JPH07177774A - 電動機の回生制御方法 - Google Patents

電動機の回生制御方法

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Publication number
JPH07177774A
JPH07177774A JP5345288A JP34528893A JPH07177774A JP H07177774 A JPH07177774 A JP H07177774A JP 5345288 A JP5345288 A JP 5345288A JP 34528893 A JP34528893 A JP 34528893A JP H07177774 A JPH07177774 A JP H07177774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regenerative
energy
motor
drive motor
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5345288A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Miura
雅浩 三浦
Hiroyuki Koide
寛之 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP5345288A priority Critical patent/JPH07177774A/ja
Publication of JPH07177774A publication Critical patent/JPH07177774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 共通の直流電源装置1と複数の駆動モータ3
に電力を供給する複数のインバータ2とを共通母線11
で接続し、共通母線11に制御用スイッチ4を介して回
生抵抗5を接続した電動機制御装置を使用する電動機の
回生制御方法において、複数のインバータ2と回生抵抗
5との間の共通母線11に、共通母線11の潮流を監視
する潮流監視装置6を設け、さらに、潮流監視装置6の
出力と駆動モータ3の回生エネルギーを計算するための
データとを入力とする停止機能判断装置7とを設けて、
停止機能判断装置7によって駆動モータ3の回生エネル
ギーを計算し、複数の駆動モータ3の内、回生抵抗5の
許容エネルギーを越える分の回生エネルギーを有する駆
動モータ3を選択し、選択された駆動モータ3のインバ
ータ2にフリーラン停止を指令するものである。 【効果】 常に安全で、かつ回生抵抗の容量を大きくす
ることなく、最適な回生エネルギーで電動機を停止させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼、紙、フィルム等
のプロセス処理を行う設備で、共通の直流電源によって
制御される電動機の回生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄鋼、紙、フィルム等の巻取など
のプロセス処理を行う設備では、例えば図2に示すよう
に、共通の直流電源装置1に共通母線11を介して複数
のインバータ2からなるインバータ群20が接続され、
巻き取り用、搬送用、巻き出し用等の複数の駆動モータ
3をそれぞれ駆動するようにしてある。また、共通母線
11には制御用スイッチ4を介して回生抵抗5を接続し
てある。インバータ群20の中で、負荷より動力を与え
られたものは電源側にそのエネルギーを戻そうとする。
そのとき、インバータ群20の全体のエネルギーが回生
側である場合は、共通母線11の電圧は上昇し、規定以
上に上昇すると、制御用スイッチ4は回路を閉じ、回生
抵抗5に電流を流し、その回生エネルギーを放出させ
る。この結果、共通母線11の電圧は下がり、規定値に
なったところで制御用スイッチ4は回路を開放する。こ
の一連の動作は、共通母線11の電圧の変化のみによっ
て行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、回生エネルギーはインバータ群に停止指令を与えた
時の慣性エネルギーによって発生するものが多いが、一
斉にインバータ群に停止指令を与えた時の回生エネルギ
ーが、設定した回生抵抗の容量より大きくなったような
場合は、回生抵抗が焼損する恐れがあるため、回生抵抗
の値は、インバータ群が一斉に停止した時に発生する最
大のエネルギー量を想定して決定されるため、回生抵抗
の容量が大きくなるという問題があった。本発明は、設
定された回生抵抗の値に対して常に安全で、かつ回生抵
抗の容量の大きさ大きくすることなく、モータを停止さ
せる電動機の回生制御方法を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、共通の直流電源装置と複数の駆動モータ
に電力を供給する複数のインバータとを共通共通で接続
し、前記共通母線に制御用スイッチを介して回生抵抗を
接続した電動機制御装置を使用する電動機の回生制御方
法において、前記複数のインバータと前記回生抵抗との
間の共通母線に、前記共通母線の潮流を監視する潮流監
視装置を設け、さらに、前記潮流監視装置の出力と前記
駆動モータの回生エネルギーを計算するためのデータと
を入力とする停止機能判断装置とを設けて、停止指令を
受けた前記各駆動モータの回生エネルギーを前記停止機
能判断装置によって個別に計算し、前記停止指令を受け
た駆動モータの内、前記回生抵抗の許容エネルギーを越
える分の回生エネルギーを有する前記駆動モータを選択
し、前記選択された駆動モータのインバータにフリーラ
ン停止を指令するものである。
【0005】
【作用】上記手段により、常時、潮流監視装置により共
通母線の潮流を監視して、共通母線の状態を示すデータ
を停止機能判断装置に入力し、駆動モータが停止指令を
受けた時、駆動モータの回生エネルギーが回生抵抗の許
容エネルギーを越えるか否かを判断し、駆動モータの回
生エネルギーが回生抵抗の許容エネルギーを越える場合
には、停止指令を受けた駆動モータのうち、回生抵抗の
許容エネルギーを越える分の回生エネルギーをもった駆
動モータを選択し、選択された駆動モータをフリーラン
停止させる。選択されなかった駆動モータの回生エネル
ギーだけを回生抵抗でエネルギーを放出するので、複数
の駆動モータが同時に停止指令を受けた場合でも、回生
エネルギーが回生抵抗の許容エネルギーを越えることが
