手段と排水弁と水位セン
サーとに接続された演算制御手段とを有し、前記演算制
御手段は洗濯時に所定水位で回転翼を所定回転数で回転
させた後排水弁を開いて洗濯槽内の水を排水し、前記水
位センサーを監視しながら水位の低下と共に前記回転翼
の回転数を多段階にあるいは連続的に下げ、所定の水位
まで水位が下がったなら回転翼を停止する電気洗濯機。
【請求項３】水と洗濯物と洗剤を入れて攪拌して洗濯
するための洗濯槽と、攪拌するための回転翼と、回転翼
を回転するためのモーターと、モーターの回転数を制御
するモーター制御手段と、前記洗濯槽に水を供給するた
めの給水弁と、洗濯槽の水を排水するための排水弁と、
洗濯槽の内部の水の水位を測定する水位センサーと、前
記モーター制御手段と給水弁と水位センサーとに接続さ
れた演算制御手段とを有し、前記演算制御手段は洗濯時
に排水弁を閉じ給水弁を開いて水を洗濯槽の中に給水
し、給水と共に水位が上昇するのを水位センサーで監視
し、所定水位よりも低い水位で前記回転翼を低速回転さ
せ、水位の上昇と共に回転翼の回転数を多段階にあるい
は連続的に上昇させ、所定水位に達したなら給水弁を閉
じ回転翼を所定回転数で回転させ、その後排水弁を開い
て洗濯槽内の水を排水し、前記水位センサーを監視しな
がら水位の低下と共に前記回転翼の回転数を多段階にあ
るいは連続的に下げ、所定の水位まで水位が下がったな
ら回転翼を停止する電気洗濯機。