ない。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は本発明の実施例を示す構成図である。図に
おいて、共通の直流電源装置1に共通母線11を介して
複数のインバータ2からなるインバータ群20が接続さ
れ、巻き取り用、搬送用、巻き出し用等の複数の駆動モ
ータ3をそれぞれ駆動するようにし、共通母線11には
制御用スイッチ4を介して回生抵抗5を接続してある構
成は、従来とほぼ同じである。従来と異なるのは次の点
である。すなわち、共通母線11の電圧、電流の大きさ
と方向を検出して、共通母線11の潮流を常時監視する
潮流監視装置6を設け、潮流監視装置6の検出値を停止
機能判断装置7に入力するようにしてある。停止機能判
断装置7には、潮流監視装置6からの入力のほかに、各
駆動モータ3の回生エネルギーを個別に計算するための
データとして、各駆動モータ3に係るGD2 、回転数
N、停止時間tが入力されるようにしてある。これらの
データにより、回生エネルギーPは、 P=GD2 ・N2 /K・t (ただし、Kは定数)で
求められる。駆動モータ3が回転中に、インバータ2が
停止指令を受けると、停止機能判断装置7は、停止指令
を受けた各駆動モータ3の回生エネルギーを個別に計算
するとともに、各駆動モータ3の回生エネルギーを合計
して全エネルギーを計算し、回生抵抗5の許容エネルギ
ーと比較して、駆動モータ3の全回生エネルギーが回生
抵抗5の許容エネルギーより小さい時は、制御用スイッ
チ4を閉じて回生抵抗5により回生制動停止を行うよう
に全てのインバータ2に指令を出す。駆動モータ3の回
生エネルギーが回生抵抗5の許容エネルギーより大きい
時は、停止機能判断装置7は、駆動モータ3の入力端子
を開放して、機械的制動または機械的損失のみで停止す
る、いわゆるフリーラン停止を行うようにインバータ2
に指令する。複数の駆動モータ3のインバータ2が同時
に停止指令を受けて、その全回生エネルギーが回生抵抗
5の許容エネルギーより大きい時、複数の駆動モータ3
の内、回生抵抗の許容エネルギーを越える分の回生エネ
ルギーを有する駆動モータを選択し、その選択された駆
動モータ3のインバータ2にフリーラン停止を行うよう
に指令し、その他の駆動モータ3は回生制動停止を行う
ように制御用スイッチ4を閉じて、回生抵抗5により回
生制動する。例えば、複数の駆動モータ3のうち、駆動
モータ3aと3bの回生エネルギーの合計が、回生抵抗
5の許容エネルギーより小さく、駆動モータ3cの回生
エネルギーを加えた時に、回生抵抗5の許容エネルギー
を上回るような時は、停止機能判断装置7は、駆動モー
タ3aと3bを回生抵抗5により回生制動停止を行うよ
うにインバータ2a,2bに指令し、駆動モータ3cを
フリーラン停止を行うようにインバータ2cに指令す
る。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、常
時、共通母線の潮流を監視して、駆動モータが停止指令
を受けた時、駆動モータの回生エネルギーが回生抵抗の
許容エネルギーを越えないようにしているので、常に安
全で、かつ回生抵抗の容量を大きくすることなく、回生
抵抗にとって最適な回生エネルギーで電動機を停止させ
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 直流電源装置、11 共通母線、2、2a,2b,
2c インバータ、20 インバータ群、3、3a,3
b,3c 駆動モータ、4 制御用スイッチ、5 回生
抵抗、6 潮流監視装置、7 停止機能判断装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の直流電源装置と複数の駆動モータ
    に電力を供給する複数のインバータとを共通母線で接続
    し、前記共通母線に制御用スイッチを介して回生抵抗を
    接続した電動機制御装置を使用する電動機の回生制御方
    法において、前記複数のインバータと前記回生抵抗との
    間の共通母線に、前記共通母線の潮流を監視する潮流監
    視装置を設け、さらに、前記潮流監視装置の出力と前記
    駆動モータの回生エネルギーを計算するためのデータと
    を入力とする停止機能判断装置とを設けて、停止指令を
    受けた前記各駆動モータの回生エネルギーを前記停止機
    能判断装置によって個別に計算し、前記停止指令を受け
    た駆動モータの内、前記回生抵抗の許容エネルギーを越
    える分の回生エネルギーを有する前記駆動モータを選択
    し、前記選択された駆動モータのインバータにフリーラ
    ン停止を指令することを特徴とする電動機の回生制御方
    法。
JP5345288A 1993-12-20 1993-12-20 電動機の回生制御方法 Pending JPH07177774A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5345288A JPH07177774A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 電動機の回生制御方法

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JP5345288A JPH07177774A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 電動機の回生制御方法

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JPH07177774A true JPH07177774A (ja) 1995-07-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020069891A (ko) * 2001-02-28 2002-09-05 삼성테크윈 주식회사 차량용 서보 모터를 위한 다축 구동 시스템의 제어 장치
GB2399239A (en) * 2003-03-06 2004-09-08 Tamagawa Seiki Co Ltd Servo motors with built in drive circuits
CN103595308A (zh) * 2013-11-15 2014-02-19 湖北三江航天红峰控制有限公司 基于制动能量回馈的电动轮矿用车电缓行制动控制方法

Cited By (4)

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